昼間部ブログ

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夏休みを前に・・・

7月21日は夏季休業期間に入る前、一区切りをつける一日でした。

東高昼間部は前期後期の二期制。9月末までが前期ですので、

8月末からは、まだ前期の後半がスタートします。

 

全校集会では、最初に離任式がありました。

2年間の勤務を終えアメリカに帰国されるALTのザッカリー先生です。

 

お別れのスピーチは、英語に日本語を交えて・・・

生徒を代表して生徒会の大富さんもスピーチ・・・

(これはすべてENGLISH・・・素晴らしい!)

 

2021年も4月から5月にかけて、感染症拡大の波が押し寄せました。

歓迎遠足や定通大会、そして、生徒生活体験発表会などの主な行事は、工夫をしながら何とか開催できました。

しかし、一方でPTA総会は今年も中止せざるを得ない状況。

(保護者の皆様には、8月末に授業を自由に参観できる期間を設けます。)

 

県の感染者数の増減を睨みつつも、生徒の皆さんの学校生活をなるべく通常の形で維持できるように・・・この一点で東高校昼間部の先生方一同頑張ってきました。

『生徒の学びを止めてはいけない。』

 

そうした思いが“朝の出迎え”にも・・・

昼間部では朝のホームルームはありません。

だから、授業開始時間の9:00前に登校してくる生徒諸君を出迎えます。

 

「○○さん、おはよう!」

「ほら、急ぎなさいよ。あと1分で授業が始まるよ。」

生徒の表情や態度をさりげなく観察し、必要とあれば、声をかけます。

 

この期間、生徒諸君もよく頑張りました。特に素晴らしかったのは、清掃です。

 

 

掃除をする姿勢は、その人柄をよく表します。

掃除時間は10分。時間が来たら、いち早く清掃場所に向かい、担当箇所をきれいにしていきます。

感心するには、一人黙々と掃除する生徒が多いこと(ほぼ全員!)・・・。

 

 

階段 ほうき担当とモップ担当とがワンチームで実に手際よくふきあげていきます。



 
トイレ タイルの床はブラシをかけ、水できれいに洗い流します。




窓  工夫をして高いところにも手を伸ばします。

 

・人と協力できる

・最後まで徹底してやりきる

・大切なことに気づける

 

こういう姿をみるにつけ、生徒諸君の可能性を感じます。

 

聖湧祭テーマ決まる

10月21日(木)22日(金)に実施予定の聖湧祭。

そのテーマが決まりました。

 

『 熱くたぎる みんなで作ろう 聖湧祭 』

 

このテーマを考えたのは

3年生の池田征寛さんです。


テーマ設定の理由を池田さんは次のように説明してくれました。

 

「体育の部では、コロナ禍で大きな声を出せない状況を考えて、みんなで見入ってしまうような環境を整えたい。そして、文化の部では、みんなで一つのものを作る必要があるので、お互いに協調性を大事にしたい。」

 



素晴らしいですね。コロナ禍でいろんな行事が制約を受けている中、“何としても、聖湧祭を成功させたい”という思いが伝わってきます。

生活体験発表会

令和3年度の生活体験発表会が、7月6日の午後、体育館で行われました。

 

 

冒頭、黒木校長先生からご挨拶がありました。

 

・リモートではなく全校生徒の前で発表することの意義。

・「聴く側」である生徒の姿勢の大切さ

を中心にお話されました。

 

・熱中症対策と感染症対策はバッチリ。

・大型扇風機をフル稼働し、窓を全開にして、空気の流れをつくりました。

 

 

三人の代表者が素晴らしい発表をしてくれました。

・・・それぞれに、熱い思いをしっかりとした口調で・・・。しかも、原稿を見ずに聴衆を見て話そうとする姿に心打たれます。

 

思いを伝えるために何度も文を練り直し、何度も声に出して練習している様が目に浮かびます。そのひと手間ひと手間で、言葉が自分のものとなり、聞いている人の心に届くようになります。

 

少しだけ、発表者の言葉をご紹介します。

 

