日誌

校長室の窓から

1月が終わります。

 令和3年がスタートしてから、早くも1か月が経とうとしています。新型コロナウイルスに関する宮崎県独自の緊急事態宣言が出されてから今日で3週間の21日。今のところ2月7日(日)までの延長ですが、この先どうなるのか全く予想できません。延岡市でも、このところ身近にPCR検査を感じられるようになりました。誰でも感染する可能性があることを肝に銘じながら、しっかりと感染予防対策をしていく必要があります。子どもだけでなくご家族のどなたかが体調不良の場合は、少しでも早く保健所や医療機関にご相談いただきますよう改めてお願いいたします。また、PCR検査を受けることになった場合は、必ず学校にご連絡ください。よろしくお願いいたします。
 2月は、入学説明会や今年度最後の参観日を予定しています。変更等がありましたら、できるだけ早くお知らせしてまいります。

 1月の校門掲示板は、3年生の担当でした。年の初めの抱負がひとりひとりしっかりとつづられていました。1年間のまとめに向けて、そして新しい学年の準備に向けて頑張ってほしいものです。

将来の夢の実現に向けて②

 今日は、5年生が「子どもたちに伝えたいこと」の学習をしました。本日お招きした講師は、(株)昭和の取締役専務 黒木雄介さんです。(株)昭和は、大武町の鉄鋼団地内にあり、半導体関連から食品加工の機械開発など、多方面へ製品を送っている会社です。
 黒木さんから「飛行機の部品も作っています」「工場のこの機械は・・万円します」と説明があると、子どもたちから「えーっ?!」と驚きの声が上がりました。画像や動画で分かり易く説明をしてくださり、子どもたちは興味深く話を聞いていました。
・ 会社で一番大切にしていることは「コミュニケーション」。チームの力があってこそ、すばらしい製品が作れます。
・ 仕事で嬉しいのはお客さんから感謝されたとき。お客さんに喜んでいただくために品質にこだわっています。
など、会社のリーダーとして、仕事人としての熱い思いや「ものづくり」の魅力を教えてくださいました。

将来の夢の実現に向けて

 25日(月)、市教委主催事業「子どもたちに伝えたいこと」が6年生を対象に実施されました。これは、延岡市の様々な分野で活躍されている方に、苦労された体験や困難を克服された経験をとおして、これからの社会を担う子どもたちにたくましさや自立する力の大切さを伝えていただくものです。正に「生き方の学習=キャリア教育」です。
 講師としておいでいただいたのは、旭化成資材・購買部課長の増淵樹(ますぶち たつき)さん。増淵さんは、もと旭化成柔道部の選手で、国内の主要大会で何度も優勝したり日本代表として国際大会にも出場されたりしています。ご存じの方も大勢いらっしゃることでしょう。私もその一人でした。「子どもたちに伝えたいこと」は3つ。
①基本を大切にする
 小学生のうちは基本を身に付けること。
②夢や目標をもち実現のために努力を続ける
 継続は力なり。人生は階段のように一段一段しっかり昇る。仲間やライバルとの出会いを大切にする。
③「働く」とは支え合うこと
 経済的な面だけでなく、すべての仕事は社会の役に立って人々の生活を支えている。

 多くの経験を通とおして得た人生訓は、聞くものの心を打ちます。あと2か月で卒業式を迎える6年生に大きなエールを送っていただきました。本当にありがとうございました。

12月が終わります。

 12月とともに令和2年が終わります。
 新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で、生活様式や社会情勢が大きく変わってしまった1年でした。これまでもたびたびお伝えしてきたとおり、学校教育もこの1年でいろいろなことを見直さざるを得ない現実に直面してきました。その度ごとに、保護者や地域の皆様にはご心配をおかけしてきたのではないかと思います。精いっぱいの感染防止対策を取りながらも、必要な教育活動を止めない判断は今後も変わらないでしょう。コロナ後の新しい学校生活を見据えながら、令和3年も歩んでまいる所存です。何卒よろしくお願いいたします。

 今月の正門掲示板は、6年生の今年の思い出が英語で掲示されていました。運動会や修学旅行など、6年生ならで視点で書かれてあります。一人一人の成長の跡が垣間見えて、幸せな気持ちになります。
 子どもたちも職員もいない学校はとても静かです。1年の締めくくりをこの凛とした空気の中で迎えています。
 どなたもどうぞ、良い年をお迎えください。
 

