2024年12月の記事一覧

今日の給食 12/20

〈 麦ごはん 牛乳 麻婆春雨 中華和え 〉

 

○給食一口メモ

 給食の献立にはほとんどの日に麦ごはんが登場します。今日は麦ごはんのお話です。明治時代、難病としていわれた脚気から人々を救うために宮崎県出身の高木兼寛さんが活躍しました。海軍の中で脚気という病気で亡くなる人がたくさんいました。医者である高木さんは、予防法として、洋食であるカレーを取り入れ、それまでの白米のご飯に麦を半分混ぜ、タンパク質を多くとる食事に変えて実験をしました。すると、死者がゼロになったのです。後に脚気予防に大切な栄養素は「ビタミンB1」であることが発見されました。麦の中のビタミンB1が脚気予防になっていたというわけです。そのため、高木さんは、ビタミンの父と呼ばれるようになりました。

今日の給食 12/19

< 麦ごはん 牛乳 魚のゆずみそかけ 白菜のおかか和え かぼちゃのみそ汁 >

 

〇給食一口メモ

 12月21日は、冬至です。冬至とは、1年で最も夜が長くなる日です。昔から冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかないと伝えられています。かぼちゃは、カロテンやその他のビタミン類、食物繊維などの栄養素をたっぷり含んでいます。本来、夏の野菜ですが、皮が厚く保存がきくので、冬場に貴重な緑黄色野菜となっていたようです。冬至という節目にかぼちゃを食べてこれからの冬を元気に乗り切ろうという先人の知恵ですね。また、冬至にはゆず湯に入る習慣もあります。これは厄除けの意味があるそうです。今日は高千穂町産のゆずをいただき、魚のゆずみそかけに使用しました。いい香りがしますね。他にも町内産のほうれん草、白菜、ねぎを提供していただきました。

今日の給食 12/18

〈 麦ごはん 牛乳 千切大根の炒め煮 魚のみそ汁 〉

 

○給食一口メモ

 日本の平均寿命は、男女ともに80歳を超えており、この背景には医療技術の発達はもちろん、食料資源の増加も関係していると考えられます。その一方で、がんや脳卒中といった生活習慣病の増加が日本国民の大きな健康問題となっています。生活習慣病を予防するには適度な運動と栄養バランスのとれた食事が大切です。給食以外の食事においても栄養バランスを考え食生活を正していくことで生活習慣病を予防していきましょう。

今日の給食 12/17

 

〈 高千穂牛ビビンバ丼 牛乳 五目豆腐スープ 〉

 

○給食一口メモ

 今日は、ふるさと高千穂ぬくもりランチです。今日は、高千穂牛を使ってビビンバにしました。牛肉は、消化吸収のよいタンパク質が多く、また貧血の予防をする鉄分や、体の調子をよくするビタミンBも沢山入っています。肉そのものはもちろん、脂にも独特の風味とコクがあります。疲れたときには、牛肉を食べて元気を出すというように、古くからスタミナ源とされてきました。他にも今日の給食には高千穂でとれたほうれん草、白菜、たけのこ、ねぎ、しいたけ、大根が使われています。ふるさと高千穂の味を楽しんでください。

今日の給食 12/16

〈 減量麦ごはん ふりかけ 牛乳 炒めビーフン フルーツヨーグルト 〉

 

○給食一口メモ

 お米は世界中で食べられています。日本では漢字からも分かるように88の手がかかるといわれ、大切に食べられてきました。「米」や「飯」ではなく「お米」や「ご飯」と丁寧に言われることが多いことからもお米がいかに大切にされてきたのかが分かるのではないかと思います。他にもお米からできたものをあげると「おもち」「おにぎり」「おかゆ」「おせんべい」など「お」がつく物が多いですね。日本だけでなく外国でも幸せを運ぶ穀物と言われて大切にされてきたそうです。ちなみに今日のビーフンもお米からできた中国生まれの麺です。

今日の給食 12/13

〈 減量わかめごはん 牛乳 神楽うどん 納豆サラダ 〉

 

○給食一口メモ

 高千穂町では、毎年11月中旬から2月にかけて各々の集落で氏神様を里の神楽宿にお招きし、夜を徹して33番の神楽を神とともに舞い、農作物を収穫できた感謝と次の年の豊穣を祈願します。神楽うどんは、高千穂の夜神楽のときに各家庭や神楽宿で出されるもので、高千穂町の郷土料理のひとつです。給食でみなさんに郷土料理を食べてもらうことで、高千穂の郷土料理が、いつまでも受け継がれていくことを願っています。

今日の給食 12/12

〈 麦ごはん 牛乳 ちくわの磯辺揚げ 即席漬け 豚汁 〉

 

○給食一口メモ

 みなさんは、「ばっかり食べ」という言葉を聞いたことはありますか?「ばっかり食べ」とは、ご飯だけをずっと食べて、それが終わったら、汁物だけをずっと食べるという風に、ひとつの料理だけを片付けるように食べていく食べ方です。そんな食べ方をしている人をよく見かけます。食事はそれぞれの料理の彩りや味付けの組み合わせを考えながら作られています。それぞれの料理を少しずつ交互に食べるようにしましょう。

今日の給食 12/11

〈 中華丼 牛乳 ごまじゃこサラダ 〉

 

○給食一口メモ

 給食には毎日牛乳がついています。体が大きくなるために必要なカルシウムをとるためです。でも牛乳を飲むだけではカルシウムを十分に体に入れることはできません。では何をしたらいいのでしょう?次の中から考えてみましょう。①外に出て太陽の光を浴びる。②部屋の中にいて太陽の光にあたらない。さてどちらでしょう。答えは「①の外に出て太陽の光を浴びる」です。太陽の光に当たると体の中でビタミンDができます。このビタミンDは、体の中にカルシウムを入れる手助けをしてくれるのです。寒くなると牛乳を残しがちになったり、外にでなくなったりしがちですが、丈夫な骨を作るために、残さず食べて、外で元気に体を動かしましょう。

今日の給食 12/10

〈 チキンライス 牛乳 ポテトスープ 大豆とツナのサラダ 〉

 

○給食一口メモ

 豆嫌いの人はいませんか?給食ではよく豆を使用しますが、それには理由があります。豆類には、人間の体を作り、動かし、整える栄養素が含まれています。中でも大豆は、「畑の肉」と言われるように肉類に匹敵するほどのタンパク源です。私たち栄養教諭は、みなさんが元気に大きく成長できるような給食メニューを考えています。嫌いな食べ物がある人は、学校給食を通して少しずつでもいいので食べられるようになっていってくださいね。

今日の給食 12/9

〈 麦ごはん 牛乳 ちゃんこなべ 酢みそ和え 〉

 

○給食一口メモ

 「ちゃんこ」と聞くと「ちゃんこ鍋」を思い浮かべる人が多いのではないかと思いますが、実は相撲部屋の力士が作るすべての料理を「ちゃんこ」と言うそうです。つまり、カレーライスやすき焼きなども力士が作ったものであれば「ちゃんこ」となるようで、その中でも力士が作る鍋のことを「ちゃんこ鍋」というそうです。今日は、調理員さんが力士になった気持ちで愛情を込めて「ちゃんこ鍋」を作りました。味わって食べてください。