日誌

2016年1月の記事一覧

牧水かるた大会実施!

 日向市東郷町は、今では、自然豊かな山間の峡谷と言われますが、17世紀末に重税に苦しんだ人々が山陰百姓一揆を起こし、高鍋藩で約千人余りの人々をかくまったということがあったと伝えられています。それをゆかりとし、坪谷出身の若山牧水の偉業に親しみをもつ本校の子ども達です。そこで、数年前より定期的に「若山牧水かるた大会」を開催してきました。
 1月末、各学年でかるた大会が行われました。1年生は20枚、2年生は40枚、3年生は60枚、4年生は80枚、5・6年生は100枚のかるたを並べ、とり合います。学級ごとに2名ずつのチームをつくり、各所に別れ、クラス対抗で勝敗を決します。

 上の写真は5年生の大会の様子です。5~6名がかるたを囲むように正座し、両手を床につけて開始します。子どもの代表者が読み手にもなります。1分間に2~3の歌を読みあげます。上の句の数文字が読まれるとすぐに下の句を見つけた子も多数いました。私語一つない静寂の中、厳かな雰囲気をただよわせ、かるたをたたく音が響きました。一句毎に一喜一憂しているはずですが、「やったー」という叫び声もなく心の中で喜びを噛みしめている様子でした。
 郷土宮崎県の歌人若山牧水に関心を抱き、文語調の伝統言語に親しみながら「かるた大会」を楽しみ、それが郷土愛を育むことにつながっていけばいいなぁと思える取組でした。

寒さに耐えて生きる花のお世話を!

 1月21日(木)、朝の校庭の気温は約2℃。今日から2月3日までが「大寒」と言われる年間で最も寒い日と言われています。そんな寒い中、グリーンタイムが行われました。

 今回は、霜柱が立っていたり、凍りついていたりする花壇に5,6年生は追加の花を植えることをしました。凍てつく地面の中、しっかりと根を張り、寒さに耐えて生きている花達の逞しさを感じていたようです。
 また、1~4年生は、一人一人が育てている鉢花のお世話をしました。1・2年生はペチュニア、3・4年生はパンジーを育てています。今回は、すくすくと育っていけるように「玉肥」をあげるお世話をしました。中には、目減りしている用土を追加して根を張りやすくしている子もいました。まだまだ花をつける時期ではなく、葉を茂らせるように手をかしてあげていました。この鉢花は、卒業式会場に飾る予定です。
 大寒を過ぎれば立春となり、暖かい春が日に日に近づいてきます。咲き誇る花を想像しながら、寒さに耐えている花たちや、インフルエンザ等の病気に負けないように子ども達へエールを送りたいです。「がんばれ~ 寒さに負けるな~」
 

あいさつの仕方を考えよう ~全校集会にて~

 1月19日(火)朝、体育館に集合して、総務委員会の進行により、全校集会が行われました。
 まず、全校のみんなで「あいさついっぱい 笑顔いっぱい きらきらかがやく東っ子」と東小児童会のスローガンを元気に言い合いました。

 それから、各クラスで活躍中のあいさつ団長を代表して、6年生3名が活動で反省したことを報告してくれました。
「 大きな声でばっちりあいさつができていますが、笑顔が足りません。気持ちの良い笑顔であいさつをしていきましょう。」
「 1年生、2年生、3年生は笑顔もあり、あいさつの声が大きくなりました。高学年の人達も声を大きくしてがんばってほしいです。」
「 ぼくたちに大きな声であいさつをしてくれる人が増えました。ただ下を向いている人がいるので、相手の目を見てあいさつをしていきましょう。」
 あいさつ団長の頑張りで、朝から元気の良いあいさつの声が飛び交うようになりました。でも、まだまだ改善できると考えている団長の皆さんです。とても頼もしい限りです。今後、更に改善されていくことを楽しみにしたいです。