学校の様子

卒業制作完成+α

 卒業生が登校した今日、卒業生は大忙しの1日を過ごしました。まずは卒業制作です。一輪車小屋のリニューアルが終えたばかりですが、この一輪車小屋、更に進化をとげました。卒業式でも校長先生から紹介がありましたが、全員で一輪車に乗っている絵を壁に設置しました。この絵には今日、二スも塗ってくれたようです。これで、雨にさらされても大丈夫ですね。

  【一輪車小屋が華やぎました】

 また、校舎と体育館をつなぐ廊下の線もきれいに塗り直してくれました。鮮やかな黄色い線を見て、「お!きれいになってる!」と驚く児童もいました。6年生が残してくれたもの、大切に使わせていただきます。ありがとうございました。

【3年生もびっくり!!きれいな線が引いてあるね】


    【環境整備、ありがとう】

今日は修了式

 昨日、6年生3名が卒業し淋しくなった荒谷小。ところが、朝学校に行くといつものように6年生が運動場でボール投げをしていました。いつもと変わらない風景に「今日も身体を動かしてえらいなぁ」と思っていましたが、そこで違和感を覚えました。6年生は昨日卒業したんだったと。「卒業式の次の日も学校に来ます」と言っていましたが、朝早くから1~5年生と同じように活動をしている姿に驚きました。でも、いつもと変わらない当たり前の風景が本当に宝物だったんだなぁと改めて思いました。
 3校時には修了式が行われました。各学年の代表が修了証書を受け取り、全員がそれぞれの学年の課程を修了した証をいただきました。その後、校長先生のお話がありました。校長先生は「栄養」についてのお話をしてくださいました。この「栄養」、食べ物のことではなく頭の栄養のことです。頭の栄養には2つあるそうです。1つ目は読書、2つ目はチャレンジすることです。天才の脳は、ちょっとしたことで喜ぶことを繰り返しているそうです。「ちょっとしたことで喜ぶ」とは、もう少しがんばればできそうなこと(目標)にチャレンジすること、そしてその目標を達成することです。それを積み重ねることによって、脳には栄養が行きわたるそうです。あと少しで手が届きそうな目標であれば、今すぐにでも立てられそうです。春休み中、子どもたちには、早速実践してみて欲しいと思います。そして、これまで校長先生がお話くださった、「千里の道も一歩から」や「当たり前の中に宝がある」、「笑顔」も脳の栄養を送るヒントになっています。まずはやってみること、その一歩を踏み出せるといいですね。


  【まずは一歩踏み出してみよう】

 次に一言発表をしました。この時間では、1~5年生が1年間でがんばったことを発表したり、振り返りを発表したりしました。発表内容は以下のとおりです。
【1年生】
 ○ 長距離走大会をがんばった。(途中までは2年生の方が先を走っていたけれど、差を縮め、同時にゴールした) 
 ○ なわとびをがんばった。(腕を伸ばして跳んでいたので、伸ばさないように注意したら前跳びが5回できた)
 ○ 一輪車をがんばった。(手をつながずに上手に乗ることができた)
【2年生】
 ○ 「しいたけで元気」の劇をがんばった。(「自分たちでする」という目標を達成できた。笑顔で元気に堂々と発表できた)
【3年生】
 ○ 学習面: 国語が楽しかった。
 ○ 生活面: 時間を守ることができた。協力できた
 ○ 体育面: チャレンジをがんばった
【4年生】
 ○ 学習面: 相手が読みやすいように、また自分が後で見た時に分かりやすいように字をきれいに書きたい。今後は視写に加えて聞きながらメモすること(聴写)もがんばりたい。分かりやすく説明をすることが目標だった。指をさす、絵や図を使う等の工夫をすると分かりやすく説明ができた。
 ○ 生活面: 地域でのあいさつを目標にしていた。あいさつをすると相手とふれあうことができると感じた。大きな声であいさつをすることを目標にした。意識してあいさつをすることができた。
 ○ 体育面: 鉄棒をする時に音を立てずに降りるようにしたい。そうすることで、腕やお腹に力が入らずスムーズに降りられる。体力向上をがんばった。そのためにお手本を見たり、ロープを使ったりした。
【5年生】
 ○ 簡単なミスをすることが多かったため、問題を解いた後の見直しが必要だった。①時間をかけて②間違いがあると思って見直すことをしていきたい。
 ○ リーダーシップを発揮できたと思うが、6年生には及ばなかった。的確な指示をだしたり、率先して道具を出す等、卒業生のようなみんなを引っ張る頼れるリーダーになりたい。
 ○ みんなをまとめることがあまりできなかった。6年生に頼りすぎていたと感じた。みんなをまとめることができるような6年生を目指したい。
 ○ 本をあまり借りなかった。6年生になったら目標を100冊にする。そのために、1週間に1回は図書室で本を借りる。

