学校の様子

2021年3月の記事一覧

1分間スピーチの様子


1年生の1分間スピーチの様子です。

1年生の帰りの会で行われている1分間スピーチでは、回を増すごとに発表内容の成長が見えてきます。


今回は岩尾鼓音さんが「竹灯籠」について調べ発表を行いました。


「代表委員会の1・2月の目標で竹灯籠を作ろう!となっていたが、
なぜ作る必要があるのか気になったから」という、
学校生活でのふとした疑問から今回の探究活動のテーマに選んだようです。



日之影町では毎年竹灯籠祭りが開催されていることから、
商工会の方に自らの足で赴き、インタビューをして調べてきていました。

インタビューからは、
「竹林整備で切って出た竹を活用しようと考えたところから始まり、
日之影町は竹細工が有名で、町を盛り上げるための取り組みとして行っている」と分かり、
「竹灯籠作りは町の貢献になる」と感じられたと発表しました。


興味深く発表を聞く生徒達

更に、「もっと盛り上げるためには?」「知ってもらうためには?」と自分なりに考え、
「竹灯籠を町中に並べ散歩できるようにする」
「若い人からお年寄りまで楽しめるイベントを考える」
「竹灯籠を作れる教室を開く・竹灯籠のデザインを募集する」などの発案もしていました。




探究していくにつれて、「日之影に住んでいる人達がどのくらい興味を持っているのかを知りたい」
と新たな探究を提示しました。

緊張した様子でしたが、丁寧にしっかりとまとめられた発表でした。

 




谷川亜沙美さんからは
「実際にインタビューに行っていて行動力が凄いと感じた。
自分の意見がしっかりとまとめてあり、こういうことがしたい!という強い意思が伝わってきました。
ぜひ実現してほしいと思いました。」




甲斐真優さんは、
「鼓音さんの発表は、探究活動をしてみて、次に「提案」まで考え、
私たちに投げかけているところが今までにはなく、
とても良かったです。」と感想を述べてくれました。




他にも多くの生徒から手が上がり、皆さんかなりの刺激を受けたようです。
お互いに高め合いながら活動を行っていく1年生、この調子で失敗を恐れずどんどん挑戦していってほしいですね。