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SSH&サイエンス科情報発信ブログ
MSEC指導者ワークショップ
5月18日(月)の報告です。
宮崎西高校からSSH担当の3名の先生が来校し
MSEC指導者ワークショップが行われました。
今回はSSHの事務作業に関わる事が中心でした。
研究開発実施報告書のまとめ方や、それに向けた宮崎西校の事業計画のポイントなどを確認していました。
今年から初めてSSHに指定された宮崎西高校。
少しでも宮崎北高校が力になれれば幸いですね。
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第1回MF紙飛行機コンテスト!!
5月18日(月)
宮崎県の緊急事態宣言も解除され、徐々に日常が戻ってきた登校日。
1年サイエンス科はマニュファクチャリング(MF)の授業を行いました。
MFでは"ものづくり"を通して、議論と試行錯誤を体験します。
3人1チームで課題に取り組み、競います。
今回のテーマは「よく飛ぶ紙飛行機を作れ!」
ただし、紙飛行機には主翼・尾翼・垂直尾翼の3つ以上のパーツで構成しなければなりません。
そう、ただの折り紙飛行機ではないのです。
設計と製作に与えられた時間は100分間。
飛ばして、作り直して…となれば、時間ギリギリです。
材料はA4の厚手の紙1枚のみ!(あと、セロハンテープ+α)
これだけではペラペラなので、工夫が必要です。
この班は円筒形の飛行機に翼をつけてみました。
しかし、上手く飛びません・・・。
試作して、飛ばして、さらに作り直したいときはチケットを使えば
新しい紙がもらえます・・・が、競技での記録を1秒ずつ減らされてしまいます。
考えすぎても時間切れ、考えなさすぎると材料切れ…。
議論と試行錯誤のバランスが要求されます。
そうこうしている間に時間切れ
各所から「もう1時間あればー!」「議論しすぎたー!」「全然試してないー!」という声が響きます(笑)
そして、13の班が自信作を飛ばします!
・・・が、やはり難しかった!!墜落する飛行機が多数。
2階から投げていますが、平均して1.5~2.5秒ほどの滑空時間となりました。
実は、材料や授業プリントの中によく滑空する飛行機のヒントが隠されていたのですが、中々気づけなかった様子。
でも、それで良いのです!
これは第1回目のMFです。
今回の経験を糧に、試行錯誤のバランスを鍛えていけば大丈夫!
その後、解説を聞いて改良した飛行機の中には、よく飛ぶものもありました。
と言うわけで、ものづくりを通して試行錯誤の大切さを学ぶマニュファクチャリングの報告でした!
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インターネット配線を整えました
4月下旬ごろの話です。
ご覧下さい!怪しい人影がラックの上に…!!(笑)
と、言うのは冗談で、教育開発部の模様替えに伴い、
昨年まで床を這っていたインターネット回線を天井に移動しました。
先の写真は、その作業をしている教育開発部の先生です。
広い部屋の天井を横断するケーブルを、三脚を使って丁寧に整えました。
生徒の活動を満足に支援するためには、まず我々の環境を整えなければなりません。
教材開発だけでなく、このような活動も先生は行っているのです…というお話でした(^^)
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教育開発部のおしゃれな掲示板
今回は、教育開発部の部屋の外にある掲示板を紹介。
国際交流掲示板です。
かわいい掲示板ですね!
教育開発部の先生が、デコレーションしています。
思わず目を引く掲示板には、国際交流の情報がずらり!
興味を持ったら、すぐに先生に声をかけてくださいね!
本校は4年連続で合計5回も科学技術振興機構(JST)の
さくらサイエンスプランに採択されており
今年度も活発な国際交流が行われる予定です。
残念ながら、新型コロナウイルスの関係で当初計画していた
一部の国は来日ができなくなりました。
しかし、ビデオ会議での交流の計画が進んでいます!!
