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令和6年度 学校の様子

夏休み自由研究のコーナー

9月10日(火)

 南校舎1階奥の階段(6年1組手前の階段)の掲示板が5~6年生の夏休み自由研究のコーナーになっています。

 一人一人が自分の興味を持った課題について調べ、まとめています。

 6年生の部

 

 5年生の部

 

 模造紙に手書きでまとめたもの、パソコンで文字を入力してまとめたもの、スケッチブックを使ったりノート形式にしたり、子どもたちの想いが込められたものに仕上がっています。

 27日(金)は9月の参観日となっています。

 授業や懇談会はもちろんですが、ぜひ、この夏休みの自由研究のコーナーに足を運んでいただき、一つ一つをじっくりお読みいただけると幸いです。

ボランティアの心は、学校の宝

9月10日(火)

 いつものように校門でのあいさつや子どもたちの見守りを終え、校舎に戻ろうとしていた時のことです。

 運動場に続く通路を掃除している子どもたちがいました。

 さらに様子を見ていると、どこを掃除するとよいか相談をしていました。

 

 作業中の子どもたちに、どうしてここを掃除しようと思ったのかを尋ねると、「落ち葉が落ちていて汚いと思ったから」との答えが返ってきました。さらに、誰の呼びかけかも尋ねてみると2人が照れくさそうに顔を見合わせ、互いを指さす感じで答えてくれました。

「落ち葉が落ちていて汚いと思ったから」

 自分の目で見て汚れていると思う場所を美しくしたいと思い行動できる子どもたちがいること。そして、そういう友だちに共感し、協力できる子どもたちがいること。さらに、この子どもたちが5年生(来年の本校のリーダー)であること。

 聞けば、この子どもたちは、先週から朝の時間に正面玄関を中心に草抜きや落ち葉掃きなどをやっていたとのこと。

 ボランティアの定義は「仕事、学業とは別に地域や社会のために時間や労力、知識、技能などを提供する活動」と言われています。学校生活の中で、主体的にこのような活動に取り組むことで、子どもたちの心の中に少しずつボランティアの心が芽生え、育っていきます。その心をより確かなものへと育むためには、それらの活動を見かけた際に、周囲にいる大人(学校の場合は私たち学校職員)が、そのことへの感謝の気持ちを言葉で伝え、その行いが尊いものであることを子どもたちに知らせることが欠かせないと思いました。

 ボランティアの心は学校の宝です。

 これからも、そのような素晴らしい子どもたちの行いを見つけ、感謝の気持ちを言葉で伝え、子どもたちの中にあるボランティアの心を育てていきたいと思いました。

2学期の清掃

9月6日(金)

 9月3日の朝の活動の時間に、2学期の清掃班編制が行われ、今日が新しいメンバーでの初めての清掃となりました。

 校長室にも2名の子どもが清掃担当者としてやってきます。私も加わり3名で清掃しますが、清掃が始まる前に掃き掃除を済ませておかないと時間内に清掃が終わらないので、その部分は私が担当しています。

 校長室掃除の子どもたちは、バケツに水を汲み、雑巾がけから作業を始めます。新しい担当の子どもたちも1学期の子どもたち同様一生懸命清掃に取り組んでくれました。

 ふと、ろう下に目をやると、6年生が1年生に雑巾の絞り方を教えていました。

 4月にも同様の光景が見られましたが、6年生の言動には下級生を思いやる優しい気持ちが表れていて、嬉しくなります。1年生も、6年生の言葉に耳を傾け、一生懸命雑巾を絞り、床を拭いていました。

 他の場所の清掃の様子はなかなか見にいけないのですが、きっと同じような光景が校内のいろんなところで見られると思いながら、時間いっぱい掃除をしました。

命の日~9月は地震について~

9月5日(木)

 今日は「命の日」でした。

 各学級では「地震について」避難訓練と合わせて指導が行われました。9月1日の防災の日に合わせての実施の予定でしたが、曜日の関係や台風10号の影響で臨時休業になったことを受け、本日の実施となりました。

 避難訓練の内容は以下の通りです。

① 地震の際の行動や心構えについて知る。

② 地震速報の音を聞き、相応しい行動を知る。

  実際の動きを練習する学級もありました。

 

