学校の様子

わくわく学習発表会

 午前中の学習発表会が終わり、昼食の時間になりました。学習発表会の日の昼食は毎年恒例で、PTAのお父さん方手作りの豚汁が振る舞われます。この豚汁は、学習発表会当日の朝、PTAのお母さん方の力を借りながら、家庭教育学級で男の料理教室を実施して作ってくださったものです。また、各家庭からおにぎりも持ってきてくださっていて、温かくて愛情こもった昼食をいただきました。豚汁は具がたくさん入っていて、みそで味付けをしているけれどクリーミーな味がして、とてもおいしかったです。

【湯気がもくもく、食欲をそそります】

 そして、午後からはわくわく学習発表会が始まりました。これは総合的な学習の時間(わくわく学習:ウッジョブ諸塚)で学習したことを1・2年生は「しいたけで元気」という劇、3~4年生はポスターセッションでの発表をしました。
 1・2年生はしいたけに関するクイズを会場の方々に出題し、しいたけの栽培方法を分かりやすく説明してくれました。時折イノシシやシカが出てきて、しいたけに関する知識を教えてくれるという演出もあり、楽しく学ぶことができました。毎日のように観察・お世話をしている1・2年生だからこそ発表できる内容でした。
 その後3~6年生のポスターセッションが行われました。1人10分(発表7分、質疑応答3分)で、これまで学習してきたことを4つのブースに分かれて発表しました。3年生はプロセッサーについて、4年生は苗木袋(きけんおまもリュック)について、5年生は木の製品開発班、絵本作り班、6年生はポスター作成班、リーフレット作成班とそれぞれの学習内容を発表しました。これまで、どのようにしたら自分たちの学習した成果を聞いている人に分かりやすく、興味をもって聞いてもらえるかを考え、何度も何度も練習を積み重ねてきました。その練習が子どもたちの自信となり、本番ではどの子どもたちも立派に発表していました。


【3年生:プロセッサーを段ボールで作り、その過程で学んだことを発表しました】

【4年生:きけんおまもリュックを作る過程で出てきた心情の変化がありました】


【5年生:製品開発班 工作にならないために・・・この課題に向き合いました】

【6年生:リーフレット作成班:どうしたら魅力を伝えられるリーフレットができるか考えました】

 それぞれ、学習を進める中で色々なハテナが出てきて、それを1つひとつ解決していきました。わくわく学習応援隊の方々や業者の方々の力も借りながら、自分たちの力でできるところは時間をかけて作成していきました。そのため、誰もが自分の発表には気持ちを込めることができ、その子どもにしかできないプレゼンテーションができたと思います。
 発表の後の質疑応答の時間では、「シーソーに神楽を彫った版木を使った理由は何ですか」とか「木の絵本の次は木で何を作ってみたいですか?」などの質問が出され、「戸下神楽をPRしたいし、有名にしたいからです。」とか「おもちゃを入れる箱を木で作ってみたい」等と答えていました。予想していなかった質問を受け、答えに窮する場面も見られましたが、きちんと受け止め、自分の意見を発表していました。

 その後、パネルディスカッションが行われました。この時間は、わくわく学習応援隊の方々や5~6年生、5・6年の担任の先生が「わくわく学習を通して学んだこと」を語り合い、大学の先生方にコメンテーターとして参加していただきまました。


  【林業のプロフェッショナルの方々の貴重なご意見をいただきました】

 その話合いの中で、林業の過程を学習していくことの大切さや人と人とのつながり、自分1人では作れないものに挑戦すること等のヒントをいただきました。この1年で林業について学習してきた子どもたちも、次年度学年が変わり新たなステージにたつと見え方も考え方も違ってきます。次年度以降も、子どもたちががむしゃらにわくわく学習に取り組めていけたらいいなと思います。
 9月のわくわく学習応援隊の発足式以前も様々な形でウッジョブ諸塚にご協力いただいていましたが、2学期以降更に様々な方にウッジョブ諸塚をご支援いただきました。おかげ様で、子どもたちも職員もとてもいい学びを得ることができました。子どもたちにとって、身近にあったけれど内容をよく知らなかった林業が、今回の学習を通して林業に携わる方々の思いに触れたり、実際に体験をしたりすることで、今では本当に身近なものになったと思います。そして、林業の大切さ、木の大切さ、人と人とのつながりを実感していることと思います。今年度のウッジョブ諸塚を支えてくださり、本当にありがとうございました。
 次年度もどうぞウッジョブ諸塚をよろしくお願いいたします。