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ACT-LI(地域探究)指導のために
少し前、5月1日(金)の話です。
本校ではサイエンス科だけでなく、普通科でもSSH事業として探究活動を行っています。
それがACT-LI(Local Inquiry/地域探究)です。
校内全体で取り組むためには、全ての先生方の協力が必要不可欠です。
そのため、この日の学年会において、
各学年の教育開発部の先生が、ACT-LIについて説明を行いました。
この活動の目的は、「地域社会への貢献」と「生徒自身の成長」と言えるでしょう。
情報収集力を鍛え、論理的な思考力と多角的な視点を持って考え抜き、地域社会へ貢献する。
ACT-LIに一生懸命取り組んだ生徒は、社会にとって有為な人材となるはずです。
・・その思いを、各先生達に伝えました。
また、探究活動のための備品や書籍購入の案内もありました。
これらの仕組みを活用し、今日も宮崎北高校の先生は生徒の探究活動を支えています!
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幻のキノコを探せ!その2
某日、市内某所でカンゾウタケを採取した後の話です。
いよいよ研究室にて、作業が始まりました。
まずは、採取したカンゾウタケの写真を撮影しました。
比較対象物の10円玉がポイントですね。
※生徒発表前につき、モザイク処理をさせていただきます!ご了承ください。
キノコを培養するための準備も、放課後の時間を使って以前から行っていました。
先輩からオートクレーブの使い方を学んでいます。
クリーンベンチ内でキノコを培養するための寒天培地を作っています。
そして、採取後は・・・
いよいよ、カンゾウタケに対して
クリーンベンチ内で無菌操作をしていきます。
ここからの作業は研究内容に大きく関わってくるので詳しくは記述できませんが、
カンゾウタケを採取できたことで彼らの研究は大きく動き始めました。
これからが楽しみです!!
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幻のキノコを探せ!その1
某日、宮崎市内某所。
2年生の科学探究でキノコを研究しているチームは、山にいました。
研究に使用するキノコを採取するためです。
その名も「カンゾウタケ」。
非常に珍しいキノコで、チームはこのキノコの培養を目指しています。
この日、一行は特別の許可を得て
宮崎県総合博物館の黒木修一先生達のご指導の下
この時期にしか生えないキノコを探しに来たのでした。
山の神様への参拝からスタート。
果たして、見つかるのでしょうか…!
山中には、沢山の珍しいキノコや植物が生えていました。
そして・・・先生方の案内で、ついに見つけたカンゾウタケがこちら!
先生方が驚かれたのは、彼らが自然に上記のような写真を撮影したこと。
フィールドで撮影する際は、大きさなどの情報がわかるように「撮影のルール」があります。
これらの技術は、昨年のフィールドワークで身につけたものです。
経験が生きていますね!!
さて、採取したカンゾウタケは、葉っぱと一緒に密閉します。
キノコが酸欠で、溶けてしまうのを防ぐためです。
※ここからのキノコの変化は、生徒発表前につきモザイク処理をさせていただきます。
無事、カンゾウタケを採取できた一行。
最後に、先生方と記念撮影をしました。
写真左が、宮崎県立博物館の黒木修一先生。
右が、「キノコのサトウさん」です。
本来なら、部外者に絶対に教えられない場所での採取を快諾してくださいました。
本当にありがとうございました!
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登校日!2年生の科学探究
5月12日(火)は2年生の登校日でした。
この日は通常通りの授業で、サイエンス科では久しぶりの科学探究(ACT-SI)が行われました。
前回から約一ヶ月…。
それぞれの班で、事前に相談してきたおかげで
スムーズに予備実験に入れた班も多かったです。
さて、その様子は…?
車いすの構造を研究しているチーム。
注文して届いていた道具の確認をしています。
想定外の大きさに戸惑ったり!?
こちらは屋上の校旗掲揚を自動化したいチーム。
機械の配置場所を考えていますね。
こちらは、科学部の天文チーム。観測データを基に
現在は論文の執筆を行っているようです。
アサリの研究をするチームは、計画ポスターを確認しながら
研究準備に入っています。
その他、合計12チームが久しぶりの研究活動を行いました。
コロナ対策のため教室を分けて、3密を避けながらの活動でしたが
それぞれ1年生の頃に研究計画を練っていたおかげで、やるべき事はハッキリ!
