学校の様子

学校の様子

世界森林認証祭りでの発表

 昨日、諸塚村で世界森林認証祭りが行われました。その中で、荒谷小の6年生3人が発表をしました。その内容はわくわく学習発表会で発表をした林業の学習に関することです。林業のやりがいについて学習し、ポスター制作を行った児童、諸塚産材が医療的な面でどのような効果をもたらすかをリーフレットにまとめた児童、産直住宅をアピールするためのリーフレットを作った児童と内容は多岐にわたります。たくさんのお客さんが見てくださっている中、落ち着いて堂々と発表をしていました。子どもたちは、これらの学習を通してコミュニケーション能力が大切だと学んだり、人とのつながりが大切だと学んだりしています。今回、子どもたちの学習の成果を多くの方々に聞いてもらえる場を設定していただき、子どもたちはとても幸せだったと思います。学校という枠を越えて、地域の中で発表できたことが子どもたちの自信にもつながったことでしょう。本当にありがとうございました。


  【発表者の補助を他の2名が行い、3人で協力して発表しました】


  【表現力も備わりましたね】

あげパンだ!

 今日の給食にはあげパンが出ました!


【今日のこんだて:牛乳、あげパン、ごもくスープ、ハンバーグ、ケチャップ、みかんクレープ】

 それにハンバーグも出てきて、子どもたちの大好きなものばかりでした。その上みかんクレープのデザート付きです。とっても豪華な今日の給食、子どもたちはあげパンのおかわりの列に並びました。また、ハンバーグにケチャップをかける時にもそれぞれ楽しそうにデザインしていました。

 
     【とってもおいしそう】

 大好物なものばかりが出ていたので、その中でも一番楽しみにしているおかずを最後にとっておく子どももいたり、無心に食べている子どもがいたりしました。また、給食を食べながら、いつもよりも話に華がさいているように思いました。今日もごちそうさまでした。


【あげパンにはまんべんなくきな粉がまぶしてあって、甘くておいしかったね】

涙の卒業式予行練習

 今日の2・3校時に卒業式の予行練習が行われました。今まで、朝の時間を使って全校児童で練習をしたり、各クラスごとに練習の時間を作ったりして卒業式に向けての準備を進めてきました。本番と同じように行う予行練習は静かな空間で大変緊張感がありました。卒業生の卒業証書を受け取る姿やそれを見つめる在校生の姿、とても立派でした。どの子どもも立腰を崩さずにがんばりました。また、別れのことばでは感極まって涙がこぼれる子どももいました。卒業生との思い出が子どもたちの心の中から溢れ出てきたのかもしれません。予行練習とは思えないほどの感動的な卒業式予行練習でした。


        【握手をしたりハグをしたりして退場します】


【一人一人に別れのことばをかけます】 【本当に素敵な6年生です】

昨日の下校指導

 昨日で東日本大震災の発生から4年になりました。多くの方々がこの震災で亡くなり、今もまだ行方不明の方々がいらっしゃいます。また、被災された方々の中で、避難をされている方も多くいらっしゃいます。下校指導ではこの東日本大震災についての指導がありました。「今もこの震災により悲しんでいる人や苦しんでいる人がいます。今日は、その人たちのことを考える時間を作り、その方々の心に寄り添ってください」とお話がありました。この震災のことを風化させることがないよう、どんな小さなことでも一人一人が自分にできることを考え、行動にうつして欲しいと思います。


【地震から身を守る行動も振り返りましょう】

 次に、教頭先生のお話がありました。教頭先生はカレンダーの裏を使ってお手製のスケッチブックを作っておられました。これは、以前下校指導の際に6年生がスケッチブックに「大切にしたい名言」を書き、発表していたものをアレンジしたものだそうです。教頭先生が大切にしたい名言は「千里の道も一歩から」でした。そして、その後ある数字を見せてくださいました。「合計1239 平均88.5」です。これをなんの数字か子どもたちに聞いてみましたが、ピンとこない様子でしたが、考えた結果、読書をした本の冊数だということが分かりました。荒谷小では1人あたり年間本を100冊読むことを目標にしています。全校児童での目標は1400冊です。3月中旬に入りましたが、その目標はまだ達成できずにいます。一方でもう176冊も読んでいる児童もいます。
 さらに、教頭先生は「千里の先にあるものは?」と問われました。「成功」、「達成感」、「喜び」、「目標」などが子どもたちの口から出てきました。教頭先生が考えられる千里の先にあるものは「あなたの幸せ」だそうです。教頭先生は子どもたちの幸せを願って、このお話をしてくださいました。
 学年があがるにつれて、選ぶ本もページ数の多いものになったり、難しい本になったりして、なかなか冊数が増えないこともあるでしょう。それでも、この教頭先生のお話を聞いて、一人でも多くの児童が図書室で本を借りてみよう、1ページでも読んでみようと思ってくれると嬉しいです。


 【本の世界に飛び込んでみてね】

卒業式の練習

 今日、朝の時間に体育館で卒業式の練習を行いました。今日は別れのことばの練習と、椅子から立つタイミング、座るタイミングの練習をしました。6年生は、大きな声でゆっくり、はっきりと言葉を言っていて、とても聞き取りやすかったです。また、しっかりと前を向いて、微動だにしない姿勢も下級生のお手本になる姿でした。
 1~5年生も自分のことばを暗記し、それに気持ちを込めて言えるように練習をしています。「この声の大きさでは大きすぎるかな?このスピードでは遅すぎるかな?と思ったら、それよりももっと大きな声で言ったり、ゆっくり言ったりすることがポイントです」と1・2年生担任の先生が指導してくださいました。別れのことばの一つ一つが、6年生の人柄を表していて、聞いていると込み上げてくるものがあります。荒谷小の児童14名が一生懸命伝える感謝の気持ち、たくさんの方々に伝わるといいなと思います。


              【体育館中に響く声でした】


     【さすが6年生です】

中学校の音楽の先生と卒業式の歌の練習(最終日)

 今日の4時間目に中学校の音楽の先生が荒谷小にお越しくださり、子どもたちに歌唱指導をしてくださいました。2月24日に1回目の指導、3月4日に2回目の指導にきてくださり、本日が最終日です。今日は「記念樹」と「旅立ちの日に」の2曲を指導してくださいました。


【今日も身体に新鮮な空気をめいいっぱい入れます】 【空気が入った?】

 まずは、歌を歌うための準備をします。「ほっぺたもみもみ~、おでこももみもみ~、頭をとんとんしてね」と先生が見本を見せてくれました。空気が冷たく、雪がちらちら舞う寒さでしたが、この運動をすることで顔の筋肉がほぐれてきたようです。
 ①ほっぺたを上にあげて②口は縦に開ける(前歯をみせるように開ける)ということを意識して、運動場のイチョウの木に向かって発声練習をしました。それから「記念樹」の練習です。「ハーモニーがきれいだから自信をもって歌ってね」とか「目線はまっすぐね」などとアドバイスをもらいながら、とても元気な声で「記念樹」を歌っていました。

  【思いが届くように歌います】

 その後、1~4年生は1・2年生教室へ移動し、5・6年生は「旅立ちの日に」の歌の練習を音楽の先生と行いました。この時間、1~4年生は「6年生との思い出を思いえがきながら心をこめて歌おう」というめあてを立てていました。そして、まずは6年生との思い出を思い出す時間を作りました。


        【それぞれ好きな場所で思い出を振り返りました】

 それからみんなで集まり、にっこりトークを始めました。その中で、「○○くんは、もろっこクラブ(放課後子ども教室)で、分からないところを教えてくれた」、「下級生が騒いでいる時に、強く怒らずに優しく注意してくれた」、「順番を一緒に待ってくれたり、とびなわを貸してくれたりした」、「運動会の時、団長としてまとめてくれた」、「声が枯れるまで声を出してくれた」、「昼休みに1人でいる時に声をかけてくれた」・・・など、6年生との思い出が溢れるように出てきました。その思い出を頭の中で思い出しながら歌を歌ってみました。


 【ガイドは2年生が行いました】    【感情が入ると表情も変わってきます】


   【頭の中に思いえがいて】

 にっこりトークを行った後の子どもたちの歌声は、深まりのあるものになっていました。その後のふりかえりでは、「めったに泣かない6年生を泣かせたい」、「思い出を考えながら歌ったら優しい声が出た」、「卒業式までにもっともっと思い出を作りたい」、「歌う時の表情が自然と笑顔になった」などの発表をしていました。子どもたちの心の中に6年生と過ごした日々が描かれ、その気持ちを歌として表現できたのだと思います。3月25日の卒業式、感謝の気持ちを込めて6年生を送る、心のこもった式になるといいですね。

 中学校の音楽の先生、本日は寒い中お越しくださりありがとうございました。先生のご指導のおかげで、子どもたちは歌う時の姿勢や声の出し方等の技術を学びました。そして、歌を歌うことが楽しいと思えたと思います。本当にありがとうございました。

雨でも楽しい お別れ遠足

 先週の金曜日、お別れ遠足がありました。晴れていれば隣町の公園に行く予定でしたが、あいにくの雨。今年度のお別れ遠足は校内遠足となりました。雨で残念な気持ちだったのですが、子どもたちは校内遠足でもとても楽しみにしていました。この大切な1日を全校児童で楽しく過ごし最高の思い出を作るため、様々な企画が用意されていました。
 まずは1・2年生教室でお別れの会が行われました。ここでは、各クラスの発表がありました。1・2年生は6年生それぞれのクイズを出しました。「○○くん クイズ!○○くんが好きなスポーツは次のうちどれでしょう?①野球②サッカー③バスケット」というような内容です。そして、「正解は①野球です。それではその野球が好きな理由はなんでしょう?」とつながります。これも3択でクイズが出されました。

【ボールを投げることが好きなようです】  【好きな教科は社会!】


   【好きな花はペチュニア】

 子どもたちは、誰が何を好きなのかはよく知っていましたが、なぜそれが好きなのかまでは知りませんでした。好きな理由を聞くとその人のことをもっと知ることができて嬉しくなりますね。その後、けんばんハーモニカで「あの青い空のように」を演奏しました。フラットがある曲ですが、みんな上手に弾いていました。

 次に3・4年生です。3・4年生は6年生にありがとう賞という賞状を渡しました。そこには、短歌なども一緒に記されていました。「かがやくよ スーパースター ○○くん」、「花の世話 心が見える 優しさの 笑顔とともに 忘れません」、「優しいね 声大きいね 元気だね そのパワーは あなたの宝」このような素敵な表現で6年生に感謝を表しました。


 【心のこもったメッセージでした】

 次に5年生です。5年生はこの日のために、昼休み時間を使って一生懸命練習をしていました。心がほっこりするような歌に振り付けをつけ、曲の合間合間に6年生にプレゼントを渡していました。手紙やミニアルバム、そして指先を温めるためのカイロも歌詞に合わせてプレゼントし、教室の中は笑顔でいっぱいになりました。


 【とーっても可愛い振り付けでした】 【最後は1~5年生みんなで歌いました】

 最後に6年生から、1~5年生にプレゼントが贈られました。それは折り紙で作ったくす玉です。色鮮やかなくす玉、これにはしかけがありました。くす玉をもつと「ん?重い」と話す子どもたち。くす玉の中には消しゴムなどが入っていました。当たりの人(11名中4名)のくす玉には紙飛行機が入っており、その人たちには特別なプレゼントが用意されていました。このしかけに子どもたちはワクワクどきどきしていました。そして、くす玉を入れる袋も1人ずつ前に出て手渡しをしました。1~5年生にわざわざ前に出てきてもらい、ビニール袋を渡すという
ことにも理由がありました。そのビニール袋には6年生からのメッセージが添えられていたのです。一人一人と向き合い、自分の思いをしっかりと伝えた6年生でした。


 【くす玉の中に何が入ってた?】     【1年生コンビで当たりをゲット】

          【5年生も当たり~!】

 午前中だけでも盛りだくさんの内容の校内遠足でした。お昼は教室でみんなで食べて、午後からは体育館でレクリエーションをしました。社会福祉協議会からお借りしたわなげやフリスビー等で遊び、大満足の様子でした。


    【穴にはいるかな】             【的をねらって】

     【わなげ えいっ】

 この他にも、宝探しがあったり全力かくれんぼをしたり、映写会があったりした校内遠足でした。下校指導の際、教頭先生が「お別れ会の様子を見てみんな兄妹のように仲がよくて、心がぽかぽかになりました。」と話されていました。教頭先生のおっしゃった通り、とっても仲のよい荒谷小の子どもたち、これからも仲間を大切に1日1日過ごしていきましょう。

Peach Boy!