学習発表会

 2月8日、学習発表会が行われました。この日は風が冷たく寒い日でしたが、保護者の方々をはじめ、地域の方々、大学の先生方や学生の方々、わくわく学習にご協力くださった関係者の方々がたくさんお越しくださいました。このような方々を前に発表をする子どもたちは、ドキドキしながらもいつも以上にやる気が出ていたと思います。
 はじめの言葉は3・4年生が担当しました。言葉に加えて大きな動作も交え、楽しく元気な発表が見られそうな予感のするはじめの言葉でした。
 学習発表会のトップバッターは保育所生でした。可愛い衣装を着て、飛び跳ねたりポーズを決めたりして体育館中を明るい雰囲気にしてくれました。男の子は消防車やパトカーに乗ってダンスをし、年中さん年長さんはあでやかな着物を着ておしとやかに舞いました。

【ピンクやブルーのドレスを着たプリンセスたち】

 その後、各学年の発表が続きました。1・2年生は「できるようになったこと」、3・4年生は「演奏します!詠みます!」、5・6年生は「笑顔がくれたおくりもの」です。
1・2年生はなわとびや跳び箱の演技を披露したり、国語の教科書を朗読したりしました。なわとびでは前とびやあやとび、こうさとび、二重とびを披露しました。朝の時間等に練習をしている成果がしっかりと出ていました。

【1年生:スラスラ読めました】    【2年生:なわとび上手でしたよ】


【2年生:ジャンプ力があります】

 3・4年生は俳句や短歌を詠んだり、理科の実験をしたりしました。「月の夜に シカのなく声 鳴りひびく」、「林業の 苗入りリュック よい工夫 横に穴あき 苗取れる」などの俳句や短歌を発表しました。

【幕が開くと同時に駄賃付け唄を歌うという演出でした】

 5・6年生は「笑顔」をテーマにした劇を発表しました。まず、1年間の思い出ランキングを発表しました。共通して出てくる言葉は「なんしよっとやー」でした。第3位は田植えです。田植えで尻もちをついて「なんしよっとやー」と言い合っていました。泥だらけになったことが楽しかったようでした。第2位は青島宿泊学習でのサイクリングでした。普段自転車に乗る機会がない子どもたちが、自転車に乗りぶつかったり転んだりしました。そこでも「なんしよっとやー」と口を揃えて言う子どもたち。そのようなアクシデントも思い出に残ったようです。そして第1位はおいもパーティーでした。大切に育てたさつまいもを収穫し、スイートポテトや蒸しパンを作りました。そこで男子が担当したスイートポテトを食べると、シャリシャリという食感が・・・。女子全員で「なんしよっとやー」と言っていました。このおいもにはしっかり火が通っていなかったようです。
 どれもみんなで真剣に取り組んだ結果でてきたアクシデントでした。みんなで同じ体験をしたことで、どの子どもにも深く心に残っていたのでしょうね。
 その後、「笑顔」にはどのような力があるかを発表しました。「知らない人でも仲良くなれる」、「友達が増える」、「相手が安心する」などの発表があり、「笑顔」の大切さをみんなに教えてくれました。

【楽しそうに劇に取り組む子どもたち】

 その後、伝統芸能「箕舞」(みいまい)の発表がありました。この日のために2回、地域の方が学校にお越しくださり、熱心にご指導くださいました。おかげさまで、とても上手に舞うことができていました。囃子もとても上手でした。


  【脈々と受け継がれる箕舞】

 その後も、保育所生の発表やミラクル(保護者の方々・地域の方々が中心となって行う合奏)の発表もありました。最後には全校児童と保育所生との群読・合奏・合唱「当たり前の中に宝がある」を発表しました。当たり前のようにある、自然、学校のイチョウ、祭り、消防団、通学路・・・それらを宝物と理解している子どもたち、荒谷の素晴らしさが凝縮されたような発表でした。


【保育所生も元気にカントリーロードを歌いました】

 閉会式では、6年生がふりかえりを発表しました。今回が小学校最後の学習発表会だった6年生、「みんなで学習発表会ができてよかった」、「午前中の発表では緊張して笑顔を忘れてしまっていたけれど、午後からのわくわく学習発表会では笑顔を忘れずに発表したい」などと発表していました。
 子どもたちは、これまで一生懸命練習をしてきた成果をお客さんの前で表現することができていました。堂々としていて、子どもたちの持ち味が発揮された発表でした。朝早くからお越しくださった皆様、子どもたちへの応援ありがとうございました。また、荒谷小OBの方々、先生方も学習発表会を見にきてくださっていました。たくさんの方々に来ていただいて、子どもたちもパワーをもらったと思います。ありがとうございました。