どの班も主体的に行動し、着実に次の課題を見つけています。
何事もスモールステップ!がんばれ~!!
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MSEC協議会を行いました
4月24(金)と、少し前の話です。
県内の探究活動を行っている学校が一同に会してポスターセッションなどを行う
「MSECフォーラム」が6月に計画されていましたが
新型コロナウイルス感染症対策の関係で、延期となりました。
そこで、開催時期の詳細を決めるテレビ会議が行われました。
MSEC加盟校14校と県教育委員会がZoomを用い、
4~5グループの分科会も行いました。便利です。
このような時期ですので、「中止」も考えられましたが、
これが最後の発表の場となる3年生の事を考えて意見を出しあいました。
その結果、
実施を延期して8月上旬に延期する。
その判断は6月中旬に行う。
という内容でまとまりました。
何とか開催出来るように、一刻も早い収束を願います。
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サイエンス科2年生でオンライン朝礼始めました
長引く休校の中、少しでも生徒の学びをサポートしようと、
県下でも多くの先生がインターネットの利用に踏み出しています。
そんな中、宮崎北高校ではSSH特例学校設定科目などでプログラミングソフトを導入するために
外部回線と学校独自ドメインを取得してきました。
また、サイエンス科2年生にはGoogleの「G Suite for Education」で、
学校独自ドメインの生徒メールアドレスを配布しています。
「G Suite for Education」には、教育に利用できる様々なツールが入っており、
このICT環境を活用したオンライン教育を研究することになりました。
まずは、5月11日の朝からGoogle Meetによるオンライン朝礼を行いました。
各生徒が、元気な顔を見せてくれて安心しました。
(この後ろで、数名の先生が見守っています。)
基本的に休校日は毎朝オンライン朝礼を行う予定です。
何事もスモールステップで進化していきます。
色々な課題が見つかっており、全員参加とは行きませんでしたが
今後も研究しがいのある取り組みです。
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あすの宮崎の教育のためのオンライン研修会
5月9日(土)
宮崎北高校の先生達が「あすの宮崎の教育のためのオンライン研修会」に参加しました。
この研修は、宮崎県新富町を拠点に活動する「こゆ財団」が主催し、
宮崎県内全域の先生や教育委員会の方約100名がWeb会議アプリZoomを用いて集まり、
宮崎でICT教育を広めていくための情報交換を行いました。
コロナ休校による学びの変容から、このようなICTの活用が注目され始めました。
ちなみに、右下のパソコンには参加者の先生達約100名の顔がいくつかのページに分かれて表示されています。
内容は、Zoomの使い方や、県内学校の事例紹介、
ワールドカフェ形式での話し合いなどが行われ、
充実した3時間(!)となりました。
コロナ禍が収束しても、ICTを活用した教育開発は続ける必要があると、改めて感じました。
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MathWorks社とのテレビ会議
4月24日(金)のことです。
本校で導入しているプログラミングソフトMATLABを開発した
MathWorks社の方とテレビ会議が行われました。
会議の内容は、MATLAB用のアカウント作成と紐付けの確認、
本校独自ドメインのアドレス配布の確認などの技術的な相談や、
プログラミングPBL(課題解決型学習)での活用方法など多岐にわたりました。
本校担当者とMathWorks社の方の会議の様子。
遠方の方ともこうして身軽に会議ができるので、テレビ会議システムは本当に便利ですね。
Data ScienceについてもMATLABの面白い利用方法があるようです…。
また、探究活動でMATLABを使用している生徒の研究の進捗状況の報告などもありました。
(すでに科学部の活動などで、MATLABを使いこなしている生徒もいるのです!)
プログラミングの活用は、これからの探究活動において更に重要な要素となってくるでしょう。
先進的な試みを続けていきます!!
