日誌

日々徒然

7/19 前半終了

本日で、1学期前半が終わりました。

4月からの4か月はあっという間でしたが、生徒達はどの行事や授業など、いずれも全力で取り組み、しっかりとやり遂げてくれたことが何よりうれしかったことです。

その裏には、先生方の細やかな計画と丁寧な指導や助言があったことは言うまでもありません。

先生方の、それぞれ生徒の持つ個性や持ち味を理解し、大切にしながら、生徒に寄り添って取り組む姿勢には頭が下がります。

 

須木中の夏休み期間中の登校日は8月9日だけです。この日は須木地区の花火大会の前日準備となっています。

須木地区を代表する大きな行事について、準備と事後の清掃ボランティアという形で自分たちがその一翼を担い、実際に無くてはならない存在になっていることは、とても誇らしいことです。

このような行事へのかかわりが、須木に対する自分の存在感を感じ、郷土愛を育て、人間性を高めてくれているのだろうと思います。

 

 

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7/18 絵に込めた思い

先週、すきむらんど温泉 かじかの湯の駐車場に一枚の絵が設置されました。

中学生が須木小学校に在学中に描いた絵です。

須木の特産品の作物や動物、自然、吊り橋や滝、そこで楽しむ人々が生き生きと描かれていました。

子ども達の須木愛にあふれる素晴らしい作品だと思います。

 近くに行かれた際は、是非実物をご覧になってください。

(駐車場の一番奥です)

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7/17 玄関

須木中の玄関は、訪れる人の数よりも虫の方が多いのが難点です。

特に夜間は、玄関のひさしに電灯がついているため、外の虫も、校舎内にいた虫もたくさん集まってきます。

それを狙うクモの糞や、窓から出られず力尽きた虫などなどが、傘立ての奥やすのこの下にたまってしまいます。

清掃の時間に担当の生徒が一生懸命に掃除をしてくれています。しかし、一人で管理棟の1階の廊下全体も担当しているため、広すぎて大がかりな清掃をするには時間がまったく足りない状況でした。

そこで、今日は天気も良いこともあり、教頭先生が、あっと言う間にすのこや傘立てを移動し、隅に溜まったゴミを掃き、タイルも水拭きをしてくださり、ピカピカになりました。

 古い玄関なので新品には及びませんが、古いものでも手を掛け整えてあげることで凜とした良さが伝わってくるものだなと感じたところです。

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7/16 時代への対応

今日の薬物乱用教室では、薬の正しい飲み方や、違法薬物でない市販薬の怖さなどを教えていただきました。

最近は、薬局などで買うことができる市販薬のオーバードーズによる救急搬送が非常に多くなってきているそうです。

違法薬物について、生徒達はこれまでに学んでおり危険性を知っていますが、市販薬の危険性についてはそこまで考えてはいなかったようです。

講話の中で薬剤師さん、どんな薬でも「主作用」と「副作用」があるということを強調されていました。

また、薬の用量や飲むタイミングについても、

・薬効がしっかりとあるように計算されているため、量を飲みすぎると危険性が増すだけで速く効果がでたり、よく聞いたりするわけではないこと

・指定量より少ない服用では効果が出ないこと

など、指定された量と時間をしっかり守ることの大切さを知ることができました。

これまでは覚醒剤などの違法薬物の使用禁止についての内容が多かったですが、近年の社会状況の変化に応じて市販薬の使用方法や危険性などを含めたものに講演内容を変えてきているとのことでした。

SNSが生徒達に浸透している現状を考えると、学校でも生徒を取り巻く危険なものやことに対して、しっかりと情報収集をして対応していく必要があると感じました。

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7/12 シンプルに

本日の3年生の福祉体験が始まってすぐに、教頭先生がスピーカー付きのポータブルアンプを職員室に持ってきました。(下図のような機器です)

確かに電源ボタンを押してもランプがつかず、作動していません。

体験活動の際にワイヤレスマイクを使用する予定でしたが、代わりの機器がないため、仕方なくマイクなしで授業を進めていただくことになってしまいました。講師の先生方には申し訳ないことをしてしまいました。

 

