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給食感謝週間

1月24日(金)から1月30日(木)の期間に給食感謝週間を実施しました。目的は、①学校給食に関して理解を深め、関心を高めさせるとともに、地域の食材について理解させる。②給食調理員の方、生産者の方等、学校給食に携わっている方々への感謝の気持ちをもたせる。ことです。

1月22日(水)には、オンラインで給食感謝集会を行い、調理員さんへ感謝状を贈呈しました。

【 感謝状贈呈の様子】

全校給食委員長、全校給食副委員長、及び3年生の給食委員長と給食副委員長で、調理員さん6名に感謝状とお手紙を授与しました。代表して全校給食委員長が感謝状を読み上げ、日頃の感謝の気持ちを調理員さんへ伝えました。その後、調理員の皆さん全員に感謝状を贈りました。

「いつも美味しい給食を作ってくださり、ありがとうございます。生徒や先生方の給食を作るとなると、量もとても多いし、大変だとは思いますが、給食を食べることで、5・6時間目も頑張ろうと思えることができます。また、給食があるのは当たり前ではなく、調理員の皆さんやお肉や野菜などを作ってくださっている方々のおかげだということに感謝しながら、給食を食べようと思いました。まだまだ寒い日が続きますが、お体に気をつけて頑張ってください。」

これからもよろしくお願いします。

令和6年度 第3学期始業の日

令和7年1月7日(火)、第3学期の始業の日を迎えました。朝は、雪がちらつき、底冷えのする寒さとなり、始業式はオンライン方式で行いました。

まず、はじめに生徒代表による3学期の抱負です。

1年生代表          

 僕は学級委員長として残りの3か月間頑張りたいことがあります。 一つ目は提出率を上げることです。僕のクラスは3クラスの中で一番提出率が悪いです。その中でも、やりとり帳と課題が出ていないと感じました。他のクラスにも課題、提出物を出していない人もいると思います。だから残りの3か月で学年全体の提出率を上げていきたいと思います。二つ目はクラスをきちんとまとめることです。朝自習で話す人がいる、次の授業の準備をしていない、休み時間に暴れている人がいるということが、よくあります。僕はまだ、その人たちをまとめることができていません。だから、3学期はクラスをまとめて、落ち着いたクラスにできるよう頑張りたいと思います。三つ目は忘れ物をなくすことです。僕はよく大事なときに忘れ物をするので、そういうところを今年1年で直したいです。四つ目は部活動です。僕は秋の県大会では練習不足で目標を達成することができませんでした。悔しさをバネに、教えを無駄にしないように、先輩と切磋琢磨して頑張ろうと思います。学年としては、時間を意識すること、忘れ物をゼロにすることを目標に頑張りましょう。 

 

2年生代表

  いよいよ今日から3学期が始まります。3学期は今の学年を締めくくる最後の学期です。僕は、3学期に頑張りたいことが二つあります。一つ目は、みんなをまとめることです。僕は今回初めて学級委員長を務めていますが、以前から授業中の私語が気になっていました。そこで、3学期は学級委員長として、メリハリのあるクラスにしたいと思います。必要になってくるのは、みんなをまとめて指示を出したり、指摘したりすることだと思います。しかし、僕は今まで、自分で考えて指示を出すことが苦手でした。そこで、3学期はその苦手を克服していきながら、自分から進んで前に出て指示を出し、クラスをまとめられるようにしていきたいです。二つ目は、自分に自信をもつことです。2年生は3学期、立志の集いという行事があります。そこでは、「私たちにとって働くとは、大人になるとは、幸せな人生とは」をテーマに作文発表をします。また、学級総務はそれに関する準備や発表の仕方を考えます。僕は今まで、失敗することが不安で、自分に自信をもつことができていませんでした。だから、3学期は何事にも失敗しても気にせず、自分らしく、今後の色々な活動に取り組んでいきたいです。自分に自信をもつことができれば、失敗を恐れず行動し、立志の集いでも堂々と発表できると思います。そこで僕は、準備などでも積極的に行動し、本番では自信をもって発表したいです。最後に、2年生にとって3学期は、最上級生に向けて準備をする学期だと思っています。僕たち2年生は4月から3年生になります。つまり、最上級生として1、2年生を引っ張っていくことになります。そこで、一つ目の頑張りたいことで挙げた、メリハリのあるクラスにするという目標を学級総務が中心に、学級だけでなく学年全体で考えていきたいです。そして、学年の一人一人がそれを意識して高め合える、そんな学年にしていきたいです。

