1年の修了です
 米良の山々に桜が咲き始め、春本番という感じになってきました。春は、学校にとって終わりと始まりの時期になり、3月25日をもって、平成27年度の課程が終了しました。1・2年生の皆さんは、この1年間で様々な学習や経験を積み重ね、心も体も着実に成長したと思います。学習や部活動で力をつけた1年間であったことはもちろん、自分で考え進んで行動したり、人を思いやる気持ち、やるべきことを粘り強く続ける姿勢等、皆さんそれぞれに成長した部分があったと思います。

 保護者の皆様、地域の皆様のおかげで、無事に1年を修了することができました。新年度となる4月からも、生徒一人一人に応じた指導を、チーム西米良中学校として取り組んで参ります。新年度もご支援・ご協力をよろしくお願い致します。
<西米良中便り 第47号より>
第69回卒業式
 3月17日(木)、黒木定藏村長をはじめ多くのご来賓をお迎えし、第69回卒業式を挙行しました。10名の卒業生は、3年間過ごした中学校の思い出、保護者や村民の皆様への感謝の気持ち、4月からの新生活への期待を胸に式に臨み、卒業証書を受け取った後には自分の気持ちをしっかりと発表しました。また、卒業式の歌は24人とは思えない素晴らしいハーモニーで、卒業生が在校生とともに歌う最後の機会に相応しいものでした。
 保護者の皆様、地域の皆様、卒業生へのご支援・ご協力本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願い申し上げます。

職場体験学習
 2年生7人が、3月8・9日に村内の事業所などで、キャリア教育の一環として職場体験学習を行いました。職場体験をしているときの生徒の表情は、とても緊張しながらも真剣に何かを掴み取ろうとするものでした。わずか2日間の体験学習でしたが、学校以上に自ら考え行動する場面が多かったと思います。一緒に働いている方やお客様は何を求めているのかを推し量り、自分が何をしないといけないのか判断する必要があったことでしょう。
 今回の体験学習は、働くことの大変さと楽しさを知るとともに、自分の将来や人と人の繋がりを改めて考えることができたようでした。
 生徒を受け入れていただいた事業所の皆様には、貴重な体験の機会を与えていただき、本当にありがとうございました。次年度も職場体験学習を計画しています。もし、本校からの依頼がありましたときは、お心広くお引き受けいただくようお願いいたします。
薬物乱用防止教室
 2月23日(火)、薬物乱用防止教室を高鍋保健所の柴田さんを講師として開催しました。
 講話は、はじめにたばこの害について詳しく説明があった後に、シンナーや大麻、覚醒剤等の心身への影響や依存性などについてお話がありました。講話の最後には、もし薬物を勧められた時にはどうやって断るのか、柴田さんが勧める役、代表の生徒が断る役となり、ロールプレイングを行いました。
  今回の教室で、薬物に関する知識と薬物を使用しない強い気持を持ち、一人一人の人生を大切にし、充実したものにしてください。
「からだ」と「こころ」のメンテナンス
  中学1年生は学校生活への慣れと同時に、学習や部活動で疲労感を抱えたまま生活し、様々なことに悩みはじめる時期です。そこで1学年の学級活動において「からだ」と「こころ」について2時間の授業を計画し、2月16日(火)に「からだ」に関する内容の学習を行いました。
  授業は教育相談のアンケート結果から明らかになった、体調不良、集中できない、イライラする等の課題の解決のために、食生活をどう改善するかを考える内容でした。授業では「食と栄養のプロフェッショナル」の村保健センター栄養士の黒木さんをゲストティーチャーとしてお招きし、食生活改善のポイントとなる「たんぱく質」「カルシウム」「鉄」を含む食品とその働きについて説明を受け、朝ご飯のメニューをグループ毎に考え発表しました。
  生徒は、黒木さんの説明を熱心に聞き、栄養の組合せを考え、朝の時間に料理のできるメニューとして、具だくさんのお味噌汁や目玉焼き、ごま酢あえ等をあげていました。今回の授業では、黒木さんから専門的な立場のコメントをいただくこともでき、生徒にとって自分たちの食生活を見直すよい機会となりました。
  次回は「こころ」に関する内容で、養護教諭がゲストティーチャーとなります。

