日誌

2021年7月の記事一覧

7月20日(火) 離任式

720日(火) 離任式

 

本日は、2名の先生方の離任式が行われました。

美術担当の佐藤綾乃先生は産休に入られ、給食調理員の後藤凛先生が退職されます。

 

佐藤先生には、1年生から3年生までの美術の授業を中心に、芸術の楽しさやすばらしさを教えていただきました。子どもたちも生き生きと美術の時間を楽しんでいるようでした。

後藤先生には、朝早くから給食の準備をしていただき、いつもおいしい給食を作っていただきました。

 

生徒を代表して佐藤心花さんからは、

「美術の時間を中心に、いつも優しくいろいろなことを教えてくださいました。ポスター作成などではたくさんアドバイスをいただいて、より良い作品を作ることができました。お体に気を付けて、元気な赤ちゃんを産んでください。」と佐藤先生に感謝の言葉を伝えていました。

また、工藤昌也さんからは、

「いつもとてもおいしい給食を作って下さりありがとうございました。」と後藤先生に感謝の言葉を伝えていました。

 

また、各学年から気持ちのこもったプレゼントを渡しました。






先生の功績に、改めて感謝申し上げます。

佐藤先生、お体に気を付けて、元気な赤ちゃんを産んでください。またお会いできるのを楽しみにしております。

後藤凛先生、新天地におきましても、なお一層のご活躍とご多幸をお祈り申し上げます。

7月20日(火) 1学期終業式

720日(火) 1学期終業式

本日は、1学期終業式が行われました。

 

校長先生と代表生徒との対話が行われました。

初めに、1学期頑張ったことと2学期に向けて頑張りたいことをそれぞれ発表しました。



1年生の甲斐恋奈さんは、「小学校のときよりもできることが増えました。2学期は1学期できなかったことをできるようにしていきたい」と話してくれました。

2年生の黒田蓮人さんは、「副委員長としてサポートする立場としてがんばりました。2学期は勉強もよりがんばっていきたい」と話してくれました。

3年生の谷川漣さんは、「部活を特にがんばりました。2学期は勉強もがんばりたい」と話してくれました。





次に、校長先生から、「自分のいいところを3つ言えますか?」と質問がありました。

始業式よりも少し人数が増えてはいるものの、まだ自信をもっていいところを言える生徒は少ないようです。

前に出た4人も、それぞれいいところを話してくれました。

2年生の工藤昌也さんは、「僕のいいところは、みんなからほめられる笑顔と、どんな時も前向きでポジティブなところです。」ととてもいい笑顔で話してくれました。




最後に校長先生から、思考力についてお話していただきました。

物事を論理的に考え、相手にわかるように説明するために必要な力です。

これからの社会では必ず必要になる力になります。

思考力を身につけるためにも、勉強もがんばっていきましょうとお話しされました。



また、青柳先生から学習面について、竹村先生から健康面について、亀井先生から生活面についてお話していただきました。

 

貴重な夏休みの期間、健康に気を付けて、ルールを守って夏を楽しみ、夏休みの課題を計画的に進めて、気持ちよく2学期がスタートできるようにしましょう。

椎葉中とのオンライン協働学習(3年)

7月19日(月) 椎葉中とのオンライン協働学習(3年)

 

7月13日()、 3年生が椎葉中とのオンライン協働学習を行いました。日之影町と同じ、中山間地域で探究学習を進める3年生同士で情報交換したり、相互発表したりしました。


「カメラの角度は大丈夫かな?」ICT機器のセッティングなども自分たちで行います。

 

はじめに、「部活動」「学校の特徴」「流行っていること」「給食自慢」を紹介し合いました。「勉強が流行っている」と答えた日之影中生もいましたね。和やかな雰囲気が生まれました。



次に、椎葉中学校の発表です。椎葉中の3年生は、SDGsと関連付けながら「動画再編集班」「椎バーガー開発部」「厚生労働省」「守ろう地球環境」のユニークなネーミングの4つの班が「模造紙による発表」を行いました。


いよいよ日之影中生の発表です。2日後に控えた「ひのかげ近未来会議 中間発表」での発表を、「貼りものとタブレットによるハイブリッド型」で行います。緊張したようですが、カメラ係と連携して練習の成果を発揮しました。


休憩をはさんで、グループごとの協議が始まります。「相手の発表のよいところ」「将来地元に帰ってきたいか」「自校のICT環境」のテーマで話し合います。「日之影はよいところだけど、したい仕事があるから帰ってこない」など、椎葉中生と本音で語り合っていました。



