日誌

日々徒然

9/5 自律

今日の朝の生徒集会で、生徒会役員が朝のボランティア活動の今後のルールについて説明をしてくれました。

6月の生徒総会までは、学校がある日は雨の日以外ほぼ毎日朝のボランティア活動を行ってきました。朝8時40分からの10分間ですが、除草や落ち葉を掃きを毎日続けるのは大変だったと思います。テストがある日も同様に取り組んできました。

テスト勉強がしたいのでは・・・と思いつつも、数年前から生徒会が中心となって始めたことですので、こちらからは特段声を掛けずにいました。ようやく今回、定期テストはテストのある週、課題テスト等は当日のみ、3年生は12月から受験終了までは休みとすることが確認されました。

生徒総会で要望を受け、生徒会で試行的にテスト休みを設け、その結果をアンケートに取るという取り組みをした結果です。アンケートの結果では、テスト勉強ができてよかったと好評だったようです。

このように、現状に問題があればそれを議題にし、協議しながら自分たちで検証し、その結果を受けてよりよい形に変えていくという流れができたことは素晴らしいことだと思います。

 

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9/4 協働

先日「すきメンマ」のニュースがありましたが、その件について「すきむらんど」代表の青野さんが来校されました。今回の件のお礼とのことでした。

3年生を中心に「小林の未来予想図」というテーマで今後の須木について学習を進めていく予定ですが、すきむらんど様の協力もいただきながら、よりよい提案をつくっていけたらと思います。

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ボランティア精神

先日の台風で、学校の駐車場にも大量の落ち葉や枝が散らばっていました。

30日のうちに大きな物は片付けましたが、落ち葉は濡れていたため乾くのを待ってやるしかないな・・・と考えていました。

ところが、日曜日の夕方学校に寄ってみると、なんと駐車場がきれいになっているではありませんか。

おそらく31日に部活動で登校したソフトテニス部の生徒がきれいにしてくれたのではないかと思い、昨日、部顧問に聞いてみました。

すると、予想通り土曜日に清掃をしましたとのことでした。

久しぶりの貴重な部活動の時間だったのに、清掃に割いてくれた顧問と部員の皆さんに感動しました。

夕方部活動の様子を見に行った際に、部員の皆さんに集まってもらいました。生徒達は「何だ?」とキョトンとしていましたが、土曜日の作業のお礼を伝えると、口々に笑顔で「どういたしまして!」と言ってくれました。

須木中の先生や生徒達は素晴らしいなあ!と改めて感じました。

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9/2 想定

皆様は台風の被害は大丈夫だったでしょうか。学校の建物には大きな被害はなく、数か所の雨漏り程度で済みました。また、生徒や保護者、職員にも特に被害はなく、安心しました。

 

今回の台風は特に大型で強かったことや、一時的には小林市を直撃しそうな進路予想であったこともあり、久しぶりに数日分の常温保存の食料品や水の準備を行いました。

その他にも、バスタブに水を溜めたり、モバイルバッテリー、LEDランタン、着替えなどを入れた持ち出しリュックなども準備をしていました。

 

さて、今日の地震の避難訓練の指導の中で、『災害時の「備え」チェックリスト』を使った説明がありました。

チェックリストを確認してみると、自分の場合は品物はあるけれど持ち出し袋に入れていないものがいくつもありました。家に被害が出ず、そのまま使える前提で考えていたためです。

 まさに「正常性バイアス」的な感覚になっていたのかも知れないと反省させられました。

 

避難訓練の中で生徒に対して、「今日の避難時の条件は揺れしか起きていない、最も条件の良い場合だったことを忘れないように。実際の避難では、建物が壊れていたり、通路が通れない場合がある。その時々でどうすれば良いかを判断しなければならない。日頃から最悪の場合を想定し、防災を意識して過ごすように」という内容を伝えました。

常に最悪の事態を想定して備える。

このことを再認識した日でした。

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8/27 事前の備えを

大変強い台風が近づいています。事前の準備と避難所などの確認を行い、早めの避難をお願いします。

停電や断水の恐れがあります。バスタブに水をためておく、当面の食料や飲料水の準備、電池で駆動できるランプの準備、スマホ充電用の外部バッテリーの充電などの確認をお願いします。

台風が近づくにつれ、東~南西方向からの風が大変強くなります。雨戸のない窓ガラスは、飛来物で割れる危険がありますので、布テープ(紙テープではない)等でしっかりとガラス面を補強しておくことをお勧めします。特に、谷間にご自宅がある場合は、風が集中するため危険度が高まります。

進路予想については、以下のアメリカのサイトも参考になります。

https://www.metoc.navy.mil/jtwc/jtwc.html

上記サイトの右側の『TC Warning Graphic』をクリックすると、進路予想図が出てきます。(※ 表示されている時刻表記は協定世界時のため、日本の時間に直すには9時間加える必要があります。)

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8/26 始動

本日から生徒が登校し、学校が始まりました。

何と言っても一番うれしいことは、夏休み期間中に生徒が事故や事件などに遭わず、元気に過ごしてくれたことでした。

 

これから冬休みまでの4か月間は、様々な行事が予定されています。

9月はものづくり体験や農業体験がありますが、これらの体験をとおして生徒達がどのように成長するかが楽しみです。

 

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8/9 母親の思い

今日の集会では、平和学習を行いました。

先の戦争では民間人の方々も多数亡くなっています。

生徒達も写真や映像などで目にする機会も多いとは思います。

その亡くなった方一人一人はどんな思いだったのか・・・・。

今日の集会では、東京大空襲で亡くなった赤ちゃんと母親の姿をとおして生徒達に考えてもらおうと思い以下の資料を準備しました。

以下、原文の要約です。(須田卓雄さんという方が、1970年12月29日に朝日新聞に自らの体験をもとに発表されたものです。)

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昭和二十年三月十日の東京大空襲から三日目か四日目のこと、私は永代橋から深川木場方面で死体の片付け作業に従事していた。
異臭や無惨な遺体にも慣れていたが、ある遺体に違和感を覚えた。
その人は赤ちゃんを抱えていて、さらに、その下には大きな穴が掘られていた。
母と思われる人の十本の指には血と泥がこびりつき、爪は一つもなかった。

指で固い地面を掘り、赤ちゃんを入れ、その上におおいかぶさって火を防ぎ、わが子の命を守ろうとしたのだろう。

赤ちゃんの着物はすこしも焼けていなかった。
小さなかわいいきれいな両手が母の乳房の一つをつかんでいた。
だが、その赤ちゃんもすでに息をしていなかった。

私たちは涙で顔を汚しながら、その女性の顔を丁寧に拭きとると、若い顔がそこに現れた。
ひどい火傷を負いながらも、息の出来ない煙に巻かれながらも、苦痛の表情は見られなかった。
これは、いったいなぜだろう。美しい顔であった。
人間の愛を表現する顔であったのか。

そして、誰かが「花があったらなあ」と言った。

あたりは、はるか彼方まで、焼け野原が続いていた。

私たちは十九才の学徒兵だった。

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7/25 胸に刻む

今日は小中合同研修を行いました。

これは、夏季休業中に毎年行っているものです。

 

今年は内容未定のまま7月になろうとしていました。

どうしたものか・・・と思っていたところ、研究主任より「南部教育事務所の方に来ていただいて、ひなたの学びについて研修したい」との相談があったため、二つ返事でOKを出しました。

