学校の様子

2021年3月の記事一覧

論文 1席

■3月25日(木)

伊東校長先生 論文 第1席

宮崎県弘済会教育論文の審査結果が2月10日に発表されました。100点近く応募があった中から、伊東校長の論文が第1席に選ばれました。(1席とは、コンクールでは最優秀賞、スポーツの大会では優勝のようなものです。)2月18日に本校校長室で表彰式が行われました。遅ればせながら報告申し上げます。論文の内容は、日之影中学校の取組の成果をまとめられたものです。


球技大会


3月5日 球技大会がありました。



今日は学年対抗での全校球技大会が行われました。

競技の種目はバレーボールとドッヂボールです。


すでに気合い十分の3年生!


1年生は慣れないながらも必死に先輩たちとのゲームに食らいつきます。

滑り込んでボールを取る姿も。


先輩達から点が取れて思わずハイタッチ、笑顔がこぼれます。




体育の授業では上手くゲームがいかないことも多かった様でしたが、
練習を重ねてきた成果が本番では見事に発揮されていました。



どの学年も、自分たちが競技をしない間は応援にも力を入れ、
アドバイスや、ミスをしたときも「どんまい、どんまい!」「次はいけるよー!」
などと声をかけて励まし合う姿が印象的でした。

2年生男子の様子です。


連携が上手くいっているのかと思えば、てんやわんやしている姿も、、、。


笑いが絶えないゲームを展開し、とにかく全力でボールを追いかけ、楽しんでいました。


2年生女子


3年生




卒業の近い3年生は、仲間と過ごせる残り少ない時間の一秒一秒を噛みしめているようでした。






どの学年よりも凄い迫力と盛り上がりようで、
3年間を共に過ごした団結力は、やはり他の学年に勝るようです。

競技が終わり、表彰式の様子です。2種目それぞれ男子の部、女子の部の表彰を行いました。



経験値の差が出たのか、2年生3年生が表彰台を飾る結果となりましたが、
頑張り屋さんの多い1年生は来年の活躍に期待しています!



思いっきりはしゃいで悔しがって、活気溢れる楽しい球技大会となりました。


 

 


送別行事


3月5日送別行事が行われました!


全校生徒で、3年生に感謝の気持ちを表すとともに新しい旅立ちを祝おうと

生徒会執行部が中心となり計画をしました。

 



1、2年生が囲み、拍手の中入場してくる3年生




3年生を楽しませようと考えたレクリエーションでは、
「しっぽとり」、「誰でしょうクイズ」が行われました。

全学年を混ぜたグループが編成されており、事前に生徒会から
「最下位のチームの三年生には罰ゲームをしてもらう」と説明がありました。






どんな罰ゲームが行われるかもわからない生徒達。

必死になりお互いのしっぽを取り合い、白熱した戦いとなりました。



次に行われた「誰でしょうクイズ」では、
スクリーンに映し出される顔の一部がUPされた写真から、
「一体誰なのか」を各グループで当てるというものでしたが、
皆さんの正答率の高さにびっくりしました。




日頃からお互いのことをよく見ていることがわかります。




体育館の中は笑いが絶えずクイズは大いに盛り上がりました。
途中、タブレットの電源がなくなりスライドが映らなくなるハプニングもありましたが、
そこは盛り上げキャラの多い三年生が即興の一発ギャグをしてくれ、
場を繋いでくれていました。




最後まで頼りになる先輩ですね。




ちなみに、最下位となり罰ゲームを受けたのは高木正翔くんでした。

くじを引き、罰ゲームの内容を決めますが引いたくじは長~い文章の早口言葉。

放送部だった正翔君には少し簡単なようでした。


全校生徒が大いに盛り上がり、全校で一致団結して
「3年生を笑顔で送りたい」という気持ちがこもった素敵な送別行事となりました。





 

 

 

 

 

しおり贈呈



3月5日 しおりの贈呈

 

