2025年6月の記事一覧

　当初は、午後の時間帯に行う予定でしたが、熱中症等の予防を考え、急遽１・２校時のできるだけ涼しい時間帯に行いました。なかなか全校生徒が一同の場所で話し合う機会もない中、やや暑い中ではありましたが、活発な意見交換を行うことができました。

　昨年度に引き続き、生徒総会のしおりは印刷せず、タブレットを活用しながら話し合いは進められました。

　生徒総会では以下の４つの議案について、議事が進められました。

　第１号議案は、令和６年度の活動報告や反省について質疑応答がなされました。

　第２号議案は、それを受けた令和７年度の活動目標・計画の提案がなされ、承認を受けました。

　第３号議案は、「協調性と自主性を向上させ、学力を高めると共に、心身健康な真幸中学校生徒をめざす。」という議題のもと、各学級からそれに対する取組について、２つずつ提案がなされ、その中から全校での取組について決めて実行に移すというものでした。

　各学級からの提案に対して、いろいろな質問が飛び交い、議長はまとめることに苦労をしましたが、似たような取組を１つにしたり、これまでの取組を重ねたりしながら、何とか取組を１つに集約することができました。決まった取組は、３年生提案の「発表対決」に決まりました。具体的には、これから執行部でさらに協議し、取り組むこととなっています。

　第４号議案は、学校への要望についてでした。すぐに実現できることや検討が必要なこと、実現が難しいことなどについて、各先生方から回答をいただきました。

　議長を務めてくれた３名の生徒達、大変でしたがお疲れ様でした。本日の経験は、これから色々な場面で生かされる貴重なものとなります。

　また、これまで準備をしてくれた生徒会役員の方々もありがとうございました。

　大成功に終わった生徒総会でした。後は、決まったことを実現できるよう、今後の取組に期待しています。

　思春期から健康に関する正しい知識を身に付け、宮崎県に多い「がん」や若年層に多いとされる子宮頸がんなどについて、その予防に関して理解を深め、自身の心身の健康に関心を持ち、心身共に健康で安全な生活を送ることができることを目的として、学校保健委員会を行いました。

　この日は、宮崎県産婦人科医会から講師を招いて「宮崎県に多い“がん”を予防しよう」という演題のもと、ご自身の手術の経験も踏まえ、ワクチン接種の有効性について、熱くご講話をいただきました。講話では、主に

○　“がん”という病気とその予防について

○　他県に比べて宮崎県に多い子宮頸がんへの罹患率について

○　ＨＰＶ(ヒトパピローマ)ウィルスについて

○　中学生などの若い頃からワクチンを接種することで、子宮頸がんへの罹患率を１０分の１まで減少できることについて

○　女性だけではなく、男性も接種することで子宮頸がんへの罹患を予防できることについて

などについて学ぶことができました。

　本日学んだことを、一人一人が自分事して捉え、生かして欲しいと思います。