 

本校では、これまでも紹介してきましたが、校内の研究として生徒に「自分の勉強の仕方」を見つけ出し、身に付けさせる取り組みを行っています。

自分が「わかる」「できる」と感じ、自信をもつことが学びに向かう力を伸ばすと考えています。

今のところ朝学習の時間を中心に試行錯誤していますが、今後は授業中での「個別最適な学び」につなげたいと思っています。

 しかし、実際に授業で生かすためには、教師が「ひなたの学び」を理解し、授業で実践していることが重要です。

そういった意味で、今日の研修は大変重要な研修でした。

 

実際、齊藤指導主事には、事前にお渡しした質問に対して具体的に丁寧に回答していただきました。

また、「なぜ『ひなたの学び』なのか?」の説明も具体的で大変わかりやすい内容でした。

おかげさまでこれまでキーワードとしてばらばらに頭の中にあったものが1つにまとまった感じです。

ここまでわかりやすく説明していただいたのですから、今度は我々が実践という形で生徒たちに返していかなければならないと強く感じました。

 

齊藤指導主事がまとめで話された中で、特に私の心に残ったものを挙げます。(実際に言われた内容と多少文言が違う点はご容赦ください)

・専門でない方の言葉がヒントになる。(グループ協議について)

・「教えあい」は一方通行ではない。

・生徒が発表した内容を他の生徒に説明させることで生徒同士をつなぐことができる。

・教えない教師が最高の教師である。

・学校で学んだことをすべて忘れて、残ったものが教育

・今日の授業の取り組みは「ポン」と出たものではなく、何日も考え抜いて作り出したものだ。(公開授業後の指導教諭の話)

 

特に最後の言葉は心に響きました。

今日の研修に向けて齊藤指導主事に準備していただいた内容がまさにこの通りだと思います。

素晴らしい演奏、素晴らしい作品、素晴らしいプレーの裏には必ず想像を超えた努力の積み重ねがあるのと同じです。

私たちも同じ授業のプロとして、この言葉を深く胸に刻んでおく必要があると感じました。

 

最後に、齊藤指導主事、本日は本当にありがとうございました。

私自身大変勉強になりました。

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7/19 前半終了

本日で、1学期前半が終わりました。

4月からの4か月はあっという間でしたが、生徒達はどの行事や授業など、いずれも全力で取り組み、しっかりとやり遂げてくれたことが何よりうれしかったことです。

その裏には、先生方の細やかな計画と丁寧な指導や助言があったことは言うまでもありません。

先生方の、それぞれ生徒の持つ個性や持ち味を理解し、大切にしながら、生徒に寄り添って取り組む姿勢には頭が下がります。

 

須木中の夏休み期間中の登校日は8月9日だけです。この日は須木地区の花火大会の前日準備となっています。

須木地区を代表する大きな行事について、準備と事後の清掃ボランティアという形で自分たちがその一翼を担い、実際に無くてはならない存在になっていることは、とても誇らしいことです。

このような行事へのかかわりが、須木に対する自分の存在感を感じ、郷土愛を育て、人間性を高めてくれているのだろうと思います。

 

 

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7/18 絵に込めた思い

先週、すきむらんど温泉 かじかの湯の駐車場に一枚の絵が設置されました。

中学生が須木小学校に在学中に描いた絵です。

須木の特産品の作物や動物、自然、吊り橋や滝、そこで楽しむ人々が生き生きと描かれていました。

子ども達の須木愛にあふれる素晴らしい作品だと思います。

 近くに行かれた際は、是非実物をご覧になってください。

(駐車場の一番奥です)

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7/17 玄関

須木中の玄関は、訪れる人の数よりも虫の方が多いのが難点です。

特に夜間は、玄関のひさしに電灯がついているため、外の虫も、校舎内にいた虫もたくさん集まってきます。

それを狙うクモの糞や、窓から出られず力尽きた虫などなどが、傘立ての奥やすのこの下にたまってしまいます。

清掃の時間に担当の生徒が一生懸命に掃除をしてくれています。しかし、一人で管理棟の1階の廊下全体も担当しているため、広すぎて大がかりな清掃をするには時間がまったく足りない状況でした。

そこで、今日は天気も良いこともあり、教頭先生が、あっと言う間にすのこや傘立てを移動し、隅に溜まったゴミを掃き、タイルも水拭きをしてくださり、ピカピカになりました。

 古い玄関なので新品には及びませんが、古いものでも手を掛け整えてあげることで凜とした良さが伝わってくるものだなと感じたところです。

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7/16 時代への対応

今日の薬物乱用教室では、薬の正しい飲み方や、違法薬物でない市販薬の怖さなどを教えていただきました。

最近は、薬局などで買うことができる市販薬のオーバードーズによる救急搬送が非常に多くなってきているそうです。

違法薬物について、生徒達はこれまでに学んでおり危険性を知っていますが、市販薬の危険性についてはそこまで考えてはいなかったようです。

講話の中で薬剤師さん、どんな薬でも「主作用」と「副作用」があるということを強調されていました。

また、薬の用量や飲むタイミングについても、

・薬効がしっかりとあるように計算されているため、量を飲みすぎると危険性が増すだけで速く効果がでたり、よく聞いたりするわけではないこと

・指定量より少ない服用では効果が出ないこと

など、指定された量と時間をしっかり守ることの大切さを知ることができました。

これまでは覚醒剤などの違法薬物の使用禁止についての内容が多かったですが、近年の社会状況の変化に応じて市販薬の使用方法や危険性などを含めたものに講演内容を変えてきているとのことでした。

SNSが生徒達に浸透している現状を考えると、学校でも生徒を取り巻く危険なものやことに対して、しっかりと情報収集をして対応していく必要があると感じました。

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7/12 シンプルに

本日の3年生の福祉体験が始まってすぐに、教頭先生がスピーカー付きのポータブルアンプを職員室に持ってきました。(下図のような機器です)

確かに電源ボタンを押してもランプがつかず、作動していません。

体験活動の際にワイヤレスマイクを使用する予定でしたが、代わりの機器がないため、仕方なくマイクなしで授業を進めていただくことになってしまいました。講師の先生方には申し訳ないことをしてしまいました。

 

機器の故障は当然あることですが、タイミングがいつなのかわからないのが困ります。

素人なりに、ヒューズ切れ、コンデンサ、電源スイッチの故障とかだろう・・・と考え、分解してみることにしました。

カバーを外し、テスターで基板等の気になる箇所を何カ所かテストしたのですが、問題ありません。

どうも部品や基板が原因ではなさそうですが、他に思い当たる場所が浮かびません。

これは修理か買い換えか・・・。その前にその費用をどうするか。(新品は二桁万円します)

仕方がないので、とりあえず元の状態に組み直しました。

 

組み立て直しながら、ふと「コンセントに刺すプラグかも」と頭に浮かんできました。

コンセントにプラグを差し、電源ボタンを押します。

反応しません。

次に、電源ボタンを押した状態でプラグの根元のコードを左右に曲げてみます。

すると、どうでしょう。ある角度で曲げたままにしておけば電源ランプがつくではありませんか。

今回は、ただの電源プラグの根元の断線でした。

 