 今日は、今年度最後のALTの先生との英語活動が行われました。朝、5・6年生の担任の先生から「今日の12時から劇をするので、他のクラスのみんなもよかったら見に来てください」とお誘いがありました。英語活動の時間に劇をするようです。一体どんな劇なのか、わくわくしながら12時を待ちました。
 5分前に教室行くと、他の学年ももう5・6年生教室の前に来ていました。そして、5・6年生教室に入ると、ハッピを着た子や、てぬぐいをかぶった子、くちばしがある子たちが立っていました。

    【おや?1人足りない】
 5・6年生は7名いるはずなのに、なぜか6人しかいません。それでも、劇は始まりました。劇は「Peach boy」です。これは、古くから伝わるお話「ももたろう」のお話です。子どもたちは、おじいさんやおばあさん、犬、猿、キジ、そして桃太郎に扮していたのです。この劇はセリフが全て英語でした。


         【子どもたちの手づくりの劇がはじまりました】

 全て英語での劇ですが、「ももたろう」は誰もが知っているお話です。そのため、1~4年生は、誰がどんなことを言っているのかも分かっているようでした。


      【5・6年生の演出がとても工夫していました】

 Peach boyが犬や猿、キジを引き連れて鬼が島へやってきました。すると、突然用具入れの中から鬼役の子どもが現れました。あまりの勢いに、子どもたちはびっくりすると同時に「わあ!!」と歓声があがりました。


 【一瞬にして場面が変わりました】

 ALTの先生も鬼役になり、Peach boyたちと戦いました。5・6年生は英語のセリフをただ読むのではなく、自分の言葉として言っていました。そのため、見ている側は劇の世界に入り込むことができて、大変楽しく見させてもらいました。


    【鬼と戦うシーン:小道具にもしっかりと英語が書かれていました】

 「ももたろう」のお話のとおり、「Peach boy」でも鬼が降参をし、鬼が島を後にしました。しかしこのPeach boyでは、戦いの後、鬼たちも仲良くなり、みんなでおじいさん・おばあさんの住む村へと帰って行きました。5・6年生らしいお話だなぁと思いました。


        【どの子どもも英語のセリフで役を全うしました】

 この劇を見て、1~4年生からは「英語で話しているところと、日本語をまぜているところがよかった」、「動きがおもしろかった」等の感想が出てきました。先生たちからは「英語活動は英語に親しむことが目的です。この劇を通して英語に親しんだと思います。これからも、どんどん英語に触れてください」とのお話がありました。

 いつもは学級ごとに行う英語活動ですが、今回は少しの時間、全校児童で英語に触れることができました。5年生は「来年何を英語の劇でしようかな?」と話していたり、4年生は「次は私たちがする番だ!」とやる気満々でした。
 ALTの先生、毎回授業の中で、子どもたちが英語を話したいと思えるような工夫をしてくださりありがとうございました。次年度もどうぞよろしくお願いいたします。

3月の全校朝会

 今日の朝の時間に全校朝会がランチルームで行われました。まずは、校長先生からお話がありました。今年度最後の全校朝会でしたので、これまでの全校朝会で校長先生が話されたことをみんなでふりかえりました。「千里の道も一歩から」、「笑顔」、「当たり前の中に宝がある」等、校長先生のお話をきっかけに、今では子どもたちの生活に根付いているものが出てきました。そして、「当たり前を続けると(    )になる」ということを子どもたちに問われました。これは「当たり前を続けると(特別)になる」だそうです。これをしないと落ち着かない、自分ではないような気がするなど、当たり前のことを続けていると、それが自分自身の一つになり、性格・人柄の一部になるそうです。その「当たり前」はあいさつでも姿勢でも笑顔でもよいのです。当たり前のことを継続すること、それによって自分の宝になるものが一つでも多くあるといいなと思います。


  【当たり前の中に宝がある】

 次に生徒指導主事の先生からお話がありました。3月の目標は「最後まできまり正しい生活をしよう」です。その「きまり」についてのお話でした。
 まず、「『きまり』を別の言葉で表すと何でしょう?」と子どもたちに問いかけられました。「きまり」には①約束ごと②当たり前のことという2つの言い方があるそうです。「当たり前=宝」という考えが子どもたちにも浸透しています。その宝は守らなければならないものであると話され、「きまり」という言葉の強さが「宝」というかけがえのないものに変わり、子どもたちの胸にも響いたと思います。
 そして、これから卒業までに6年生は宝物(お手本)を伝えることを意識すること、1~5年生はそれを受け継ぐ(学ぶ)ことを意識して過ごすようお話をされました。残り約1ヶ月、6年生から色々なことを学んでくださいね。6年生、よろしくお願いします。


 【宝、伝え、受け継いでいってくださいね】

ひなまつり

 今日は3月3日、ひなまつりです。荒谷小には7段飾りのひな人形があります。そこで、今日の3時間目に1・2年生にも手伝ってもらいながら、ランチルームにひな人形を飾りました。
 「この刀はどこにさすんですか?」、「これはどこに置くんですか?」など、ひな人形の小道具の飾り方に四苦八苦しながらも、豪華で繊細なひな人形の放つ春の雰囲気を感じながら楽しく飾ることができました。


【一気に華やかな雰囲気になりました】

 今日は学級給食の日でしたので、給食を学級に持っていく前にみんなで「ひなまつり」の歌を歌いました。今日の天気は雨でしたが、子どもたちはポカポカとした気持ちになったのか、にこにこしながら学級に戻っていました。

             【灯りをつけましょ ぼんぼりに】

 そして、今日の学級給食は何かが違いました。1・2年生の教室にはなぜか6年生が1人入っていて、3・4年生の教室にも6年生が1人入っていました。その理由は・・・・。


                【スペシャルゲストの6年生】

卒業を控えた6年生が、学級給食の日には1人ずつ各クラスで給食を食べる計画のようです。一緒に給食を食べながら色々な話をして、6年生との時間を大切に過ごす時間です。卒業式まであと22日、6年生が学校に登校する日はあと16日です。残り少ない日数となりましたが、6年生といられる幸せをかみしめて、楽しく過ごしましょう。

ウッジョブ諸塚のふりかえり

 今日の1・2時間目に、今年度最後のわくわく学習(ウッジョブ諸塚)が行われました。今日は全校児童がランチルームに集まり、全員でふりかえりの時間をもちました。
 まず、1時間目は1・2年生、3・4年生、5年生、6年生の4グループに分かれ、わくわく学習を振り返るため、1年間どのようなことがあったかを月ごとに書き出し、その時のわくわく度(気持ち)やお世話になった方々、考えたことを書き、模造紙に貼りました。わくわく学習発表会で発表をする時に、1年間の学習の流れをまとめていたため、いつ何があったか、どのような気持ちだったか、そして考えたこと・学んだことをスムーズに書くことができていました。


   【自分たちで作業を進めていく力もしっかり身についています】


【1・2年生も、自分たちの言葉で1年間をふりかえりました】

 このように1枚の模造紙に1年間の活動の記録をまとめることで、自分たちが何をしてきたのか、どのような気持ちの変容があったのか、そしてどれくらいの方々にお世話になってきたのかを実感することができたようでした。

 2時間目はワークショップ型の授業でした。1年間のウッジョブ諸塚の学習を通して、①わくわくしたこと②もっと知りたいこと③もっとしたいこと④自分が成長したこと⑤役に立ったことの5つの項目を付箋に書き出し、別の模造紙に貼っていきました。その後、話合いをして、それらに見出しをつけ、最後にグループごとに発表をしました。それぞれの見出しは以下のとおりです。
 ① わくわくしたこと
  ○ 色々なことを知って(1・2年生)
  ○ 形、伝(3・4年生)
  ○ 出きあがった時より一番は作っている時(5年生)
  ○ 手づくりとプロのすご技(6年生)
 ② もっと知りたいこと
  ○ もっと知りたい(1・2年生)
  ○ つなげる(3・4年生)
  ○ もっと工夫して作りたい(5年生)
  ○ ウッジョブの続き(6年生)
 ③ もっとしたいこと
  ○ 未完成(3・4年生)
  ○ もっと作りたい、アピールしたい(5年生)
  ○ 林業PR(6年生)
 ④ 役に立ったこと
  ○ 学んだことが生かせた(1・2年生)
  ○ 目的の喜びを味わった(5年生)
 ⑤ 自分が成長したこと
  ○ それぞれ(5年生)・・・

 1・2年生の発表ではしいたけの学習を通して、しいたけの料理を家でも作ってみたり、作文にして新聞社に送ったりもしました。この学習を経て、2年生はしいたけから林業へという、更に広い世界を見てみたいと発表していました。
 3・4年生は、学習を始めた当初の林業への関心が、林業に携わる方々の命を守りたいという気持ちの変容があったこと、そしてまだ未完成の部分があるきけんおまもリュックへの思いを発表しました。
 5年生の発表では、「もっと、もっと」という言葉がよく出てきていました。もっとこんなことをしたい、もっと工夫したい等、6年生になってやってみたいことがたくさんあるようです。その理由として、今年度の活動で達成感を味わえたことや、周りの方々が喜んでくれたことが嬉しかった、製品を作る過程がわくわくして楽しかったなどの体験がこのような気持ちに表れたようです。子どもたちは、林業の貢献のために行った活動が自分のためにもなっていることを感じていました。
 6年生は、人とつながることは相手のことを考えるということ(相手意識をもつということ)、人前で発表をするという経験をするともっと伝えたいという思いが芽生えるということを学んだようでした。そして、発表をすることで、自分に自信がついた・夢とのつながりが感じられたと発表をしました。

 どの学年もスラスラと発表をしていて、プレゼンテーションをする力が身に付いているなぁと感じました。


 【練習なしでの本番でしたが、話し合ったことがしっかりと伝えられました】


  【3・4年生も1・2年生も、学習のまとめを分かりやすく伝えられました】


  【さすがは6年生の発表でした】

 最後に、ふりかえりを行いました。今日は6年生がふりかえりを発表した後、先生たちも全員ふりかえりを発表しました。その中で、人前で発表することで自信がついたこと、建築士になりたいという思いが強くなったこと等のふりかえりがありました。林業の学習を通して、様々な体験・様々な疑問・問題を一つ一つクリアすることで、子どもたちが自分なりの学びが実感できることにつながっていることを感じました。それが、もっと林業に貢献したいという思いにつながったり、夢を実現するための足固めになったりしていることが、大変うれしく思いました。
 先生たちのふりかえりでは、本物に触れることの大切さや、できないことや分からないことから向き合うことで、協力してくださる方々と出会うことができたこと、プラスになることをたくさん言うと物事はそちらの方向に進んでいくことを実感した等の発表がありました。


