日誌

校長室の窓から

ペーパーレス化を進めたい!

 学校というところは、ご存じのように紙を大量に使用する事業所です。子どもたちの学習に使うプリント類はもちろん、保護者への案内文書や会議の資料等驚くほどの紙が消費されます。白紙で使用するわけではないので、インク代など印刷にかかる費用もかなりの金額になります。何より、印刷や製本にかかる時間と労力が時代に合っていません。これは、少なくとも30年以上ほとんど変わっていないということも、また驚きの事実です。近年、地球環境の保全や省エネルギー、働き方改革などが問題視されている中、正に逆行する学校の文書事情です。
 この状況を何とか打開できないかと考えています。学習で使うプリント類は、必要最小限に抑えながら再生可能な方法を模索します。会議の資料等については、今年度から校務用パソコンにデータを共有化し、紙を使わない方式を導入しています。
 さて、保護者への配付文書は・・・。現在すべての家庭に配付しようとすると約450枚印刷しなければなりません。印刷しクラスごとに分け、配付ボックスに配るだけで30~40分かかります。枚数が複数になると、それを拾ってとじる時間と労力(人員)が必要になります。また、配付した文書を紛失したり他に紛れてしまったりするなどして、保護者の手に届かないこともあるようです。
 そこで、配付文書を紙ではなく、データ(PDF等)をこのホームページ上に掲載することで改善できないかと考えています。暫定的に「学校からの配付文書」をメニューにアップしてあります。できれば毎日チェックしていただくようお願いいたします。しばらくの間は、学校からのメールと併用してお知らせしてまいります。いろいろな改革を進めさせていただきますが、ご理解とご協力をお願いいたします。ご意見等がございましたら、学校(☎33-2937)まで。

技術員の池田芳孝先生が丹精を込めて育てたアジサイです。気品があります。

久しぶりの登校日

 今日11日(月)は、大型連休をはさんで10日ぶりの登校日でした。10名ほどの欠席はありましたが、多くの子どもたちが元気に登校しました。一斉休業が延長されたことで、子どもたちや保護者の皆様にはご不便をおかけしていますが、来週18日(月)からは学校再開に向けて新たなステップとなる「分散登校」を開始します。学年によって登校日が異なりますので、今一度ご確認ください。
 今日は、ほとんどの学級が休業中の課題の進み具合を確認していました。また、今週の休業中の課題の取り組み方を学んでいる学年もありました。今後に向けて予習的な内容も盛り込んであり、今後の家庭学習にも参考となりそうです。先生方が、いろいろと知恵を出し合って工夫してくださいます。本当にありがたいことです。とりあえず、あと1週間が一区切りと考えましょう。

下校する子どもたち。もうしばらくの辛抱です。元気で過ごしてください。

密をつくらないように配慮して、集団下校を行いました。1年生にとっては初めての集団下校。上級生が丁寧にサポートしていました。

4月が終わります

 新型肺炎の感染拡大を受け緊急事態宣言が出された日本は、大型連休を迎えても浮かれた気持ちにはなれず、自粛ムードに包まれています。未曾有の事態とはいえ、先の見えない不安がいつもつきまとっています。風薫るさわやかな季節とは全く正反対です。いつもなら、戸外へ出て家族や友達と楽しいひとときを過ごしたり、帰省した親戚との懐かしい時間を迎えたりしているのでしょうが・・・。ただ、こうした危機をチャンスに変える発想も大事でしょう。今まで当たり前のように考えていたものを見直し、無駄を省いたりよりよくしたりすることを考えるチャンスでもあります。
 4月が終わります。わずか2週間の学校生活でした。始業式や入学式を無事に終えられたことが何よりでしたが、せっかく身に付いてきた生活リズムが崩れているのではないかと心配です。先の見えない長期的な休業となっていますが、学習だけでなく運動や読書などにも計画的に取り組めるよう保護者の皆様のご協力をお願いいたします。

【4月の掲示板は、4年生担当でした。「4年生でがんばること」が力強く示されていました。】

保護者面談

 今日27日(月)から、大型連休を挟んで8日(金)までの6日間、保護者面談を実施します。昨年度から行っているこの面談は、以前は「家庭訪問」として実施していましたが、諸事情により保護者に学校においでいただく形で行っています。20分程度の短い時間ではありますが、お子様の学習面や健康面などについての意見交換を予定しています。貴重なお時間を頂戴しますが、何とぞよろしくお願いいたします。なお、計画表は学級担任よりお示ししてありますので、ご確認ください。ご都合のつかなくなった場合は、できるだけ早めに学校にご連絡ください。


 今日は、延岡市が無償で行う昼食提供の日でした。東小では約200名の子どもたちが利用しました。メニューは、

 カボチャのミートソース煮、コッペパン、ビタミンAサラダ、牛乳でした。子どもたちは黙々と食べていました。献立検討や食材の発注、調理、配膳、片付け、残食など改善すべき点がかなりありました。栄養職員や調理員、先生方の負担が予想以上に大きく、見直しが求められます。保護者の皆様もご意見がありましたらお寄せください。

みんな元気で・・・


 子どもたちが賑やかに帰って行きました。いつもの下校風景です。「校長先生、さようなら」と元気にあいさつをする子どももいます。「また遊べなくなる・・・」という3年生もいました。新型肺炎の影響で、明日から2週間の臨時休業となります。子どもたちにとっては、不要不急の外出を避ける休みですので、以前のように「楽しさ」は半減なのでしょう。それでも自分で時間管理をしながら、学習や運動に取り組むこともできます。自立した生活を身に付けるには、貴重な経験とも言えます。ぜひ有意義に過ごしてほしいものです。
 保護者の皆様には、いろいろとご不便をおかけしますが、休業中の生活についてご配慮いただきますようよろしくお願いいたします。