機器の故障は当然あることですが、タイミングがいつなのかわからないのが困ります。

素人なりに、ヒューズ切れ、コンデンサ、電源スイッチの故障とかだろう・・・と考え、分解してみることにしました。

カバーを外し、テスターで基板等の気になる箇所を何カ所かテストしたのですが、問題ありません。

どうも部品や基板が原因ではなさそうですが、他に思い当たる場所が浮かびません。

これは修理か買い換えか・・・。その前にその費用をどうするか。(新品は二桁万円します)

仕方がないので、とりあえず元の状態に組み直しました。

 

組み立て直しながら、ふと「コンセントに刺すプラグかも」と頭に浮かんできました。

コンセントにプラグを差し、電源ボタンを押します。

反応しません。

次に、電源ボタンを押した状態でプラグの根元のコードを左右に曲げてみます。

すると、どうでしょう。ある角度で曲げたままにしておけば電源ランプがつくではありませんか。

今回は、ただの電源プラグの根元の断線でした。

 

このときすでに分解を始めてから1時間以上が過ぎています。

最初から電源プラグを確認しておけば良かった・・・・・・・・。

 

パソコンのトラブルでコールセンターにかかってくる相談でも、動かない原因がコンセントにプラグを差していなかっただけ、ということがよくあるそうです。

問題には、まずはシンプルに考えて取り組むことが大切だということを思い出しました。

ということで、プラグを付け替えることにしました。

その作業時間は5分・・・・。

 

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7/11 働くこと

今日から2年生が職場体験を行っています。

一人ずつ別々の事業所にお願いすることになりました。

どの事業所様も快くお引き受けくださり、感謝しかありません。

慣れない場所での活動を考えると心配をしてしまいますが、素直で一生懸命な須木中の生徒達はしっかりやってくれると信じています。

 

世の中の「もの」やサービスは、それが実現するまでに必ず多くの人が仕事としてかかわっています。

今回の体験では、利用者としては見えなかった部分を知り、そこで働く方々との交流をとおして、仕事に対する姿勢、仕事の大変さや面白さ、やりがいなどに気づいてほしいです。

 

「一隅を照らす」という言葉がありますが、伝教大師・最澄の「径寸十枚、是れ国宝にあらず。一隅を照らす、是れ即ち国宝なり」からきています。この文章の意味は、

金銀財宝が国の宝なのではく、世の中の一隅で暮らす人々が、その場所で精一杯努力して光りを放つこと、それこそが国の宝である。

となります。

中学生の段階では、将来のことはまだ決まっていないかもしれません。

しかし、十数年後には社会人として仕事に就いて働いていると思います。

それが何の仕事であっても、その仕事を通じて、毎日何か一つ、どこか一隅を照らすことを心掛け、努力する人であってほしいと思います。

 

 

 

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7/10 命を守る

高知県で小学生が水泳の授業中に亡くなるという痛ましい事後がありました。

宮崎県では、すでに5月15日付で県のスポーツ振興課から「水泳等の事故防止について」の通知が出されています。

 水泳指導について8項目、プールの管理について5項目、学校外での遊泳について4項目の留意点が示されています。

水泳指導については、概略ですが以下のような対応が示されています。

(1)健康状態の確認 等

(2)発達段階や水泳能力に応じた指導の工夫 等

(3)バディシステムの採用、非常時の合図の徹底 等

(4)救命用具の準備

(5)心肺蘇生法等の職員研修の実施、危機管理体制の整備 等

(6)指導者の責任分担の明確化 等

(7)落雷など気象条件に応じた判断 等

(8)見学生への直射日光を避ける配慮

 

どの項目も重要ですが、授業が始まってから特に重要になってくる部分は(3)と(6)ではないかと思っています。

例えば、授業中に生徒がふらふらしたり、倒れたりした場合、先生や周りの生徒がほぼ間違いなくすぐに気づきます。

しかし、プールの中では水中が非常に見にくい場合があります。

プールに限らず、水際に立って上から見ていると、自分の真下付近は水中を含めてある程度見えますが、離れていくほど水面の反射光と光の屈折で水中が見えにくくなります。

陸上で生徒を見ているときと同じ感覚だと見落としてしまう可能性が高まるわけです。

そう考えると、プールの指導に当たっては、指導者同士がプール全体を見渡すことができ、水中にも死角がないように監視場所を分担をする。

監視者と指導者の分担や切替を明確にし、一人の教師がそれぞれの判断で立場を変えない。

その上で、事故につながる生徒のイレギュラーな動きをさせない、見逃さないようにすることが重要だと思います。

 