あさよむフェスタ
  2月13日(土)に開催された「あさよむフェスタ」は多くの村民の皆様が参加して無事に終了しました。12月から約2ヶ月半、実行委員として参加し計画・準備・運営に当たってきた、6名の実行委員のみなさん、本当に御苦労さまでした。
  実行委員はフェスタ当日の司会や補助をはじめ、会場セッティング、催し物の準備等、本当に頑張っていました。葉脈標本を使った「しおり作り」の準備では、理科教諭の指導のもと、材料の植物の葉を集めたり、水酸化ナトリウムで加熱処理をしたりと、昼休みの時間を使って準備をしていました。
  この2ヶ月半、実行委員は忙しい毎日となり、部活動に参加できない時もありましたが、教育委員会の方々と協力して準備に取り組むことができ、貴重な経験を積むことができました。この経験を、今後の学校生活や社会生活で必ず生かしてください。期待しています。
  今回の機会を与えていただいた村教育委員会の皆様、またフェスタ当日に実行委員に温かい励ましのお言葉をかけてくださった皆様に、お礼申し上げます。
あいさつ運動
 生徒会・生活保体委員会の取り組みとして、2月8日~10日の3日間、全校生徒が交代で、朝7時30分頃に村所橋付近に立ち、朝のあいさつ運動を行いました。通勤・通学の皆様には、生徒のあいさつに対して、とても気持ちの良いあいさつを返していただき、本当にありがとうございます。
給食感謝週間
 学校給食の意義や役割について、児童生徒や教職員、保護者や地域住民の方の理解を深め関心を高めるため、1月24日~30日は「全国学校給食週間」と定められています。これにあわせて、本校も1月25日~29日を「給食感謝週間」として、給食に関わる方々へ感謝の気持ちを伝える活動をしました。
 生徒は給食に関わる方々へ感謝の気持ちを込めたカードを書き、生活保体委員がカードを貼った掲示物を作成し、学校給食共同調理場等へ届けました。
 日頃から、生徒のために、とてもおいしく、栄養満点の給食の準備・調理をしていただき、感謝申し上げます。
 
 
立志式
 1月22日(金)に2年生7名の立志式を行いました。立志式は、生徒自身が自分の生き方や将来の進路について考え、『志』を立てることを目的としています。また、2年生の生徒が立志式を準備・運営することで、最上学年になる自覚と責任をもたせることも目的に実施しました。
  会の前半は、テーマを『拝啓  未来の自分へ  夢に向かって  今  自分に何ができるのだろうか』と設定し、2年生一人一人が「10年後の自分への手紙」として発表しました。発表では、10年後希望する職業に就くために今頑張ることや、今までお世話になった方々や家族への感謝の気持ち、将来西米良に帰って働きたいこと、学級の仲間の大切さと思いやる気持などを、自分なりの言葉と表現で述べました。発表後は全員で「手紙 ~拝啓 一五の君へ~ 」を合唱し、素晴らしい声とハーモニーをきかせてくれました。
  後半は、「先輩に学ぶ ~身近な人生の先輩の体験談やメッセージを聴こう~」と題して、(株)ハマテック代表取締役の濵砂道太さんにご講演をしていただきました。講演では、道太さんが起業を志したきっかけ、西米良村が豊かになり人口が増えるにはどうすればよいか考えたこと、村民の一人として西米良にどう貢献できるか考えていること、目的を達成するためのやり方は幾通りもあること、失敗をして良いが失敗を引きずらないこと、中学・高校時代にはやれることはすべてやっておくことなど、道太さんの経験に基づいた示唆に富んだお話でした。
 
避難訓練(火災)
 1月18日(月)に、理科室での火災発生を想定した避難訓練を実施しました。火災発生を知らせる校内放送を受け避難を開始し、訓練当日は雨天だったため、各教室から非常階段を利用して1階まで移動、そこから音楽室に集合しました。
  避難する生徒は、口と鼻にハンカチを当て整然と移動し、音楽室に集合、避難後の点呼までを行い、その間に要した時間は2分10秒でした。移動距離や走らずに移動することを勘案すると、とてもスムーズな避難と言えます。
  音楽室では、消防点検業者の方から火災時の注意事項と消火器の使い方について説明をいただきました。その中で、消火器の噴出時間は15秒間、消火剤の届く距離は4m、炎が身長より高くなった場合は消火できないこと、火災に遭遇したら大声で人を呼び、一旦避難したら絶対に火災現場に戻らないこと等の説明がありました。
  最後に、生活保体委員長が「火事にならないのが一番だが、もし火事になった時には、今日の訓練を思い出して行動します。」とお礼の言葉を述べ、避難訓練を終了しました。
  火災には、いつ、どこで遭遇するか分かりません。この訓練で得た知識を活用し、「自分の命は自分で守る」という行動が取れるようになればと考えています。
 
やまびこロードレース大会
 1月17日(日)、青年会主催のやまびこロードレース大会に1・2年生の生徒と3名の職員が参加しました。当日はときおり小雨が降り、とても寒い日となりましたが、生徒たちは、全力で男子5km、女子3kmのコースを走りきりました。
 