【たくさんの応援、ありがとうございました】

学習発表会の練習

 今日の2時間目~業間にかけて学習発表会の合同練習が行われました。全校児童で行う群読と保育所生も一緒に歌うカントリーロードの合唱の練習も行い、その様子をビデオで撮影しました。


   【保育所生と手をつなぎ、身体を揺らしながら歌いました】


   【元気な声が響きました】

 その後、合唱の様子を映したビデオをテレビに映して、よくなった所や課題を考えました。子どもたちからは、「口が大きく開いている」、「前を向いている」等、よくなったところが出てきました。
 もっとよくなるための方法を見つけるために、子どもたちに伏し目がちにして歌を歌った時と、目をパッチリ開けて歌を歌った時を比べて見ることにしました。これもビデオ撮影し、後でみんなで見比べてみました。すると、伏し目がちで歌った時は、声が小さく低い音程で歌っていました。反対に目をパッチリ開けて歌うと、声に伸びがあり、大きく、また高い音程で歌っていました。このことから、「目をパッチリ開けると大きな声が出る」ということを実感したようでした。
 本番では子どもたちの口と目にもご注目ください。


【目をパッチリ開けて歌った時の様子】

学習発表会リハーサル


                 【リハーサル前半は保育所生との発表会練習】
 学習発表会が4日後と迫りました。保育所生10名も本校の児童14名もインフルエンザにかかることなくみんな元気に発表会の練習に励んでいます。
 そこで、本日は本番前の最後のリハーサルということで、プログラムにそって一通り流れの確認をしました。出入りにかかる時間や用具の設置場所、立つ位置など入念にチェックを行いました。

                     【ポスターセッションのリハーサル】
 保育所生をまじえた発表会の練習が終了すると、次は小学生だけのわくわく学習(ウッジョブ諸塚)の発表の練習です。1・2先生は劇に取り組み、3年生以上は、これまで総合的な学習の時間で取り組んできた林業体験活動や製作活動などを一人約7分の持ち時間で発表し、3分間を質疑応答の時間と設定しました。各発表ブースには写真や製作物などを展示して分かりやすく発表する工夫がなされています。
 プログラムの最後はパネルディスカッションを行います。「ウッジョブ諸塚で学んだこと」をテーマに話合いをします。本番では、大学の先生や林業関係者の方にも話合いに参加していただきます。たくさんの方々に見ていただきたいと思います。
 後4日間、インフルエンザにかからないように手洗い、うがい、マスクの着用をしっかり行って、本番を元気に迎えましょう。

2月の全校朝会

 今朝、体育館で全校朝会が行われました。昨日学習発表会の会場設営を行った体育館、赤いじゅうたんが敷いてあったり、装飾がしてあったりしていつもとは違う雰囲気の体育館でした。
 今日は校長先生が「実行力」についてのお話をしてくださいました。今日は節分、明日は立春です。朝、校長先生に心の弱い鬼を追い出すと話していた子どももいたそうです。子どもたちの3学期の目標の中に「地域でもしっかりあいさつをしよう」というものがあります。これは、1学期からずっと目標として掲げられているものです。学校では大きな声であいさつができても、地域の行事等で会った時にはなかなか自分からあいさつができないという課題があります。とっても元気で気持ちのよいあいさつができる荒谷小の子どもたち。ぜひ、どのような場でも自分からあいさつができるようにしましょう。

 また、個人の目標もそれぞれ立てているのですが、その目標の立て方のヒントも教えていただきました。できそうな目標にすることや、目標ができたかできなかったか振り返られるようにする方法です。実際に子どもたちがこのような方法で目標を立てているそうです。


【目標が明確だと、行動に起こしやすいですね】

 最後に学習発表会についてのお話がありました。今回、新しい形での学習発表会が行われます。それは午後から行われるブースに分かれての発表(3~6年生)やパネルディスカッションです。これらの発表を通して①問題解決力②コミュニケーション力③表現力④郷土愛が子どもたちに身に付けられるよう指導をしているところです。パネルディスカッションで代表として参加する児童2名は「人見知りを直したい」、「滅多にできない経験だからやってみたい」という理由で手を挙げたそうです。とても前向きで、自分を変えようという思いが伝わってきます。

 2月8日の学習発表会まであと5日です。発表の練習をたくさんして、自分が伝えたいことが聞いている方々にしっかり伝わるよう最後までがんばりましょう。

けんこうによいかんきょう(3・4年生保健の授業)