小玉愛さん



「・・・諦めていた夢を思い出した。」「・・・目標を建てる意味を理解し、今の自分を客観的にみる。自分の考えを見直すことができるようになった。」

 

川路美菜さん

「東高校の雰囲気や授業のスタイルが私にはあっている。・・・自由だがその中で問われていることをよく考え、学びの場であることをわきまえなくてはなりません。・・・自己管理・・・励まし合い、助け合いながら・・・」

中学校のころでは考えられなかった成長・・・・できた。」

 

黒木せりさん

私はあきらめていない。『私なんて』と思うのは辞めにした。・・・過去にあったことが良い経験だったと正直今の私は言うことはできない。でも未来の自分がそう言えるように生きていこう。」

 

 3人の共通するのは

 ・変えたい「過去の自分」を真っ正面から振り返っていること。

 そして

・こうありたい「未来の自分」に変えようと決意し努力していること。

 

その頑張りに対して、心から拍手を送りたくなります。すばらしい発表をありがとう。

マナー講座

6月3日に実施された3年生対象のマナー講座の様子です。

 

紳士服店の方を外部講師としてお招きして実施。

ビジネスマナーについて、理論と実践を重ねてきた・・・まさにその道のプロです。

 

導入では、まず、理論から

「人の第一印象は・・・視覚的な情報でほぼ決まります。だから、初対面の人に、まず良い印象を持ってもらうために、身だしなみは大切なのですよ。・・・」

 

講座の中身は、実践に移ります。

   スーツの選び方

 

   スーツの着こなし術 

『ポケット・フラップ、ボタンはどうするのか?』

      例えば、上着のボタンについて・・・男性の場合、一番上のボタンのみ。

女性の場合は上から一番目・二番目のボタンをかけます。

 

   スーツ以外の小物について

   『Yシャツ・ブラウス・ネクタイ・ベルト・クツ・バック・クツ下・ストッキング』

 

ネクタイの締め方

 「これどうやるの・・・?」

 

⑤名刺の出し方

 

(ほとんどすべてが、初めてのことですので・・・その所作ひとつひとつがとっても勉強になりますね。)

 

マナーの目的は、周囲とのよい人間関係や心地よい空間をつくることにあり、基本的に決める主体は自分です。・・・スリッパを並べるのも並べないのも自分次第・・・でも次に使う人のために並べようかな・・・(これは立派なマナーですよね。)

 

それに対して、ルールは属する集団の中で、必ず守るべきとされるもの。決める主体は属する集団にあることがほとんど。・・・(だから、時々窮屈に感じることもありますよね。)

 

   


今回はビ・ジ・ネ・ス・マナーですから、仕事をする上でお客様に良い印象を持ってもらうためのもの。

 

その様々な所作のポイントを懇切丁寧に教えてもらう貴重な機会となりました。

防災訓練

5月28日の午後1時25分・・・

「避難訓練放送です。・・・ただいま地震が発生しました。」

 

今回の防災訓練は、地震を想定。

生徒の皆さんは、窓から離れ、机の下で頭部を守る体勢をとります。

その5分後・・・

「揺れが収まりましたが、強い余震がくる危険性があります。先生の指示に従って、体育館前の駐車場に避難してください。」

 

 

整然と行動する生徒の皆さんです。

外付け階段を降りてくるのは一年生。

(頭部を防御しながら・・・)

 

 

体育館前に集合。点呼完了したのが4分50秒です。(お見事)

 

山口先生が総括をされました。

 

『天災は忘れた頃にやってくる』・・・これは物理学者寺田寅彦の言葉とされます。

いつ起こるかわからない地震や津波、そして水害や火災・・・

そして、実際には想定したとおりにいかないもの・・・ということも念頭に置かねばなりません。

今回は学校の授業時間という想定でしたが、登下校時や自宅にいるときも考えて家族の方と話し合っておくことも大切ですね。

とはいえ、今回はまず基本的な避難経路と集合・点呼の確認がしっかりとできました。