学校の今

MS科1年 大学出前講義

1月24日(火)にMS科1年生が九州保健福祉大学薬学部の模擬授業に行ってきました。九保大はセンター試験会場にもなりますし、さまざまな面でご協力を頂いている大学です。前半は下堂薗権洋生による講義「薬の使い方と薬の情報」が行われました。自身の病院での薬剤師としての経験談やチーム医療における薬剤師の業務、最近がんの特効薬として話題の「オプジーボ」など薬学部を目指している生徒にとっては参考になるお話で、視野が広がったのではないかと思います。講義後は、「薬剤師の年収は?」「病院勤務の薬剤師としての仕事と大学で生徒へ授業している教授としての仕事の違い、やりがいは?」などの質問がありました。後半は山崎哲郎先生による「サリチル酸メチルの合成」の実験が行われました。これは、スポーツをしている人が筋肉痛になった時や捻挫、打撲等のときに使う湿布やスプレー、まさにあの物質の合成でした。先生の説明のもと、2人1組でてきぱきと作業をしていました。高校の実験室とは違って設備の整った実験室で、大学での研究というものを疑似体験でき、貴重な経験をさせていただきました。講義の後5組の東茉未さん、実験の後6組の大生航輝くんがそれぞれお礼の言葉を述べました。

ご指導頂いた下堂薗先生、山崎先生をはじめサポートいただいた皆様、大変お世話になりました。ありがとうございました。(MS科主任より)