 

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7/9 はんだ付け

2年生が技術の時間にはんだ付けを練習していました。

慣れない手つきでしたが、電子工作の第一歩を踏み出した記念すべき日です。

ぜひ、電子工作の楽しさを知ってほしいと思います。

 

理科の電気の学習では、豆電球や抵抗や電池を繋いで回路を作ります。

ただし、ミノムシクリップのついた導線で器具を繋ぐため、生徒がはんだで部品を固定するという内容は出てきません。

 

電池や豆電球や抵抗をつなぐために、下図のような導線を使った記憶はありませんか?

この導線の両端のミノムシクリップ(右)やバナナプラグ(左)は、線にはんだで固定してあります。

 単純な作りですが、導線の両端の被膜のビニールをはいで、銅線の束を取り出し、クリップにはんだ付けする・・・という、結構面倒な作業をしなければなりません。

作る数が多くなると結構骨が折れます。

そのため、新しい学校に赴任した時に前任者がたくさん作ってくれているととても助かります。

逆に数が少なかったり、錆びたり断線したりして使えないものが多いときは自分で作り直していました。

 

はんだの扱いに慣れると、小型の家電などの、ちょっとした修理にも役立つこともあるので便利だなと思います。

 

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7/8 早期発見

2校時に3年生の道徳の授業を見に行きました。

題材は教科書にある「卒業文集最後の二行」でした。

以下はあらすじですーーーーーーーー

小学生のころ、クラスに身なりの汚いT子さんがいた。
母を亡くし、二人の弟の世話をしながら、魚の行商をしている父親と貧しい生活をしていた。
小学校6年生のとき、その女の子が私の席の隣になった。
いつも私や周りから「きたない」「くさい」「風呂に入れ」「近寄るな」といじめられていたが、T子さんは泣きもせず、先生にも言わずじっと耐えていた。
彼女の成績は上位だったが、私の方が少し上であった。
国語の漢字のテストのと時に、私はどうしても二つ分からなかった。
ふと隣を見るとT子さんは正解を書いている。
私はT子さんの答案をカンニングした。
テストの結果は、T子さんは一つ間違えて98点、私はただ一人100点満点だった。
T子さんは「さすがイチノヘさんね。おめでとう」と素直に私に言った。
授業が終わると周りの悪童が、T子さんが私の答案をカンニングしていい点数をとったのだろうと騒ぎ出した。
はじめは黙っていた私も、つい調子に乗って「俺の答を見たからだ。見たに決まっている。」と責めてしまった。
その時、彼女は涙とともに「私は見ていない、着てるものは汚いかもしれないが、心は汚くない」と言った。
私はT子さんの初めての涙と言葉に衝撃を受け言葉を失った。
とうとう謝らずじまいで卒業式を迎えた。
T子さんの卒業文集の最後の二行に書かれていた「今一番欲しいのは母ではなく、本当の友達ときれいな服です」という言葉が心に刺さり、涙が止まらなかった。
三十余年が過ぎた今でも、T子さんへの罪業を思い出すたびに忍び泣いてしまう。
私に大いなる悔いを与えてくれた、あの二行を読まなかったら、今の私はどうなっていたか分からない。

 (作 一戸冬彦「心に残るとっておきの話 第2集」潮文社)

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T子さんの心情を考えると、何度読んでも胸が痛くなる話です。

現在のT子さんが幸せに、穏やかに暮らしていることを願ってやみません。

 

今回の教材は、公正,公平な社会を実現するために,いじめを憎み,不公正によって誰かが傷つく状況を正そうとする態度が大切であることに気付かせる内容です。

また、学級内でいじめが起きていないからこそ,いじめを未然に防ぐ意味も込めて,いじめという卑劣な行為を無くすためにはどうしたらよいか、目にしたときにどうすればよいか等を考えさせる機会となりました。

3年生が「公正,公平,社会正義」という道徳的価値についての考えをより一層深めてくれることを期待しています。

 

