学校の様子

2022年9月の記事一覧

ロバート先生の取り組み

ロバート先生の取り組み

日之影中学校にはイングリッシュボードというコーナーがあります。
本校のALTであるロバート先生が、なにやら楽しそうな掲示物を今回も作っていました。
さっそく興味を持った生徒が近づいてきてロバート先生から英語で説明を受けています。
 

ロバート先生に、この掲示物についてインタビューをしてみました。

Welcome to the English Board!
I am Mr. Robert Bury the ALT here at Hinokage Junior highschool.
This is a place where I try to bring the joy of English to the students.
This month we have a spooky theme for Halloween.
There is a daily calendar letting us know what the date is.
We have an activity where students can translate Manga in Japanese into English. The main activity this month is a guessing game.
All the teachers at Hinokage Junior high school drew pumpkins for Halloween.
The students will try to guess which teacher drew which pumpkin.
I hope that everyone can do their best!

 

 <これはロバート先生が、がんばって翻訳された日本語です!>

イングリッシュボードへようこそ!
私はここ日之影中学校の ALT の Robert Bury です。
ここは生徒たちに英語の楽しさを伝えようとする場所です。
今月はハロウィンの不気味なテーマがあります。
日付がわかる日めくりカレンダーがあります。
日本語のマンガを英語に翻訳する活動を行っています。
今月の主な活動は、推測ゲームです。
日之影中学校の先生方全員でハロウィン用にかぼちゃを描きました。
生徒たちは、どの先生がどのカボチャを描いたか当ててみます。
みんな頑張ってほしいです!
 
 

ロバート先生は生徒が楽しんで英語を勉強してくれるようにと、
いつも趣向を凝らした教材を黙々と手作りされています。

生徒たちも自分の今持っている英単語の引き出しから精一杯に言葉を紡ぎ、
ロバート先生に英語で会話を試みます。

今回は日之影中の先生たちが描いたジャックオーランタンたちも飾られました。
生徒の皆さんはいったい誰先生がどのジャックオーランタンを描いたのか
当てることが出来るでしょうか?

こちらもワクワクするような掲示物をいつもありがとう!ロバート先生!!

9月28日(水) 校歌収録&全校合唱リハーサル

9月28日(水)
校歌収録&全校合唱リハーサル

吹く風もだんだんと涼しく、一気に秋めいてきた日之影町です。
ついに来月の8日には文化祭が開催されます。
昨日から行われていた中間テストも今日で終わり、結果がどきどきと気になるところですが、2学期の大きな行事である文化祭に向けても着々と切り替え、頑張っている日之影中生です。
今日は4時間目に全校生徒で集まって、合唱コンクールの練習を行いました。
それとあわせて今日はラジオの収録も行われました。
初めてのラジオ収録に少し緊張した面持ちの生徒たちでしたが、しっかりと歌い切りました。

「ら・ら・ら♪to校歌」というFM宮崎の番組で10月14日の10時からお昼の間で放送されるようです。
収録した校歌と一緒に、3年生の代表生徒たちには個別でインタビューも行われました。
校歌についてや、学校自慢、日之影中の歴史などについても語ってくれたようです。
どんなことを話してくれたのか楽しみですね。
 
 

学年ごとの合唱コンクールでは、1年生から2年生3年生の順番で歌っていきました。
体育館での練習は各学年一度ずつ行えているものの、他学年や先生方などの観客がいる前で歌うのは初めてです。
1年生はトップバッターということもあってか緊張の感じられる歌声でしたが、とにかく声を出しハーモニーのきれいさを作り上げていきたいと課題点が見えていました。
2年生、3年生の声はやはり先輩というだけあり、安定感のあるソプラノ、アルト各パートの歌声、3年生にしか出せない低く重みのあるテノールなど聴きごたえのある場面もありました。
しかし全体的にはまだまだ、もっともっと歌えるはず!という評価だったので、
文化祭での本番をピークに持っていけるようにと、これからの残された時間でどのように練習していくか課題も見え、さらに気合が入った生徒たちです。
どの学年も、他学年の歌声をあらためて体育館で聴くことができ、良い刺激となりました。
 
 

あと1週間ほどでどれほど歌声をひとつに、クラスの団結力を見せてくれるのか、、、、
日之影中生徒たちの伸びしろは無限大なのでみなさんも楽しみにしていてくださいね。

9月21日(水) 生徒会役員選挙立会演説会

9月21日(水) 生徒会役員選挙立会演説会

 