ほのぼの学級との交流
  1月12日(火)に村教委のお計らいで、ほのぼの学級と1年生との交流会を実施しました。はじめに1年生が「誰々の孫です」「誰々のひ孫です」と自己紹介を行い、その後は4グループに分かれ、「にぼし」「糸巻き大根のなます」「湯なます」作りにとりかかりました。
  料理を作る時には、包丁の使い方や大根の千切りの仕方、にぼしを作る時の具材の混ぜ方などを教えていただきながら交流を深めていました。料理の完成後は、交流給食となり、楽しい時間を一緒に過ごしました。
  交流会を終えた1年生からは、「糸巻き大根や湯なますは、見たり食べたりしたことはあったけど作り方は知らなかった。」「にぼしを田植えの時には是非作ってみたい。」「糸巻き大根を千切りにするところが難しかった。」「食べる時に、ほのぼの学級の皆さんとたくさん話ができて良かった。」「改めて郷土料理のおいしさを知ることができた。」といった感想がありました。
  生徒にとって地域の方々と接し、一緒に料理や食事をすることは、コミュニケーション能力を育むことにも繋がります。ほのぼの学級の皆様、とても良い機会をつくっていただき本当にありがとうございました。
 
JRC加盟
  本校では年度途中ですが、JRCに登録することとし、1月8日(金)にの登録式を行いました。式では赤十字社の方から、赤十字社の歴史や活動について詳しくお話がありました。また、私たちがJRCの活動を行うに当たっての行動目標「気づき、考え、実行する」の大切さについてもお話がありました。
  その後、JRCのバッジの贈呈の後、生徒会長が、今まで自分たちが行ってきたボランティア活動等を今後も積極的に行っていきたいと、お礼の言葉とともに述べました。今後の生徒の活動が今以上に自主的なものになることを期待しています。
 
3学期開始
<西米良中便り 第36号より>
 今日から3学期です。皆さんはこの学期をどのような学期にしたいと考えていますか?
 3学期は学年のまとめの時期であり、1・2年生はそれぞれの学年としての完成を目指し、3年生は中学生としての完成を目指すことになります。また、3学期は次の学年や段階に進む準備の学期です。次の段階に進むということは、今の自分に新しい部分を積み上げるということです。今の段階を強固にして、新しい部分を積み上げても崩れない準備をしてほしいと考えます。
 まとめや準備には多くの時間(日数)が欲しいのですが、3学期はとても短く、50日程しかありません。次の段階に向かうための仕上げの学期として、50日後の自分の姿を具体的に思い描いて欲しいと思います。具体的であればあるほど、その姿を実現させるためには、どのような事をすべきか明確になります。
 2学期は学年や全校で活動する行事等が多い学期でした。集団の中でそれぞれが自分の役割を意識し、その活動の中で一人一人が成長できたと思います。3学期は高校入試や立志式、職場体験などがあり、進路や将来の自分の姿をしっかりと考えるなかで、一人一人が成長する学期でもあります。「進路」「将来の自分の姿」というキーワードを意識し、50日後の自分の姿を具体的に思い描き、「将来を見つめて自分を磨く」3学期としてください。
鑑賞教室
  12月7日(月)、「しゃみせんいろいろ スーパーセッション」と題した、三味線を中心とした鑑賞教室が行われました。三味線が中心となるので、民謡等の邦楽ばかりと思っていましたが、演奏は「トルコ行進曲」「サザエさん」「世界での一つだけの花」等、クラッシックや歌謡曲等もあり、生徒も親しみやすい内容でした。もちろん、宮崎の民謡「ひえつき節」をはじめ、「てぃんさぐぬ花」「津軽じょんがら節」も演奏されました。
  演奏の途中では、三味線や太鼓の名前や素材についての説明、小学生代表の太鼓演奏体験、演奏者への質問等もあり、演奏された3人の方と楽しく交流もできました。生徒は終始、熱心にとても楽しそうに演奏に聴き入り、演奏後の感想文には「イヌやネコの皮を使っているということも初めて知り驚きました。」「太鼓をたたく時の速さがとても速くてビックリしました。」「三味線は糸が3本しかないのに、音を自由自在に変えることができて、すごくきれいな音だと思った。」「三味線は2人で演奏しているとは思えないぐらいに迫力があった。」等とありました。
  三味線と太鼓という日本の伝統楽器の幅の広さを「耳」だけでなく、全身で感じ取ることのできた素晴らしい鑑賞教室となりました。
学校参観日
 4日(金)にはお忙しい中に授業参観、学級懇談にお出でいただきありがとうございました。2学期はメラリンピックや学習発表会等の学校行事が多く、保護者の皆様に学校にお出でいただく機会は多いのですが、2学期の教科での授業参観は今回のみでした。保護者の皆様は、生徒の活動の様子、授業の進め方や内容をご覧になって、感じたところやお考えになった所などがあるかと思います。何かありましたら、今後の参考になりますので、お聴かせいただくと助かります。

