カテゴリ:研修会・講習会

校内進路ガイダンス

3月14日(木)は校内進路ガイダンスが開催されました。

今回は、企業21社、学校17社
合計38団体の皆様に、都農高校体育館へお集まりいただき
それぞれの仕事や学校の特徴を説明していただきました。

生徒達は、多くのブースの中から、3つを選び
20分×3セットで回っていきました。


熱心に説明を聞く生徒達。


多くの企業の皆様は、スライドや映像を使い
わかりやすく説明して下さいました。
また、実際に製作している商品をお持ち頂くなど
都農高生のために、大変よくしていただきました。


さて、今回のガイダンスで、就職先・進学先は決まったでしょうか!?
まだまだ、沢山悩んで下さい。

命を大切にする教育

7月18日(水)は笹森義幸氏をお招きして
「命を大切にする教育」を行いました。


笹森氏は、2002年12月に交通事故で長男の郁也君(当時13)
を失いました。
部活帰りに友人と自転車を押して歩いている時に
前から来た軽トラックがカーブを曲がりきれずに
はねられたとのことです。


特に、これから免許を取る高校3年生に対して
車を運転することの責任を訴えてくださいました。

また、ご自身の畜産業についての経験からも
命の大切さを教えていただきました。



講演後生徒からは
「1つの命の大切さや、命の重さを感じることができた時間でした。」
「自分は自転車によく乗るので、加害者にも被害者にもなることが無いように、これからの行動ひとつひとつに気をつけて行きたいです。」
という声が挙がりました。

交通安全教室「スケアードストレート」

6月29日(金)は交通安全教室でした。
今回はスタントマンの方による「スケアード ストレート」を見学しました。


スケアードストレートとは、恐怖を実感することで
それにつながる危険行為を未然に防ぎ、
 交通ルールを遵守することの大切さを体感させる教育方法とのことです。


左右確認をせずに飛び出すと・・・


ドガッ!!


時速40kmの自動車に衝突されてしまいました。
見るだけでわかるほどの、ものすごい衝撃でした!


大型トラックの横を走っていると・・・


内輪差で簡単に巻き込まれます。
おまけにドライバーからは死角になっており、見えません。
トラックの横を併走しないようにしましょう・・・。


今回の教室を企画していただいた宮崎県警とJA共催、スタントマンの方に
お礼の言葉を述べました。

薬物乱用防止教室を行いました

11月30日(木)は薬物乱用防止教室を行いました。

今回は、宮崎ダルクから講師の先生をお招きして
薬物の恐ろしさを学びました。

ダルク(DARC)とは
DRUG=薬物
ADDICTION=依存
Rihabilitation=回復
CENTER=施設
を組み合わせた造語で、薬物依存の治療を行うリハビリ施設です。


講師の先生も、過去に薬物を使用した過去があるそうです。
なぜでしょう。

薬物治療を行う病院の先生は、当然ながら薬物依存の経験がありません。
なので、病院でできる治療は全体の50%ほどだそうです。

薬物依存を治す薬はありません。
ただ、ひたすら薬物を使わない生活を続けることが治療なのですが
その苦しさを知っているのは、過去に薬物依存を乗り越えた人だけです。

ダルクとは、そのような共同生活を行う場所だそうです。


DVDでダルクの活動を視聴したのち、講師の先生の話を聞きました。

実際に薬物依存で宮崎ダルクに入り、現在治療中の方にもお越しいただき
自身がなぜ薬物に手を染めたのかをお話しいただきました。


生徒達は、熱心にそのお話を聞いていました。
薬物の入り口は、身近にあるそうです。
小さな悩みが、やがて大きくなり薬物に手を伸ばすのです。


悩みを抱えたとき、話せる人をたくさんつくっておくと良いのだそうです。

1・2年進路別集会

9月11日(月)は1・2年生向けに進路別集会が行われました。

全体で進学希望者と就職希望者に分かれて
これからの学校生活の送り方を確認しました。

総合学科である都農高校は、
就職希望者と進学希望者がほぼ同数です。

今回は就職希望者の集会をご紹介。
進路指導主任による熱い話が展開します!