       【職員もたくさんの学びを得ることができました】

 最後に、先日宮崎日日新聞に掲載されたウッジョブ諸塚の記事を校長先生が読んでくださり、今年度のわくわく学習(ウッジョブ諸塚)は終了しました。ウッジョブ諸塚を応援してくれるような内容の記事で、子どもたちも嬉しそうな表情で聞いていました。


【結びにgood job!という言葉、思わず笑みがこぼれました】

 今年度のウッジョブ諸塚は終了はしましたが、子どもたちの心の中には林業に対する熱い思いがしっかりと残っています。次年度、ウッジョブ諸塚でどのような学びが得られるのかとても楽しみです。今年度、多くの方々にウッジョブ諸塚を支えていただき、本当にありがとうございました。子どもたち自身が、年間を通して体験することによって初めて学べることがあったのではないかと思います。次年度もどうぞよろしくお願いいたします。

4ヶ月ぶりのお誕生日給食

 今年度の荒谷小では、11月~2月にお誕生日を迎える子どもがいませんでした。3月に入り、今日は4ヶ月ぶりのお誕生日給食です。「今日は○○さんがお誕生日なので、みんなので牛乳かんぱいをしましょう!」と担当の子どもが大きな声で言うと、お誕生日を迎えた子どもの周りにぞくぞくと子どもたちが集まってきました。久し振りの「牛乳かんぱい」に子どもたちはとっても嬉しそうでした。


   【お誕生日おめでとう!】

 あっという間に時が過ぎ、もう3月になりました。卒業式まであと3週間と少しになりました。このように14名みんなで誕生日を祝える日もあと少しです。3月、もう一度お誕生給食が実施されます。楽しみにしていてくださいね。

ALTの先生と英語の学習

 今日はALTの先生が来校されました。3時間目は1・2年生に英語を教えてくださいました。今日は「What  is day  today?」、「What  is  day  tomorrow?」という内容でした。英語で月曜日から日曜日までの発音の仕方を教わり、その後アルファベットの発音の仕方を学習して、ゲームをしました。これは以前5・6年生も英語活動の中で行っていたゲームで、両端から単語を読みながら、ぶつかったところでじゃんけんをして、端まで行った方の勝ちというものです。1・2年生はこのゲームでは単語ではなく、アルファベットを読みながら進むという形でした。

【ALTの先生の後に英語の発音をする1・2年生の声はとっても大きく、やる気を感じます】


【rock   scissors  paper  one two three!!】

 今年度、ALTの先生と英語の学習を行うのも残りわずかになりました。この英語の授業や一緒に給食を食べることを楽しみにしている子どもたち、色々なことを教えてもらったり、たくさんお話をしたりして、英語に親しんでくださいね。

事故やけがを予防しよう

 今日は、高学年の保健の授業に養護の先生が入りました。学校での子どものけがや病気の状況を熟知しているからです。

        【これは何の数字でしょう?つかみはOK!】
 初めに、本年度の交通死亡事故の件数やけがをした人の数で導入を図り、事故発生の理由や心の変化などに着目させました。
 次に、学校生活に目を向けさせ、自分自身のけがの状況についてまとめた個票をもとに気付いたことを発表しました。
 
   【事故やけがが起こる原因のまとめ】
 それから、学校のいちょうの木につりさげられているターザンロープで遊んでいてけがをした事例について個人で考え、グループで話し合う「にっこりトーク」を行いました。話し合いの内容は、遊んでいた人の行動の仕方やその時の気持ち、周りの環境の3つです。
 最後に、今日の授業の振り返りを行いました。「事故やけがは、人の行動の仕方とまわりの環境がかかわりあって起こることから、落ち着いて行動したいです。」など学習して分かったことを抑えながら、児童1人1人が振り返っていました。
 今日の授業を生かして、事故やけがのない楽しい生活を送ってもらいたいです。

中学校の音楽の先生来校

 今日は、諸塚中の音楽の先生が荒谷小にお越しくださいました。その理由は、子どもたちに卒業式の歌の指導をしていただくためです。
 まずは身体に空気を入れる準備をしました。手を挙げて、脇腹を伸ばして伸びた身体に空気を入れます。

          【真っすぐ手を挙げて、身体を伸ばしました】

 歌を歌う姿勢は、肩幅よりも少し狭いくらいに足を広げます。(にぎりこぶしが2つ入るくらい)そして、上から糸で頭を引っ張られているように身体を持ちあげ、その後ストンと身体を落とします。そうすると、姿勢もよく下半身がどっしりとして、歌を歌う姿勢ができあがるそうです。
 音楽の先生からは、
 ○ 口を縦に開けること
 ○ 高い音を出す時は上の奥歯に音をぶつけるような気持ちで出すこと
 ○ 音をそろえること
 ○ 低い音を出す時は、地を這うような出し方ではなく、気持ちは上向きに
  希望に向かって出すこと
 ○ 歌詞の一つ一つを大切に歌うこと
 ○ 伝えようと思って歌うこと
 などをご指導いただきました。歌を歌う時のポイントを、子どもたちの状態に応じて分かりやすく教えてくださったおかげで、歌声がみるみる変わってきました。6年生を送り出す祝福の歌を、心を込めてそして、心を一つにして歌えるように練習していきましょう。
 音楽の先生は来週も歌の指導に来てくださるそうです。それまでに、今日習ったことを復習しながら、歌の練習を続けていきましょう。来週が楽しみですね。


   【歌を歌う時に気持ちをいれると歌声が変わってくるそうです】

コンテンポラリーダンス教室


 先日、現代的な創作ダンス=コンテンポラリーダンス教室がありました。某ダンス主宰の方を含め4名の方々に参加をいただきました。
 本教室は、ダンスを通して児童の創造力や思考力を豊かにしたり、高めたりするとともに、創出した動きを相手に伝えるという目的をもたせることでコミュニケーションの素地つくりに役立てることをねらいとしています。児童が何とか伝えたいと動きや言葉をしぼりだす過程で体得できたことは、今後の体育科学習の表現活動や作文や考え方の説明など、相手意識を必要とする活動に生きて働くこととなりました。遠方より来校いただいた講師の先生方ありがとうございました。

しいたけ博士としいたけのこま打ち体験

 今日の5校時に、しいたけのこま打ち体験が行われました。今日はゲストティーチャーにしいたけ博士である本校の保護者の方がお越しくださいました。しいたけ博士は1学期にもゲストティーチャーとして来てくださっています。その時は、1・2年生にしいたけについて、色々と教えてくださいました。また、それからもずっと、1・2年生のしいたけのお世話を見守ってくださったり、アドバイスをくださったりしていました。


【お忙しい合間を縫ってお越しくださいました】

 本日、こま打ちで使用するクヌギの木は、保育所生のお家の方が持ってきてくだったものです。はじめに、しいたけ博士からしいたけのこま打ちについてのお話がありました。

【とっても分かりやすい説明をしてくださいました】

 まず、こま打ちに使うクヌギの木が25年育ったものだということを教えてくださいました。11月頃に伐採した木を葉っぱをつけたまま乾燥させます。このことを「葉枯らし乾燥」といいます。この言葉は子どもたちの中から出てきました。約2ヶ月葉枯らし乾燥させたものを使用するのですが、なぜ、秋に伐採したものを使用するのかを子どもたちに尋ねられました。子どもたちの頭の中にハテナ?が浮かび、答えがでてきませんでした。すると「紅葉の時期は木の中にある養分がちょうどいい状態です。木の枝から水分が地面にいく期間が約1週間ありますが、その1週間の間に切った木を使います」と教えてくださいました。そして、今日こま打ちをした木からしいたけが生えてくるのは、約1年7ヶ月後くらいだそうです。

 そして、いよいよこま打ち体験のスタートです。まずは、しいたけ博士がクヌギの木にドリルで穴を開けてくださいました。穴を開ける場所は上から約10㎝のところを目安に等間隔で5か所開けます。そして、面を変えて次は始めに開けた穴と穴の間を4か所開けます。次は始めと同じ5か所、そして4か所という方法で、全部で28か所の穴を開けました。


【穴を開けるスピードがとっても速かったです】

 次に、穴が開いたクヌギの木に子どもたちがペアに分かれてこまを入れて打っていきます。「うん!!うまい、うまい!○○ちゃんうまい!いいよ、もういっちょ!!」と励ましながら保育所生とこま打ちをする子ども、1つこまを入れてはかなづちで打ち、また1つ入れては打つという作業を繰り返し、「最初に1列ぜーんぶこまを入れてから打とう」と早く簡単にできる方法を自分で見つける子どももいました。


【保育所生にアドバイスしながら作業をしました】【6年生が1年生に教えます】

 6年生はドリルで穴を開ける体験もしました。穴を開ける間隔が難しかったり、ドリルの速さに驚いたりしているようでした。

              【しっかり穴が開きました】


【コツをつかんで、上手にできました】

 みんなで協力して、たくさんあったクヌギの木全てにこまを打つことができました。このこまは、ブナの木にしいたけの菌を培養したものだそうです。


【これがしいたけの「こま」です。】 

 その後、校舎裏にクヌギの木を持っていき、水で湿らせた地面の上に並べておきました。それからクヌギの木に「しいたけさん、大きくなあれ」と言いながらたっぷりと水をかけました。最後にブルーシートで覆いました。


【1本1本が重たく、流れ作業で運びました】   【たっぷりたっぷり】


【ブルーシートをかぶせてこの日の作業は終了】

 作業が終わって、しいたけ博士が「なぜ、クヌギの木にじょうろでたっぷり水をかけたと思う?」と聞かれました。それは、今日打ったたねごまにヒントがありました。たねごまは湿っていました。そのたねごまがクヌギの木にこま打ちされ、急に乾くと菌が弱るそうです。そのため、水をまいて地面を湿らせ、クヌギの木にも水をかけるそうです。保湿が一番大切だと教えていただきました。ブルーシートで覆ったのは保温のためだということも教わりました。
 このしいたけは、4月の終わりから5月の始めに菌がふきだして、白くなるそうです。その頃には、クヌギの木を組んでおく必要があるそうです。これからも、こまめに観察をしていく必要があります。

 最後に、2年生児童がお礼のあいさつをしました。「これまで、1年間しいたけのお世話をしてきたけれど、こま打ちをしたのは初めてだったので、とても楽しかったです。」とあいさつをしていました。これまで、しいたけの成長を見守り、観察をしてきて、しいたけができる過程がこの子どもの中でつながったのではないかと思います。それで喜びも倍増したのでしょう。2年生ならではの思いのこもったあいさつでした。