<左から、3年国語、2年理科、1年数学>
生徒会役員任命式
 11月27日(金)旧生徒会への感謝状贈呈と新生徒会役員の任命式を行いました。はじめに各役職の新役員が感謝状を読み上げ、旧役員への記念品とともに贈呈し、その労をねぎらいました。旧役員のあいさつでは、生徒会活動の大変さや、生徒が活動に参加してくれたことへの感謝の声が多く聞かれました。その後、教頭先生から執行部へ任命状を授与、執行部から新全校専門委員長へ任命状を授与しました。新役員はそれぞれが、これから1年間どのように生徒会活動に取り組むか決意を発表しました。
 生徒会活動をはじめ校内のいろんなところで、2年生が3年生に代わって西米良中学校を背負っていく体勢となりつつあります。2年生には本校の良き伝統を引き継ぎながら、新しい風を吹き込んでくれることを期待しています。
赤い羽根共同募金
  11月25日(水)、生徒会が「赤い羽根共同募金」として取り組んで集まった募金を、村社会福祉協議会にお渡ししました。今回の募金運動は5日間実施し、合計4,806円が集まりました。
  例年の取り組みではありますが、生徒会が企画し多くの生徒が賛同し集めた募金が、地域社会のために活用されることを期待しています。
神楽学習(越野尾神楽)
 11月10日(火)、総合的な学習の時間に越野尾神楽保存会のご指導をいただき越野尾神楽の学習をしました。本学習は「西米良村の伝統芸能の一つである神楽の歴史や由来及び現状を知り、実際の神楽を見たり神楽にまつわる物語をきいたりすることにより、神楽への興味・関心を高める。」ことを目的としています。
  はじめに、越野尾神楽の歴史と現状について甲斐法長さんから説明があり、越野尾神楽がテレビニュースに取り上げられた映像を見せていただきました。次に、浜砂栄一さん、浜砂晃さん、浜砂克至さんに「式20番  剣の舞」を舞っていただき、各学年の代表生徒が、舞の体験をしました。神楽独得の足の運び、タスキや剣を持っての舞の難しさ、運動量の多さを実感したようでした。
 伝統ある神楽が西米良村に受け継がれていることは、ここに素晴らしい神楽があり、神楽を継承する人々がいること、神楽を受け継いでいく地域の力があることを意識できた学習となりました。ご指導いただきました越野尾神楽保存会の皆様にお礼申し上げます。
 
学校道清掃
 11月5日(木)に学校道の清掃に全校生徒で取り組みました。学校道の自転車小屋より学校に近い部分は、毎朝のボランティア活動で清掃していますが、トンネルから自転車小屋までは、なかなか手が行き届かず、大量の落ち葉が積もったままになっていました。
  清掃は全校生徒を各学年混合の6班に分け、分担場所を割り振り実施しました。場所によっては道路脇の側溝に蓋が無く、活動のほとんどが側溝にたまった落ち葉の除去となった班もありました。生徒それぞれは、自分はどんな役割をすればよいか考え、お互いに指示を出し合い、協力して作業に取り組んでいました。
  約40分の作業によって、学校からトンネルまでの道路は大変すっきりしました。
西米良イキイキ祭
 11月1日(日)に開催されたイキイキ祭に全校生徒で参加し、コール西米良との合同合唱「ふるさと」、中学校単独の合唱「虹」と「We Are The World」を発表しました。コール西米良の素晴らしい歌声に中学生の歌声を重ね、聴き応えのある合唱となりました。「虹」「We Are The World」は小中合同発表会と同様に、生徒全員の心が一つにまとまり、歌詞の持つメッセージをご覧になった村民の皆様に伝えるものとなりました。
  展示においては、美術作品や総合的な学習で制作した特産品のパッケージ、理科の生物画などを展示させていただき、村民の皆様に学習活動の成果の一部を披露することができました。展示をご覧になった村民の方からは「美術で制作した立体自画像が自分の特徴をよくとらえている」という感想をいただき、大変ありがたく感じました。
  ところで、イキイキ祭終了後の後片付では、小・中学生数名が大人に混ざり展示作品の撤収を手伝う姿がありました。村民の方々が常日頃から自分のことはさておき、何事にも協力する姿勢を、子どもは見て育っているのだと感じ、この姿勢を他の子どもにも広げることが大切だと考えたところです。

