2015年9月の記事一覧
第6回ゼビオカップ
南那珂地区中体連まであと4日となりましたが、チームはこのシルバーウィーク中、大会に遠征にとなかなかハードな連休を過ごしました。
21・22日は小林市で行われた第6回ゼビオカップに参加させていただきました。榎原中としては3年ぶりの参加ですが、県内外の強豪チームが32校集まったとても大きな大会です。榎原から小林市までは2時間半程度かかり、移動との戦いでもありました。結果は以下の通りです。
予選(3勝で1位リーグへ)
榎原中 2(25-5,25-9)0 木花中
榎原中 2(25-14、25-10)0 阿蘇中(熊本県)
榎原中 2(25-20,25-11)0 帖佐中(鹿児島県)
1位リーグA(3勝で優勝決定戦へ)
榎原中 2(25-22,25-12)0 木脇中
榎原中 2(14-25,26-24,15-11)1 三松中
榎原中 2(25-17,22-25,15-14)1 姫城中
優勝決定戦(準優勝)
榎原中 1(17-25,25-17,9-15)2 佐土原中
この大会については、県選抜チーム帯同のため、私はベンチには入らずに、副顧問のK先生にお任せしていましたが、2日目に少し時間をいただいて三松中戦を観戦し、終了後に決勝戦を見ることができました。
初日に再び⑤が手を痛めたということだったので、かなり厳しい戦いが予想されましたが、K先生を中心に、三松中や姫城中とのフルセットの戦いを気持ちを切らさずに勝ちきって、決勝戦まで進むことができたことは大きな収穫だと思います。
しかし、裏を返せば、勝てる力があったのにもかかわらずフルセットにまで持ち込まれたということも言えます。決勝戦では、現在圧倒的に県ナンバーワンと言われている佐土原中相手にフルセットまで持ち込んだことを考えると、その前の2試合をストレートで勝つことができていたら、体力的にも精神力的にももう少し余裕が残っていて、3セット目ももっと接戦に持ち込むことができていたのではないかと思います。
結局この日は11セット消化し、榎原に帰り着いたのは9時半過ぎだったそうですが、次の日は鹿児島県志布志市にある有明体育館で、鹿児島県のたくさんのチームと試合をしました。今回集まっているチームはすべてが強豪というわけではなかったのですが、とても一生懸命に指導者の指示に従って粘り強く頑張っている姿が印象的でした。
そんな中、榎原中はシルバーウィーク、そして地区中体連に向けた一番大事な最後の試合を落としてしまいました。⑤を使っていないことや疲れなど、言い訳をすればたくさんあります。しかしその甘さや弱さが試合中の連続失点やフルセットに持ち込まれる結果につながっているのです。正確なレシーブからのシンクロ攻撃をするためには、どんな状況であれ基本や約束事を地道にやっていくしかありません。
この最後の失セットが、もしかしたらゼビオカップ準優勝という結果に満足しつつあるチームの緊張感を再度高めてくれて、日曜日の地区中体連で無事優勝旗を持ち帰ることができるきっかけとなることを期待しています。