【これまでの体験が結ばれた貴重な時間でしたね】

 今日は、お忙しい中、子どもたちのためにお時間を作ってくださりありがとうございました。わくわく学習(ウッジョブ諸塚)でしいたけについて学習している1・2年生には、とてもよい学びがあったと思います。また、3~6年生も林業という面から、植え付けから25年もかけて育てられた木を使うことや、乾燥の方法など今までに学習してきたことが応用できるような内容もあったと思います。毎年行うこま打ち体験ですが、林業のことを学習した子どもたちにとっては、今日のこま打ち体験で林業に対する子どもたちのモチベーションがまた上がったと思います。本当にありがとうございました。

5・6年生からのサプライズ

 先日、家庭科室で何かを調理していた5・6年生。調理実習かなぁと思っていると、1時間目の休み時間に子どもたちが、お皿に白いものを乗せて持って来てくれました。お皿の中をのぞいてみると、そこには蒸しパンが乗っていました。その蒸しパンにはチョコチップも散りばめられていてとってもおいしそうです。そして、そのお皿にはたくさんの文字が書いてありました。

【子どもたちが蒸しパンを渡す先生は決まっています。どんな風に決めたのでしょうか】

 実は、わくわく学習で自分の担当をしてくれた先生に対してメッセージを書き、蒸しパンもプレゼントしてくれたのです。そこには感謝の言葉がたくさん記されていました。心のこもったこのサプライズに職員一同感激でした。蒸しパンもほんのり甘く、しっとりしていて、とってもおいしかったです。5・6年生、ありがとうございました。わくわく学習、1年間よくがんばりました。3月にしっかり反省・まとめをして次年度につないでいきましょう。


     【お皿に書かれたメッセージ】

たのしい給食

 今日の給食は背割りパン、さけフライ、キャベツ、タルタルソース、ポトフ、牛乳でした。背割りパンには、さけフライとキャベツをはさんでタルタルソースをかけます。このように、給食のおかずをはさんだりかけたりすることが子どもたちは大好きです。今日もあちらこちらで楽しそうな声が聞こえてきました。
 大きなさけのフライだったので背割りパンから飛び出てしまったり、タルタルソースをデザインするようにかけていたりして、1人ひとり違った給食ができていました。


   【口に入るかなぁ】           【とーってもおいしそう】


 【別々に食べる子どももいます】

 好きなようにおいしく食べた子どもたち。今日もおかわりにはたくさんの子どもが並び、みんな完食しました。ごちそうさまでした!

読み聞かせ

 今日は朝の時間に読み聞かせが行われました。今日は3冊の大きな絵本を用意してくださっていました。物語と絵を楽しんでもらいたいという思いから、このような絵本を選んでくださったようです。これらの本はやまびこ号(県立図書館の移動図書)や諸塚村の図書館から借りて来てくださいました。

 1冊目は「ちいさなくれよん」です。短くなった黄色いくれよんが、色々なものに出会います。色あせてしまったひよこが載っている靴や塗装が剥げてしまった自動車・・・。これらに黄色いくれよんは色を塗ってあげました。すると見違えるような鮮やかな黄色になり、靴や自動車は輝き始めます。しかし、黄色いくれよんはますます短くなってしまいました。それでも黄色いくれよんは出会ったものを輝かせようとします。誰かのために自分の身体や心を使う黄色いくれよんのちょっぴり切ないお話でした。


  【「ちいさなくれよん」:黄色いくれよん、今頃幸せに暮らしているかなぁ】

 2冊目は「くじらだ!」でした。ある日とりがくじらを発見しました。そして、「くじらだ!」と町の人たちに知らせます。くじらのことを知らない町の人々は、何の反応も示しません。そこに、くじらに詳しいおじさんが、くじらのことを説明しました。くじらは食べられるということを知った町の人たちは、くじらの捜索を始めました。しかし、どこにもくじらはいません。一体どこにいるのでしょう。とりの目で見ると見えるくじらの姿、見る場所・見方が変わると新たなものが見えるのですね。子どもたちもくじらを発見した時には、「あ~!!」と声が上がりました。


  【「くじらだ!」:とりの目、虫の目、色々な見方をすると風景が変わります】

 3冊目は「とべ バッタ」でした。この絵本は先ほどの2冊の本とは雰囲気の違う装丁でした。褐色がかった題名とバッタの絵がとても力強く、迫力のあるものでした。この絵本の中に出てくるバッタは毎日おびえながら生きていました。その理由は、他の昆虫や動物たちに襲われるかもしれないからです。しかし、バッタには「はね」があります。ヘビやカマキリに襲われそうになっても、このはねを使った身のこなしで難を逃れます。はねを駆使したバッタの生きる様が描かれていました。


【「とべ バッタ」:夏になったらバッタを観察してみたいですね】

 今日が保護者の方々や地域の方々の読み聞かせは最終日でした。この読み聞かせのために、前もって本を借りに行っていただいたり、ご自宅で練習をしていただいたりしました。子どもたちは、この1年で様々なジャンルの絵本に出会いました。お家で大切に読んでいた絵本を持ってきてくださったり、乳幼児が読むような絵本を持ってきてくださり、このような絵本を経て今があることを教えてくださったり、いのちの大切さを訴えるような絵本を読んでくださったりもしました。自分では手に取らないような絵本に出会えることで、子どもたちは本の魅力を再発見できる貴重な時間になったと思います。本当にありがとうございました。
 次年度もどうぞよろしくお願いいたします。

諸塚学校給食の日



 今日は、諸塚学校給食の日でした。今日の給食は黒米ごはん、わんたんスープ、ひじきとだいずのそぼろに、きんかんでした。今月も諸塚産の食材がたっぷり入っています。米、黒米、キャベツ、にんじん、だいこん、きんかん、干ししいたけです。その中でも、キャベツやにんじん、だいこん、きんかんは荒谷小校区の生産者の方が育てたものです。干ししいたけは1・2年生が育てたMade  in  荒谷小のしいたけです。
 今日は各クラスで給食を食べる学級給食の日です。それぞれの学級をのぞいてみると、「きんかん大好きです!」とか「きんかんは久しぶりに食べます」など、色々な反応がありました。「今日のきんかんはとても大きくて、給食で予定していたきんかんの大きさの2倍くらいあるんだよ~」と話すと、「じゃあ、おいしさも2倍かも!」と2年生の女の子が嬉しそうに言っていました。黒米ごはんは、12月の諸塚学校給食の日に出てとても大好評だったものです。今回また食べられることに子どもたちは喜んでいました。
 今日は諸塚産の食材が約70%使用されていました。


        【給食時間にはたくさんの笑顔がうまれます】


    【5・6年生ときんかん】

 おいしい給食をいただいて、子どもたちのエネルギーも補給されました。暖かい日差しが降り注いだ今日、お昼の気温は14℃もありました。昼休みは運動場にたくさんの子どもたちが出て身体をいっぱい動かして遊びました。半そでになって遊ぶ子どももいて、春がもうすぐそこまで来ているような陽気でした。


        【PK対決】           【保育所生と長縄で遊びました】


   【お山を作ったようです】

今年度最後のM2学習

 年間7回のM2学習(集合学習)も、今日が最終日となりました。荒谷小には今日もとびっきり元気な1・2年生がやってきました。
 今日は生活科でおもちゃまつりをしたり、5校時にはM2学習を振り返り作文を書いたりしました。写真をみんなで見ながら、「シャボン玉したね~」とか「これは玉入れの時の写真だ!」等と言いながら、楽しかったM2学習を振り返っていました。作文指導をする先生からは、「いつ」、「どこで」、「だれが」、「何をした」ということを書くことや、「心が動いた場面」を書くことを指導されていました。そして、一番大切なことは「楽しんで書くこと」だそうです。それを聞いて、子どもたちはどのM2学習のことを書くかを決めて早速書き始めていました。

【おもちゃまつり:1年生は興味しんしん】

 【1年生:M2学習を振り返ると楽しかった思い出が溢れだしてきましたね】


【2年生も思い出を文章に表現します】

 そして、今日もあっという間に終わったM2学習、バスを見送る4人は「バイバーイ」とバスが見えなくなるまで手を振っていました。いつもは別々の学校で勉強をがんばっている子どもたち、このようにM2学習で一緒に学べる時間は楽しい時間でもあるようです。また次年度もM2学習が計画されています。きっとみんな一回り成長した姿で会えることと思います。楽しみにしていましょうね。


【また会える日を楽しみにしています】

M2学習(村内の小学1・2年生が来ました)

 今日と明日は今年度最後のM2学習です。今回は荒谷小に1・2年生が集合しました。3つの小学校合わせて1年生は16名、2年生は13名です。とってもにぎやかな1日が始まりました。
 いつもは1・2年生教室として使用している教室に1年生が入り、5・6年生教室として使用している教室に2年生が入って勉強をしました。いつもは1・2年生教室は4つの机しかないのに、今日は教室いっぱいに机が並びました。荒谷小の4名の1・2年生だけでも明るくにぎやかですが、今日はまた違った賑やかさで、みんな楽しそうに学習していました。

  【どんな考え方があるかなぁ】

 給食の時間も、おいしい給食を食べながら「家から学校まで何キロある?」等と話しながら楽しい時間を過ごしていました。


        【2年生:荒谷小の給食の味はどうでしたか?】


【1年生:明日は班を作って食べるそうです】

 あっという間に5時間目までが終了し、帰る時間になりました。明日また会えると分かっていてもやっぱり少しさびしそうでした。たくさんの友達と学習したり遊んだり、お話したりできるこのM2学習を楽しみにしているんだなぁと思いました。
 また、明日も元気に荒谷小に来てくださいね。待っています。


【別れの時:お互いに大きな声であいさつをしました】【また明日ね!】

わくわく学習発表会

 午前中の学習発表会が終わり、昼食の時間になりました。学習発表会の日の昼食は毎年恒例で、PTAのお父さん方手作りの豚汁が振る舞われます。この豚汁は、学習発表会当日の朝、PTAのお母さん方の力を借りながら、家庭教育学級で男の料理教室を実施して作ってくださったものです。また、各家庭からおにぎりも持ってきてくださっていて、温かくて愛情こもった昼食をいただきました。豚汁は具がたくさん入っていて、みそで味付けをしているけれどクリーミーな味がして、とてもおいしかったです。

【湯気がもくもく、食欲をそそります】

 そして、午後からはわくわく学習発表会が始まりました。これは総合的な学習の時間(わくわく学習:ウッジョブ諸塚)で学習したことを1・2年生は「しいたけで元気」という劇、3~4年生はポスターセッションでの発表をしました。
 1・2年生はしいたけに関するクイズを会場の方々に出題し、しいたけの栽培方法を分かりやすく説明してくれました。時折イノシシやシカが出てきて、しいたけに関する知識を教えてくれるという演出もあり、楽しく学ぶことができました。毎日のように観察・お世話をしている1・2年生だからこそ発表できる内容でした。
 その後3~6年生のポスターセッションが行われました。1人10分(発表7分、質疑応答3分)で、これまで学習してきたことを4つのブースに分かれて発表しました。3年生はプロセッサーについて、4年生は苗木袋(きけんおまもリュック)について、5年生は木の製品開発班、絵本作り班、6年生はポスター作成班、リーフレット作成班とそれぞれの学習内容を発表しました。これまで、どのようにしたら自分たちの学習した成果を聞いている人に分かりやすく、興味をもって聞いてもらえるかを考え、何度も何度も練習を積み重ねてきました。その練習が子どもたちの自信となり、本番ではどの子どもたちも立派に発表していました。