2学期が終わります。

 今日24日(木)は、2学期の終業日です。
 3時間目に「終業式」を行いました。昨年までは、体育館に全校児童が集まって行われましたが、今年は1学期の始業式からずっと校内放送での儀式です。コロナ禍にあって変わったものの一つです。
 式では、2学期での子どもたちや先生方の頑張りを称賛しました。いろいろと制限される中でも、学習や運動に一人一人が精一杯頑張りました。運動会や修学旅行、宿泊学習など大きな学校行事も所期の目的を果たすことができました。
 先日発表された今年の漢字「密」を引き合いに、校長として選んだ漢字は「東」です。全校児童と職員が一つになって、この困難な時期に立ち向かっていることに感謝します。

 先行きの見通せない現状ではありますが、感染防止対策をしっかりと行いながら13日間の冬休みを有意義に過ごしてほしいものです。3学期の始業日は1月7日(木)です。子どもたちの元気な笑顔に会えるのを楽しみにしています。
 2学期間、ご理解とご協力を賜り心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

11月が終わります。

 全国のニュースは、いまだに新型コロナウイルス感染症に関するものが主流です。年明けから話題になり始めたこのニュース。やがて1年になろうとしています。一部の報道では、来月12月からワクチンの接種も始まりそうな状況のようですが、どうなるのでしょうか。予断は許せません。感染の第3波が心配される中、宮崎県でも少しずつ感染者が増えつつあります。ずっと最前線で取り組まれている医療従事者の皆さんを思うと、そちらも心配でなりません。感謝と同時に心身の健康への配慮を全国民が忘れてはならないでしょう。
 11月が終わります。今月は、修学旅行や宿泊学習といった大きな行事がありました。少しでも思い出に残ることができたら幸いです。また、来年4月に入学する幼児を対象とした就学時健康診断も実施しました。少しずつ令和3年度の準備も始まります。
 12月は、2学期のそして令和2年のまとめの月です。24日(木)の終業日に向け、しっかりと振り返りをしてまいります。何ができるようになったか・・・そのことを確かめる月です。

11月の校門掲示板は、5年生の担当でした。自分の目標を漢字一文字に表す高度な作品が掲示されていました。どれも素晴らしい作品ばかりです。

ご家庭でもどうぞ。

 午前中、家庭科室からとてもよいにおいが流れてきていました。今日は6年生(3組)が調理実習で「ジャーマンポテト」を作ったようです。ホクホクしたジャガイモとカリカリのベーコンがベストマッチのジャーマンポテト。自分勝手にそのおいしさを想像していたところ、校長室のドアが「トントン」となりました。

 神通力が通じたのか、できたてのよいにおいのするジャーマンポテトが届きました。思わず「待ってました!」と叫んでしまいました。

 コロナ禍にあって、調理実習もようやく少しずつ可能になってきましたが、油断は禁物です。これまで以上に衛生面に気を付け、また感染対策を徹底しながらの実習でした。
 予想どおりのおいしい「作品」をいただきました。家庭でもぜひ作ってみてください。6年3組の皆さん、ごちそうさまでした。ありがとうございました。

6年生と遊ぼう!

 今日20日(金)から来週にかけての5日間、児童会体育委員会主催で恒例の「全校遊び」が始まりました。これは、これまで何かとお世話になってきた6年生と一緒に遊ぶことで、感謝の気持ちを表すとともにステキな思い出づくりをすることが目的です。
 1日目の今日は4年生と遊ぶ日でした。3クラスずつ半分に分かれてドッジボールをしました。6年生の強いボールでもしっかり受け止めたり、上手に交わしたりする4年生もいて、6年生からも「すごい!」という声が聞かれていました。コロナ禍にあって、6年生が活躍する場がグッと減ってしまった今年ですが、少しでも在校生の記憶に残る取組を進めていきたいものです。
 そばで見ていた1年生が、「いいなあ。校長先生、1年生も遊べるの?」と話しかけてきました。もちろんですよ。楽しみにしていてくださいね。
 今後の計画は以下のとおりです。
◇24日(火)3年生と(鬼ごっこ けいどろ)
◇25日(水)2年生と(鬼ごっこ けいどろ)
◇27日(金)1年生と(鬼ごっこ けいどろ)
◇30日(月)5年生と(ドッジボール)

 6年生のどことなく穏やかな表情が印象的でした。少しずつ卒業への気持ちも高まってきているのでしょう。ちょっぴり胸が熱くなってきた自分が分かりました。ありがとう、6年生。