就職希望者に求められることは、やはり休まないことです。
コミュニケーション能力なども重要視されますが
3年間無遅刻無欠席は最大の武器になります。

そんなこと、わかってはいるのですが、つい気が緩み休んでしまう・・・
その気の緩みが1年後の後悔に繋がる・・・!

そんな事が置きやすい2学期の始めに
このような話を聞くと、気が引き締まりますね!


実際の求人票を見るのも初めてです。
熱心に読む1年生。

一生懸命高校生活を送れば、なりたい職業がきっと見つかります。
がんばれ!!

進路講演会

5月31日(水)  進路講演会 

テーマ 「社会人としてのマナーおよびコミュニケーション能力の向上」
講 師 木林 瑞穂 氏 (キッズコーポレーション専任講師)

木林先生の講演は、本校では3年連続になります。
とうことで、2年生は2回目、3年生は3回目の受講となります.



テンポ良く、聞きやすい口調で話されるので、
あっという間に先生の話に引き込まれました。
まずは座り方から…


背筋を伸ばして!親指は中に入れて握り拳!
足はかかとをつけてハの字に!

女性は、右手の爪が隠れるように、左手を添えて!足を閉じて!

普段意識していない座り方.
お腹や背中、脚、いろんな筋肉を使って…ぷるぷるっ…
「正しい姿勢」って難しいっ!!
 

・・・次は返事の仕方


 「ハイッ」 歯切れの良く、気持ちよい返事。
さすが3年生、返事の仕方も、腕のあげ方も、
顔の横から腕が指先までまっすぐ伸びて、綺麗です♪
 

・・・次は、向かい合います。

片方の人は今日出来事を、朝起きたときから現在までを
細かく報告してください。
もう片方の人は、脚と腕を組み目をつむって聴いてください…。

次は、相手の話を邪魔しないように、うなずきながら話を聞いてください。



ステージから降りて、生徒に声をかけながら、指導される木林先生。


どうでしたか?
聴く人の態度が違うだけで、相手の印象や、話しやすさ、
「違い」を感じたのではないでしょうか?

 
 次は、歩くときの姿勢、脚の運び、腕から指の先までの動き、視線…
たくさんのことを意識して歩くと、ぎこちない動きになっちゃいましたね☆笑


今日の講演を活かして、自分のものにするべく、
日頃から意識して行動していきたいと思います。

来年度も、成長した姿を木林先生に見せることが出来たら良いですね♪

サイバー講演会

4月26日(水)サイバー講演会

スマートフォン、SNSはとても身近で便利なモノですが、
あなたの利用方法は大丈夫ですか?

今回はNTTドコモ様から先生がお越しになり
スマホ・ケータイ安全教室が開催されました。


校長先生から、しっかり話を聞くように…とお言葉。

では早速、この画像を見てください!
ちょっと…良くない部分があります。
それはどこだと思いますか?

みなさん・・・どこがダメなのか、わかりますか?


質問されてみたり笑
答えです!
2人の顔が判別できるほどはっきり写っていること、
店名がわかること
確認せずに人の写真を載せているかもしれないこと…
など色々と答えを出してくれました。

他にも、最近話題の「炎上」に関すること。

軽い気持ちでのせた写真が、どんな影響を与えたでしょうか…。


インターネットに情報をあげる際に注意するポイントです。
世界中の多くの人の目に触れること、
一度あげた情報は簡単には消すことができないこと様々です。

それが原因で、自ら命を絶つ、殺人まで発展したケースもあること…
考えることがたくさんありました。

スマートフォンを所持している生徒は多くいます。
また、その使い方は自身で考えて使うことが求められています。
何気ない一言、行動が大きな事件へと発展することもあるという事を、意識して、慎重に利用してくださいね。

都農町長の熱いメッセージ!!

1月30日(月)は都農町長 河野正和様が来校し
都農町の未来を担う都農高生に、講話をいただきました。


今回の講話は、主権者教育の一環として企画されました。
町長の若い頃の経験談から、都農町が今に至るまで…
大変興味深いお話でした。

◎ラグビーで大ケガをした高校時代
高校生の頃は、ラグビーの選手だった正和氏。
当時は恵まれない体格ながらも大活躍!かなり有名な選手でした。

しかし、その頃に肩を大ケガしてしまい長期入院。
就職や進学のチャンスを逃してしまいました…。

ところが、この逆境で一念発起。
裕福でなかった家庭を支えるため、猛勉強して役場に入りました!