最後に、椎葉中学校の有田勝則校長先生から「発表方法の工夫が素晴らしいです。これからもふるさとの事を調べ、最後の発表につなげましょう」とお言葉をいただきました。



 普段はなかなか交流することのできない遠方の中学校の発表を見たり、フリートークをしたりすることで、日之影町の良さや椎葉村との共通の課題が見つかったり、自分たちの発表に新たな視点を加えることができました。1029日(金)にある「ひのかげ近未来会議」に向けて、大きな収穫があった1日でした。


7月16日㈮ 地産地消給食

716日(金) 地産地消給食

 

本日は、1学期最後の地産地消給食の日でした。

今日の地産地消の材料は、日之影で育ったきゅうりとなす、そして高千穂牛です。



きゅうりはコーンサラダに、なすと高千穂牛のひき肉はスパゲティに使われています。


今日の給食もとてもおいしく、生徒たちも「美味しい!」と、笑顔で口いっぱいに頬張って食べていました。




サラダは新鮮な野菜の食感が楽しめて、とてもおいしかったです。また、スパゲティも、野菜と牛肉のうまみがぎゅっとつまっていて、何度でも食べたくなる味でした。
子どもたちに給食の感想を聞くと、コーンサラダは「食感がシャキシャキしていておいしかった」、スパゲティは「とてもおいしかったからまた食べたい!」と言っていました。

愛情と栄養がたっぷりつまった給食を食べて、心も体も元気いっぱいになる最高な給食です。

2学期も感謝しながらいただきましょう。

本の寄贈

7月16日(金) 本寄贈

長田建築企画設計事務所様より、本を寄贈していただきました。「SDGs超入門」など今話題の本をたくさんいただきました。本日、日之影町教育委員会 橋本範憲 教育長より、直接、全校学習委員長の本田香澄さんに渡されました。大切にしたいと思います。ありがとうございました。

7月15日㈭ 2年生高森高校とのZOOM交流


715日(木)   2年生 高森高校とのZOOM交流

本日の総合の時間で、熊本県高森町の高森高校とZOOM交流を行いました。

日之影中学校、高森高校、それぞれの探究活動について発表し合いました。

 

日之影中学校からは、1年生の時に行った日之影にまつわる探究を4人の生徒が発表してくれました。



高森高校の皆さんに、日之影町について紹介します。



紹介の後、まずは、日之影の農業用水路について発表します。

 

 

 

日之影の農業用水路がすごいところは、その歴史にあります。およそ100年前の大正時代に建設され、地域の人々の整備によって現在も使われている用水路です。

また、日之影町は高千穂郷・椎葉山地域の一部として、世界農業遺産に認定されており、これからの日之影町の発展について、日之影のみではなく、周りの地域と一体となって考えていきたいとのことでした。

次に、日之影の地形について発表しました。


日之影の八戸観音滝、高千穂の高千穂峡、日向の馬ケ背の地形が似ていることから、なぜこのような地形ができたのか探究しました。

調査の結果、日之影・高千穂は阿蘇山によって、日向は尾鈴山によってできていたことが分かりました。

そして、日之影の美しい渓谷は、火山の噴火で投げ出されたものが堆積し、雨や風で侵食されてできたものであることがわかりました。


 

大人歌舞伎について発表しました。

 大人歌舞伎は、九州唯一の農村歌舞伎です。文化祭で披露した大人歌舞伎を見せながら説明を行います。

農村歌舞伎は素人歌舞伎ともよばれる、農民による歌舞伎です。大人歌舞伎はこの地域の城主であった甲斐宗摂の供養として始めたのが起源だと伝えられています。

そして、新たな疑問として「どのような場所でどのような時におどるのか」という疑問が出ました。

最後に、日之影の未来についてSDGsと絡めて発表しました。

GIAHS×SDGs×日之影町」をテーマに日之影町の未来について探究しました。

SDGsの17の目標を日之影町に焦点を当てて考えました。

中でも、7番の「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」では、日之影町の小水力発電所を取り上げ、わずかな水の流れと落差によって、大きい電力をまかなうことができることに着目しました。

このような取り組みから、日之影町はSDGsの最先端の町であると考えられます。


次に高森高校の発表が行われました。

高森高校では、「南郷谷役場」という仮想役場を設定して、観光局・産業局・建設局・総務局に分かれて発表していただきました。

 