 今日の2時間目、3・4年生の保健の授業が行われました。先々週に引き続き養護教諭の先生がこの授業を担当しました。
 今日は「けんこうによいかんきょう」という単元です。「けんこうによいかんきょう(空気)を作るためにできることを考えよう」というめあてで学習を進めていきました。3学期に入り、全国的にインフルエンザが流行しており、環境の中でも空気に焦点を当てた授業でした。まず、閉め切った室内でストーブをたいて1日過ごすと、どのような空気になるかを考えました。子どもたちは「暖かいからネズミがくる」、「ばい菌が増える」、「乾燥する」などと発表しました。そして、そのような環境ではかぜやインフルエンザにかかったり、頭痛がしたり、気分が悪くなることを確認しました。

【健康を守るためにできることをしっかり学んでね】

 次に、子どもたちでこのような環境をよくするためにはどうしたらよいかを考えました。そこでは、「空気の入れかえをする」とみんなが口を揃えて発表していました。どのような方法で、どのくらいの時間するのかを話し合わせると、「自分の近くの窓を開ける」、「全部開けると虫が入ったり、寒くてかぜをひくのでまどを半分だけ開ける」、「教室では10~15分開けて、家では20分開ける」など子どもらしい意見が次々と出てきました。
 その後、どのような空気の入れかえをしたらよいかを確認するために実験をしました。ペットボトルを教室に見立てて、その中に線香を立てて煙の流れを見ます。片方の窓を1か所開けた時や片方の窓を全て開けた時、両側開けた時など5種類の方法で煙を観察しました。
「煙が上に行ってる」とか「あ、①番の窓から煙が出てきた」、「まだ煙が残っている」等、実験の最中、煙の行方をしっかり見ていました。


  【どこから煙がでるかなぁ】

 そして最後に、効果的な空気の入れかえをみんなで確認しました。空気の通り道を作るような換気の仕方を実際教室でやってみたり、窓は全開にすることや1時間に5分程度窓を開けるとよいということを確認したりしました。

 本校の学習発表会は2月8日(日)です。今週、子どもたちは欠席をすることなく毎日元気に登校しています。このまま元気に学習発表会を迎えられるよう、自分でできるかぜ・インフルエンザの予防対策を継続的に指導していきたいと思います。
 そして、明日は南川神楽が行われます。子どもたちも夜中に出番があるので、不規則な生活リズムになってしまいますが、手洗い・うがい・マスク着用や、暖かい格好をしておくこと、眠れる時にしっかり身体を休めて睡眠をとること、栄養をしっかりとること等指導していきたいと思います。 

学習発表会に向け箕舞練習


 今日は、学習発表会(2月8日)で披露する箕舞(みいまい)の練習に保存会の方3名が指導に来てくださいました。この箕舞は南川地区に古くから伝わる伝統芸能で、地区の子どもたちは秋祭りや吉野宮神社大祭(3月28日)でも、毎年奉納しています。神楽と同様に、地区の方々が長年大切にされてきた伝統ある箕舞を子どもたちもしっかり受け継いでいこうと努力しています。舞手が6名、唄が5名、お囃子が3名と全校児童14名で取り組んでいます。本番では今日の練習の成果がしっかりと披露できるよう練習を積んで欲しいと思います。
 保存会の皆様、ご多用の中、指導の時間を割いてくださりありがとうございました。本番当日もどうぞよろしくお願いします。

給食の先生が読み聞かせ!!


             【楽しい本に子どもたちも夢中で聞き入っています!】
 今日の読み聞かせは、普段はおいしい給食をつくってくださっている先生が当番でした。わざわざ日向市の図書館まで出向いてくださり、3冊の本を選んで紹介してくださいました。
①「おたすけ こびと」~たくさんのこびとたちが自分の体の100倍くらいもある誕生日のケーキをクレーン車をつかったりして作るお話です。こんなこびとがいてくれると、随分と生活が楽になるなあと感心しながら聞きました。
②「ひゅるりとかぜがふくおかで」~食物連鎖が洋ナシから始まって、最後はわしを人間が銃でうって感謝しながらいただくというお話です。「いただきます」=「命をいただく」という意味がよく分かるお話でした。
③「おすしのさかな」~写真のおいしそうなすしに子どもたちが思わず身を乗り出しました。手を伸ばして食べようとする子もいました。すしと魚の関係がよく分かるお話でした。

 【おすしを見て思わず手が出てしまいました】
 給食調理の合間を縫って、読み聞かせの時間をつくってくださりありがとうございました。

新入学児童体験入学

 今日は、新入学児童体験入学が行われました。4時間目に、荒川保育所から2名の年長さんが体験入学に来てくれました。4時間目は3・4年生が案内役となり、学校の中を探検して、どこにどのような教室があるかを見て回りました。