◎運命の県庁出向
社会人になってからは、地元都農町でラグビーを続けて
所属するチームは宮崎県1位にまで昇りつめます。
さらに、20代前半で結婚して家庭を持ち、役場の仕事も頑張っていたある日・・・
1年間の県庁への出向を命じられます。

ここで、"大人として目が覚めた"といいます。

県庁の地方課は周囲を見れば、みんなエリート。
優秀な仕事をこなす人ばかり!
対して、自分は高卒。
あまり勉強してこなかった事を激しく後悔したそうです。

しかし、ここでも負けじと一生懸命勉強を始めます。
正和氏、29歳の頃でした。

◎昔からの夢を叶えようと・・・
町長には、若い頃に仲間と誓った夢がありました。
「都農町の野菜を、いつか出来る高速道路で全国に広めて都農町を盛り上げよう!」
そして、47歳の頃、役場を辞めようと決意します。
いよいよ農業法人を立ち上げて、夢をかなえるのです。

ところが、当時役場の課長だった正和氏に、地域の方から
町長選出馬の依頼が来ました。

初めは『夢』のために、町長になるつもりはありませんでしたが
地域の方の熱意に押され、了承。
選挙戦の末…当選したのです!

◎財政危機の都農町が・・・

正和氏が町長になったころ、町は財政危機でした。
自信を無くしている都農町民。
そこらでは「ダメだ、ダメだ」とあきらめの声。

そこで町長は、徹底的な行財政改革に乗り出します。
役場職員の給料カット!町民の補助金もカット!
・・・
短期決戦で財政の立て直しに取り組んだ結果
道の駅プロジェクトを始め、様々な事業が成功。
現在では、「ふるさと納税」で全国3位の水準にあたる自治体となりました。

・・・以上が、都農町長のこれまで。
知られざる、都農町長の物語でした。


ここで、高校生との議論に入ります。
都農町はどんな町で、これからどうなってほしいか。

生徒からは
「祭りが多く、元気がある町」
「名産品を全国にアピールできるようにしたい」
など意見が出ました。

◎若者よ、勉強せよ!
最後に、都農町長から高校生に望むことを話されました。

まずは行動の原動力となる夢、目標、希望を持つこと。
そして、夢を叶えるために勉強をすること。
町長は若い頃に勉強しなかった事を本当に後悔されています。
進路選択の幅を広げるためにも、勉強をしなければいけません。

また、自分を奮い立たせる『座右の銘』を持つこと。
「自分はこう生きるんだ!」という人生の指針になります。
ちなみに町長は、次の二つを心に刻んでいるそうです。
①努力という木に成功という花が咲く
②己を虚しゅうして事に当たれ(先入観を持つな)


皆で力を合わせて、都農町、地域社会、日本を盛り上げて行こう!!!
と締めくくられました。

最後に、お礼の言葉を述べた本校生徒を力強く抱擁されました!
町長の熱い想いが高校生にも伝わったことでしょう。

河野正和町長、これからも頑張って下さい!
私たちも、頑張ります!!

第13回総合学科実践研究発表会

1月20日(金)は第13回総合学科実践研究発表会が行われました。

都農高校ではセルフプロデュースインターンシップや課題研究など、
総合学科ならではの多様なキャリア教育を行っています。

その成果をまとめて地域の方に発信するのがこの発表会です。
これまでの学習内容をまとめることで、
将来の進路や自己の生き方を考えることも目的です。


総合学科の特色である「産業社会と人間」や「就業体験」などについても
生徒が説明をおこないました!

それぞれ代表生徒が1年生は職業調べ(助産師)や
地域インターンシップ(高菜の生産など)について発表しました。


こちらは2年生のセルフプロデュースインターンシップの報告です。
理学療法士を目指す彼女は、実際に整骨院で体験を行ってきました。


3年生の課題研究では、一年間取り組んだ様々な研究内容について
代表の生徒が発表しました。
こちらは、商業情報系列の生徒が、動画編集について発表。

動画編集を駆使して、スタイリッシュな映像や、
かわいい粘土アニメーションを作成しました。


このグループは理科実験です。
不思議な液体『ダイラタンシー』について調べたことを発表しました。

圧力を加えると固まる液体。
一体、その条件は?様々な実験で謎に迫っていました。


3年生の就業体験では毎週金曜日のインターンシップを1年間続けました。
福祉施設で経験した1年間の成果を報告しました。


毎年、司会進行なども生徒だけで行います。
彼らの成長を実感した発表会となりました。
来賓の方々にも都農高校の取り組みをよくご理解いただけたと思います。


今年も、都農中学校の2年生に来て頂きました!
地元都農高校の底力を見て頂けたでしょうか…?


