学校の様子

箕舞の練習

 1月25日(水)の5校時に地域の方々を講師に招き、箕舞の練習を行いました。1年生は初めて見る箕舞ですが、他の学年の子どもたちにとっても久しぶりに舞ったり唄ったりするので始めはどのような動きだったのかを確認しながら舞いました。


  【練習を繰り返して動きや唄を確かめます】


    【動きのコツを教えてくださいました】

       【2~6年生が舞います】

 1時間練習をして、少しずつ思い出してきた様子の子どもたち。ふりかえりでは、「今までみんなが箕舞を踊る姿を見て憧れていました。今日、箕舞が踊れたので夢が叶いました。完璧を目指すために練習をしたいです。」「スラスラ唄えるように家で練習をしたいです。」「初めて舞ったけど、やってみたら簡単にできました。」と発表していました。子どもたちにはそれぞれ箕舞に対する思いがあるようです。次回は2月1日(水)に最後の箕舞の練習が予定されています。それまでに練習を重ねて、元気よく堂々と舞えるようにして欲しいです。

 講師にお越しくださった3名の方、社会部の方、本日はありがとうございました。

読み聞かせ

 1月25日(水)の朝の時間に読み聞かせが行われました。今回は地域の方がお越しくださり、「せんたくかあちゃん」「くすのきだんちはゆきのなか」「うんちっち」の3冊の絵本を読んでくださいました。
 「せんたくかあちゃん」では、たらいと洗濯板で洗濯をする「かあちゃん」は、何でも洗濯をしてしまいます。服はもちろんのこと、くつや傘、猫や犬まで洗濯をしようとします。慌てて「かあちゃん」から逃げ出しますが「とまれ!」の一声に身体がしびれて動けなくなってしまいます。そうして、みんなは洗われました。そんな時、空から雷様がおへそを取りにやってきました。怖い雷様でも「かあちゃん」はへっちゃらです。さっきと同じように雷様も洗ってしまいました。すると、雷様はしわが伸び、きれいに洗いすぎたのか目も鼻もなくなってしまいました。そこで子どもたちは雷様に優しい顔を書いてあげました。優しい顔に生まれ変わり雷様は空に帰って行きました。しかし、ある日空から雷の音が聞こえます。何かが起こりそうな雷の音、一体に何が起こったのでしょう。パワフルな「かあちゃん」に、朝から元気をもらえる1冊でした。その他の2冊も「これ読んだことなーい。」「これは読んだことある、面白いよ!」等と話しながら楽しく聞いていました。


【読み聞かせは物語の世界に入り込める豊かな時間です】

 今回お越しいただいた地域の方は、朝子どもたちが練習をしている「ふるさと」の曲を大変誉めてくださいました。「学習発表会での合唱も楽しみにしています。」と声をかけてくださり、子どもたちもうれしかったと思います。
 寒い中お越しくださり本当にありがとうございました。

新入学児童体験入学

 1月24日(火)に、次年度の入学予定の保育所生5名を対象に新入学児童体験入学を行いました。4時間目の途中に、3・4年生が保育所に迎えに行きました。すると、5名の保育所生はランドセルを背負って集団登校のように1列で学校にやってきました。
 まずは、3・4年生と一緒に学校探検をしました。「ここが保健室です。けがをした時には手当てをしてもらいます。病気の時はベッドで寝ることもあります。」と4年生が説明すると「歯の検査で来たことある!」と、保健室をぐるりと見渡しながら言っていました。

【分かりやすい言葉で説明をしていました】

 給食の時間には、ランチルームで全員で給食を食べました。献立は、むぎごはん、チキンカレー、ツナサラダ、牛乳、やきやきクレープでした。しっかりと食器をもって食べていたり、どのおかずもまんべんなく食べていたりして、マナーのよい保育所生でした。

【保育所生の食べっぷりを見て、小学生も刺激を受けていました】

【後片付けの仕方を6年生が教えてくれました】

 昼休みは全員で外で遊び、清掃も一緒にしました。小学生は、「隙間がないように拭くんだよ。」と教えてあげていたり、ほうきの使い方を教えてあげていたりしました。保育所生に手取り足取り教えていた子どもたちの表情はいつもよりずっとお兄ちゃん・お姉ちゃんになっていました。


     【教室を隅々までそうじしました】
    
    【要所要所で小学生が声をかけます】


 【きれいになったかな?】

 そして5校時は1・2年生と一緒に国語の学習です。鉛筆の持ち方を教えてもらい、直線をなぞったり、曲線をなぞったりしました。その様子を1・2年生は横で見守り「ここを書くんだよ」「うん、それでいい!」等と声をかけていました。


 【保育所生も小学生も楽しそうに取り組んでいました】

【1・2年生から保育所生へのメッセージも堂々と発表しました】

 お昼から保育所生と一緒に過ごした小学生はあらゆる場面で保育所生の様子を気にかけて行動していました。また、いつもは学校の中で一番年下の1年生も、今日はとても頼もしい姿をみせてくれました。幼かった1年生が立派に成長したことを、新入学児童体験入学の姿を見て感じることができました。
 
 春になればピカピカの1年生になって荒谷小に入学してくる保育所生、子どもたちも職員もみんなの入学を楽しみに待っていますよ。

給食感謝集会に向けて

 1月27日(金)に、本校で給食感謝集会を行います。この日は、給食調理員の先生と、中学校の栄養教諭の先生、毎日野菜を配達してくださる地元の商店の方をお招きします。その給食感謝集会を運営するのが、ほたきゅう(保健体育給食委員会)です。今日の6校時は、委員会活動で給食感謝集会の準備をしました。「好きな給食」と「あったらいいなこんな給食」をランキング形式でまとめました。「2年前はれいとうみかんが3位やったっちゃー。」とか「去年カツ丼が出たよね。」「わー、それ覚えてなーい。もっと味わって食べればよかったー。」等と給食を思い出しながら作業を進めていました。


【給食の話題は尽きませんでした】

 ふりかえりでは、「『好きな給食』や『あったらいいなこんな給食』をまとめている時に、給食の先生方に感謝の気持ちが芽生えました。」「心を込めて表紙をデザインすることができました。」「2年前と今の『好きな給食』の違いを考えたり、今回の意見の特徴を考えたりすることができました。」「見ている人が見やすいように大きな字で分かりやすく書きました。」等の発表がありました。それぞれ、感謝の気持ちをもったり、相手意識をもったりして作業をしていたことが分かりました。作業はまだあと少し残っています。給食に携わる先生方に感謝の気持ちが伝わるように準備をしっかりとしていきたいと思います。

怒りを鎮める時間

 今日は、朝の時間に地域の方による読み聞かせが行われました。その前に、地域の方からお話がありました。

【テーマは「怒り」です】

 まず、「みんなは毎日何かに怒りますか?」と質問がありました。すると「うーん、毎日は怒らない。」「2日に1回かな?」と答える子どもたち、「叱ることはあっても怒ることはあまりないですね。」と5・6年生の担任の先生。すると「人間には4つの感情があって、それを『喜怒哀楽』といいます。その「『怒』が怒るということです。では、『怒り』を鎮める時間はどれくらいかかると思いますか?」と子どもたちに投げかけました。子どもたちは口々に「30秒!」「1分!」「40分!」「2~3時間!」と答えていました。「このことについては、読み聞かせの最後にもう一度お話をするので、自分がどれくらいで『怒り』が鎮まるかを考えておいてください。」と話され、読み聞かせがスタートしました。

 今日は「うちのかぞく」「もうぬげない」「いちにちおばけ」の3冊の絵本を準備してくださっていました。その中でも「いちにちおばけ」では、おばけが怖い男の子が、もし自分がおばけになれば怖くなくなるかな?と考え、様々なおばけに変身します。「いちにちからかさおばけ」や「いちにち口さけ女」、「いちにちカッパ」に「いちにちミイラ男」などです。それぞれのおばけに変身した男の子がおばけより怖いと感じたのは・・・?ユーモアたっぷりのおばけたちに大喜びの子どもたちでした。


  【みんなはどんなおばけになってみたい?】

 最後に、「怒り」を鎮める時間についてのお話の続きがありました。「普通の『怒り』は6秒でおさまります。『怒り』を感じたら、6秒我慢してみてください。すると怒らなくても済むことも多くあると思います。」とお話しくださいました。子どもたちは、予想した時間よりもかなり短い時間だったことに驚いていました。6秒で感情的にならないで済む、冷静に考えられると思うと、今日から実践してみたいと思いました。

合奏練習

 今年度の学習発表会は2月12日(日)に計画しています。学習発表会のねらいは、「荒谷小学校の歴史を知ったり、保護者や地域の方々と発表を通してかかわったりすることで、愛校心や郷土愛とともに自信や自己肯定感をもつことができるようにする」ことです。学習発表会の終盤には合同合唱・合奏があります。今年度の曲目は嵐の「ふるさと」です。
 今日の5校時は全校音楽で、「ふるさと」を鍵盤ハーモニカやリコーダーで熱心に練習をしていました。


【1年生は担任の先生がつきっきりで鍵盤ハーモニカの猛特訓】


【2・3年生は自分たちで練習を進め、時々全体で合わせて演奏していました】


【4~6年生はリコーダーの吹き方を教えあっていました】

 2年生と一緒に練習をしていた3年生は「○○ちゃんの方が僕より覚えるのが早い。」と驚いていました。学習発表会まで残り1か月を切りました。練習を積み重ねて、当日は心のこもったハーモニーを奏でてくれると思います。

第4部消防団・消防本部との避難訓練

 

          【第4部消防団】

 1月16日(金)の5校時に火災の避難訓練を行いました。毎年この避難訓練には、第4部消防団の皆様がお越しくださいます。今年度は、第4部消防団の13名の皆様に加え、消防本部からも1名お越しくださいました。
 今回は理科室からの火災を想定した避難訓練を行いました。小学生は玄関側の階段から外に出て運動場のイチョウの木を目指しました。保育所生は村道を通り、校門から運動場に避難をしてきました。避難後、校長先生から講評をいただきました。まずは避難の仕方についてです。①ハンカチ等でしっかり口をふさぐ②運動場に出てきたら小走りで避難する(少しでも早く火災現場から離れる)ことをご指導いただきました。次に、火の取り扱いについてです。火遊びを決してしてはいけないことを子どもたちと確認しました。


       【命を守るための学習です】

 その後、消防団・消防本部の方からお話がありました。「『お・は・し・も』(押さない・走らない・しゃべらない・戻らない)の中で一番大切なものは『戻らない』です。大事なものを忘れたとしても、決して火災現場には戻らないでください。」と話されました。また、「煙は天井に沿って流れます。煙は1秒に1~3m広がります。階段だったら1秒に5~6m煙が上がります。」と煙の特徴についても教えてくださいました。すばやい避難、ハンカチで口を覆って避難することの大切さが煙の特徴からも理解できました。


【このような学習の積み重ねが命を守ることにつながります】

 その後、消火体験をしました。消火器を使って、燃えている火を消します。消火器の使い方は①安全ピンを真上に引き抜く②ホースを火元に向ける(ホースの先を持つ)③レバーをにぎるです。消火器からは、約30秒間粉が出るそうです。早速6年生から順に消火体験をしました。


    【勢いよく粉が出てきました】


   【消えるかな】

 消火器を実際に使ってみると、安全ピンがすぐに抜けずに焦りました。また、レバーをにぎる時も強くにぎらないと粉が出てこず、思った以上に力のいる作業だと感じました。消防本部の方によると、消火器で消せる火は、自分の身長より小さい火だそうです。自分の身長より大きい火の場合は、すぐに避難することが大切です。

 その後、第4部消防団の皆様の操法訓練を見せていただきました。第4部消防団は、先日行われた諸塚村の出初式でも優勝をしています。毎年のように優勝している第4部消防団の操法訓練は何度見てもかっこよく、子どもたちはキラキラした目で見つめています。

 【荒谷・南川を守る第4部消防団、頼もしいです】

 今回は、消防本部の方が解説を聞きながら操法訓練を見学しました。

◯ 小型ポンプは諸塚村には各地区に置いており全部で約70台ある。
◯ 火事の現場は、機械の音やサイレンの音で声が聞こえないため、手信号で合図をする。
◯ 火を消す時には他の消防のホースもたくさんあるため、自分のホースを見失わないようにホースに沿って走ることが鉄則である。無駄な動きをしないように最短距離で走る。
◯ 消火後は、手や足、腰などを触りながら確認し、けががないかをチェックする。

 解説があることで、いつもとは違う視点で操法訓練を見ることができ、学びも深まりました。

 それから、消防本部の消防車の中を見学しました。消防車の中にはたくさんの道具が入っていました。


【きれいに整理された消防車の中には見たことのない道具がいっぱい】

 最後に、子どもたちの質問・ふりかえりの時間です。「出動する回数は1年に何回ですか?」という質問に、「平成28年1月~平成28年12月31日までに諸塚村での火災はゼロでした。」と回答がありました。また、荒谷・南川地区に関しては2年間火災はゼロだそうです。その他にも「女性消防団についてどう思いますか?」という質問には「心強いです。女性だけで火を消すこともあるので、ぜひ火の消し方などの知識をもって欲しいです。」と話されていました。ふりかえりでは、「かっこよかったです。」「消防団に入りたいと思っています。」「『聞く』ことの大切さを学びました。消防団のみなさんはリーダーの指示をしっかり聞き、すばやく的確に動いていていました。」とふりかえっていました。


【保育所生も寒い中よくがんばりました】

 避難訓練後、第4部消防団の方々は図書室で休憩をされ、学校文集を読んでいらっしゃいました。消防団の方々が小学生の頃の文集もあり、「作文の題名が『からいもねり』と。おもしろい!」とご自身の作文を読んで小学生の頃を懐かしんでおられました。


          【お宝発見!】

 毎年、子どもたちのために時間を割いてお越しくださる第4部消防団の皆様、そして消防本部の方、今回もたくさんのことを学んだ避難訓練になりました。寒い中、本当にありがとうございました。

         【来年もよろしくお願いします】

人気メニューにぽっかぽか

 今日はALTの先生が来校されました。ALTの先生は、毎回給食を一緒に食べてくださいます。今日は、昨日「ほたきゅう」の子どもたちが楽しみにしていた「ポークハヤシライス」と「かみかみサラダ」です。他の学年の子どもたちにも大人気のメニューで、給食時間はいつもよりも会話が弾んでいました。ALTの先生の隣に座った子どもが、「◯◯先生、カバって英語で何て言うんですか?」と尋ねると他の子どもも「フクロウは何て言うんですか?」「リスは何て言うんですか?」など質問をしていました。また、1・2年生の担任の先生に「シマウマって何て鳴くんですか?」と聞いている子どももいました。すると「『わん』と鳴くよ」とおっしゃっていました。予想していなかった答えに「えー!『わん』って鳴くんだ!?」と興奮した様子の子どもたち、「わん!わん!」と鳴き真似をする子どももいました。


【かみかみサラダにはアーモンドも入っていて歯ごたえ抜群でした】


【色々な動物を英語で教えてもらいました】

【シマウマの鳴き声、実際に聞いてみたいですね】

 給食を食べた後は、クイズ係からクイズの答えが発表されました。今回のクイズは「ごまを簡単にすると何の遊びになる?」でした。さて、子どもたちは答えが分かったでしょうか?


【毎週水曜日の下校の時間にクイズを出し、木曜日の給食時間に答えを発表します】

 答えは「こま」です。「ごま」の「゛」を取ったら「こま」になるからです。今回は1年生がクイズに正解していました。今日は、いつもに増して給食時間の終わりまで楽しい雰囲気でした。大好きな給食を楽しみ、会話を楽しみ、子どもたちの心がぽかぽか温まった給食時間でした。

穏やかな昼下がり

 今日の昼休み、ほたきゅう(保健体育給食委員会)のメンバーが、明日の給食の食材を栄養黒板に貼る作業をしていました。通常は1人で行うのですが、6年生は自主的に2人で役割分担をしてしていました。すると栄養黒板に献立を書いていた児童が「やったー!明日はポークハヤシライスだって!」と喜んでいました。また、食材カードを探している児童は「カミカミサラダも出るよ!たくさん食べたいなぁ」と話していました。子どもたちにとって給食は元気の源です。今日も残さず給食を食べて、昼休みは外でめいっぱい遊んでいました。

【地道な作業ですが、楽しみを見つけながらやってくれます】

 また、教頭先生は花の世話に一生懸命です。午前中には「風が強くなる前に花に水をやってきます」とおっしゃって寒い中外に行かれていました。午後からは、花の苗を大きく成長させるために花を摘んでおられました。子どもたちが元気よく過ごしている荒谷小にはこのような穏やかな時間が流れています。

【たくさんの花の苗、満開になる日が待ち遠しいです】

感動 始業式

 今日は3学期始業の日です。今日も子どもたちは元気に学校に登校してきました。そして、2校時に体育館で始業式を行いました。
 まずは校長先生のお話です。今日のお話のテーマは「自分らしさ」です。「『自分らしさ』とは何ですか?」と尋ねられた時に、即座に答えることができる人はあまりいないかもしれません。「自分らしさ」を大切にしている人は、自分に正直な人だそうです。例えば、嘘をついて自分をよく見せようとしている人は自分に正直とは言えません。また、「自分らしさ」を大切にしている人は、自分を大事にできる人であり、周りの人たちを大切にできる人だそうです。なりたい自分になれるよう、「自分らしさ」を見つめ、自分にできることを少しずつ積み重ねていって欲しいと思います。

【自信をもって「自分らしさ」を話せるようになりたいですね】

 次に、児童代表のことばです。今回は3年生が「3学期はもっと」という作文に気持ちを込めて発表しました。「最後までやり抜く力をつける」「あいさつ、優しい言葉遣いをする」「体力をつける」という3つの目標を立てた3年生、「体力をつける」ために、昼休み外で元気に遊ぶことや朝のトレーニングを精一杯すること、剣道の稽古に一番に取りかかることなどを続けていくそうです。これまでの生活を振り返り、できていることと課題を整理し、意欲に満ちた3学期を迎えられたんだなぁと感じました。


