日誌

校長室

自分を見つめる

 毎月、人権教育担当から生徒向けに、自分を見つめるアンケートが実施され、集計結果が職員にも提供されます。アンケート項目は、誰もが過ごしやすい学校生活に向けての内容になってます。
●質問①「相手に対して、優しい言葉かけができていますか?」
●質問②「困っている人に気付いたら、協力して、手助け出来ましたか?」
●質問③「日常や授業中など、相手の発言をしっかり聞くことが出来ましたか?」
●質問④「今月、一生懸命に何かに取り組みましたか?(何かは自分で決めましょう)
     例:ボランティア活動・委員会活動・・・
 もちろん心から変わることが理想ですが、まずは意識して行動に移せる生徒が増えることを願っています。行動が変われば気持ちもついてきます。

主体的な自治活動(新しい学校文化)

 生徒たちの係活動・生徒会活動も、コロナウイルス感染症対策・熱中症予防対策でなかなか思うようにできていません。やろうと思っていてもなかなか出来ないこともあります。2学期は、先生達と何ができるのか?どのようにしたらできるのか?を一緒に考えていきながら、新しい学校文化をつくっていきましょう。
【2学期始業式での生徒会代表の発表(放送で)】

【生徒会代表 3年 ○○ ○○】 
 生徒会として、私は2学期に実行に移したいことが2つあります。
 一つ目は、学校行事を思い出に残るものにすることです。今年は、新型コロナウイルス流行による影響で、5月開催予定だった体育大会が10月に延期になり、平日の午前中開催となりました。楠の葉祭(文化祭)も規模を縮小しての開催となり、今までとは違う学校行事となります。思い通りにはいかず、大変なこともたくさんあると思いますが、全校生徒が一人一人が思い出に残る学校行事にするために、今できることを精一杯頑張りたいと思います。
 二つ目は、ボランティア活動です。去年の12月の生徒会執行部の取組で、ペットボトルキャップを集めました。約2か月でたくさんのペットボトルキャップが集まり、多くの命を救うために使いました。今回も収集しようと計画しましたが、実行に移すことが出来ませんでした。この他にも橋の日の清掃ボランティアを計画しましたが、コロナウイルス感染症が広がった影響で延期になりました。2学期は、ボランティア活動にも生徒会として積極的に取り組みたいと思います。
 以上、2つの目標を達成できるように、今できることを精一杯頑張ります。しかし、私一人や生徒会執行部だけでは成し遂げることができません。全校生徒一人一人と力を合わせていきたいです。1学期同様、生徒会活動へのご協力、よろしくお願いします。 

学級担任と考える戦争と平和

 戦争を体験したことのない教職員、経験された方々の高齢化により、戦争について聞く機会もなくなってきた状況の中、夕刊デイリーの坂本さんのご協力で、平和学習を計画しました。
 授業は、①学級担任による延岡大空襲の話(職員研修で事前学習したことをもとに)②音声資料を聞く(延岡大空襲体験記)③坂本さんの講話④ふり返りという流れで、各学級で実施しました。音声資料は放送で聞きました。
 どの学級も延岡大空襲体験記を真剣に聞き、それぞれに平和の大切さについて改めて考える機会になりました。

【学級担任から延岡大空襲について聞く生徒たち】

オンライン学習会の準備

 鹿児島の会場と3年生の各学級とをオンラインでつなぐ学習会の準備をしました。コロナウイルス感染症対策として、これからはオンラインによる講話を聞く機会も多くなってきます。オンライン講話の第1弾を前に、接続状況のチェックを3年職員で行いました。授業当日もうまくいくことを願っています。

やるね岡中生

 今日は、こんなうれしいことがありました。
 外部から講師をお招きして、キャリア教育を実施しましたが、その講師に町中で出会った岡中生男子2名が、「今日のお話ありがとうございました。とても参考になりました。」と自分から声をかけたということです。
 講師が大変感激されて、他の人に話していたと言うことを又聞きしました。
 自分から声をかけて感謝の気持ちを伝えられる、なんて素晴らしいことでしょう。
 やるね岡中生。
 これからもこんな生徒たちの行動が広がっていくといいですね。