 

3年生代表 

 年が明け、今日から3学期が始まりました。皆さんはどんな目標をたてましたか? 私たち3年生は入試が本格的に近づいてきました。これまで一人一人が自分の夢や目標について真剣に考え、志望校に合格するために努力を重ねてきました。しかし私たち3年生には初め自ら進んで学習をすることが苦手な人が多くいました。特に私のクラスではそれが大きな課題となり、クラス全体で受験モードの雰囲気づくりを始めました。私個人では勉強方法を見直し、自分に合ったやり方を見つけ学習を進めるようにしました。残り少ない期間を有効に使い全員が第一志望校に合格できるよう頑張っていきたいです。そして受験が近づくと同時に卒業も近づいてきます。全員が笑顔で卒業を迎えることができるよう残りの一日一日を大切に過ごしていきたいです。

 

生徒会代表

 新年を迎え、今日から3学期がスタートしました。この冬休みはどのように過ごしましたか?生活リズムが崩れた人はいませんか?今日から始まる3学期は、一年を振り返る期間であるとともに、来年に向けて準備する期間でもあります。この期間を大切にしましょう。

ところで、現在、生徒会は、「つぶやきBox」の設置を3学期中に完成させるために日々、活動しています。「つぶやきBox」の設置には、生徒会活動の透明化を図ったり、発信しやすい環境をつくったりするなどの多くの目的があります。今、高千穂中には「つぶやきBox」などのみなさんの意見を聞くことのできる取組はありませんが、近いうちに設置する予定ですので、その際には、学校をよりよくするために、沢山の意見をよろしくお願いします。また、「つぶやきBox」のデジタル化を検討するなどして、SDGsの目標に目を向けつつ、高千穂中に一番マッチする、「つぶやきBox」を探していこうと思います。また、3月には、生徒会が計画する送別遠足があります。3年生の希望に沿った、みなさんが楽しめる企画を計画しているので、この送別遠足を通して、3年生に感謝をし、新しい道へしっかりと送り出せるようにしましょう。最後になりますが、皆さんは、令和6年度の生徒会スローガンを知っていますか?それは、「SIN化~新しい一歩を踏み出そう~」です。このSIN化のしんには、様々な漢字の「しん」が当てはめられており、色々な面での進化を目指しています。このスローガンを達成するためには、全校生徒で協力することが必要不可欠だと思います。3学期は、生徒会会長の選挙公約でもあったように、全員参加型の学校を目指して一歩ずつ進んでいきます。それが生徒会書記としての私の抱負です。誰一人として取り残さない学校を作るために3学期も生徒会の一員として頑張っていきます。みなさんもこれまでの自分を振り返り、SIN化した姿で次の学年に上がれるように、充実した学校生活を送っていきましょう。

堂々とした発表でした。

始業式の後には、養護の先生からは、感染症対策について、学習部の先生からは、冬休みの課題と「努力は裏切らない」という話がありました。

卒業、進級に向けて、残り3か月間、少しずつ進化すべく、みんなで学び続けていきたいと思います。

令和6年度 第2学期終業式

本日、2学期の終業式を実施しました。寒さをしのぐこと、また、感染症の感染拡大を防止するため、今回もリモートで行いました。

式の前に各表彰(HP:【校長室】美点凝視を参照のこと)行い、式に入りました。

まず、各代表が2学期を振り返ってくれました。

1年生代表

今日で2学期が終わろうとしています。2学期は、紅葉祭や期末テスト、ロードレース大会等、大きな行事がたくさんありました。学年としては、反省点が二つあります。一つ目は、時間を考えて行動することができていないところです。特に移動教室や保体の次の授業に遅れる人が、どうしてもいます。もうすぐ2年生になります。修学旅行では時間を考えて行動することが大事なので、今から時間を意識して行動する習慣づくりを心掛けていくことが大切だと思います。二つ目は、忘れ物が多いことです。1年生は全体的に忘れ物をしている人が多いです。その改善策の一つとして、計画的に課題を終わらせることが大事だと思います。特に冬休みは短い休みの中で、たくさんの課題が出ます。だから計画的に今からできることをしましょう。3学期に入ったときに、時間を意識して、行動すること、忘れ物をゼロにすることを目標にして、今からできることを考え、行動しましょう。私個人としては、私はこれまで発表することが苦手でした。自分の意見をもっていても、手を上げないことが当たり前のようになっていました。だから、3学期からは発表することを当たり前にしていきたいです。

