学校の様子

2025年11月の記事一覧

心と向き合う「ストレス対処法」と「上手な聴き方」

 11月26日学級活動の時間に、生徒たちは自分自身のストレスとの向き合い方と、友人とのより良い関わり方について学びました。この学びがご家庭での対話のきっかけとなれば幸いです。

 知って受け止める「ストレス」への向き合い方、生徒たちに「どのような時にストレスを感じるか」を考えてもらい、「テスト前」「部活でうまくいかない時」など、具体的な場面が共有されました。ストレスは「悪者」だけではない!ストレスには、2種類があることを学びました。

善玉ストレス 目標達成の原動力となる

悪玉ストレス 心身の不調を引き起こす

 同じ状況でも、その時の状況や受け止め方によって、ストレスの質が変わることを理解しました。

 ストレスへの具体的な対処法を体験具体的な対処法として、医学的にも有効な「リラクセーション法」を体験しました。深い呼吸法、体の緊張を意図的に緩める筋弛緩法、生徒たちは動画を見ながら実践し、自分に合ったリラックス法を見つけるヒントを得ました。

 

 安心感を与える「上手な聴き方」のポイント

 悩みや相談を受けた時に、どのように聴くことが相手にとって良いのかを考えました。信頼と安心を生む「F・E・L・O・R(フェロー)モデル」相手に「あなたの話を大切に聴いているよ」というメッセージを伝え、安心感を与えるための具体的な聴き方(傾聴スキル)を、ロールプレイを通じて実践的に学習しました。

 

 保護者の皆様へのお願い

 不安や悩みを一人で抱え込まず、信頼できる人に相談することの大切さを改めて確認しました。今回の学びが、生徒たちが自分自身の心と向き合い、周囲の人々とのより良い人間関係を築く力となることを願っています。ご家庭でも、ぜひ生徒さんが学んだ「ストレスとの向き合い方」や「F・E・L・O・Rモデル」について話題にしてみてください。

薬物乱用防止教室を開催しました

   11月21日(金)に、薬物乱用防止教室を開催しました。

今回は、都城中央ライオンズクラブの皆様を講師にお招きし、薬物乱用の恐ろしさや、身近に潜む危険性についてご講演いただきました。

1. 開会・ライオンズクラブ紹介

都城中央ライオンズクラブの吉村様より、ライオンズクラブの活動紹介と、本校生徒が制作した薬物乱用防止ポスターの出展に対する感謝のお言葉をいただきました。

 

2. 薬物乱用の危険性

 園村様より、「薬物乱用が心と体に与える悪影響」について、具体的なお話がありました。特に、薬物はSNSなどを通じて身近に存在すること、そして、若者をターゲットにした巧妙な誘惑の手口があることについて、詳細な説明がありました。生徒たちは、薬物を「たった1回」使用することが、いかに恐ろしい結果を招くかを学びました。

 最後の薬物依存に関する動画では、その依存の恐ろしさを強く認識し、改めて薬物には絶対に手を出さないという決意を固めることができた時間となりました。

 

 都城中央ライオンズクラブの皆様、貴重なご講演をいただき、誠にありがとうございました。

 

校内研究「一人一授業」を実施しています

本校の校内研究の最大の目玉である「一人一授業」に取り組んでいます。これは全職員が一回ずつ研究授業を行い、お互いにそれを参観し合うことで、教師自身が自己の授業を改善していく取組です。教師にもそれぞれ得意な授業スタイルがあります。生徒の学びをより主体的にするために、ICTの効果的な活用や、生徒に興味・関心をもたせる工夫など、他の先生の取組から学んだり、どうすれば生徒が理解しやすいかを協議したりしながら、研究を進めております。 【1年理科】 【3年社会】 【1年技術】 【1年体育】【1年社会】 【3年英語】

そのような中、11月11日(火)に実施した上野亮先生(3年1組理科)の一人一授業は、都城市教育研究所主催の研究授業を兼ねて実施しました。都城市では初の生成AIを活用した授業を行いました。今後、都城市の小中学校がどのように生成AIを活用していけばよいのかを研究するためのとても貴重な授業にチャレンジしました。