観光局では、「ふるさと納税」に着目した取り組みについて、産業局では「阿蘇ジオパーク」を生かした観光への取り組みについて、建設局では、「防災」について着目した橋の建設の提案、総務局では、「子どもの偏食の増加」による手軽でおいしく野菜を食べれるレシピの考案について発表していただきました。


高校生の大人な視点に、生徒たちも真剣に話を聞き、必死でメモを取ります。



最後に質疑応答や感想を伝え合いました。


高森高校の高校生からは「こんな田舎はやく出てやると思っていましたが、この探究を通して、高森のために何かできることはないか考えるようになった」という感想が出ました。

日之影中の生徒たちも、「高校生の大人な視点や、発表のわかりやすさ、内容の濃さなどがとても勉強になった」という感想が出てきました。

 

高森町と日之影町、どちらも山の中にある町で、車で1時間ほどの距離ということもあり、親近感が出てきたようです。

共通点が多い町同士の交流は非常に得るものが多く、生徒たちも新たな視点を見つけるきっかけになりました。

来年度の「ひのかげ近未来会議」に向けて視野が広がったと思います。

 

 

高森高校のみなさん本日は貴重な機会をいただきありがとうございました。

着衣水泳

7月15日(木) 「命を守るための授業」着衣水泳

 

今日の水泳は、1年生が着衣水泳の体験を行いました。



自分が水の事故にあったとき、あるいは遭遇したときに、命を守るための大切な授業です。

まず、水泳帽やゴーグルを取り、服を着たまま、サンダルを履いたまま、入水します。



水着を着た時とは違った体の重みや、水に浮くことの難しさを身をもって体験しました。



ペットボトルをもって浮く体験。


 

 

サンダルをもって浮く体験。

 

次に、おぼれている人をどうやって助けるか各班で検証です。

プールにペットボトルを投げこんだり、

 

数人で手首と手首を握り合い救助したり、


 

みんなで引き揚げたり挑戦しましたが、
改めてその難しさ、一歩間違えば二次被害を生む可能性があることを実感ました。

堀先生からは「まずは大人の人の助けを呼ぶこと」「絶対にひとりで助けようとしないこと」

を熱く指導され、不慮の事故に出会ったときの落ち着いた対応の仕方を学びました。

 

水難事故にあった8割以上の人が命を落としています。

水難事故から命を守るためにはどうしたらいいのか。

 

キーワードは「浮いて待て」

まずはあわてず落ち着いて、手足の力を抜いて上を向き、体を浮かせること。

自分の身を守るための貴重な授業になりました。

 

新刊入荷!

7月14日() 新刊入荷!

 

日之影中生が心待ちにしていた新しい本が図書室にお目見えしました!


今年の大河ドラマの主人公である「渋沢栄一」さんがどんな人物で
何をした人なのか紹介している本や、
著者「論語と算盤」のマンガ版は必見です!


また、5月の選書会で生徒のみなさんから投票された本もたくさん入っています。


日之影中生に人気の「54字の物語」シリーズ、「ラストで君は」シリーズの新刊、
SDGsに関する本、生物やスポーツに関する本など、、、



新しく入った本は、なんと70冊以上!!本当にありがたいことです!


昼休み、さっそく図書室をのぞいてみると、新刊を囲んでいる生徒の姿がありました。


 

「本は心の栄養」

夏休み期間中、たくさんの本に触れて、たくさんの言葉に出会って、
心豊かに成長してほしいと思います。

地産地消給食


7
月14日() 地産地消給食

 

今日は地産地消の日!

給食に宮崎県産のかんぱちとピーマンが使われていました。


「カンパチ、お刺身で食べたいです。」ある生徒がそう言いました。
そう!今日のカンパチは、刺身にできるほど新鮮なのですが、

給食では生物を提供することができないため、今回はあんかけにしています。

 


給食室では、カンパチ一切れ一切れに下味をつけて、片栗粉をまぶして、揚げています。

あんかけに使われているニンジンやピーマンもすべて手作業で切っています。

スライサーは使いません。

 

そして、今日のカンパチは、一切れなんと、、、447円!

それを知った子どもたちはビックリ!

給食のありがたみをかみしめながら、食べました。

 

肝心のお味はというと、、、、

生徒のこの幸せそうな表情から、伝わるでしょうか。









カンパチの外はカリッと、中はふわっと肉厚で、とても美味でした。

給食を食べ、お腹も心もいっぱいになり、午後も勉学に励みます!