 このように、子どもたちは自分たちの生活を振り返り、できていたことや課題をみつけたようです。また、上級生は課題解決のための手立てまで考えていました。具体的にどうすればいいかが分かっているので取り組みやすいですね。がんばってください。 

【4月からは6年生、頼りにしています】

 その後、2年生の代表児童が作文を読みました。その内容はあいさつについてでした。1年生の頃、あいさつの声が小さいと指導を受けていたことから、2年生になってからはあいさつをする時に「声を大きく」、「笑顔で」、「どこでも」するよう心がけたそうです。すると、先生から「あいさつがいいね」とほめられるようになり、地域の方に「笑顔がいいね、あいさつが気持ちいいね」とほめられることもあったそうです。笑顔であいさつをすると、嬉しそうにお返しをしてくれる、あいさつは人と人をつなぐリボンのようなものだと思ったと表現していました。そして、あいさつをして人とつながっていきたいとしめくくっていました。あいさつの大切さがよく分かる、そして2年生らしいとってもステキな作文でした。

【見える化するため、もう1人の2年生があいさつのボードをもちました】

 その後、生徒指導主事の先生から春休みの過ごし方についてのお話がありました。キーワードは「まじ」です。
 ま・・・ まとめ(新学年に向けて苦手なところを中心に学習する)
 じ・・・ じゅんび(次の学年の準備をする。例:ランドセルの中を整理する、絵具のチェック、筆箱の中身のチェック、勉強机の整理など)


     【「まじ」合言葉ね】

 新学期に向けての準備をする春休み、約1週間有意義に過ごしてくださいね。

 その後の給食では、卒業生も一緒に食べました。卒業生はしっかりお弁当を用意していて、昨日できなかった5・6年生の担任の先生の牛乳かんぱい、その前に誕生日を迎えた5年生児童の牛乳かんぱいも一緒にしました。今年度最後の給食はおめでたく、賑やかな時間になりました。


 【お誕生日おめでとうございます】

第68回卒業式

 本日、平成26年度第68回卒業式が行われました。この晴れの日を待っていたという気持ちと、まだこの日を迎えたくない、もう少し一緒にいたいという気持ちが入り混じった気持ちでした。
 昨日と比べると気温が低く、空気も冷たかったですが、保護者の方と登校する卒業生の表情は晴れ晴れとしていて、希望に満ち溢れているようでした。
 何度も何度も練習した成果もあり、卒業式では卒業生も在校生も落ち着き、堂々とした態度でした。卒業証書授与では、校長先生が一人一人ていねいに卒業証書を読んでくださいました。卒業証書を受け取る時、3人とも「ありがとうございました!」と大きな声でお礼を言って、とてもすがすがく頼もしかったです。
 来賓の方々やPTA会長さんからもお祝いの言葉をいただきました。その中で、卒業生それぞれの夢に触れていただきエールを送っていただきました。また、ウッジョブへの期待もお話いただきました。6年生が先頭に立って進めてきたウッジョブ諸塚、きっと後輩たちがまた更に学びを深めることと思います。


  【保護者の方々、たくさんの来賓の方々にお越しいただきました】


              【3人でよくがんばってくれました】


【PTA会長さんの心温まるお言葉】【真っすぐに子どもたちをみてくださった保護者の方々】

 別れのことばでは、卒業生も在校生も今までの思い出を振り返りながら声かけができたようでした。涙がポタポタこぼれ落ちる様子が遠くから見ても分かるくらいの大粒の涙、子どもたちの思いが痛いほど伝わってきました。とても感動的な別れのことばになりました。


      【みんな気持ちのこもった別れのことばが言えましたね】

 厳粛な雰囲気の中、第68回卒業式を終えることができました。退場する時には握手をしたり抱き合ったりして、別れを惜しんでいました。無事に卒業式を終え、卒業生の安堵した表情が印象的でした。


    【祝福のことば、感謝のことばをもらい、自然と笑顔が出ました】


【いつも楽しく明るい雰囲気を作ってくださった担任の先生】

 卒業式が終わり、6年生を送るため校門で1~5年生が待っていました。そこで、みんなで踊りながら歌を歌い、その後エール交換をしました。在校生は卒業生の健闘を祈り、卒業生は荒谷小の発展を祈りエールを送ってくれました。