6時間目から生徒活動の時間にかけて生徒会役員選挙が行われました。

今回は、1年生5名の中から2名、2年生7名の中から3名選ばれます。
これまでに、立候補者と応援責任者の生徒たちは、朝の時間、生徒玄関前で選挙活動を行い、給食の時間には放送でPR演説も行ってきました。
お手製の選挙ポスターも、ひとりひとりのカラーがでています。

台風の影響で秋季大会の試合が今日に延期になった為、選挙に出られなくなってしまった生徒もいるので、今回の選挙では公平を期すために事前に録画していた候補者全員分の映像を流し、演説を見てもらいます。

 

どの立候補者たちも「よりよい学校生活にするため」、「毎日みんなが楽しいと思えるようにしたい」、「笑顔で過ごせるようにしたい」と全校生徒が今よりもっと過ごしやすい環境になるようにとそれぞれの公約を掲げ、役員になったら実行していきたい活動内容などを自分なりの言葉で伝えてくれました。
また、その思いを受け止めるように姿勢を正し、真剣に演説を聞く生徒たちの姿も印象的でした。

 

投票では、日之影町役場からお借りした投票箱や記載台などを使用させていただきます。
1年生は初めての投票に少しとまどうような表情も見られましたが、しっかりと演説を聞き、自分の決めた候補者を記載し投票していきました。

今回の選挙は立候補者が多く、それほど日之影中学校の事を思い、自分が引っ張っていきたい!と考えてくれている生徒がいるということが何よりもうれしく思います。

接戦となると思いますが、どの立候補者が当選しても日之影中学校を今よりもさらに盛り上げてくれる、頼もしい生徒会となることでしょう。

9月14日(木) 地産地消給食

9月14日 地産地消給食

 

生徒の皆さんが楽しみにしている地産地消給食の日です。

 

今日のメニューは、じゃきっとハッシュドビーフ、ハムサラダ、ミルクパンです。
地元食材としてハッシュドビーフには高千穂牛、ハムサラダにはきゅうりがたっぷり入っています。

ハッシュドビーフは、おかわりをしたい生徒の列まで出来ていました。
   
 

山盛りの給食を口いっぱいに頬張る姿を見るとこちらも嬉しくなりますね。
生産者の方々が丹精込めて作られた食材と、給食調理員さんの愛情がたっぷり入った給食に感謝し、今日も元気いっぱいいただきます!

9月13日(火)朝の読み聞かせ

9月13日(火)朝の読み聞かせ


日之影中学校では毎月1回、地域の方が本校まで足を運んでくださり、
朝自習の時間に1、2年生に向けて絵本の読み聞かせをしてくださいます。
今日は1年生に津隈さん、2年生に新名さんがそれぞれ読み聞かせをしてくださいました。

 
その中でも、今回津隈さんが読み聞かせをしてくださった中で、とても印象的な絵本がありました。

 
「トンちゃんってそういうネコ」という大判の絵本です。
「トンちゃんはネコ」 「シマシマのネコ」 と、シンプルな文と画面いっぱいの大胆なイラストで自由気まま元気な「トンちゃん」を1ページ1ページ紹介していきます。
それまでは「ふふふ」と隣同士で笑い合いながら聞く生徒たち。
「トンちゃん」の描写が続く中で、実は足が一本ないことが明かされます。

この絵本のあとがきには「ないものをないと思い煩うより、あるものがあることを喜ぼうということです。人ってすごくたくさんのいいものを持っているのに、たったひとつでも人と比べて劣っていることがあると悩んだり苦しんだりしますよね。(一部抜粋)」とあります。
中学生という多感な時期、つい自分と他人を比べてしまいがちな生徒たちの心にもすごく響いていたようで、「何が普通なのか」、「何が自分らしいのか」を子どもたちなりに考え、静かにそして真剣な表情で読み聞かせに聞き入っていました。

津隈さんは、読み聞かせをしていると、子どもたちがグッと物語に引き込まれる瞬間があるそうで、その時「あ、空気が変わったな」というのが分かるんだそうです。
今日もその瞬間があったそうで、「それが読み聞かせをする楽しみでもあり、醍醐味でもあるんですよ。」と優しい笑顔でお話しくださいました。
絵本の読み聞かせが終わり、お見送りするため絵本が入った重いバッグを代わりに持って、一緒に階段をゆっくりと降りてくる生徒たち。

その姿を見て、「人を思いやる気持ち」や「相手の立場になって考える想像力」ということが自然と身についているのも、読み聞かせのおかげかなと感じられました。

また来月の読み聞かせの時間を生徒たちも私たち教員も楽しみに待っています。