2016年6月の記事一覧
第11回南那珂地区中学校総合体育大会
先週末行われた地区大会で、目標である全国大会の1回戦として1つ1つ覚悟をもって戦い、なんとか優勝することができました。結果は以下の通りです。
榎原中 2(25-6, 25-6)0 北郷小中
榎原中 2(25-22, 25-20)0 吾田中
榎原中 2(25-18, 25-17)0 福島中
初戦の北郷小中戦はまずまずの動きを見せていましたが、2戦目の吾田戦では、第1セットは10-4、第2セットは8-0というスタートでしたが、自分たちの油断や1年生エースの思い切ったプレーに押され、かなりギリギリの試合展開となりました。あえてレシーブのいい選手をサーブで狙ったり、裏からスタートしたりといろいろな制限があったのは確かですが、明日の決戦に向けて修正が必要な内容となりました。しかし、あとから考えてみると、ここで苦戦をしたことが、この後の修正練習、そして翌日の福島中戦のモチベーションにつながったのだと思います。
2日目。運命の県チャンピオン福島中戦の日になりました。秋の中体連地区大会以来ずっとこの日が来るのはわかっていましたが、その時に思っていた以上に、両チームともに様々な大会で活躍し、そしてついにこの時間がやってきました。
第1セットは、最初にこちらのサーブミスで始まったのですが、相手もサーブミスをし、次のこちらのサーブもアウトかと思ったのが2本ともギリギリ入るという運を味方につけて、榎原中の流れで試合がスタートしました。その後もサーブで攻め続けた榎原中が終始主導権を握る展開でしたが、セットポイントから4連続失点を喫するなど、第2セットに向けて不安の残る終わり方でした。
しかし迎えた第2セット。いつもなら気合を入れなおした福島中に出だしから押し込まれてしまうのですが、逆にサーブで強く攻め、気持ちを前面に出してプレーをすることができました。結局このセットも、最後まで集中を切らすことなく終えることができました。
秋の県中体連以降、目標である全国大会出場のため、まずは福島中に勝つことを目標に頑張ってきました。しかし、その後の大会では5連敗中でした。榎原中がここまで強くなることができたのも、福島中が常に先に進み、大きな壁として立ちはだかってくれたからです。そして、いざ終わってみると、その瞬間はもちろんうれしかったのですが、やはり一緒に県大会、そしてその先に行きたかったなという気持ちがどんどん大きくなってきています。
南那珂地区は、新チームでも、福島中はもちろんですが、吾田中も、そして榎原中も県で上位を狙えると思います。ぜひ、減少の一途をたどり、競技力の低下が叫ばれている男子バレーボール界へ一石を投じるきっかけに、今回の大会がなってくれることを願っています。
最後になりますが、毎回榎原の大応援団にはとても勇気をいただいています。特に今回は、今までの中で一番の応援でした。そんな素晴らしい応援に支えられて、選手たちは一番の大舞台で、一番のプレーをすることができました。選手ともども心から御礼申し上げます。ありがとうございました。そして今後ともよろしくお願いいたします。