部活動

2015年10月の記事一覧

県大会に向けて

 運動会も無事終わり、ほっとしたのもつかの間、文化祭に向けてまた忙しい日々が続いています。そんな中、他地区の中体連地区大会が終わり、各地区代表が出そろいました。

 どのチームも予選を勝ち抜いて県大会に進んでくるので、どことやっても厳しい戦いになるとは思いますが、やはり優勝候補筆頭は佐土原中です。ゼビオカップでも優勝し宮崎地区予選でも圧勝と、現在のところ県内に佐土原中と試合になるチームすらほとんどない状態です。
 秋の県大会はフリー抽選なので、優勝をする力が無ければ初戦敗退もありえます。昨年の榎原中はベスト8くらいの力はありましたが、絶対的チャンピオンの三股中と初戦であたり敗れました。ということは、今回も佐土原中に勝てるだけの力をあと3週間でつけなくては、優勝はもとより初戦突破ですらも危ういということになります。

 現在の佐土原中と榎原中との力の差は、ゼビオカップでは相手のミスに助けられて1セットは取ることができましたが、20点を取るのが精一杯だと思います。それだけ佐土原中の現時点での完成度は高く、穴もほとんど見当たりません。
 榎原中としては、挑戦者の気持ちで常に攻める雰囲気を高めながら粘り強くプレーし、終盤までリードまたは競っている状況の中で相手のミスを誘っていくような展開で勝利をつかみ取りたいところです。そのためには、2番手集団にはしっかりと勝ち、その他のチームには余力をもって勝てる位の安定したチーム力が必要です。そして安定した力のあるチームは“心・技・体”が高いレベルになければなりません。佐土原中はこの中で“技”が非常に高いレベルにあります。一方榎原中は、“技”や“体”では勝負できませんので、“心”で勝負をすることが必要となるわけです。

 このような話と、チームとしての課題、個人としての課題を月曜日のミーティングで確認したのですが、火・水と練習への取組がいまいちピリッとしません。課題等のやり直し等で遅れてきたり、忘れ物をしたり、1つ1つの基本練習で形を本気で意識して取り組んでいなかったりと、とても県チャンピオンを目指すチームとは思えない状況です。

 現在榎原中は、サマーリーグ準優勝、ゼビオカップ準優勝、地区中体連優勝とある程度の結果が出ています。しかし、内容が伴っているかというと、そうではありません。この状況は非常に危険で、勝っているからオッケーという結果オーライの雰囲気ができてしまうと、大事なところで最悪の結果が待っています。危機感や向上心をもって練習に取り組み、ピリピリとした雰囲気の中でも、しっかりと自分たちで話し合い、盛り上がり、励まし合うようなところまでもっていくことができれば、おのずと道は開けてくると思います。

 県選抜のH監督も、最初の練習で“最後は基本、最後は人間性”とおっしゃっていました。基本を大事に、人間力を高めることを意識して日々生活してほしいと思います。
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つかの間の休息

 中体連も無事終わり、これから県大会に向けて更なるレベルアップを図りたいところですが、指導者の出張や今週末に行われる小中合同運動会等のため、今週は部活動をすることができません。

正月休みですら4日間ほどなので、1週間も部活動がないということは、これから先はもうないと思います。しかしこの1週間が今後のこのチームの未来を決めると考えています。

 この期間に私が選手達に求めることは、1つ目が運動会に全力を尽くすこと、2つ目が怪我の回復や疲労を取り除くこと、そして3つ目は、これが最も大切ですが、この期間にしっかりと自分を見つめ直して、学校生活をきちんと過ごせるようになるということです。

 先日の中体連では、日頃の生活の甘さが大会に大きな悪影響を与えました。以前書いたように、やるべきことをやらずしてやりたいことはできません。日常生活をしっかりと過ごした上でのプラスアルファで部活動に取り組むことが大切です。現状では、基本的なことができていない選手が出すマイナスエネルギーが大きすぎて、他の頑張っている選手のプラスエネルギーをすべて台無しにしています


月曜日からの部活動に心も体もリフレッシュして県大会に向けて心置きなく突っ走ることができるように、日々をしっかりと過ごしてほしいと思います。


 榎原中の2学期の合い言葉は、本校の校長が始業式に述べた“でも がんばる”です。“苦しい でも がんばる”、“辛い でも がんばる”、“遊びたい でも がんばる”、“うまくいかない でも がんばる”など、自分の弱さとしっかり向き合って、それを乗り越えることができるように、この言葉を日々意識して取り組みましょう。

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