このときすでに分解を始めてから1時間以上が過ぎています。

最初から電源プラグを確認しておけば良かった・・・・・・・・。

 

パソコンのトラブルでコールセンターにかかってくる相談でも、動かない原因がコンセントにプラグを差していなかっただけ、ということがよくあるそうです。

問題には、まずはシンプルに考えて取り組むことが大切だということを思い出しました。

ということで、プラグを付け替えることにしました。

その作業時間は5分・・・・。

 

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7/11 働くこと

今日から2年生が職場体験を行っています。

一人ずつ別々の事業所にお願いすることになりました。

どの事業所様も快くお引き受けくださり、感謝しかありません。

慣れない場所での活動を考えると心配をしてしまいますが、素直で一生懸命な須木中の生徒達はしっかりやってくれると信じています。

 

世の中の「もの」やサービスは、それが実現するまでに必ず多くの人が仕事としてかかわっています。

今回の体験では、利用者としては見えなかった部分を知り、そこで働く方々との交流をとおして、仕事に対する姿勢、仕事の大変さや面白さ、やりがいなどに気づいてほしいです。

 

「一隅を照らす」という言葉がありますが、伝教大師・最澄の「径寸十枚、是れ国宝にあらず。一隅を照らす、是れ即ち国宝なり」からきています。この文章の意味は、

金銀財宝が国の宝なのではく、世の中の一隅で暮らす人々が、その場所で精一杯努力して光りを放つこと、それこそが国の宝である。

となります。

中学生の段階では、将来のことはまだ決まっていないかもしれません。

しかし、十数年後には社会人として仕事に就いて働いていると思います。

それが何の仕事であっても、その仕事を通じて、毎日何か一つ、どこか一隅を照らすことを心掛け、努力する人であってほしいと思います。

 

 

 

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7/10 命を守る

高知県で小学生が水泳の授業中に亡くなるという痛ましい事後がありました。

宮崎県では、すでに5月15日付で県のスポーツ振興課から「水泳等の事故防止について」の通知が出されています。

 水泳指導について8項目、プールの管理について5項目、学校外での遊泳について4項目の留意点が示されています。

水泳指導については、概略ですが以下のような対応が示されています。

(1)健康状態の確認 等

(2)発達段階や水泳能力に応じた指導の工夫 等

(3)バディシステムの採用、非常時の合図の徹底 等

(4)救命用具の準備

(5)心肺蘇生法等の職員研修の実施、危機管理体制の整備 等

(6)指導者の責任分担の明確化 等

(7)落雷など気象条件に応じた判断 等

(8)見学生への直射日光を避ける配慮

 

どの項目も重要ですが、授業が始まってから特に重要になってくる部分は(3)と(6)ではないかと思っています。

例えば、授業中に生徒がふらふらしたり、倒れたりした場合、先生や周りの生徒がほぼ間違いなくすぐに気づきます。

しかし、プールの中では水中が非常に見にくい場合があります。

プールに限らず、水際に立って上から見ていると、自分の真下付近は水中を含めてある程度見えますが、離れていくほど水面の反射光と光の屈折で水中が見えにくくなります。

陸上で生徒を見ているときと同じ感覚だと見落としてしまう可能性が高まるわけです。

そう考えると、プールの指導に当たっては、指導者同士がプール全体を見渡すことができ、水中にも死角がないように監視場所を分担をする。

監視者と指導者の分担や切替を明確にし、一人の教師がそれぞれの判断で立場を変えない。

その上で、事故につながる生徒のイレギュラーな動きをさせない、見逃さないようにすることが重要だと思います。

 

 

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7/9 はんだ付け

2年生が技術の時間にはんだ付けを練習していました。

慣れない手つきでしたが、電子工作の第一歩を踏み出した記念すべき日です。

ぜひ、電子工作の楽しさを知ってほしいと思います。

 

理科の電気の学習では、豆電球や抵抗や電池を繋いで回路を作ります。

ただし、ミノムシクリップのついた導線で器具を繋ぐため、生徒がはんだで部品を固定するという内容は出てきません。

 

電池や豆電球や抵抗をつなぐために、下図のような導線を使った記憶はありませんか?

この導線の両端のミノムシクリップ(右)やバナナプラグ(左)は、線にはんだで固定してあります。

 単純な作りですが、導線の両端の被膜のビニールをはいで、銅線の束を取り出し、クリップにはんだ付けする・・・という、結構面倒な作業をしなければなりません。

作る数が多くなると結構骨が折れます。

そのため、新しい学校に赴任した時に前任者がたくさん作ってくれているととても助かります。

逆に数が少なかったり、錆びたり断線したりして使えないものが多いときは自分で作り直していました。

 

はんだの扱いに慣れると、小型の家電などの、ちょっとした修理にも役立つこともあるので便利だなと思います。

 

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7/8 早期発見

2校時に3年生の道徳の授業を見に行きました。

題材は教科書にある「卒業文集最後の二行」でした。

以下はあらすじですーーーーーーーー

小学生のころ、クラスに身なりの汚いT子さんがいた。
母を亡くし、二人の弟の世話をしながら、魚の行商をしている父親と貧しい生活をしていた。
小学校6年生のとき、その女の子が私の席の隣になった。
いつも私や周りから「きたない」「くさい」「風呂に入れ」「近寄るな」といじめられていたが、T子さんは泣きもせず、先生にも言わずじっと耐えていた。
彼女の成績は上位だったが、私の方が少し上であった。
国語の漢字のテストのと時に、私はどうしても二つ分からなかった。
ふと隣を見るとT子さんは正解を書いている。
私はT子さんの答案をカンニングした。
テストの結果は、T子さんは一つ間違えて98点、私はただ一人100点満点だった。
T子さんは「さすがイチノヘさんね。おめでとう」と素直に私に言った。
授業が終わると周りの悪童が、T子さんが私の答案をカンニングしていい点数をとったのだろうと騒ぎ出した。
はじめは黙っていた私も、つい調子に乗って「俺の答を見たからだ。見たに決まっている。」と責めてしまった。
その時、彼女は涙とともに「私は見ていない、着てるものは汚いかもしれないが、心は汚くない」と言った。
私はT子さんの初めての涙と言葉に衝撃を受け言葉を失った。
とうとう謝らずじまいで卒業式を迎えた。
T子さんの卒業文集の最後の二行に書かれていた「今一番欲しいのは母ではなく、本当の友達ときれいな服です」という言葉が心に刺さり、涙が止まらなかった。
三十余年が過ぎた今でも、T子さんへの罪業を思い出すたびに忍び泣いてしまう。
私に大いなる悔いを与えてくれた、あの二行を読まなかったら、今の私はどうなっていたか分からない。

 (作 一戸冬彦「心に残るとっておきの話 第2集」潮文社)

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T子さんの心情を考えると、何度読んでも胸が痛くなる話です。

現在のT子さんが幸せに、穏やかに暮らしていることを願ってやみません。

 

今回の教材は、公正,公平な社会を実現するために,いじめを憎み,不公正によって誰かが傷つく状況を正そうとする態度が大切であることに気付かせる内容です。

また、学級内でいじめが起きていないからこそ,いじめを未然に防ぐ意味も込めて,いじめという卑劣な行為を無くすためにはどうしたらよいか、目にしたときにどうすればよいか等を考えさせる機会となりました。