 【堂々とした発表でした】

 次に一言発表です。まずは1・2年生が発表しました。1・2年生は学習面と生活面に分けて目標を立てていました。

【1年生】
◯ 忘れ物をしない。二重跳びができるようになる。
◯ 漢字を上手にかけるようになる。みんなに優しくする。

【2年生】
◯ かけ算を完璧にする。特に8の段・9の段を練習する。弟の子守りをしっかりする。
◯ 一輪車で「その場乗り」ができるように毎日練習する。大きな声であいさつをする。



 3~6年生は今年のテーマとなる漢字1文字を発表しました。

【3年生】
◯ 「続」:いつも漢字をていねいに書く。諦めない心を伸ばす。(やると決めたことは必ずする。)手洗い・うがいをして元気に学校に来る。

【4年生】
◯ 「考」:計算ミスを減らす。5・6年生と協力して全体をまとめる。二重跳びで連続7回を目指し、達成できたら跳べる回数をだんだん増やしていく。

【5年生】
◯ 「話」:学習発表会での発表やM学習で会話をすること、また、やる気・元気になる言葉をかける。

【6年生】
◯ 「教」:1~5年生に荒谷小のことを教える。中学校のことを教わり、後輩ができたら教わったことを教える。学習発表会で教え合う。

◯ 「縁」:人を大切にする。助け、守り、教える。これまで意識してしたこれらのことをランクアップさせる。すると、人が集まりいい縁ができる。
  「頼」:信頼を大切にする。信じてもらえると自分所の居場所が見つけられる。

◯ 「伝」:学習発表会で女性の活躍を伝える。相手の考えを引き出すために「つまり」を使う。また、指で示して発表するなど、伝え方を工夫する。
  「見」:下級生をしっかり見守る。


 一人一人が、新年の目標を具体的な方法を示しながら発表していました。1・2年生は自分自身の課題を見つけ、できるようになることを目標にしていました。中でも2年生の発表で、自分が立てた目標を必ず達成するんだという強い意志が伝わるような大きな声で発表する姿にはとても感動しました。3・4年生は、自分の課題に加え、次年度へ向けての心構えも目標に表れていました。5・6年生は様々な学習で学んだことを織り交ぜ、周りのことも考えた目標を立てていました。

 一言発表が終わると、校歌斉唱です。「指揮◯◯さん、伴奏◯◯さん」という言葉に、みんなが驚いたと思います。なぜなら、今年度の校歌斉唱はずっとCDを流して歌っていたからです。ゆっくりと伴奏をするピアノの音色が優しく、いつもの校歌斉唱とは一味違った温かい歌声になりました。


【冬休みの間一生懸命練習をしたそうです】


 閉式の言葉では、教頭先生が「素晴らしい発表でした。みんなならできる!」と、力強くおっしゃってくださいました。子どもたちの立派な発表・校歌斉唱に応えてくださったその言葉に、また感動の波が押し寄せました。

 その後、養護教諭の先生から1月の月目標についてお話がありました。1月は「寒さに負けずに体をきたえよう」です。諸塚村内でもインフルエンザが発生しているようです。かぜの予防のために、手洗いうがいに加えて、積極的に体を動かして欲しいとお話がありました。また、屋外と屋内の衣服の着方についてもお話がありました。


【寒いときこそ体を動かして鍛えてください】

 今日の始業式、子どもたち一人一人の思い・決意を聞くことができ、今年も幸先のいいスタートが切れたと思います。3学期はあっという間に過ぎてしまうからこそ、1日1日を大切にして過ごしていって欲しいと思います。

 
       【今年も荒谷小をよろしくお願いいたします】

わくわく学習 取材活動

 今日のお昼に、6年生がCMの取材をするために学校にやってきました。この児童は、林業関係者や婦人会、青年団の方々の取材を続け、それらを受け継いで来たおじいちゃん・おばあちゃんの素晴らしさをCMで発信したいと考えています。今回は、主に消防団の中にいる青年団の方を対象にインタビューをしました。内容は、「青年団を受け継いできたおじいちゃん・おばあちゃんに対する思い」です。


【思いを画用紙に書いてもらいます】

 青年団の方々は「この題は難しいなぁ~」、「なんて書こうかな?」等と話しながらも、真剣に意見を書いてくださいました。林業関係者・婦人会・青年団の取材を通じて思うことが、取材に対して「できない」とおっしゃる方がいないということです。どの方々も快く応じてくださり、貴重な意見をお聞きすることができました。子どもたちのことを思って協力してくださる荒谷・南川の方々の心意気が子ども自身に伝わっています。それは、子どもたちのわくわく学習に対する構えにも表れていると思います。積極的に行動し、アイディアを考え、試行錯誤しながらまとめようとしている子どもたちはとっても生き生きとしています。
 3学期も色々とお世話になるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

出初め式に向けて

 今日も朝から第4部消防団の方々は訓練を行っています。朝は、たき火を囲みながらリラックスした様子でした。中には明日の出初め式の留意点を確認している方がいたり、記録の最終確認をしている方がいたりしました。部長が「終わったら教えて。焦らんでいいから。」と声をかけてくださっていました。また、今日も消防団のOBの方々もお越しくださいました。


       【朝早くても笑顔いっぱいです】


【けがに負けずに訓練します】【部長の気配りに雰囲気が和みます】

【休憩時間に頭で覚えて、訓練では体に覚え込ませます】


    【OBの方々が見届けてくれます】

 訓練が始まると休憩時間の表情とは打って変わり、凜々しい第4部消防団になりました。


 【列が揃っているか確認】    【美しい隊列です】


  【時間が経つのも忘れるくらい見入ってしまします】


【訓練後、個人レッスンも】 【メジャーをもって応援】

 OBの方からは「◯◯と◯◯の間が狭くないけ?」、「足が揃えばあとはできちょる。いいわ!」と声をかけていただいていました。訓練はメリハリのあるもので、回数をたくさんするわけではありません。限られた回数に気持ちを集中して取り組まれています。これまでの積み重ねがあり、その積み重ねにまた訓練を重ね、その上にOBの方々に教えを請う第4部消防団の方々。熱心に取り組む姿や、OBの方々の教えを素直に聞き入れる姿、仲間同士で語り合う姿はやっぱり子どもたちの憧れの存在です。明日の出初め式、応援しています。

第4部消防団と仕事始め

 今日は仕事始め、荒谷小の仕事始めと言えば第4部消防団と共に過ごす1日です。毎年、この日に出初め式に向けて朝から訓練をしています。暖をとるためのたき火が運動場からもくもく出ている様子を見ると、当たり前のように訪れたこの日に感謝の気持ちでいっぱいになります。
 例年、消防団のOBの方も応援のためにお越しくださいます。今年も朝早くから消防団の方々を見守ってくださっていました。「正月はどこいったけ?」とか「もうすぐ学習発表会じゃね」等と話しかけてくださり、今年も荒谷・南川の方々温かい心に喜びを感じるスタートでした。


【清々しい声と一糸乱れぬ動きに新しい年への期待を感じました】


【OBの方々 いらっしゃるだけでやる気が湧いてきそうです】

 発水訓練では、操作員の方々とそれを支える消防団員の方々のチームワークに目が釘付けになりました。水が足りなくならないように給水栓で待ち構える方や、ホースをもつ方、大きなもの差しを持って操作員同士の距離を測る方、ホースのふたを持って消火後のホースの処理をする方等、どの消防団の方々も自分の役割をもって参加されていました。


      【それぞれの位置につきます】



           【速い!】

【2mの位置を測ります】

【ホースの片付けも手際よく】  【OBの方もお手伝い】


 【操作員が訓練をふりかえる時間を作ってくださいます】

 あるOBの方は「昔は荒谷と南川は別の消防団やったから、荒谷は6人しかおらんかったとよ。だから、操作員がホースの後始末をしよったわ。疲れよったけどそれが当たり前やったがね」と話してくださいました。また、今日の春のような陽気に「前は風が吹いたり、雪が降ってたこともあったりしたけどだんだん暖かくなってきたねー」と話されていました。全速力で駆け抜ける操作員の方々は汗びっしょりになり、「出初め式の時にこんなに暖かくならんといいけどなぁ」とも話されていました。また、消防団員同士「このへんが滑るね」、「走る時ちょっと傾いたやろ」と話しながら、操法について確認をし合っていました。

 午後からも続けられた操法訓練、膝の痛みと闘いながら、そしてたくさんの方々に見守られながら行われました。第4部消防団のチームワークと、一人一人が責任をもって役割を果たす姿に、その強さを感じた仕事始めでした。



 

今年もお世話になりました

 クリスマスが終わり、荒谷小でもお正月の準備が整いつつあります。12月23日に教頭先生が寿会の方々と一緒に作ったしめ縄は、学校の玄関に飾ります。

     【手作りのしめ縄、温かみが感じられます】

 また、昨日は校長先生と事務の先生で、学校の門松(竹ではなくなば木)の飾り付けをしてくださいました。ゆずり葉に南天、松にウラジロなどを飾っています。寒風吹きすぶ中でも力強く立って、学校の顔として立派に役割を果たしてくれています。


 【なば木だけだった門松が豪華になりました】


【存在感のあるオリジナルの門松、ぜひご覧ください】

 今年も残り4日となりました。いつも荒谷小学校を応援してくださる皆様、本当にお世話になりました。3学期は、学習発表会やお別れ遠足、卒業式など節目の行事がたくさんあります。日々の学習や行事等を通して、子どもたちが更に成長していけるよう職員一丸となって努力していきます。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
 よいお年をお迎えください。

2学期終業式

 早いもので今日は2学期の終業の日です。3校時には、体育館で終業式を行いました。
 まずは、子どもたちの一言発表です。1・2年生は、がんばったことと楽しかったことをそれぞれ発表しました。
【1年生】
◯ 一輪車でその場乗りができるようにがんばった。運動会でお弁当を食べたり、応援をしたりしたのが楽しかった。
◯ 長距離走大会で、目標の3分50秒台を切ることができた。また、運動会でもがんばった。体育の時間で、跳び箱やハンドボールをしたことが楽しかった。ハンドボールでは、仲間と一緒にパスを回してシュートを決めることができた。
【2年生】
◯ 一輪車でアイドリングができるようにがんばった。M2学習では他の学校の友達と仲良くなれた。
◯ とびばこをいっぱい練習して、できるようになった。M2学習で、他の学校の友達と積み木やブロックをして遊んだり、勉強をしたりしたのが楽しかった。


【言葉で表現するのも上手になりました】

 3・4年生は、知・徳・体に沿って発表しました。
【3年生】
◯ 知:ていねいな字で書けるようになった。
  徳:長距離走大会ではあきらめずに走ることができた。
  体:ジョギングをしようと計画したが、計画通りにできなかった。
◯ 知:わくわく学習で地域の方に質問をしたり、国語で友達と協力しながら問題を解いたりしたことで問題を解決する力がついた。
  徳:寿会の方々とのふれあいや、学習で話合いをすることでコミュニケーション力がついた。
  体:昼休みに外で遊んだり、剣道をしたりして体力がついた。まだまだ体力をつけたいので、3学期は積極的に体を動かしたい。

【4年生】
◯ 知:計算ミスが多かった。じっくり見直す習慣をつけたい。
  徳:様々な場面でリーダーシップを発揮できた。
  体:5年生とアドバイスをし合いながら一輪車のバックの練習をした。3学期はなわとびで、前二重跳びを連続でできるようになりたい。


【友達と協力し合いながら過ごしました】

 6年生は、今年1年をふりかえって漢字一文字で表しました。

◯ 「壁」:むかばきで友達とトラブルになって、それを解決した。話し合って解決することで、それまでよりずっと仲良くなれた。また、運動会の白団の応援練習で課題が出てきた時に、赤団から協力をしてもらった。

◯ 「成」:家族や友達、先生や周りの人たちのおかげで、あいさつや返事ができ、真剣に取り組むことができる自分ができた。何事にも真剣に取り組む大切さが分かった。

◯ 「選」:運動会の練習で「いやだな」と思うマイナスの心と「もっとしたい」というプラスの心が出てきた。長距離走大会の練習でも「きつい」というマイナスの心と「いくぞ」というプラスの心が出てきた。どちらの時もプラスの心を選んで、運動会を大成功に導き、長距離走大会では完走できた。プラスとマイナスの心が出てきた時はプラスの心を選択して毎日を楽しみたい。

 
【2学期の生活から自分をしっかり見つめました】

 その後、児童代表の言葉です。5年生が代表で作文を読みました。題名は「2学期で学んだこと」です。①進んで動くことの大切さ②くやしい気持ち③話す力というキーワードが出てきました。
 ②くやしい気持ちでは、長距離走大会と剣道のことが書かれていました。長距離走大会では、どうしても1位になりたかったのになれなかったくやしさ、目標タイムを切ることができなかったくやしさが表れていました。このくやしさは、練習の時に目標をもって真剣に取り組んだからこそ感じられる気持ちだとふりかえっていました。
 ③話す力では、朝のスピーチや学習で話合い活動をすることで、話す力が身に付き放送でもそれを生かすことができたようです。そしてそれを6年生が認めてくれたことがこの児童の自信につながっているようです。


【次のリーダーを見据えています】

 その後、校長先生からお話がありました。校長先生は、子どもたち一人一人が色々なことに真剣に向き合ってきたことを認めてくださいました。そして、真剣に向き合わないと自分の成長を感じられないとおっしゃっていました。また、いくらがんばってもできないこともあると話され、それでも頑張っていることがすごいとほめてくださいました。きっと子どもたちは、自分の体験と校長先生の言葉が結びつき、とても嬉しい気持ちになったのではないでしょうか。最後に、冬休みの間はおうちでできることをしましょうとお話がありました。しかし、それはお手伝いでもボランティアでもありません。家族の一員として自分にできる仕事を見つけましょうと話されました。


【いつも、子どもたちのがんばりを見届けてくださいました】

 終業式の後は、多読賞の表彰です。今学期は89冊を読んだ6年生が表彰されました。ここでもみんなのお手本になった6年生、満面の笑みで賞状を受け取っていました。


   【おめでとう】

 今日で無事に2学期を終えることができました。2学期は、運動会や寿会のふれあい、長距離走大会やもちつき大会などたくさんの行事で保護者の方々や地域の方々にご協力いただきました。また、わくわく学習では林業関係者の方や婦人会の方々、青年団の方々、寿会の方々にもお世話になりました。お陰様で子どもたちは充実した毎日を送ることができ、自分自身の成長も実感しています。本当にありがとうございました。来年も荒谷小をどうぞよろしくお願いいたします。

花の苗植え

 今週は、清掃時間を拡大して花の苗植えを行っています。先週、教頭先生が棚を作ってくださっていましたが、今週のはじめに新たに出来上がった棚は、真新しい板を使った明るい棚でした。この板は、以前本校の保護者の方が持ってきてくださった板だそうです。長さもちょうどよく、頑丈な棚が出来上がりました。


【教頭先生お手製の棚です】 【予定通りすのこも設置しました】


 花の苗植えの前に、教頭先生から植え方の説明がありました。まず、ぼら土を入れ、その後半分まで土を入れて苗を置きます。その後、土をかけ、表面を平らにしてできあがりです。


【ぼら土をネットに入れます】【さらさらの土、慎重にポットに入れました】


      【黙々と作業をしていました】


【できた苗を種類ごとに置きます】

 およそ30分間、花の苗植えをしました。子どもたちの手際がよく、ぼら土を入れたポットがどんどん無くなり、追加のポットを出して作業を進めました。しかし、まだまだ花の苗は残っています。残りの苗は教頭先生が引き受けてくださいました。これらの花の苗は、太陽の光を浴びながら寒さに耐えて大きくなってくれるでしょう。今後、花の苗のお世話は5・6年生がリーダーシップを取りながら全校児童でしていくようです。全員で成長を見守り、大切に育てていって欲しいと思います。


【まだまだこんなに花の苗があります】

春への準備

 今日の昼前、校舎の外から「ギュイーン、ギュイーン」という音が聞こえてきました。外に出てみると、教頭先生がチェンソーで板を切り、花のたな作りをしていました。来週には、たくさんの花の苗が届くため準備をしているそうです。たなを置く場所は、少し斜面になっているため、支えになるコンクリートの下に薄い板を挟み水平にしていました。


   【よいしょ】       【1つできあがり】

 たなの下にすのこを敷いて、すのこの上にも花を置く予定だそうです。春に色とりどりの花でいっぱいになる荒谷小、その準備が着々と進んでいます。


【地面に直接置くより、すのこの上に置いて水はけをよくします】

すこやか授業(1・2年生)

 今日の2校時は1・2年生のすこやか授業(算数)が行われました。すこやか授業とは、いじめ未然防止の取組の一つで、「授業の場で児童に居場所をつくる。」「わかる授業を行い、主体的な学習態度を養う。」「共に学び合うことの意義と大切さを実感させる。」「言語活動を充実させ、言語力を育てる。」「学ぶことの意義を理解させ、家庭での学習習慣を確立させる。」「学習規律を徹底させる。」という授業づくりの視点をもって授業公開を行うものです。このような授業を行うことが、自尊感情や自己有用感を育て、学力を高め自己実現につながります。そのことがいじめの要因を減らすことになると考えます。
 1年生は「ずをつかってじゅんばんをかんがえよう」、2年生は「色紙をならべて、長方形や正方形、直角三角形をつくろう」というめあてをもって学習をしました

 1年生は、「ひとりずつ じゅんに くるまに のります。けんたさんの まえに 7にんいます。けんたさんは まえから なんばんめの くるまに のりますか。」という問題を解きます。この問題を読んで、「2番目!」と答えたり、「けんたさんってどれですか?」と質問をしたりする1年生、何を使えば分かりやすいかを担任の先生と話し合いながら問題に挑戦していました。


