活動の様子
令和6年度 宮崎県 難聴・言語障がい教育研究会
宮崎県 難聴・言語障がい教育研究会 第1回 研修会
令和6年5月14日(火)に、宮崎県県立図書館にて第1回研修会を開催しました。
【令和6年度総会】
昨年度の事業報告、決算・監査報告、本年度の事業計画、予算などについての議事を行いました。
【発表検討会】
第48回九州地区難聴・言語障害教育研究会 沖縄大会
(第53回全国公立学校難聴・言語障害研究協議会 全国大会を兼ねる)
第5分科会 「連携」
「子どもの心を見つめて
~理解ある環境をつくるために担当として取り組んだこと~」
川南町立川南小学校 竹田泰代先生
竹田先生は言語通級担当として、専門機関、保護者、校内等、子どもの実態にそった連携を図ってこられました。九州(全国)大会では、竹田先生の実践事例を発表してただきます。今回の検討会では、発表原稿をチェックしたり、プレゼンテーションの構成などについての意見を出し合ったりして発表内容についての協議を行いました。子どもの心に寄り添い、子どもの心を大切にした担当としての関わりが丁寧に説明されており、竹田先生の温かい思いがあふれた発表となってます。
【専門部会引継ぎ会、専門部会、全体会】
令和6年度は、各地区における担当の専門部がかわる年になります。本研究会の運営が円滑に行われるように、昨年度所属していた専門部から次の担当の専門部への引継ぎがなされました。専門部会では、各部で本年度の方針や計画などを協議し、新メンバーで意思疎通を図ることができました。全体会では、各専門部で協議された内容の共通理解を図りました。
本年度もこの研修会を通して、学担や通級担当者同士の交流や、他機関との連携を図った専門性の高い研修によって、担当としての指導力の向上を目指していきたいと考えています。
宮崎県 難聴・言語障がい教育研究会 第2回 研修会
和6年6月25日(火)に、新富町総合文化センターにて第2回研修会を開催しました。
【発表検討会①】
第5分科会 「連携」
「子どもの心を見つめて
~理解ある環境をつくるために担当として取り組んだこと~」
川南町立川南小学校 竹田泰代先生
第48回九州地区難聴・言語障害教育研究会 沖縄大会(8月9・10日)で発表する内容について最終確認を行いました。これまで、本研修会において発表の検討を重ねてきた結果、竹田先生の実践がより分かりやすく整理され、具体的なエピソード等が盛り込まれた充実した発表内容となりました。
【発表検討会②】
第1分科会 「構音」
「構音に誤りがある子どもをどうとらえ、どう支援していくか
~サ行音とザ行音の指導を通して~
日南市立南郷小学校 上村 聡子先生
令和7年度の九州地区難聴・言語障害教育研究会熊本大会に向けての発表検討会を行いました。今回は、上村先生から現在の構音指導の概要について説明していただきましたが、今後は、子どもの実態をさらに詳細に把握しながら、より効果的な構音指導・支援を行っていきたいとおっしゃっていました。
【講話】
「構音指導の実際」 講師:山下優子 氏
昨年度に引き続き、山下先生に講師として来ていただき、置換している子どもの口腔内がどうなっているのか、舌の位置や動きがどうなっているのかについてのお話を聞かせていただきました。「構音位置と構音操作と音」の表を見せていただきながら説明してくださったので、とても分かりやすかったです。また、ストローで息を吹いたり、鏡に自分の舌を映したりする具体的な指導の仕方も教えていただきました。専門的で質の高い研修を受けることができ、大変充実した時間となりました。
【専門部会、全体会】
各専門部で集まり、今年度の計画について、再度、確認や共通理解を図りました。
今回の研修も実りある、多くの学びがありました。児童の思いに寄り添いながら、学びで得たことを実践で生かし、よりよい指導・支援につなげていきたいと思います。
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