学校の今

東大大学出前講義 (10月28日)

MS科1~2年生を対象とした大学出前講義(東大)を行いました。 東京大学大学院新領域創成科学研究科から小紫公也教授をお迎えして、『未来のロケット推進』というタイトルでご講演をいただきました。

 人類が本格的に宇宙に活動範囲を広げるには、宇宙輸送コストの大幅な削減が不可欠であり、そこで、地上から電磁ビームによってエネルギーを供給し飛翔する未来の宇宙推進の原理、現状、将来展望について解説されました。生徒からは「200気圧は地球上では体験できるのですか」「人間は宇宙のどこまで行けるのですか」「宇宙に普通の人が行くにはどんな訓練をすればよいのですか」など沢山質問が出ました。最後にフロンティアという言葉を使って、「君たちにはまだまだ未開拓の学問を開拓していってほしい」というメッセージを頂きました。

  生徒代表お礼の言葉では、2年生の築地駿世くんが「陸の孤島宮崎県延岡市へよく来ていただきました。わたしも目標とするところに東大がありますので、覚えておいてください」と述べました。

 小紫先生は講義以外にも延岡を知ろうと宮崎空港から高速バスで来られ、バス停から歩いて延岡高校まで来られました。また、ネットで調べて「桝元」に行って昼食をとられたそうです。講義後、鮎梁を見せて、ホテルに着いてからは、今山大師まで登られたそうです。短い時間でしたが、延岡を満喫して帰京されました。本当にありがとうございました。