教師の視点で見た場合、T子さんの服装や家庭の状況を考えると、いじめやからかい等が起こることを十分予測できたはずです。

教員をはじめ、もっと周りの大人がいじめの予防といじめに気付く努力をすべきだったのではないでしょうか。

早く気付くことができていれば、これほどつらい1年間にならなかったのではないかと悔やまれます。 

 早期発見、早期対応の重要性を改めて感じました。

 

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7/5 将来の夢

今朝の新聞に,小学6年生の「将来就きたい職業」トップ10が載っていました。各順位の職業は次のようになっています。


小学生にとっては,実際にその職業の方と触れ合ったり,メディアで目に触れることの多いものが上位に来ている気がします。

 

別の団体が,高校生に同様の調査をした結果は以下の通りです。

小学生と違って、より具体的な職業名になってきています。

 

さらに別な団体の調査結果ですが、30代から60代に「今、子どもの頃になりたかった職業に就けているか?」という質問をしたところ、「就けた」と答えた大人の割合は、わずか6.5%だったそうです。

逆に考えると、20人に1人程度は子どもの頃の夢が叶った人がいるということです。 

子どもの頃の夢を実現された方は、自分の頑張りもあったのでしょうが、それ意外にも様々な要因、例えば、まわりのサポートや素晴らしい出会いや経験があったのだろうと思います。

自分が今いる生徒達に対して、色々な意味で少なからず影響を与えてしまう存在であることを考えると気が引き締まります。

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7/4 しきり

須木中学校は校舎と体育館の間に、古い外トイレがあります。

正面には見下ろす形で運動場が広がり、遠くには須木の山並みがよく見える素晴らしい場所です。

上の写真ではわかりにくいですが、なぜか便器の間の仕切りが低く、小学校用の作りなのでは?と感じていました。

生徒は別のトイレを使っているので、普段使われることはほとんどありません。

しかし、今月末の河川プールのイベントがあり、その際に使う方がいたら使いにくいかも・・・と心配をしつつ、まだそのままにしていました。

ところが今日、教頭先生が「ちょっとやってみます」と、忙しい中にも関わらず作業をされました。

元々の仕切りの上に板を取り付けて高くしてあります。

予算のない中で工夫して対応していただきました。

ちょっとしたことですが、使用感に大きな違いが出ます。

教頭先生の素早い対応と工夫はさすがです。頭が下がります。

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7/3 ロケット

先日H3ロケットの打ち上げが成功しました。
H2ロケットの試験機1号機が1994年に打ち上げを成功させましたので、それから約30年になります。

日本では、水素を燃料とするロケットエンジンの開発が1973年頃から始まりました。

H1ロケットで実用化した後、H2までに約20年かかっています。

一方アメリカでは、1960年代にすでに水素を燃料とするロケットエンジンが使われていました。すごいですね。

H2のロケットエンジンについては、『メタルカラーの時代』シリーズ(著:山根一眞)で、開発者の話を読んだことがあります。

この本で表には出ない技術者の苦労や努力や工夫、そして困難を乗り越えようとする意識と技術力の高さを知ることができ、見方が変わりました。

水素エンジンだけでも、ここには書ききれないほどの技術的ブレークスルーが必要でした。

燃料の液体水素がマイナス250℃以下のため、燃料タンクの断熱に工夫が必要だったり、水素を燃焼させると3000℃にもなるのでそのままではロケットの吹き出し口が溶けてしまうため、燃やす前の液体水素で吹き出し口を冷やしながら燃焼させるようにしたり・・・などの対応が必要だったそうです。

さらに、なるべく軽く作りたいためにボルトナットを使わずに溶接にした部分に亀裂が入って爆発したり・・・。

エンジンを含め、すべて国産の技術で作り上げることを目指したため、実験をしては失敗し不具合を探し対応する、の繰り返しだったそうです。

打ち上げは成功して当たり前のように思ってしまいがちです。
多額の開発費や打ち上げ費用をかけているのですから、それはある意味仕方ありません。

いずれにせよ、ロケットを作る技術的困難のレベルの高さと、それを乗り越えるためにかけた時間と苦労を考えると、技術者の皆さんには頭が下がります。

 