【朝の学校へのあいさつも教えてもらいました】【校長先生の椅子に座らせてもらったよ】


【理科室の中も探検しました】

 4時間目が終わると給食の時間です。今日はチキンライス、たまごスープ、みかん、牛乳という献立でした。新入学児童の2名は給食が配膳される前に、自分の席に座りニコニコした表情で静かに給食を待っていました。給食当番は、1年生よりも少ない量を考え、「これくらいの量でいいかなぁ」と配膳をしていました。全部食べられるかなぁ、時間内に食べ終わるかなぁと心配でしたが、その心配をよそにパクパクと給食を全部食べていました。食器を持ってたべていましたし、スプーンの使い方もとても上手でした。

        【荒谷小の自慢の給食、おいしいでしょ】
 給食中、6年生が「○○ちゃんは何が一番すき?」と聞いて「カレー」と答えていたり、教頭先生が「○○ちゃんは、先生の名前知ってる?」と尋ねると「教頭先生!!」と答えていたりして、和やかな時間が流れていました。


【名札を見せて○○教頭先生だよと教えていました】


      【次年度から毎日このおいしい給食が食べられるよ】 

 その後、昼休みは外で元気に遊んでいました。昼休みが終わってからは清掃時間です。それぞれの清掃場所に分かれて掃除をしました。


【おにいちゃん、おねえちゃんから掃除の仕方を教えてもらいました】

5時間目は1・2年生教室で授業をうけました。楽しそうな声が1階まで聞こえてきましたよ。きっと、小学校の授業って面白いなぁと思ってくれたのではないでしょうか。


  【楽しみだね、学校の勉強】

 4月に入学してくる2名のお友達、2人のことを子どもたちも職員も心待ちにしています。元気に入学してきてね。

 本日お忙しい中、新入学児童体験入学・説明会にお越しくださいました保護者の皆さま、ありがとうございました。実際に小学校の授業や給食、清掃時間などを体験して、お子さまも小学校を楽しみにしてくれたのではないでしょうか。4月の入学を心から楽しみにしています。どうぞよろしくお願いいたします。

おむすびころんちょ

 今日の給食は、わかめごはん・さつまじる・しいたけなんばん・おむすびころんちょ・牛乳でした。この「おむすびころんちょ」とは、巻きずしを作る時に使う海苔くらいの大きさで、こののりでおむすびを作るというものです。自分でおむすびを作れるという非日常な給食に、子どもたちは大喜びでした。「どうやって作るんだろう?」、「半分はそのまま食べたいから半分だけ作ろう」等といいながら楽しくおむすびを作っていました。


【海苔の真ん中にごはんをのせます】【低学年には高学年がサポートに入りました】

 まんまるい大きなおむすびができたり、三角のおむすびができたりしていてとっても楽しい給食時間でした。おむすびだといつも以上にモリモリ食べられるようで、あっという間に食べてしまっていました。途中、「あ!!これ合う!!」という声が背後から聞こえてきました。後ろを振り返ってみると、今日のしいたけなんばんをおむすびの具として入れて食べている6年生の男の子がいました。早速試してみると、しいたけなんばんの甘辛い味とわかめごはんのほんのりしょっぱい味がマッチして、とってもおいしかったです。しいたけの香りもよく、おいしくいただきました。ごちそうさまでした。


【まあるいおにぎりの完成!】

戸下神楽

 1月24日~25日にかけて、戸下神楽が奉納され、本校の子どもたちも参加をしました。この神楽に向けて毎日のように練習を重ねてきた子どもたち、出番は夜中の3時頃です。眠たくないかなぁ、寒くないかなぁと心配はありましたが、4人とも堂々の舞を見せてくれました。途中、外で焚いている火の煙が目にしみて、目をしばたかせることもありましたが、それにも負けずに一生懸命がんばりました。

    【みんな真剣です】       【舞い終えた後、安堵の表情です】

 また、この神楽には荒谷小に勤務されていた先生方もお越しくださっていて、神楽を舞われたり、朝まで見ていてくださったりしていました。荒谷小を離れても、諸塚とつながっている先生方がいらっしゃることに子どもたちも職員も嬉しく思います。また、地域の方も喜ばれたのではないでしょうか。