     【2人とも積極的に考えを発表します】
 
 2年生は、まず色紙を三角形や四角形に切りました。そして、切り取った色紙を2枚ならべて長方形や正方形、直角三角形を作ります。その後、できあがったものを見せ合うと、2人とも同じ形の長方形と正方形ができていました。しかし、直角三角形ができていません。そこで、2人で力を合わせて直角三角形を作りました。

 【2年生は静かにじっくり考えて答えを見つけます】

 1年生は、1学期の頃よりも自分たちで解決しようとする姿が見られるようになりました。また、たった2人だけれど、色々な考え方や答えが出てきていました。色々な答えが出る度に、問題文に戻って何を問われているのかを確認したり、問題文から分かることを図で確認したりしていました。そして、答えが分かった時の嬉しそうな表情がとても印象的でした。
 2年生は、根気強く考える姿が見られました。先生が1年生の指導をしている間も、黙々と作業に取り組み集中力を切らすことがありませんでした。先生にアドバイスをもらって、難しい問題に挑戦する時の生き生きとした表情から意欲的に学んでいることが分かりました。

 授業後のふりかえりでは、1年生は「問題の文章を先生が読んだらしっかりかけました。」、「図を書くと簡単になりました。でも、先生が来てから分かったので、自分たちだけで分かるようになりたいです。」と発表していました。2年生は「楽しくできました。」、「しっかりできました。」とふりかえっていました。問題文をよく読むことの大切さ、図を書いて分かりやすくすることの大切さは、どの学年にも通じることだなぁと思いました。そして、分かることで楽しさを味わえることが、学習の意欲につながるのだと思いました。

窓をピカピカに

 今週は清掃時間に学期末清掃を行っています。昨日は体育館、今日と明日は窓ふき、木曜日は教室、金曜日はトイレの掃除をします。
 今日は1階の窓を全校児童で拭きました。ある班では、上学年と下学年がペアになり、窓の拭き方を上学年の児童が教えていました。清掃時間の5分前に集合し、清掃終了のチャイムが鳴るまで一生懸命拭きました。おかげで、窓がピカピカになりました。清掃後のふりかえりでは、「今日は校舎に感謝の気持ちをもって拭くことができましたか?明日は2階の窓ふきなので、今日のように感謝の気持ちをもってふきましょう」と6年生が呼びかけていました。


       【すみずみまできれいにしました】

 今日は、正月準備の事始めの日だそうです。荒谷小でもお正月を迎える準備が着々と進んでいます。


【長距離走大会の時に設置してくださった門松(竹の代わりになば木)も、今後飾り付けをします】

今年最後の読み聞かせ

 今日は、今年最後の読み聞かせが行われ、保護者の方が3冊の本を持ってきてくださいました。1冊目は「のせてのせて100かいだてのバス」、2冊目は「しんでくれた」、3冊目は「ここからだしてくれー」でした。
 「のせてのせて100かいだてのバス」では、毎日毎日同じ時間に起きて、同じ時間にバスを出発させ、同じ路線を走るバスの運転手が、同じことの繰り返しにうんざりしていました。そんな時、見たことのない細い道が見えました。運転手はわくわくしてバスのコースを外れて進んでいきました。その先には、初めての町、初めてのバス停など、見るもの全てが初めての場所が広がっていました。どんどんバスを走らせていくと海につきあたりました。「ここまでか」と思ったバスの運転手ですが、乗客からフェリーに乗って海を渡ったらいいと言われ、バスごとフェリーに乗りました。すると、船の乗客がバスに乗りたいと言い始め、船員がバスを3階建てにしてしましました。しかし、船の乗客がバスに乗りきれないので、力を合わせて4階建てにしました。2ヶ月後、南の国に来たバスは30階にプールができるほど高くなっていました。そして、6ヶ月後は超高層ビルよりも高く、1年後は100階建てになりました。このバス、一体どうなるのでしょう。


【こんなに高い100階建てのバス】

 2冊目は「しんでくれた」です。人間が生きていくために欠かせない食事、それらは動物や魚などの命をいただいているありがたいものです。「いただきます」という言葉に思いを込めて毎日の食事を食べていきたいと思いました。保護者の方からは、「ごはんは動物などの命を使ってできています。残さず食べるようにしてください」とお話がありました。

 3冊目は「ここからだしてくれー」です。深い穴に落ちたオオカミが「ここからだしてくれー」と叫びます。絵本を横に傾けたり、斜めにしたりしますが、オオカミはよろけて出てこられません。そのオオカミの動きに子どもたちは大きな声で笑っていました。


  【絵本を動かすことでお話が進む楽しい絵本でした】

 読み聞かせの後、1年生は「ここからだしてくれー」を見せてもらいながら、「これ面白い!また読みたいです」と保護者の方にお願いしていました。すると、今日1日貸してくださることになりました。今日は雨が降っているので、読書をする時間がたっぷりあると思います。色々な本を手に取ってみてください。


【自分で絵本を動かしてみたいね】

 今日で、今年の読み聞かせは終了です。保護者の皆様や地域の皆様には、楽しい絵本や少し立ち止まって考える絵本、昔から伝わる絵本などを読み聞かせしていただきました。毎回、様々なジャンルの絵本に出会えるこの読み聞かせの時間が子どもたちの1日の元気や想像の世界につながっています。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

もちつき大会

 長距離走大会が終わったら、昼休みは子ども対大人でサッカー対決をしました。ぽかぽか陽気だったため、子どもたちは体操服に着替えてボールを追いかけました。子どもがゴールをしたら2点というルールで始まったサッカーですが、大人の方々も容赦なくゴールを狙いにいきます。長距離走大会の疲れはどこかに吹き飛んでしまったような子どもたちの清々しいプレーでした。

  【真剣勝負です。結果は8対6で大人の勝ちでした】

 その後、もちつき大会を行いました。このもちつき大会のために、前日に家庭教育学級の役員の方が準備をしに来てくださいました。また、当日は火おこしや火の番などを保護者の方々にしていただき、もちがつける段取りをしていただきました。
 まずはじめに、お父さん方が勢いよくもちをついてくださいました。あっという間にもち米がもちに変わり、子どもたちにバトンタッチです。


【リズミカルにペッタンペッタン】【とっても熱いもち、ひっくり返すのも一苦労です】


    【もちが固くなる前にペッタンペッタン】

 体育館の中では、お母さん方がもちを丸めるお手伝いをしてくださっていました。早速、保育所生はもちを丸めました。おだんごを作るように両手で丸め、おいしそうなおもちが出来上がりました。


【役割分担して、スムーズにもちが出来上がっていきました】


【慣れた手つきの保育所の先生方】


         【おいしくなあれ】


          【早く食べたいね】

        【きなこもちもできたよ】

  【おもちをびよ~ん】



【つきたてのおもち、何もつけなくてもペロリと食べられます】


        【きなこもちも人気でした】

【保育所生もおかわりしたかな?】

 今年は白もち207個、あんこもち55個、ピンク色のもち61個、いももち53個、あずきもち(もちにあずきを入れてついたもの)67個、よもぎもち60個、鏡もち2個の合計505個のおもちが出来上がりました。


【家庭教育学級の役員さんに大変お世話になりました】

 田植えから稲刈り・脱穀などお米に関することを一手に引き受けてくださった地域の方、そしてもちつき大会を支えてくださった保護者の皆様、お陰様で今年も子どもたちの笑顔あふれるもちつき大会になりました。ありがとうございました。

長距離走大会

 長距離走大会を行いました。11月7日から約1ヶ月、子どもたちは業間の時間や朝の時間、体育の時間に長距離走大会の練習をしてきました。毎日毎日運動場を走って体力をつけていきました。11月30日からは、長距離走大会で走るコース(道路)での練習が始まりました。上り坂や下り坂が続く道を、息を切らしながら顔を真っ赤にして走る子どもたちの姿がとても印象的でした。練習の途中、体調が悪くなる子どもがいたり、転ぶ子どもがいたりしました。また、どこでスピードアップしたらいいかを考えて走るようになった子どももいました。それぞれ、自分の目標に向かって最後まで練習を頑張りました。
 そして長距離走大会当日、校長先生から「何のために走るのか」というお話がありました。「足が速くなるため」、「粘り強くなるため」など、子どもたちは目的をもって走っていることが分かりました。校長先生からは「元気な身体を作るため」という目的も教えていただきました。そして、自分が決めたことを頑張ることの大切さをお話しいただきました。


【ドキドキわくわくが心に入り交じった開会式でした】

 そして、いよいよスタートです。まずは保育所生からスタートしました。途中で、転んだり靴が脱げたりするハプニングがありましたが、どの子どもも走りきりました。小学生も、自分の目標タイムに向けて精一杯の走りを見せてくれました。


  【保護者の皆様、地域の皆様の応援に力をもらいました】

 自己記録を更新した子どもは飛び跳ねるように喜び、もう一歩及ばなかった子どもは涙を流して悔しがりました。どちらも、今まで精一杯練習をしてきたからこそ感じられる感情だと思います。
 閉会式では、学年部(1・2年生、3・4年生、5・6年生)で1位だった児童を表彰しました。また、保育所生も所長さんから金色に輝くメダルをもらいました。

        【1位 おめでとう】


        【最後までよく頑張りました】

 講評では、教頭先生が「2つの感謝をしてください。1つ目は保護者の皆様・地域の皆様の応援に感謝、2つ目は身体を動かせることに感謝をしてください」とお話しされました。どの子どもも応援に力をもらったと思います。また、健康な身体があったからこそ走ることができました。

【健康は全ての土台になるものです】
 
 この1ヶ月の長距離走大会の練習・大会を通して、子どもたちには諦めない力が身に付いたり、達成感を感じたりしたと思います。日々の学習や行事を通して、子どもたちはどんどん成長していっています。保護者の皆様、地域の皆様、子どもたちに大きな声援を送ってくださりありがとうございました。


【けがもなく無事に終えることができました】

ふれあい会食とわくわく学習

 本校では、わくわく学習(生活科・総合的な学習の時間・国語科等)で、1・2年生はしいたけを中心に、3・4年生は林業を中心に学習しています。5・6年生は林業の学習を経て、地域の学習を進めています。その中で6年生のある児童は、「おじいちゃん・おばあちゃんはヒーロー」というCMを作成します。児童の気持ちの中には、おじいちゃん・おばあちゃんが林業や青年団活動・婦人会をずっと続けてきてくれたから今の諸塚があると考えています。そして、そのおじいちゃん・おばあちゃんの活躍や思いを発信したいと思っています。そのためには、多くの方にインタビューをする必要があります。この児童がお話を聞きたいと思っている人たちの中に、今回のふれあい会食にお越しくださった地域の方も含まれていました。そのため、ふれあい会食より1時間ほど早く学校にお越しいただき、インタビューをさせていただきました。昔の青年団活動の話や思い出、また、今の青年団の方々へのメッセージなどについてインタビューしました。


【一つ一つの質問にていねいに答えてくださいました】

 また、ふれあい会食後は1・2年生が育てているなば木を見てくださいました。そこで、元気ななば木とそうでないなば木を教えてくださったり、生しいたけと干ししいたけの栄養の違いを教えてくださったりしました。1・2年生は次第に、「この黄色いのは何ですか?」、「こっちのなば木は大丈夫ですか?」などと自分から質問をし始め、しいたけのハテナを次々に解決していきました。


【資料も準備してくださいました】

 ふれあい会食に加え、子どもたちのわくわく学習にもご協力いただきありがとうございました。この学びが子どもたちのこれからのわくわく学習にはずみをつけてくれると思います。今後ともよろしくお願いいたします。

諸塚学校給食の日 ふれあい会食

 今日は、諸塚学校給食の日のふれあい会食を行いました。今日は生産者の方が3名、実行委員の方が1名お越しくださいました。今日の諸塚学校給食の日も、諸塚の食材をたくさん使って子どもたちに味わってもらおうと、調理員の先生が食材の工夫をしたり、野菜を配達してくださる方ができるだけ諸塚産のものを選んで持ってきてくださったりしました。

 【本日使用する諸塚産の食材8品】

 今日はALTの先生も来校されているので、とっても賑やかなランチルームになりました。全員で「いただきます」をして、野菜たっぷりの給食をいただきました。


【たくさんのお客さんと一緒に食べる給食に子どもたちも嬉しそう】


    【しいたけ部会からもお越しいただきました】


【ALTの先生、お味はいかがですか?】

 ごはんに黒米を混ぜると紫色になります。また、香ばしい香りもあり、とてもおいしいごはんです。すき焼きの中には野菜がいっぱい入っていて、大きな牛肉も入っていました。だいこんサラダは、「だいこんが漬け物みたいでおいしかった」と話す子どももいました。どれもとってもおいしくて、子どもたちはいつもよりも早く食べ終わって、生産者や実行委員の方との会話を楽しんでいました。「学校の給食は何十年ぶりに食べたかなぁ。おいしかった~」とお話ししてくださる生産者の方、給食を食べ終わった後はじゃんけんをして遊んでくださる実行委員の方など、積極的に子どもたちとふれあってくださいました。
 この会食を通して、諸塚の食材の豊かさを知ったり、人と関わることの楽しさを感じたりしたと思います。本日は、お忙しい中お越しいただきありがとうございました。


  【お陰様で楽しい時間を過ごすことができました】

もうすぐクリスマス

 毎年、クリスマスの時期になると1階の廊下にクリスマスツリーが登場します。今年も子どもたちとクリスマスツリーの飾りつけをしました。「ぼく、サンタさんに剣道の防具をもらうよ」と話していたり、「星は私がつけたーい!」、「この小さなサンタさんはどこに飾ろうか」と話したりしながらあっという間にクリスマスツリーが出来上がりました。そして、なぜかクリスマスツリーの箱に入っていたイガグリ、「何で入ってるの?」と尋ねると「そういえば、去年の1・2年生の担任の先生がイガグリを奥の方に飾ってました!」と子どもたちが楽しそうに話していました。そのため、今年もツリーにイガグリを飾っています。荒谷小にお越しの際には、賑やかなクリスマスツリーをぜひご覧ください。


   【サンタさんが来てくれる日が待ち遠しいね】

【廊下が華やかになりました】

保育所生の落ち葉はき

 荒谷小の子どもたちは登校後に作業を行います。夏は草取り、冬は落ち葉はきです。しかし、この季節になると落ち葉の量が多くなり、はいてもはいても、木の下の土は落ち葉で埋め尽くされてしまいます。
 今日の3校時には、落ち葉がヒラヒラと舞う運動場から保育所生の声が聞こえてきました。様子を見てみると、子どもたちが運動場の落ち葉はきをしていました。子どもたちの遊びの選択肢には、缶けりやおにごっこに加えて落ち葉はきもあるそうです。黄色く色づいたいちょうの葉っぱを熊手や竹ぼうきで集めてくれました。「もうすぐもちつき大会だからきれいにしないとね」、「落ち葉があると小学生が転ぶかもしれないもんね」等と話しながら、楽しそうに作業をしていました。きれいな運動場で、長距離走大会・もちつき大会が迎えられそうです。ありがとうございました。


       【ビニール袋何袋分あったかな】


【おかげできれいになりました】

読み聞かせ

 今日の朝の時間は、卒業生の保護者の方がお越しくださり、読み聞かせをしてくださいました。たくさん準備してくださった本の中から、「ね、うし、とら・・・十二支のはなし」と「おにぎりさんきょうだい」を読んでくださいました。
 「ね、うし、とら・・・十二支のはなし」では、ねずみと牛が十二支の一番最初になりたいと思っていました。そこで、他の十二支にどちらが一番最初になるのがふさわしいかを聞いて回りました。イヌは、強い牛が苦手なので、賢いネズミがふさわしいと言いました。羊は、チョロチョロしているネズミが大嫌いなので、牛がふさわしいと言いました。全ての十二支に聞いた結果、ネズミも牛も同じ数だけ支持をされ、どちらが一番最初になるかは決められませんでした。そこで、町の人たちに意見を求めることにしました。そこで、ネズミが出した知恵とは・・・。今まで読んだことがあった十二支の話とは少し違う内容のこの絵本、ネズミや牛に対する他の動物たちの思いがそれぞれあって面白く、どのような方法でネズミが一番を勝ち取るのかを想像するのが楽しい絵本でした。


【今年はサル年、来年はとり年です】

 次に「おにぎりさんきょうだい」の紙芝居を読んでくださいました。おにぎりの「ころた」、「ごろたろう」、「ごろん」の3兄弟は、おにぎりのおじいさんの孫娘「まるこ」を探しに行きます。おにぎりのおじいさんは、3兄弟に困った時に使うようにと「まっかなうめぼし」と「でかでかたらこ」、「ひらひらこんぶ」を持たせてくれました。3兄弟が森の中に入っていくと、ネズミやヘビやさすらいのオオカミ「ジェニー」が行く手を阻みます。ピンチの時に、おじいさんが持たせてくれた「まっかなうめぼし」などが大活躍をします。それらの場面が楽しくて、子どもたちは大きな口を開けて笑っていました。

【「まるこ」は見つかるのかな?】


     【予想外の展開に大喜びの子どもたち】

 絵本も面白いものがたくさんありますが、紙芝居を読んでもらう時の特別な雰囲気も嬉しいものがあります。子どもたちが自分であまり選ばないような絵本に出会えるのが、この読み聞かせの時間のよさでもあります。
 本日は、朝早くからお越しくださりありがとうございました。季節の絵本や紙芝居を手にとってみたくなるような気持ちになった読み聞かせの時間でした。

