定時制高校の日々是好日

カテゴリ:学校行事

前期課程が終了いたしました。

先週金曜日、9月29日をもって、都城泉ヶ丘高校定時制課程前期課程が終了いたしました。前期課程は、体育祭、校内生活体験発表、さらにはさまざまな外部の講師を招いてのキャリア教育と、多様な活動がありました。

就労しながら学業を修める生徒たちにとって、特に初めての体験となる1年生の皆さんにとっては、予想以上に目まぐるしく、苦しさもあったかも知れません。

教頭が代読した学校長の講話の中に、計画的偶発性という言葉が出てきました。自分の人生をすべて計画通りに終えた人は、多分有史以来一人もいないでしょう。しかし、自分の人生に価値を与え、幸福を得た人たちは、おしなべて自分の経験してきたすべてのことを、つながりとして考えています。辛い状況も、幸いなる状況も、すべては移り変わっていくもの。すべての経験を幸運ととらえ、偶然を、チャンスととらえること。

スティーブジョブズが言うところの、「コネクティング・ドット」とは、まさにこのことなのでしょう。後期も、実り多い半年間にしていきましょう。

ほんとうに前期おつかれさまでした!

GATBテスト と 人権学習「違反質問」を実施しました。

今週月曜日のLHRの時間を使って、2年生はGATBテストをサポステ都城さまのご協力の下実施しました。毎年、サポステ都城さまからお越しいただき、50分近くのテストを実施していただき、後に2学年の生徒全体へのフィードバック、そして個人面談によるフォローアップと、ご協力をいただいております。

卒業予定者(三修生をふくむ)は、人権学習の一環として、「就職試験における違反質問について」の学習を行いました。就職試験が近づくにあたり、必要な知識と態度を培ってもらおうと始めた学習ですが、最近は進学にあたっても違反質問が見受けられるとの報告も受けております。

生徒たちの感想を見ると、違反質問の存在をはじめて知った、自分がもしされたらどのように対応するか、非常に難しいと感じたなど、一歩踏み込んだ感想がありました。

前期課程、再開です

本校定時制は前期後期課程です。ですので、夏休みが終わったあとも、前期課程の授業が続きます。1時間目の全校集会のあとは、通常授業。短縮3限授業のあと、担任との二者面談となります。

夏休み、アルバイトや就業でこんがりと日焼けした生徒、7月までのあわただしい生活にほっと一息をいれた生徒。まだまだ夏休みの感覚が抜けきらない生徒。前期課程修了まであと1ヵ月ちょっと。最後まで気を抜かずにいきましょう!

1年生2年生対象のキャリアワーク

先月7月10日(月)株式会社さんぽうさまより講師の先生をお二人お呼びし、1年生2年生を対象とした、キャリアワークを実施しました。

1年生はお仕事マップとして、自分の身近なものから発想を広げ、さまざまな仕事が関わっていることに気づくというワークになります。

2年生はライフプランということで、生徒にとってはまだはっきりとした像を描きにくい、経済的な視点からの未来像に気づいていくというワークになります。

外部から先生をお招きしてグループワークを体験するという行事が、本校では前期後期ともに数回設定されています。その中で、クラスメイトと協力して考えを深めたり広げたりする活動を経験していきます。

第1回職業講話(夢見る課外授業)が実施されました‼

本校と都城市商工政策課、そして宮崎県中小企業家同友会様との合同で、毎年行われている、夢見る課外授業が7月6日(木)に行われました!

最初に全体会として、大会議室で企業家同友会事務局次長、樋口浩美さまから、企業家同友会という組織の理念や、都城市をはじめとする北諸県郡に暮らし、就職をしようと考えている生徒たちに向けて、どのような思いを持っているのかをアツく語っていただきました!

全体会のあとは、各教室に分散し、8人の講師をお招きして、濃密なお話をいただきました。先生方も、この数年、地域の探究活動にもご協力いただいているためか、非常に熱がこもった、しかし時間配分もばっちりな展開で、後ろで視ているわれわれ教師が勉強になりました。

生徒たちも徐々に表情がやわらぎ、話を振られると。照れながら、しかしちょっと嬉しそうに応える姿が印象的でした。先生方、来年度とは言わず、また今年度もぜひ機会がありましたら、泉ヶ丘定時制にお越しください!