③ 放送の指示に従い、身の安全を確保する。

④ 放送の指示で、机の下から出て着席する。

 ※ 今回は教室内避難としました。

 ※ ここで、各担任は児童の安全状況を教頭先生に報告します。

⑤ 避難の仕方や身の安全を守る行動が取れたかを再度確認する。

⑥ 余震発生の放送により行動する。

 ※ 今回のポイントです。余震が起きた時に安全な行動が取れるかどうかがとても大切です。

 ※ ②~③での学びを確認します。

⑨ 今回の避難訓練を振り返る。

 このような形で、本日の避難訓練は終了しました。どの学級でも担任の先生の話をよく聞き、放送を聞いて行動できていました。実際の地震が来たら、校内放送は使用できなくなるかもしれません。だからこそ、地震が発生した時に、一人一人が自分の命を守る行動ができるようになってほしいと考えています。 

 宮崎県では、8月8日に震度6弱の地震が発生したばかりです。ぜひ、ご家庭でも災害時の行動等について話をしていただけると幸いです。

外国語専科

9月3日(火)

 昨年度から都農町内では小学校5年生からスタートする外国語の授業は、担任の先生ではなく理科や音楽と同じように「外国語専科」の先生が担当しています。

 今日は1時間目に5年1組が授業をしていたので授業の様子を観に行きました。

 

 タブレットを使って授業をしており、子どもたちは先生がおっしゃるアルファベットをタッチペンを使ってタブレットに書いていました。

 子どもが書き込んだ内容は、前方にある電子黒板に映し出されます。先生は、電子黒板を見て間違いがあればその部分を別途説明し、全体指導を行います。

 

 今日の授業では「N」の表記の間違いについて全体指導をされていました。

 

 タブレットを使用することで短時間で的確に子どもたちのつまずきを見つけ、指導することができる。今回は単語の書き取りでしたが、限られた時間で効果的な指導ができることを再確認しました。この他の教科でも、自分の考えを書いたものを映し出し、全体で共有したり話し合ったりしています。

 効果的に活用するためには、子どもたちが円滑に操作できることも重要なポイントです。低学年の頃からタブレットを使用した学習の経験を積み上げていくことの大切さも感じました。 

安心安全な給食のために

9月2日(月)

 毎日暑い日が続いています。

 共同調理場や米飯業者等から届いた給食は、給食の時間が来るまで体育館側の「コンテナ室」で保管されています。安心で安全な給食を提供するために、コン

テナ室はシャッターが下ろされ、異物混入を防止しています。

 しかし、締め切られているコンテナ室内の温度は時に35度を超えることもあり、給食が傷んでしまうのではないかと心配しており、町の教育委員会の方に適切な温度管理ができるようエアコンの設置をお願いしておりました。

 渡り廊下同様、こちらも夏休み中にエアコンの取り付け工事が完了し、適切な温度管理ができるコンテナ室で給食が保管できるようになりました。無償で提供されている学校給食を、いつでも安心して子どもたちに食べさせられるということは、本当にありがたいことです。

工事完了!!

9月2日(月)

 夏休み中に行っていた南校舎と北校舎をつなぐ渡り廊下の工事が終了し、新しい渡り廊下が完成しました。

【南校舎の出入り口側から撮影】

【北校舎の出入り口側から撮影】

【右が南校舎、左が北校舎】

【左が南校舎、右が北校舎】

 

 天井が高くなり、両脇の壁もないので渡り廊下全体が明るく、非常に風通しが良くなりました。

 先日の台風の際も思いの外、雨水の吹込みもありませんでした。

 参観日の際にはぜひ、この渡り廊下をご使用ください。

2学期スタート!!