保健指導

 今日、朝の時間に保健指導を行いました。県内ではインフルエンザや感染性胃腸炎等が流行しています。手洗い・うがいが感染症予防の基本ですが、今回は身体の機能を知らせ、そのことから考えられる感染症の予防法を指導しました。
 まず、クイズを出しました。「鼻と耳にはあって、口にはないものはなんでしょう?」というものです。正解は「毛」です。鼻の毛は、鼻の中の粘膜によって空気の湿度や温度を調節します。また、細菌を直接身体の中に入れない働きもしています。しかし、口には「毛」がありません。そのため、口から息を吸うと細菌などが直接身体の中に入ってきます。ところが、のどの奥には「繊毛」という毛があります。その「繊毛」が細菌などを身体に入れないように働いてくれているのです。ありがたい働きをしていくれる「繊毛」ですが、弱点があります。ある季節が苦手なのです。その季節は冬です。「繊毛」は空気が乾燥すると、動きが弱まります。したがって、今の時期はかぜ等をひきやすい時期なのです。「繊毛」が元気に働くには、身体の中に入ってくる空気を乾燥させない工夫が必要です。そこで、どのような工夫が必要か子どもたちと考えました。

① マスクをする。
② うがいをする。
③ 鼻で息をする。(鼻呼吸をする)
④ 湿度を保つ。(ストーブの上に水を入れたやかんを置く)

 簡単にできるこの4つの方法を取り入れて、この冬を乗り切って欲しいと思います。


【冬休みまであと12日、元気に過ごしましょう】

ひょうたんおに 再び

 今日の昼休みは「みんデー」(みんなで遊ぶ日)でした。今日は2年生のリクエストで、ひょうたんおにとサッカーをしました。今日のひょうたんおには、保育所生も一緒にしました。先週よりも人数が多いので、あっという間に鬼にタッチされていました。保育所生から小学校6年生までが一緒に楽しめるひょうたんおに、このブームはまだまだ続きそうです。

【運動場は子どもたちの大きな声で活気に溢れていました】

 その後、サッカーをしました。サッカーでは、運動会の赤団と白団に分かれての対決です。先生たちもチームに入って、子どもたちもやる気満々です。ゲームでは、1・2年生も持ち味を発揮して、積極的にゴールを狙いました。また、3・4年生の「さがってー!!」、「いくよー!!」などの元気な声にチームが盛り上がりました。そして、5・6年生の迫力満点のプレーにどよめきが起こる等面白いゲーム展開になりました。


     【子どもたちも先生たちもがんばれ~!】

 昼休みにめいいっぱい楽しんだ後は、清掃の時間です。今日の清掃は、いつもにも増して集中して取り組んでいました。「自分でもビックリするくらい無言でできました」と6年生がふりかえっていました。めりはりのある充実した時間を過ごしている子どもたちでした。

ひょうたんおに 

 今日の昼休みはみんデー(みんなで遊ぶ日)でした。今日のみんデーは2年生のリクエストでかくれんぼとひょうたんおにをしました。
 ひょうたんおにとは、鬼がひょうたんの形に引いた線の外側に立ちます。そして、中にいる友達をタッチをするとその友達は鬼になり、鬼がどんどん増えていきます。中に誰もいなくなったら終了です。前からも後ろからも横からも鬼が手を伸ばしてくるので、中にいる子どもたちは気を抜くことができません。鬼から遠いところにみんなでかたまったり、走ったりして鬼から逃れます。


 【はじめは1・2年生の担任の先生が鬼になりました】

 中にいた子どもたちは、次々にタッチをされて鬼が増えていきました。しかし、なかなか全員にタッチすることができません。鬼同士協力して手を取り合い、遠くまで手が届くように全身を伸ばしました。


 【うーん、届かない!!】

 一方からでは到底届かないため、色々な方向から手を伸ばす作戦をたてました。


  【今度は、はさみうち!】

 このひょうたんおには、今週保育所生が運動場で始めた遊びです。それから毎日のように、保育所生と一緒に小学生もひょうたんおにをして遊んでいます。いつ、どこから鬼が手を伸ばしてくるのか分からないスリルと、作戦を練る楽しさがとても面白い遊びでした。


【保育所生も午後からひょうたんおに】

全校朝会

 今日は体育館で12月の全校朝会を行いました。
 はじめに校長先生のお話です。今日は「未来」についてのお話でした。現代は技術の進歩により、インターネットにつながっているものがたくさんあります。例えばテレビや車、時計、冷蔵庫などです。今の子どもたちは、そのような環境が当たり前であり、これからも日々進化し続けるものたちと一緒に生活をしていきます。そして、やがてくる「未来」はどのような世の中になっているのか考えました。もしかしたら、タクシーやバスの運転はコンピューターが全てしてくれるかもしれませんし、地球に住まずに火星に住もうと言う人もでてくるかもしれません。どのような「未来」がくるのか様々な想像が膨らみまずが、その「未来」を創るのは自分たち(子どもたち)だと話されました。そして、今学習していることや、今一生懸命に取り組んでいることは、子どもたち一人一人の夢(未来)につながっていることを教えてくださいました。


  【小さな積み重ねが、夢につながっていきます】

 次に教務部からのお話です。12月の月目標は「友達を大切にしよう」です。その中でも特に「感謝の気持ち」をもつことに焦点を当てています。1学期に、校長先生から夢をもつこと・感謝の気持ちをもつことの大切さを教えていただいていた子どもたち。それを踏まえて、「人の心」や「良心」、「真心」、「強い心」をもち合わせていれば夢の実現につながり、感謝の気持ちをもつことができる人になれるとお話がありました。そして、そのことが自分づくり(未来づくり)につながると話されました。


【これまでの学びがつながり、一歩前に進みました】

 12月4日~12月10日は人権週間です。自分を大切にして、周りの人も大切にして笑顔がいっぱいの日々を過ごして欲しいと思います。

「くみくみっくす」

 今日の5校時に、3・4年生は図工の学習をしました。「くみくみっくす」とう単元で、ダンボールを使って好きなものを作ります。ただし、のりやテープなどを使うことができません。使える道具はカッターやハサミだけです。そのため、どのように組み立てるかを考えなければなりません。子どもたちを見ていると、交差させてはめ込んだり、すき間に差し込んだりしていました。「最初の1時間目はどうしたらいいか分からなかったです。でも、よーく考えたらやり方が分かりました」と言いながら作業をしていました。
 組み立て作業が終わっている児童は色塗りをしました。「青を作るにはどの色とどの色を混ぜたらいいかなぁ」とか、「色を混ぜて色を作る時がありますよね。その色ができる途中の色もいい色だと去年教えてもらいました」等と言って色を塗り進めていました。


【4年生はカラフルなカブトムシを作成中】


【チョウチョと大きなイモムシを作成中】 【頑丈なロボットを作成中】

 絵の具が少なくなって出ない時は「こうやってしたらいいよ」と教えたり、「パーツをはずして塗ると塗りやすいよ」と3人で話し合いながら作業(製作)をしました。アイディアを出し合った3人の作品が出来上がる日を楽しみにしています。

読み聞かせ

 今日の朝の読み聞かせには、本校の保護者の方が来てくださいました。今日は「しゃっくりがいこつ」、「ばばばあちゃんのおもちつき」、「へんしんトンネル」の3冊の絵本を用意してくださっていました。

 「しゃっくりがいこつ」では、しゃっくりが止まらないがいこつが、どうにかしてしゃっくりを止めようとします。歯をみがいたり、落ち葉かきをしたりしてもしゃっくりが止まりません。そんな時、オバケとキャッチボールをしました。そして、オバケがしゃっくりを止めるためのアイディアを出してくれました。息を止める、砂糖を食べる、逆立ちをして水を飲む等の方法を試しましたが、やっぱりしゃっくりは止まりませんでした。どうしたらがいこつのしゃっくりは止まるのでしょうか。予想外の展開に子どもたちはビックリしつつも笑い声をあげていました。

 「へんしんトンネル」は言葉遊びができる絵本でした。一つの言葉を繰り返し声に出して言うと別のものに変身する面白い絵本です。例えば、「ボタン」を「ボタン ボタン ボタン ボタン・・・」と繰り返し言うと「田んぼ 田んぼ 田んぼ 田んぼ・・・」というように違うものに変身しました。子どもたちは、口々に言葉を言い「こらっ こらっ こらっ こらっ・・・」は「ラッコ ラッコ ラッコ ラッコ・・・」です。「ぶーちゃん ぶーちゃん ぶーちゃん ぶーちゃん・・・」を繰り返し言うと、「ちゃんぶー ちゃんぶー ちゃんぶー ちゃんぶー・・・」となりました。その変身に、「ちゃんぶーって何やろう!?」と笑い合っていました。


         【今度の言葉は何に変身するかなぁ】

 読み聞かせの後1・2年生は、色々な言葉を口にしながら何かに変身しないかなぁと試していました。


【言葉遊びの楽しさを感じられました】

 今日の3冊は、あっと驚く展開のものや、季節を感じられるもの、子どもたちが声に出して楽しめるもの等バラエティに富んでいて、あっという間の15分間でした。子どもたちも、この時間があることで心もほぐれ、スムーズに学習に入ることができると思います。本日は、朝早くからお越しくださって楽しい読み聞かせをしてくださりありがとうございました。

焼きいも

 今日の3~4校時、1・2年生がいもほりで収穫したサツマイモで焼きいもをする準備をしました。焼く前にサツマイモを塩水に浸けておくとサツマイモが甘くなるそうです。そのため、たらいに塩水を準備して、サツマイモを洗って入れる作業をしていました。「焼きいも~焼きいも~」と歌を口ずさみながら歌う子どもや、「もう焼く準備はしてあるんですよ!」と運動場を指さして教えてくれる子どももいました。


        【焼きいも楽しみだなぁ】


【いもほりの日に洗ったサツマイモをもう一度念入りに洗いました】


            【あま~く、おいしくなあれ】

 その後、アルミホイルでサツマイモを包んだら外に出て焼く準備に入りました。新聞紙を入れたり枯れ葉を集めて入れたりして、火をつけました。するとごうごうと火が燃え上がりました。おそるおそるサツマイモを入れ、その後は火が消えないように枯れ葉を集めて入れ、火を絶やさないようにしました。


【15個のサツマイモをきれいに包みました】



        【勢いよく火がつきました】


【落ち葉をたくさん集めてね】

 給食時間中は、1・2年生が火のそばにいられないので、校長先生が火の具合を見てくださいました。それを1年生に話すと「校長先生、一人で落ち葉を集めたり、火を見たりできるんですか?すごい!!」と驚いていました。また、「この間、おいものおやつをもらったから、今度は僕たちが3~6年生に焼きいもをあげるね」と友達に話していました。
 そして、給食の後「おいもが焼けました!」と嬉しい知らせが来ました。早速みんなで外に出て、焼きたてのほくほくした焼きいもを食べました。塩水につけた効果もあったのか、とっても甘くてしっとりしたおいしい焼きいもでした。「おいもを食べたらおにぎりが欲しくなったー」、「焼きいもがデザートやね」などと言う子どももいて、まだまだお腹に余裕があるようでした。今日は給食に加え、焼きいもも食べられ大満足の子どもたちでした。


【きれいな黄金色でした】


    【おいしくて、ペロリと食べてしまいました】

みんデー

 今日の昼休みはみんなで遊ぶ日でした。荒谷小ではみんなで遊ぶ日を「みんデー」と呼んでいます。今日は1年生のリクエストでサッカーをしました。1~5年生に1・2年生の担任の先生が加わったチーム対6年生に5・6年生担任の先生が加わったチームの対戦でした。圧倒的に1~5年生チームが人数が多いのですが、6年生もコート内を走り回りいい勝負をしていました。


【ボールをもっているのは1~5年生が長いですが、なかなかゴールが決まらない】

 1~5年生は細かくパスをつなぐ戦略のようでした。反対に6年生は攻撃する子どもが3人しかいないので、大きなパスを出してゴールを狙っていました。


【先生方はキーパーをしました。大きな声で子どもたちに指示をしていました】

 この勝負、点の取り合いだったようで1~5年生チームが4点、6年生チームが3点取ったそうです。今朝は学校内の温度計も一桁になっていて寒い朝でした。そのため、ストーブを体育館から出して各教室に設置しました。その寒さが嘘のようにお昼頃には暖かくなりました。この小春日和の中、元気に外で遊んですがすがしい汗を流した昼休みでした。

感謝の調理実習

 昨日の5・6校時のクラブ活動では、先日いもほりで収穫したサツマイモを使って調理実習をしました。今回は、おいもチップス、スイートポテト、モンブランを作りました。まずは、5年生が調理する際の心構えを「調理をする時には安全にしましょう。また、サツマイモのお世話をしてくれた地域の方や自然の恵みに感謝して調理をしょましょう」と話しました。

 早速調理のスタートです。おいもチップス班は、サイコロ状のサツマイモを油で揚げていきました。「180℃はこれくらいかなぁ」、「これ、おいもキューブやね」と言ったり、「熱いうちに塩をかけてね」と言ったりしながら、順調に揚げていきました。その後、追加のサツマイモを準備し始めました。次は半月状に薄く切りおいもチップスそのものです。2種類あることで、食感の違いが楽しめておいしさ倍増になるのではないでしょうか。


【香ばしい香りが漂いました】

 スイートポテト班は、ゆでたサツマイモをつぶして生クリームや砂糖、卵黄などを加えて混ぜていきました。混ぜ終わったら、表面に卵黄を塗ってつや出しをしました。それからトースターで焼きます。一口サイズのかわいらしいスイートポテトが出来上がりそうです。

【しっかりつぶして、おいしくなあれ】

 モンブラン班は、まず生クリームを作りました。泡立て器で混ぜたため、「あー、腕が疲れる」、「(生クリームがクリーム状になり)少し重たくなってきた」等と話しながら混ぜていました。そして、生クリームの角がピンと立つくらいまで泡立てました。その後、つぶしたサツマイモに生クリームや砂糖を加えてペースト状にしました。そして、クッキーの上に生クリームを乗せ、その上にサツマイモのペーストを乗せモンブランが完成しました。しかし「まだ、生クリームもおいもも余ってるね」と子どもたちが話し、急遽もう一段生クリームとサツマイモのペーストを載せることにしました。すると、その名のごとくモンブラン、山のようになりボリューム満点のおやつが出来上がりました。


【1・2年生の担任の先生もお手伝いをしてくれました】

 図書室で宿題をしていた1・2年生にも、これらの3種類のおやつを持っていき、みんなで試食しました。「おいしい!」、「次これ食べてみよう」、「これ2個食べてもいいですか?」などと言いながら食べる子どもたち、あっという間におやつは子どもたちのお腹に入ってしましました。


【「これ、剣道の前に食べたら力が入るね」と話していました】


 【塩味や甘い味、色々なおやつに変身したサツマイモ】


     【モンブラン おいしかったですか?】

 今回の調理実習では、安全にそして感謝の気持ちをもって調理をすることができました。「日曜日にまた作ってみよう!」と言う子どももいました。今回学んだことが、子どもたちの生活に結びつくことは嬉しいことです。この調理実習ができたのも、地域の方がサツマイモをお世話してくださったお陰です。本当にありがとうございました。

石狩汁

 今日の給食は、むぎごはん、石狩汁、宮崎黒豚メンチカツ、ゆでブロッコリー、牛乳でした。


 【今日もおいしそう!】

 今日の石狩汁はいつもとは違い、昨日収穫したサツマイモが入っていました。また、昨日給食調理員の先生が1・2年生に注文して届けて貰った生しいたけも入っていました。サイコロ状に切ってある鮭に合わせてサツマイモもサイコロ状に切ってありました。また、しいたけも四角く切っていて食べ応え抜群でした。
 教室をのぞいてみると、1・2年生は「サツマイモがあまいです」と言ってパクパク食べていました。3・4年生は「しいたけが肉厚です!」と笑顔を見せ、5・6年生にはサツマイモがどっさり入った石狩汁が準備されていました。


   【自分たちで育てた野菜を使った贅沢な給食でした】


 【たっぷり召し上がれ】

 給食調理員の先生に、今日の献立について尋ねると「干ししいたけを使う時は、細かく切るようにしているけど、生しいたけを使う時は少し大きめに切るようにしています」、「大根はどんな風に切ったらいいかなぁと思ったけど、今日はにんじんに合わせていちょう切りにしました」と話されていました。素材によって切り方を変えて、噛みやすさや歯ごたえを感じられるようにされているようです。見えないところでかけられていた給食調理員の先生の愛情によって、子どもたちは毎日おいしい給食をいただくことができています。ありがとうございます。


【身も心も暖かくなるような給食でした】

チャレンジ!メディアコントロール

 今日の5校時に全校学活を行いました。今日はメディアについての学習です。まずは、1学期に行った生活習慣アンケートの結果を提示しました。はじめに平日にテレビやゲーム、スマホ等をする時間をグラフにしたものを見ました。すると、子どもたちの予想に反して、ゲームをする時間よりテレビを見る時間が多いことが分かりました。次に、休日のテレビやゲーム、スマホ等をする時間を見ました。すると、ここでもゲ-ムをする時間よりもテレビを見る時間が多かったです。

 今回、テレビやゲームを長時間見た時に、頭や身体にどのような影響があるかを学習しました。学習面では、ゲーム等をする時間が少ない子どもほどテストで高得点を取る子どもが多いということがデータで示されていました。また、身体面では、テレビやゲームが視力に影響を与え、体力の低下ももたらすことを学びました。

【学力との関係も見えて、ゲームを控えようと思った子どももいたのではないでしょうか】


【今の時期に身体を動かすことがとっても大切です】

 今日から11月24日(木)まで、諸塚村内の小・中学校は「チャレンジ!メディアコントロール」と題して、メディアに触れる時間を減らす等の取組を行います。ご家庭でもぜひご協力いただき、メディアと向き合っていた時間をお子さまとの時間に変えていただけると有り難いです。よろしくお願いいたします。

曇天 いもほり 大豊作

 荒谷小の子どもたちは、5月27日に地域の方の畑をお借りして、いもの苗植えを行いました。そして今日、3~4校時に楽しみにしていたいもほりを行いました。畑に行ってみると、いもの葉やツルが繁るように育っていました。
 はじめに、いもほりのめあてを確認しました。畑を貸してくださったり、おいものお世話をしてくださったりした地域の方への感謝、自然の恵みへの感謝を胸にいもほりをするということです。まずは全員で駄賃付け唄を唄い、心にも身体にも気合いを入れました。