3月5日、帰りの会の時間に、卒業を間近に控える3年生へ
高千穂地区厚生保護女性会日之影支部の3名の方より、手作りのしおりをプレゼントして頂きました。



中学校を卒業し、日之影町を離れる生徒もいる中で、

「このしおりを見ることで、ふるさと日之影のことを思い出してほしい。
いつだって皆さんのことを思っていますよ。」

と心の温まるお言葉と共に贈呈してくださいました。




しおりの一つひとつには丁寧に作られた押し花がラミネートされています。

手間と気持ちをたくさん込めて作って頂いたしおりです。大切に使わせて頂きます。

ありがとうございました。

 




3年生との対話


中学校生活も残り少なくなってきた3年生。


「受験終えた自分たちが卒業までに後輩に何かしてあげられことはないか」と、
今回このような後輩達との対話の場を企画しました。



まずは3年生と1年生とで対話を行います。

対話の形式は、時間を決めて3年生が後輩の各グループをローテーションで回っていきます。




後輩達にとっては、なかなか話す機会のない先輩にいろんなことを聞けるチャンスです。


1年生は緊張しており、なかなか質問がしづらい様子でしたが、
3年生が「何でも質問して良いんだよ」と優しく話しかけ、

質問内容にも「うんうん」「なるほどね」と相づちを入れながら、
緊張した気持ちをほぐして会話を広げていっていました。


「さすが三年生だな」と感心させられました。








メモ用紙にはぎっしりと聞き取った内容がまとめられていました。

 

2年生も翌日対話を行いました。



3年生は自分の将来の夢の実現のためにそれぞれどのような努力をしたのか?

今のうちに身に付けておくべき力は?




春からは、最高学年になるということもあり、次々と3年生へ質問を投げかけていました。




後輩からの質問に真摯にアドバイスをしていきます。


受験という試練を乗り越えた三年生は、
ひとまわりもふたまわりも成長し、一段と頼もしく見えました。


他学年間での交流は今までなかなか行う機会が無かったので、
このように3年生と対話をする貴重な時間がとれたことは、
お互いに良い経験になったのではないかと思います。




今日の対話を終え、1年生、2年生ともに今後の総合への意識が高まると共に、
入試や進路への目標と道筋が話を聞く前よりも明確になっていきました。

これからの各自の学習への意欲もより一層高まったことでしょう。

 

自分たちより少しだけ大人な先輩からの話は1、2年生の心に大きく響いていました。

 






zoomによるオンライン授業を行いました


2月26 上野中学校との
zoomによるオンライン交流授業を行いました!



高千穂町立上野中学校の1年生とzoom
による交流授業を行いました。

日之影中の1年生達は、この日の為に、昼休みなどの時間を使って練習していました。


 




前日の昼休みの練習風景

入念に原稿を読み込み、何度もタブレットと発表のタイミングを合わせていました。

発表には、多くの方が協力してくださり司会を伊東校長先生、亀井先生に、
九州大学から伊東教授(伊東校長弟)も参加して頂きました。




生徒達は、自分たちの地域のことや歴史、探究活動で調べたこと、
今学校でどんなことをしているのか等について、順番にプレゼンテーションしていきます。




趣向を凝らしたお互いの発表に思わずこぼれる笑顔。

ほど良い緊張感の中、授業は進みます。



コント風にプレゼンをする生徒達も!








画面に集中して発表を聞き、その後気になったこと、感想をタブレットに打ち込みます。

上野中学校の生徒さんからの発表もクイズなどが盛り込まれており、興味津々に発表を聞いていました。


また、お互いがマスクをしているということもあり、なかなか表情が読み取れないため、
「相手も緊張しながら発表をしてくれているので、分かったときはうなずいたり、良かったときは拍手やグー、
オッケーサインをしたりジェスチャーを入れてあげると安心できるなと思った。」
など今後につながる発見もあったようです。




皆さん最初は緊張や戸惑いの表情でしたが、たくさん練習した成果もあり、
楽しく盛り上げながら落ち着いて発表が出来ていました。

感想を聞くと、zoomを使っての交流授業など、どんどん挑戦してみたい!という生徒が多数おり、
今日の経験でたくさんの刺激を受けたようです。

 

離れた場所の相手、しかも複数の人と同時につながることが出来ることは、
これから様々な可能性が広がるなと感じられる授業でした。

高千穂町立上野中学校の1年生の皆さん、伊東教授、
今回御協力頂いた皆様方、本当にありがとうございました。







 

 

 

 

 

地域に飾る看板を制作しました


地域に飾る「大人歌舞伎」と「大人神楽」の看板を制作しました!


