電気技術部のブログ

ジャパンマイコンカーラリー2025全国大会が岐阜県可児工業高校にて開催されました。

電気技術部よりAdvancedClassで3年生の高山選手、BasicClassで2年生の黒木選手が出場しました。

結果としてBasicClassの黒木選手が予選走行を着実にかつ戦略的に走り切り、なんと予選1位通過したことから、日本最速の称号である「ルネサス賞」を受賞しました！

また優勝を狙った決勝トーナメントでは準々決勝でレーンチェンジのポールに衝突するアクシデントがありながらも、最後まで諦めずにレースに挑戦した結果「3位入賞」となりました。

控室での配線トラブルや設定ミス等もあったようですが、全国大会独特の緊張感の中でも冷静な状況判断とリカバリーを行い入賞する姿はとても頼もしく思えました。

高山選手もAdvancedClassで九州地区を勝ち抜き、最後の大会で更に上位に入るため部員総動員で新車開発や走行調整を行ました。惜しくも結果には繋がりませんでしたが、最後まで完走目指して堂々と挑戦する姿は非常に素晴らしかったです。次年度もその想いや技術を受け継ぎチャレンジを続けたいと思います。

応援頂いた皆さま、そして大会関係者の皆さま大変おつかれさまででした。ありがとうございました。また、本大会で佐土原高校がCameraClassで優勝されました。おめでとうございます！ 

大会動画は下記をご参照下さい。

Bクラス決勝トーナメント（ライブ中継アーカイブ・解説有）3:31:50～

https://www.youtube.com/watch?v=z8Tom44WynM

Aクラス決勝トーナメント（抜粋）

https://www.youtube.com/watch?v=QwQDW3baFhc

Bクラス決勝トーナメント（抜粋）

https://www.youtube.com/watch?v=IztVsSr0NrI

Cクラス決勝トーナメント（抜粋）

https://www.youtube.com/watch?v=QKbu0U-l-SA

11月23日(土)、24日(日)にマイコンカーラリー九州地区大会が開催されました。県大会を勝ち抜いた強豪校が大分工業高校に集結し2日間に渡り熱戦を繰り広げました。（参加台数 Basic 76台、Advanced 105台 Camera 19台）

電気技術部の結果は以下の通りです。

全国出場枠獲得

Basic Class 　　　黒木君（予選1位、決勝4位）

Advanced Class 　高山君（予選37位）

完走

Basic Class　　　鳥原君（予選21位）

Advanced Class　若井君（予選51位）谷山君（予選52位）、河野君（予選54位）

目標であった全台完走及び2部門で全国大会の切符を手に入れることが出来ました。

特にフリー予選形式であった1日目には3年生の高山君がAdvanced Classで見事3回ともタイムを更新しながら完走しました。2日目の最後の予選4回目では決勝トーナメント進出を目指して飛ばしましたが惜しくもリタイヤとなりました。

それでも昨年度の57位から37位へ20番手の記録更新となり、決勝トーナメントの32台には0.21秒届きませんでしたが、全国大会に繋がる非常に良い結果となりました。

また、Basic Classの黒木君も日々進化させ改良したマシンで強豪校が集結する九州地区で最速タイムを叩き出し、予選1位を記録しました。2日目の決勝トーナメントは国家試験受験の為、非常に残念ながら戦うことができませんでしたが、全国大会で是非昨年のベスト16超えを目指して頑張ってほしいと思います。

関係者の皆さま大変おつかれさまでした。ありがとうございました。

  　

Aクラス決勝トーナメント動画

https://www.youtube.com/watch?v=WetTwtZXcS4

Bクラス決勝トーナメント動画
https://www.youtube.com/watch?v=NJogJUIzfdM

11月8日(金)、9日(土)に宮崎県体育館にて工業教育フェアが開催されました。久々にマイコンカーラリー大会も同時開催となり、県内各地から集まった選手達が2日間に渡り熱戦を繰り広げました。電気技術部の結果は以下の通りです。