【3年生:プロセッサーを段ボールで作り、その過程で学んだことを発表しました】

【4年生:きけんおまもリュックを作る過程で出てきた心情の変化がありました】


【5年生:製品開発班 工作にならないために・・・この課題に向き合いました】

【6年生:リーフレット作成班:どうしたら魅力を伝えられるリーフレットができるか考えました】

 それぞれ、学習を進める中で色々なハテナが出てきて、それを1つひとつ解決していきました。わくわく学習応援隊の方々や業者の方々の力も借りながら、自分たちの力でできるところは時間をかけて作成していきました。そのため、誰もが自分の発表には気持ちを込めることができ、その子どもにしかできないプレゼンテーションができたと思います。
 発表の後の質疑応答の時間では、「シーソーに神楽を彫った版木を使った理由は何ですか」とか「木の絵本の次は木で何を作ってみたいですか?」などの質問が出され、「戸下神楽をPRしたいし、有名にしたいからです。」とか「おもちゃを入れる箱を木で作ってみたい」等と答えていました。予想していなかった質問を受け、答えに窮する場面も見られましたが、きちんと受け止め、自分の意見を発表していました。

 その後、パネルディスカッションが行われました。この時間は、わくわく学習応援隊の方々や5~6年生、5・6年の担任の先生が「わくわく学習を通して学んだこと」を語り合い、大学の先生方にコメンテーターとして参加していただきまました。


  【林業のプロフェッショナルの方々の貴重なご意見をいただきました】

 その話合いの中で、林業の過程を学習していくことの大切さや人と人とのつながり、自分1人では作れないものに挑戦すること等のヒントをいただきました。この1年で林業について学習してきた子どもたちも、次年度学年が変わり新たなステージにたつと見え方も考え方も違ってきます。次年度以降も、子どもたちががむしゃらにわくわく学習に取り組めていけたらいいなと思います。
 9月のわくわく学習応援隊の発足式以前も様々な形でウッジョブ諸塚にご協力いただいていましたが、2学期以降更に様々な方にウッジョブ諸塚をご支援いただきました。おかげ様で、子どもたちも職員もとてもいい学びを得ることができました。子どもたちにとって、身近にあったけれど内容をよく知らなかった林業が、今回の学習を通して林業に携わる方々の思いに触れたり、実際に体験をしたりすることで、今では本当に身近なものになったと思います。そして、林業の大切さ、木の大切さ、人と人とのつながりを実感していることと思います。今年度のウッジョブ諸塚を支えてくださり、本当にありがとうございました。
 次年度もどうぞウッジョブ諸塚をよろしくお願いいたします。

学習発表会

 2月8日、学習発表会が行われました。この日は風が冷たく寒い日でしたが、保護者の方々をはじめ、地域の方々、大学の先生方や学生の方々、わくわく学習にご協力くださった関係者の方々がたくさんお越しくださいました。このような方々を前に発表をする子どもたちは、ドキドキしながらもいつも以上にやる気が出ていたと思います。
 はじめの言葉は3・4年生が担当しました。言葉に加えて大きな動作も交え、楽しく元気な発表が見られそうな予感のするはじめの言葉でした。
 学習発表会のトップバッターは保育所生でした。可愛い衣装を着て、飛び跳ねたりポーズを決めたりして体育館中を明るい雰囲気にしてくれました。男の子は消防車やパトカーに乗ってダンスをし、年中さん年長さんはあでやかな着物を着ておしとやかに舞いました。

【ピンクやブルーのドレスを着たプリンセスたち】

 その後、各学年の発表が続きました。1・2年生は「できるようになったこと」、3・4年生は「演奏します!詠みます!」、5・6年生は「笑顔がくれたおくりもの」です。
1・2年生はなわとびや跳び箱の演技を披露したり、国語の教科書を朗読したりしました。なわとびでは前とびやあやとび、こうさとび、二重とびを披露しました。朝の時間等に練習をしている成果がしっかりと出ていました。

【1年生:スラスラ読めました】    【2年生:なわとび上手でしたよ】


【2年生:ジャンプ力があります】

 3・4年生は俳句や短歌を詠んだり、理科の実験をしたりしました。「月の夜に シカのなく声 鳴りひびく」、「林業の 苗入りリュック よい工夫 横に穴あき 苗取れる」などの俳句や短歌を発表しました。

【幕が開くと同時に駄賃付け唄を歌うという演出でした】

 5・6年生は「笑顔」をテーマにした劇を発表しました。まず、1年間の思い出ランキングを発表しました。共通して出てくる言葉は「なんしよっとやー」でした。第3位は田植えです。田植えで尻もちをついて「なんしよっとやー」と言い合っていました。泥だらけになったことが楽しかったようでした。第2位は青島宿泊学習でのサイクリングでした。普段自転車に乗る機会がない子どもたちが、自転車に乗りぶつかったり転んだりしました。そこでも「なんしよっとやー」と口を揃えて言う子どもたち。そのようなアクシデントも思い出に残ったようです。そして第1位はおいもパーティーでした。大切に育てたさつまいもを収穫し、スイートポテトや蒸しパンを作りました。そこで男子が担当したスイートポテトを食べると、シャリシャリという食感が・・・。女子全員で「なんしよっとやー」と言っていました。このおいもにはしっかり火が通っていなかったようです。
 どれもみんなで真剣に取り組んだ結果でてきたアクシデントでした。みんなで同じ体験をしたことで、どの子どもにも深く心に残っていたのでしょうね。
 その後、「笑顔」にはどのような力があるかを発表しました。「知らない人でも仲良くなれる」、「友達が増える」、「相手が安心する」などの発表があり、「笑顔」の大切さをみんなに教えてくれました。

【楽しそうに劇に取り組む子どもたち】

 その後、伝統芸能「箕舞」(みいまい)の発表がありました。この日のために2回、地域の方が学校にお越しくださり、熱心にご指導くださいました。おかげさまで、とても上手に舞うことができていました。囃子もとても上手でした。


  【脈々と受け継がれる箕舞】

 その後も、保育所生の発表やミラクル(保護者の方々・地域の方々が中心となって行う合奏)の発表もありました。最後には全校児童と保育所生との群読・合奏・合唱「当たり前の中に宝がある」を発表しました。当たり前のようにある、自然、学校のイチョウ、祭り、消防団、通学路・・・それらを宝物と理解している子どもたち、荒谷の素晴らしさが凝縮されたような発表でした。


【保育所生も元気にカントリーロードを歌いました】

 閉会式では、6年生がふりかえりを発表しました。今回が小学校最後の学習発表会だった6年生、「みんなで学習発表会ができてよかった」、「午前中の発表では緊張して笑顔を忘れてしまっていたけれど、午後からのわくわく学習発表会では笑顔を忘れずに発表したい」などと発表していました。
 子どもたちは、これまで一生懸命練習をしてきた成果をお客さんの前で表現することができていました。堂々としていて、子どもたちの持ち味が発揮された発表でした。朝早くからお越しくださった皆様、子どもたちへの応援ありがとうございました。また、荒谷小OBの方々、先生方も学習発表会を見にきてくださっていました。たくさんの方々に来ていただいて、子どもたちもパワーをもらったと思います。ありがとうございました。


【たくさんの応援、ありがとうございました】

学習発表会の練習

 今日の2時間目~業間にかけて学習発表会の合同練習が行われました。全校児童で行う群読と保育所生も一緒に歌うカントリーロードの合唱の練習も行い、その様子をビデオで撮影しました。


   【保育所生と手をつなぎ、身体を揺らしながら歌いました】


   【元気な声が響きました】

 その後、合唱の様子を映したビデオをテレビに映して、よくなった所や課題を考えました。子どもたちからは、「口が大きく開いている」、「前を向いている」等、よくなったところが出てきました。
 もっとよくなるための方法を見つけるために、子どもたちに伏し目がちにして歌を歌った時と、目をパッチリ開けて歌を歌った時を比べて見ることにしました。これもビデオ撮影し、後でみんなで見比べてみました。すると、伏し目がちで歌った時は、声が小さく低い音程で歌っていました。反対に目をパッチリ開けて歌うと、声に伸びがあり、大きく、また高い音程で歌っていました。このことから、「目をパッチリ開けると大きな声が出る」ということを実感したようでした。
 本番では子どもたちの口と目にもご注目ください。


【目をパッチリ開けて歌った時の様子】

学習発表会リハーサル


                 【リハーサル前半は保育所生との発表会練習】
 学習発表会が4日後と迫りました。保育所生10名も本校の児童14名もインフルエンザにかかることなくみんな元気に発表会の練習に励んでいます。
 そこで、本日は本番前の最後のリハーサルということで、プログラムにそって一通り流れの確認をしました。出入りにかかる時間や用具の設置場所、立つ位置など入念にチェックを行いました。

                     【ポスターセッションのリハーサル】
 保育所生をまじえた発表会の練習が終了すると、次は小学生だけのわくわく学習(ウッジョブ諸塚)の発表の練習です。1・2先生は劇に取り組み、3年生以上は、これまで総合的な学習の時間で取り組んできた林業体験活動や製作活動などを一人約7分の持ち時間で発表し、3分間を質疑応答の時間と設定しました。各発表ブースには写真や製作物などを展示して分かりやすく発表する工夫がなされています。
 プログラムの最後はパネルディスカッションを行います。「ウッジョブ諸塚で学んだこと」をテーマに話合いをします。本番では、大学の先生や林業関係者の方にも話合いに参加していただきます。たくさんの方々に見ていただきたいと思います。
 後4日間、インフルエンザにかからないように手洗い、うがい、マスクの着用をしっかり行って、本番を元気に迎えましょう。

2月の全校朝会

 今朝、体育館で全校朝会が行われました。昨日学習発表会の会場設営を行った体育館、赤いじゅうたんが敷いてあったり、装飾がしてあったりしていつもとは違う雰囲気の体育館でした。
 今日は校長先生が「実行力」についてのお話をしてくださいました。今日は節分、明日は立春です。朝、校長先生に心の弱い鬼を追い出すと話していた子どももいたそうです。子どもたちの3学期の目標の中に「地域でもしっかりあいさつをしよう」というものがあります。これは、1学期からずっと目標として掲げられているものです。学校では大きな声であいさつができても、地域の行事等で会った時にはなかなか自分からあいさつができないという課題があります。とっても元気で気持ちのよいあいさつができる荒谷小の子どもたち。ぜひ、どのような場でも自分からあいさつができるようにしましょう。

 また、個人の目標もそれぞれ立てているのですが、その目標の立て方のヒントも教えていただきました。できそうな目標にすることや、目標ができたかできなかったか振り返られるようにする方法です。実際に子どもたちがこのような方法で目標を立てているそうです。


【目標が明確だと、行動に起こしやすいですね】

 最後に学習発表会についてのお話がありました。今回、新しい形での学習発表会が行われます。それは午後から行われるブースに分かれての発表(3~6年生)やパネルディスカッションです。これらの発表を通して①問題解決力②コミュニケーション力③表現力④郷土愛が子どもたちに身に付けられるよう指導をしているところです。パネルディスカッションで代表として参加する児童2名は「人見知りを直したい」、「滅多にできない経験だからやってみたい」という理由で手を挙げたそうです。とても前向きで、自分を変えようという思いが伝わってきます。

 2月8日の学習発表会まであと5日です。発表の練習をたくさんして、自分が伝えたいことが聞いている方々にしっかり伝わるよう最後までがんばりましょう。

けんこうによいかんきょう(3・4年生保健の授業)

