教育事務所からのニュース

2020年12月の記事一覧

令和2年度宮崎県公立小・中学校北部教育事務所管内初期研修

  管内における小・中学校の初期研修者を対象に、以下の点をねらいとして、研修会を実施しました。

1 総合的な学習の時間の授業参観や授業研究会をとおして、授業力の向上を図る。

2 地域と学校の連携・協働に係る講義や社会教育施設における体験活動をとおして、学校外の人材や    教育資源を活用することの意義を実感する。


【実施日及び会場】
令和2年11月19日(木) 日向市立財光寺小学校、むかばき青少年自然の家

令和2年11月26日(木) 延岡市立東小学校、むかばき青少年自然の家

【内容】

授業参観  「総合的な学習の時間」(第5学年)

授業研究会 「協議、質疑応答及び説明等」

指導助言  「総合的な学習の時間について」

講義    「地域と学校の連携・協働について」

体験活動  「行縢の滝トレッキング」

【研修をとおして】

授業研究会では、「総合的な学習の時間」を探究的な学びにするための手立てについて議論を深めていただきました。また、講義では地域との連携・協働の必要性を、滝トレッキングでは子どもたちに疑問をもたせたり、新たなことに気付かせたりする体験活動の重要性について、改めて考えていただくことができたようです。
 研修会場並びに授業を提供してくださった財光寺小学校、東小学校及び午後の体験活動を御支援いただきましたむかばき青少年自然の家の職員の皆様、本当にありがとうございました。


      

       

北部1UPサークル(特別支援教育)第2回研修会

 北部教育事務所では、各教科等の授業の在り方について、リーダーを中心とした実践的な研修を実施することによりサークル会員の指導力の向上を図る、北部1UPサークルを実施しています。

【実施日】 

令和2年12月1日(火)

【会  場】 延岡市立一ヶ岡小学校
【内  容】  講義・演習・協議

               ・行動観察の視点と実態把握の方法について

               ・実態把握を基にした具体的な支援の手立てについて(教材等の紹介を含む)

【詳  細】

 今回は、会員から要望のあった「行動観察の視点」や、具体的な支援の手立ての一つとしての「教材・教具」について、講義や演習を通して学ぶ回となりました。

【参加者の声】
・教材は個に応じた使い方をするべきだと感じました。そのためにも実態を把握することが大事だと改めて思いました。

・実態把握の視点についてご教示いただき、学校へ帰って早速自分の学級で見直しをしたいと思いました。

・今、行っている指導がそれぞれの児童に合っているのか、日々悩みます。評価→記録等(PDCA)が大切ですね。


 

 今回の学びが明日からの先生方の教室に生かされると幸いです。

 お忙しい中の研修への御参加、ありがとうございました。

令和2年度 中学校読書活動推進協議会

  中学校の学校図書館に関わる職員が一堂に会し、「中学校読書活動推進事業」における各学校の取組や本事業の基本的な考え方、目指す姿について理解を深めたり、各学校の現状と課題について協議したりすることにより、各学校の読書活動の推進を図ることをねらいとして、標題の研修が行われました。

【実施日】 
令和2年11月27日(金)

【内  容】 

      実践発表・・・「効果のあった実践や校内体制づくり及び今後の取組について」

      協   議・・・「これからの学校図書館の活用方法について」


 


【協議会アンケートより】

・様々な運営方法やアイデアを教えていただき、非常に勉強になりました。図書館教育のゴールとは何なのか自分も曖昧でした。宇野先生のお話を聞いてこちらも凝り固まりすぎることはないのだと知り、気が少し楽になりました。

・大変勉強になりました。読書好きの生徒を育てるための具体的な実践報告に学ぶことばかりでした。

・これまでにない視点から授業へのアプローチを考えることができそうです。多くの先生方に関わっていただく手立てのヒントをいただきました。   


 本日の協議会で得た学びは、今後の読書活動推進によりよく生かされることと思います。
熱心に協議いただき誠にありがとうございました。

 なお、協議で用いた資料は「各種様式等」からダウンロードできます。

 校内研修で御活用ください。