部活動

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アシックスカップ第33回九州中学校バレーボール選抜優勝大会

 26日から28日に行われた九州大会に、榎原中学校は宮崎県代表として参加させていただきました。結果は以下の通りです。

 予選グループ戦(2敗で予選敗退)

 榎原中 0(12-25,16-25)2 東明・早岐中(長崎県1位)

 榎原中 0(26-28,19-25)0 日田東部中(大分県2位)


 今大会は、すべてにおいてチームの要であるキャプテンが怪我のため不在で、エースも膝を痛めて練習がほどんどできていないという状況の中、他の6人が自分の役割をしっかりと果たすだけではなく、どれだけプラスアルファをチームに与えられるかという部分が勝負のポイントでした。


 初戦は、全中選抜監督もされていた
Y先生率いる長崎県1位のチームでした。2人のスーパーエースを要し、メンバー全てがとても訓練されている素晴らしいチームでした。序盤は接戦に持ち込んだのですが、サーブレシーブの中心であるキャプテン不在の穴をつかれ、9-7からの4連続・12連続失点で一気にセットを取られました。この流れのまま2セット目も0-5でスタートし、なすすべもなく敗れてしまいました。


 さすがに激戦区である長崎県1位との力の差を痛感させられましたが、気持ちを切り換えて、敗者復活戦に臨みました。日田東部中はそれほど大きな選手はいませんでしたが、夏の全中を経験したメンバーが残っており、とてもボール扱いが上手なチームでした。1セット目は、とにかく粘り負けをせず、サーブでしっかり攻めるバレーを
展開し、11-6、17-8と終始榎原中のリズムで試合が進んでいきました。そんな中、日田東部中は最後まで集中力を切らさず、こちらの弱いところをつき始めてきて、22-20まで詰め寄られました。なんとか24-20のマッチポイントまでこぎ着けました。しかしそこから5連続失点で24-25となり、再度27-26でマッチポイントになったものの、最後は3連続失点でまさかの逆転負けを喫しました。こうなると2セット目の出だしも最悪で、1-5でスタートし、最大8-17まで差を広げられ、そのまま敗戦しました。

 その後の試合も全員で観戦したのですが、優勝した菊鹿中をはじめ、九州のレベルの高さを感じることができた大会となりました。中でも福島中と宮之城中との試合では、この時期の中学生とは思えない、お互いの良さを出し尽くしたとても見応えのある試合でした。改めて福島中の強さを実感するとともに、自分たちが越えなければならない壁の高さに気付かされました。

 これで“守・破・離”(守・破・離についてはhttp://cms.miyazaki-c.ed.jp/4225/htdocs/index.php?key=jot4wxwyp-133#_133を参照)のうち、“破”の時期が終わり、いよいよ勝負の“離”の時期に入ります。九州大会では、結果的に全選手がコートに立つことができました。この経験をこれからの自分の人生に、そして勝負の夏にしっかりと生かしてくれると信じて、また一緒に練習に励みたいと思います。

 最後になりますが、運営にあたって下さった宮崎県のバレーボール関係者の方々、たくさんの声援を頂いた皆様、本当にありがとうございました。


第33回九州中学校バレーボール選抜優勝大会結果


http://mvajhs.main.jp/wp-content/uploads/2015/07/asicsfinal.pdf
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