【大きな歌声に土の中のサツマイモも目を覚ましたかもしれません】

 その後、いものツルや葉っぱを取りました。「綱引きみたーい」、「いも引きやね」、「ツルにカマキリのたまごがありましたー」など楽しそうな声があちらこちらから聞こえてきました。それからマルチを取り除きました。


   【みんなで作業するとあっという間に終わります】

 そして、いよいよいもほりです。ツルを手がかりに、手で土を掘っていくときれいな赤紫色のおいもが見えてきました。「おっきい~!」、「これ6つ子や~!」など顔を出したおいもを見て大喜びの子どもたち。「そーっとね。皮をきずつけんように掘ってね」と言いながら、慎重に掘り進めていました。おいもを掘った後の場所でも、「ここにツルが残ってます。もしかしたらおいもがあるかもしれません!」と言って掘る子どももいました。根気強く掘っていると、ひょっこりかわいいおいもが出てきました。


       【たくさんでてきたね】


       【顔よりも大きなおいもたち】

 今年のおいもはとっても大きくて、数も多かったです。はじめは一輪車を2台準備していたのですが、それでは足りずにもう2台持ってきました。


【こんなにたくさんのおいもが取れました】

 予想以上のおいもの量だったため、昼休みも使っておいも洗いをしました。畑を貸してくださった地域の方に持って行くおいももていねいに洗いました。洗っている最中に、「◯◯さん(畑を貸してくださっている地域の方)は、おいもは大きすぎない方がおいしいって言ってたよ。だから私は中くらいのおいもを選んだよ」と話している6年生がいました。地域の方から教えていただいたことを身に付け、それを生かして行動できるようになったんだなぁと嬉しくなりました。また、「おいもスティックにして食べたいなぁ。去年、学校で作って食べておいしかったから」と話す子どももいました。今週の木曜日にクラブ活動でおいもの料理をします。どのような料理ができるか楽しみです。


 【優しく洗いました】

 本日、子どもたちは一人5個おいもを持って帰ります。それでもまだまだおいもはたくさんあります。今日は、曇り空で雨も心配しましたが、無事にいもほりを終えることができました。そして大豊作といううれしい結果でした。定期的においも畑に足を運んで、おいもの様子を観察してきた子どもたちの喜びもひとしおだと思います。そして何と言っても、地域の方のお世話のおかげです。毎年子どもたちのために畑を貸してくださり、そしてお世話もしてくださり本当にありがとうございます。今年も秋の味覚をみんなでいただきます。

第14回 諸塚駄賃付け唄全国大会

 先週の土曜日、諸塚村中央公民館で第14回諸塚駄賃付け唄全国大会が行われました。本校の児童は全員この大会に出場しました。大会前日、5・6年生の担任の先生から、「うまく唄おうとせずに、自分の一番いい声を出せるように唄いなさい」とアドバイスをもらっていた子どもたち、どのような唄を聞かせてくれるのかとても楽しみでした。今年は、はじめに一般の部の唄があり、子どもたちの出番は11時30分頃からでした。
 荒谷小の子ども以外にも、諸塚小や七ッ山小の子どもたち、また高鍋町など他の地区からもたくさんの子どもたちが参加していました。
 1年生は、初めての駄賃付け唄の練習をした時は、どのように唄っていいか分からず、上級生が唄っている姿を見ながら一緒に口を動かしていました。そんな1年生も練習を重ね、本番では堂々と唄うことができました。


     【初めての舞台 がんばりました】

 2年生は、2回目の出場とあって少し余裕があるように思いました。自分の出せる一番いい声を出すことができました。


       【成長した姿を見せてくれました】

 3・4年生も毎日の練習の成果が実り、会場の奥まで届くような伸びやかな声で唄っていました。だんだん上手になっていく3・4年生、来年も楽しみです。


      【3年生 声に力がこもっていました】


【4年生 目が覚めるような晴れやかな声でした】

 5・6年生は、節をつけた唄い回しで、強弱も考えて唄っていました。駄賃付け唄の練習に来てくださる講師の先生のアドバイスを自分のものにしているなぁという印象を受けました。


【5年生 リラックスして唄っているように見えました】【6年生 トップバッターでした】


  【6年生 日々の積み重ねが唄に表れていました】

 10月の駄賃付け唄の練習からおよそ1ヶ月、唄を覚え、声の出し方を覚え、息継ぎのタイミングを覚えて、だんだん上手になってきた子どもたちの駄賃付け唄。これまでの地道な努力や、本番で多くの人の前で唄うことができた達成感・喜びが子どもたちを大きくしてくれたことと思います。

C学習発表会(森の学習フェスティバル)

 今日は、諸塚中でC学習発表会が行われました。このC学習発表会の目標の一つに「地域の自然や行事、人との関わりの中から、地域を再認識し、そのことで諸塚を愛し誇りに思う豊かな心情を培う」があります。各学校の発表を聞いて、様々な視点から諸塚を学べる貴重な日です。

 諸塚中に到着すると、大きな声で中学生があいさつ運動をしていました。とっても大きな声であいさつをしてくれる姿から、中学生が私たちを歓迎してくれているように感じてとても嬉しくなりました。教室に入ると、すぐにリハーサルをしました。3年生は初めてC学習発表会で発表をするので、ドキドキしているようでした。5・6年生は、一見淡々とリハーサルに臨んでいるようにも見えますが、内に秘めた熱い気持ちや自信が頼もしさ・安心感として4人の雰囲気から見て取れました。


【3・4年生 自分の思いが伝わるよう何回もリハーサルを重ねました】


【5・6年生 とっても落ち着いていました】


 リハーサルを終え、いよいよC学習発表会のスタートです。開会行事では、児童代表あいさつで6年生があいさつを述べました。練習の成果もあり、お腹から出る大きな声と堂々とした姿であいさつをしました。あいさつの後、観客席からは「素晴らしい!」という声も聞こえてきました。とても立派なあいさつだったと思います。


【落ち着いてていねいにできました】

 その後、中学年の発表です。中学年はポスターセッションを行います。4年生は1人で8分の発表、3年生は2人で8分の発表をしました。

   【たくさんの人が見に来てくれました】

 3年生が考えた植林の機械「なえぎうえーるくん」について、中学生から「危険を察知するとありましたが、どんな時に危険を察知するのですか?」と質問がありました。すると「土砂崩れが起きそうな時には音が鳴ります」と答えていました。また、木と人とのつながりをテーマにしている3年生には、中学生から「インタビューの結果を出すことで、説得力があっていいと思います」との感想がありました。
 4年生の発表では、インタビューの中で「林業がなくなると諸塚村がなくなる」という言葉から「林業をなくさないためにどうすればいいと思いますか?」との質問がありました。すると「将来林業を仕事にして働けばいいと思います」と答えていました。また「将来林業の仕事をしたいと思いますか?」、「林業でどのような仕事をしたいと思いますか?」との質問には、「林業の仕事に就きたいです。そして、ぼくのおじいちゃんがしているような植林や伐採をしたいです」と答えていました。
 今回の発表では、主に荒谷小出身の中学生が質問をしてくれていました。後輩の学びを認めてくれること、応援してくれることは、子どもたちにとって大変心強いことだと思います。

 次に、体育館で中学生の発表と5・6年生が発表が行われました。中学生は修学旅行で干ししいたけを配って諸塚をPRするまでの過程を発表していました。5・6年生は「つながり」をテーマにそれぞれが学びを深めたい内容について発表しました。学びの過程で悩んだことや解決の仕方、参考にしたこと、そしてこれからの方向性がよく分かる発表でした。


【中学生:諸塚のPRをこれからも継続するそうです】


【6年生:シンプルで分かりやすく、奥が深い内容でした】

 このC学習発表会では、他校の学習内容を知ることができます。クヌギ地蔵を切り口に諸塚のよさを学んでいる学校、食べ物や諸塚村内の施設を調べて学びを深める学校、ワールドカフェを用いて諸塚について語り合う取組をしている学校など様々でした。きっとどの学校の子どもたちも、諸塚をもっと知りたい、諸塚に貢献したい、諸塚を発信したいという思いで学習を進めているのだと思います。今回のC学習発表会で、他校の発表に刺激を受けたと思いますし、自分たちの学びに対して自信をもったと思います。

 そして、今回ポスターセッションを陰で支えたのは手作りのイーゼルでした。雨の中持ち運ぶのは大変で、バスに乗せるのにも一苦労でしたが、地元の交通会社の方のご協力のおかげで無事に運ぶことができました。ありがとうございました。


   【どうにかバスに乗り、雨の中運び】


【ポスターセッションで大活躍しました】

鬼を探せ!

 今日の3校時、3・4年生はALTの先生と英語活動を行いました。今日は小さな鬼のお面を使ってかくれんぼです。まず、鬼を探す人を一人決めます。そして、その他の子どもたちは鬼のお面を教室内のどこかに隠します。鬼のお面を探す人が隠し場所の近く来たら英語でヒントを出します。例えば、隠し場所の近くに来たら「hot」と言い、遠くにいたら「cold」と言います。またある時は、近くに来たら「happy」と言い、遠くにいたら「sad」というように、対になる言葉を使ってヒントを出します。隠し場所を見つめながら英語でヒントを出す子どもや、思わず「その下!」と言ってしまう子どももいて、楽しみながら取り組んでいました。


【鬼を隠している間、鬼を探す人はろうかで待機です】

【さあ、鬼はどこに隠れてるかな?】

 担任の先生が鬼を探す番になると、「難しいところに隠そう!」と言って、3人で話し合っていました。


 【ここがいいかなぁ】  【担任の先生、見つけられるかな?】

難しいところに隠しても、何とか鬼を見つけてもらおうと要所要所で英語でヒントを出すので、回数を重ねる度に鬼を見つけるのが早くなっていきました。


【黒板のチョーク入れの中にも鬼が隠れていました】

 今回は対になる言葉を用いてゲームをしました。他にも対になる言葉はどのようなものがあるのか調べたくなるような英語活動の時間でした。

干ししいたけ作り

 今日の2校時、1・2年生は生活科でしいたけのお世話をしました。今日は、しいたけを収穫した後、薄くスライスをして干ししいたけ作りをしました。なば木置き場に行くと、たくさんのしいたけがニョキニョキと顔を出していました。「これは取ってもいい」、「これはまだ取らない方がいい」などと言いながら、しいたけの成長具合を判断して取っていました。今日は全部で52個のしいたけを収穫しました。


【肉厚のしいたけがいっぱいでした】


      【しいたけさん こんにちは】

 その後、なば木に水をあげて、いよいよ干ししいたけ作りです。目標は厚さ5㎜で切ることです。猫の手のように手を丸めて、しいたけを切っていきました。「あ、これはちょっとぶ厚いかな~?」と言いながらも、どの子どももとっても上手に切っていました。


【指を切らないように気をつけてね】【あっという間に切ってしまいました】

 スライスをしたしいたけは、1・2年生教室で干しました。スライスをしなかったしいたけは、職員にお裾分けをしてくれました。1年生が5・6年生の担任の先生にしいたけをプレゼントすると、「おすすすめの食べ方は何ですか?」と質問がありました。すると、「う~ん」と悩んだ末に「しいたけプリン!」と答えていました。食べたことはないそうですが、食べてみたいような気もします。
 毎日しいたけのお世話をしている1・2年生、おかげでしいたけがたくさん出てきました。これからも、たっぷり愛情を注いでくださいね。


  【光を浴びておいしくなってね】

C学習発表会リハーサル

 今週の金曜日は、C学習発表会(森の学習フェスティバル)が諸塚中で行われます。それに向けて、今日の5校時にリハーサルをしました。
 まずは児童生徒代表あいさつです。本年度は荒谷小が担当します。C学習発表会の目的や、発表を聞く時の心構えを大きな声で述べました。


【にこにこ笑顔のあいさつでした】

 次に5・6年生の発表です。5・6年生はこれまでわくわく学習で学んだことの途中経過を報告しました。例えば、それぞれのテーマや悩み、学び方、今後の計画など簡潔に、それでいて聞き手が「次の展開はどうなるのだろう?」とわくわくするような発表でした。5・6年生の発表を聞いた1~4年生は「大きな声で言ったり、大きな画面で写真をみることができたりして分かりやすかった」、「去年のわくわく学習を生かしていた」、「セリフを覚えていたところがすごいと思った」等の感想を発表しました。


【体育館の後ろにまで声が届くよう意識して発表したそうです】

  【聞く方も真剣です】

 次に3・4年生の発表です。3・4年生もこれまでの学習の途中経過を発表しました。3年生は、林業をする人の作業の負担を軽くするための機械を考えています。その機械を設計するまでの過程や、設計してからの改良など見所いっぱいです。4年生は、「林業と人」というテーマから、インタビューの内容をまとめていました。そのインタビューの中でその児童の琴線にふれるキーワードがあったのではないかなぁと思うものがありました。これからどのように学びが進んでいくのか楽しみな発表でした。発表を聞いた1・2年生と5・6年生からは「地域の方にインタビューをしたのがすごいと思った」、「インタビューをした意見はどのように扱うのか?」等の感想や質問が出されました。


  【自分たちの学びを自信をもって発表しました】

 1・2年生にとっては2年後・3年後の姿を見ることができる貴重な時間でしたし、3・4年生にとっても質問から自分の考えを再構築できるきっかけになる時間でした。5・6年生にとっては、発表の中で意図していたことが、1~4年生の率直な感想に反映されていて、自信につながった時間だと思います。当日は、今回のリハーサルを受けて改善した発表内容を諸塚村内の小・中学生、そして保護者の皆様、地域の皆様に堂々と発表をしてきて欲しいと思います。

読み聞かせ

 今日の朝の時間は読み聞かせの時間でした。今日は本校児童の保護者の方がお越しくださり、3冊の本を読んでくださいました。
 1冊目は「とってもおおきなさんまのひらき」です。ある日、「またやさん」が、市場でとってもおおきなさんまのひらきを買ってきました。それをみんなで食べようとすると、さんまが大暴れしてみんなを驚かせます。そして、また誰かを驚かせようと他の市場に逃げて行ってしまいました。またある日、今度は市場でとってもおおきなスルメを見つけて買いました。それをみんなで食べようとすると、そのスルメは足をぎゅーっとねじって、スクリューのように大暴れし始めたのです。そのスルメは、さんまのひらきと同様、誰かを驚かせようと他の市場に逃げて行ってしまいました。大きな食べ物にはこりごりしていた「またやさん」ですが、今度は市場でおおきなたいやきを見つけました。買おうかどうか迷っていた「またやさん」、またしても買ってしまいました。このたいやきも、さんまのひらきやスルメのように暴れるのでしょうか。「お菓子だから大丈夫じゃない?」と言う子どもたち、ドキドキしながら見ていると・・・。やはり暴れ始めました。しかも、中のあんこをぷしゅーっと出しながら暴れる始末です。「お金がもったいない!」、「たしかに」等と口々に感想を言いながら楽しく見ていた子どもたち。「またやさん」の行く末が気になるようでした。


【次の展開はどうなるのか、わくわくしながら聞いていました】

 2冊目は「まくらせんにん そこのあなたの巻」、3冊目は「おみくじ」でした。「まくらせんにん そこのあなたの巻」では、読んでいる人が自分で絵本を操作しながら楽しむ、楽しい絵本でした。「おみくじ」では、おみくじの箱の中で行われているおみくじたちの騒動を垣間見ることができました。「お正月におみくじをひくよね」と読み聞かせをしてくださる方が声をかけられ、今年も残り1ヶ月半くらいだなぁと時の流れの早さを感じました。
 読み聞かせの後、「あ~面白かった!」と行って満足そうに教室に帰っていく3~6年生、元気を注入してもらったようです。また、読み聞かせの会場だった1・2年生教室では、1・2年生が「とってもおおきなさんまのひらき」をパラパラめくりながら「これが面白かった~」と話していました。「たいやきはお菓子なのに動いたよ~!!」と興奮しながら話す子どももいました。絵本が子どもの心を大きく刺激したようでした。


【色々な絵本を読みたくなりますね】

 本日はお忙しい中、朝早くからお越しくださりありがとうございました。今回の絵本は、お子さまと一緒に諸塚村の中央公民館で選んでくださったそうです。みんなが楽しめて、心にパワーが充満するような読み聞かせの時間でした。ありがとうございました。

帰り道にも宝物がいっぱい

 先週の金曜日、子どもたちの下校の様子を見に行くと、男の子たちが手に何かを持っていました。近くで見てみると、枝やツルを使って手作りの釣り竿を作っていました。5年生の釣り竿を見て、1年生が「いいなぁ、ほしいなぁ」と言うと、5年生は「じゃあ、◯◯くんは釣った魚でお寿司屋さんをして!」と言っていました。すると1年生はにっこり笑顔で嬉しそうでした。
 自然のものを使って作り出すおもちゃを見て、子どもたちの発想力に感心しました。子どもたちは、学校の中でも何でも楽しそうに取り組みますが、下校中も楽しみを見つけながら帰っているようです。宝物を見つけることができる子どもたちの心の豊かさが、とても嬉しかった金曜日の夕方でした。


 【本物の釣り竿のようでした】

いい歯の日

 11月8日(火)は「いい歯の日」でした。「いい歯の日」から少し日にちが経ちましたが、ほたきゅう(保健体育給食委員会)の子どもたちが今日の給食時間に、歯のクイズを出しました。
 「6枚のクッキーを1回で全部食べるのと、30分おきに2枚ずつクッキーを食べる(例:15時に2枚食べて、15時30分に2枚食べて、16時に2枚食べる)のは、どちらがむし歯になりやすいでしょうか?」という問題です。

【さあ、どちらがむし歯になりやすいでしょうか?】


【むし歯になりやすいと思う方に手を挙げてもらいました】

 正解は「30分おきに2枚ずつクッキーを食べる」がむし歯になりやすい食べ方です。なぜむし歯になりやすいのか、実は「唾液」が関係しているのです。「唾液」には①口の中のばい菌をやっつける②溶けた歯を元に戻すという働きがあります。30分おきに2まいずつ食べると、口の中に食べ物が入っている時間が頻繁にあり、唾液が思うように働けません。しかし「6枚のクッキーを1回で全部食べる」方は、食べた後は、口の中に何も入っていない状態が続くので、「唾液」がしっかりと働きます。そのため、歯の健康につながります。つまり、時間を決めて食べるということが肝要ということです。


