部活動

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原点

 ゴールデンウィークの締めくくりは、久しぶり(初めて?)の2日間練習でした。本来は予定が入るはずだったのですが、いろいろと状況が変わり、図らずも榎原でみっちり練習という2日間になりました。中体連に向けて、もう一度原点に帰り、この1年間の総決算をしたいと考えていたところだったので、とても貴重な時間となりました。


 土曜日は、普段やっている基礎・基本の練習メニューをもう一度じっくりと見直しました。基本的な流れは、アップ→トレーニング→パス→サーブキャッチ→ディグ→ブロック→スパイク→フォーメーション→ゲームという感じなのですが、土曜日は細かい注意点や確認をしていった結果、4時間半でサーブキャッチの途中までしか行きませんでした。練習の8~9割は基本練習なので、この部分がおろそかになっていたら絶対にボールは繋がりません。妥協することなく、もう一度基本を追及する気持ちを高めてほしいと思います。


 日曜日は、さらに原点に戻るべく、榎原小学校の体育館で練習を行いました。さらに、
OBも集まってくれたので、昨日の残りのサーブキャッチまで確認した後、練習試合を行いました。基本を意識しながらのプレーの中で、いつもよりプレーの安定感が増し、5セットとも自分たちの流れで試合をすることができました。また、練習後にも後援会から昼食の差し入れがあり、周囲の方々のありがたさを感じた一日となりました。

他にも、この日は榎原地区体育館で女子の県南地区大会が行われており、そこで3年ぶりに復活した榎原中女子バレー部が練習試合を含めて初のセットを取ることができました。これは男子バレー部が県で優勝することと同じくらいすばらしいことです。レベルの差に関係なく、この日の女子バレー部は十分に練習の成果を出すことができていました。私も女子バレー部が一生懸命プレーしている姿を見て、あらためて初心に戻ることができました。

 すべての物事には始まりがあり、その初心を忘れずに続けることはなかなか難しいことです。今年のテーマは、“すべては学び、すべては準備、すべてに感謝”(http://cms.miyazaki-c.ed.jp/4225/htdocs/index.php?key=joc1ofl2z-133#_133)です。女子バレー部の姿、榎原小の体育館、卒業した先輩方など、この2日間のことを思い出しながら、もう一度原点に帰り、初心に帰り、謙虚に自分を見つめ、目標や目的を再確認し、周囲に感謝をして目標に向かって努力し続けてほしいと思います。

 あと一ヶ月をかけて選手がすべてを出し切れるような完璧な準備をし、選手たちがそのことを練習で意識をして一歩でも1mmでも目指すバレーの近づけるように力を合わせていきましょう。
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