2年生代表

2学期を振り返ると様々な行事があり、成長する機会がたくさんありました。私は初めて学級委員長になり、学級や学年の行事において中心となって関わることが増えました。特に学級では、全員が毎日楽しみに学校に来られるように明るい学級にすることを取り組んできました。まだできていないところもありますが、私が模範となって挨拶をしたり積極的に意見を出したりして学級を盛り上げていきたいです。紅葉祭では、合唱を通して普段の学校生活では得られない経験や達成感、充実感などをクラスのみんなと味わうことができました。また、学級目標でもある「一致団結」で見ている人の心に残る合唱ができたと思います。そして、2年生全員で平和学習の発表とモザイクアートの作成をしました。友達と意見を出し合ったり、助け合ったりすることで、個人の作品を集めて1つの作品にする難しさや楽しさを味わいました。このような経験を通し、お互いの個性を生かし合い協力して作った発表や作品は1人では発揮できない力を出せるいい経験になったと思います。職場体験では、将来の職業選択や社会生活に向けて必要な態度やスキルを学ぶいい体験になりました。3学期は立志の集いが控えています。この体験を無駄にしないように自分の夢に向かって努力していきましょう。最後に3学期は3年生に向けての準備期間でもある大事な時期です。学年全体で最上級生になる自覚をもち、日々の生活や学習を頑張っていきましょう。 

3年生代表

2学期も終わりが近づき、この数か月を振り返ると、私たちの学年は本当に多くの成長を遂げてきたと感じます。10月の紅葉際では、学年全員が力を合わせて劇を作り上げました。練習は決して楽ではありませんでしたが、舞台に立ち、全力を出し切ったときの達成感は言葉にできないほどでした。11月から12月にかけては、「高千穂プロジェクト」に取り組みました。地域の未来をよりよくするための提案を考え、学年全体で発表を行いました。1、2年生のころに比べ、プレゼンの内容や発表の仕方が格段に向上しており、自分たちの成長を実感できました。その他にも、ロードレース大会で全力を尽くして走り切ったり、I先生とT先生が同じ誕生日だったことに驚いたり、あっという間の2学期でした。また、受験がいよいよ近づいていることを強く意識するようになったのも、この2学期です。学期末テストでは、私自身思うような結果を出せず先生方からアドバイスをいただきました。自分の弱点をしっかり見つめなおす必要性を実感しました。これからは自分に合った方法で効率よく学びを進めることを心がけ、限られた時間を大切に使いたいと思います。年を越し新たな気持ちで迎える3学期は、これまで以上に大切な時間です。学年全員がこれまで支え合ってきたように、これからもお互いを信じ、最後まで全力で挑みましょう。一つ一つ、やるべきことを確実にこなし、それぞれが納得のいく結果を手にできるよう、全員で頑張り抜きたいと思います。3学期も、互いに支え合いながら、一歩一歩前に進んでいきましょう。 

生徒会代表 

今日で長い2学期が終わります。2学期では様々な行事が行われました。2学期の初めには、生徒会役員選挙が行われ、この学校の新たなリーダーが決まりました。今年度は、演説に加え、立候補者が自ら計画を立て、実際に、何時にどこで演説をするか考え、各クラスや廊下を回るという新しい形での選挙運動を行いました。このことを通して、立候補者一人一人の公約や学校に対する思いを参考に、真剣に考えて、投票することができたと思います。私自身も誰かに自分の思いを伝えることの難しさを学ぶことができました。10月には、紅葉祭が行われました。響力~奏でよう、心を一つに最高の舞台へ~をスローガンに掲げ、各学年に良さがあったと思います。個別発表では、それぞれの考えや練習したことを堂々と発表し、多くの人に思いを伝えられていました。学年発表では、総合の授業などで学んだことや練習した成果が十分に発揮されていたと思います。そして、合唱では各クラスとも個性があり、様々な思いをのせた、きれいな歌声が体育館に響き渡りました。この紅葉祭を通して、各クラスや学年の団結力がより深まったと感じました。様々な思い出ができた2学期も今日で終わりです。3学期は、次の学年の0学期というように、次の学年への準備期間や今年度のまとめの時期となります。また、今の学級、学年で過ごせるのも残り3か月です。この3か月を次の学年へのステップアップの時間にしつつ、今のクラスを存分に楽しみましょう。最後に、冬休みは、クリスマスや大晦日、元日など楽しい行事がたくさんあります。冬休みを楽しみながらも、今までの授業の復習や生活リズムを整え、気持ちの良い3学期を迎えましょう。

