今年は、子どもたちの主体性を育み、走る意欲を高め、体力差に応じた持久走大会実施のために、２～6年生は、レースの部（順位とタイムを計測します）完走の部（レースの部より走る距離を短くし、タイムのみ計測します）の２つから参加コースを選択することとしました。各学年、２つのコースを走りながら、考えて参加するコースを選んでいます。選択したコースで、精一杯走っています。子どもたちから「自分の体力にはどちらのコースがいいのか、すごく考えました。」「順位がつくと悔しい気持ちが大きかったけど、タイムだけだと完走できた達成感が大きいです。」「走るのが好きになりました。」などの声が聞かれています。

飯野高校生がクラブ活動に参加し、４・５・６年生と交流しました。２回目ということで、前回以上に一緒に楽しむ様子が見られました。

また、昼休みの体育委員会による持久力アップおにごっこや、図書委員会によるイベントも連日多くの子どもたちが参加してします。子どもたちの企画や呼びかけの影響力は大きいです。

先週に引き続き、今週も楽しみながら持久力アップを図ろうと、体育委員会主催のおにごっこが行われています。給食時間の呼びかけに応じて、対象学年の多くの児童が参加しました。体育委員会の進め方も慣れてきて、スムーズになりました。みんな、自分たちの学年が参加できる日を、心待ちにしている様子です。子どもたちが「楽しい」学校をつくっています。

５年生が、えびの市地域包括支援センターの認知症サポーター養成講座を受けました。認知症について正しく理解したり、接し方について学んだりしたあと、道に迷っている様子の方にどんな風に声かけをするか、グループで話し合い、数グループが前に出て役割演技をしてみました。子どもたちは、学んだ接し方をもとに考え、できる対応を試みていました。今後、５年生はこの講座での学びを活かして、介護施設を訪問し、介護体験や交流活動を行います。包括支援センターの方々から、自分事として考えて、すぐに実践してくれそうで頼もしかったとの感想もいただきました。

参観日に多くの保護者の皆様がご参観くださいました。今回は、学校保健委員会と学校運営協議会も同日に開催しました。学校運営協議会では、上半期の教育活動の様子を画像で示しながら、振り返りを行いました。地域の方々にご支援をいただいて多くの活動を行っていることや、地域で子どもたちの活躍の場をつくっていただいていることなど、地域とのつながりを委員の方々と再確認しました。

また、学校保健委員会では、睡眠健康指導士の東郷順一氏による講話「睡眠ってすごい」を、５年生も参加して聞きました。「よいことがいっぱいの睡眠」や「よい眠りをするための合い言葉」など、自分の体験と重ねながら、多くの保護者の皆様も興味をもって最後まで聞いていらっしゃいました。今日の講話が家庭で話題となり、生活時間を見直したり、電子メディアとの付き合い方を考えたりして、よい眠りを身につけて、よいこといっぱいの毎日が過ごせるといいです。