 今日の2時間目、3・4年生の保健の授業が行われました。先々週に引き続き養護教諭の先生がこの授業を担当しました。
 今日は「けんこうによいかんきょう」という単元です。「けんこうによいかんきょう(空気)を作るためにできることを考えよう」というめあてで学習を進めていきました。3学期に入り、全国的にインフルエンザが流行しており、環境の中でも空気に焦点を当てた授業でした。まず、閉め切った室内でストーブをたいて1日過ごすと、どのような空気になるかを考えました。子どもたちは「暖かいからネズミがくる」、「ばい菌が増える」、「乾燥する」などと発表しました。そして、そのような環境ではかぜやインフルエンザにかかったり、頭痛がしたり、気分が悪くなることを確認しました。

【健康を守るためにできることをしっかり学んでね】

 次に、子どもたちでこのような環境をよくするためにはどうしたらよいかを考えました。そこでは、「空気の入れかえをする」とみんなが口を揃えて発表していました。どのような方法で、どのくらいの時間するのかを話し合わせると、「自分の近くの窓を開ける」、「全部開けると虫が入ったり、寒くてかぜをひくのでまどを半分だけ開ける」、「教室では10~15分開けて、家では20分開ける」など子どもらしい意見が次々と出てきました。
 その後、どのような空気の入れかえをしたらよいかを確認するために実験をしました。ペットボトルを教室に見立てて、その中に線香を立てて煙の流れを見ます。片方の窓を1か所開けた時や片方の窓を全て開けた時、両側開けた時など5種類の方法で煙を観察しました。
「煙が上に行ってる」とか「あ、①番の窓から煙が出てきた」、「まだ煙が残っている」等、実験の最中、煙の行方をしっかり見ていました。


  【どこから煙がでるかなぁ】

 そして最後に、効果的な空気の入れかえをみんなで確認しました。空気の通り道を作るような換気の仕方を実際教室でやってみたり、窓は全開にすることや1時間に5分程度窓を開けるとよいということを確認したりしました。

 本校の学習発表会は2月8日(日)です。今週、子どもたちは欠席をすることなく毎日元気に登校しています。このまま元気に学習発表会を迎えられるよう、自分でできるかぜ・インフルエンザの予防対策を継続的に指導していきたいと思います。
 そして、明日は南川神楽が行われます。子どもたちも夜中に出番があるので、不規則な生活リズムになってしまいますが、手洗い・うがい・マスク着用や、暖かい格好をしておくこと、眠れる時にしっかり身体を休めて睡眠をとること、栄養をしっかりとること等指導していきたいと思います。 

学習発表会に向け箕舞練習


 今日は、学習発表会(2月8日)で披露する箕舞(みいまい)の練習に保存会の方3名が指導に来てくださいました。この箕舞は南川地区に古くから伝わる伝統芸能で、地区の子どもたちは秋祭りや吉野宮神社大祭(3月28日)でも、毎年奉納しています。神楽と同様に、地区の方々が長年大切にされてきた伝統ある箕舞を子どもたちもしっかり受け継いでいこうと努力しています。舞手が6名、唄が5名、お囃子が3名と全校児童14名で取り組んでいます。本番では今日の練習の成果がしっかりと披露できるよう練習を積んで欲しいと思います。
 保存会の皆様、ご多用の中、指導の時間を割いてくださりありがとうございました。本番当日もどうぞよろしくお願いします。

給食の先生が読み聞かせ!!


             【楽しい本に子どもたちも夢中で聞き入っています!】
 今日の読み聞かせは、普段はおいしい給食をつくってくださっている先生が当番でした。わざわざ日向市の図書館まで出向いてくださり、3冊の本を選んで紹介してくださいました。
①「おたすけ こびと」~たくさんのこびとたちが自分の体の100倍くらいもある誕生日のケーキをクレーン車をつかったりして作るお話です。こんなこびとがいてくれると、随分と生活が楽になるなあと感心しながら聞きました。
②「ひゅるりとかぜがふくおかで」~食物連鎖が洋ナシから始まって、最後はわしを人間が銃でうって感謝しながらいただくというお話です。「いただきます」=「命をいただく」という意味がよく分かるお話でした。
③「おすしのさかな」~写真のおいしそうなすしに子どもたちが思わず身を乗り出しました。手を伸ばして食べようとする子もいました。すしと魚の関係がよく分かるお話でした。

 【おすしを見て思わず手が出てしまいました】
 給食調理の合間を縫って、読み聞かせの時間をつくってくださりありがとうございました。

新入学児童体験入学

 今日は、新入学児童体験入学が行われました。4時間目に、荒川保育所から2名の年長さんが体験入学に来てくれました。4時間目は3・4年生が案内役となり、学校の中を探検して、どこにどのような教室があるかを見て回りました。

【朝の学校へのあいさつも教えてもらいました】【校長先生の椅子に座らせてもらったよ】


【理科室の中も探検しました】

 4時間目が終わると給食の時間です。今日はチキンライス、たまごスープ、みかん、牛乳という献立でした。新入学児童の2名は給食が配膳される前に、自分の席に座りニコニコした表情で静かに給食を待っていました。給食当番は、1年生よりも少ない量を考え、「これくらいの量でいいかなぁ」と配膳をしていました。全部食べられるかなぁ、時間内に食べ終わるかなぁと心配でしたが、その心配をよそにパクパクと給食を全部食べていました。食器を持ってたべていましたし、スプーンの使い方もとても上手でした。

        【荒谷小の自慢の給食、おいしいでしょ】
 給食中、6年生が「○○ちゃんは何が一番すき?」と聞いて「カレー」と答えていたり、教頭先生が「○○ちゃんは、先生の名前知ってる?」と尋ねると「教頭先生!!」と答えていたりして、和やかな時間が流れていました。


【名札を見せて○○教頭先生だよと教えていました】


      【次年度から毎日このおいしい給食が食べられるよ】 

 その後、昼休みは外で元気に遊んでいました。昼休みが終わってからは清掃時間です。それぞれの清掃場所に分かれて掃除をしました。


【おにいちゃん、おねえちゃんから掃除の仕方を教えてもらいました】

5時間目は1・2年生教室で授業をうけました。楽しそうな声が1階まで聞こえてきましたよ。きっと、小学校の授業って面白いなぁと思ってくれたのではないでしょうか。


  【楽しみだね、学校の勉強】

 4月に入学してくる2名のお友達、2人のことを子どもたちも職員も心待ちにしています。元気に入学してきてね。

 本日お忙しい中、新入学児童体験入学・説明会にお越しくださいました保護者の皆さま、ありがとうございました。実際に小学校の授業や給食、清掃時間などを体験して、お子さまも小学校を楽しみにしてくれたのではないでしょうか。4月の入学を心から楽しみにしています。どうぞよろしくお願いいたします。

おむすびころんちょ

 今日の給食は、わかめごはん・さつまじる・しいたけなんばん・おむすびころんちょ・牛乳でした。この「おむすびころんちょ」とは、巻きずしを作る時に使う海苔くらいの大きさで、こののりでおむすびを作るというものです。自分でおむすびを作れるという非日常な給食に、子どもたちは大喜びでした。「どうやって作るんだろう?」、「半分はそのまま食べたいから半分だけ作ろう」等といいながら楽しくおむすびを作っていました。


【海苔の真ん中にごはんをのせます】【低学年には高学年がサポートに入りました】

 まんまるい大きなおむすびができたり、三角のおむすびができたりしていてとっても楽しい給食時間でした。おむすびだといつも以上にモリモリ食べられるようで、あっという間に食べてしまっていました。途中、「あ!!これ合う!!」という声が背後から聞こえてきました。後ろを振り返ってみると、今日のしいたけなんばんをおむすびの具として入れて食べている6年生の男の子がいました。早速試してみると、しいたけなんばんの甘辛い味とわかめごはんのほんのりしょっぱい味がマッチして、とってもおいしかったです。しいたけの香りもよく、おいしくいただきました。ごちそうさまでした。


【まあるいおにぎりの完成!】

戸下神楽

 1月24日~25日にかけて、戸下神楽が奉納され、本校の子どもたちも参加をしました。この神楽に向けて毎日のように練習を重ねてきた子どもたち、出番は夜中の3時頃です。眠たくないかなぁ、寒くないかなぁと心配はありましたが、4人とも堂々の舞を見せてくれました。途中、外で焚いている火の煙が目にしみて、目をしばたかせることもありましたが、それにも負けずに一生懸命がんばりました。

    【みんな真剣です】       【舞い終えた後、安堵の表情です】

 また、この神楽には荒谷小に勤務されていた先生方もお越しくださっていて、神楽を舞われたり、朝まで見ていてくださったりしていました。荒谷小を離れても、諸塚とつながっている先生方がいらっしゃることに子どもたちも職員も嬉しく思います。また、地域の方も喜ばれたのではないでしょうか。


【久しぶりの再会に子どもも大喜び】【遠いところ、ありがとうございました】

 神楽の演目は33番ありますが、その中で本校の職員も神楽を舞わせてもらいました。地域の方々に見守られ、そして助けていただき、無事に舞い終えることができました。


【貴重な経験をさせていただきました】

 古くから伝わる戸下神楽、演目が色々とあり神楽を舞う方々の真剣な表情、熱気あふれる舞い、力いっぱい取り組まれているお姿、それら全てが美しく、神秘的でした。また、夜にはおじやを振るまっていただいたり、朝食も準備してくださっていました。「神楽の朝ごはんはどうしてこんなにおいしいっちゃろうね~」と話す方もいらっしゃいました。
 戸下神楽保存会の皆さま、色々とお世話をしてくださった婦人会の皆さま、大変お世話になりました。

 今週の土曜日は南川神楽が行われます。南川の皆さま、よろしくお願いいたします。

食に関する指導(歯と食べ物について)

 本日、1校時は中学校の栄養士の先生に食に関する指導をしていただきました。今日は歯と食べ物について学習しました。今日のめあては「歯によいおやつのとり方について考えよう」でした。

【今日はどんな新発見があるのか、ワクワク】

 まず、子どもたちに普段どのようなおやつを食べているかを尋ねられました。子どもたちは「チョコレート」、「アイス」、「ガム」、「せんべい」、「グミ」、「スナック菓子」等と答えていました。そして、おやつを食べる時に気を付けていることも発表しました。「歯みがきをする」、「手洗い・うがいをする」、「食べすぎない」等、普段気を付けていることをそれぞれ発表しました。
 その後、グループに分かれて、いくつかのおやつを①歯によいおやつ②歯に悪いおやつに分ける作業をしました。「ヨーグルトは牛乳からできているから歯にいいかなぁ」とか「せんべいでもざらめせんべいはどうなのかなぁ」、「ガムは顎を鍛えるよ」など、高学年を中心に話し合いながら進めていました。

     【すぐに分かるものもあれば悩むものもありました】

 その後、グループごとに発表をしました。チョコレートやキャラメル、りんご、せんべいなどはすぐに、どちらが歯によいか歯に悪いかを分けられたようでしたが、チーズとガムについては悩んでいたグループがありました。

【このグループはガムで悩みました】

 そこで、栄養士の先生が歯によいおやつの特徴を教えてくださいました。それは・・・
○ よくかむもの
○ 砂糖を多く含まないもの
○ 口の中にずっとないもの
だそうです。
 これをもとにおやつを歯によいもの・悪いものに分けていきました。そして、チーズとガムについても説明をしてくださいました。チーズについては、「最近では、チーズは世界的に歯によい食べ物として注目されています。」と教えてくださったり、「ガムはずっと口の中にあって歯によくないと思うかもしれませんが、種類によっては歯にいいものもあります。キシリトールが入っているものは歯によいものですので、選ぶ時の参考にしてください。」と教えてくださいました。

 また、おやつの食べ方についても教えていただきました。おやつをだらだら食べる時と、時間を決めて食べる時の歯の状態を図で見せてくださり、だらだら食べる時はむし歯になりやすいことが分かりました。

 子どもたちが日常的に食べているおやつ、これを気を付けたり工夫したりすることで、今以上に歯によい生活ができるということを学んだ子どもたち、「家にあるおやつを適当に選ぶのではなく糖分が少ないものを選ぼうと思います」とか「チーズは歯によくないと思っていたけど歯によいと聞いてびっくりしました」、「歯に悪い食べ物を食べる時は、短い時間で食べてとりすぎないように注意したい」などと感想を発表していました。

 【1年生もしっかり学べましたね】

 歯によいおやつのとり方は①おやつの内容を考える②おやつの時間を決めるということでした。今日から早速実践してみましょう!