終業式後には、学習部から「計画的に勉強すること」、生徒指導部からは冬休みの心得を中心に、「命を守る行動をする」ように、そして保健室からは以下の話がありました。

ふ・・・普段どおりの生活を心掛ける。

ゆ・・・ゆっくり目を休める。

や・・・「やりません」と言える勇気をもつ。

す・・・睡眠時間をしっかり確保する。

み・・・みんな元気に3学期に会いましょう。

みなさまよいお年をお迎えください。

性に関する授業

全学年を対象に実施する「性に関する授業」。今回は、2年生を対象に実施しました。講師は、高千穂町保健福祉総合センターより2名の方をお迎えし、充実した授業となりました。

「自分を大切に~SNSや人との付き合い方~」をテーマに、「SNSに潜む危険」や「人と接するときのエチケット」等について学び、実際に発生した事例をもとに、話し合い、どうあるべきかを意見交換し、SNSについて深く考える良い機会となりました。 

【生徒の感想より】

〇 SNSは便利なものだけど、使い方を間違うと自分が被害者にも加害者にもなってしまうことを知った。これからはよく考え、自分の行動に責任感をもてるように気を付けたい。

〇 SNS上や実際の友達とのやりとりでも、相手のことを考えた行動ができるようにしたい。

〇 自分は大丈夫と思って投稿していても、知らないうちに保存されて拡散される(デジタルタトゥー)こともあると知って驚いた。

コミュニケーションツールとして、非常に便利で生活に欠かせないSNSですが、使い方によっては、自分や周りの人を危険にさらしてしまう可能性もあります。今回の授業で学んだことを、これからの生活の中で生かしてほしいと思います。

第8回熊本大学高千穂塾

熊本大学が、大学運営の基本方針の一つとして、地域教育の向上化支援および大学の国際化に伴う留学生の促進ならびに留学生教育の充実を進められています。その一環として、地域教育の活性化と国際化の促進を図っているのが標記の企画です。

町教委から実施の依頼を受けて、本校では3年生を対象とし、「All Englishによる文化交流会」という企画で、実施しました。目的は「外国人留学生との英語による文化交流を通して、高千穂や日本の文化の良さを再認識するとともに、外国文化についての識見を広め、グローバルな視点で物事を見る資質や能力を育むきっかけとする」です。

アメリカやフランス、インドネシア等の留学生5名に、熊大生2名と引率の先生方、総勢11名が来校されるや否や、すぐさま待機室の校長室に、案内担当の生徒が来室し、「スタンダッププリーズ、レッツゴー」と。高千穂中生が、本来持ち合わせている遠慮のないフレンドリーさを存分に発揮し、留学生の皆さんを会場である体育館に誘導しました。

体育館では、

① 留学生や大学生の紹介

② 高千穂町や高千穂中学校の紹介

③ 各ブースでの文化交流会

を実施しました。各ブースでの内容は、留学生への質問や日本の遊びである「だるまさんが転んだ」や「長縄跳び」等を紹介し、一緒に活動しました。

午前中でしたので、それほど気温は高くなく、寒さが身にしみましたが、どのブースも活気があり、盛り上がっていました。

事前指導において、留学生との交流会の内容を伝えたとき、生徒の目は輝き、積極的に英語で伝えるための準備を始めました。また、これまでは英作文となると、翻訳機能を活用しすぎて、とても難しい英文を作成することもありましたが、それよりも「相手にとってわかりやすい」、「自分たちにとって伝えやすい」英文を中心に考えるなど、コミュニケーションの相手を意識した取組が自然とできていました。英語を使わなければならない状況で、完璧な英語ではなかったものの「伝えたい」という思いが強く表れ、「もっと英語をしゃべれるようになりたい」と感想を述べる生徒もいました。英語学習への向上心が多く見られたこういう機会を提供してくださった熊本大学をはじめ、高千穂町教育委員会に深く感謝申し上げます。留学生の皆さん、ありがとうございました。