岡富中学校をさらに前進させるために(研修会)

 岡富中学校をさらに前進させるためには、・・・という内容で、研修を行いました。この取組は、生徒・地域の代表にも行っています。教職員・生徒・地域・保護者が協力して、岡中をさらに前進させていきます。「やるね『岡中』」と認めてもらえるような学校づくりを様々な人の力を結集して進めてきたいと思います。
 

地域とともにある学校づくり

 第2回学校運営協議会を開催しました。これは、本年度から始まったコミュニティ・スクールに関連する会議です。授業の様子や学校の現状を理解していただくために授業を見ていただきました。その後に、これから本校が実施しようとするさまざまな活動について紹介し意見をいただきました。これからの子育ては、学校の内部や保護者だけではなく地域の力も借りながら進めていくことが必要だと感じます。岡富中学校は、今後も地域と共にある学校づくりを進めて参ります。


【コミュニティ・スクールの取組を取材していただきました】

朝の雨の状況

 校内をまわって聞こえてくるのは、中間テストの答案用紙を返されるときのため息(もちろんやったと言う喜びの声もあります)と雨の音です。
 熊本では大雨のため多くの被害がでています。本校でも、五ヶ瀬川や大瀬川の堤防や橋を渡って通学する生徒も多く、川の水位等、雨の状況が気になるところです。
 朝の登校状況を遅らせる場合には、前日判断で連絡いたします。保護者の方々も朝の登校状況で川の急激な増水や道路の浸水など気になる状況があれば、学校に連絡いただければありがたいです。子供たちの安全が基本です。よろしくお願いいたします。

【7月6日(月)10:00の状況】

第1回懇談会 ありがとうございました。

 雨の中、第1回懇談会にご参加いただきありがとうございます。
 また、ご都合がつかずに今回参加されなかた保護者の方々にも、確実に今回の懇談内容についてはお知らせいたします。
 今回は、コロナウイルス感染症対策で、三密を避ける意味もあり、学級懇談のみの開催でしたが、状況を見ながら授業参観も計画していきます。早めに決定し、お知らせいたしますので、ご参加をよろしくお願いいたします。


まだまだ気が抜けません!!

 コロナウイルス感染症の本県の感染者はいませんが、今後どうなるかは先が見通せません。学校でも新しい生活様式に沿って諸活動・学校生活を行っています。
 教室は冷房が効いていますが、窓を開けて、密閉空間をつくらないように気をつけています。

75年前、岡中の周りは焼け野原

 岡富中学校の玄関フロアーには、夕刊デイリー新聞社から借りてきた「延岡大空襲」の写真を展示しています。
 75年前の6月29日の午前1時46分頃、「ザー」という異様な音を立てて、焼夷弾が雨のように延岡市内に落とされました。あちこちから火の手が上がり、延岡市街地はまたたく間に火の海と化しました。
 戦争が終わって今年で75年になります。空襲などの事実を知ることにより、世界の平和を考えるきっかけにしてほしいと思います。
 7月3日の学級懇談の日にも展示していますので、来校される保護者の皆さま、どうぞご覧ください。


延岡大空襲

 延岡市は、昭和20年6月29日、アメリカ軍による大空襲を受け、多大な被害を受けました。29日午前1時46分ごろからBー29爆撃機により、約10万発の焼夷弾が投下されました。犠牲者は、320人と言われています。
 岡富中学校でも、29日(月曜日)には、
●6/29(月)朝自習の時間に資料「延岡大空襲」の学習
●6/29(月)玄関前ギャラリーに、延岡大空襲のパネル展示
●6/29(月)午前10時に、犠牲者の冥福を祈るとともに、世界の恒久平和を願い、 
        黙祷
●7/22(水)「戦争や平和を考える学習」放送で講演

こんな岡富中生徒に

 岡富中の生徒だったら、「こんな生徒であってほしい」というテーマで、職員研修を実施しました。学校の教育目標である「気力」「体力」「学力」「協力」を踏まえながら、先生方の想いを付箋紙に書き、学年毎に模造紙に貼っていきました。
 変化の厳しい時代を生き抜いていく生徒たちに身に付けて欲しい内容を検討し、生徒・保護者・地域の方々と一緒に1年間かけて形にしていきます。