「つのぴょんと行く都農町探検3」の取材も来ていました。

2月15日(水)18:55~
MRTにて放送されます。
ぜひご覧下さい!

そして、いよいよ来年度は総合学科開設20周年を迎えます。
さらに充実した研究発表を目指して、生徒・職員ともに頑張っていきます!

電話マナー講演会の報告

5月11日(水)は電話マナー講演会が行われました。

セルフプロデュースインターンシップで企業へ電話をする2年生が対象です。
講師はインターナショナル・エア・アカデミーより
黒木恵美子先生です。

電話対応だけでなく、報告書の書き方、インターンシップ先での態度など
将来につながる重要なお話を聞くことができました。


もちろん企業への電話対応の練習も行いました。
先方の様子をうかがい、こころのこもった連絡が大切であると学びました。


マニュアルばかりを気にすると、応用が効きません。
先生の突然の問いかけに、電話で詰まってしまう生徒も続出。

誠意を持って、こころを込めてお話をすることが大切なようです・・・。

来週から電話対応の始まる2年生!
頑張って下さいね~!

サイバー講演会報告

4月14日(木)はサイバー講演会でした。

講師は、NTTドコモ九州支社より
スマホ・ケータイ安全教室インストラクター
徳永あゆみ先生にお越しいただきました。


とても明るくわかりやすいお話で、興味深く聞くことができました。

生徒たちに寄り添って楽しく講演を進めて頂きました。

本校の生徒指導部の先生は、自分の高校時代を振り返って
「携帯電話が無くて良かったぁ」と心から思ったそうです。
みなさんは、30年後にどう思うのでしょう。
『携帯電話があってよかったぁ』と言えそうですか?
ぜひ、そう言える使い方をして、人生を豊かにしてください。

今回のまとめです。
①発信して良い言葉は、自宅の玄関ドアに貼って近所の人に公開しても良い内容だけ。
②発信して良い言葉は、学校の教室や廊下で大きな声で言える内容だけ。
③言葉や個人情報、写真などを発信するときには、一呼吸置いて考えること。



(1年生 生徒の感想文)
今日のサイバー講演では、ネットトラブルを防ぐ方法やインターネットの恐ろしさを知ることができました。
私もよくインターネットを利用するので、特にSNSでのトラブルが起こらないように注意しながらしっかりとマナーを守って使用していきたいなと思いました。
コミュニケーションアプリでは7%しか自分の感情や思いが伝わらないということを知ってとても驚きました。これからは、コミュニケーションアプリなどに頼りすぎずに、直接会って話せることはできるだけ会って話して、どうしてもの時には相手がどう感じるかなどをしっかり考えたいと思いました。



(2年生 生徒の感想文)
インターネットに画像を1枚のせるだけで、あんなにも広がってしまうんだなと思いました。
SNS、LINEやメール、Twitterとかは、相手がどんな表情をしているのかも全然分からないので、言葉には気をつけようと思います。
「は?」この一言でも、相手のとらえ方によって変わるもんなんだな~と思いました。何か伝えたりするときは、電話や、できれば直接会って伝えるのが一番だと改めて感じました。
すごくためになった1時間でした。                  



(3年生 生徒の感想文)
今日は、スマホ・ケータイ電話についてのサイバー教室がありました。
今日初めて知ったこと、以前知っていたことも、より詳しく知ることができました。
インターネットの情報網はとても恐ろしいものだということが分かりました。
軽い気持ちで誤ったことをしてしまうと、取り返しのつかないことになることも分かりました。
ケータイ電話に振り回されず、会話の時間を大切にしようと思いました。

