活動の様子
第48回九州地区難聴・言語障害教育研究会 沖縄大会
8月9日・10日に、第53回全国公立学校難聴・言語障害教育研究協議会 全国大会と共同開催として、「那覇文化芸術劇場 なはーと」で、沖縄大会が開催されました。
8日に宮崎で大きな地震があり、宮崎空港は前日の便が利用できなかったお客さんでごった返していましたが、本県からの参加者5名は予定通り沖縄行きの飛行機に乗り、無事那覇空港に到着。宮崎よりも少し、日差しがまぶしい気がしましたが、風にはわずかに潮の香りが感じられ、沖縄に来たことを実感することができました。
会場「なはーと」のロビーです。
北海道から九州・沖縄まで、会場は大勢の参加者でにぎわっていました。令和7年度の全国大会が開かれる東京からもたくさんの先生方が来られ、楽しいPR動画で会場を盛り上げてくださいました。
〔9日 大会初日〕
〈記念講演〉
「難聴・言語障害教育において大切にしたい視点ー「今ここ」、そして「生きるかたち」ー
講師 牧野泰美 先生
〈基調講演〉
「通常の学級に在籍する障害のある児童生徒への指導・支援の充実」
講師 村上 学 先生
宮崎にも度々講師として来てくださっている牧野先生。先生のお話を沖縄でもお聞きすることができ、参加者一同ほっとする時間となりました。
〔10日 大会2日目〕
〈分科会・午前の部より〉
「吃音」分科会
諫早市立諫早小学校(長崎県)の小柳先生と、熊本市立東町小学校(熊本県)の才所先生が発表され、仲野里香先生(ことばの相談nakano代表)をコーディネーターに迎えた研究協議が行われました。8月6日の小林先生(金沢大学)の研修を受けてすぐだったこともあり、改めて吃音の児童生徒の指導の難しさと重要性について考えさせられました。
〈分科会・午後の部より〉
「連携」分科会
竹田先生が発表される「連携」分科会は午後の部に行われました。発表前の最終チェックも無事に終わり、分科会が始まりました。
宇佐市立宇佐小学校(大分県)の信國先生に続いて、いよいよ竹田先生の発表です。竹田先生は、これまでの実践をプレゼン資料を使いながら落ち着いて発表されました。
その後の研究協議では、「どこと(誰と)どのように連携するか」が話題となりました。担当としての思い、立場等、それぞれの担当者の思いを共有するとともに、各県の現状についても知ることができました。 竹田先生は、コーディネーターの大城政之先生(浦添市教育委員会学校教育課特別支援教育コーディネーター)や会場の先生方からその実践を高く評価され、本県代表としての責務をしっかりと果たされました。
2日間の沖縄大会が無事に終わりました。県難言研の先生方のサポートのおかげで、私たち参加者にとって大変充実した研修となりました。
ありがとうございました。
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