小中合同学習発表会
  10月18日(日)の学習発表会には、多くの御来賓の方々や保護者・地域の皆様にお出でいただき感謝申し上げます。生徒は準備・練習してきた劇や合唱、総合的な学習の時間の内容等を、皆様にしっかりと発表できたと思います。
  演劇では、役を演じた3年生一人一人の個性がいかされていたと思いますし、その舞台を支えるために、1・2年生は大道具や小道具、照明等で力を発揮してくれました。合唱においても、全員の心が一つにまとまり、歌詞の持つメッセージをご覧になった皆様に伝えることができたと思います。総合的な学習の時間の発表では、自分たちで調べた内容をしっかりとわかりやすく、英語暗唱、日本語弁論も表現豊かに発表ができました。学校行事をやり遂げることで、生徒は、また一回り成長したと思います。
  これからも、生徒一人一人の成長を目指して、学校での取り組みを積み重ねて参りますので、皆様のご支援・ご協力をお願い致します。

第39回 西都児湯地区中学校秋季体育大会 結果
【剣道】10月3日(土)
  男子団体 優勝(県大会出場)
  男子個人 T・S 優勝
         K・K 準優勝
         A・N 4位(以上県大会出場)
【ソフトテニス】10月3日(土)、4日(日)
  女子個人 T・K、H・Yペア 9位(県大会出場)

大会中は多くの方々のご声援を頂きました。ありがとうございました。
来月の県大会に向けてこれまで以上に頑張っていきます!
西都・西米良地区英語暗唱弁論大会
 9月29日(火)、西都原考古博物館において西都・西米良地区英語暗唱弁論大会が開催され、3年生M・Kさんと2年生K・T君が本校代表として暗唱の部に参加しました。
   2人の発表とも英語の発音はとても素晴らしく、発表の内容もほぼ完璧でした。また、表情や身振りも豊かで、聴いている者を引き込む発表でした。宮崎国際大学の2人の外国人の先生、西都商業高校のALT、合計3人の審査により、M・Kさんは優秀賞を授賞しました。K・T君は惜しくも賞は逃しましたが、来年の再挑戦が楽しみな発表でした。
 
メラリンピック 生徒の成長を感じました
 13日(日)に開催された第20回メラリンピックに、保護者の皆様、多くの村民の皆様にお出でいただき、本当にありがとうございました。当日は、天候に恵まれて予定通りに競技を行うことができ、生徒にとっても今までの練習の成果を思う存分発揮できたことだと思います。競技の部、応援の部ともに赤団が優勝という結果となりましたが、どの生徒たちも、1学期からの準備・練習から大会当日までの活動を通して、一回りも二回りも成長したと思います。

 そして、24,25日は中間テストがあります。メラリンピックに全力投球をしたように、中間テストに向けても全力投球し、文武両道を目ざしましょう。
  
  
メラリンピックの練習 進んでいます!!
 今週は当初の練習計画と小中合同予行練習を受け、入場行進や開閉会式の細部の練習、集団行動や米良太鼓を中心に練習を行っています。特に米良太鼓は運動場での練習が初めてとなり、演奏隊形、太鼓の位置の確認から始まり、入退場、演奏、手の動きや立ち居振る舞い、声の出し方等をしっかりと練習しました。
 今週は天候にも恵まれ、運動場での練習が予定通り進んでいます。生徒たちはその練習に本当に真剣に取り組んでいます。20回目のメラリンピックはきっと素晴らしい大会となると思います。
2学期がスタートしました
 約1ヶ月の夏季休業も終了し、2学期がスタートしました。2学期の授業日数は1学期よりも10日間長い80日間、メラリンピックをはじめ西都・西米良地区英語暗唱弁論大会、西都児湯地区中学校秋季体育大会、同陸上競技大会、小中合同学習発表会、県中学校秋季体育大会、生徒会役員選挙、高校入試説明会、中間テスト、期末テスト、実力テスト・・・校内外の様々な行事が目白押しです。
  一つ一つの行事をしっかりと取り組むことは、色々なことを経験する機会となり、自分自身を成長させます。しかし、先を見据えて取り組まないと、次から次へと迫ってくる行事に振り回されて、成長どころか自分がやるべきことを見失ってしまいます。
  昨日までの生活を2学期モードに切り替え、先を見据えた学校生活を送りましょう。そして、各行事への取り組みが、皆さん一人一人の成長に繋がることを願っています。