【久しぶりの再会に子どもも大喜び】【遠いところ、ありがとうございました】

 神楽の演目は33番ありますが、その中で本校の職員も神楽を舞わせてもらいました。地域の方々に見守られ、そして助けていただき、無事に舞い終えることができました。


【貴重な経験をさせていただきました】

 古くから伝わる戸下神楽、演目が色々とあり神楽を舞う方々の真剣な表情、熱気あふれる舞い、力いっぱい取り組まれているお姿、それら全てが美しく、神秘的でした。また、夜にはおじやを振るまっていただいたり、朝食も準備してくださっていました。「神楽の朝ごはんはどうしてこんなにおいしいっちゃろうね~」と話す方もいらっしゃいました。
 戸下神楽保存会の皆さま、色々とお世話をしてくださった婦人会の皆さま、大変お世話になりました。

 今週の土曜日は南川神楽が行われます。南川の皆さま、よろしくお願いいたします。

食に関する指導(歯と食べ物について)

 本日、1校時は中学校の栄養士の先生に食に関する指導をしていただきました。今日は歯と食べ物について学習しました。今日のめあては「歯によいおやつのとり方について考えよう」でした。

【今日はどんな新発見があるのか、ワクワク】

 まず、子どもたちに普段どのようなおやつを食べているかを尋ねられました。子どもたちは「チョコレート」、「アイス」、「ガム」、「せんべい」、「グミ」、「スナック菓子」等と答えていました。そして、おやつを食べる時に気を付けていることも発表しました。「歯みがきをする」、「手洗い・うがいをする」、「食べすぎない」等、普段気を付けていることをそれぞれ発表しました。
 その後、グループに分かれて、いくつかのおやつを①歯によいおやつ②歯に悪いおやつに分ける作業をしました。「ヨーグルトは牛乳からできているから歯にいいかなぁ」とか「せんべいでもざらめせんべいはどうなのかなぁ」、「ガムは顎を鍛えるよ」など、高学年を中心に話し合いながら進めていました。

     【すぐに分かるものもあれば悩むものもありました】

 その後、グループごとに発表をしました。チョコレートやキャラメル、りんご、せんべいなどはすぐに、どちらが歯によいか歯に悪いかを分けられたようでしたが、チーズとガムについては悩んでいたグループがありました。

【このグループはガムで悩みました】

 そこで、栄養士の先生が歯によいおやつの特徴を教えてくださいました。それは・・・
○ よくかむもの
○ 砂糖を多く含まないもの
○ 口の中にずっとないもの
だそうです。
 これをもとにおやつを歯によいもの・悪いものに分けていきました。そして、チーズとガムについても説明をしてくださいました。チーズについては、「最近では、チーズは世界的に歯によい食べ物として注目されています。」と教えてくださったり、「ガムはずっと口の中にあって歯によくないと思うかもしれませんが、種類によっては歯にいいものもあります。キシリトールが入っているものは歯によいものですので、選ぶ時の参考にしてください。」と教えてくださいました。

 また、おやつの食べ方についても教えていただきました。おやつをだらだら食べる時と、時間を決めて食べる時の歯の状態を図で見せてくださり、だらだら食べる時はむし歯になりやすいことが分かりました。

 子どもたちが日常的に食べているおやつ、これを気を付けたり工夫したりすることで、今以上に歯によい生活ができるということを学んだ子どもたち、「家にあるおやつを適当に選ぶのではなく糖分が少ないものを選ぼうと思います」とか「チーズは歯によくないと思っていたけど歯によいと聞いてびっくりしました」、「歯に悪い食べ物を食べる時は、短い時間で食べてとりすぎないように注意したい」などと感想を発表していました。

 【1年生もしっかり学べましたね】

 歯によいおやつのとり方は①おやつの内容を考える②おやつの時間を決めるということでした。今日から早速実践してみましょう!

 本日は、とても分かりやすく、子どもたちの興味・関心を高めるような授業をしてくださりありがとうございました。先生が教えてくださったおやつのとり方は、子どもたちが自分で取り組めるものばかりでした。これから、子どもたちのおやつに対する意識が変容していくことと思います。本当にありがとうございました。

給食感謝集会

 日本で初めての学校給食は1889(明治22)年、山形県鶴岡市の私立忠愛小学校で貧しい子どもたちを救済するために行われました。その当時の給食は、おにぎりと焼き魚、漬け物だったそうです。現在では、生きた教材であると学校給食をとおして健康教育を行っています。その給食に携わる方々に感謝の気持ちを伝える、年に一度の給食感謝集会が行われました。今日は、毎日野菜を届けてくださる地元の商店の方と献立を作ってくださる中学校の栄養士の先生、そして本校の給食調理員の先生をお招きしました。


【お忙しい中、朝早くからお越しいただきました】

 まずはじめに校長先生からお話がありました。「給食が始まった頃は栄養を確保するために行われていた給食です。みなさんは日々『いただきます』、『ごちそうさまでした』と給食をいただけることへの感謝の気持ちを言葉で表しています。給食が食べられることへの感謝について今日は考えてみてください」とお話がありました。