3年生が「公正,公平,社会正義」という道徳的価値についての考えをより一層深めてくれることを期待しています。

 

教師の視点で見た場合、T子さんの服装や家庭の状況を考えると、いじめやからかい等が起こることを十分予測できたはずです。

教員をはじめ、もっと周りの大人がいじめの予防といじめに気付く努力をすべきだったのではないでしょうか。

早く気付くことができていれば、これほどつらい1年間にならなかったのではないかと悔やまれます。 

 早期発見、早期対応の重要性を改めて感じました。

 

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7/5 将来の夢

今朝の新聞に,小学6年生の「将来就きたい職業」トップ10が載っていました。各順位の職業は次のようになっています。


小学生にとっては,実際にその職業の方と触れ合ったり,メディアで目に触れることの多いものが上位に来ている気がします。

 

別の団体が,高校生に同様の調査をした結果は以下の通りです。

小学生と違って、より具体的な職業名になってきています。

 

さらに別な団体の調査結果ですが、30代から60代に「今、子どもの頃になりたかった職業に就けているか?」という質問をしたところ、「就けた」と答えた大人の割合は、わずか6.5%だったそうです。

逆に考えると、20人に1人程度は子どもの頃の夢が叶った人がいるということです。 

子どもの頃の夢を実現された方は、自分の頑張りもあったのでしょうが、それ意外にも様々な要因、例えば、まわりのサポートや素晴らしい出会いや経験があったのだろうと思います。

自分が今いる生徒達に対して、色々な意味で少なからず影響を与えてしまう存在であることを考えると気が引き締まります。

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7/4 しきり

須木中学校は校舎と体育館の間に、古い外トイレがあります。

正面には見下ろす形で運動場が広がり、遠くには須木の山並みがよく見える素晴らしい場所です。

上の写真ではわかりにくいですが、なぜか便器の間の仕切りが低く、小学校用の作りなのでは?と感じていました。

生徒は別のトイレを使っているので、普段使われることはほとんどありません。

しかし、今月末の河川プールのイベントがあり、その際に使う方がいたら使いにくいかも・・・と心配をしつつ、まだそのままにしていました。

ところが今日、教頭先生が「ちょっとやってみます」と、忙しい中にも関わらず作業をされました。

元々の仕切りの上に板を取り付けて高くしてあります。

予算のない中で工夫して対応していただきました。

ちょっとしたことですが、使用感に大きな違いが出ます。

教頭先生の素早い対応と工夫はさすがです。頭が下がります。

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7/3 ロケット

先日H3ロケットの打ち上げが成功しました。
H2ロケットの試験機1号機が1994年に打ち上げを成功させましたので、それから約30年になります。

日本では、水素を燃料とするロケットエンジンの開発が1973年頃から始まりました。

H1ロケットで実用化した後、H2までに約20年かかっています。

一方アメリカでは、1960年代にすでに水素を燃料とするロケットエンジンが使われていました。すごいですね。

H2のロケットエンジンについては、『メタルカラーの時代』シリーズ(著:山根一眞)で、開発者の話を読んだことがあります。

この本で表には出ない技術者の苦労や努力や工夫、そして困難を乗り越えようとする意識と技術力の高さを知ることができ、見方が変わりました。

水素エンジンだけでも、ここには書ききれないほどの技術的ブレークスルーが必要でした。

燃料の液体水素がマイナス250℃以下のため、燃料タンクの断熱に工夫が必要だったり、水素を燃焼させると3000℃にもなるのでそのままではロケットの吹き出し口が溶けてしまうため、燃やす前の液体水素で吹き出し口を冷やしながら燃焼させるようにしたり・・・などの対応が必要だったそうです。

さらに、なるべく軽く作りたいためにボルトナットを使わずに溶接にした部分に亀裂が入って爆発したり・・・。

エンジンを含め、すべて国産の技術で作り上げることを目指したため、実験をしては失敗し不具合を探し対応する、の繰り返しだったそうです。

打ち上げは成功して当たり前のように思ってしまいがちです。
多額の開発費や打ち上げ費用をかけているのですから、それはある意味仕方ありません。

いずれにせよ、ロケットを作る技術的困難のレベルの高さと、それを乗り越えるためにかけた時間と苦労を考えると、技術者の皆さんには頭が下がります。

 

参考--------

下の写真はH2についている液体水素をタンクから噴射口の根元にある燃焼室に送るターボポンプ。設計寿命は2000秒。

右端の円盤を、少し酸素を混ぜて一部燃焼させた液体水素(温度は550℃、215気圧)で回転させます。1分間に4万2300回転(1秒間に705回転)、2万4000馬力(タンカーなみ)

その力で、右側のスクリューのような部分を回転させ、燃料タンクからマイナス228℃の液体水素を275気圧にして燃焼室に送り出します。

もう一つ、液体酸素を送る同様のポンプがあります。

※この写真は種子島宇宙センターに行ったときに撮りました。横幅は1m位だったと思います。

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7/2 河川プール

今日は朝から天気も良く、暑い日になりました。

すっかり真夏の感覚です。

 

学級では、クーラーと扇風機を使いながら熱中症に注意して授業を行いました。

 

2時間目が終わった頃、河川プールのイベントの件で商工観光課や地域振興グループ、青年会議所の皆さんが来校されました。

7月27日(土)に河川プールでつかみ取りなどのイベントを実施するにあたって、一般の駐車場として中学校のグラウンドを借用したいとの依頼でした。

つかみ取りなどのイベントは人気が高いらしく、遠方からも多くの参加者がやってくるそうです。

須木地区や須木中を知ってもらう絶好の機会でもありますので、二つ返事で協力をさせていただくことにしました。

 

よく考えてみると、自然の川で泳ぎ・遊ぶべるという、子ども達にとって素晴らしい体験ができる場所のすぐ隣に学校があるということはすごいことだと思います。

たまに川沿いを歩いていると子どもの頃を思い出して、飛び込んで泳ぎたくなる衝動に駆られることがあります。

しかし、生徒達から「そこの川で泳ぎたい」という言葉を聞いた記憶がありません。

河川プールは小学校までで、中学校になったら卒業という感覚なのでしょうね・・・。

 

ということにしておきたいと思います。

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7月

出張や夜の会議で更新が遅くなりました。済みません。

 

夏休みまで、ちょうど3週間です。

本校は、夏休みに入って最初の週に、三者面談を計画しています。

 3年生は、進路の話が中心です。

 

進路を選択する上で何を重視するか。

それは、各ご家庭で違うと思います。

その重視していることを保護者と子で共通認識として理解されているでしょうか。

ありがちなこととして、以下のようなことは大丈夫ですか?