 また、夏季休業中には、8月12日(水)から4日間をかけて、1~3年教室の照明をLEDに交換していただきました。21日(金)には、中学校・小学校のPTAによる奉仕作業、22日(土)には、村内建設会社の方々が、ボランティア活動として、校舎北側の駐車スペースの整備をして下さいました。
 保護者、地域の方々、教育委員会のお力で、学校の施設・環境が整備されました。皆様のおかげで、生徒の学ぶ環境が整備されたことを大変感謝しております。


<PTA奉仕作業の様子>
学力向上セミナー
  7月29日から学力向上セミナーが始まり、本日8月3日で前期の6日間が終了しました。29日(水)にはセミナーの開講式が行われ、黒木村長から『学力向上セミナーで習うだけでなく「自分で頑張ろう」「伸びよう」と思う内発的な意欲がなければ、学力は伸びない。この2週間を自分の力を伸ばすため、チャレンジする期間として、頑張ってほしい。』と激励のお言葉をいただきました。その後、講師紹介等があり、1日4コマのセミナーが始まりました。
  生徒は、学校の授業とは異なった学習の進め方で、少し緊張することもあったと思いますが、自分の力を高めることのできる貴重な機会として、活用してきたと思います。8月17日からは後期のセミナーが始まります。それまでに、前期の復習をしっかりと行い、後期は前期以上に充実したセミナーとしてください。
宮崎県中学校総合体育大会 結果報告
  7月25・26日に県総合運動公園で県大会が開催されました。結果は以下の通りです。
 <剣道競技>
  男子個人戦 T・Sくん 1回戦敗退
  女子個人戦 I・Sさん 1回戦敗退
<陸上競技>
  3年女子100m A・Oさん 14秒25 予選敗退
  共通女子走幅跳 A・Oさん 4m34cm 予選敗退

  残念ながら各競技とも上位進出はなりませんでしたが、生徒は自分の力を出し切るように本当に頑張っていました。この経験をこれからの生活で生かしてほしいと思います。HPを借りまして、今まで指導していただいた皆様にお礼申し上げます。また保護者の皆様、応援・ご支援ありがとうございました。
感じて動く夏
 4月6日に始まった1学期が終了します。約3ヶ月半の長い学期でしたが、あっという間に過ぎてしまった感じがします。ところで、1学期の出来事で皆さんの印象に残っているものは何ですか?
  私は「天包荘訪問」です。その中でも印象に残ったのは、お別れの時です。お年寄り一人一人の手を握り、お別れのあいさつをする。お年寄りの中には、涙を流される方もいました。皆さんの訪問が嬉しかったのか、別れが悲しかったのかはわかりませんが、涙を流す感情・気持ちの動きがあったのです。皆さんにも様々な気持ちの動きがあったと思いますし、何かを感じ取ったと思います。
  以前、本校のある先生が「感じることが大切」と話していました。皆さんは天包荘で何かを感じ取ったと思います。その感じる力が、自分を前進させるきっかけになると私は思います。
  夏休みには、普段接することのない方と話をしたり、一緒に行動する機会があると思います。その機会は、様々なことを感じとる貴重な機会となるはずです。皆さん、今年の夏は「感じる夏」にしてください。そして、感じることにプラスして、具体的な行動を起こし、自分を1歩前進させましょう。具体的な行動・動きが重要です。「感じて動く夏」です。2学期の始業式には、元気で1歩前進した皆さんの姿を見ることを楽しみにしています。 <西米良中便り17号より>

天包荘訪問
  8日(水)に天包荘を訪問し、入所されている方との交流と介助方法体験をさせていただきました。
  入所されている方との交流では、生徒は事前に準備した顔写真入りの自己紹介カードをお渡しし、自己紹介や学校生活のことなどを話したり、入所されている方の話を聞いたりして過ごしました。介助方法体験は、1年生はベッドから車椅子への移動、2年生は入浴介助、3年生はおむつ交換をしました。入浴介助については生徒1名を入浴者として、実際に体を洗ったり浴槽に入れたりしながら、職員の方にどのように介助するのか説明していただきました。車椅子への移動とおむつ交換については、まず職員の方に方法や注意する点を説明いただき、生徒がペアになり互いに介助を体験しました。生徒にとっては初めての体験でしたが、職員の方のご助言で介助を必要とする方の気持ちを考えながら取り組むことができたようでした。
  その後、音楽発表として、リコーダーやハンドベルの演奏、体を使ったリズム合奏の発表を行いました。最後は、入所されている方一人一人と握手をしてお別れをしました。お別れの時には、いつまでも生徒に話をされる方もおり、大変名残惜しい感じでした。
  今回の訪問で、生徒はご高齢な方への理解を深め、どのように接すればよいかを知ることができたと思います。天包荘の職員の方々、入所されている方々、貴重な体験をさせていただき本当にありがとうございました。お礼申し上げます。
 