記念に集合写真

最後は花道でお見送り

 

 

令和6年度 薬物乱用防止教室

11月13日(水)の5校時に実施しました。

今年度は、「医薬品の正しい使い方」について、正しい知識を習得することで、乱用を未然に防ぎ、適切な対処や行動を理解させ、正しく判断し行動できる態度を身に付けさせることをねらいとしました。

講師は、本校の学校薬剤師である「たかちほ薬局」の原田 様です。演題は、「正しい医薬品の使い方」。近年、特に若年層で社会問題となっている「薬物乱用」は、大麻使用と医薬品によるオーバードーズに分けられます。また、大麻を初めて使用したきっかけは「誘われて」が多く、オーバードーズは「自ら求めて」使用する可能性が高いと言われています。

 今回の講話では、医薬品には、使用回数、使用時間、使用量などの医薬品ごとに定められた使用法があり、説明書をしっかり読んだ上で正しく使用する必要があること。また、誤った使い方をすることで、薬物乱用(オーバードーズ)となり、身体に深刻なダメージを与えることを血中濃度のグラフを用いてわかりやすく説明していただきました。「くすり」は逆から読むと「リスク」。使い方次第では、命にかかわる恐れもあるという言葉は、生徒の心にとても響いたようです。

「薬にも、しっかりとしたルールがあり、使い方を間違えれば危険である」「湿布の貼り方で、直接日光に当たると、アレルギー反応で水膨れなどになる」「薬の飲むときにの水は180~200cc必要である」「薬は胃で溶けて初めて効果を発揮する」「薬の過剰摂取は体に良くないこと」等の感想がありました。

家族や学校等に相談することができないほどの深刻な悩みを抱える中学生が多いのは、昔も今も変わりません。私達教師は、生徒が発信するSOSを見逃さないよう、常にアンテナを高くするとともに、もしそういう生徒がいたなら、寄り添いながら、しっかりと耳を傾けることが大切だと感じました。 

いつも集会活動のよい本校生徒ですが、今回はいつも以上に、真剣に話を聞いていました。最後に全校保体委員長の佐藤蒼士さんが、感謝の言葉を述べました。原田先生ありがとうございました。

 

スクールトライアル

県教育委員会主催の「スクールトライアル事業」を実施中です。スクールトライアルとは、教職を目指している県内の大学1、2年生を対象に、教職を志す学生が学校現場を見学し、教師の働く姿や生徒たちの様子を身近で体験するプログラムです。これは大学高学年に実施される教育実習とは別に、早い段階から学校現場の雰囲気や生徒の状況を肌で感じることができます。この体験を通して、参加者自身が将来の夢を現実のものとして思い描き、今後のキャリアデザインに生かしてもらうことが大きな目的です。

本校では11月11日(月)~13日(水)の3日間、実施しています。本校で体験しているのは、3年前に本校を卒業後、地元の高校に進学し、今年度、大学に入学した大学1年生、佐藤蒼瑠さん。本校生徒の先輩でもあります。11日(月)、職員朝会でのあいさつ、校長講話、授業見学とプログラムも盛りだくさんで、かなり疲れたのではないかと思います。

12日(火)には、全校集会で生徒へのあいさつに挑戦していただきました。

「とても、疲れました。生徒全員の前で話すのは緊張しました。自分が受けていた授業とは、違う授業スタイルなので、驚いています。部活動を見て、生徒が楽しくやっていたので、自分もやりたくなりました。あと一日になりますが、生徒の皆さんともう少し話せるといいかなと思います。」

佐藤先生、最終日頑張ってくださいね。 

防災教室

今年の8月8日16時42分に、日本の日向灘で発生した日向灘地震。規模は気象庁マグニチュード7.1、県内で最大震度6弱を観測しました。この地震で津波注意報が発表されたほか、南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会(臨時)が初めて開催されました。本町では高千穂峡の岩壁が一部が崩壊しました。夏休み期間ではあったものの、「16時42分」という時刻は、平常授業時は、下校の時間帯です。町校長会では、下校時刻の地震時の対応について、各学校ごとに再確認し、児童・生徒及び保護者への啓発を図ったところです。本校では、当時予定していた避難訓練の内容を変更し、様々な状況下で地震が発生した際の避難行動を考え、自分の命を守る方法を身に付けるとともに、大地震への備えを見直し、一人一人の防災意識を高めることを目的として「防災教室」を実施しました。