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1年生もData Science開始!
Data Science(以下DS)の続きです。
※4月中旬、休校に入る前のお話です。
今年度は教育カリキュラムが更に見直され、新1年生もDSを行います。
DSの授業は、基本的に探究型です。
生徒達それぞれのパソコンに、先生からPDFファイルが送られてきます。
そこに書かれた課題に取り組む事で、自然とパソコン操作が身についていきます。
(教材はしっかり読み込めば出来るように工夫されています。)
最初に授業のルールが配布されてきました。
実は、重要な情報が散りばめられており、流し読みすると大変なことに…
配布される資料は、その性質によって様々なアイコンが付いています。
資料を読み込み、基本的な操作方法をマスターしたら
先生からPBL課題が配布されます。
PBL(Project-Based Learning)とは課題解決型学習。
毎回、様々な課題が書かれており、生徒は自分で答えを探しながら取り組みます。
と言うわけで、まずは初回の授業を終えました。
次回以降、どんどん内容が深くなっていきます!
楽しみですね~!
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Data Scienceが始まりました!
少し前のお話ですが、4月15日(水)のことです。
2年生のData Science(以下DS)が始まりました!
DSでは主に、ExcelとプログラミングソフトMATLABを使います。
グラフ表現、統計処理、画像解析、信号処理などのプログラミング教育を行います。
この科目で試行錯誤を繰り返し、主体的に学ぶことで優秀な科学技術人材を目指します。
宮崎北高校では、数年前から科学探究にプログラミングを活用してきました。
そして令和元年度よりDSとして学校設定科目となり、今年度は開発2年目です。
さて、今回お伝えするのはサイエンス科2年生のDSです。
すでに昨年、マニュファクチャリングやグローバルプログラミング講座などの学科活動である程度パソコンに慣れている2年生。
でも、Excelを正式に習うのは初めての生徒が多いです。
しかし、ここで学ぶ統計処理は科学探究にすぐに活かせます。
頑張って学んでね~!!
詳しい授業の流れは
次回、1年生のDSにて!!
(GW明けに更新予定!)
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科学部が新入生を勧誘!
4月中旬の、臨時休業に入る前のお話です。
新入生の部活動見学が始まっていました。
科学部でも、新入生の勧誘が行われていました。
それぞれの分野を活かして、新入生に科学部の魅力を伝えていました。
MATLABでの画像処理を説明する生物班。
天体望遠鏡を体験してもらう天文班
化学班は、黙々と実験する姿でアピール
こちらは、新入生に総合実験室の説明を行っていますね。
実は、16年前のサイエンス科は全員が科学部に所属するきまりでした。
現在では入部は自由選択です。
科学部に入れば、放課後も科学探究の実験を継続できる上、部費も研究費用に充てる事ができます。
研究発表大会に部活動として参加できる点も有利です。
さぁ、新入生のみなさん!
科学部でサイエンスアオハルしませんか!?