【「唾液」の絵をキャラクターにして、分かりやすくまとめました】

 次に、歯の健康によくないおやつを紹介しました。チョコレートやあめ、キャラメル、清涼飲料水等です。これらを食べる時は「食べ過ぎない」そして「時間を決めて食べる」ということを再確認しました。


【おいしいけれど、ほどほどに】

 歯みがきに加え、おやつの食べ方、おやつの選び方にも意識をもって、歯を健康に保って欲しいと思います。

 また、今回のクイズを準備するにあたり、子どもたちの積極的な姿を目にすることが多々ありました。例えば、自分たちで業間や昼休みに絵を仕上げたり、「リハーサルをするから見に来てください」と担当の職員を呼びに来たりしていました。子どもたちの中にある責任感や行動力にとてもびっくりしました。きっと毎日の学校での学習やご家庭の中、地域の中での活動等で培われた力だと思います。「いい歯の日」の取組を通して、新たな子どもたちの一面、そして成長を見ることができました。

生徒会選挙演説・模擬投票

 昨日、M2学習(集合学習)を諸塚小で、M3学習(小中連携)を諸塚中で行いました。諸塚中では、生徒会選挙演説を小学5年生・6年生が見学をしました。体育館に入ると緊迫した空気が流れており、それぞれの候補者が公約を発表し、応援者が候補者のよさをアピールしていました。その中に、荒谷小の卒業生もいました。
 候補者の一人は、「当たり前のことを当たり前にできる諸塚中にしたい」と訴えていました。例えば、靴をそろえるといった小さなことです。小学校の頃に学んだ「当たり前が宝」だということがこの生徒の中にしっかりと根付いているようでした。応援者の生徒も、候補者の公約の補足をしたり、候補者の素晴らしい点を具体的に話していました。候補者・応援者、どちらの言葉を聞いていても、諸塚中をよくしたいという思いがしっかり伝わり、大変頼もしく感じました。


 【実際に使用する投票箱と記載台が置いていました】


【卒業生の諸塚中の未来に懸ける意気込みがひしひしと伝わりました】


   【堂々としていてとっても立派な姿でした】


【どの生徒も成長した姿を見せてくれました】

 1年生、2年生の候補者・応援者の演説が終わったら、いよいよ模擬投票です。中学生は1年生2名、2年生3名を投票用紙に記入して投票をしました。小学生は投票はしませんが、この選挙演説を聞いた感想を書いて投票箱に入れました。


【先輩の姿を見てどのように感じたのでしょうか】

 1~2年前までは小学校で一緒に遊んでいた先輩たちが、今は選挙演説の舞台に立って、一生懸命演説をしていました。来年・再来年は自分たちがこの舞台に立っていることを想像した子どももいたのではないでしょうか。また、高学年として、自分たちが学校の中でできることは何かを改めて考え直す時間になったと思います。憧れの先輩たちの姿を追って、これからも小学校で活躍してくれることを期待しています。

表現集会

 今日の朝の時間に、表現集会を行いました。今日は5・6年生の発表です。はじめに表現集会のテーマソングを歌い、身も心も暖めてスタートしました。

【この歌を歌うとスイッチが入ったかのように生き生きします】

 まず、5・6年生それぞれがめあての発表をしました。
◯ 堂々と大きな声で発表して、1~4年生に発表をプレゼントしたい。
◯ 楽しく堂々と発表したい。
◯ 物語の読み方では、役によって声を変えてみんなのお手本になりたい。
◯ 堂々と大きな声で発表したい。

 このようなめあてをもって、最初に駄賃付け唄を唄いました。1学期から練習を積み重ねている成果が見られる、迫力のある素晴らしい唄でした。11月19日の第14回諸塚駄賃付け唄全国大会に向けて、気持ちも高まっているように思いました。


【堂々とした唄いっぷりでした】

 次に、国語の学習の発表をしました。写真や想像から物語を作ったものを発表しました。日常を舞台にしたものや魚を主人公にしたもの、戦争をテーマにしたもの、人を助ける猫をテーマにしたものがありました。物語がどんな展開になるのかなぁと聞いていると、聞きたい部分で物語りが止まり「それからどうなったでしょう?」と問いかけていました。物語の続きを聞きたい!と思う気持ちと、自分の中で想像する楽しみがある発表でした。

 最後は「こまこまアニメーション」の発表でした。これは図工の学習の発表です。自分で作成したキャラクターとストーリーを写真で撮り、それをアニメーションのようにつなげていきました。恐竜が出てくる「こまこまアニメーション」では、りんごの木になっているりんごを取りに来た恐竜が、ようやくりんごを取りました。しかし後から来た人間にそのりんごを取られてしまいます。すると、恐竜が火を噴きました。驚いたことに人間も応戦し火を噴きました。あっと驚く展開に「火、噴いたー」とか「強ーい」、「今度はガードした!」、「これ、アニメやね!」等と見ている子どもたちは大はしゃぎでした。それから「まいごのりんちゃん」、「ねこの夢」という題名の「こまこまアニメーション」を発表しました。今回の「こまこまアニメーション」の特色は、一つ一つのアニメーションが単体ではなく、つながりがあるということです。例えば、一番始めのアニメーションに出てきた恐竜が次の「まいごのりんちゃん」でもひょっこり表れるという、面白いシナリオでした。


【今回発表していない作品もあるようです。いつ見られるか楽しみです。】

 最後に、1・2年生の担任の先生から講評をいただきました。まず、5・6年生がはじめに発表しためあての大切さを話されました。また、「物語文では、場面が想像できる文章になっていました。完成している文章もぜひ読んでみたいです」と話されていました。1・2年生も大興奮の「こまこまアニメーション」では、「言葉もないのに、動きや表情で気持ちを表していることがすごいなぁと思いました。また、それぞれのアニメーションがつながっていることが面白かったです」と話されました。色々なジャンルの発表を見たり聞いたりすることができた充実した表現集会でした。さすが5・6年生、みんなの憧れ、そしてお手本です。


【5・6年生ならではの学習の楽しみをプレゼントしてもらえました】

長距離走大会の練習スタート

 荒谷小では、12月9日(金)に長距離走大会が行われます。この長距離走大会は、保育所生も一緒に行います。年少・年少々さんは運動場2周(約250m)、年中・年長さんは運動場5周(600m)走るそうです。1・2年生は800m、3・4年生は1000m、5・6年生は1200m走ります。小学生は運動場を走った後、路上に出て再び運動場に戻ってくるコースです。
 今日から長距離走大会の練習がスタートしました。小学生は業間の時間に5分間走を行いました。


  【今日は日差しが暖かく、走りやすい気候でした】


       【1年生も快調に走りました】

 1年生は、「今日は運動場4周走りました~、疲れた~」と話していましたが、清々しい表情をしていました。これから、業間の時間や金曜日の朝の時間、全校体育などで長距離走大会の練習が続きます。たっぷり栄養をとって、しっかり休んで元気に練習に臨んで欲しいと思います。

 また、保育所生も今日から長距離走大会の練習がスタートしました。保育所生は遊びを通して身体を動かして、長距離走大会に向けての体力作りが始まったようです。今日は、「さるチーム」と「かにチーム」に分かれて陣取りをしていました。


  【攻める「さるチーム」】    【守る「かにチーム」】


【運動場いっぱい使って走り回りました】

 12月9日は午前中に長距離走大会、午後からもちつき大会を計画しています。保護者の方々をはじめ、多くの方々のご参加をお待ちしております。

寿会の皆様とふれあい

 今日の2~3校時は、寿会の皆様と昔の遊びを教えていただきました。子どもたちは、この活動を通して寿会の方々とコミュニケーションを図って色々な話をしたいと考えています。今回も、竹でっぽう、竹とんぼ、おじゃみ、折り紙に分かれての作業です。
 はじめの会では、教頭先生が「今日は2つの宝物を作ってください。1つ目は今日作ったもの、例えば竹とんぼやおじゃみなどです。2つ目は寿会の方々とたくさんお話をして、心の中に宝物を作ってください」と話されました。

【どんな宝物ができるかな】

 おじゃみ作りでは、「この布の模様に沿って縫えばいいが」と言って縫い方を教えてもらっていました。そして、「この布は孫が小さい頃に着ていたワンピースを切ったものやとよ~」と懐かしそうに話されていました。すると「古くなったセーターとかも腕の部分だけ使って腕ぬき(アームカバー)にできるがね。山仕事をすることが多いから便利屋とよ~」と近くに座っていた方も話されるなど、賑やかなテーブルで楽しく作業をしている姿が印象的でした。竹とんぼづくりでは「あ!間違った、どうしよう」と不安げな子どもに、「いいが、反対側も同じようにけずればいっちゃが」とアドバイスをしてくださる方もいました。

           【ちくちく】

        【できあがりが楽しみ】

     【手取り足取り教えていただきました】

      【保育所生は折り紙を折りました】

 給食の時間に、子どもたちに今日のふれあいについて聞いてみると「○○さんが持ってきてくれたコマが面白かったです。コマに使う木はスギではないそうです。スギはぼこぼこしているからコマには向いてないそうです。何回か練習して、最後に回せるようになりました」と話していました。昼休みには、そのコマを1・2年生の担任の先生が何度も何度も回す練習をしていました。しばらくして、「やっと回せるようになったぁ」と話されていました。

 今日は23名の寿会の方々がお越しくださいました。子どもたちにとって、2つの宝物ができたと思います。ありがとうございました。


    【これからも学校に遊びにきてください】
 

読み聞かせ

 今日の朝の時間は読み聞かせが行われました。今回は、先日の秋祭りでもお世話になった地域の方の読み聞かせでした。まず、「秋祭りでは3・4年生のわくわく学習のインタビューや、6年生が青年と一緒に劇に参加をしていただいて、大変盛り上がりました。ありがとうございました」とお礼を言ってくださいました。
 今日は「うめじいのたんじょうび」、「イタチとみずがみさま」、「おこる」、「ちっちゃなねずみくん」の4冊の本を読み聞かせしてくださいました。
 「うめじいのたんじょうび」では、「あさづけきゅうり」や「たくあん」、「らっきょうのふたご」などが「うめじい」の歳を聞きだそうとしますが、「トーテンプー」などと言う「うめじい」の言葉を理解できません。そこで「つけものいしのじっちゃん」に相談に行きます。「うめじい」を慕う登場人物たちの会話や、「うめじい」のマイペースさが子どもたちをどんどん絵本の世界に引き込み、大きな笑い声をあげている子どももいました。
 「ちっちゃなねずみくん」は、自分にはない見た目の美しさ、大きさに憧れる動物たちが本当の大きさに気付くまでの過程を描いた絵本でした。大切なものは心の中にあることを再認識できる絵本でした。

      【今日もたくさんの絵本に出会えましたね】

 今回も本を読むことの楽しさを味わえた読み聞かせの時間でした。給食時間に、「今日読み聞かせに来てくださった方は、秋祭りで舞台に出た方だけど分かった?」と子どもたちに訪ねると、「知ってました!」と元気に答える子どももいれば、「え?分からなかった」と目を丸くする子どももいました。舞台の上と、読み聞かせの時では印象が違ったのかもしれません。本日は、朝早くからお越しいただき本当にありがとうございました。

表現集会から思い起こすもの

 今日、朝の時間に表現集会を行いました。今日は3・4年生の発表です。まずは、詩と俳句の発表をしました。「秋といえば」、「秋」、「十五夜」という秋を題材にした詩を発表していました。短歌・俳句では、秋祭りが題材でした。
【短歌】
 秋祭り みんなきらきら かがやいて おかしをたべて 楽しい時間
【俳句】
 秋祭り みんなでわいわい 楽しいな
 秋祭り 友達みんな 大集合

 その後、リコーダーの演奏と合唱をしました。


【はじめは緊張の面持ちでしたが、すぐに笑顔になりました】

 3・4年生の発表を聞いた1・2年生からは「笑顔で発表をしていてよかったです」、「リコーダーが上手に弾けていました」という感想がありました。5・6年生は、「詩や俳句では秋をモチーフにしていたと思います。俳句では、秋祭りのわいわいガヤガヤ話している様子が伝わってきました。また、合唱では鳥のように小さな声で歌うところがあったり、リコーダーの演奏では小さく弾くところと、大きく弾くところの工夫がみられました」、「詩では、『秋といえば』では、大きいおいもが取れたんだなぁということが分かりました。また、『秋』のクイズではあえて最後に果物の名前を出さないところが心をくすぐられました。『十五夜』の詩は読み方に気持ちがこもっていました」など、3・4年生のよいところをたくさん見つけてくれていました。


【発表を聞いた後のお返しのプレゼント、3・4年生は嬉しかったことでしょう】

 教頭先生からは、「『秋といえば』という言葉から、色々な表現ができます。他の人も色々な秋を見つけてみてください。また、クイズ形式の詩を聞いたのは初めてです。とても面白い内容でした。『十五夜』の詩では、特別な月を見られるのを待っている様子が伝わってきました。リコーダーの演奏と合唱では、リコーダーと声がうまく調和していました」と感想の発表がありました。

 日に日に秋が深まり、今朝の表現集会でも秋の賑やかさや、秋の風情、秋の味覚などを思い起こすことができました。短歌や俳句でもありましたが、先日の南川秋祭りでも子どもたちは大活躍でした。1~6年生は、箕舞(みいまい)で舞ったり、囃子をしたりしました。3・4年生はわくわく学習の発表をして、お祭りに来られている方々にインタビューをしました。また、6年生は秋祭りの準備から青年団の活動を手伝い、当日も劇に出演しました。


【秋祭りでは、子どもたちの活躍の場をたくさん設けていただきました】


【劇では青年の方々に混じって生き生きと役を演じていました】

 毎年毎年、違う秋に出会える荒谷小の子どもたち。今回の貴重な経験が、これからの学習に生かされます。子どもたちの発表や参加を快く受け入れてくださり、ありがとうございました。今年も素晴らしい秋祭りを見せていただきました。

キンモクセイの香る頃

 校舎の裏にあるキンモクセイの花が満開を迎えています。学校の中にもキンモクセイの芳しい香りが漂い、秋の深まりを感じます。キンモクセイの香る頃、荒谷小のなば木置き場はとても賑やかになります。その理由はしいたけがにょきにょきと生えてくるからです。今日、1・2年生がひょっこり顔を出していたしいたけを3つ収穫していました。今回も荒谷小の「しいたけはかせ」の3・4年生に、収穫してもいいものとまだ収穫時期ではないものの見分け方を教えてもらっていました。給食時間に、どのようなことを教えてもらったかを尋ねると「しいたけの内側に、クモの巣みたいなのが白くついている時はまだとれません」と答えていました。

 【キンモクセイ】  【しいたけさん こんにちは】

 5校時には、「ふせこみ」をしていたなば木を移動して、なば木置き場に立てかける作業をしました。「ふせこみ」をしている間にしいたけが出てきているなば木もあれば、黄色いきのこが出てきているなば木もありました。1年生は競うようになば木を運び、「僕は2本もてる」、「僕は3本もてる」等と言いながら重たいなば木を一生懸命運んでいました。

【置き場が足りないくらい、たくさんのなば木がありました】


  【2年生 もくもくと運び出します】


      【1年生 3本もちに挑戦!】

駄賃付け唄の練習

 今日の1校時、講師の先生を2名お迎えして駄賃付け唄の練習を行いました。これは、11月19日土曜日に諸塚中央公民館で行われる駄賃付け唄全国大会に向けての練習です。

   【毎年お越しくださる先生方です】

 はじめに全員で合唱をして、その後一人ずつ唄いました。そして、一人一人にアドバイスをしていただきました。


     【全国大会には全員出場予定です】


      【上学年はみんなのお手本です】

 「囃子がいいね~、馬もたまがるわ」、「『おどま~』のところは話すように唄ってみて」、「途中で息を吸わないように気をつけて」等、子どもたちの唄をほめつつ、分かりやすいアドバイスをくださいました。特に①唄の最初の一文字をはっきり唄う②唄じりで息を吸う③強弱をつけるという点に気をつけると唄が上達するそうです。初めて駄賃付け唄の練習をする1年生は、上級生が唄う姿を見て一緒に口を動かして、一生懸命覚えようとしていました。


【1年生 やる気を感じます】

 次回は10月28日(金)に練習を予定しています。それまでに、今日指導していただいたことを復習して、その成果を見ていただきたいと思います。「1年生は一人ずつ唄えるようにしておきましょう」と宿題をいただいたので、さらにやる気がアップしたと思います。
 本日は、朝早くからお越しくださりありがとうございました。来週もどうぞよろしくお願いいたします。
 

社会見学遠足(1・2年生)

 先週の金曜日は、社会見学遠足でした。1・2年生は諸塚村内の公共施設や店舗を見学しました。この日はあいにくの雨でしたが、子どもたちはカッパを着たり傘をさしたりして雨をよけ、元気に歩いていました。
 はじめに到着したところは、諸塚村役場です。ここでは消防担当の方からお話を聞き、その後消防車や救急車を見学しました。お話の中で、「諸塚村内で救急車が出動するのは年間何回くらいでしょう?①10回②50回③100回」というクイズが出題されました。多くの子どもが②50回と③100回に手を挙げていましたが、正解は③100回だそうです。およそ3日に1回は救急車が出動していることになります。頻繁に出動しているんだなぁと驚きました。