 

日之影中学校の給食は手間と愛情たっっぷり、自慢の給食です!

いつも美味しい給食ありがとうございます。

7月8日(木) 薬物乱用防止教室

7月8日() 薬物乱用防止教室

 

 

 

本日の6校時に薬物乱用防止教室を行いました。

 

 

講話の前に保体給食委員長の後藤美夢さんが、最近の覚せい剤で捕まったニュースや、薬物が原因となって起こった「アヘン戦争」について触れ、
さらには、学習委員長の本田香澄さんにアヘン戦争についての説明を求めるなど、教師顔負けの素晴らしい司会をしてくれました。

(ちなみに美夢さんの夢はIT関係の職業に就くことだそう。将来が楽しみです。)



今回は、高千穂保健所の三浦尚子さんを講師に招いて、話をしていただきました。

 

 

病院でもらった薬でも、決められたルールを守らず間違った使い方をすれば薬物乱用になること、薬物と知らずに持っているだけでも法律で罰せられてしまうこと、薬物は強い依存性があり一回の使用で人生を狂わせてしまうこと、などの話がありました。


 

 

真剣にメモをとり、聞いていました。

最後に、親しい人から薬物使用を誘われたとき、具体的にどう対処するのか話し合い、代表者に実演してもらいました。


 

 

「勉強ができるようになるよ」「痩せることができるよ」「気分がすっきりするよ」
いろんな甘い言葉で誘惑してくるかもしれません。

そのとき、自分ならどうしますか?

薬物乱用で失うものは、成長、夢、希望、あらゆる自由。
その人の人生はもちろん、家族やまわりの大切な人たちまで深く傷つけます。

 

家族、友達、先生、地域の方々…
数多くの人が日之影中生の未来がよりよいものになるように願っています。


 

 

生徒が書いたメモの一部です。今回の授業で生徒たちは改めて薬物の正しい知識と薬物乱用の恐ろしさを痛感したと思います。

 


 

 

講師の三浦尚子様、ありがとうございました。

 

 

 

 


7月8日㈭ 地産地消給食

78日(木) 地産地消給食


本日は、地産地消給食の日でした。


メニューは、「地頭鶏の親子丼」、「ちりめんのあえもの」です。

大きいおかずに、地頭鶏としいたけが、小さいおかずに、きゅうりが地元の食材として使用されています。


地頭鶏の親子丼は、しいたけと地頭鶏のうまみが染みこんでいて、夏バテでもたくさん食べられる優しい味でした。


ちりめんのあえものは、ひんやりさっぱりした味付けで、きゅうりのシャキシャキという食感が楽しめます。

 

 

食べ終わった後は、はみがきを行います。




じめじめとした梅雨が続き、気温も高くなってきた中、地元の豊かな自然で育った栄養満点の食材でできた、おいしい給食のおかげで夏バテせずに生活することができています。

 

食材の生産者の方々、給食を作ってくださる調理員の方々に感謝しながら、たくさん食べて大きく成長してくださいね。


7月7日(水) 日之影中農業クラブの収穫


77() 

日之影中農業クラブの収穫

 


日之影中学校では最近、農業クラブ(非公認)が堀先生のもと発足されました。

 

はじめは2年生の陽菜美さんが、堀先生とふたりで育てていましたが、
いつの間にか陽菜美さんを手伝おうと昼休みに集まる人数が増え、
(それも学年を問わず入会希望者が続出)

 

今では農業クラブのメンバー数は二桁を超えているのではないかと思います。




農業クラブのメンバーは、お昼休みなどの時間を使って水やりや草抜きをしたり、

栄養剤を与えたりと、毎日一生懸命に野菜のお世話をしています。


今日は4月の終わりに植えたトマトたちが赤く色づいていたので収穫してみました。


ちなみに陽菜美さんはトマトが好きではないそうなので、
男子生徒二名がトマトをたくさん食べてくれました。




彪雅くんは歯磨き後で少し変な味だったようですが、そのあともたくさん食べてくれました。




トマトが大好きな蓮人くんは「おいしい!」と、
中玉サイズにも2つ3つとかぶりついていました。


トマトの他にもナス、おくら、にがうり、ピーマンなどたくさんの夏野菜たちが次々と成長しています。


日ごろ口にしている食べ物が、どれほどの時間をかけ、どのように作られ、
自分たちの食卓に並んでいるのか、野菜の成長を間近に感じながら、多くの事を吸収してほしいと思います。