進路体験発表会&進路ガイダンス

1月29日(金)は進路体験発表会&進路ガイダンスでした。

午前中の進路体験発表会では、みごと進路実現を果たした3年生が
これから進路選択を行う1,2年生に自分の体験を伝えました。

先輩の具体的な話を聞くことで、1,2年生の漠然とした進路のイメージが
現実的なものになることを目的としています。

3年生の進路は実に様々です。
4年制大学、公務員(自衛隊)、看護・福祉、就職、専門学校・・・
色々な分野に進む先輩が、それぞれの教室を巡り、体験を話します。

・正しい敬語、正しい日本語を使い、日ごろから挨拶や笑顔を意識しないと面接は乗り切れない。

・字が汚いとだめ!綺麗に書くことを意識しましょう。

・メモを取るクセが必要になってくる。

・スピーチコンテストやボランティアなど、色々なことにチャレンジし、自分の考えをいつでも言えるようにした。

・奨学金なども考えたが、返済のことを考えると厳しい。
しかし授業料免除などの制度もある。一人で考えずに、先生に相談すること。


・希望の学校が、『評定平均4.0以上』という条件を見て、愕然とした。「赤点を取らなければいいや」と思って過ごしていた2年間を激しく後悔した。

・外国の人ともっと交流がしたいので、留学を目的に進学した。


…etc.

先輩たちの体験談に、熱心にメモを取りながら臨む後輩たち。
来年度からやるべきことがわかったかな・・・?


午後は進路ガイダンスでした。

色々な専門学校や短大、事務所など計19校の講師の先生に
進路説明を行って頂きました。

生徒達は、それぞれの興味に応じて説明を受けに行きます。

ブライダル関係や・・・


短期大学・・・


土木事務所からは、沢山の方がお越しいただきました!


体験授業もありました。


美容師体験!?先生のように上手くはいきません・・・(笑)


公務員を目指すには、何をすれば良いのか。
熱心にメモを取ります。

他にも、沢山の講座が行われました。
講座後、頂いたパンフレットなどを教室でじっくり読む姿も見られました。
生徒達も参考になったことでしょう!

お話を頂いた講師の皆様、誠にありがとうございました。

一人ひとりを大切にする人権について

12月9日(水)は、人権教育講演会でした。
テーマは「一人ひとりを大切にする人権について」

近年話題となっているデートDVや性感染症などについて深いお話を聞き
お互いのパートナーを、本当の意味で大切にすることを学びました。

講師は
ドロップインセンターより黒田奈々先生と
男女共同参画センターより外山有美先生です。


講演会は、グループでお互いに意見を出し合うワークショップで進行していきました。
スクリーンに表示される恋人同士とのやり取りを見て、共感できるかどうか考えていきます。

例えば
「デートをしていて帰宅時間になったけど、彼氏が怒るので仕方なく一緒にいる。」
「彼氏のスマホへの着信が、他の女の子じゃないかと疑って強引に確認しようとする。」
「彼女が他の男の子と話すことを禁止する。」
「付き合ってるんだから、と性交渉を強要する。」
などのやりとりが紹介されました。


それらの場面を見て、各グループで相談します。
「気持ちはわかるけど…」
「そこまでするのはあり得ない…」など、いろんな意見が交わされます。


そして、手に持った色画用紙で、自分がどう思ったか意思表示を行います。
共感できるなら赤を、できないなら青、わからないなら黄…といった感じです。



私たちは、相手が好きだからこそ
「もっと一緒にいたい。」
「自分だけを見ていてほしい。」
と思います。

しかし、そこで一度落ち着き
「相手を大切にすること」
をよく考えなければなりません。

ただし、これは恋人に対する様々な感情を否定している訳ではありません。
自分の好きな気持ちを、どのような行動で表すかを考えてほしいのです。
「行動」には「責任」が伴います。

自分の行動に本当に責任が持てるのか・・・。
生徒たちは、それを真剣に考えていきました。



ここまで生徒たちは、ワークショップを通して様々な例を見てきましたが
後半は、厳しい現実が紹介されました。

宮崎県は、出生率が全国2位と非常に高くなっています。
しかし同時に、人工中絶率は全国1位。
また離婚率は全国3位となっています。
このことが、貧困の問題へと繋がっていきます。

望まない妊娠の結果として発生する様々な問題も学びました。
・生活が変わること(今までと同じ高校生活はもう送れなくなってしまいます。)
・性感染症のリスク
・学校をやめて働いても、低賃金の状態が続き貧困に陥ること…
などです。

自分ひとりの問題ではなく、相手の人生も変えてしまうこをよく考えなければなりません。

今回の講演会で生徒たちは
「自分を大切にすること」「相手をおもいやること」
の本当の意味を深く学びました。

生徒たちが、これから幸せな人生を送るために、
今回学んだことを生かしてほしいと切に願います。

チンドン屋「花ふぶき一座」様来校!