参考--------

下の写真はH2についている液体水素をタンクから噴射口の根元にある燃焼室に送るターボポンプ。設計寿命は2000秒。

右端の円盤を、少し酸素を混ぜて一部燃焼させた液体水素(温度は550℃、215気圧)で回転させます。1分間に4万2300回転(1秒間に705回転)、2万4000馬力(タンカーなみ)

その力で、右側のスクリューのような部分を回転させ、燃料タンクからマイナス228℃の液体水素を275気圧にして燃焼室に送り出します。

もう一つ、液体酸素を送る同様のポンプがあります。

※この写真は種子島宇宙センターに行ったときに撮りました。横幅は1m位だったと思います。

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7/2 河川プール

今日は朝から天気も良く、暑い日になりました。

すっかり真夏の感覚です。

 

学級では、クーラーと扇風機を使いながら熱中症に注意して授業を行いました。

 

2時間目が終わった頃、河川プールのイベントの件で商工観光課や地域振興グループ、青年会議所の皆さんが来校されました。

7月27日(土)に河川プールでつかみ取りなどのイベントを実施するにあたって、一般の駐車場として中学校のグラウンドを借用したいとの依頼でした。

つかみ取りなどのイベントは人気が高いらしく、遠方からも多くの参加者がやってくるそうです。

須木地区や須木中を知ってもらう絶好の機会でもありますので、二つ返事で協力をさせていただくことにしました。

 

よく考えてみると、自然の川で泳ぎ・遊ぶべるという、子ども達にとって素晴らしい体験ができる場所のすぐ隣に学校があるということはすごいことだと思います。

たまに川沿いを歩いていると子どもの頃を思い出して、飛び込んで泳ぎたくなる衝動に駆られることがあります。

しかし、生徒達から「そこの川で泳ぎたい」という言葉を聞いた記憶がありません。

河川プールは小学校までで、中学校になったら卒業という感覚なのでしょうね・・・。

 

ということにしておきたいと思います。

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7月

出張や夜の会議で更新が遅くなりました。済みません。

 

夏休みまで、ちょうど3週間です。

本校は、夏休みに入って最初の週に、三者面談を計画しています。

 3年生は、進路の話が中心です。

 

進路を選択する上で何を重視するか。

それは、各ご家庭で違うと思います。

その重視していることを保護者と子で共通認識として理解されているでしょうか。

ありがちなこととして、以下のようなことは大丈夫ですか?

 

子どもは自分の進路について・・・・・・

 ・迷いや不安があってもうまく話せない場合があります。

 ・友達に影響されて流されている場合があります。

 ・保護者の望む方向に合わせていっている場合があります。

 ・少ない判断材料だけで決めてしまっている場合があります。

 ・最初からあきらめている場合があります。

 ・保護者に反発することが目的の場合があります。

 

保護者は子どもの進路について・・・・・・

 ・子どもとしっかり話したから理解しているはずと思い込んでいる場合があります。

 ・子どもはすべて初めて体験することなのだと忘れている場合があります。

 ・「子どもに任せている」と言えるほど関わっていないのに言ってしまっている場合があります。

 ・保護者自身が子どもの頃の気持ちを忘れている場合があります。

 ・子どもの人生であることを忘れて自分の理想を押しつけている場合があります。

 

 

子ども自身がより良い進路選択をし、よりよい人生を歩んでいけるようにサポートすることが大切です。

 

 

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靴箱

生徒校舎の会談の横に靴箱があります。

少ない生徒数なのでこじんまりしたものです。

毎日その横の階段を上がって2階に向かうときに目に入ります。

いつも見ていますが、どの靴もきちんとそろえて入っています。

生徒のを心を感じる一瞬です。

それはきれいに咲いたアジサイを見たときのようです。

*以前紹介したアジサイが咲きました

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こより

七夕の季節になりました。

私が中学生の頃までは、各家庭で七夕飾りを作っていた記憶があります。少なくとも私の家では作って飾っていました。

 

折り紙を買ってきて、輪っかや三角形をつなげていったり、篭や編み飾りなどを作った記憶があります。

その際、飾りや短冊を竹に結びつけるための「こより」も一緒に作っていました。

和紙を細長く切って、端の方から糸のように撚ったものです。

 これがなかなかうまく作れずに苦労しました。

自分としては、直径1mmくらいの細さにしたいのですが、細かったり太かったりしてしまいます。

 