にがうりも、もう少ししたら収穫時期を迎えそうです。


その時は彪雅くんが味見してくれるそうですので、
またどのような表情を見せてくれるか楽しみにしておこうと思います。





 

 

 

 

 

 

 


7月6日㈭ 読み聞かせ


76日(火) 読み聞かせ

本日は、月に1回の読み聞かせが行われました。

1年生には新名さんが読み聞かせをしてくださいました。

 

身を乗り出して、真剣にお話を聞きます。


2年生には、津隈さんが読み聞かせをしてくださいました。


集中してお話を聞きます。


1学期最後の読み聞かせとなりました。
夏休みも様々な本と触れ合って、自分の世界を広げていきましょう。

 

 

 


6月25日(金)1A伝統文化体験



6
25()A伝統文化体験

 


今日の総合では、日之影町の伝統文化であるわら細工と竹細工を体験します。


校外学習の「日之影探訪」にに引き続き、
郷土である日之影の魅力をじっくりと味わっている1年生です。

 

竹細工のグループと、わら細工のグループに分かれ今日は一年生をご指導いただきます。

 

 

わら細工の班では、わら細工たくぼさんが縁起物の作品を持ってきてくださったり、
わら細工についての説明をしてくださいました。



 



また、将来の夢や、大人になった時の生き方、暮らし方についてや、

「自分の人生で時間をかけて取り組むなら何をしたいだろうか。」など、
「将来仕事に就いたとき、この仕事素晴らしいでしょ?と誇りを持って言えるようになりたいよね。」
と生徒と対話をしながら、夢や将来についての話もしてくださいました。




一人ひとりを回りながら指導してくださっている様子です。





どんどん形になっていくのが面白いようで、みんな集中して作っていきます。




徐々にコツをつかんだ生徒たちは教頭先生に教えてあげられるほどに成長していました。



今回わら細工班が作ったのは、「むすび飾り」という縁起物です。

縄の円が人々の輪、稲穂は実りを表しているそうで、
たくさんの人たちの輪の中で、実り多き人生になるよう願いを込めた飾りです。






立派に出来上がり満足そうな笑顔です。

 


竹細工班では竹の扱いに苦戦しながらも、2年生も作った竹かごに挑戦します。



竹が思っていたよりも固く、曲げるのが難しかったと言う生徒も多くいましたが、
その分竹細工を自在に操る小川さん達の職人技を見て、
「すごい!」と改めて尊敬の念を抱いていました。











丁寧なご指導のおかげもあり、しっかりとした竹かごに仕上がっていました。







最後にお世話になった講師の方々と、
完成した作品と一緒に記念撮影を行いました。




竹細工職人の小川さん、榎さんと。


 


わら細工たくぼの山木さん、佐藤さんと。



ただ日之影の伝統工芸を学ぶだけではなく、今回の経験を通じて、
自分にじっくり向き合う大切さも教えていただく貴重な時間となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6月30日1年総合「日之影探訪」を経ての学習経過




6月30日1年総合

「日之影探訪」を経ての学習経過


 

1年生は先日の624日に、「日之影探訪」と題し、
郷土の歴史・文化や自然に関することを学んできました。


スクールバスで学校を出発し、まずは見立の英国館へ。


イギリス人に合わせた造りの建物の説明や、昔は鉱山があり、
栄えていた頃の見立地区の貴重な映像など興味深く観察していました。










次に向かった場所は七折用水取水口です。

普段は立ち入り禁止の場所なので、もちろん取水口に行くことは初めての生徒たち。
透き通った水に感動し、またその水の勢いに圧倒され、
日之影の七折地区に水を運んでいる仕組みや管理の方法などを詳しく教えていただきました。









戸川石垣の村では、日本一の高さの石垣が日之影町にあることに嬉しくなり、

絶景の棚田の風景に思わず目が奪われます。









深角地区地域交流センターでは団七踊りの歴史をお話しいただきました。

仇討ちの話だったという事を初めて知った生徒も多く、驚いていました。






最後に大人歌舞伎の館に行き、大人地区で演じられるようになるまでの歴史を教えてもらいました。






衣装部屋にも入らせていただき、昔の台本や、刀やかつら、着物など
貴重なものを実際に見ることができ大興奮の様子でした。





そして今日の総合では、日之影探訪で学んできたことを班ごとにまとめ、
さらに自分たちが今後探求していきたい、深めていきたい内容を発表しました。





案内をしていただき、説明を聞く中で「初めて知ったこと」
「疑問に思ったこと」「もっと調べたいと感じたこと」などを分類わけしていきます。


 