10月8日(木)は芸術鑑賞会でした。

本日は、チンドン屋「花ふぶき一座」の皆様がいらっしゃいました!


体育館後方からチンドン太鼓や大太鼓、ピッコロの軽快な音楽と共に入場。
とても明るい雰囲気です。


「リンゴの唄」など昭和の名曲から、最新アニメの曲まで軽快に演奏していただき
チンドン屋の「技」を見せていただきました。
太鼓と鉦とピッコロに座長の声が加わり、見事な演奏でした。


大太鼓の演奏を体験させていただいた生徒です。
派手な羽織をまとって一座の皆さんと決めポーズ!!


そして生徒は一本下駄にもチャレンジ!!支えが無いとふらふらです。
座長はこれを履いて楽器を鳴らします!スゴ技でした。


座長の宮田若奈さんは都農町出身。
みやこんじょ大使、都農町ふるさと大使も務めています。

20代の頃、「求める人ではなく、与える人になりたい」と決意した
宮田さんは、様々な夢を追い続ける中で「チンドン屋」と出会い
これこそまさに「人々に笑顔を与える仕事」として志したそうです。

本校の生徒達に「先を見ているから頑張れる。
例えやりたいことが無くても、日々を一生懸命生きていれば
きっと先は見つかる。」
と熱いエールを下さいました。


最後に生徒会長が
「宮田さんのお話を聞いて、自分も挑戦し続けようと思います。」と、
お礼の言葉を述べました。


宮田さんは講演終了後も、外で生徒達のお見送りをして下さいました!


そして!座長の宮田さんから生徒達へプレゼントがありました。
なんと、一枚一枚が宮田さんの手書きのポストカードです。
全校194名分をいただきました。

花ふぶき一座の皆さん、本当にありがとうございました!

税金について学びました!

9月17日(木)は、3年生の政治・経済の授業で
高鍋税務所から講師の先生をお招きし、税金について学びました。



今回お越しいただいたのは、高鍋税務所総務課の荒木康友さんです。

ところで、皆さん。
収入と所得の違いってなんでしょう?
収入から、税金などを引かれた、いわゆる「手取り」が所得になるのですね。

では、引かれた税金は何に使われているのでしょう?
社会保障や、生活保護費、年金や、公共事業などに使われているのです。

まだ、社会人として働いた経験の無い生徒達は
給料から税金が引かれることに驚いていました。

しかし、税金を納めているからこそ、私達の快適な生活があるのですね。


生徒達は一生懸命メモを取りながら、聞いていました。
来年の今頃は、社会人としてバリバリ働いている人がいると思います。

その時のために、しっかり学んで下さいね。

日本古来の香道体験!

7月10日は、公益財団法人お香の会(奈良市)から講師の先生をお招きし
香道の体験講座が行われました。


香道とは、香木を焚いて香りを楽しむ伝統的な遊びで
室町時代から続く日本古来の文化だそうです。

講師の先生方は、とても丁寧に教えて下さいました。

生徒達は、香道の作法や道具の説明を受けた後に
源氏物語を基にした遊び「源氏香」を体験しました。

源氏香とは、5つの香炉の香りを聞いていき(嗅ぐ、ではなく「聞く」のです!)
同じ香の組み合わせを当てるという、とても難しい遊びです。


これが「香炉」です。銀葉とよばれる、透明な板の上に乗っているのが
香木です。なんとも良い香りがします・・・。

この源氏香では、香りの組み合わせを図で表し、それぞれのパターンに源氏物語の一節が割り当てられているのです。

おもしろいですね。

見事、全ての香りの組み合わせを当てたのは…本校職員でした!!


最高得点者には、記録が送られます。
これも風情があって、言い方が適切かはわかりませんが…
オシャレですね。


以上、香道体験の報告でした。