令和6年度

時事通信

私立大学説明会(高3生対象)

2020/10/21

私立大学説明会[高3生対象]
10月20日(木)に「私立大学説明会」(高校3年生対象)を開催しました。本年度は45大学に参加していただき、体育館、新武道場、ミーティングルームを使用して、41大学を対面で、4大学をオンラインで実施しました。各大学の入試担当者から大学・学部・学科の特徴や大学生活、卒業後の進路、入試に関する情報について説明をしていただきました。本説明会の目的は、生徒たちが国公立大学との併願校を考える上で大学に関する情報を整理した上で選択することや、私立大学を取り巻く近年の環境の変化をしっかりと捉え、自分の現状を客観的に把握すること、そして、様々な大学の特徴を知ることによって自分の志望大学を再度検証し、確定していくことです。今年で6回目を迎えますが、県内で行われる説明会では最大規模と聞いています。
生徒たちは、私立大学独自の建学理念や入試方式など初めて知ることも多かったようです。また、ホームページやパンフレットからだけでは伝わらない生の情報を直接担当者から聞くことができて、今後の進路選択の参考になったようです。これからいよいよ受験が始まる3年生にとって、進路について考える良い機会となりました。志望大学合格に向けて受験勉強に対する意欲もなお一層高まったようです。

≪参加大学≫
早稲田大学、明治大学、立教大学、千葉工業大学、国際基督教大学、麻布大学、
関東学院大学、東京理科大学、法政大学、中央大学、東洋大学、日本女子大学、
帝京大学・帝京大学短期大学、國學院大學、神奈川大学、神奈川工科大学、同志社大学、関西学院大学、関西大学、京都産業大学、南山大学、龍谷大学・龍谷大学短期大学、
近畿大学・近畿大学短期大学部、西南学院大学、産業医科大学、久留米大学、
久留米工業大学、国際医療福祉大学、九州産業大学・九州産業大学造形短期大学部、
中村学園大学・中村学園大学短期大学部、福岡工業大学・福岡工業大学短期大学部、
福岡女学院大学・福岡女学院大学短期大学部、福岡大学、崇城大学、長崎国際大学、
熊本学園大学、九州看護福祉大学、別府大学・別府大学短期大学部、熊本保健科学大学、東海大学熊本キャンパス・東海大学、立命館アジア太平洋大学、九州保健福祉大学、
南九州大学・南九州短期大学、宮崎国際大学、宮崎産業経営大学 (45大学,順不同)

私大説明会1 私大説明会2

私大説明会3 私大説明会4

私大説明会5 私大説明会6

陸上競技部 九州大会報告

2022/10/18

 令和4年10月16日(日)、佐賀県佐賀市のSAGAスタジアムで行われた「令和4年度全九州高等学校体育大会 第40回全九州高等学校新人陸上競技大会」の男子110mHに、本校陸上競技部の田村英大さん(普通科1年)が出場し、15秒08の記録で4位に入賞しました。

 ギリギリのタイムでの予選通過でしたが,決勝で4位というすばらしい結果を残せました。まだ高校1年ですから,来年度以降が楽しみです。記録の15秒08は自己ベスト記録でした。しかし,3位の選手(同じ宮崎代表)との差がわずか0.04秒ということで本人は残念がっています。やはり3位と4位の違いは大きいものです。今後,IH出場という目標達成に向けてますますやる気が出ると思います。

九州新人表彰

第2回高校オープンスクールを開催しました。

2022/10/11

10月8日(土)の午前中に、今年度第2回の高校オープンスクールを開催したところ、県内各地より中学3年生90名、保護者75名の参加がありました。実行委員の挨拶の中で「まだ進路を迷っている人は手を上げて下さい。」という声かけに多くの中学生が手を上げていましたが、アンケートでは「今日のオープンスクールで西高に行きたくなりました。」といった感想がたくさん見られました。また、保護者からも「実行委員の生徒さんが生き生きと活動している・自信を持って西高のことを語っている。」といった感想を頂きました。

さて、今回のオープンスクールは広報委員会の高校1年生が企画を立て、実行委員も高校1年生から募集して運営しました。連携ミスや機器のトラブル等もありましたが、臨機応変に対応し、準備・運営・撤収等を通して主体性・行動力・協働力を発揮できたと思います。