 

子どもは自分の進路について・・・・・・

 ・迷いや不安があってもうまく話せない場合があります。

 ・友達に影響されて流されている場合があります。

 ・保護者の望む方向に合わせていっている場合があります。

 ・少ない判断材料だけで決めてしまっている場合があります。

 ・最初からあきらめている場合があります。

 ・保護者に反発することが目的の場合があります。

 

保護者は子どもの進路について・・・・・・

 ・子どもとしっかり話したから理解しているはずと思い込んでいる場合があります。

 ・子どもはすべて初めて体験することなのだと忘れている場合があります。

 ・「子どもに任せている」と言えるほど関わっていないのに言ってしまっている場合があります。

 ・保護者自身が子どもの頃の気持ちを忘れている場合があります。

 ・子どもの人生であることを忘れて自分の理想を押しつけている場合があります。

 

 

子ども自身がより良い進路選択をし、よりよい人生を歩んでいけるようにサポートすることが大切です。

 

 

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靴箱

生徒校舎の会談の横に靴箱があります。

少ない生徒数なのでこじんまりしたものです。

毎日その横の階段を上がって2階に向かうときに目に入ります。

いつも見ていますが、どの靴もきちんとそろえて入っています。

生徒のを心を感じる一瞬です。

それはきれいに咲いたアジサイを見たときのようです。

*以前紹介したアジサイが咲きました

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こより

七夕の季節になりました。

私が中学生の頃までは、各家庭で七夕飾りを作っていた記憶があります。少なくとも私の家では作って飾っていました。

 

折り紙を買ってきて、輪っかや三角形をつなげていったり、篭や編み飾りなどを作った記憶があります。

その際、飾りや短冊を竹に結びつけるための「こより」も一緒に作っていました。

和紙を細長く切って、端の方から糸のように撚ったものです。

 これがなかなかうまく作れずに苦労しました。

自分としては、直径1mmくらいの細さにしたいのですが、細かったり太かったりしてしまいます。

 

ところが両親や祖父母はさすがでした。

紙を手にすると、スッスッスッ・・・とあっという間に糸のような細さで作りあげます。

感動しつつ、同じようにできたらなあと思ったものです。

 

 今ではYoutubeに、こよりの作り方を解説する動画はいくらでもあります。

それを見て練習すれば、おそらく誰でも上手にできるようになるでしょう。

しかし、おじいちゃんやおばあちゃんから習うことに意味があるんですよね。

動画は一方的に説明するだけですが、おじいちゃんやおばあちゃんは違います。

技術を伝える話以外の部分に大切なものが含まれている気がします。 

 

私の祖父母と父はすでに他界していますが、まだ母が元気です。

実家に帰って母にこよりの作り方をもう一度見せてもらおうと思います。

 

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中学校の玄関を入って正面に、木の切り株が飾ってあります。

立派な切り株だなあとは思ってはいましたが、それだけでした。

今日のお知らせにも記事をあげましたが、八重尾さんが七夕用の竹を切ってきてくださいました。

その時にこの切り株の話題になり、由来を聞くことができました。

7~8年ほど前、須木中学校の隣にあ神社の大木の枝が落ちて車に被害が出たため、この木を含め何本かの大木を切り倒すことになったそうです。

その時切り倒した欅(けやき)の木の切り株を記念に残したとのことでした。

年輪を数えてみたところ、はっきりと分かるだけでも90年以上は立っているようです。

この欅も約100年前は芽吹いたばかりの幼木だったこと。

そして須木中ができる前からそこに存在し、中学校に通う生徒たちをずっと見つめてきた・・・

不思議なことに、ただの切り株でしかなかったものが、その謂われを知ると何か特別な存在に思えてきます。

 

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意識

今日の礼法指導が始まって最初に感じたのが、高校生の皆さんは姿勢が良い!ということでした。

見本を見せるときはもちろんですが、中学生に個別に指導をする場面で何気なく立って見ているときも背筋がピンと伸びています。

意識しなくてもできるように、これまでに鍛錬を積んできたのだろうと思います。

そして、中学生に教える様子から、自分たちが学んできたことに自信と誇りをもっていることが感じられました。

素晴らしい指導をしていただき感謝感謝です。

日章学園高校の皆様、本当にありがとうございました。

今日の授業をとおして、中学生が日本の伝統的な礼儀作法について理解を深め、これまでの立腰の取り組みに加えて実践してくれることを願っています。

 

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安心

昨晩から明け方にかけて須木は大雨でした。

学校への通勤路にしている空き地も、珍しくくるぶしくらいまで水が溜まっています。(そのため、長靴で出勤しました。)

 

学校に着くと、教頭先生が生徒校舎の2階の雨漏りをきれいに拭き上げ、バケツを置くなどの応急処置をされていました。(教頭先生ありがとうございます!)

 

 

学校では、台風の時期は飛ばされたものの後片付け、冬は水道管の凍結による破裂・水漏れ対応など、気候の変化に応じて様々な対応が必要になります。

それらが教頭先生の仕事と決まっているわけではありませんが、学校の鍵開けをしているため、そういった場面に一番最初に遭遇しがちです。

というよりは、何か異常がないかをいち早く見つけるために、早めに学校に来て鍵開けをしているといった方が良いかもしれません。

また、教頭先生は学校の様々な不具合やその程度を把握しているので気になってしまうということもあるかもしれません。

いずれにせよ、最も大切なことは登校してきた生徒に危険等が生じないようにすることです。

 

忘れがちですが、 日々の安心は教頭先生によって守られています。

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議事

今日は生徒総会がありました。

議事の中で質問がどのくらい出るか心配でしたが、何人か質問し、それに対して答えるという場面がありました。

このような場で質問できることは素晴らしいと思います。しっかりと中身を自分なりに考えている証拠です。

よりよいものを実現するためには議論が欠かせません。

大人になると話し合いや意見交換を行う場面が多くあります。

仕事上でもそれ以外でもです。 

 

今日の生徒総会の一番良かったところは、何よりも全員が真剣に話し合いに参加する姿があったことです。誰一人例外はいませんでした。

そんな須木中の生徒達を誇りに思います。

 

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先輩

昨日の新聞で、山中智郎さんが紹介されていました。

山中さんは須木中学校の卒業生で、小林高校・大学へ進学された後、アーティスト・イラストレーターとして活動されている方です。

私もつい先日の須木中央保育園の運動会に伺った時に、山中さんが今回の新聞記事にも載っている有名な歴史小説の装画を手掛けられていることをご紹介いただき、初めて知りました。

山中さんのサイトでは、たくさんの作品が紹介されていますので、ぜひご覧になってください。

どのイラストも独自の世界観にあふれ、強いエネルギーを感じさせる素晴らしい作品ばかりです。

須木中の卒業生の方がこのように活躍されていることは生徒達の励みにもなり、目標にもなります。

今後もさらに活躍されることを楽しみにしています!