他の班の考えと自分たちの班の考えを比べ、興味深そうに発表を聞いていました。



同じ場所を回りましたが、各班での着目点の違いが面白いです。

これからどのようなテーマで探究を進めていくのか楽しみです。





6月24日(木) 3年生フィールドワーク



6月24日(木)
3年生フィールドワーク

 



3年生が「ひのかげ近未来会議」での発表に向けて、フィールドワークを実施しました。


「観光業の活性化」班


生徒たちは「日之影を外と中から見てみよう」というテーマを掲げ、
高千穂町と日之影町の観光協会や観光スポットを訪れました。



高千穂観光協会の方に高千穂の観光について教えてもらい日之影

の観光をさらによりよくするための方法を考えることができました。






たくさんのお店にアンケート置いてもらい、
日之影町の観光活性化につながるような参考になる意見がたくさん書いてありました。

アンケート結果をもとに、これからもっと日之影をより良いものにしていきたいです。






高千穂峡でインタビュー調査を行いました。

優しい方ばかりでたくさんの意見を聞くことができました。
観光客の方たちの意見を参考にさせていただき、日之影をよりよい町にしていきたいです。




あまてらす鉄道ではトロッコに乗ることができました。

意外とスピードが出ていてとても楽しかったです。



重信さんのところに行きました。YouTubeのことなど

教えてくだいました。最後に全員サインを貰いました。




「児童福祉の充実」班


生徒たちは「教育面の児童福祉を最大限活用するためにはどうすればよいか」というテーマで
町役場(町民福祉課、教育委員会)と宮水小学校を訪れ、調査活動を行いました。

ですが、このテーマの裏には日之影町でより良い暮らしをしてほしいという想いがあることに気づき、
「子供とその保護者が暮らしやすい町にするためにはどうすればよいか」というテーマに変更をしました。





宮水小学校では、6年生と日之影町の児童福祉の課題やその解決策について一緒に話し合いました。

小学生と対話をすることで、自分たちだけでは気づけなかった新たな視点を見つけることができました。
また、特別支援学級の先生にも様々なお話を聞くことができました。



宮水小学校から役場まで歩いて移動しました。
天気もよく、すぐ近くなので楽々です


役場の方々にお話を伺ったり、新しくできた図書館を見学したりしました。





「農業の振興」班


生徒たちは「農業のやりがいや楽しさと苦労を知ろう」
というテーマを掲げて、2軒の農家を訪れました。




森山さんは、息子さん夫婦と家族経営で農業を営んでいらっしゃいます。

数多くの野菜を栽培されており、おいしそうなアスパラガスをいただきました。

生徒の質問には「農業は辛いと感じたことはありません。野菜が成長し収穫する時、
お客さんから『おいしかったよ』と言ってもらった時にすごくうれしいから。」と答えていただきました。






生徒たちが質問すると、「しいたけと栗」が主要な収入源であることが分かりました。
そこで急遽、しいたけ栽培場まで移動します。

メンターである桝田さん(農林振興課)からも、町の補助などについて説明をいただきました。
「野菜」が主な収入源だと予想していた子どもたちにとって、新たな学びとなりました。




鹿の角を発見!意外に重かったです。




森山さん、ありがとうございました。

 

 


次に本田孝枝さんの家に移動し、JAに出荷するナス農園で農業体験をさせていただきました。






ナス栽培の説明を受けて、ナスを支える棒を1本ずつ引き抜く作業をします。
「腰が痛い」「この作業を1人でするのは大変」と
生徒たちは農業の大変さを身をもって感じたようです。




きれいでおいしそうなナスです。






生徒たちの質問には「虫や病気から野菜を守ることが大変。農薬すべてがダメではなく、
安全基準をしっかり守っているので、安心して野菜を食べて欲しい」と答えていらっしゃいました。

「夫や子どもに野菜をおいしく食べてもらって、健康に生きている今があります」
と農業のすばらしさも教えていただき、生徒たちの学びが広がりました。ありがとうございました。



