日誌

2020年5月の記事一覧

5月が終わります

 30日(土)、平年より1日早く宮崎県が梅雨入りしたようだという発表がありました。これからひと月ほどは、雨とのお付き合いとなるのでしょうか。この雨と同時に、新型コロナウイルスが少しは落ち着いてくれるとよいのですが
 5月が終わります。4月以降、臨時休業で通常通りの学校生活を送ることのできなかった子どもたちですが、少しずつ生活リズムを取り戻しつつあります。多くの行事等が実施できない状況で、保護者の皆様にもご迷惑をおかけしました。このまま終息に向かってくれることを願いつつ、感染防止に全力を尽くしてまいります。
 6月は、当初の予定を少し変更しながら、できる限り円滑に進めていく予定です。このホームページにも行事予定を掲載しましたので、ご確認いただければ幸いです。

 5月の校門掲示板は、5年生の句が掲示されていました。いくつかご紹介します。
人生初 心おどらせ 通学路(Kさん)
 高学年としての自覚の高まりでしょうか。新しいクラスへの期待でしょうか。同じ登校班の1年生への責任感でしょうか。新しい節目を実感しています。
新学期 最初はきれい ノートの字(Oさん)
 思わず膝を叩いてしまいました。あるあるですね。それでも新しい気持ちで臨む姿勢に高学年らしさを感じます。きれいなノート、ずっと続けてくださいね。

職員紹介について

 先日複数の保護者から、「今年の先生方の顔が分からないので紹介してほしい」というご要望をいただきました。確かに、例年ですとPTA総会の折に、保護者の皆様に職員を紹介する機会をいただいていましたが、今年度は新型肺炎の関係で総会が開催できていません。それぞれの学級担任は、4月に行った保護者面談でお分かりいただいていますが、それ以外の職員についてはご存じないことでしょう。このホームページ上で紹介しようとも考えたのですが、プライバシーの問題もあり断念しました。
 参観日など、別途方法を考えてご紹介する機会を設定しますので、今しばらくお待ちください。なかなかうまくいかずご迷惑をおかけいたします。よろしくお願いいたします。

今年も1年生のステキな紙飾りができました。廊下を吹き抜ける風に揺れて、とてもきれいです。心が癒やされます。
 

しっかり!ひがしっ子!!

 先日、地域の方から学校におしかりのお電話がありました。内容は、「公園で大量のごみを散らかす小学生がいる。注意しても聞かない。私達がそれを拾っている。学校はどんな指導をしているのか。」というものでした。同じ地域の住民(市民・県民・国民)であることを踏まえ、学校での指導が十分でなかったことをお伝えし、これからも一緒に育てていただくことをお願いしました。
 その足で現場に行くと、確かに長く伸びた草の陰に子どもたちが捨てたと思われるお菓子のごみが落ちていました。ペットボトルやたばこの空き箱、吸い殻もありました。20分ほどで、バケツ1杯分ほどのごみを拾うことができました。

 私が拾っていると、遊んでいた4年生の男の子と女の子が「ここにもありました」「こんなごみもありました」と持ってきてくれました。「こんな心のきれいな子もいるんだ」と自分に言い聞かせながら、残念な行為をした人(子どもだけではない!)の心の狭さに思いをはせました。思い返せば、1年前のこのブログにも同じような記事を載せました。そのときごみを拾っていたのは6年生でした。
 学校では、翌日生徒指導主事から全校一斉に、また学級担任からも各学級で指導しました。
 日本人には、高い清潔感や倫理観が備わっているという世界的な評価があるときいたことがあります。「民度」という言葉もあります。今一度ご家庭で話題にし、子どもたちが外でどんな過ごし方をしているのか確かめていただけないでしょうか。将来の地球を担う子どもたちです。今身に付けてほしいことです。「やるときは やる」しっかり!ひがしっ子!!

幸せおすそ分け

 21日(木)付けの夕刊デイリーには、東小学校にまつわる大きな記事が二つ出ていました。
 一つは、この4月に延岡市教育委員会の学校支援対策監に就任された伊東洋之さんの記事「ひと」。伊東さんは、6年3組の悠希さんのお父さん、つまり本校の保護者でもあります。市教育委員会と旭有機材の人材交流により
学校教育に関わることになった伊東さんですが、企業のノウハウを生かした「戦略的な」発想で、膠着化しやすい学校現場に新風を吹かせていただいています。現場第一主義の伊東さんは、時間があれば学校に直接出向き、各学校の課題把握に努めていらっしゃいます。本校にもこれまで数回おいでいただきました。働き方改革やキャリア教育についてのアドバイスをいただいています。がんばっていらっしゃる保護者に、心強いうれしさをいただきました。
 もう一つは、5年2組の本田京次さんがお姉さん(延岡中2年)と二人で、お小遣いを貯めたお金で児童福祉施設に2,000枚のマスクを購入し寄贈したという記事です。家族旅行のために貯めたお小遣いですが、新型肺炎の影響で旅行を断念したことから寄付を思いついたそうです。マスク不足や高額転売が話題となる中、こうした善意の行為は暗く沈みそうな気分を元気に奮い立たせます。16日(土)に贈呈式が行われたとのことです。「人の役に立つことができてよかった」というコメントに感動しました。記事に添えられた写真の顔のりりしいこと。幸せな気分を味わわせていただきました。
 著作権の関係で新聞記事は載せられませんが、機会がありましたらどうぞ二つの記事をご覧ください。

理科の授業で育てているヒマワリです。土の管理がよいので、グングン育っています!

新しい「生活様式」

 政府の緊急事態宣言解除を受け、各地でこれからの感染防止対策と生活の在り方が問題視されています。「もうこれまでと同じ生活はできない」と、少し脅迫めいた表現も聞かれますが、新型コロナウイルスに対処できる薬やワクチン、治療法等が確立されるまでは致し方ないのかもしれません。
 宮崎県がこれからの新しい「生活様式」と題して作成したリーフレットが届きましたので、下にPDFで掲載します。各ご家庭で、職場で、どんな対応ができるのか話題にしていただければ幸いです。学校でも、どんな対応が必要になるのか今後検討してまいります。これがスタンダードになる日がくるのでしょうか。。。
「新しい生活様式」(宮崎県作成).pdf