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朝活

3年生の実力テストが無事終了しました。

昨日が国・理・英、今日が社・数でした。

3年生にとっては、今週末は生徒総会があるため、生徒会や議長団の担当はさらに忙しい状況です。

さらに、来週は校内テスト(定期テスト)と、波のように次々と息をつく間もない感じで重要行事がやってきます。

そのような中で、生徒も先生方もよくやってくれています。ありがたいです。

 

その週末に行われる生徒総会の議題に、「朝活動(始業前に行っているボランティア活動)をテスト前や受験前はしないようにできないか」という内容が出されています。

3年生はテスト日の今日も朝活に一生懸命取り組んでいました。

朝活は、中身10分、準備と片付けまで含めて約20分の活動で、数年前の生徒会で決めた取り組みです。しかし、その頃を知る生徒は当然いません。

生徒が入れ替わるので、決めた当時の意義や意識はなかなか受け継ぐのが難しいようです。

決めた当時も今回の議題に関することについて多少は議論されたのだろうとは思いますが・・・。

 

今回の生徒総会では、生徒達がどのような意見を出し合い、どのような形で決着がつくのか楽しみです。

活発な議論をして欲しいと思っています。

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活躍

今日の午後は、高校説明会があり、県立高校3校、私立高校2校の先生方が説明に来てくださいました。

私は最初に生徒・保護者への挨拶を行い、その後は校長室で来校される高校の先生方のお迎えを担当しました。

 

説明会の最初の挨拶では、すでに行きたい高校がはっきりしている生徒もいるが、それとは別に様々な高校・学科の特徴について知って欲しいこと。そして、自分が知らないだけで、知ることで興味が持てる場合もあるかもしれない。そういう視点で聞いて欲しいと生徒達には伝えました。

 

さて、ある高校は先生と一緒に須木中の卒業生が来ていました。高校はどうですかと聞くと「楽しいです!」という返事が返ってきました。また、ある高校の案内チラシは、須木中の卒業生が製作に関わって作り上げたとのことでした。

卒業生がいろいろな場面で頑張っている様子や活躍する様子は在校生の励みにもなりますし、良い刺激にもなったのではないかと思いました。

本日お世話になった高校の皆様ありがとうございました。

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InBody

6月15日(土)のミニバレー大会の合間にInBodyによる測定をしてみました。

InBody(インボディ)とは、人間の体を構成する水分、タンパク質、ミネラル、体脂肪などの体成分を定量的に分析する体成分分析装置のことです。

筋肉の付き方やバランス、内臓脂肪レベル、基礎代謝量、身体のどこに体脂肪が多いのかなどを測定でき、結果がグラフ等で表示され、改善点が一目でわかります。

測定したところInBodyスコアは100点中79点でした。

InBodyスコアは80点が基準となります。80点は体重・筋肉量・体脂肪量が「すべて100%に揃った状態=健康的な体成分の状態」だそうで、ぎりぎり1点足りませんでした。

BMIと体脂肪率が標準をやや超えていた程度でしたので、今後の努力次第では1点はクリアできそうです。

それにしても、数分もかからずに各種測定ができる凄いマシンです。

測定する機会を作ってくださった、小林市保健センターの皆様ありがとうございました。

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切替

3年生は地区中体連大会も終わり、いよいよ受験に向けて気持ちを切替える時期となりました。

素晴らしいことに、現在、須木中では放課後の職員室前の廊下で勉強する3年生の姿があります。

ぜひ、3年生全員で志望校合格に向け頑張ってほしいです。

 

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再会

今日は、2,3年生が着物の着付けを体験しました。

講師の先生と生徒さんは、遥々宮崎市から1時間を超える時間をかけて来てくださいました。

校長室で、授業開始前の10分間程お話をしましたが、生徒さんは3年生で、近々美容師の国家試験を受けるとのことでした。

試験前の貴重な学習の時間を須木中の生徒のためにいただいて感謝しかありません。ありがとうございました。

 

授業中も、生徒一人一人に丁寧に対応していただき、慣れた手つきで手際よく着付けをしていきます。

まだ高校生ですが入学して2年間でこんなに成長するんだと感心しました。

 

3人の生徒さんに出身を聞いたところ、一人が以前勤めていた中学校出身でした。

授業後の帰り際に「あなた、バドミントン部だったよね!」と声をかけると「はい!」とマスクをしたままでしたが嬉しそうな返事が返ってきました。

 

まさか、こんな形でお世話になるとは思ってもおらず、うれしい再会でした。

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飾り棚

玄関を入って右側奥に、これまでにいただいたトロフィーや盾が飾ってある飾り棚があります。

平成3年4月に上九々瀬地区の 今重友行 様から寄贈いただいたものです。ありがとうございます。

今も大切に使わせていただいています。

 

最近は、新たなトロフィーや盾を追加することができなくて大変申し訳なく思っています。

そこで、せめて古くなったリボンだけでも交換したいと思い立ちました。

現在は以下のような状況です。ちょっと寂しげです。(右側の2つのトロフィーはリボンを試しに換えてみたものです)

すべて付け替えたらまたご紹介したいと思います。

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自分自身の言葉

過去に勤めた学校で、普通科高校希望のある生徒の面接練習を担当したことがあります。
この生徒は、高校卒業後専門学校に入り、最終的に美容師になりたいという夢をもっていました。

練習で様々な質問をしましたが、学校生活や部活動のことなど、一般的な質問には的確にしっかりと答えることができていました。
しかし、希望する高校の志望理由を言ってもらったところ、他の質問に比べてどうもすっきりしません。

それは本人も感じていたようでした。

そこで、本人と次のような雑談をしてみました。

私:「どんな美容師になりたいの?」
生徒:「・・・ お客さんがたくさん来てくれる美容師?・・・かな?」
私:「お客さんがたくさん来てくれるためには何が必要だと思う?」
生徒:「・・・ カットが上手?」
私:「カットが上手になるためにはどうすればいいの?」
生徒:「・・・ 練習?」
私:「ということは、カットが上手い美容師になりたいということかな?」
生徒:「・・・まあ、そうですが・・・」

~(省略)

私:「今、いろいろな思いを話してくれたけど、結局まとめてみると、あなたがなりたいのはどんな美容師ということかな?」
生徒:「お客さんを笑顔にできる美容師です。」
私:「そうだよね。お客さんを笑顔にできるって素晴らしいよね。』
生徒:「はい」
私:「じゃあ、具体的にお客さんを笑顔にするためには何が必要なんだろうね。」

~(省略)


というような感じの会話でした。
この生徒は美容師になるという夢はあっても、目的の部分が自分の中ではっきりしていなかったのです。

その職業で何をしたいかという目的が明確になれば、高校では何を経験し、何を学び、どう過ごしておく必要があるかが見えてきます。
そうすると自分自身の言葉で明確な志望理由を語れるようになります。
教師はその目的の部分を引き出してやることが大切だと思います。

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お詫び

皆様にお知らせです。

本日の記事を完成させたのですが、PCのトラブルですべて消えてしまいました。

明日、改めて掲載します。

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面接

今日は入試の面接についてです。

昨年度は、3年生の面接の指導に何回か加わえてもらいました。

生徒達が一生懸命に取り組んだ結果、入試までにはとてもしっかりと話ができるようになったと思います。

入試前の最後の面接練習では、落ち着いた対応ができていてすごいなと思っていました。

しかし、担任によると、本人たちはとても緊張していて、内心ドキドキして大変だったらしいです。

 

私としては、緊張させないように言葉遣いは丁寧に、笑顔で、和やかな雰囲気になるように気をつけていたのですが・・・

それまでの練習で、面接で聞かれそうなことはもちろん、あまり聞かれないようなことまで、とにかくあらゆる質問をしたのが原因かもしれません。

生徒達は、「また予想外のことを聞かれたらどうしよう」「うまく答えられなかったらどうしよう」などと考えて緊張しますよね。

 

高校によって違うと思いますが、面接の目的は書類や点数からは見えない部分にあるのではないかと思います。

受験生の目的は自分をどれだけ知ってもらえるか、アピールできるか。

そのためには何が必要なのでしょうか。

そこに求められるのは、アナウンサーのような資質(良い発音でなめらかに、よどみなく正確に原稿を読む)ではなく、自分を自分自身の言葉で語れるかどうかだと思うのです。

その「自分自身の言葉で語る」ためには、昨日書いた「柱」が重要になってくると考えます。

(つづく)