             【思い出の曲をみんなで熱唱】


                   【エール交換】

 卒業式予行練習も感動的でしたが、今日の卒業式はとても心に残るものになりました。荒谷小の子どもたちは1年生から6年生までとっても仲がよく、笑顔であふれています。6年生が卒業した今、子どもたちの心には淋しさが渦巻いていると思います。小学校には卒業生はいなくなりましたが、いつでも会える距離にいます。この仲間を大切にして、これからも一歩一歩進んでいってくださいね。

さくら咲く 最後の給食

 今日は、6年生と食べる最後の給食でした。そこで、今日は外で全員で給食を食べました。運動場には桜の花が咲き、卒業式の花々にも囲まれ、とっても気持ちのいい時間でした。今日の献立は、6年生のリクエストメニューでむぎごはん、たまごスープ、チキン南蛮、牛乳でした。それに卒業のお祝いデザートがついて、とても豪華な給食となりました。
 「ごはんにマヨネーズをかけるとおいしいよ」、「それ、お父さんが小さい頃はやってたって聞いたよ」、「キャベツにタルタルソースかけるの忘れた!」、「タルタルソースはお肉にだけかけるんだよ」等と話しながら楽しく食べました。また、掛け時計を1・2年生の担任の先生がお腹のところにもち、上着を羽織り「時間が知りたい時は言ってね」と話すと、「それ、腹時計ですね」と5年生が言っていました。6年生と一緒に食べる最後の給食、色々な話をしながら思い出に残る給食の時間になりましたね。


            【笑い声が絶えない給食の時間です】


【色とりどりの花々が給食の時間を彩りました】【小さい桜ですが、一生懸命咲いています】

しいたけ横丁

 昨日から今日にかけて、1・2年生が大切に育てているしいたけの収穫をしました。しいたけは、たくさん生えていたようで、廊下にはところせましとしいたけが並べられていました。そして1・2年生が「欲しい人はしいたけを持って帰ってください。100個はあると思います」と嬉しいことを言ってくれました。早速、昼休みにみんなでしいたけのおすそ分けをいただきました。
 「しいたけの白いところが茶色くなっているのはよくないよ」と1・2年生が教えてくれたり、「あ、これは三つ子のしいたけだ!」と楽しく選んだりしていました。そして、このしいたけを置いている場所を1年生が「しいたけ横丁」と名付けたそうです。このしいたけ横丁は昼休み中大盛況でした。1・2年生がていねいに大切にお世話をした結果がみんなの笑顔に変わりましたね。おいしくいただきます。ありがとうございました。


【しいたけ横丁に遊びにきました】 【これは三つ子のしいたけ】


【ハートの形をしたしいたけも見つけたよ】

リクエスト給食

 今日は、6年生のリクエストした献立が給食として出てきました。その献立はむぎごはん、親子丼、ツナサラダ、牛乳です。今回のリクエスト献立について、中学校の栄養士の先生にコメントをいただきました。

「親子丼とツナサラダの組み合わせは、栄養的にも味のバランスでもとてもよいと思います。この献立は給食でも考える組み合わせです。偏りがなく、よく考えられているなと思います」

とのことでした。栄養士の先生からもお誉めの言葉をいただくほどの6年生が考えたリクエスト給食。卒業までにあと2回、リクエスト給食があります。どのような給食が出てくるでしょう。1~5年生はわくわくしていますよ。


 【今日はデザートもつきました】  【ふわふわの親子丼でした。リクエストありがとう】

今年度最後の諸塚学校給食の日

 今日は、諸塚学校給食の日でした。今日の献立はとうきびごはん、ほうれんそうのみそ汁、あじフライ、いんげん、ミニトマト、牛乳です。


   【色どりがきれいです】

 とうきびごはんは、細かくしたとうきびがごはん全体に混ざっていて、花が咲いたようにとてもきれいな春らしいごはんでした。また、いんげんの緑にミニトマトの赤と、バランスのよい色が目を引く今日の諸塚学校給食の日でした。
 今日は、毎月の諸塚学校給食の日はどうだったかを聞いてみました。子どもたちは口を揃えて「おいしかったです!」と言っていました。また、地元の野菜を仕入れることで、土を落とすために何度も何度も洗う手間がかかっていることを話し、時間をかけて給食を作ってくださっている調理員の先生にお礼をいいましょうと話しました。


【諸塚学校給食の日の献立は野菜がたくさんです。でもあっという間にぺロリ】

 今年度、諸塚学校給食の日の給食のおかげで、新たな食材を発見しその味に感動した子どももいます。特に、くろまいごはんは子どもたちから大好評でした。このような貴重なものがこの諸塚村で作られていることを知り、諸塚を思う心が育ったり、多様な味覚をもてるようになったりするのだと思います。給食を作ってくださっている調理員の先生、そして配達をしてくださる方、生産者の方々、毎日ほっぺたが落ちそうなくらいおいしい給食を私たちに提供してくださりありがとうございます。次年度もどうぞよろしくお願いいたします。