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MSEC指導者ワークショップ(第3回)その3(最終回)
4月23日(木)
延岡高校からSSH担当の9名の先生が来校された
MSEC指導者ワークショップ(第3回)報告の最終回です。
さらに全体会に戻り、科学探究ACT―SIの説明に入りました。
やはり先生方の興味は「探究活動のテーマをどうやって決めているのか。」
延岡高校に限らず、全国の高校が悩み、創意工夫をしていると思います。
宮崎北高校では、デザイン思考のフレームワークを用いて
研究テーマの決定とブラッシュアップをしています。
これは1年次に行う「マンダラート」の説明です。
コアテーマを中心に書き、それに関連する8つのサブワード、
さらに関連する64のワードを記入し、
その組み合わせから研究アイデアを創り出すフレームワークです。
生徒が実際に作ったものを基に説明しています。
※詳しい研究アイデア創出の説明は、本校の令和元年度研究開発実施報告書をご覧下さい。
(下記をクリックすると別ウインドウでPDFが開きます。)
・令和元年度研究開発実施報告書(前半)
・令和元年度研究開発実施報告書(後半)
※ACT-SI1のデザイン思考のフレームワークについては、前半のP.29~31参照です。
さらに、再び分科会に別れていきます。
こちらは地域探究「ACT―LI」の説明です。
普通科にSSH事業を広げるためのポイントを解説しました。
学校が一丸となって探究活動に臨むことが一番のポイントであり、難しいところかもしれませんね。
こちらは「フィールドワーク」の説明です。
本校では、宮崎海洋高校と連携した海洋実習や
博物館と連携した屋久島でのフィールドワークなどを行っています。
このフィールドワークでは教材作りにも力を入れており、これを紹介しました。
先生方が手にしているのは、教育開発部オリジナルの屋久島ガイドブックです。
外部と連携をする以上、学校側も最大限努力し、
これを連携先と共にブラッシュアップしていくことが大切ではないでしょうか。
生徒に探究活動をさせる以上、
先生達も常に研究を行うことが教育開発部の目標でもあります。
(ブログ担当者も日々もがいております…笑)
さて、次の分科会は「国際交流」と「Data Science」です。
「国際交流」では、宮崎北高校で行われている海外研修の概要をお伝えしました。
さくらサイエンスプラン採択など、本校ならではの科学技術体験と国際交流を絡めた活動などが参考になったのではないでしょうか。
「Data Science」では、延岡高校の情報担当の先生が、
本校の教材を見ながら今後の授業展開について相談されていました。
というわけで、3回に分けてお伝えした、MSEC指導者ワークショップ。
期せずして、本校のSSH事業をまとめる内容のブログとなりましたが
いかがだったでしょうか。
本校の取り組みが、皆様に伝われば幸いです。
新型コロナウイルスの影響で、思うように学校生活が送れない今、
ピンチをチャンスに変えて様々な教育開発に励んでいきます!!
これからも宮崎北高校をよろしくお願いいたします!!
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MSEC指導者ワークショップ(第3回)その2
4月23日(木)
延岡高校からSSH担当の9名の先生が来校された
MSEC指導者ワークショップ(第3回)報告の続きです。
全体会と施設見学の後は、分科会です。
「教育開発部」と「経理事務」に分かれて説明を行いました。
「教育開発部」はSSH事業を推進する校務分掌です。
本校の組織づくりが参考になればと、紹介を行いました。
本校の教育開発部は、その事業によってチームに分かれています。
ともすると、サイエンス科=SSHと誤解されがちですが、SSH事業は普通科にも及びます。
特に、宮崎北高校は探究活動に力を入れており、
科学探究やデータサイエンスを主導する「Scienceチーム」
地域探究や国際交流を主導する「Glocalチーム」に分類されます。
さらに、事業ごとにそれぞれ連携を行っています。
こちらは、「経理事務」の説明です。
SSH事業には事務マニュアルが存在し、これに従って経理を進めていきます。
生徒の探究活動のために、そして成長のために、資金は適切に運用せねばなりません。
その手法を、宮崎北高校で長く経理事務を担当していた先生から説明しました。
さらに次回に続きます!!
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MSEC指導者ワークショップ(第3回)その1
4月23日(木)の報告です。
延岡高校からSSH担当の9名の先生が来校し
MSEC指導者ワークショップ(第3回)が行われました!