 

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昨日の3年生の授業では、入試にかかわる話も少ししました。

 

高校入試と言えば、面接。

面接と言えば志願(志望)理由が聞かれることが多いと思います。

志願理由をきかれたら「なぜその高校のその学科を選んだか」を説明するわけですが、生徒にとってこれは簡単そうで難しい問題です。

生徒は今まで経験がないわけですから、何をどのようにどの程度どのように話せば良いのかわかりません。

ですから、まずは自分の将来の夢や職業、受験校の特徴などを元に文章に書いてみることが必要です。

書くことで自分の思いや考えが整理されていきます。

 

そのとき大切なのは、自分の生き方について中心軸となる柱を立てることだと思っています。

「○○という仕事に就きたい」だけで自分の思考が止まっていたら、その仕事に就くことは目標ではありますが、その仕事をする上での目的がありません。

大切なのは「その仕事をとおして何を成し遂げたいのか」という目的です

例えば医者であれば、過疎地の医療に尽くしたい、治療法のない病気を何とかしたい・・・などの目的が重要だと思います。

その目的を達成したところから逆算すると、まずは高校で何を学びたいのか。何をしておくべきなのか、何を経験したいのか・・・ということが明らかになっていき、その高校・学科を選ぶ理由が見えてくるのではないでしょうか。

 

医者になることが目的であれば、単に高校や大学、国家試験に合格するための学力をつければ良いだけです。

しかし、働くことの目的は、誰かのために自分が専門性を高めて身につけた技術やモノ、情報を提供することで周りの役に立ったり、周りを幸せにしたり、喜んでもらったりすることであるはずです。

そのためには、教科の学習以外の学びもとても大切になってくると思うのです。 

 

入試に向けて大切なのは、学力を身につけることはもちろんですが、将来の自分の姿を想像し、「自分は○○な生き方をしたい」「自分は○○の職業をとおして、周りを幸せにしたい」という生き方についての柱をしっかり自分の中で見つけておくことだと思います。

 

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点数

5時間目に3年生に講話を行いました。

事前に担任からの情報で、「自分は頭がわるいから・・・」等の発言があることを聞いていましたので、最初はその話題でスタートしました。

私:「頭がよいかわるいかはどう判断するの?」

生徒:(何人かが)「点数です」

テストの点数か・・・と思いながら、

私:「皆さんが今度受ける実力テストを、そのまま江戸時代の人たちが受けたら何点ぐらい取れると思う?」

生徒:「あんまり取れないと思う」

私:「それじゃ、江戸時代の人は全員頭がわるい?」

生徒:「・・・」

私」「江戸時代の人は知らない知識や言葉がテストにはたくさん出ているよ。英語とか、ほとんどの人は知らないよね・・・」

生徒:「・・・」

・・・

私:「ということは、点数だけで判断するのはおかしいということにならないかな・・・」

 

言葉の影響力の大きさを感じます。

これまでの経験から、多くの生徒達は点数だけを判断基準にしてしまっていました。

自分は点数が取れない、だから頭がわるい。頭がわるいから・・・と、完全に負の思考です。

せっかくそれぞれが良いものを持っているのに点数だけで自分の価値を決めてしまっています。

これは何とかしないといけません。

 

そこで、ポジティブ言葉を使うことを提案です。

『「自分はだめだ」「自分には無理だ」などのネガティブな言葉が浮かんできたときは、「でも」とか「しかし」の言葉を加えて、「自分はできる!」「自分は頑張れる!」などのポジティブ言葉をつなげて言うといいよ。』

『慣れてきたら、一言目からポジティブ言葉を口に出すようにしてみるのもいいね。』

『目の前の課題に対して、できるだけポジティブな言葉で処理していくことが大事だよ。そうすると脳が前向きに働き始めるよ』という話をしました。

 

 話していくうちに、何人かの目が輝いてきたのが印象的でした。

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収穫

校長室にいると「校長先生いいですか?」と廊下から声がかかりました。

何だろうと思っていると、手に袋を提げています。

「入っていいですよ」と言うと、「これ、食べてください」と、須木中農園で栽培していたラディッシュをいただきました。

メッセージ付きでいした!

この前種をまいたばかりと思っていましたが、あっという間に育っていて驚きました。。

生徒達が手間暇かけて育てた野菜です。きっと最高の味がすると思います。

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2つの感動

6月1日(土)に、須木中央保育園の運動会が行われ、来賓として出席をしました。

天候にも恵まれ、運動会日和でした。

青い空の下、8名の園児たちの可愛らしくも一生懸命な姿に心が和みます。

今回の運動会のテーマは「えがおっていいね」でしたが、そのテーマのとおり、会場にいた全員が笑顔になる素晴らしい運動会でした。

 

会場でプログラムの冊子をいただいたのですが、写真を下部に貼付しているので見てください。

表紙はゴールするクマさんで、ゴールテープが閉じひもになっています。とても可愛らしく、そしてアイデアにあふれたデザインです。

感動したのは、これが印刷ではなく、切り絵で手作りされているという点です。

保育園の先生方すごいです!

これを来賓や保護者の分まで作成するのはどれほど大変だっただろうかと思います。

先生方の思いが伝わってくる素敵な冊子です。

子ども達に対しても、この冊子を作られたときのように丁寧に心を込めて接していらっしゃるのだろうなと思いました。

 

早速中学校の職員で供覧しました。

 

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須木んShip

昨日、第1回の家庭教育学級(須木んShip)で校長講話を行いました。

中身は、あるWebサイトが行った、『令和時代を生きる子供に親が望むこと』についての、以下の調査結果が元になっています。

・失敗しても立ち直れて成長できること   46.0%

・自分の力で道を切り開けること   38.9%

・世界の人とつながり協同できること      5.6%

・AIに負けない考える力を持つこと      3.3%

この調査に参加した8割以上の保護者が、子どもに「失敗しても立ち直る力」と「道を切り開く力」をつけてほしいと期待しています。

なかなか興味深い結果です。なるほどと思う反面、どうやってその力を身に付けさせればよいのかと聞かれると、なかなか難しい気もします。

まず「失敗しても立ち直り成長する」を次のように言い換えてみます。

「問題が発生したとき、自ら解決するために努力し、そこで得た経験や反省を次に生かす」

少し具体的になったでしょうか。

実際に問題を解決するときに、ゲーム機のリセットボタンを押すようにはいきません。状況で対応は違うかもしれませんが、「現場」で「現物」を確認して「現実」を正しく認識上で解決を図る必要があります。

この時、自分のあらゆる知識と経験を総動員する必要がありますし、それが不足している場合は、調べたり相談したりしなければなりません。

この時に問題に対応した経験は得難いものです。次に問題が起きてもそれに正面から立ち向かえる「自信」と解決する「力」になると言えます。

しかし、まだ大人ではない生徒が大人が経験するような問題に直面する可能性は低いと考えられます。ですが、働き始めたらいつ直面するかわかりません。

その為にも、今のうちから小さな解決できる失敗を多く経験していくことが大切だと思います。保護者がその場面をどれだけ作れるか。

失敗でなくても、大変だったりやったことがないことを経験させることも大切だと思います。

例えば、手伝いであったり、 動物や植物を育てたり、段や級の検定を受けさせたり・・・。

将来経験することになる失敗が何かを知ることはできません。

ですから、今のうちから様々なことに挑戦し、失敗し、工夫してやり切る経験を積み重ねていくことが大切だと思います。

そして、その姿を保護者が暖かく見守り、励まし、認めてあげることで子供たちが前に進んでいけるのではないでしょうか。

 