先日、日之影中学校に、「大人地区の農作物無人販売所に大人を代表するような絵を描いた看板を設置したい」
と地域の方からのご依頼があり、「大人歌舞伎」と「大人神楽」の2つの看板を制作することになりました。


看板制作をするにあたり、美術が得意な1年生の甲斐真優さん、
2年生の佐藤心花さんの二人にお手伝いをお願いしました。




ペンキの色ムラや、刷毛目の跡が目立たないように丁寧に二度塗り、
三度塗りとしていき綺麗に仕上げていきます。




行事の練習や、係の活動などで忙しい中でしたが、
放課後や昼休みの時間を使い、作品を仕上げてくれました。

制作には校長室を使わせて頂き、校長先生も一緒に制作してくださいました。










ふたりとも、細かなところまで丁寧に作業をしてくれて、作業のスピードも速く、

思っていたよりも早く作品が仕上がりました。

日之中生達の毎日の通学路にもなっている場所ですので、設置後の生徒の反応も楽しみです!

普段の美術の授業では扱えないような大作を見事に完成させました。




完成した「大人歌舞伎」「夜神楽」の看板と一緒に♪


~感想~

甲斐真優さん

「私は初めて大きいスペースの色塗りをしました。
ペンキを塗るのは少し難しかったけど、コツをつかむと、だんだん楽しくなっていきました。
とてもいい経験になりました。」


佐藤心花さん

「今まで大きな絵を描いたことがなく、先生たちや1年生と初めて描いて、
たくさんの人と協力して作る作品はすごく魅力を感じて楽しかったです。」

 

道路沿いに面して見えるように設置していただいています。

たくさんの方々に見て頂けると嬉しいと思います。

近くを通られた際は、注目してみてください!


職員退職のお知らせ


職員退職のお知らせ

2月26日に大田川晴香先生の離任式が行われました。




本校養護助教諭の大田川晴香先生が、育児休暇中の竹村彩養護教諭が
3月1日(月)より復帰することに伴い、2月いっぱいで退職することになりました。

大田川先生には、保健室担当として、特に本年度は校内の消毒や検温など、
コロナ感染防止対策を確立してもらいました。
また、給食の担当として、献立作成から運営・注文の調整などの仕事を行ってもらいました。




生徒を代表して後藤美優さんからは、
「生徒の見えないところでも、いつも私たちのことを考えてお仕事をしてくださっていました。
先生と会えなくなると思うと寂しいです。」と今までの思い出を振り返り、
涙で言葉を詰まらせながら、感謝の気持ちを伝えていました。

式の終わりには生徒達が出口までトンネルを作り、
口々に「先生ありがとうございました!」と伝え、笑顔いっぱいでお見送りしました。








先生の功績に、改めて感謝申し上げます。
新天地におきましても、なお一層のご活躍とご多幸をお祈り申し上げます。





「情報モラル学習」



2月25日に「情報モラル学習」を行いました。


日之影町では町内の小・中学生にタブレットが配付されています。

ご家庭によっては、すでに個人のスマホを持たせているところもあるようです。

確かにタブレットやスマホはとても便利ですが、ネットが身近になりすぎたことにより、
子ども間でのネットトラブルや、こども達をターゲットにする悪質なサイト等が近年増加しています。

 




本日は、「タブレットやスマホと上手くつき合うために」というテーマで、
教育委員会の川添指導主事にお越し頂き、全校生徒に向けてご講話いただきました。

夜遅くまで使いすぎることによる生活習慣の乱れや、個人情報の扱い方などワークショップをしながら
「何がどのように問題なのか」理由を考え、生徒同士でお互いに意見をシェアしました。