ところが両親や祖父母はさすがでした。

紙を手にすると、スッスッスッ・・・とあっという間に糸のような細さで作りあげます。

感動しつつ、同じようにできたらなあと思ったものです。

 

 今ではYoutubeに、こよりの作り方を解説する動画はいくらでもあります。

それを見て練習すれば、おそらく誰でも上手にできるようになるでしょう。

しかし、おじいちゃんやおばあちゃんから習うことに意味があるんですよね。

動画は一方的に説明するだけですが、おじいちゃんやおばあちゃんは違います。

技術を伝える話以外の部分に大切なものが含まれている気がします。 

 

私の祖父母と父はすでに他界していますが、まだ母が元気です。

実家に帰って母にこよりの作り方をもう一度見せてもらおうと思います。

 

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中学校の玄関を入って正面に、木の切り株が飾ってあります。

立派な切り株だなあとは思ってはいましたが、それだけでした。

今日のお知らせにも記事をあげましたが、八重尾さんが七夕用の竹を切ってきてくださいました。

その時にこの切り株の話題になり、由来を聞くことができました。

7~8年ほど前、須木中学校の隣にあ神社の大木の枝が落ちて車に被害が出たため、この木を含め何本かの大木を切り倒すことになったそうです。

その時切り倒した欅(けやき)の木の切り株を記念に残したとのことでした。

年輪を数えてみたところ、はっきりと分かるだけでも90年以上は立っているようです。

この欅も約100年前は芽吹いたばかりの幼木だったこと。

そして須木中ができる前からそこに存在し、中学校に通う生徒たちをずっと見つめてきた・・・

不思議なことに、ただの切り株でしかなかったものが、その謂われを知ると何か特別な存在に思えてきます。

 

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意識

今日の礼法指導が始まって最初に感じたのが、高校生の皆さんは姿勢が良い!ということでした。

見本を見せるときはもちろんですが、中学生に個別に指導をする場面で何気なく立って見ているときも背筋がピンと伸びています。

意識しなくてもできるように、これまでに鍛錬を積んできたのだろうと思います。

そして、中学生に教える様子から、自分たちが学んできたことに自信と誇りをもっていることが感じられました。

素晴らしい指導をしていただき感謝感謝です。

日章学園高校の皆様、本当にありがとうございました。

今日の授業をとおして、中学生が日本の伝統的な礼儀作法について理解を深め、これまでの立腰の取り組みに加えて実践してくれることを願っています。

 

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安心

昨晩から明け方にかけて須木は大雨でした。

学校への通勤路にしている空き地も、珍しくくるぶしくらいまで水が溜まっています。(そのため、長靴で出勤しました。)

 

学校に着くと、教頭先生が生徒校舎の2階の雨漏りをきれいに拭き上げ、バケツを置くなどの応急処置をされていました。(教頭先生ありがとうございます!)

 

 

学校では、台風の時期は飛ばされたものの後片付け、冬は水道管の凍結による破裂・水漏れ対応など、気候の変化に応じて様々な対応が必要になります。

それらが教頭先生の仕事と決まっているわけではありませんが、学校の鍵開けをしているため、そういった場面に一番最初に遭遇しがちです。

というよりは、何か異常がないかをいち早く見つけるために、早めに学校に来て鍵開けをしているといった方が良いかもしれません。

また、教頭先生は学校の様々な不具合やその程度を把握しているので気になってしまうということもあるかもしれません。

いずれにせよ、最も大切なことは登校してきた生徒に危険等が生じないようにすることです。

 

忘れがちですが、 日々の安心は教頭先生によって守られています。

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議事

今日は生徒総会がありました。

議事の中で質問がどのくらい出るか心配でしたが、何人か質問し、それに対して答えるという場面がありました。

このような場で質問できることは素晴らしいと思います。しっかりと中身を自分なりに考えている証拠です。

よりよいものを実現するためには議論が欠かせません。

大人になると話し合いや意見交換を行う場面が多くあります。

仕事上でもそれ以外でもです。 

 

今日の生徒総会の一番良かったところは、何よりも全員が真剣に話し合いに参加する姿があったことです。誰一人例外はいませんでした。

そんな須木中の生徒達を誇りに思います。

 

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