 本日は、とても分かりやすく、子どもたちの興味・関心を高めるような授業をしてくださりありがとうございました。先生が教えてくださったおやつのとり方は、子どもたちが自分で取り組めるものばかりでした。これから、子どもたちのおやつに対する意識が変容していくことと思います。本当にありがとうございました。

給食感謝集会

 日本で初めての学校給食は1889(明治22)年、山形県鶴岡市の私立忠愛小学校で貧しい子どもたちを救済するために行われました。その当時の給食は、おにぎりと焼き魚、漬け物だったそうです。現在では、生きた教材であると学校給食をとおして健康教育を行っています。その給食に携わる方々に感謝の気持ちを伝える、年に一度の給食感謝集会が行われました。今日は、毎日野菜を届けてくださる地元の商店の方と献立を作ってくださる中学校の栄養士の先生、そして本校の給食調理員の先生をお招きしました。


【お忙しい中、朝早くからお越しいただきました】

 まずはじめに校長先生からお話がありました。「給食が始まった頃は栄養を確保するために行われていた給食です。みなさんは日々『いただきます』、『ごちそうさまでした』と給食をいただけることへの感謝の気持ちを言葉で表しています。給食が食べられることへの感謝について今日は考えてみてください」とお話がありました。

【当たり前のように食べられる給食は当たり前ではないのです】

 それから、ほたきゅう(保健体育給食委員会)の発表がありました。その中で好きな給食とあったらいいなこんな給食のランキングを発表しました。好きな給食、あったらいいなこんな給食のランキングは以下のとおりです。

【好きな給食】
 1 カレー スパゲティ
 2 チキン南蛮
 3 れいとうみかん  ハヤシライス

 その他・・・ マヨネーズパン、きのこハンバーグ、フルーツポンチ、サラダ

【あったらいいなこんな給食】
 1 チャーハン
 2 パフェ・すし・うどん

 その他・・・ うめごはん、さけごはん、ポテト、スイートポテト、じゃがバター、ピーマンの肉  
       づめ、レバさし、ライチなど

 このようなランキングとなりました。

【メニューをみているだけで楽しいですね】

 その後、感謝のことばとプレゼント贈呈です。感謝のことばでは、給食への思い、携わる方々への思いを言葉に込めて伝えました。プレゼントは子どもたちからのメッセージを1冊の本にしてプレゼントしました。また1・2年生の担任の先生が育てたパンジーのお花も一緒にプレゼントしました。

【日頃、直接お礼を言う機会がないので、貴重な時間となりました】

 最後に先生方から一言ずついただきました。「野菜を配達することで、子どもたちと会える機会になることが嬉しいです」とのお言葉や「どんな表情で給食を食べているのかなぁと考えます。今日の『あったらいいなこんな給食』を参考に献立を考えてみたいです」、「みんなの笑顔が輝くような給食を作りたいです」など、心のこもったお言葉をいただきました。


 【毎朝、ありがとうございます】  【元気のでる献立をありがとうございます】

【毎日おいしくなる給食、ありがとうございます】

 今日は、給食に携わる先生方にお越しいただき、子どもたちもとても喜びました。お忙しい中、わざわざお越しくださりありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

【「荒谷小の給食はおいし~!」のかけ言葉でいい笑顔が出ました】

今年初めてのALTの先生との英語活動

 今日は子どもたちが楽しみにしているALTの先生が荒谷小へ来られる日です。3学期に入って初めての英語活動とあって、子どもたちが職員室にALTの先生を呼びに来た時には「ミスやったっけ?ミスターやったっけ?」と相談していました。そこにALTの先生が「Missじゃないよ~」と助け舟を出してくれました。
 4時間目は5・6年生の英語活動でした。「What day is today?  What day is  tomorrow?」という学習をしました。子どもたちに月曜日~日曜日までの英語を教えてくださり、それを使ってゲームをしました。そのゲームとは床に月曜日~日曜日までの札をならべ、その両端から曜日を英語で言いながら進んでいくものです。途中で友達とぶつかったらじゃんけんをします。この時も日本語は使わず、「rock  scissors  paper  one  two  three!」と言ってじゃんけんをします。楽しみながら英語を覚える子どもたち、5・6年生教室は活気で満ち溢れていました。

【ランダムに並べられた曜日の札】【ついつい「じゃんけん・・・」と言ってしまいそう】


    【よーし、負けないぞ】      【待っている人は曜日の言い方を復習中】

保育所生と学習発表会の練習

 今日の業間の時間に、体育館で学習発表会の練習を行いました。いつもは小学生だけで行う学習発表会の練習ですが、今日は保育所生も参加しました。今日のめあては「楽しく歌おう」でした。学習発表会では「カントリーロード」を合奏したり合唱したりします。この歌詞に子どもたちの気持ちも乗せて、聞いている方々に伝わるよう楽しく歌います。楽しさが伝わる方法として、歌を歌う時に身体を揺らしたり、笑顔で歌ったりすることを指導されました。小学生と保育所生が一緒の舞台に立ち、歌っている姿はほほえましく、自然と笑顔がこぼれてきました。また、「カントリーロード」は、心が落ち着くようなメロディーで、聞いていると不思議と懐かしい気持ちになるとても素敵な歌です。当日の子どもたちの群読・合唱・歌声にもご期待ください。

 【保育所生と手をつないで歌います】  【これは昨日の練習の様子です】

心強いゲストティーチャー登場

 
     【模型作りに熱が入ります】
 今日もわくわく学習に力強いゲストティーチャーが登場しました。
 先日は印刷会社の方から大きな後押しをいただいた6年生。今回は3年生です。
 林業の学習を進める中で、プロセッサーという重機に心を奪われた3年生ですが、どんな仕組みになっているのか、どんな作業をするのかを明らかにすることが課題です。
 そこで、実際に模型をつくってみることにしましたが、なかなかアームの部分が再現できません。そこで、林業会社の方にお願いして、2回目の見学に出かけました。また、そこで働く保護者の方をゲストティーチャーとして学校におよびし、模型作りを手伝っていただきました。アームが伸び縮みするために竹でっぽうの仕組みを取り入れるようアドバイスをうけ、やってみると見事スムーズに動くようになりました。
段ボールで作った小さい模型ですが、実物にまた一歩近づきました。3年生の児童もますます創作意欲が出てきました。 2月8日(日)の発表会では、この模型を使って説明をします。どんな発表になるのか大変楽しみです。今日はご多用の中、来校いただきありがとうございました。

今年度最後のやまびこ号来校

 今日は、子どもたちにとっても職員にとってもうれしい日です。
 それは、学期1回のやまびこ号(移動図書館)が学校に来るからです。
 始めの会では、図書館の方から、「たくさん食べて体が大きくなるばかりではなく、読書を通して心も豊かにしてください。」とお話がありました。1回に7冊まで借りることができるので、みんな本選びに一生懸命でした。
 校長先生との約束で、3学期は30冊以上の本を読むことが目標です。テレビやゲームの時間を少しけずって、本を読む習慣付けができると、簡単に目標達成できると思います。心を豊かにするためにも、校長先生との約束を果たすためにも、計画的に本を読むようにしましょう。

期待高まるわくわく学習


         【リーフレットやポスターについて自分の思いを伝えています。】
わくわく学習”ウッジョブ諸塚”も終盤に差し掛かっています。2月8日(日)の学習発表会に向けて、6年生の児童3名は印刷会社の方と打ち合わせを行いました。自分たちの手作りのリーフレットとポスターの印刷方法についてです。印刷会社の方からは、「できるだけ写真データを活用して仕上げをよくしましょう。」「写真のレイアウトはこうしましょう。」など専門的なご意見をいただきました。予算面の制約はありますが、印刷会社の方のお心遣いもありそれぞれ200枚の印刷をしていただくことになりました。写真がより鮮明になることで仕上がり具合もずっとよくなることでしょう。学習発表会には、披露できますので、是非、地域の皆様学校へお越しください。それから、印刷会社の方々、予算面でのご配慮やアドバイスをいただきありがとうございました。仕上がりを楽しみにしています。

消防団による火災避難訓練

今日の5校時に火災の避難訓練を行いました。例年のことですが、この訓練には地元の消防団の協力をいただいています。今回はご多用の中8名の団員の方に参加していただきました。この消防団(第4部)は1月6日の消防出初式の際、諸塚村消防操法大会で優勝されており、村民の生命と財産を守るために日頃から練習を熱心に取り組んでおられます。
このように実績のある消防団の方々をお招きして、保育所生や小学生のために消火訓練や放水体験、操法訓練の実演などを行っていただきました。操法でのきびきびとした態度や真剣に取り組まれている様子に子どもたちも職員もすっかり心を奪われてしまいました。さすが、優勝チーム、子どもたちにとっても、あこがれの存在となっている様子です。5年生のある男の子は、将来消防士になると夢を語っていました。
寒い時期がまだまだ続きます。山林火災の大変さを身をもって学ました。「森は宝」火事を起こさないようにみなさんくれぐれも気をつけましょう。消防団員のみなさん今日はありがとうございました。神楽の練習もがんばってください。
             【風の方向が変わって、消火活動が大変でした】
 
  【水圧の大変さがよくわかりました。消防団のみなさん、ありがとうございました。】

中3生によるあいさつ運動

     【中3生によるあいさつ運動を受けて、いつも以上に元気なあいさつができましたね】
 
村内の4校は「めざせ あいさつ日本一」をスローガンに掲げ、あいさつ運動に力を入れています。
本日は、年間の計画により、本校出身の諸塚中学校の3年生3人が正門前であいさつ運動を行ってくれました。
あいさつの手本となっている中学生から元気をもらい、小学生もいつも以上に明るく、元気な声であいさつを交わしていました。毎日、このような光景が見られるといいのですが、小中学校間の距離があるために、なかなか実施が困難です。本日は、教育委員会の方や中学校の先生、中3生の保護者の方々の協力をいただいてあいさつ運動が行えました。
先輩である中学生の後ろ姿をみて、後輩である小学生は成長しています。中3生や関係のみなさん、今日はありがとうございました。次回もよろしくお願いします。
 