卒業制作 一輪車置き場の進化

 3月上旬に6年生と保護者の方々、そして校長先生、教頭先生、5・6年生担任の先生が卒業制作を行いました。その内容は一輪車小屋のリニューアルです。荒谷小は運動会で一輪車の技を披露することが伝統となっています。そのため、子どもたちは年間を通して一輪車に乗って技を磨いています。毎日のように通う一輪車小屋ですが、屋根も古くなり、一輪車を置く場所も使いづらくなっていました。今回、屋根を新しくとり替えてくださったり、一輪車置き場に板を張ってくださったりして、とってもきれいな、そして機能的な一輪車置き場になりました。


         【木の香りが漂う一輪車置き場になりました】


   【ありがとうございました】

 その一輪車置き場はまだ進化をとげています。その後校長先生と教頭先生が手前にも一輪車を立てかけられるようにしたくださったり、一輪車置き場の壁を作ってくださいました。


             【さらに使いやすくなりました】

 そして本日、5・6年生が一輪車置き場に貼る絵の制作を行いました。全校児童で一輪車に乗っている絵を書き、その絵にペンキで色を塗りました。


  【ハーフパンツの色薄過ぎない?などと話しながら進めました】

 一輪車小屋が子どもたちのカラーに染まり、オンリーワンの一輪車小屋ができそうです。とっても楽しみです。

記念樹を植えました!


  【在校生に囲まれて桃の花の記念樹を植えました】
 昨日は、春らしい陽気に包まれた過ごしやすい1日でした。そこで、6年生3人は、卒業式を約1週間後に控え、記念樹を植えることにしました。在校生11名も全員運動場に集結し、なんと!卒業式で歌う「記念樹」をBGMとして歌いながら、6年生が植樹するのを応援しました。6年生が植樹したのは桃の木です。数年後には、たくさんの花弁をつけることでしょう。3人の卒業生は、桃の花がたくさん咲き誇る頃、どんな生活を送っているのでしょう。卒業生の前途が、幸せいっぱいでありますように桃の木がしっかりと見守ってくれることでしょう。”がんばれ卒業生!”

             【記念樹、みんなの応援で無事に植樹完了です。】

春なのに福袋・子どもの詩表彰

 今日の朝の時間、校長先生から「春なのに福袋」という名の福袋が6年生にプレゼントされました。これは、今年度子どもたちが書いた作文が学校賞を受賞した際にいただいた図書券を使って購入したものです。子どもたちは1人1冊好きな本を選んで購入しました。6年生は卒業まであとわずかとなりましたので、先にプレゼントされました。その福袋の本の中には校長先生からの宿題も入っています。それは、本を読んだ後に他の子どもたちが読みたくなるような帯を書くことです。読まなければ書くことができない帯、今日をあわせて卒業式まであと8日です。6年生、よろしくお願いしますね。

【後から5年生が「福袋の中身なんやったー?」と聞いていました】

 その後、子どもの詩の表彰が行われました。子どもの詩とは、毎月諸塚村内の小中学生の詩を掲載し、諸塚村の村報とともに配付されるものです。たくさんあった詩の中で、最優秀賞と優秀賞をとった子どもがいました。最優秀賞に輝いた詩は「照れ屋さん」という詩です。いもほりの様子をリズミカルにまた面白い表現を織りまぜながら書いていました。読み終わった時には、「ふふっ」と笑ってしまうような心温まる詩です。優秀賞に入った詩は入学式のことを書いた詩でした。思い出に残るような入学式にできるよう、6年生らしい意気込みが伝わるような詩です。25日は卒業式、6年生の心に残る卒業式にできるよう、みんなで作り上げていきましょうね。


【プレゼンもでき、すてきな詩も書ける、色々な角度から表現する力がついていますね】

世界森林認証祭りでの発表

 昨日、諸塚村で世界森林認証祭りが行われました。その中で、荒谷小の6年生3人が発表をしました。その内容はわくわく学習発表会で発表をした林業の学習に関することです。林業のやりがいについて学習し、ポスター制作を行った児童、諸塚産材が医療的な面でどのような効果をもたらすかをリーフレットにまとめた児童、産直住宅をアピールするためのリーフレットを作った児童と内容は多岐にわたります。たくさんのお客さんが見てくださっている中、落ち着いて堂々と発表をしていました。子どもたちは、これらの学習を通してコミュニケーション能力が大切だと学んだり、人とのつながりが大切だと学んだりしています。今回、子どもたちの学習の成果を多くの方々に聞いてもらえる場を設定していただき、子どもたちはとても幸せだったと思います。学校という枠を越えて、地域の中で発表できたことが子どもたちの自信にもつながったことでしょう。本当にありがとうございました。


  【発表者の補助を他の2名が行い、3人で協力して発表しました】


  【表現力も備わりましたね】

あげパンだ!

