人権・同和教育

2018年12月の記事一覧

ハラスメント&人権小話(笑えませんが)

 年の瀬になりました。
 「じんけん通信」第4号ではハラスメントを特集しました。聞きなれない言葉もあったと思います。全部ではありませんが、その一部を紹介します。
 ○セカンドハラスメント
    セクシャルハラスメントを受けた被害者が、その事実を伝えることで、
    逆に会社側から圧力などの二次的被害を受けること。
 ○モラルハラスメント
    肉体的ではなく、言葉や態度といった精神的による継続的な差別。
 ○エイジハラスメント
    家庭内の父親や、介護施設の利用者である高齢者に対する差別。
 ○アカデミックハラスメント
    大学教授がその立場を利用して行う、学生に対する差別。
 ○就活終われハラスメント
    企業が学生に、内定と引き換えにして就活を終わるように迫ること。
 ○ゼクシャルハラスメント
    交際している男女のうち、女性が男性に対して結婚を迫ること。
 ○レイシェルハラスメント
    人種差別、外国人やハーフに対する差別。
                   (HP「社会人の教科書」より)

 最後に人権小話を一つ。
 オランダ人と日本人が話しています。
 日本人  「オランダの学校でもいじめはあるでしょ?」
 オランダ人「いじめって何ですか?」
 日本人  「いじめって、なぐったりとか」
 オランダ人「それは犯罪でしょ」
 日本人  「ものを盗ったり、隠したりとか」
 オランダ人「それも普通は犯罪でしょ」
 日本人  「集団で圧力を…」
 オランダ人「不当な内容だったら犯罪でしょ、それって」
 ……日本人は、だまって頭を下げました。(HP「常識的に非常識」より)
 
 外国の人から見ると、日本のいじめはやはり異常な状態のようです。ハラスメントと同様に、考え続けなければならない問題です。誰もがいじめの加害者になり、被害者になりえます。2019年は周りをもっと気遣えるようになりたいなと切に思います。
 それでは、よいお年をお迎えください。失礼します。

人権週間ですね!

 明日から人権週間です。人権週間は、1948年12月10日に世界人権宣言が制定されたことを記念して12月10日を「人権デー」、その前の1週間を国内では「人権週間」と定めています。
 この時期、延岡地区では「人権作品展」を開催しています。

   期間  12月4日(火)~9日(日)9時~17時
   場所  カルチャープラザ2階アートギャラリー

 岡富中からは人権標語を出品しました。
 また、「あなたの大切な人に伝えたい『心のメッセージ』」も同時に開催しています。今年度は、4700を超える応募作が寄せられました。そのうちの100編を同会場で展示しています。その中に岡富中生の6作品も展示されています。
 9日はバザーもあります。そのお帰りにでも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。それでは失礼します。