2024年10月の記事一覧
10月11日(金)の給食
麦ごはん 沢煮椀 里芋のそぼろ煮 牛乳
今日は、里芋のお話です。里芋が日本に伝わったのは、稲作より前の縄文時代とされています。親芋を囲むように子芋、孫芋が育つため、豊作や子孫繁栄の象徴とされてきました。里芋といえば、皮をむいたときのぬめぬめ感が特徴です。このぬめぬめとしたものは、「ガラクタン」という成分で、生活習慣病を予防したり、体調を整える働きがあります。
10月9日(水)の給食
米粉バーガーパン ミネストローネ 白身魚フライ コールスローサラダ 牛乳
今日は五ヶ瀬町産の米粉を使った米粉バーガーパンです。魚フライやサラダを上手にはさんで、フィッシュバーガーにして食べます。魚といっしょにはさむサラダは、コールスローサラダです。キャベツを千切り、もしくはみじん切りにして作るサラダで、マヨネーズやドレッシングであらかじめ和えて味をなじませてあります。食感は生のサラダよりもしっとりとしているのが特徴です。今日はきゅうりやピーマンなども加えて彩りよく仕上げました。
10月8日(火)の給食
麦ごはん チンジャオロース 中華コーンスープ 牛乳
中華料理の名前は漢字4文字で表されるものが多くあります。4文字の中に調理方法・材料・切り方・調味料などが組み込まれています。チンジャオロースーも漢字4文字で書かれますが、「チンジャオ」とはピーマンの意味、「ロー」は漢字で肉と書き、お肉の意味、「スー」は漢字では糸という字を二つ書き、糸のように切る、つまり細く切るという意味です。日本語に訳すと『ピーマンと肉の細切り炒め』といったところでしょう。お肉と一緒に炒め、しっかり味がついているのでピーマンが苦手な人もきっとおいしく食べられるはずです。
10月4日(金)の給食
麦ごはん 大和煮 梅肉和え 牛乳
今日の「梅肉和え」は梅干しの実をペーストにした物を使っています。梅干しが酸っぱい理由は、「クエン酸」という成分がふくまれているからです。クエン酸の特徴は、強い殺菌力です。気温や湿度が高く、食べものが腐りやすい夏には、お弁当やおにぎりに梅干しを入れると、いたみにくくなります。もう1つの特徴は、疲れをとってくれる働きです。疲れのもとになる「乳酸」を分解し、乳酸ができにくくしてくれます。
10月2日(火)の給食
麦ごはん ご汁 いわしの生姜煮 ゆで野菜 牛乳
今日の給食は、ご飯、魚の煮物、和え物、汁物という「和食」です。平成25年に、「和食」がユネスコの無形文化遺産に登録されました。世界中が和食に注目しています。それは、日本では、季節や地域ごとに、新鮮な食材を生かした料理が昔から作られてきたことが魅力の一つです。みなさんは、春夏秋冬の四季があるのは、日本だけということを知っていましたか?季節の移り変わりがあることで、四季折々のいろいろな食材が収穫されます。また、昆布や煮干しからとっただしには「うまみ」がたっぷりでています。その「うまみ」を使って汁や煮物を作るため、おいしさが増して味付けに使う調味料が少なくて済みます。薄味でいつまでもあきのこない味に仕上がります。この「うまみ」は他の国にはない食文化です。日本特有の食文化を受け継いでいきたいですね。