 今日の給食にはあげパンが出ました!


【今日のこんだて:牛乳、あげパン、ごもくスープ、ハンバーグ、ケチャップ、みかんクレープ】

 それにハンバーグも出てきて、子どもたちの大好きなものばかりでした。その上みかんクレープのデザート付きです。とっても豪華な今日の給食、子どもたちはあげパンのおかわりの列に並びました。また、ハンバーグにケチャップをかける時にもそれぞれ楽しそうにデザインしていました。

 
     【とってもおいしそう】

 大好物なものばかりが出ていたので、その中でも一番楽しみにしているおかずを最後にとっておく子どももいたり、無心に食べている子どもがいたりしました。また、給食を食べながら、いつもよりも話に華がさいているように思いました。今日もごちそうさまでした。


【あげパンにはまんべんなくきな粉がまぶしてあって、甘くておいしかったね】

涙の卒業式予行練習

 今日の2・3校時に卒業式の予行練習が行われました。今まで、朝の時間を使って全校児童で練習をしたり、各クラスごとに練習の時間を作ったりして卒業式に向けての準備を進めてきました。本番と同じように行う予行練習は静かな空間で大変緊張感がありました。卒業生の卒業証書を受け取る姿やそれを見つめる在校生の姿、とても立派でした。どの子どもも立腰を崩さずにがんばりました。また、別れのことばでは感極まって涙がこぼれる子どももいました。卒業生との思い出が子どもたちの心の中から溢れ出てきたのかもしれません。予行練習とは思えないほどの感動的な卒業式予行練習でした。


        【握手をしたりハグをしたりして退場します】


【一人一人に別れのことばをかけます】 【本当に素敵な6年生です】

昨日の下校指導

 昨日で東日本大震災の発生から4年になりました。多くの方々がこの震災で亡くなり、今もまだ行方不明の方々がいらっしゃいます。また、被災された方々の中で、避難をされている方も多くいらっしゃいます。下校指導ではこの東日本大震災についての指導がありました。「今もこの震災により悲しんでいる人や苦しんでいる人がいます。今日は、その人たちのことを考える時間を作り、その方々の心に寄り添ってください」とお話がありました。この震災のことを風化させることがないよう、どんな小さなことでも一人一人が自分にできることを考え、行動にうつして欲しいと思います。


【地震から身を守る行動も振り返りましょう】

 次に、教頭先生のお話がありました。教頭先生はカレンダーの裏を使ってお手製のスケッチブックを作っておられました。これは、以前下校指導の際に6年生がスケッチブックに「大切にしたい名言」を書き、発表していたものをアレンジしたものだそうです。教頭先生が大切にしたい名言は「千里の道も一歩から」でした。そして、その後ある数字を見せてくださいました。「合計1239 平均88.5」です。これをなんの数字か子どもたちに聞いてみましたが、ピンとこない様子でしたが、考えた結果、読書をした本の冊数だということが分かりました。荒谷小では1人あたり年間本を100冊読むことを目標にしています。全校児童での目標は1400冊です。3月中旬に入りましたが、その目標はまだ達成できずにいます。一方でもう176冊も読んでいる児童もいます。
 さらに、教頭先生は「千里の先にあるものは?」と問われました。「成功」、「達成感」、「喜び」、「目標」などが子どもたちの口から出てきました。教頭先生が考えられる千里の先にあるものは「あなたの幸せ」だそうです。教頭先生は子どもたちの幸せを願って、このお話をしてくださいました。
 学年があがるにつれて、選ぶ本もページ数の多いものになったり、難しい本になったりして、なかなか冊数が増えないこともあるでしょう。それでも、この教頭先生のお話を聞いて、一人でも多くの児童が図書室で本を借りてみよう、1ページでも読んでみようと思ってくれると嬉しいです。