 昨日の昼休みの様子。1年生が初めて「昼休み」を過ごしました。広い運動場を駆け回る姿に、当たり前の学校の一コマを実感しました。一日も早くこの光景が戻ってきますように・・・。

新学期の子どもたち(1年)

 入学式から今日で1週間。1年生は少しずつ学校生活に慣れ、落ち着いて学習に取り組めるようになりました。先週は、4時間目ともなると「おうちに帰りたい!」と泣き出す子どももいましたが、環境の変化に一生懸命順応しようとしているのも事実で、見守るしかありませんでした。そして今週・・・。
 当初の予定では、今日からの3日間で参観日を計画していたのですが、大人数を集めることへの心配から中止にしました。本来であれば、子どもたちの様子を参観していただき、1年間の取組などについてご相談させていただく懇談会も考えていました。残念ではありますが、子どもたちの安全・安心を確保するため、ご理解とご協力をお願いいたします。

1年1組

1年2組

1年3組

1年4組

 あさって22日(水)から5月6日(水)までの2週間、再び臨時休業となった延岡市ですが、安心して学校が再開できる日を楽しみに、子どもたちをご家庭へお返しいたします。何とぞよろしくお願いいたします。
 
 

よろしくお願いいたします!

 4月1日付で、難関の試験を突破して本年度宮崎県の教員として採用され、東小学校に赴任した4名の先生方をご紹介します。
   左から 池田 有里(いけだ ゆり)先生
       天神原 櫻(てんじんばる さくら)先生
       鈴木 純哉(すずき じゅんや)先生
       山中 麻琴(やまなか まこと)先生

◇池田有里先生(1年3組担任)
 趣味・特技・・・絵を描くこと、家具・インテリア集め
 「子どもたちが楽しい学校生活を送れるように、自分自身も成長していきたいと思います。」
◇天神原櫻先生(5年2組担任)
 趣味・・・スポーツ観戦、旅行
 特技・・・ハンドボール、ソフトボール
 「子どもたち一人一人にしっかりと向き合い、笑顔あふれる一年にしていきたいです。」
◇鈴木純哉先生(2年2組担任)
 趣味・・・スポーツ観戦、運動
 特技・・・たくさん食べること
 「東小の子どもたちのために精一杯がんばります。」
◇山中麻琴先生(4年2組担任)
 趣味・特技・・・バレーボール、外出
 「分からないことばかりですが、何事にも真摯に向き合い子どもたちに負けないようがんばります。」

 校長から見れば我が子(孫?)のようです。宮崎県の教育界を背負って立てるよう大切に育ててまいります。

ALTも安心・安全

 今週から本格的に始まったのが「専科」の授業です。東小学校では、理科(3~6年)、音楽(3~6年)、外国語活動・外国語(3~6年)が専科として担任以外の先生方に授業を担当していただきます。また、6年生では県の指定を受け「一部教科担任制」を導入しています。これは、3人の学級担任の先生が、一つの教科をそれぞれ他の学級の授業も担当するもので、教材研究の負担軽減と複数の教員が子どもたちを見守る効果が期待されます。詳しくは改めてご紹介します。


 さて、外国語については学校便り「つなぐ」でもご紹介したとおり、本年度から専科での指導となりました。担当は寺田聡教諭です。また、これまで同様外国語指導助手(ALT)の先生も教育委員会より派遣されます。本校には、昨年度同様チャック・シオン先生が来られます。チャック先生は米国出身ですが、新型肺炎に関しては休業以来ずっと延岡市にとどまっており、7都府県も訪れていません。健康観察も市の職員同様毎日実施しており、体調管理もされているとのことです。安心してお迎えできるようです。

給食デビュー

 今日15日(水)は、1年生の給食開始でした。今日のメニューは、

ドライカレー、牛乳、コンソメスープ
でした。栄養職員の瀨田先生のアイデアで、記念すべき初めてのメニューは子どもたちにも大人気の逸品です。ほどよい辛さのカレーは、今も昔も給食の大定番ですが、今日はドライカレーです。お皿の上でご飯と混ぜながら、1年生もおいしそうに食べていました。担任の先生が「辛くありませんか?」と聞くと、一斉に「辛くありません。おいしいです。おうちの方が辛いです。」など素早い反応が返ってきていました。

「こうして食べるんだよ。よく噛んでね。」と先生からの指導にうなずきながらの楽しい給食でした。

 明日からも続々と豪華メニューが予定されています。毎朝献立をチェックするくらい楽しみにしてくれると嬉しいです。

久しぶりの給食

 今日8日(水)から、給食が始まりました。子どもたちにとっても、職員にとっても1か月ぶりの給食です。休業中は、ご家庭のご配慮により昼食を準備していただいていたことでしょう。心から感謝申し上げます。
 さて、久しぶりの給食のメニューは、何と「カツカレー」でした。30年以上学校給食をいただいていますが、「カツ」は記憶にありません。しかも本格的なカツカレーで、子どもたちのテンションもぐっと高まったようです。ご配慮いただいた栄養職員の瀨田先生、給食センターの調理員の皆さんに感謝!どの学年の子どもも笑顔ながら黙々と食べていました。何気ない幸せ感を味わえる時間となりました。

 黙々と食べる6年生。新型肺炎の関係で、グループをつくらず机間を空けての給食ですが、味は抜群なので大満足。今しばらくの辛抱です。