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学校の様子

研究授業

 10月4日(水)、竹之内先生に9年生(中3)の社会の授業を校内研究に提供していただきました。本校では、授業改善を目的として、先生方全員に研究授業に取り組んでもらうことになっています。

 この日の授業の目標は、「裁判で保障されている人権について考え、公正な裁判を行う仕組みについて理解する。」でした。裁判に対するイメージから始まり、公正な裁判を受けるために、どのような人権が保障されているのかについて調べ、その理由も含めてまとめていきました。また、裁判の仕組み、民事裁判と刑事裁判の共通点や違いについても視覚的に理解していきました。

 その後、先生方が集まって研究会を開きました。成果と課題について様々な意見が出され、協議も深まりました。今後も校内研究をされに深め、授業改善に努めることで、児童生徒の学力向上を目指していきます。

読み聞かせタイム

10月3日(火)2校時(9:50~10:05)

読み聞かせタイム

1,2年生は、たいてい火曜日の2校時に15分程度読み聞かせの時間を設定しています。

 図書館サポーターの鳥越先生が児童の興味を引くような本を選んでくださったり、国語の教科書に掲載されている「おすすめの本」を読んでくださったりとバリエーション豊かな読み聞かせの時間です。

 今回は、「パンダの銭湯」「ブラウンさんちのネコ」の2冊を読んでくださいました。1冊目が読み終わると、「そういうことか~」との声。また、もう一度確かめたい場面があった児童は、終わった後にその本を手に取る姿もありました。

 2冊目の前は、「その本知ってる~。ねこじやなくて・・・」「言わんでよ~面白くなくなるから・・」との声が飛び交いました。ネコがトラに成長していき、困ったことが続出。そんなトラを飼っている人が4家族もあることが深夜の散歩で分かってびっくり‼

 子ども達は意外性のあるストーリーに興味深々です。読み聞かせをしていただいた本を借りる姿も見られるので頼もしいです。これからもどんどん本に親しんでほしいですね。そして、読解力・表現力が育成されていくことを願っています。

 

体育の授業(球合戦)

体育の授業(小学部)

 

10月2日(月)5時間目(球合戦)

楽しく活動しながら投げる力をつけさせたい!という体育専科の願いがこもった活動でした。

2チームに別れ、相手チームにボールを当てます。当てられた人は枠の外に出て待機。当たらないように避難場所(子ども達はシェルターと言っていました。)に身を潜めながらタイミングを見計らって攻めます。。相手の陣(三角コーン)を取ったり、敵を全滅させたりした方が勝利となります。

1ゲーム終わるたびに作戦タイム。自分たちのチームの問題点を考え次のゲームに生かしていく子ども達。

先生によると、少なくとも一人50回以上はボールを投げることになるそうです。また、横投げや上投げ等、相手の動きによって投げ方も自然と工夫するようになるので、スキルアップにもつながるようです。めあてが十分達成できた授業だったと思います。

 体力テスト「ソフトボール投げ」の記録もきっと伸びていくことでしょう。

文化祭へ向けて~合奏の練習

 10月3日(火)、小学生が文化祭で発表する合奏の練習に取り組んでいました。タンバリン、カスタネット、トライアングル、鍵盤ハーモニカ、リコーダーを使い小学生合同の演奏です。文化祭ではこの他、学年ごとの合奏の発表もある予定です。

 この日は、朝自習の時間に教室で自分のパートの練習に取り組んでいました。その後、全員で合わせてみましたが、練習を開始して日も浅く、1曲を通しての演奏まではいかなかったようです。部分的な練習でしたが、なかなかテンポが合わず、苦戦していたようです。先生方も付きっきりで支援していましたが、その成果もあり、少しずつ合ってきたようです。

 本番まで20日弱と時間は限られています。その間、合奏ばかりではなく劇の練習もしていかなくてはなりません。特に1年生が心配ですが、一生懸命頑張っています。10月22日(日)に乞うご期待!

道徳の授業(中学部)

9月29日(金)1校時道徳の授業(中学部)

中学部は7年生と9年生合同で道徳の授業を受けています。今日は、「民主主義と多数決の近くて遠い関係」という資料を使って「遵法精神・公徳心」の価値に迫る学習でした。

「集団や社会で何かを決めようとするときに大切なことは、何だろう。」というめあてのもとで考えを深めていきました。

何かを決める時、多数決というやり方のみでは、問題点が出てくる。この資料の筆者は、その点を考えさせるために「ガリバー旅行記」と「不思議の国のアリス」のどちらを見るか。①「好み」での集計結果と②「みんなにとって望ましいと考えられるのはどちらか」の集計結果を示していました。

生徒たちのワークシートには「できるだけ、全体の意見を取り入れられるような方法で意見を集約する。」「多数決だけでなく、みんなの意見を聞いて決める。」「本当に全員が納得できるのか考える。すべての意見を聞く。(否定しない)」などの意見が記載されていました。

「みんなのことは、みんなが話し合って決める。」=「民主主義」という考えにもつながっていったようで、「多数決で決めることが民主主義ではなくて、みんなの幸せを考えて全員の意見を取り入れることが民主主義の考えだと分かり、新しい考え方だと思った。今後の話し合いなどに活かしていきたい。」との感想をもった生徒もいました。

みんなの幸せを考えて・・・というところがとてもいいですね。その気持ちを忘れずに、ぜひ今後の学校生活全般において活かしてほしいと思いました。

 