 【本の世界に飛び込んでみてね】

卒業式の練習

 今日、朝の時間に体育館で卒業式の練習を行いました。今日は別れのことばの練習と、椅子から立つタイミング、座るタイミングの練習をしました。6年生は、大きな声でゆっくり、はっきりと言葉を言っていて、とても聞き取りやすかったです。また、しっかりと前を向いて、微動だにしない姿勢も下級生のお手本になる姿でした。
 1~5年生も自分のことばを暗記し、それに気持ちを込めて言えるように練習をしています。「この声の大きさでは大きすぎるかな?このスピードでは遅すぎるかな?と思ったら、それよりももっと大きな声で言ったり、ゆっくり言ったりすることがポイントです」と1・2年生担任の先生が指導してくださいました。別れのことばの一つ一つが、6年生の人柄を表していて、聞いていると込み上げてくるものがあります。荒谷小の児童14名が一生懸命伝える感謝の気持ち、たくさんの方々に伝わるといいなと思います。


              【体育館中に響く声でした】


     【さすが6年生です】

中学校の音楽の先生と卒業式の歌の練習(最終日)

 今日の4時間目に中学校の音楽の先生が荒谷小にお越しくださり、子どもたちに歌唱指導をしてくださいました。2月24日に1回目の指導、3月4日に2回目の指導にきてくださり、本日が最終日です。今日は「記念樹」と「旅立ちの日に」の2曲を指導してくださいました。


【今日も身体に新鮮な空気をめいいっぱい入れます】 【空気が入った?】

 まずは、歌を歌うための準備をします。「ほっぺたもみもみ~、おでこももみもみ~、頭をとんとんしてね」と先生が見本を見せてくれました。空気が冷たく、雪がちらちら舞う寒さでしたが、この運動をすることで顔の筋肉がほぐれてきたようです。
 ①ほっぺたを上にあげて②口は縦に開ける(前歯をみせるように開ける)ということを意識して、運動場のイチョウの木に向かって発声練習をしました。それから「記念樹」の練習です。「ハーモニーがきれいだから自信をもって歌ってね」とか「目線はまっすぐね」などとアドバイスをもらいながら、とても元気な声で「記念樹」を歌っていました。

  【思いが届くように歌います】

 その後、1~4年生は1・2年生教室へ移動し、5・6年生は「旅立ちの日に」の歌の練習を音楽の先生と行いました。この時間、1~4年生は「6年生との思い出を思いえがきながら心をこめて歌おう」というめあてを立てていました。そして、まずは6年生との思い出を思い出す時間を作りました。


        【それぞれ好きな場所で思い出を振り返りました】

 それからみんなで集まり、にっこりトークを始めました。その中で、「○○くんは、もろっこクラブ(放課後子ども教室)で、分からないところを教えてくれた」、「下級生が騒いでいる時に、強く怒らずに優しく注意してくれた」、「順番を一緒に待ってくれたり、とびなわを貸してくれたりした」、「運動会の時、団長としてまとめてくれた」、「声が枯れるまで声を出してくれた」、「昼休みに1人でいる時に声をかけてくれた」・・・など、6年生との思い出が溢れるように出てきました。その思い出を頭の中で思い出しながら歌を歌ってみました。


 【ガイドは2年生が行いました】    【感情が入ると表情も変わってきます】


   【頭の中に思いえがいて】

 にっこりトークを行った後の子どもたちの歌声は、深まりのあるものになっていました。その後のふりかえりでは、「めったに泣かない6年生を泣かせたい」、「思い出を考えながら歌ったら優しい声が出た」、「卒業式までにもっともっと思い出を作りたい」、「歌う時の表情が自然と笑顔になった」などの発表をしていました。子どもたちの心の中に6年生と過ごした日々が描かれ、その気持ちを歌として表現できたのだと思います。3月25日の卒業式、感謝の気持ちを込めて6年生を送る、心のこもった式になるといいですね。

 中学校の音楽の先生、本日は寒い中お越しくださりありがとうございました。先生のご指導のおかげで、子どもたちは歌う時の姿勢や声の出し方等の技術を学びました。そして、歌を歌うことが楽しいと思えたと思います。本当にありがとうございました。

雨でも楽しい お別れ遠足

 先週の金曜日、お別れ遠足がありました。晴れていれば隣町の公園に行く予定でしたが、あいにくの雨。今年度のお別れ遠足は校内遠足となりました。雨で残念な気持ちだったのですが、子どもたちは校内遠足でもとても楽しみにしていました。この大切な1日を全校児童で楽しく過ごし最高の思い出を作るため、様々な企画が用意されていました。
 まずは1・2年生教室でお別れの会が行われました。ここでは、各クラスの発表がありました。1・2年生は6年生それぞれのクイズを出しました。「○○くん クイズ!○○くんが好きなスポーツは次のうちどれでしょう?①野球②サッカー③バスケット」というような内容です。そして、「正解は①野球です。それではその野球が好きな理由はなんでしょう?」とつながります。これも3択でクイズが出されました。