「ネット上にあげても良いと思う写真はどれか」
という選択式の問題では、個人個人で答えを選び意見交換すると、
思ったよりも相手が違う答えを選んでいることが分かり驚いている生徒や、
人との価値観の違いに改めて気づき、「こういうところからトラブルが起きるんだな」と学んでいました。

 







川添先生からは、ネットトラブルに関する解決法を書いたおすすめの本などもご紹介頂きました。

また、「悪口を言った相手は、今頃自分が悪口を言ったなんて忘れているもの、
そもそも悪口を言った自覚すらないこともある。
そんな相手のために心を痛めて悩んでいる時間はもったいないんだよ」

とネットで悪口を言われた時の心の切り替え方なども教えて頂きました。
先生の講話に生徒達は聴き入っていました。




今日の講話を聞き、生徒からは、「今度自分のスマホを買ってもらうので、
使い方などのルールを今一度親としっかり話し合い決めたい。」
また、「メールなどの文面だけからでは人によっては受け取り方が違う。
顔が見えない分、メールの内容等も慎重に考えるべきだと改めて思った。」と感想を述べました。


ネットに触れる時間が多い分、生徒達のほうがネットに関して詳しい部分もあるかもしれませんが、
何かトラブルがあったときにその解決策を知っているのは人生経験の豊富な大人達です。

決して一人では抱え込まず、自分だけで解決しようとするのではなく、大人に頼ってください、
相談する勇気も必要とお話しいただきました。

 




目の前にしているのはスマホやタブレットなどの機械ですが、
機械の向こう側にいるのは生身の人間だということをしっかりと考えてほしいです。

今後も自分をしっかりと持って振り回されず、
正しいネット社会との付き合い方をしていってほしいと思います。

 

 

 


 

 

 

 

 

 

1分間スピーチの様子


1年生の1分間スピーチの様子です。

1年生の帰りの会で行われている1分間スピーチでは、回を増すごとに発表内容の成長が見えてきます。


今回は岩尾鼓音さんが「竹灯籠」について調べ発表を行いました。


「代表委員会の1・2月の目標で竹灯籠を作ろう!となっていたが、
なぜ作る必要があるのか気になったから」という、
学校生活でのふとした疑問から今回の探究活動のテーマに選んだようです。



日之影町では毎年竹灯籠祭りが開催されていることから、
商工会の方に自らの足で赴き、インタビューをして調べてきていました。

インタビューからは、
「竹林整備で切って出た竹を活用しようと考えたところから始まり、
日之影町は竹細工が有名で、町を盛り上げるための取り組みとして行っている」と分かり、
「竹灯籠作りは町の貢献になる」と感じられたと発表しました。


興味深く発表を聞く生徒達

更に、「もっと盛り上げるためには?」「知ってもらうためには?」と自分なりに考え、
「竹灯籠を町中に並べ散歩できるようにする」
「若い人からお年寄りまで楽しめるイベントを考える」
「竹灯籠を作れる教室を開く・竹灯籠のデザインを募集する」などの発案もしていました。




探究していくにつれて、「日之影に住んでいる人達がどのくらい興味を持っているのかを知りたい」
と新たな探究を提示しました。

緊張した様子でしたが、丁寧にしっかりとまとめられた発表でした。

 




谷川亜沙美さんからは
「実際にインタビューに行っていて行動力が凄いと感じた。
自分の意見がしっかりとまとめてあり、こういうことがしたい!という強い意思が伝わってきました。
ぜひ実現してほしいと思いました。」




甲斐真優さんは、
「鼓音さんの発表は、探究活動をしてみて、次に「提案」まで考え、
私たちに投げかけているところが今までにはなく、
とても良かったです。」と感想を述べてくれました。




他にも多くの生徒から手が上がり、皆さんかなりの刺激を受けたようです。
お互いに高め合いながら活動を行っていく1年生、この調子で失敗を恐れずどんどん挑戦していってほしいですね。