日誌

2017年1月の記事一覧

牧水かるた大会開催中!

 1月27日(金)5校時、体育館に5年生が集合しました。年に一度の牧水かるた大会が行われるのです。

 郷土の偉人の一人である若山牧水が、旅先で各地に残した作品の中から100点を選び、「牧水かるた」としたセットがあります。上の句と下の句に分け、百人一首のように札のとり合いをします。5年生は、100首全部覚えることに挑戦しました。3年生の頃から少しずつ少しずつ時間をかけて覚えてきました。各クラス2名チームの3クラス、6名で1枚の札をとり合います。

 札が並べられると、戦いの前の静寂な時間がやってきました。全員が両手を床につき、いざ開始。代表の2人の詠み手がリズムよく、独特の抑揚を取り入れて上の句を読むと、素早く体が反応する5年生がたくさんいました。下の句を読み終わるまでに札をとらなくてはなりません。視線を札に注ぎ、見つけた瞬間に手を伸ばし、体を移動させていました。人気の歌は、上の句が2~3文字詠まれた瞬間にとっているようでした。
 今日で、1年生から5年生がかるた大会を終えました。地道に覚える努力をした人・クラスは素敵な笑顔を手に入れていました。郷土の文化に関心をもち、郷土の偉人の業績にふれて学び、文語調の詠みをする伝統言語に親しむこと等をねらったこの取組は、回数を重ねる毎に高いレベルになってきています。来週、6年生が実施します。どんなレベルの大会になるのか、楽しみが広がります。

冬の体力づくり

 1月25日(火)は、氷点下を記録する寒い朝となりました。

 校内にある池を見ると、びっしりと氷がはっていました。霜柱もたち、あちこちからザクザクという音が聞こえるほどでした。
 その日から2月9日まで朝の8時15分から15分間、白い息を吐きながらなわとび運動をすることとなりました。背筋を曲げながら運動場に集合した子ども達でしたが、軽快な音楽が流れるとおもむろになわを回し始めました。

 いつの間にか背筋が伸び、かじかむ手なのに一生懸命になわを回し、激しい息づかいとなっていきました。進んで、継続してなわとびをすることで、巧みなとび方をしたり、長くとび続けたりして、ますますなわとびが好きになればと願います。
 そして、1月26日は、(木曜日の朝だけ)クラス単位で長なわとびをしました。

 上級生になるほどリズムよくとんでいました。中には、8の字連続記録に挑戦している学級もありました。上の写真は、1年生のクラスに体育委員会の上級生が長なわを調子よく回してくれている様子です。とべた1年生は大きな声をあげ、ニコニコ顔になって再び列に並んでしました。
 -4℃、-2℃と連続して寒い朝となり、運動場には霜がおりていました。それにひるむことなく、積極果敢になわとびをする東っ子の元気さに感心します。世の中は「インフルエンザ大流行」等と報道していますが、今のところ本校児童に罹患者が少ないのは、ここに原因があるのかと思っています。昔の人が言いました「子どもは風の子太陽の子」って。

一人一鉢の花のお世話をしました!

 1月12日(木)、月に一度のグリーンタイムに、一人一鉢の花のお世話をしました。
 昨年の11月に1・2年生がペチュニア、3・4年生がビオラを一人一人鉢植えをしました。約2カ月が経過してくると、ずいぶん成長してきました。中には、成長した花を自慢したり、花をいっぱい咲かせているのを見てニッコリしている子もたくさんいました。でも、満開にしたいのは卒業式と入学式です。この後2カ月も先のことです。

 そこで、伸びすぎた茎を思い切って切る「切りもどし」をしました。せっかく大きく成長している、花も咲かせているのに途中から切ってしまうことを切なく感じる子もいました。「まだまだ大きくなってよ」と花に語りかけるように切っていく子もいました。すっきりした鉢の中に玉肥を5粒まいて活動を終えました。
 一つ一つの生き物の命を大切にするために、本校では花を育てる取組をしています。鉢の花に日を当てたり、水をかけたりしてお世話を続けてきました。、でも、時には伸びすぎた茎を切っていくことが花のためであることも教えたいです。この後、「分けつ」をしてこれまで以上にふさふさした葉を広げたとき、「そうなんだ」と実感できることを願っています。更に、花の驚異的な成長や神秘性を感じてほしいです。