【ボールを投げることが好きなようです】  【好きな教科は社会!】


   【好きな花はペチュニア】

 子どもたちは、誰が何を好きなのかはよく知っていましたが、なぜそれが好きなのかまでは知りませんでした。好きな理由を聞くとその人のことをもっと知ることができて嬉しくなりますね。その後、けんばんハーモニカで「あの青い空のように」を演奏しました。フラットがある曲ですが、みんな上手に弾いていました。

 次に3・4年生です。3・4年生は6年生にありがとう賞という賞状を渡しました。そこには、短歌なども一緒に記されていました。「かがやくよ スーパースター ○○くん」、「花の世話 心が見える 優しさの 笑顔とともに 忘れません」、「優しいね 声大きいね 元気だね そのパワーは あなたの宝」このような素敵な表現で6年生に感謝を表しました。


 【心のこもったメッセージでした】

 次に5年生です。5年生はこの日のために、昼休み時間を使って一生懸命練習をしていました。心がほっこりするような歌に振り付けをつけ、曲の合間合間に6年生にプレゼントを渡していました。手紙やミニアルバム、そして指先を温めるためのカイロも歌詞に合わせてプレゼントし、教室の中は笑顔でいっぱいになりました。


 【とーっても可愛い振り付けでした】 【最後は1~5年生みんなで歌いました】

 最後に6年生から、1~5年生にプレゼントが贈られました。それは折り紙で作ったくす玉です。色鮮やかなくす玉、これにはしかけがありました。くす玉をもつと「ん?重い」と話す子どもたち。くす玉の中には消しゴムなどが入っていました。当たりの人(11名中4名)のくす玉には紙飛行機が入っており、その人たちには特別なプレゼントが用意されていました。このしかけに子どもたちはワクワクどきどきしていました。そして、くす玉を入れる袋も1人ずつ前に出て手渡しをしました。1~5年生にわざわざ前に出てきてもらい、ビニール袋を渡すという
ことにも理由がありました。そのビニール袋には6年生からのメッセージが添えられていたのです。一人一人と向き合い、自分の思いをしっかりと伝えた6年生でした。


 【くす玉の中に何が入ってた?】     【1年生コンビで当たりをゲット】

          【5年生も当たり~!】

 午前中だけでも盛りだくさんの内容の校内遠足でした。お昼は教室でみんなで食べて、午後からは体育館でレクリエーションをしました。社会福祉協議会からお借りしたわなげやフリスビー等で遊び、大満足の様子でした。


    【穴にはいるかな】             【的をねらって】

     【わなげ えいっ】

 この他にも、宝探しがあったり全力かくれんぼをしたり、映写会があったりした校内遠足でした。下校指導の際、教頭先生が「お別れ会の様子を見てみんな兄妹のように仲がよくて、心がぽかぽかになりました。」と話されていました。教頭先生のおっしゃった通り、とっても仲のよい荒谷小の子どもたち、これからも仲間を大切に1日1日過ごしていきましょう。

Peach Boy!

 今日は、今年度最後のALTの先生との英語活動が行われました。朝、5・6年生の担任の先生から「今日の12時から劇をするので、他のクラスのみんなもよかったら見に来てください」とお誘いがありました。英語活動の時間に劇をするようです。一体どんな劇なのか、わくわくしながら12時を待ちました。
 5分前に教室行くと、他の学年ももう5・6年生教室の前に来ていました。そして、5・6年生教室に入ると、ハッピを着た子や、てぬぐいをかぶった子、くちばしがある子たちが立っていました。

    【おや?1人足りない】
 5・6年生は7名いるはずなのに、なぜか6人しかいません。それでも、劇は始まりました。劇は「Peach boy」です。これは、古くから伝わるお話「ももたろう」のお話です。子どもたちは、おじいさんやおばあさん、犬、猿、キジ、そして桃太郎に扮していたのです。この劇はセリフが全て英語でした。


         【子どもたちの手づくりの劇がはじまりました】

 全て英語での劇ですが、「ももたろう」は誰もが知っているお話です。そのため、1~4年生は、誰がどんなことを言っているのかも分かっているようでした。


      【5・6年生の演出がとても工夫していました】

 Peach boyが犬や猿、キジを引き連れて鬼が島へやってきました。すると、突然用具入れの中から鬼役の子どもが現れました。あまりの勢いに、子どもたちはびっくりすると同時に「わあ!!」と歓声があがりました。