初めての読み聞かせ

2週間に1回程度の割合で行われている本校の読み聞かせ、16名のお母さん方がそのメンバーです。今日は、今年度1年生として入学した息子さんをもつお母さんが当番でした。今回が初めての読み聞かせです。朝の約15分の時間を使って3冊の本を読んでいただきました。①「んふんふ なめこ絵本」②「それからのおにがしま」③「つながっている いのちのまつり」の3冊です。
①は、たくさんのキャラクターなめこが登場します。岩なめこ、光なめこ、まめなめこなどそれぞれの持ち味を発揮して、みんなで協力して大きな家をつくるお話です。
②は、もも太郎の鬼退治のその後のお話です。鬼と人間がなかよく暮らしている様子がつづられています。
③は、命の大切さや命が永遠に引き継がれていることを感じさせるお話です。へそのおの実物や出産時に足にまいてあった名札まで準備してくださり、感謝の気持ちをもつことの大切さを訴えられました。
楽しい内容のお話だけはなく、命について考える機会にもなる本を選んでくださりありがとうございました。
     【小さいサイズの本ですが、紙面を広げるとこんなに大きくなります。】
 

体の清潔と健康

今日は、3・4年生の担任の先生が出張だったので、保健室の先生が3校時に保健の授業を行いました。「毎日の生活を振り返り、清潔は健康と大きな関わりがあることを理解し、清潔を意識した生活をおくろうとする実践的な態度を育てること」がねらいです。
問題解決的な学習の流れを組み、話合い活動(にっこりトーク)も取り入れた大変わかりやすい授業でした。①「日頃、自分の体を清潔に保つためにしていること」②「その理由」③「その時の気持ちを考える」ことで日常の生活を振り返ります。清潔に保たないとどうなるのかを表した資料や写真など具体的に提示し、清潔な生活の大切さを指導されました。
 
  【授業風景~ワークシートに3つの問題に対する自分の考えをまとめます】
 【紙吹雪でほこりがつく様子を再現、授業の最後は今日の振り返りの発表です】
今日は、保健室の先生から清潔の大切さに関する専門的な話を聞いたり、模擬体験したり、写真をみたりして学びの度合いが大きかったようです。まだまだ寒い日が続きます。病気にならないよう、今日の学びをこれからの生活に生かしてくださいね。

新年のお楽しみ 福袋登場

 今朝、校長室の前にあったのはずらりと並んだ福袋。
 
   【何が入っているのかなぁ】
 登校後、校長室に入って校長先生にあいさつをする子どもたちは、この福袋が気になって仕方ない様子でした。一体何の福袋が誰のためなのか、何が入っているのか分からないまま給食を食べていると、校長先生がランチルームにいらっしゃいました。そして、子どもたちに福袋のことを説明してくださいました。
 
 この福袋には本が2冊入っています。これらの本は、昨日職員が図書室で、子どもたちに読んで欲しい本を選び、校長先生が福袋の中に入れてくださったものです。何の本が入っているのかは見た目だけでは分かりません。学年部ごとに分類されたこの福袋を自由にとってよいこと、中に入っている本を持って帰って読んでもよいことを聞くと、子どもたちの目はキラキラと輝いていました。一体何の本が入っているのか、そのワクワク感が子どもたちの様子から伝わってきました。
 
 昼休み、校長室前のろうかには子どもたちであふれかえっていました。選んだ福袋を開けて、「この本平成17年だって。読んだことある?」とか「これ変えて」とか「15少年漂流記だって」などと思い思いに福袋の感想を言い合い、嬉しそうに教室に持って帰りました。
 また、この福袋には大学の先生からいただいていた木の製品(貯金箱など)も入っていました。これにも子どもたちは興味津津で、早速手にとっていました。
 
【各先生からおすすめのメッセージも入っています】【これは木の紙で包まれた貯金箱】
 
 この福袋には、様々なジャンルの本に触れて欲しいという校長先生の思いが詰まっています。この福袋の本とも一期一会です。今日出会った本との出会いを大切にして、ぜひ読んでみてください。今まで知らなかった世界を体感できるのではないでしょうか。
 

荒谷小14名から16名に!?

 昨日の下校指導の時、生徒指導主事の先生から「荒谷小に2名のお友達がやってきました。これで荒谷小は16名です。」とお話がありました。この言葉に子どもたちは目をまん丸くしていました。
 実は、昨日交通安全協会の方が荒谷小にお越しくださり、交通安全を啓発するための看板を持って来てくださったのです。早速、校門と体育館に上がる坂道と道路の分岐点に設置をしました。
 【校門にはこちらの女の子】     【分岐点にはこちらの男の子】
 
 この2名の子どもたちにはちゃんと名前もあるそうです。子どもたちが教頭先生に尋ねてみると、女の子が「あいさつじょうずちゃん」、男の子が「あんぜんまもるくん」だそうです。この2人には「とびだし注意」と書かれています。この2人を見て、子どもたちが飛び出しをしないようにしたり、交通安全を意識させたりすることが目的です。
 
 本校の通学路には歩道がありません。また、山も近くにあり登下校での安全対策はとても重要です。子どもたち自身が、自分の身は自分で守る行動ができるよう、「あいさつじょうずちゃん」、「あんぜんまもるくん」が一役担ってくれそうです。
 
 立派な看板をありがとうございました。

第3学期 始業式

 冬休みが終わり、今日は第3学期の始業式です。子どもたちは手袋やネックウォーマーなどの防寒対策をして、朝から元気に登校していました。「お年玉は何に使った?」と話をしたり、向かい側にある山に光が射している光景を見て、「あれは池の窪だぁ」と話をしたりしながら登校しました。
【新春初めての学校へのあいさつ。高らかな声が響き渡りました】
 
 1校時は体育館で始業式が行われました。
 はじめに、校長先生のお話をいただきました。3学期に登校する日は1~5年生で54日、6年生は53日だそうです。3ヶ月あるとおもっていた3学期も、日数を聞くととても早く過ぎていってしまいそうです。
 校長先生はまず3つのお話をしてくださいました。それは①目標をたてること②地域でもしっかりあいさつをすること③本をたくさん読むことです。目標をたてたらそれを達成するために努力をすることや、目標の内容等のお話をされました。「目標を立てる力」、「目標をやり抜く力」備わるよう努力していきましょう。また、あいさつでは「あいさつは自分のため」、「あいさつは自分づくり」というキーワードを子どもたちにお話されました。読書については3学期は目標30冊です。1月いっとき、2月逃げ月、3月さらさらというように、あっという間に過ぎてしまう3学期、図書室に足を向けてたくさんの本との出会いを楽しんでください。
 最後に校長先生は魔法をかけてくださいました。その魔法とは「笑顔」です。子どもたちに自分の中で笑顔を意識する時を考えさせ、笑顔でいると前向きになれたり、心の安定がはかれたり、元気になれたりすることを教えてくださいました。子どもたちは「あいさつをする時」、「行事などでおじいちゃん・おばあちゃんと会う時」、「話をする時」など笑顔を意識する時を発表していました。今日は全員が鏡で自分の笑顔もチェックし、笑顔のよさを再認識したと思います。緊張・不安などで笑顔がなくなる時こそ笑顔を意識していきましょう。
 
【朝、玄関での笑顔チェック、習慣にしてみてくださいね】
 
 次に代表児童の作文発表がありました。今回は4年生でした。昨年の反省から今年がんばることを2つ考えたようでした。それは読書をすることと、字をていねいに書くことです。図書室で本を借りて読み終えたけれど、返却をしていなくて次の本が借りられなかったとか、雑な字を書いたり習った漢字を使って字を書いたりしなかったなどとしっかりと反省がされていたので、今年はその反省をもとに頑張ってくれることと思います。先生たちも一緒に読書をする時間を設けていきたいです。
 
    【堂々とした発表でした】
 
 次に、一言発表がありました。これは代表で作文を発表した児童以外の児童が今年がんばることを発表するものです。
 1・2年生は「学習発表会の劇や演奏をがんばる」、「一輪車でスラロームが完璧にできるようになるまでがんばる」などと発表をしていました。
 3・4年生は学習・生活・運動の項目に分けて発表をしていました。その中で、「あいさつをいつでもどこでもできるようになる」、「4年生の勉強を5年生につながるようにする」などの発表がありました。
 5・6年生は年間を通した目標を掲げていました。「人に言われる前に行動する」、「苦手な部分を克服してオール100点を目指す」、「目標達成のための努力をし続ける」、「みんなをまとめる」など高学年らしい目標がたくさん出てきました。
 それぞれに立てた目標が達成できるよう、時には目標の内容が自分に合ったものだったのかを見直したり、達成したら新たな目標をたてられるようにしていきましょう。
 
【大きな声で元気よく発表できました】 【3つの目標、分かりやすかったです】
 
【一段とたくましくみえた5・6年生】
 
 県内でもインフルエンザが流行しているようです。生活リズムを整えて、かぜやインフルエンザに負けないようにしていきましょう。
 

こぶとこじぃばぁスクールに行ってきました

22日(月)諸塚ウッジョブ「製品班」は5年生3人ですが、当日は男の子が欠席でしたので、2人の女の子と行ってきました。諸塚村地域支援センター「ふれあい」の係の方のお世話で4人のおばあちゃんと1人のおじいちゃんとしゃもじ作りに挑戦しました。まず自己紹介。そして、係の方からじぃばぁスクールの説明、女の子2人はそれぞれ木で松葉杖や装飾品を創っていましたので、そのパッケージに工夫をして売り出す工夫をお聞きしました。係の方が丁寧に教えて下さるのでありがたかったです。その後しゃもじ作りをしてました。途中お茶タイムもあり、嬉しそうにお茶やお菓子をいただいていました。2時間でしたが、仲の良い5人のおじいちゃんおばあちゃんに囲まれあっという間に過ぎました。こぶとこの5人の皆様、そしてお世話して下さった地域の方、「ふれあい」の係の方にお礼を申し上げます。どうぞ、2月8日の学習発表会にいらして下さい。

第2学期の終業式

 12月24日は2学期終業の日した。子どもたちは雨の日も雪の日も78日間元気に登校しました。養護教諭の先生の調べでは、欠席の状況も保健室来室状況も大変少なく、荒っ子の元気のよさがうかがえます。
 さて、この日、2校時は終業式です。まず、子どもたちが2学期にがんばったことを一人ずつ発表しました。1・2年生は「かん字をがんばりました」とか「えしゃくを自分からできるようになった」と話していました。3・4年生は「相手に伝わるような話し方ができるようになった」、5・6年生は「米とぎをがんばった」など、それぞれに自分なりにがんばったことを大きな声で発表しました。
 
      【がんばったことを発表する1・2年児童】 
 
 そして、児童代表で5年生の児童が作文を発表しました。6年生の背中を見て自分の意識が変わったことをていねいに表現していました。
 
         【児童代表の5年生の発表】

 その後、校長先生からお話がありました。1つは2学期の目標のふりかえりと、クリスマスについてです。目標については、目標をたてたらそれに向って一生懸命努力することの大切さを教えてくださいました。また、日本では当たり前のようにあるクリスマスですが、世界中を見てみると今日食べるものにも困っている人たちがいます。家族への感謝、平和への感謝を教えてくださいました。
 
    【校長先生のお話のキーワードは感謝です!】

 14名全員そろった終業式を無事に終え一安心です。25日からいよいよ冬休みです。①家族と一緒に、家族のために過ごす冬休み②安全・健康に留意して過ごす冬休み③伝統文化に触れる冬休みを送って、1月8日には元気に学校に登校して来てくださいね。