【当たり前のように食べられる給食は当たり前ではないのです】

 それから、ほたきゅう(保健体育給食委員会)の発表がありました。その中で好きな給食とあったらいいなこんな給食のランキングを発表しました。好きな給食、あったらいいなこんな給食のランキングは以下のとおりです。

【好きな給食】
 1 カレー スパゲティ
 2 チキン南蛮
 3 れいとうみかん  ハヤシライス

 その他・・・ マヨネーズパン、きのこハンバーグ、フルーツポンチ、サラダ

【あったらいいなこんな給食】
 1 チャーハン
 2 パフェ・すし・うどん

 その他・・・ うめごはん、さけごはん、ポテト、スイートポテト、じゃがバター、ピーマンの肉  
       づめ、レバさし、ライチなど

 このようなランキングとなりました。

【メニューをみているだけで楽しいですね】

 その後、感謝のことばとプレゼント贈呈です。感謝のことばでは、給食への思い、携わる方々への思いを言葉に込めて伝えました。プレゼントは子どもたちからのメッセージを1冊の本にしてプレゼントしました。また1・2年生の担任の先生が育てたパンジーのお花も一緒にプレゼントしました。

【日頃、直接お礼を言う機会がないので、貴重な時間となりました】

 最後に先生方から一言ずついただきました。「野菜を配達することで、子どもたちと会える機会になることが嬉しいです」とのお言葉や「どんな表情で給食を食べているのかなぁと考えます。今日の『あったらいいなこんな給食』を参考に献立を考えてみたいです」、「みんなの笑顔が輝くような給食を作りたいです」など、心のこもったお言葉をいただきました。


 【毎朝、ありがとうございます】  【元気のでる献立をありがとうございます】

【毎日おいしくなる給食、ありがとうございます】

 今日は、給食に携わる先生方にお越しいただき、子どもたちもとても喜びました。お忙しい中、わざわざお越しくださりありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

【「荒谷小の給食はおいし~!」のかけ言葉でいい笑顔が出ました】

今年初めてのALTの先生との英語活動

 今日は子どもたちが楽しみにしているALTの先生が荒谷小へ来られる日です。3学期に入って初めての英語活動とあって、子どもたちが職員室にALTの先生を呼びに来た時には「ミスやったっけ?ミスターやったっけ?」と相談していました。そこにALTの先生が「Missじゃないよ~」と助け舟を出してくれました。
 4時間目は5・6年生の英語活動でした。「What day is today?  What day is  tomorrow?」という学習をしました。子どもたちに月曜日~日曜日までの英語を教えてくださり、それを使ってゲームをしました。そのゲームとは床に月曜日~日曜日までの札をならべ、その両端から曜日を英語で言いながら進んでいくものです。途中で友達とぶつかったらじゃんけんをします。この時も日本語は使わず、「rock  scissors  paper  one  two  three!」と言ってじゃんけんをします。楽しみながら英語を覚える子どもたち、5・6年生教室は活気で満ち溢れていました。

【ランダムに並べられた曜日の札】【ついつい「じゃんけん・・・」と言ってしまいそう】


    【よーし、負けないぞ】      【待っている人は曜日の言い方を復習中】

保育所生と学習発表会の練習

 今日の業間の時間に、体育館で学習発表会の練習を行いました。いつもは小学生だけで行う学習発表会の練習ですが、今日は保育所生も参加しました。今日のめあては「楽しく歌おう」でした。学習発表会では「カントリーロード」を合奏したり合唱したりします。この歌詞に子どもたちの気持ちも乗せて、聞いている方々に伝わるよう楽しく歌います。楽しさが伝わる方法として、歌を歌う時に身体を揺らしたり、笑顔で歌ったりすることを指導されました。小学生と保育所生が一緒の舞台に立ち、歌っている姿はほほえましく、自然と笑顔がこぼれてきました。また、「カントリーロード」は、心が落ち着くようなメロディーで、聞いていると不思議と懐かしい気持ちになるとても素敵な歌です。当日の子どもたちの群読・合唱・歌声にもご期待ください。