 【一瞬にして場面が変わりました】

 ALTの先生も鬼役になり、Peach boyたちと戦いました。5・6年生は英語のセリフをただ読むのではなく、自分の言葉として言っていました。そのため、見ている側は劇の世界に入り込むことができて、大変楽しく見させてもらいました。


    【鬼と戦うシーン:小道具にもしっかりと英語が書かれていました】

 「ももたろう」のお話のとおり、「Peach boy」でも鬼が降参をし、鬼が島を後にしました。しかしこのPeach boyでは、戦いの後、鬼たちも仲良くなり、みんなでおじいさん・おばあさんの住む村へと帰って行きました。5・6年生らしいお話だなぁと思いました。


        【どの子どもも英語のセリフで役を全うしました】

 この劇を見て、1~4年生からは「英語で話しているところと、日本語をまぜているところがよかった」、「動きがおもしろかった」等の感想が出てきました。先生たちからは「英語活動は英語に親しむことが目的です。この劇を通して英語に親しんだと思います。これからも、どんどん英語に触れてください」とのお話がありました。

 いつもは学級ごとに行う英語活動ですが、今回は少しの時間、全校児童で英語に触れることができました。5年生は「来年何を英語の劇でしようかな?」と話していたり、4年生は「次は私たちがする番だ!」とやる気満々でした。
 ALTの先生、毎回授業の中で、子どもたちが英語を話したいと思えるような工夫をしてくださりありがとうございました。次年度もどうぞよろしくお願いいたします。

3月の全校朝会

 今日の朝の時間に全校朝会がランチルームで行われました。まずは、校長先生からお話がありました。今年度最後の全校朝会でしたので、これまでの全校朝会で校長先生が話されたことをみんなでふりかえりました。「千里の道も一歩から」、「笑顔」、「当たり前の中に宝がある」等、校長先生のお話をきっかけに、今では子どもたちの生活に根付いているものが出てきました。そして、「当たり前を続けると(    )になる」ということを子どもたちに問われました。これは「当たり前を続けると(特別)になる」だそうです。これをしないと落ち着かない、自分ではないような気がするなど、当たり前のことを続けていると、それが自分自身の一つになり、性格・人柄の一部になるそうです。その「当たり前」はあいさつでも姿勢でも笑顔でもよいのです。当たり前のことを継続すること、それによって自分の宝になるものが一つでも多くあるといいなと思います。


  【当たり前の中に宝がある】

 次に生徒指導主事の先生からお話がありました。3月の目標は「最後まできまり正しい生活をしよう」です。その「きまり」についてのお話でした。
 まず、「『きまり』を別の言葉で表すと何でしょう?」と子どもたちに問いかけられました。「きまり」には①約束ごと②当たり前のことという2つの言い方があるそうです。「当たり前=宝」という考えが子どもたちにも浸透しています。その宝は守らなければならないものであると話され、「きまり」という言葉の強さが「宝」というかけがえのないものに変わり、子どもたちの胸にも響いたと思います。
 そして、これから卒業までに6年生は宝物(お手本)を伝えることを意識すること、1~5年生はそれを受け継ぐ(学ぶ)ことを意識して過ごすようお話をされました。残り約1ヶ月、6年生から色々なことを学んでくださいね。6年生、よろしくお願いします。


 【宝、伝え、受け継いでいってくださいね】

ひなまつり

 今日は3月3日、ひなまつりです。荒谷小には7段飾りのひな人形があります。そこで、今日の3時間目に1・2年生にも手伝ってもらいながら、ランチルームにひな人形を飾りました。
 「この刀はどこにさすんですか?」、「これはどこに置くんですか?」など、ひな人形の小道具の飾り方に四苦八苦しながらも、豪華で繊細なひな人形の放つ春の雰囲気を感じながら楽しく飾ることができました。


【一気に華やかな雰囲気になりました】

 今日は学級給食の日でしたので、給食を学級に持っていく前にみんなで「ひなまつり」の歌を歌いました。今日の天気は雨でしたが、子どもたちはポカポカとした気持ちになったのか、にこにこしながら学級に戻っていました。

             【灯りをつけましょ ぼんぼりに】

 そして、今日の学級給食は何かが違いました。1・2年生の教室にはなぜか6年生が1人入っていて、3・4年生の教室にも6年生が1人入っていました。その理由は・・・・。


                【スペシャルゲストの6年生】

卒業を控えた6年生が、学級給食の日には1人ずつ各クラスで給食を食べる計画のようです。一緒に給食を食べながら色々な話をして、6年生との時間を大切に過ごす時間です。卒業式まであと22日、6年生が学校に登校する日はあと16日です。残り少ない日数となりましたが、6年生といられる幸せをかみしめて、楽しく過ごしましょう。