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学校の様子

月の動きと見え方

 12月8日(金)、9年生(中3)が理科の授業で観察・実験に取り組みました。当然ですが、夜に観察しようと思っても、時間的な問題があるためモデルを使用しての観察・実験でした。

 球体のモデルは太陽の光が当たっている部分が白、陰になっている部分が黒と半球に塗り分けられています。それを月に見立て、360度を8等分した位置に置きながら、地球(自分)からどのように見えるのかを図にまとめていきました。門田先生によれば、「小学校6年生で同じことを学習している。」ということでしたが、生徒はすっかり忘れていたようです。その分、観察に一生懸命取り組めたのかもしれません。

 月の見え方とは別に、授業が始まる前の休み時間に、生徒はアルミホイルで包まれたコップに静電気を貯めていたようです。コップは4つあり、ロシアンルーレットみたいに静電気のあるコップは1つだけ。授業の最後に勇気ある男子生徒が、すべてをチェックしました。かなりビリビリしたようですが、生徒は盛り上がっていました。身の回りにある科学を体感できたようでした。

人権集会

 12月4日~12月10日は人権週間となっています。1948年、国際連合第3回総会において、全ての人民と全ての国とが達成すべき共通の基準として、「世界人権宣言」が採択されました。法務省の人権擁護機関では、人権デー(「世界人権宣言」が採択された日)を最終日とする1週間を「人権週間」と定め、1949年から毎年、各関係機関及び団体とも協力して、全国的に人権啓発活動を特に強化して行っています。

 本校でもその取組の一環として、12月6日(水)に人権集会を開き、人権について全児童生徒で考えました。いじめや虐待、性被害等のこどもの人権問題、インターネット上の人権侵害、障害のある人や外国人、性的マイノリティ等に対する偏見や差別、部落差別(同和問題)、ハンセン病問題といった多様な人権問題が依然として存在しています。講師役となった永野先生が具体例を示しながら、「どう考えたらいいのか?」、「どう行動すべきなのか?」を問いかけ、児童生徒は真剣に考えていました。大切なのは、一人一人が様々な人権問題を、自分以外の「誰か」のことではなく、自分のこととして捉え、互いの人権を尊重し合うことの大切さについて、認識を深めることでしょうか。

 また、人権について考えた後は、11月12日(日)、高崎福祉保健センターで開催された高崎地区社会教育関係団体等連絡協議会で表彰された本校の児童生徒一人一人に改めて、全児童生徒が見守る中、表彰状が渡されました。今後も全児童生徒の活躍に期待したいところです。

合同練習

 12月2日(土)、テニス部が都城市総合運動公園テニスコートで、県立都城泉ヶ丘高等学校附属中学校の練習に参加させてもらいました。

 この日は男子だけの練習でしたが、附属中学校は1年生9人、2年生6人、計15人と本校よりはるかに人数が多く、そんな練習で生徒は大変刺激を受けたようです。最初はどこか遠慮がちな行動でしたが、附属中学校の生徒とテニスの技術的なことや練習の仕方についてコミュニケーションをとりながら活動できるようになっていったようです。技術的なこと以外に、今回の合同練習は大きな意味がありました。顧問の竹之内先生も練習の仕方など、大変参考になったとおしゃっていました。

 附属中学校には12月16日(土)にも合同練習をお願いしています。次回は女子も参加予定です。技術的なことはもちろん、おどおどせず大人数の中でも自ら積極的にコミュニケーションがとれるようになって欲しいものです。

持久走大会

 12月1日(金)、全校児童生徒で持久走大会を開催しました。少し風があり、寒い中での競技となりましたが、けが人もなく無事全員が完走しました。ほとんどの保護者の方が応援に来てくださいました。応援ありがとうございました。おかげさまで、子どもたちもいつも以上に頑張ったようです。

 持久走というと「辛い」、「おっくうだ」と思いがちです。子どもたちは大会へのモチベーション、記録更新、体力の向上という目的で、写真のように校内にハート型のマップを掲示し、運動場を1周走るごとに自分の好きな色で1ピースを塗っていきました。大会当日の朝までにはすべてのピースを塗りつぶし、やる気満々で大会に臨みました。

 ほとんどの児童生徒が、目標タイムや体育の授業中の記録を上回っていました。子どもたちが何より素晴らしいと思ったのは、小学生、中学生、速い人、遅い人を問わず、「頑張れ~!」と最後のランナーがゴールするまで応援し続けたことです。

 全員良く頑張りました。明日・明後日は休日です。疲れをしっかりとって、冬休みまで残りの2学期を頑張りましょう。

みやざき小中学校学習状況調査

 11月30日(木)、7年生(中1)を対象にみやざき小中学校学習状況調査が行われました。 11月30日は、国語・理科・英語の3教科が実施されました。テストは12月1日(金)までで、残りの社会・数学の2教科と意識調査が実施されます。

 今回の調査はCBT方式をとっています。CBTとは、Computer Based Testing(コンピュータ ベースド テスティング)」の略称で、コンピュータを使った試験方式のことです。通信状況によっては、不具合が出る可能性もありましたが、今のところ大きな問題はないようです。タブレットを使ってのテストでしたので、選択問題はチェックすればよいのですが、キーボードを使っての文章での回答など、いろいろな回答方法があり、入力時間がかかるのではないかと心配されましたが、生徒は問題なく入力できているようでした。ただ、「画面上で、問題が表示されている所と回答を入力するところをスクロールして行ったり来たりしないといけないので面倒くさかったです。」というのが生徒の感想でした。

 これからは、このようなテスト方法が主流の時代になっていくのでしょうか。高校入試や大学入試等も、そうなっていくのかもしれませんね。