【小雨の降る中、分かりやすくお話をしてくださいました】


【働く車が勢揃いでした】

 消防車や救急車を見学した後は、放水体験をさせていただきました。子どもたちは、消防服を着てヘルメットをかぶって小さな消防士さんになりました。「放水はじめ!」というかけ声とともに、レバーをひき放水します。目標となるところをしっかり見て放水をしたら「放水やめ!」と言ってレバーを元に戻しました。子どもたちは水の勢いに驚いたようでした。消防の見学を終えて、「消防士になりたくなった人?」と尋ねると、多くの子どもたちが手を挙げていました。人の命や自然を守る消防士のお仕事に憧れをもったようです。


     【筒先をしっかり支えて放水!】


        【初めての体験でした】


    【職員も体験させていただきました】

【同じところに当てるのは難しかったです】【あいさつは敬礼!】

 役場の後は、駐在所に行きました。駐在所でも、警察の方が子どもたちにお話をしてくださり、その後子どもたちから質問をしました。質問の中には「犯人を逮捕する時には何人でするのですか?」というものがありました。それには「緊急時は一人で対応して応援を呼びますが、基本的に犯人の人数より多い人数で対応します」と答えてくださいました。また、パトカーの中も見せていただきました。パトカーの中には、立ち入り禁止のテープやさすまた等が入っていて、子どもたちは「テレビで見たことある!」と口々に言っていました。見学を終え、駐在所でも「警察官になりたくなった人?」と尋ねると、多くの子どもたちが手を挙げていました。平和を守る警察官のお仕事のかっこよさを実感したようです。


 【諸塚村の事故の状況などもお話しくださいました】

 その後、2班に分かれて店舗見学兼買い物をしました。買い物では、商店街のコンビニエンスストアの方からお話があり、その後質問をしました。「一番売れる商品は何ですか?」との質問には「おにぎりやお弁当は毎日よく売れます。しかし、季節によって商品が変わるので、どれが一番かは分かりませんが、どの品物もよく売れます」と答えてくださいました。その後、300円以内でおやつを買いました。1年生と2年生がペアになっての買い物です。消費税もあり、難しい計算だったかもしれません。300円を超えてしまい、選び直すためにお菓子コーナーに戻る子どももいましたが、時間内に全員買い物ができました。


【お菓子のコーナーは子どもたちでいっぱい】


【バーコード読み取り体験】 【お目当てのお菓子は買えたかな?】

 その後、地場産品を売っているお店の見学に行きました。まずは、お店の商品見学です。お米やしいたけ、クッキーにドレッシング、こんにゃくに木のつみき、杉玉など品物はバラエティに富んでいました。こんにゃくは、本校児童の保護者の方が作られているとあって、その児童は「これ!これ作ってるっちゃが」と誇らしげな表情でした。ここでも、「お店屋さんになりたい人?」と尋ねるとたくさんの子どもたちが手を挙げていました。また、スタッフの方から「算数をたくさん勉強して計算ができるようになったらお店屋さんになれるよ」とか「国語を勉強して、作文を上手に書けるようになったら、お店の品物のPRも書けるから役に立つよ」とアドバイスをいただきました。

【お店の中で一番高いものは杉玉、一番安いものはアイスだそうです】

 見学が全て終わったら、歩いて伝承館まで行きました。途中にある通称「地獄坂」は、急勾配な坂道で子どもたちも職員も息を切らしながら上りました。伝承館に着くと、「ここは天国だ~!」ととびっきりの笑顔で喜んでいました。その後、お弁当を食べて一休みです。


【たくさん歩いたからお弁当が2倍も3倍もおいしく感じられました】


【お弁当の後は、先ほど買ったおやつが食べられます】

 あっという間にお弁当を平らげて、おやつの時間になりました。なが~いグミを食べる子ども、おみくじのガムを食べる子ども、おやつを交換して食べる子ども等、それぞれにおやつの時間を満喫しました。その後、伝承館の遊具や広場で遊んで諸塚小に帰りました。

【ふりかえりでは見学した場所の感想も発表できました】

 帰りのバスでも元気いっぱいの1・2年生、社会に触れてたくさんの夢ができて充実した社会見学遠足になりました。


    【バスで3年生を待つ間も笑顔いっぱい】


【憧れる人がたくさんになりました】

5・6年生の留守の間に

 今日は、5・6年生は青島集団宿泊学習2日目です。1~4年生にとっては、5・6年生不在の学校2日目です。
 この2日間で、少しずつ頼もしさを見せてきた1~4年生。給食時間には、「ぼくの給食を増やしてください」と言ったり、「おかわりできそうかもしれない」と言ったりしている子どももいました。そして、いつもはおかわりをすることがない低学年の子どももおかわりをして、おいしそうに食べていました。

【おかわり もりもり食べてね】【今日はハヤシライスにフルーツカクテルでした】

 昼休みが終わり、掃除の時間になりました。生徒指導主事の先生から「今日は5・6年生教室とランチルームを掃除しましょう」とお話があったので、子どもたちは2グループに分かれて掃除に取りかかりました。5・6年生教室では、教室の床や窓、黒板のレール等、帰ってきた5・6年生が気持ちよく教室に入れるように一生懸命掃除しました。ランチルームもピッカピカに掃除をしてくれていました。


   【5・6年生教室】      【ランチルーム】

 明日は社会見学遠足で、1~3年生は村内の各所へ行き、4年生は日向に行きます。来週の月曜日には、全校児童でまた一緒に学校生活を送ることができます。5・6年生が一体どのような学びをもち帰ってくるのか、そして1~4年生の成長した姿を5・6年生に見てもらえる楽しみな月曜日になりそうです。     

4人でなわとび

 業間の時間になりました。1・2年生の4人がとびなわを持って運動場に出てきます。2年生がとびなわを回して、長縄を始めました。広い運動場の片隅を使っての遊びですが、大きな笑い声が聞こえてきたり、「これ簡単に跳べるよ!」と自信に溢れた声が聞こえてきたりしました。長縄は、最近上級生と一緒に昼休みにしている遊びの一つです。上級生がいなくても、日頃の遊びの延長が見られるなぁと嬉しく思いました。


  【がんばれ1年生!】   【笑顔がはじけました】

 3校時の5分前になると「あと1回ね」と2年生が声をかけて、さっと長縄をやめて教室にあがっていきました。無邪気な1年生としっかり者の2年生、とっても仲良しな1・2年生でした。

4人だけ

 今日から5・6年生は、2泊3日の青島宿泊学習に出かけていきました。とっても頼りになる5・6年生がいないこの3日間は3・4年生が中心になって学校を引っ張っていってくれることでしょう。そう思ったのも束の間、2校時には3・4年生が外に出て校外学習の準備をしていました。今日は、2~3校時に地元の林業会社の仕事の様子を見学に行く日だったのです。わくわくした表情を浮かべる3・4年生、担任の先生と校長先生と一緒に軽やかな足取りで学校を後にしていました。

 【いってらっしゃ~い】
 
 残った1・2年生はどうしているかなぁと思って教室をのぞいてみると、1年生も2年生も国語の学習をしていました。2階に響くのは1・2年生と先生たちの声だけ。この時間は子どもたちが4人だけしかいない荒谷小です。しかも、今日は保育所も遠足に出かけています。子どもたちにとっては淋しいような、ちょっと特別な気分ではないでしょうか。

  【もくもくと学習に取り組む1・2年生でした】


      【3・4年生教室】      【5・6年生教室】

 業間の時間は、今日しか味わえない1・2年生貸し切りの運動場を使っていっぱい遊んでくださいね。

M2学習

 先週の金曜日に、荒谷小で中学年のM2学習(集合学習)を行いました。諸塚小・七ッ山小・荒谷小の3・4年生は合わせて26名です。
 1校時は目の保健指導を行いました。10月10日は目の愛護デーです。それを前に、涙やまばたきの大切さについて学習しました。涙は目を元気にするものであること、そしてその涙はまばたきによって目に届けられることを学びました。


【テレビやゲームをする時はまばたきが少なくなります】


  【1分間に6回のまばたきを体感してみました】

 2~3校時は体育で、ミニ運動会をしました。時折小雨が降る天候でしたが、徒競走や大玉ころがし、綱引き、リレー等全力で取り組んでいました。応援では、それぞれの学校の応援を紹介しあい、初めてする応援にも見よう見まねで一生懸命声を出し、身体を動かしていました。

【選手宣誓は荒小の3・4年生】


  【それぞれ団長・リーダーを決めて応援開始!】


【息を合わせて大玉を転がします】 【接戦の徒競走】

  【ゴールまで全力疾走】【保育所生も応援に来てくれました】

 終盤の綱引きでは、圧倒的に赤団が強く赤団の2連勝でした。荒谷小の秋季大運動会でも赤団は強かったのですが、諸塚小の運動会でも赤団は綱引きに強かったそうです。

   【安定した強さの赤団と引きずられる白団】

 綱引きでは赤団の優勝でしたが、最後にもう一度対戦をお願いしました。最後の1回は教頭先生に白団に助っ人として入って貰いました。


 【さあ、どっちが勝つ?】

すると、じわりじわりと白団が綱を引き寄せ、赤団が引きずられていきました。


   【白団優勢!】

そして、白団が一気に畳みかけて最後の1回は白団が勝ちました。教頭先生の力を借りて1勝できた白団の子どもたちは、はにかんだ笑顔で喜んでいました。

 それぞれの学校の特色を出して行ったミニ運動会は無事に終わりました。臨機応変に対応ができる3・4年生の子どもたちの姿に頼もしさを感じることができました。


 

「こめかり」

 先週の木曜日に全校児童で稲刈りを行いました。諸塚では稲刈りのことを「こめかり」と言います。「こめかり」、お米への愛情を感じられる言葉だなぁと思い、「こめかり」と聞くと諸塚にも秋が来たなぁと感じます。
 さて、今回も田んぼを貸してくださっている地域の方ご夫婦がお手伝いをしてくださいました。「こめかり」をする時の注意点としてはけがをしないこと、一本一本を大切にすることをご指導くださいました。

    【刃物が一番切れる角度は35度だそうです】

 今年は雨が多く、土がぬかるんでいて機械を入れることができませんでした。そのため、初めて全てのお米を手刈りすることになりました。地域の方も、全て手刈りで「こめかり」をするのは初めてだそうです。


【田んぼの端の方はあまりぬかるんでおらず、快調に進みました】


    【自分で「こめかり」ができた~】

 しかし、田んぼの中に行くにつれてだんだん足下がぬかりはじめて、田んぼから足を抜くのが大変になりました。そこで、子どもたちは履いていた長靴と靴下を脱ぎ、裸足で田んぼの中に入っていきました。「うわ~、この感触気持ちいい~!」と行って田んぼの土の感触を楽しみながら「こめかり」をしました。そんな子どもたちに、「田んぼの土はきめが細かいから、洗うときにしっかり洗いないよ~」と地域の方が声をかけてくださいました。

 【裸足になって、おもいっきり「こめかり」ができる!】

 「こめかり」をしている最中に、「刈った米は投げたらだめよ。ものは何でも投げたらだめ」、「速く、ていねいにするとよ」、「刈った米は揃えて並べててね。後で米ふみをする時に楽なようにね」等、と地域の方が子どもたちに教えてくださっていました。これらの言葉は「こめかり」の時だけに大切なことではなく、日常生活の中でも大切なことだなぁと思いました。ものを大切に扱うことや、雑な作業をしないこと、後のことを考えて作業すること等、「こめかり」を通して大切なことを学んだと思います。



       【6年生は最後の「こめかり」】


  【ずっと笑顔でした】

 手刈りでの作業は体力のいるものでしたが、1年生も最後まで作業をしました。刈り取った後の田んぼを見るとすがすがしい気持ちになりました。
 ふりかえりでは、「感謝の気持ちをもって刈ることができました。もちつき大会ではおもちをたくさん頬張りたいです」、「今回の学んだことを、家での稲刈りにも生かしていきたいです」、「ばあちゃんは、膝が痛くてもこのような作業をいつもしています。改めてばあちゃんはすごいなぁと思いました」等、「こめかり」を体験して新たに芽生えた感情もあったようです。
 最後に万歳三唱をして、地域の方の母校でもある荒谷小の校歌を歌って田んぼでの「こめかり」が終了しました。

 
  【全員で校歌斉唱】

 学校に戻って手足を洗い、その後に道具の後始末をしました。「きれいに洗わんとさびるよ」と地域の方もおっしゃっていたので、5・6年生がピカピカになるくらいきれいに鎌を洗ってくれました。10月の全校朝会で生徒指導主事の先生が話された、「後始末」を5・6年生が率先してしてくれたことで、来年の「こめかり」にもつなぐことができたと思います。


【泥をていねいに落としました】

 「こめかり」の後は、乾燥、脱穀等まだまだ作業があります。それを地域の方が子どもたちに変わって担ってくださいます。これからも感謝の気持ちをもって、これからの行事にも臨んで欲しいと思います。

【どろんこになった「こめかり」、貴重な体験でした】

読み聞かせ

 今日、朝の時間に読み聞かせが行われました。読み聞かせをしてくださるのは、一昨年度本校を卒業した子どもの保護者の方です。
 はじめに、「こめだしえびすさま」という紙芝居を読んでくださいました。昔、働き者で正直者のおじいさんおばあさんがいました。2人が畑仕事をしていると、土の中からえびすさまが出てきました。それを大切に神棚にかざったおじいさんとおばあさん。不思議なことに、そのえびずさまの鼻の穴からお米が出てきました。それを見た隣の欲深いおじいさん。さてさて、えびすさまをどうするのでしょうか。本校は今日の5・6時間目に稲刈りがあります。今日の行事にピッタリな紙芝居でした。

【荒谷小のもち米も黄金色に色づいているはず】

 2冊目は「ほしじいたけとほしばあたけ」です。これは、諸塚村の中央公民館に9月1日から貸し出している本で、ほとんどの子どもたちが読んだことのない絵本でした。「絵がとってもきれいな本なので、絵をしっかり見て欲しいです」と話されて読み聞かせをしてくださいました。しいたけのお世話をしている本校の子どもたちは、干ししいたけがどのようなものかを知っています。そのため、絵本に出てくる「ほしじいたけ」と「ほしばあたけ」にすぐに気持ちが入ったようでした。きのこ村のほだぎの里に住んでいる「ほしじいたけ」と「ほしばあたけ」は、日なたにいるのは好きだけど、水につかることが大の苦手です。仲間のきのこたちと楽しく過ごしていたのですが、ある日突然ピンチが訪れます。その時に「ほしじいたけ」と「ほしばあたけ」がとった行動は。子どもたちは、「ほしじいかけ」の勇気ある行動と「ほしばあたけ」のたくましい姿に歓声をあげていました。

 今日は荒谷小にぴったりの紙芝居と絵本をお持ちいただきました。面白い絵本がある中央公民館にも足を運んでみたくなるような読み聞かせの時間でした。本日は、朝早くからお越しいただきありがとうございました。稲刈り、がんばります!


【今日も元気に一日がスタートできました】

しいたけはかせたち

 今日の4校時に、1・2年生がしいたけ原木の選り分けをしました。しかし、どれを残したらいいのか、処分したらいいのかが分かりません。そこで、荒谷小のしいたけはかせたち(3・4年生)に協力をしてもらいました。判断のコツとして①蹴ったり叩いたりしたら原木が崩れるものは処分する②原木の皮が剥がれるくらいだったら残す③原木の上も下も確認すると教えてくれました。

   【見分け方を伝授】     【足でコンコン】


【慣れた様子で原木チェック】   【よーし、運ぶぞ~】

 1・2年生が原木チェックをしている間に、担任の先生は草取りをしました。


【緑のじゅうたんのような草でした】

 3・4年生は低学年の頃から、「しいたけ博士」にしいたけ作りの術を教わっています。そのため、しいたけに関しては知識も豊富で、それらが子どもたちの力になっています。3・4年生のおかげで、原木の選り分けが順調に進みました。ありがとうございました。



   【平成26年度 しいたけ博士のしいたけ講座】


【平成27年度もしいたけを学び続けました】



 

「頑張った先にあるもの」

 今日の朝の時間は、体育館で10月の全校朝会を行いました。
 校長先生からは「頑張った先にあるもの」というお話がありました。運動会が終わってから1週間が過ぎ、改めて運動会を振り返りました。「頑張った先に何があったか」を子どもたちは考えました。1年生は「(できることがふえて)うれしかった」、6年生は「運動会を成功することができて達成感を感じた」と振り返りました。そのように感じることができたのは、子どもたち一人一人が全力で頑張ったからだと話されました。そして、これからも子どもたちに「挑戦」をして欲しいと話されました。この「挑戦」は「習字をがんばる」、「そろばんをがんばる」等の身近なことでもよいそうです。大切なのは、「挑戦」をするために、自分がどうなりたいか「決意」し、それを「継続」することです。「継続」するためには、きつい時でも諦めずに「絶対にできる」という「自信」をもつことが大切だそうです。これからもたくさんの行事が子どもたちを待っています。コツコツと努力を継続して、「頑張った先にあるもの」に再び出会えることを願っています。


【頑張った人にしか見えないもの、それは大きな宝になります】

 その後、生徒指導主事の先生からのお話がありました。今月の目標は「物を大切にしよう」です。そのために、特に記名と用具の後始末を頑張ります。後始末では、図書室を使った後の様子や水道や手洗い場の使い方の様子を写真で見せてくださいました。それらの写真の共通点は「やりっ放し」でした。後始末という課題を全員で認識し、これからはそのことでも成長した姿を見せてくれると思います。


【終わりよければ全てよし】

 3時間目は、1・2年生が運動場で一輪車の練習をしていました。今週行われるM2学習のミニ運動会に向けて必死に頑張っていました。途中で一輪車から落ちたり、転んだりしても、また立って一輪車に乗っている1年生。運動会では上級生にリードしてもらって一輪車に乗っていましたが、今回は大きな声を出してリードする2年生。上級生がいない分、難しいところもあるかもしれませんが一輪車の演技を成功できるよう、1・2年生の挑戦が続いています。がんばれ!1・2年生!!