エネルギーの変換

 9月29日(金)、9年生(中3)が理科の授業で、エネルギーの変換について実験を通して学習しました。手回し発電機を豆電球、モーター、導線を巻き付けた温度計、ブザーに取り付け、どのようにエネルギーが変換されていくのかをまとめていきました。どの生徒も食い入るように真剣に学習に取り組んでいました。

 手回し発電機を回すだけで、運動エネルギーから電気エネルギーに変換されます。次に、発電機を例えば豆電球につなぐと、光エネルギーに変換されることで豆電球が点灯します。このとき、同時に熱エネルギーも放出されるようです。また、接続しないときよりも接続したときの方が、発電機を回すときの負荷が大きいということもわかりました。

 考えてみたら、身の回りには洗濯機、テレビなど電気エネルギーを変換して動いているものばかりです。普段何気なく使っているものが理科の学習を通して確認できた有意義な時間となったようです。

千本桜

 9月26日(火)、7年生(中1)と9年生(中3)が音楽の授業で、千本桜の合奏の練習に取り組みました。この曲は10月22日(日)の文化祭で発表するものです。この日は初めて全員で音を合わせてみました。森木先生からは、「初めて合わせた割には、うまくできた。各自で練習をしっかりやったからでしょう。」とお褒めの言葉をいただきました。

 この曲はインターネット上で公開されており、特に動画サイトで聴いたことがある方も多いのではないでしょうか。本校の生徒にもなじみがあるようで、練習にもより一層熱が入るようでした。キーボード、ピアノ、鉄琴、木琴、ドラムを使っての演奏です。特にドラムはリズムを司る大事なポジションだけに、担当する生徒にとっては「難しいけど、頑張ります。」と言っていました。

 音楽の授業数は他の教科と比べて少なく、練習の時間があまりとれません。個人の技量を上げるのはもちろん、全員の心を一つにすることが何より大切なようです。時間はあまりありませんが、心を一つに全員で頑張ろう!

道徳の授業(小学部)

9月22日(金)1校時 道徳の授業

1,2年生「 どうしてきまりがあるのかな」

めあて「きまりはどうして守らなければならないのでしょう」

挿絵を見て、迷惑行為や危険な行動等についての気づきを発表しました。一人ずつ前に出て挿絵を指しながら発表できていました。

まとめる段階では、しっかり学習を振り返り、子どもたちの活発な発言を生かしてのまとめとなっていました。「危ないから。汚れるから。怪我をしてしまうから。死んでしまうかも。迷惑だから。」などの考えを出すことができました。

3年生「大切なものはなんですか」

めあて「大切なものを守るにはどうすればよいだろう」

2人の児童のそれぞれが「大切なもの」は何か。それを守るにはどうすればよいのか、時間をかけてじっくり考えることができました。関連して命の大切さにも気づくことができたようでした。展開後段では、児童の考えを十分に引き出し、具体的なまとめへとつなげていました。

5年生「ドッチボール対決」

めあて「お互いに高め合うことができる友情はどんなものだろう」

問いに対して登場人物の気持ちを考えながら自分ならどうするか真剣に考えることができました。担任からの切り返しの発問やゆさぶりもあり、「お互いに高め合う」という視点での友情について自分なりの考えをもつことができたようでした。

笛水小中学校では、金曜日の1校時がたいてい「道徳」の時間です。お忙しいとは思いますが、道徳の学習内容について話題にしてくださるとありがたいです。心の成長にきっと気づかれることと思います。また、悩みなどないかそれとなく聞いてくださることもお願いいたします。お子様が「いつもと様子がおかしい」「表情がすぐれない」「口数が少なくなった」など気になることがありましたら、遠慮なく学校へご連絡いただきたいと思います。

 

ミニ屏風

 9月25日(月)、9年生(中3)が美術の授業で、屏風づくりに取り組みました。屏風といっても、大きなものではなく、広げたらA4判ぐらいの大きさのミニサイズです。

 都城市立美術館では10月21日(土)からアール・ヌーヴォーを代表する芸術家であるアルフォンス・ミュシャの特別展が開催されることになっています。アール・ヌーヴォーとは、19世紀末~20世紀初頭にかけてヨーロッパを中心に流行した芸術様式の総称で、フランス語で「新しい芸術」を意味します。従来の様式にとらわれず、日本美術の技法も採り入れているそうです。

 その日本美術の代表でもある屏風に注目し、作品制作を通して日本の美術について学ぼうというねらいで、作業に取り組んでいます。「日本の四季」、「狐」(稲荷神社)、「麻模様」(グングンまっすぐに伸びていくことから「健康」「成長」を意味する模様)をテーマに各自、作業に取り組んでいました。個人によって作業進度に差がありますが、文化祭の展示を目指して頑張っています。

文化祭へ向けて

 運動会も終わり、文化祭へ向けての準備が始まりました。今年度は、地域と一体となり、笛水秋祭りと共同開催となります。写真は、9月21日(木)、小学生の劇の練習の様子です。

 劇の練習は先週から始まっていすが、日も浅いということもあり、まだ、セリフを正確に読むという段階です。小学校1年生から5年生(4年生、6年生は在籍児童0)と幅広い年齢の児童が一つの劇をつくるため、練習が大変です。特に低学年の児童は、セリフを覚えるどころか、セリフを正確に読めることから始めないといけません。先生方の丁寧なご指導の下、練習を頑張っていました。

 劇のタイトルは『「コーヤ」と町と「ようじんぼう」』です。あらすじは敢えてひかえさせていただきますが、小学生らしいかわいい劇になるのではないでしょうか。10月22日(日)の午後から本番です。お家や地域の人に元気を与えられる劇になるよう、みんなで頑張りましょう。