2022年11月の記事一覧

11月4日(金)の給食

麦ごはん 牛乳 五目豆腐スープ 鶏肉とさつまいもの揚げ煮

昔、戦争をしていた頃、なんとしても勝ってもらおうと、兵士たちにお腹いっぱい白ご飯を食べさせていました。しかし、戦う前に病気で亡くなる人が多く、戦争に負けてしまいました。亡くなった原因は「脚気」という病気にかかっていたからです。脚気は、ビタミンB1が足りなくなる病気です。脚気になると、筋肉の力が弱くなり、心臓がはれるなどして、ひどい時は死んでしまう恐ろしい病気です。この病気からみんなを救ったのは、海軍のお医者さんで、宮崎県生まれの高木兼寛さんという方です。脚気になるのは、栄養バランスの偏りに原因があるとして、兵士たちにビタミンB1の多い麦をご飯に混ぜて食べさせました。するとみるみるうちによくなり、脚気で亡くなる人はいなくなりました。とても大切な働きを持つ麦ですね。

11月2日(水)の給食

麦ごはん 牛乳 Soyかけ じゃがいものそぼろ煮 白菜のおかか和え

五ヶ瀬町では。「早寝、早起き、朝大豆」に取り組んでいます。大豆にはトリプトファンが豊富にふくまれ、日中の活動を活発にさせたり、夜の睡眠をうながしたりするホルモンの材料にもなります。朝、しっかり大豆や大豆製品をとることは、一日の生活リズムを整えることにもつながります。Soyかけは、五ヶ瀬町役場の方が考えた、大豆を使った手作りふりかけです。五ヶ瀬町産の大豆、梅干し、釜炒り茶を使い、ちりめん、ひじき、ごまなどカルシウムたっぷりの食材がふくまれています。時間のあるときに自宅でも作って、朝ご飯といっしょに食べてみてもいいですよ。作り方は給食だよりを参考にしてみてください。

白菜のおかか和えには、3年生が総合の時間にお世話になっている渡邊たかしさんからいただいたパプリカと、Soyかけには、1年生がG授業で作った梅干しが入っていました。おいしくいただきました。

11月1日(火)の給食

高菜チャーハン 牛乳 きのこスープ フルーツ杏仁

今日の高菜チャーハンの中には「ちりめん」が入っていました。「ちりめん」とはいわしの赤ちゃんのことで、「ちりめんじゃこ」とか「しらす干し」とも言われます。一般的には生のしらすをゆでた物を「釜揚げしらす」それを干した物を「しらす干し」、さらに乾燥させた物を「ちりめん」と呼んでいます。給食ではいつも宮崎県産の物を使っています。