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2025年度

11月5日

宮崎日日新聞「ことば巡礼」より

「優勝は目指さない方がいいよ」(塙亘之)

 優勝という外部の絶対的な結果や価値観にこだわりすぎると、他人やライバルを真似てしまい、自分本来の持ち味や個性を失うことが一番の問題である、という示唆に富んだ言葉です。

 義務教育学校の9年間では、多様な学習活動や異年齢交流を通して、自分だけの「持ち味やよさ」を深く理解させ、それを伸ばしていこうとする姿勢を育みます。

 結果に一喜一憂せず、個性を貫く確かな自己肯定感や、独自の目標に向かう内発的な意欲といった非認知能力を大切にすることで、児童生徒一人ひとりが人生の勝者となる土台を築きます。

 

11月4日

宮崎日日新聞「ことば巡礼」より

 

「人生に火のもたらす(齎す)功徳はまことに(寔に)量り

    知られぬものである」(鏑木清方)

 ここでいう「火」は、情熱を持って一つのことに打ち込む熱意、予期せぬ困難、そして新たな分野への挑戦を意味します。人生において、魂を燃やすような情熱を傾けたり、試練に直面したりする経験は、その瞬間の大小に関わらず、計り知れないほどの価値と教訓を生み出します。

 義務教育学校の9年間(本校11年間)で、多様で深い探究活動を通して、子どもたち一人ひとりの内なる情熱に火をつける機会を意図的に提供します。困難に直面しても逃げずに立ち向かい、乗り越えようとする粘り強さ(グリット)や意欲といった非認知能力を根気強く育てることが、子どもたちの豊かな人生に確かな功徳をもたらすと信じています。 

11月2日

整いました。

「仕事とかけまして、
   モーニングコールが聞こえないと説きます。

      そのこころは、夢中になると聞こえない」

 

仕事に「夢中」になって取り組む(ポジティブ)こと
モーニングコールが聞こえないとは「夢中」(=夢の中)にいて聞こえない(ネガティブ)ことをかけてみました。

なるほど!と、思っていただければありがたいです!

(ウェイクボード体験の様子)

11月1日

整いました!

「スマホとかけまして、三原じゅん子元大臣とときます。

  その心は、どちらもハイスペックな能力が求められています。」

 

「スマホ」の高性能(ハイスペック)な機能と、

「三原じゅん子元大臣」の俳優・政治家としてのキャリアの多岐さ(ハイスペックな経歴・能力)という

共通のイメージで結びつけてみました!

(摂南大学の学生が授業を行っている様子)

10月31日

宮崎日日新聞「ことば巡礼」より

 

「とるに足らないと思われるかもしれない「うれしさ」や「悔しさ」が じつは重大な意味と価値をもっている」(日高敏隆)

 

 一見小さな「うれしさ」や「悔しさ」は、探究の出発点です。なぜそう感じたかを深掘りすることが、真の学びへ繋がります。

 義務教育学校では、9年間(本校11年間)を通して、この感情の機微を尊重し、多様な価値観を理解する力を育みます。他者の小さな感情に寄り添うことで共感性が高まり、非認知能力が育まれます。自分の心に誠実に向き合い、その意味を深く考える習慣作りをしてまいります。