というような話をしました。

 

後半は時間が余りましたので、予備で準備していた「本物にふれる大切さ」がテーマの音楽鑑賞をしました。

令和6年1月の学校通信で紹介した吉村妃鞠さんの「ツィゴイネルワイゼン」とバッハの「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 アダージョ」を聴いていただきました。

ツィゴイネルワイゼンは演奏時8才、バッハは12歳(おそらく)の時の演奏です。

まだ若いながらも、類まれなエレガントな表現力をもつ妃鞠さんの演奏に何か感じていただけたのではないかと思います。

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討議

今日は、生徒総会に向けた学級討議を行いました。

1年生は初めての生徒総会ですので、生徒会や生徒総会について担任の先生が丁寧に説明をしていました。

須木中の生徒会は積極的にボランティア活動に参加する等、、少人数ではありますがよく取り組んでいます。

今日の討議では、学校生活についてよくできている点や、逆に課題がいくつも出されたようです。(具体的な内容は集約が終わっていないのでまだ確認できていません)

出された課題等を元に、生徒総会の議題を決めていくわけですが、本番ではよりよい学校となるように前向きに話し合いを進めていってくれるといいなあと考えています。

昨年度は、校則について熱い議論が交わされました。

今年も期待しているところです。

生徒総会に向けての情報は随時発信していきます。

 

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思い出

午前中に来客がありました。

聞くところによると、昭和45年度の須木中の卒業生で、現在は関西地方にお住まいの方でした。

校舎内外の様子や、校長室内の学校沿革史、校長やPTA会長の写真を、大変懐かしそうにご覧になっていました。

 在校生もいずれ卒業していきますが、彼らの良き思い出の場所となるようにしていきたいです。

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始動

本講では、5月13日の日記でご紹介したように、本年度の研究で、『学び方』を身に付けることで学力の向上を目指しています。

授業と朝学習を中心に研究を進めていく予定でしたが、朝学習についていよいよ具体的に動き始めました。

今日は、学び方を身に付けることの意義の説明や、自分の学習スタイルの確認を行い、実際の朝学習にどのように取り組むか、計画を立てるところまで行いました。

 

朝学習は、約2週間取り組み、その結果等を検証し改善・変更をしていくという形で行っていきます。

この取り組みを通して、生徒たちに「できるようになった」実感と学び方についての気づきが生まれて欲しいと思っています。

 

学習スタイルのアンケートは、タブレット入力を活用して行いました。

今後は、ICTの活用も様々な場面で広げていきたいと思います。

 

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安全確保を

「お知らせ」に掲載した通り、明日は通常どおりとなります。

お住いの地区によっては河川の氾濫や土砂災害などの危険性が高まる恐れがあります。今後の大雨に関する警報や避難情報に十分注意をしていただき、早めの安全の確保をお願いいたします。

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復活

本日の運動会では、コロナ禍以来久しぶりにPTA団技(競技)が「綱引き」として復活しました。

当日はどの程度参加していただけるかは未知数でしたが、本番では教職員を含め、多くの方に参加していただきました。

中でも、来賓として会場におられた小林市長様にも綱引きに加わっていただき(右側)、大いに盛り上がりました。

以下の画像はその時の様子です。

スタートのピストルが鳴ると一斉に引き合います。

打ち合わせが悪かったのか、なかなか終了のピストルが鳴りません。

生徒の時よりも長いのでは・・・とひやひやしていたら、やっとピストルが鳴りました。

ちなみに、生徒の綱引きの1回の競技時間は15秒です。

試合を2回行いましたが、2回目も結構長く感じました・・・・。

 

競技が終わって、ご自分の所に戻られるときには息が上がっている方も多かったのではないでしょうか。

参加された皆様、なかなか終わらなくてご迷惑をおかけしました。

来年の競技時間はもう少し短めに設定できたらいいなと思っております。

 

久々のPTA団技でしたが、地域と保護者と学校の一体感を感じられるとても貴重な時間になりました。

 

生徒はというと、PTA団技の間はテントの中で給水をしたり休憩をとって休みながら、保護者の頑張る姿を見て応援をしていました。少し体を休ませられる良い時間にできました。

 

 

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まねぶ

今日の運動会の前日準備では、PTAの保体部の皆様を中心に20名ほどの方にご協力いただき、生徒ではできない杭打ちやテントの固定、入退場門の設置等をしていただきました。

ご多用な中、早い時間からお集まりいただき、ご協力ありがとうございました。

 

設置頂いた入退場門は、2本の柱に「須木小・中合同運動会」と書かれた横断幕を渡す形になっているのですが、括り付けるところが思いのほか高所にあり、調整を脚立のみで行うのは難しい高さでした。

お父さん方に相談をしたところ、軽トラや脚立を組み合わせてあっという間に設置するだけでなく、インパクトドライバで角材をしっかり固定するなど、プロの技は一味違うなあと感動しました。

その様子を近くにいた数名の生徒は真剣なまなざしで見ていましたが、お父さんたちの凄さを感じてくれたかな・・・、その仕事ぶりを学んでくれたかな・・・。

 

古語では「学ぶ」を「まねぶ」と読みます。

まねぶは名詞の「まね」に動詞をつくる接尾語「ぶ」がついたものです。つまり「まねぶ」とは「まねる」(模倣する)という意味です。

 

 

中学生は学ぶために1日の中で7時間以上学校にいまが、目覚めている時間の多くを学校で過ごしていることになります。

その間、目にする大人は教職員だけがほとんどです。生徒達は知らず知らずのうちに、教職員の振る舞いを大人の振る舞いとして学ぶことになります。

私たちは、生徒にとってまねぶ対象として価値がある存在でいられるようにしっかりと意識して取り組んでいく必要があるなと思ったところでした。

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コンプラ

本日はコンプライアンス研修に出席しました。

報道などで学校職員の不祥事のニュースを見る度に、子どもや保護者、地域の方々の信頼を裏切っていることにとても残念な気持ちになります。

特に、子どもに対する不適切な対応は許されることではありません。

今日の講師の先生が、体の傷と違い心に受けた大きな傷は時間が経ってもなくならないと話していましたが、全くその通りだと思います。

私たち教職員は、「他校で起きたこと」ではなく、自分ごととして、日々コンプライアンスの遵守に努めなければなりません。

校長としても、このことを常に念頭に、学校運営を行っていきたいと考えています。

 

現在学校では、県の取組をうけ、以下の項目でコンプライアンス推進プログラムを進めています。

1 セクハラ・わいせつ行為の防止

2 飲酒運転の防止

3 体罰・暴言等の防止

4 準公金等の不適正な取り扱い防止

5 個人情報の流出防止

6 その他(交通法規の遵守、パワハラの禁止等)

これらにつながる行為について、教職員全員が常に意識し、発生防止と被害拡大防止のために小さな変化を見落とさないように取り組んでいく決意です。

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