米良太鼓の練習、頑張っています!
 「ふるさと西米良学」の成果としてメラリンピックで発表しています「米良太鼓」の練習が始まり、7月1日(水)までに4回の練習を行いました。本年度のご指導は米良太鼓を受け継いでいらっしゃる16名の方々が交代で行っています。
  指導者の方々は、1回目の練習が始まる前に、夜間にもかかわらず本校体育館にお集まりになり打合せをされました。また、毎回の練習後には「指導日誌」に、その日の練習でどの部分の練習をしたのか、指導した内容・注意点、次の指導者への引継ぎ事項を記録され、充実したご指導に繋げていただいています。
  生徒も真剣に練習に取り組み、指導者の方々からの太鼓のたたく場所や手首のスナップを使ったたたき方、強弱の付け方等の具体的なご指導のおかげで、着実に演奏の腕前を上げているようです。生徒はこれからも練習を頑張りますので、ご指導よろしくお願いします。
 
西都児湯地区中学校総合体育大会 結果報告(その2)
【ソフトテニス部】
 男子個人 N,Kペア、T,Tペア ベスト16
 女子個人 N,Oペア ベスト16
【陸上競技】
 3年女子100m A・O 3位(県大会出場)
 共通女子走幅跳 A・O 1位(県大会出場)

 雨天のため延期となっていましたソフトテニスの個人戦は、20日(土)に、陸上競技は、予定通り22日(月)都農町藤見運動公園で開催されました。ソフトテニス男子個人戦では、2組が決勝トーナメントに勝ち進みベスト16、女子も1組が4回戦まで進出し、同じくベスト16となりました。  陸上競技には6人の生徒が出場し、陸上部で毎日練習に打ち込んでいる他校の選手の中で、素晴らしい頑張りと結果を出してくれました。陸上競技に参加し、自分の力を出し切ったこの経験は、これからの皆さんの成長において生かされるものと思います。
  保護者の皆様には、競技の延期や平日の大会参加でしたが、引率、応援など本当にありがとうございました。今後もご支援をどうぞよろしくお願いします。

西都児湯地区中学校総合体育大会 結果報告(その1)
【剣道部】
 男子団体 リーグ3位
 女子団体 リーグ5位
 男子個人 T・S 3位(県大会出場)
 女子個人 I・S 5位(県大会出場)
【ソフトテニス部】
 男子団体 3位(準決勝敗退)
 女子団体 予選リーグ3位