「林業の振興」班


生徒たちは「林業のイメージ(きついなど)が本当か体験してみよう」
というテーマを設定して、伐採現場と製材工場を訪れました。






造林について説明していただき、体験します。
日之影町で初となる経営管理制度を利用している山林で、循環型林業のスタートになる過程です。






重機と山林に張り巡らされたワイヤーを使って木材を伐採する様子を近くで見学しました。





めったに見ることができない現場で、生徒たちは
林業についてさらに興味が高まった様子で
「見学できて楽しい」「林業ってすごい」と感想を述べていました。


次に、「もくみ」に移動して、製材工場を見学します。






社長さんから工場の機械や作業工程について説明を受け、いざ見学開始です。





製材工場には多岐にわたる工程と機械があることを学びました。

「ボイラーはほぼ一年間24時間稼働している」ことを知った生徒たちは驚くとともに、
「木材を一切捨てることなく活用し環境に配慮している」ことに関心していました。




午後は思考ツールと付箋紙を使って、体験・調査で分かったことなどを整理していきます。

生徒たちはどんどん意見を出していきます。

どうやら中間発表やマイプロジェクトの方向性も定まったようです。




これもフィールドワーク先を調整していただいた井植さん(農林振興課)と
日之影町の企業のみなさんのおかげですね。

本当にありがとうございました。


フィールドワークでの体験・調査をもとに、
7月15日(木)に役場の町民ホールで「中間発表」を行います。

そこでは生徒たちが「町への発信」や
「マイプロジェクト(生徒自身が町に貢献する活動)」を発表します。


ぜひみなさんも町民ホールへお越しください。



 










 

 


 

 


 

 

 

 

 

7月1日㈭ 選手激励式


71日(木) 選手激励式

本日、宮崎県中学校総合体育大会の県大会に出場する、野球部と陸上部、県吹奏楽コンクールに参加する吹奏楽部の選手激励式が行われました。中窪校長先生から「地区の代表として全力を出してきてください」と激励の言葉がありました。各部の主将が、抱負を語りました。

 

〈野球部 主将  梅田龍斗さん〉

「県大会に出場できなかったチームの気持ちを背負って、県大会でベストを尽くせるように頑張ります。」



〈陸上部 主将 甲斐千尋さん〉
「目標としていた全員が県大会出場を達成できました。それぞれがベストを尽くしていい結果が残せるようにがんばります。」


〈吹奏楽部 副部長 甲斐陽菜多さん〉

「コンクールで、今まで頑張ってきた成果を出して、お客さんを感動させることができるような演奏をします。」



そして、生徒を代表して、3年生の本田香澄さんが激励の言葉を述べてくれました。
「今まで一生懸命やってきた練習の成果を代表として力を発揮してきてください。私たちは日之影町から応援しています。」



生徒の皆さん、地区代表として、学校の代表としてベストを尽くしてくださいね。

7月1日㈭ いのちについて考える


71日(木) いのちについて考える

 

本日は、「いのちについて考える」をテーマに道徳の授業が行われました。

 

71日から、「宮崎県いのちの教育週間」がはじまりました。

それに関連して、亀井先生による全校一斉の道徳の授業が行われました。

 

初めに、「命とは?」、「生きるとは?」について考えます。




そして、赤ちゃんのエコーの動画を見て、命の尊さについて考えます。



次に、谷川俊太郎さんの「いのち」という詩を聞きました。
聞いた後、3学年混合のグループに分かれて、「いのち」に付け加えて、「生きているということ」からはじまる詩を考えました。




完成した詩は、2年生教室のすぐそばに掲示しました。
それぞれの「生きているということ」を見て、考えを深めていってほしいです。



校長先生からの挑戦状!

7月1日(木)校長先生からの挑戦状!

 

今日の昼休み、校長室の前の廊下で生徒5~6人がワイワイ…

 

ホワイトボードの前で「こうじゃない?」「いや、でもさ、」となにやら熱く論じています。

 

(本当はもっと群がっていましたが、カメラを構えると、逃げていった恥ずかしがり屋さんも数名)

実はホワイトボードには、校長先生から数学に関する挑戦状(問題)が出されていたのです。




今日来ていたのは、1年生と2年生の男の子たちでした。

昼休みの時間も学年を超えて遊んだり、学びあったりできる仲の良さは、
他の学校ではなかなか見られない、日之影中学校の魅力だと思います。

 

ちなみに、校長先生曰く、まだ正解した生徒はいないようです。

 

さあ、正解を導き出せる日之影中生は、だれだ!?