まず、南海トラフ地震の発生が高まっている状況や発生した際の想定をシミュレーションの映像を基に確認しました。

次に、熊本地震や能登半島地震での実際の被害状況から、地震に対する備えを見直しました。

そして、避難行動や地震に対する10の備え、自分自身の備えについて確認しました。

最後に、災害時における各ご家庭での約束事についても確認しました。もしもの時への備えでありますが、やはり何も起こらないことを祈るばかりです。

 

 

令和6年度紅葉祭

令和6年度の紅葉祭を実施しました。

保護者やご家族の方々だけでなく、町教育長をはじめ、学校運営協議会や学校教育後援会の皆様12名を来賓としてお迎えしました。昨年は町の武道館を利用しましたが、数年後に中学校が移転されることもあり、本校で実施しました。

英語暗唱・弁論は、先日の西臼杵郡の大会に出場した代表4名による発表でした。2回目ということもあり、堂々とした態度は見事でした。国語弁論は、各学年代表1名ずつの計3名による発表。すべてが人権に関する内容で、心に響くすばらしい主張でした。

英語暗唱・弁論

国語弁論

合唱コンクールは2年生からスタートしました。次年度は最高学年になるという、強い意志が様々なところで見られ、各パートによるハーモニーがとてもきれいでした。

2年生は2年3組が優秀賞を獲得しました。

次に1年生の合唱です。2年生と同じ3クラスですが、学級内の生徒数は数名ずつ少ないことや緊張もあったのか、練習の時のように本来の実力を発揮することができていなかったような気がします。音をとることが難しい発達段階でもありますが、1年生らしく初々しく、一生懸命さが伝わる合唱でした。

第1学年はすべて優良賞でした。来年の奮起を期待します。

最後は3年生でした。2クラスとも甲乙付けがたい歌声。また、学級の生徒も多く、体格も一回り大きく、さすが3年生という合唱でした。2年生の合唱を聴いたときには、「もしや・・・」ということが頭をよぎりましたが、他学年に圧倒的な力の差を見せてくれました。結果は最後の最後にハーモニーの差がでたようです。最優秀賞は、3年2組でした。おめでとうございます。

次のプログラムは、2年生によるステージ発表。内容は修学旅行で学んだ平和について、寸劇やモザイクアート等で発表しました。

 1年生による地域伝統芸能も見事でした。

神楽

棒踊り

薙刀

民謡

最後は、来年度から本校に統合する上野中の「臼太鼓踊り」を映像にて紹介しました。

午後の部は、3年生のステージ発表です。

劇 「TOB STORY in TAKACHIHO ~紅葉の冒険~」

有名な映画のパロディでしたが、短期間ながらなかなか見応えのあるものに仕上がっていましたが、全体的にはにかむ演技が多く、高中生らしさが出ていました。

そして、最後は恒例の吹奏楽演奏です。

4年ぶりに、本校開催となった紅葉祭。会場的には少々手狭ではありましたが、生徒の学び舎での開催はひと味違った趣があり、良き思い出の一つになったと思います。

紅葉祭に関わったすべての皆様、お疲れ様でした。

 

西臼杵地区中学校英語暗唱・弁論大会

9月13日(金)に日之影中にて英語暗唱・弁論大会が実施されました。本校からは、暗唱の部に3名、弁論の部に1名の合計4名が参加し、練習の成果を十分に発揮してくれました。各発表者の原稿は以下のとおりです。

暗唱Inside Out(甲斐 夕莉).pdf

暗唱HeForShe(大原 舞桜).pdf

暗唱Speech at the UN Earth Summit, 1992(原田 沙和寧).pdf

弁論The Happiness of Ordinary Days(堀 姫萌華).pdf

発表直前は緊張で顔がこわばり、終わるとホッとした笑顔を見せたり、失敗に悔し涙を浮かんべる生徒がいたりと、人それぞれでした。およそ30名の発表者と審査員、役員、保護者等を含めると7~80名の前で発表するというのは、とても勇気のいることですが、見事全員最後までスピーチすることができたことが、何よりすばらしいことだと思います。また、暗唱の部で、大原さんと原田さんが優秀賞を受賞しました。おめでとうございます。

代表の生徒には、紅葉祭(文化祭)でも発表していただきますので、楽しみにしていてください。

発表者と本校関係者