城山の鐘を聞きながら

 時間を認識する手段として、本校の生徒は「教室の時計」だけでなく、城山の鐘の音を聞いて、時間を意識することができます。先程も10時を告げる音が聞こえてきました。
休み明けの2時間目の前半の授業中です。城山の鐘の歴史を感じながら、後半の授業にも集中して取り組んでいきましょう。
【城山の鐘の歴史】
 延岡市の城山山頂(標高53.4㍍)にあり、1878年(明治11年)から時を告げています。城山の鐘は時報鐘として、市民にも親しまれている延岡市のシンボルです。2017年10月からは8代目鐘守の日高さん夫婦が突いています。

【学校から見える城山の全景】

ICT活用

 本日は、生徒一人一台のタブレットを使った授業を2年生が実施しました。生徒たちの中には、職員よりもパソコンに詳しい生徒もいます。
 授業の中でもパソコンを活用して、生徒の意欲を高める授業ができるよう職員研修も現在計画中です。オンラインツール Zoomを使った遠隔授業やミーティングなどもこのコロナウイルス感染症対策には役立つ取組の一つだと考えます。



進路実現に向けて

 中学校卒業後の進路について、高校進学?就職?どう考えていけば良いのか?
 特に中学校3年の生徒だけでなく、保護者の方々にも不安があると思います。
 更に、現在は新型コロナウイルス感染症対策で、保護者・生徒を体育館に一斉に集めての高校説明会が開催できない状況にもあります。高校の情報については、参観日等でも説明させていただきますが、気になること等ありましたら、いつでもご連絡ください。

【高校のオープンススクールの案内】

【階段の掲示物①】

【階段の掲示物②】

時間を守る

 6月10日は「時の記念日」。
 生徒会活動でも「時間を守ろう」と呼びかけを行っています。
 この「時の記念日」は、西暦671年に、天智天皇が「漏刻(ろうこく)」という水時計を使い、初めて時間を広く知らせた日にちなんで始まったと伝えられています。
 1日は24時間ですが、新型コロナウイルス感染症の予防のための休業日を長く感じた人もいれば、もっと時間が欲しいと短く感じた人もいるのではないでしょうか?この違いは、どのような過ごし方をしたかで決まってきます。人生決められた時間(限られた時間)を大切に使いたいですね。私自身の反省も込めて・・・。

2年で授業(T2)しました。

 総合的な学習の時間に、T1(学担)T2(校長)で授業をしました。テーマは、「自分自身について、深く考えてみよう!!(自己理解)」についてです。キャリア教育の一環としての授業でした。
 個性を大切にして、今頑張っていること(趣味・特技・部活)をさらに伸ばしていくこと、これから見つけていくこと、これが将来に生きてくる。また、自分の特徴を理解して、コミュニケーションを図ることが、高校進学・職業選択にも役に立つ。という話をしました。久しぶりの授業でしたが、真剣な2年生の取組に助けられながら、楽しく授業が出来ました。

最近うれしかったこと

 校長室の電話が鳴りました。相手は、昨年度、音楽の指導をしていただいた音楽の先生からでした。電話の内容は、「コンビニで買い物をしていると、私に3年生男子2人組が声をかけてくれました。マスクをしていたし、短い期間の講師だったにもかかわらず、話しかけてくれたことがうれしくて、電話しています。」ということでした。
 話しかけてくれた、2人ともさわやかで、元気に「学校が楽しいこと。授業を頑張っていること。」を話してくれたということです。
 私が、うれしかったのは、気軽にお世話になった人にあいさつができる本校の生徒がいたことと、学校での頑張りを生徒のみなさんが自信をもって、他人に話が出来たと言うことです。

いつも思っていること

 毎日、校内を回りながら思うことは、岡富中学校は、本当に恵まれた環境にあるなということです。校庭には大きな楠・北側にはきれいな五ヶ瀬川、南側には城山。そんな恵まれた環境の中で、生徒は学習・部活動・行事に取り組めるということです。この恵まれ環境の中で、これからの地域を担う子供たちをしっかり育てていきたいと思います。