 【保育所生と手をつないで歌います】  【これは昨日の練習の様子です】

心強いゲストティーチャー登場

 
     【模型作りに熱が入ります】
 今日もわくわく学習に力強いゲストティーチャーが登場しました。
 先日は印刷会社の方から大きな後押しをいただいた6年生。今回は3年生です。
 林業の学習を進める中で、プロセッサーという重機に心を奪われた3年生ですが、どんな仕組みになっているのか、どんな作業をするのかを明らかにすることが課題です。
 そこで、実際に模型をつくってみることにしましたが、なかなかアームの部分が再現できません。そこで、林業会社の方にお願いして、2回目の見学に出かけました。また、そこで働く保護者の方をゲストティーチャーとして学校におよびし、模型作りを手伝っていただきました。アームが伸び縮みするために竹でっぽうの仕組みを取り入れるようアドバイスをうけ、やってみると見事スムーズに動くようになりました。
段ボールで作った小さい模型ですが、実物にまた一歩近づきました。3年生の児童もますます創作意欲が出てきました。 2月8日(日)の発表会では、この模型を使って説明をします。どんな発表になるのか大変楽しみです。今日はご多用の中、来校いただきありがとうございました。

今年度最後のやまびこ号来校

 今日は、子どもたちにとっても職員にとってもうれしい日です。
 それは、学期1回のやまびこ号(移動図書館)が学校に来るからです。
 始めの会では、図書館の方から、「たくさん食べて体が大きくなるばかりではなく、読書を通して心も豊かにしてください。」とお話がありました。1回に7冊まで借りることができるので、みんな本選びに一生懸命でした。
 校長先生との約束で、3学期は30冊以上の本を読むことが目標です。テレビやゲームの時間を少しけずって、本を読む習慣付けができると、簡単に目標達成できると思います。心を豊かにするためにも、校長先生との約束を果たすためにも、計画的に本を読むようにしましょう。

期待高まるわくわく学習


         【リーフレットやポスターについて自分の思いを伝えています。】
わくわく学習”ウッジョブ諸塚”も終盤に差し掛かっています。2月8日(日)の学習発表会に向けて、6年生の児童3名は印刷会社の方と打ち合わせを行いました。自分たちの手作りのリーフレットとポスターの印刷方法についてです。印刷会社の方からは、「できるだけ写真データを活用して仕上げをよくしましょう。」「写真のレイアウトはこうしましょう。」など専門的なご意見をいただきました。予算面の制約はありますが、印刷会社の方のお心遣いもありそれぞれ200枚の印刷をしていただくことになりました。写真がより鮮明になることで仕上がり具合もずっとよくなることでしょう。学習発表会には、披露できますので、是非、地域の皆様学校へお越しください。それから、印刷会社の方々、予算面でのご配慮やアドバイスをいただきありがとうございました。仕上がりを楽しみにしています。

消防団による火災避難訓練

今日の5校時に火災の避難訓練を行いました。例年のことですが、この訓練には地元の消防団の協力をいただいています。今回はご多用の中8名の団員の方に参加していただきました。この消防団(第4部)は1月6日の消防出初式の際、諸塚村消防操法大会で優勝されており、村民の生命と財産を守るために日頃から練習を熱心に取り組んでおられます。
このように実績のある消防団の方々をお招きして、保育所生や小学生のために消火訓練や放水体験、操法訓練の実演などを行っていただきました。操法でのきびきびとした態度や真剣に取り組まれている様子に子どもたちも職員もすっかり心を奪われてしまいました。さすが、優勝チーム、子どもたちにとっても、あこがれの存在となっている様子です。5年生のある男の子は、将来消防士になると夢を語っていました。
寒い時期がまだまだ続きます。山林火災の大変さを身をもって学ました。「森は宝」火事を起こさないようにみなさんくれぐれも気をつけましょう。消防団員のみなさん今日はありがとうございました。神楽の練習もがんばってください。
             【風の方向が変わって、消火活動が大変でした】
 
  【水圧の大変さがよくわかりました。消防団のみなさん、ありがとうございました。】

中3生によるあいさつ運動

     【中3生によるあいさつ運動を受けて、いつも以上に元気なあいさつができましたね】
 
村内の4校は「めざせ あいさつ日本一」をスローガンに掲げ、あいさつ運動に力を入れています。
本日は、年間の計画により、本校出身の諸塚中学校の3年生3人が正門前であいさつ運動を行ってくれました。
あいさつの手本となっている中学生から元気をもらい、小学生もいつも以上に明るく、元気な声であいさつを交わしていました。毎日、このような光景が見られるといいのですが、小中学校間の距離があるために、なかなか実施が困難です。本日は、教育委員会の方や中学校の先生、中3生の保護者の方々の協力をいただいてあいさつ運動が行えました。
先輩である中学生の後ろ姿をみて、後輩である小学生は成長しています。中3生や関係のみなさん、今日はありがとうございました。次回もよろしくお願いします。