8日（金）

Basic Class 優勝 黒木君

Advanced Class 2位 河野君

9日（土）

Basic Class 優勝 黒木君

Camera Class 2位 成松君

目標であった両日全クラス入賞まであと1歩でしたが、2日間の大会で他校と様々な情報交換を行い、多くの成果と改善点を見出すことができたと思います。また、本大会で引退する3年生もおり最後まで諦めずに完走を目指して挑戦してくれました。

今大会でもAdvanced Classはクランク処理に苦戦していた為、2週間後に迫る九州地区大会でより良い結果を目指し更なる改善を行っていきたいと思います。

応援頂きました皆さま、関係者の方々大変おつかれさまでした。ありがとうございました。

10月19日（土）に佐土原高校にてマイコンカーラリー宮崎県大会が開催されました。毎晩遅くまで走行調整と改良に取り組んできた電気技術部からは1～3年生の9名がエントリーしました。

Aクラスは試走でコースアウトが多発し、センサの交換やエンコーダーの修理、ドライブ基板の交換等様々なトラブルがありましたが、全部員が落ち着いて原因究明を行い、スペアパーツへの交換や修理を協力して実施しながら課題解決を図り完走率を上げていきました。その中で全国出場経験のある高山君が冷静な判断で走行し見事決勝トーナメント進出を果たしました。

Bクラスは出場者全員が完走を果たし、昨年度全国ベスト１６の黒木君が毎日地道に改良を行ってきたマシンで終始安定した走行により予選１位。決勝トーナメントでも安定した走りで見事初優勝を果たし、県内最速の称号を手に入れました。公式大会初出場の１年生も試行錯誤しながら無事に完走しこの半年の成果を発揮する事ができました。

Cクラスは立体交差下部の明暗差による直角クランクの誤検出が多発した事から、皆でハード・ソフト共に様々なアイデアを出し合い改良と調整を行いました。坂道下部の誤検出は解消しましたが、その後の直角クランクで大回りとなり惜しくも完走ならずとなりました。今後に繋がる貴重なデータと経験を得られたと思います。

BasicClass　　　優勝！（黒木君）

AdvancedClass　4位　（高山君）

団体の部　　　　3位　（電気技術部）

ところで本大会の会場であった佐土原高校の体育館には「人ありて技術」という言葉が掲げられています。これはどんなに優れた技術でもそれを利用する「人」つまり「技術者」次第でその良し悪しが決まるという事だと考えています。マイコンカーを通して様々な失敗や経験を積み、組み込み技術や画像処理、機械設計、加工技術等を幅広く学ぶ事で将来有望な「技術者」になることを期待しています。

今後は11月8日（金）9日（土）に宮崎県体育館で開催される工業技術フェア杯、11月23日（金）24（土）の九州地区大会（大分工業高校）と短期間で大会が続きます。引き続き、全国大会出場を目指して改良を進めていきます。よろしくお願いします。

 8月11日（日）に鹿児島県の第一工科大学にて、第7回マイコンカーラリー第一工科大学杯が開催されました。電気技術部からは1～3年生の8名がエントリーしました。

この大会は一般（社会人・大学生）と学生（高校生）が一緒に走行する特色のある大会です。特に1年生は入学後初めての大会で様々なハプニングやトラブルがありましたが、それぞれの部員が得意領域で協力し合い見事Ａ、Ｂクラスにおいて参加した学生の中で最高位で入賞する事が出来ました。来場での応援も頂きありがとうございました。

　AdvancedClass 　3位（河野君）

　BasicClass 　　　2位（鳥原君）、3位（黒木君）

レース後は他県の参加者の皆さんと熱心な技術交流を行うことで、様々な気付きや改良点も発見され非常に有意義な大会となりました。大会関係者の皆様ありがとうございました。

大会の詳細は下記よりご参照ください。

https://kagoshima.daiichi-koudai.ac.jp/topics/20230827-tm-oshirase/