 6月13日(土)から開催された大会結果は上記の通りとなりました。なお、ソフトテニスは雨天のため男子個人戦の全てと女子個人戦の一部は延期となり、20・21日に実施となります。
  大会に参加した生徒は、今まで磨き上げた技と心を出し切るように試合に臨んでいました。生徒にとっては、貴重な経験となるとともに、努力することの大切さ、周りの方々に支えていただいたことへの感謝の気持ち、連帯感、友情、先輩後輩への思い等、様々な気持ちを持ったことだと思います。
  大会結果は、一人一人が満足行くものではなかったと思います。しかし、試合の結果だけに注目するのではなく、大会を通して自分自身がどのように成長したのか、これからどの方向に自分を伸ばしたいのかをしっかり考え、今後の生活にこの経験を生かしてほしいと思います。県大会へ出場する皆さんは、今までにも増して練習に打ち込み、自分を磨き上げるよう努力してください。
  保護者、村民の皆様には生徒引率や応援等ありがとうございました。今後とも、部活動へのご理解とご支援をよろしくお願いいたします。22日(月)は陸上の部が開催されます。保護者の皆様、村民の皆様の温かいご声援、よろしくお願いします。
西都児湯地区中学校総合体育大会に向けて
 13日・14日に西都児湯地区中学校総合体育大会が開催されます。本校からは剣道部とソフトテニス部が出場します。
 生徒の皆さんは、今まで色々な方からの支えによって部活動を続けることができました。そこで鍛えることのできた心と体を十分に発揮できるよう、平常心をもって大会に臨みましょう。
湯前中学校との交流会
 6月4日(木)に湯前中学校との交流会を実施しました。昨年より交流会では、両校の生徒が一緒に授業を受ける形式で交流を深めています。今回は、本校全校生徒27人と湯前中2年生26人が音楽と保健体育の授業に取り組みました。音楽は混声三部合唱曲「大切なもの」を題材に、その歌詞の意味を考え各パートでの練習をした後、全体合唱を行いました。保健体育では、前半は本校生徒が集団行動を披露した後に、湯前中生がその動きを手本に集団行動に取り組みました。後半はサッカーのゲームを行いました。本校では10人程度の少人数で、小学校からほぼ同じメンバーで授業を受けていますが、今回は53名という大人数での授業で、お互いの考えや気持ちを伝えるために言葉を交わす必要がありました。生徒にとっては、多くの人と触れ合う貴重な時間となりました。
 午後は、生徒会によるレクリエーション「じゃんけん列車」「大縄とび」を行い、楽しい一時を過ごしました。来年は本校全生徒が湯前中を訪問し、湯前中では3年生(今回本校を訪問した2年生)が出迎える予定となっています。今回の交流会は58回目になり、今後も、この交流が末永く続くことを願ってやまないところです。
避難訓練(風水害)
 5月29日(金)に土砂崩れを想定した避難訓練を実施しました。今回は、土砂崩れを知らせる校内放送後は、学級担任と生徒は3階の教室に待機し、それ以外の職員も3階に避難するという対応をしました。災害の種類によっては、校舎からの避難だけでなく、安全な場所での「待機」という対応があることを生徒は学ぶことができました。
 各教室での待機後、音楽室に移動し、西都土木事務所西米良駐在所の方から風水害についての講話をいただきました。土砂崩れの種類やその被害についての話の後、平成17年の台風被害の写真を見せていただきました。生徒は村内でも大きな被害があったことに驚いた様子でした。
 災害時には、様々な情報を基に自分で考え、判断し、行動する「自分の命は自分で守る」という姿勢が必要になります。今回の訓練が、災害時の判断材料の一つになればと考えています。
学校参観日・学校保健委員会
 5月26日(火)に、第2回の学校参観日を実施したところ、多くの保護者の方に参観していただきありがとうございました。
 参観授業の後は「歯の健康を守ろう~歯磨きの習慣の定着を目指して~」をテーマに学校保健委員会を開催しました。生活・保健体育委員会の発表から始まり、保健センターの濵砂先生、歯科診療所の三代先生の講話を頂きました。講話では、歯科検診の結果や唾液検査の結果等を元に作成した個人カルテのお話があり、染め出し液を用いて歯磨きの状態を確認した後に、正しい方法での歯磨きを実際に行いました。濵砂先生、三代先生ありがとうございました。
生徒総会
 5月25日(月)に生徒総会を開催し、自分たちの手で学校生活をより充実したものにするための話し合い活動を行いました。その中で、本年度は学習、放送、生活・保健体育の各委員会はどのような活動をするのか、生徒会スローガン「意識改革~自ら前へ 自治・自主・礼節~」についてどのような取り組みをするのか等について真剣に討議を行いました。
 生徒総会で自分たちの学校生活について真剣に考え討議し、改善を図ることは本校の良き伝統です。これからもこのような生徒総会と生徒会活動を継続してほしいと思います。
  
救急蘇生法・AED講習会
 5月18日(月)に、日本赤十字社宮崎支部から講師をお招きし、「救急蘇生法・AED講習会」を実施しました。生徒たちは3人程度の班に分かれ、講師が持参した体験用の人形やAEDを順番に操作し、救急蘇生法やAEDの使い方を確認しました。また、熱中症予防等についても学習しました。

<生徒の感想(抜粋)>
・自分の手で救える命を実際に救えることができるように、今回の講習を生かしたいです。
・もし周りの人が倒れたら、迷わずに今日習った心肺蘇生法などを実践したいです。また、「強く、早く、絶え間なく」を忘れないようにしたいです。
「ふるさと西米良学」児原稲荷神社と越野尾地区の学習
 西米良中学校では、本村の自然・環境、歴史・伝統、産業・生活等について学ぶことで村への理解を深め、村と自分に対する自信と誇りを育むとともに、村の未来と自分の生き方を結びつけ、生涯にわたってふるさとを愛する心を育てることを目的に「ふるさと西米良学」に取り組んでいます。そこで、今年度は児原稲荷神社と越野尾地区について学習を行いました。
 今回、お忙しい中ご講話いただいた甲斐様、濵砂様、佐藤様、ありがとうございました。
  
村特産品応援プロジェクト
 総合的な学習の時間において、昨年度からはじめました「村特産品応援プロジェクト」を本年も取り組みます。4月23日(木)には、地域おこし協力隊、いとまき倶楽部、村観光協会の方々を講師にお迎えし、1回目の授業を実施しました。
 村特産品応援プロジェクトをとおして、ふるさと西米良の魅力やよさを再発見するとともに、村の活性化に寄与しようとする意欲を高めていきたいと考えています。
 
 
第69回入学式
 4月9日(木)に黒木村長をはじめ多くの来賓の参列を賜り、入学式を挙行し10名の新入生を迎えました。
 学校生活に早く慣れ、西米良中学校内外での活躍を期待しています。