9月2日(月)

 台風10号の影響で、3日遅れてのスタートとなりましたが、今日から2学期が始まりました。

 1時間目にオンラインでの始業式を行いました。

 児童代表の作文発表を3年生が行い、校長先生のお話、校歌斉唱と予定通り行われました。

【始業式が始まりました】

【校歌斉唱は伴奏の動画に合わせて行いました】

 

 式後には、今月の目標である「熱中症に気をつけよう」について、係の先生からお話がありました。

【1年1組】

【2年1組】

【3年1組】

【4年1組】

【4年2組】

【5年1組】

【5年2組】

【6年1組】

【おすず・みのり学級合同】

 

 どの学級の子どもたちも、画面を見ながら、真剣に先生のお話を聞いていました。

 夏休み期間中大きな事故もなく、無事に2学期を迎えることができました。これもひとえに、保護者や地域の皆様のおかげと職員一同感謝申し上げます。

 2学期もどうぞよろしくお願いいたします。

令和6年度宮崎県いじめ問題子供サミット

8月23日(金)

 8月21日(水)、宮崎県庁本館2階講堂において、令和6年度宮崎県いじめ問題子供サミットが開催されました。

 本校は、本年度宮崎県の「いじめの未然防止に関する取組推進校」になっており、この日、代表児童2名が学校の取組を発表するため、このサミットに参加しました。

 県内には本校を含む小中学校7校が同様の取組推進校になっており、各校の取組を紹介しました。発表順は、直前に抽選により決められました。

【抽選の様子】

 各学校の発表の様子です。

【都農中学校の先輩方も発表しました】

 本校は5番目に発表しました。

 

 本校の代表児童は、各校の取組を発表を真剣な表情で聞いていました。

 

 6校の発表が終わると、休息をはさみ、グループ協議へと入りました。

 協議のテーマは『「いじめはしない」という感覚を身につけるために、私達にできること』でした。

 参加者が4つのグループに分かれて協議を行い、その後、互いの考えを共有するために発表しました。

 発表が終わると、そのグループでまとめられたものが掲示されました。

 

 このサミットの様子は夕方等のニュースで放送されるのでしょう。会場内にはたくさんのテレビカメラや記者さんがおられ、オンラインでの配信も行われていました。

 

 サミットの全てが終わり、参加者全員で記念写真を撮りました。

 

 短い時間ではありましたが、参加している全ての小中学生は他校の発表を真剣な表情で聞き、初対面でありながらもテーマに沿って活発に意見を出し合い、充実した時間を過ごしていました。参加している小中学生の生き生きと、キラキラとした表情は印象深く残っています。

 会場となった県庁本館2階にある講堂は、誰でもいつでも簡単に入れる場所ではありません。ここに入れたことも貴重な経験だと思いました。

 

5年ぶりのエイサー奉納

8月1日(木)

 赤木邸に設置された御旅所にお神輿が到着し、初日最後の神事が終わった後、本校6年生のエイサーが奉納されました。

 午後6時を過ぎても気温は下がらず、強い西日の中、たくさんの皆様に見守られながらエイサーを奉納した6年生には、少し緊張が見られましたが、踊り進めるうちに表情が和らぎ、堂々と踊る姿に変わっていきました。

 奉納後は、都農神社の宮司様が6年生にねぎらいの言葉をかけてくださいました。

 その後、宮司様、町長様、教育長様に入っていただき、全員で記念撮影を行いました。

 実は、子どもたちにはこんなにもたくさんのカメラが向けられていたのです。

 皆さん、記念の1枚を写真に収めたかったのだと思います。その気持ちはよくわかります。良い写真が撮れたでしょうか…。 

 この後、子どもたちは直前に練習した中央公民館に戻り、衣装や道具を片付け、解散となりました。ここで、着付けや直前のリハーサルの様子もお伝えします。


【着付けには保護者の皆様にも協力いただきました】

 奉納後の片づけの様子です。↓

 熱中症対策として、社会教育課のお取り計らいで、中央公民館の大会議室をお借りし、エアコンの効いた涼しい部屋で着付けやリハーサルをさせていただきました。子どもたちを思ってくださるいろんな方々のお心遣いには感謝しかありません。

 

 地域の行事に参加し、いろんな方々から拍手や賞賛の言葉をいただくことは、子どもたちが、小学生の自分達にも地域のためにできることがあるということを実感できる貴重な機会となります。これは、校内だけではなかなか経験できないことです。

 私たちは、これからも様々な教育活動を通して「都農で育ち学ぶことを通して 郷土に誇りと愛着をもち 未来を切り拓く心豊かでたくましい都農の人づくり」に取り組んでいきます。

【御旅所に向かうお神輿と都農中太鼓台】