SSHを推進する科学技術振興機構(JST)が新型コロナウイルス感染症対策のために動けず、
延岡高校への支援が出来ないとのことで、宮崎北高校のノウハウを伝えるためのワークショップです。
今回は、8:45~15:00とほぼ一日をかけて、
様々な事業の説明や質疑応答を行いました。
ブログ数回に分けて、その模様をお伝えします。
ワークショップは新型コロナウイルス感染症対策で、3つの密を避けながら行われました。
しかしこの日は冬型の気圧配置で…窓全開ではかなり寒かったです。
…お疲れ様でした。
全体開会式です。
感染症予防のため、マスク着用、アルコール配置、十分な距離を保ち、移動範囲も制限して行われました。
まずは、本校のSSH主任からSSH事業について、研究助成金や実施計画書、事業計画書について説明がありました。
SSH助成金の運用には、様々なルールや報告義務があります。
生徒にどのような成長をして欲しいか。また、その変容をどう評価するか…。
スケジュールはどうするか…。今すべきことは何か…。
これらを熟考しながら事業を行うために、アンケートの採り方など様々なアドバイスが行われました。
基本的に、事前に延岡高校からいただいた質問に答える形で進行しました。
次は施設見学です。
密集を防ぐため、グループに分かれて、それぞれの担当者が説明を行いました。
サイエンスロビーの説明です。
特に、1年生の研究計画ポスターや、研究ポスターへの受賞歴の掲示など、
本校ならではの取り組みを紹介しました。磁石を用いたレイアウトも好評でした。
教育開発部室の説明です。
SSH事業に関する膨大なファイルや、助成金案内、生徒への大会案内など、数年をかけて整備されたシステムを紹介しました。
生徒用スペースについて詳しくはこちら!
理科総合実験室の説明です。
ここはサイエンス科が科学探究を行っている教室です。
各班ごとにブースが与えられ、その範囲内であれば自由に使うことができます。
申請すればSSHの備品を貸し出すことが出来るようになっており
クリーンベンチやクールインキュベーター、顕微鏡など、200万円分以上の備品をレンタルしている班もあります。
延岡高校の先生方も熱心に写真を撮影されていました。
次回は、分科会について報告します!(^^)
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MSEC指導者ワークショップ(2回目)が行われました!
4月20日(月)の報告です。
今回は、MSEC(みやざきSDGsコンソーシアム)の加盟校である
日向高校の担当者が来校され
MSEC指導者ワークショップを行いました。
今回の指導内容は、ずばり「ポスター」。
県内で拡がりを見せる探究活動において、発表の要となるポスターの作成方法について助言を行いました。
宮崎北高校のサイエンスロビーに展示された3年生の作品です。
ご覧のように、宮崎北高校ではポスター作成に力をいれております。
作り方や、改善方法、普通科の探究活動のポスターなど
伝えられるノウハウは沢山あります。
これを参考に、日向高校でも独自の活動を広げていただければ幸いです!!
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普通科のACT-LI(地域探究)が始まりました!
4月17日(金)の報告です。
3年生の「ACT―LI(地域探究)」が始まりました!
これは普通科の探究活動です。
サイエンス科の「ACT―SI(科学探究)」と双璧を成す
宮崎北高校のSSH事業です!
この地域探究には3つの目的があります。
・学校が地域社会に貢献する
・社会で活用できる能力を身につける
・生徒の将来に直接結びつく探究活動にする
さて、3年生はこの目的に向けて、7つの領域で49チームの研究を進めてきました。
新型コロナウイルス感染症対策で、
廊下などを使って距離を保ちつつポスターを作っています。
ここで、7つの領域と、その研究タイトルを一部紹介しましょう…!
【観光】宮崎の観光客を増やすためにwith宮崎神宮
【防災】北高生の南海トラフに対する意識
【地域力】『方言』の知らない世界~方言にPR力はあるのか~
【産業】地域ブランド特産品は地域振興につながるか
【地域医療】北高周辺のAEDの現状
【少子高齢化】少子高齢化と保育施設
【市街地の活性化】宮崎市定住化計画
…いかがでしょうか?
研究タイトルだけでも、面白そうな研究が並んでいます。
実は、研究領域は学年ごとに異なります。
教育開発部の研究により、毎年生徒に応じた領域が設定されています。
さて、現在3年生はMSECフォーラムなどの発表大会にむけてポスター作りを行っています!
今後は、研究報告をレポートにまとめて、ご協力いただいた地域の協力企業様に献本し、
研究成果を地域に還元したいと考えています。
普通科の探究活動も順調!
宮崎北高のSSH事業は今日も進化しています。
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