開会行事 実行委員長挨拶

実行委員紹介 座談会1

座談会2

九州大学高校訪問事業 開催

2022/10/03

九州大学高校訪問事業(出前講義)[高1・2・3生希望者対象]

9月30日(金)の放課後に、九州大学の出前講義を開催しました。
講師としてエネルギー研究教育機構教授 山崎仁丈(よしひろ)先生に来校していただき「材料工学が拓く持続可能なエネルギー社会」というテーマで講演をしていただきました。
まず「鉄が鉄砲を生んだように『材料』が歴史を変えてきた。『材料工学』は持続可能な社会を生み出すキーテクノロジーである。」という話をされました。材料工学は、元素の組み合わせによって現存しないエネルギーを生み出す、いわば「現代の錬金術」であるという話に生徒は聞き入っていました。世界一だとおっしゃった研究施設では、AIによる加速的材料探索システムを用いて元素の組み合わせの解析が行われ、24,000年かかるものを24時間程度で終えることができるそうです。また、たった1回の試行で新材料を発見したこともあるという話しを伺い、研究の醍醐味を感じることができました。最後に、こういった研究の基礎になるのは化学、数学、物理、そしてその成果を発信するのに必要な英語、であることを話され、高校時代の学習を大切にするようにと励ましをいただきました。
生徒の感想には「98.4%の太陽光が利用されていないことに驚いた」「難しい内容を分かりやすく教えていただいた」「材料工学は夢のある学問だと思った」「自分も社会の役に立つという志を忘れないようにしたい」といったものが見られ、生徒たちにとって大変有意義な講演会となりました。

 

 

学部・学科講座[高1・2生対象]

2022/09/27

 学部・学科講座[高1・2生対象]

9月22日(木)に学部・学科講座を実施しました。
全体講演会は、宮崎国際大学学長で本校のスーパーサイエンスハイスクールの運営指導委員長を務めていただいている村上昇先生に『脳を知って、探究型学習に役立てる』という演題で行っていただきました。これからの教育では「自ら課題を見つけ、自分で解決する能力を養うこと」いわゆる探究活動が重要となることを前提に、まず「新しいことを知ることは楽しい」をテーマとして「様々な動物の生態と脳の関係」、「人間の脳の進化と機能について」、「勉強を通して前頭前野の非認知能力を鍛える」といった内容について話していただきました。次に「新しいことを見つけることは楽しい」をテーマに、村上先生ご自身の「食欲」に関する研究について説明していただきました。その研究の一つ一つが小さな疑問の「なぜ」「どうして」に始まり、仮説設定や検証実験を繰り返しながら「人間と動物の食欲について」や「空腹情報ホルモン(グレリン)」など、新たな発見に結実したことを伝えていただきました。70分間があっという間に過ぎ、「脳が喜ぶ」講演となりました。
全体講演会の後、21の系統別講座を実施しました。5講座はオンラインで、16講座は対面で実施させていただきました。生徒の感想には「かけるだけで豚の体重を視認できるメガネの開発秘話を聞き、地域性あふれる研究に魅力を感じた(工学系・機械知能工)」「犬の心臓病を診断する際にドップラー効果が使われているのを知って驚いた(農学系・獣医)」「薬の世界ではA:吸収、D:分布、M:代謝、E:排泄→ADME(アドメ)が大切で、薬剤師は患者さんのADMEを見極め、薬物治療に挑む職業だと知った(薬学系)」「学びには『Listening(聞くではなく聴くこと)、Seeing(良い例を見ること)、Doing(自分で実際にやってみること)、Adjusting(調整すること)』が大事だと知った(国際文化・国際関係学)」といったものが見られ、大学の本格的な講義に緊張感を持ちながらも楽しく受講できたようです。「学問研究に対する視野が広がった」「大学での研究が楽しみになってきた」「自分の進路を具体的にイメージすることができた」といった感想もありました。また、「私たちのSSHの研究を将来生かしてみたい」といった感想も見られ、探究活動の充実につながるいい機会となったようです。大学における学びのイメージが明確になり、進路意識の高揚につながる大変充実した学部・学科講座となりました。

全体講演 講座の様子①

講座の様子② 講座の様子③

講座の様子④ 講座の様子⑤

講座の様子⑥ 講座の様子⑦