部活動

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“守”期のまとめ

 霧島盆地大会が終了し、本格的に“破”期に入っていますが、ここで“守”期を振り返って見ます。

 私は宮崎県バレーの3つの県大会を基準に、指導期間を大きく“守・破・離”の3つ(守・破・離についてはhttp://cms.miyazaki-c.ed.jp/4225/htdocs/index.php?key=jot4wxwyp-133#_133を参照)に分けています。先日の県秋季中体連までが“守”期だったのですが、この時期の目的は“お互いに信頼される人間になる”ことで、学校生活から礼法、そしてバレーの技術的なことまですべてにおいてチームの約束事を“守”ることを徹底しています。
 その中でも特に徹底できていないのはまずは学校生活です。少しずつ良くはなってきていますが、忘れ物をしたり、やり直しがあったり、朝の奉仕作業をさぼったりと徹底できていません。
 また、バレーの技術的な形についても、まだまだ“守”れていません。レシーブやブロックの形やトスの高さ、スパイクの入り方やサーブのフォームなど、形を意識せず結果オーライになっている部分がたくさんあります。私が指導するのでは無く、自分たちでもっと形をそろえることを強烈に意識して、全員で練習の中でお互いにチェックし合うような状態にならなければなりません。
 この2点については、今後も徹底して“守”らせていくことが必要なので、じっくり指導していきたいと思います。

 次に結果に関してのまとめです。“守”期の目標は“秋の県中体連で優勝する”ことでした。その中で4つの大会に出場し、都城地区サマーリーグ準優勝、ゼビオカップ準優勝、南那珂地区中体連優勝、そして目標であった秋の
県中体連では第3位という結果でした。佐土原中への挑戦権はなんとか得ましたが、そこまでで終わってしまい、当然目標は達成できませんでした。
 また、戦績は117セット消化し、86勝31敗でした。この31敗のうちわけは、福島中98敗、佐土原中1勝6敗、高原中33敗、三股・妻ヶ丘中22敗、三松中32敗、姫城中52敗、、宇都中5勝2敗、、第一鹿屋中11敗、本庄・八代中21敗、妻ヶ丘中81敗、本郷中102敗です。
 2年前にJA共催杯で準優勝した時は、同じ時期に96勝29敗でした。また、昨年JA共催杯でベスト8に入った時には101勝36敗でした。条件が違うので一概には言えませんが、今年が勝率73.5%、昨年が73.7%、一昨年が76.8%なので、現時点の成績的にはベスト4に入るか入らないかくらいの力が妥当だと思います。
 このような現状の中、“破”期の目標は“JA共催杯で優勝する”ことなので、かなり高い壁となります。県チャンピオンの佐土原中や同地区のライバルで県2位の福島中、そしてこの両校と遜色ない力をもつ高原中とのせめぎ合いに勝たなければなりません。そのことがどういうことなのか、選手にはしっかり自覚して生活してほしいと思います。

 今週は土曜日に福島中と、日曜日に佐土原中と高原中と練習試合をさせて頂きます。結果どうこうよりも、戦う姿勢を前面に押し出してくれることを期待しています。
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