     【心をひとつに練習を積み重ねています】

運動会の後

 運動会が終わって変わったこと、それは日中の子どもたちの声です。運動会前までは、朝の時間や全校体育で練習する声が聞こえていたり、昼休みは全員で一輪車の練習をする声が聞こえていたりしました。また、隣の保育所からは毎日のように運動会の歌を歌う大きな声が聞こえてきていました。今週は、外でサッカーをする声が聞こえたり、保育所からは「山の音楽家」の歌声が聞こえてきたりしています。運動会を通して、更に仲間同士のつながりを深めた子どもたちは元気いっぱい学校生活を送っています。
 今日の2時間目に各クラスをのぞいてみると、全クラス算数の学習をしていました。そこには、一生懸命問題に取り組む子どもたちの姿がありました。


    【すっかりたのもしくなった1・2年生】


     【業間の時間は外に飛び出す3・4年生】


    【一回りも二回りも成長した5・6年生】 

 その頃職員室では、運動会で使用した校旗・優勝旗を干す作業が進められていました。


     【どこに干そうか】

 このところ雨が多く湿気も多いので、校旗・優勝旗は校内に干しました。次年度の運動会でもきちんと使えるように、しっかり乾かして保管します。

第70回 秋季大運動会

 9月25日(日)に、平成28年度 第70回秋季大運動会を行いました。朝から小雨が降っていましたが、雨のおかげで涼しい運動会の幕開けになりました。


【堂々と校旗をもてるようになりました】【昨年度W優勝の赤団】


    【とっても元気のよいかけ声で元気に入場】


  【白団 今年は優勝も応援賞も狙いにいっています】

【年少々児もがんばります】

 開会式を終え、いよいよ競技のスタートです。子どもたちの出番は多く、徒競走やリレー、団技、ダンス、一輪車、応援などがありました。荒谷道中膝栗毛では、白団が赤団を逆転してチームワークのよさを見せてくれました。


【最後のムカデ競走、白団は抜群の安定感でした。赤団は必死に追いかけました】

 綱引きでは、パワーの赤団が白団を寄せ付けない強さを見せ2連勝しました。

 【あっという間に引っ張っていく強さは圧巻でした】

 神楽では、太鼓と笛に合わせて元気に舞いました。毎年、太鼓と笛を担当してくださる地域の方々のおかげで神楽を舞うことができます。太鼓を叩いてくださっている方は2学期当初、子どもたちに神楽の指導にも来てくださった方です。間違っても真剣な表情は崩さずに、最後まで自分たちにできる舞いを見せてくれました。


【太鼓と笛での応援ありがとうございました】【最後まで粘り強く舞いました】

 午前中の最後のプログラムのチョイガマカでも、地域の方が歌と太鼓を担当してくださいました。生の歌と太鼓の音、そして子どもたち、保護者の皆さん、地域の方々の踊りで、会場が一体となりました。


   【来年もどうぞよろしくお願いいたします】

【みんなニコニコ楽しく踊りました】

 本校の運動会の特色として、地域の方々が参加してくださるプログラムがたくさんあります。これは、本校の運動会が地域の方々に支えられて行われていることの表れだと思います。「先輩の背中はかっこええが!」(障害物走)では、中学生も参加してくれて競技を盛り上げてくれました。

    【中学生、女子も男子も大活躍!】

 これらの競技の時には、放送を3・4年生担任の先生からバトンタッチします。担当をしてくださるのは、地域の方と本校の給食調理員の先生です。問いかけるような放送に思わず笑みがでてくる楽しい実況をしてくださいました。


【毎年ありがとうございます。来年もよろしくお願いします】

 「あらとも青年隊」では、あめ食い競争にたくさんの方々に参加していただきました。その中に、3・4年生担任の先生の姿もありました。果敢にあめを探す姿は立派でした。


  【顔が真っ白!】    【3・4年生担任の先生、あめは見つかった?】

 また、「荒谷・南川対抗『綱引き』」では、多くの方々が参加され、どちらも譲らない対決になりました。


【今年度はどちらも1勝1敗で引き分けでした】

 大いに盛り上がった運動会、その中でも子どもたちに緊張感を与えたのは一輪車「心をひとつに」です。毎日のように練習を重ねてきた一輪車、みるみる上達していきましたが、不安もあったようです。昼食後から、「一輪車の練習しよう!」と呼びかける子どもの声も聞こえました。第1部~第3部で構成されている一輪車の演技、どの演技も息を呑むものでした。技が成功する度に「おお~!!」と観客のみなさんから拍手喝采をいただき、子どもたちも嬉しかったと思います。最後まで堂々とした演技に大きな大きな拍手をいただき、子どもたちも職員もとても嬉しい気持ちでした。

          【心をひとつに】

 朝の雨が身を潜め午後からは日差しが出てきた運動会、いよいよ閉会式です。成績発表では、会場がとても静かになりました。「優勝 白団!」と言った瞬間、白団の子どもたちが弾けるように飛び上がりました。そして、それを見届ける赤団の姿もまた素晴らしかったです。応援賞は赤団でした。チームワークのよさ、明るさ、元気のよさ、心が伝わる応援をした赤団、素晴らしい賞を貰いました。白団も僅差で応援賞を逃しましたが、最後まで力のこもった応援でした。


   【優勝 白団!】      【応援賞 赤団!】



    【どちらもおめでとう!】
 
 閉会式では、お礼の言葉を6年生3名が発表しました。仲間へのお礼、保護者の方々へのお礼、そして地域の方々へのお礼を心を込めて発表していました。


【最後まで立派な姿を見せてくれました】

 閉会式後の解団式では、一人一人が振り返りを発表しました。運動会を通して得た喜び、達成感を一人一人が味わっているような、すがすがしい表情が印象的でした。


【最後はみんなでひとつになりました】

 この秋季大運動会の運営には、保護者の方々、地域の方々に大変お世話になりました。また、たくさんの来賓の方々にもお越しいただきました。来賓の方々にご協力いただいたアンケートには大変嬉しいお言葉をいただいていました。アンケートの一部をご紹介します。

◯ 毎年感動するのはなぜでしょう。子どもたちと一緒に地域も成長しているのでしょうか。ありがとうございました!!
◯ 保育所生を小学生の子どもたちがしっかりサポートしながら励まし合いながら協力し合って素晴らしい運動会でした。地域、学校、家庭が一緒になって学校行事を盛り上げて良かった。
◯ 荒小初めての子どもたちも目が輝いていました。一人一人の子どもたちが参加した素晴らしい運動会でした。


 秋季大運動会を通して成長した子どもたちは、もう次を見据えています。「次に地域のみなさんに成長した姿を見せられるのは学習発表会です」、「来年度は今の4年生と5年生が引っ張る番です」など、各団の団長さんからの言葉もありました。子どもたち一人一人が保護者の皆様や地域の皆様へ感謝の気持ちをもち、自分たちの成長した姿を見てもらうことで恩返しをしたいと考えています。これからも荒谷小の子どもたち、荒川保育所の子どもたちを温かく見守っていただきますようお願いいたします。本当にありがとうございました。


          【最高の運動会でした】

日曜日は運動会!

 先日、保護者の皆様や地域の皆様に運動会のプログラムが届いたことと思います。子どもたちは、本番に向けて一輪車の練習を中心に頑張っています。一輪車の練習の時には一輪車から落ちた友達にも「大丈夫、大丈夫」と声をかけたり、「心をひとつに!」という声をかけたりしています。また、先日、練習中に体調がすぐれず木陰で休んでいた子どもも、一輪車の練習が始まると「一輪車はみんなで完成させるものなので、私もがんばります」と言って練習に参加しました。運動会に懸ける思いは日に日に増していると思います。当日は、子どもたちのがんばりにたくさんの応援をよろしくお願いいたします。
 また、本日午後から運動会の準備を行います。保護者の皆様、地域の皆様、ご協力よろしくお願いいたします。


【とってもステキな団の絵が完成しました】


【日曜日、たくさんの方々のご参加をお待ちしています】

運動会予行練習

 今日の1校時から3校時に運動会予行練習を行いました。入場行進から開会式、そして子どもたちが出場する競技、閉会式まで本番通り練習をしました。
 秋の日差しが降り注ぐ中、残暑に負けずに子どもたちは一生懸命応援や競技に取り組んでいました。応援の声は日に日に大きくなり、見応えのあるものになっています。また、競技では、入場の仕方を確認したり、実際に競技を行ったりしました。徒競走では接戦も多くあり、最後まであきらめない子どもたちの姿が印象的でした。


    【入場行進もとても上手になりました】


       【優勝旗・応援賞トロフィー返還】

 一輪車では、途中で転んで涙が出てきた子どももいます。しかし、あきらめずに粘り強くみんなについていきました。これからも練習を積み重ねて、完成度を上げていくと思います。また、団技では、団技の方法に課題も見出すことができました。子どもたちのがんばりが、運動会に来てくださった方々にしっかり伝わるように工夫していきたいと思います。


   【課題の大玉 どのような工夫ができるか】

 閉会式では校長先生から「運動会を見に来てくださる方はみなさんのどんな所を見に来てくださると思いますか?」と子どもたちに尋ねられました。各団の団長は「自分たちの活躍」、や「礼儀やあいさつ」と答えていました。校長先生は「その答えに正解はないと思います。一人一人の中でその答えをもっていることが大切です」と話されました。自分たちができる精一杯のことをひたむきにすれば、子どもたちにとっても充実した運動会になると思いますし、見に来てくださっている方々にもしっかりと気持ちが伝わると思います。
 運動会まであと9日、そのうち学校で練習ができるのは3日です。1日1日を大切にして、晴れやかな気持ちで運動会を迎えて欲しいと思います。

チョイガマカ

 チョイガマカ、これは荒谷・南川地区で古くから伝えられている盆踊りの一つです。この踊りに欠かせないのが囃子と太鼓です。運動会では、これらの役を地域の方が担ってくださっています。その練習が昨日の夕方行われました。


【ライトをつけて運動場で練習をしました】

 囃子と太鼓を合わせて練習をした後、実際に地域の方や保護者の方、職員が踊ってみました。参観日の日に子どもたちと一緒に練習をした成果もあり、リズムに乗って踊ることができました。間近で囃子や太鼓の音が聞こえると、その独特の雰囲気を楽しみながら踊ることができ、踊りの楽しさを感じることができました。


 【これで本番バッチリ】

 地域の皆様には、お忙しい中囃子や太鼓の練習、そして応援にお越しいただきました。本当にありがとうございました。

PTA奉仕作業

 昨日は梅の木・松原地区の皆様が学校にお越しくださり、奉仕作業をしてくださいました。年々在児家庭(小学校に子どもがいらっしゃる家庭)が少なくなり、梅の木・松原地区で小学校の在児家庭は1軒だけです。それでも多くの方が奉仕作業に参加してくださり、玉のような汗を流しながら作業を進めてくださいました。


   【つつじの剪定】     【隅々まできれいに】

【ていねいに刈ってくださいました】【歯のメンテナンスもして切れ味抜群】

 また、昨日は東京から諸塚に来られていた3名の方々も奉仕作業に参加してくださいました。そのうちのお一人は昨年度も荒谷小にお越しくださった方です。1年半ぶりの再会はとても嬉しい出来事でした。


【いちょうの実を集めてくださいました】

 今回は、側溝のそうじもしてくださいました。重たい側溝のふたですが「てこの原理を使ってあげてみよう」と言ってふたを持ち上げ、その後2人がかりでふたを開けました。


   【側溝のふた、とっても重たいようです】

 中を開けて見ると泥が堆積しており、草も生えていました。


【これをスコップですくってきれいにしていきます】

 その他の側溝も開けて泥を取り除きました。しかし、思った以上に泥が溜まっていたので、これからも少しずつ掃除をしていかなければならないと話されていました。

  【開けてびっくり。でも課題が見えてよかったです】

 多くの方にご参加いただいたお陰で、学校がとってもきれいになりました。教職員住宅近くの木の剪定や駐車場の草刈り、運動場の草刈り・いちょうの実の片付けなど、運動会にむけて清々しい環境を整えていただきました。「環境が整って、運動会での子どもたちの活躍が映えると思います。」と在児家庭の保護者の方もご挨拶くださいました。

 昨日は蒸し暑い中、2時間を越える作業を熱心にしていただき本当にありがとうございました。

 そして、今日は奉仕作業に参加された3名の方々が荒谷小にお越しくださいました。子どもたちの授業の様子をご覧になったり、わくわく学習で子どもたちが作成したものを写真に撮ったりされていました。


 【子どもも職員もたくさんの出会いに感謝しています】


【子どもたちは、今学習していることを嬉しそうに話していました】

 子どもたちは、再会できた喜びや新しい出会いに心が弾んだことでしょう。2日間、ありがとうございました。

保育所生と看板作り

 昨日の3校時、荒川保育所で運動会の看板作りをしました。赤団はしいたけが玉入れをしている様子、白団はしいたけが走っている様子をイメージして作ります。あらかじめ、赤団は玉入れの玉、白団は白い旗に運動会の目標を書いたものを作成していて、今回はしいたけを作る作業をしました。
 まず、保育所の先生が作り方の見本を見せてくださいました。しいたけのかさの部分を厚紙に書き切り取ります。そして、しいたけのかさの膨らみを出すためにティッシュを丸めて厚紙の上に乗せ、色とりどりのビニールや布でそれを覆います。その後、石づきを付けて完成です。

【楽しい作業になりそうです】

 小学生と保育所生がペアになり作業を進めるのですが、「高学年が小さい子とペアになった方がいいっちゃない?」と子どもたちで話し合い、6年生が年少々さんや年少さんとペアを作っていました。

  【保育所生のしいたけ作りをお手伝いをしました】


 【下学年の子どもたちも立派なお兄さんお姉さんです】

 「模様を付けると楽しいよ~」と保育所の先生がアドバイスをくださり、シールやテープなどでしいたけのかさにカラフルな模様を付けていました。「ロボットみたいな顔にしよう」と行ってテープを貼る1年生、出来上がると満面の笑みでした。


 【上手にできたでしょ】

 3校時にしいたけを完成させ、4校時は小学生だけでそれらを看板に貼りました。どのような配置にしたらいいかみんなで考えながら作業が進んでいました。


   【個性的なしいたけたちが看板の中で大活躍!】

 今回作成した看板は、運動会当日各団のテント近くに設置されます。子どもたち一人一人の目標にも熱い気持ちが込められています。ぜひご覧ください。


 
  【大玉も準備万端】

 今年度の団技は大玉ころがしです。昨日、地元の自動車会社で空気をいれていただきました。こちらでも着々と運動会の準備が進んでいます。

学習に集中

 5校時に各クラスをのぞいてみると真剣に学習をしている姿がありました。昼休みは大きな声と大きな動き、それに伴って応援に気持ちが入り込んでいる姿がありましたが、5校時は一転落ち着いて学習に取り組んでいました。

       【5・6年生は理科の学習】


【3・4年生は図工】   【5校時のおわりに1・2年生は下校の準備】

 日常の学習に加え、運動会の練習が入ってくるこの時期は体調を崩しやすいです。栄養・休養をしっかりとって、明日からも全員元気で学校に来て欲しいです。

昼休みは応援の練習

 先日の中学校の体育大会は大変素晴らしいものだったようです。荒谷小学校の子どもたちも運動会を成功させるために、昼休みも応援の練習を頑張っています。
 体育館をのぞいてみると、白団は個人の応援を考えているところでした。足を上げて「こんなのがいいかなぁ」と相談しながら振りを考えていました。赤団は全体の振り付けを合わせていました。「ちゃちゃまんぼうは(動きが)さびしい!」という子どもに対して「これは?」と言って振り付けを提案する子どもがいました。どちらの団もみんなで話し合いながらオリジナルの応援を考えているところです。


 【白団:下級生もアイディアをたくさん出していました】


      【赤団:迫力のある応援練習でした】

今日も運動会練習

 今日の3校時に運動会の練習を行いました。今日は主に団技・リレーをし、神楽と玉入れは場所の確認をしました。
 団技では、保育所生もハードルに挑戦します。ハードルを跳ぶときにひっかかったり、ハードルをくぐる時に頭をぶつけたりしますが、だんだん上手になってきています。

【小学生も保育所生もがんばれ!】

 次に全校リレーの練習です。まずはバトンパスの練習をしました。右手でもらって左手に持ち替える練習をしたり、バトンを握る位置を確認したりしました。


   【5・6年生は運動場を1周走ります】


【個人練習でコツを思い出してきました】
 
 全校リレーの練習を終えて、子どもたちからは「バトンパスがうまくいかんかったなぁ」との声も聞こえてきました。全校リレーの練習は今日が初日でしたので、これから作戦を練って、バトンパスの練習もしてもっといい勝負になると思います。
 暑い日が続きますが、子どもたちは汗をたくさんかきながら頑張っています。当日は最後まで応援よろしくお願いいたします。


【今日の全校リレーは赤団が優勝でした】

運動会練習

 今日は、朝の時間から1校時に運動会の練習を行いました。今日と明日は保育所生と合同の練習です。今日は行進と開会式の練習でした。
 今年度は5年生が校章旗を持って入場をします。校章旗は少し重たく、腰ベルトを着用します。バランスをとるのが難しいですが、5年生がしっかりと握って行進しました。手を真っ直ぐに肩まで挙げて、元気なかけ声をかけながらする行進は運動会への意気込みが感じられます。


【行進・開会式の全体練習は今日が初めて】【校章旗をよろしく頼みます】


  【昨年度は赤団が優勝・応援賞をとりました】


【保育所生と足並みを揃えます】【白団も腕を大きく振っています】


  【しっかり前を向いて堂々と行進してくださいね】

 次に開会式の練習です。台の上に人が立ったら体を向ける、台から下りたら体を正面に向ける等細かな動きを確認しました。また、運動会の歌では赤団、白団とも大きな声を出して歌っていました。


【1年生の出番もあります】


【運動会の歌は、歌いながら手を挙げたり、拍手をしたりする元気のいい歌です】

 練習後のふりかえりでは、「ぜんぶ上手にできたけど、行進をする時に腕がしっかりあがっていなかったので、今度からは腕をあげて行進したいです」(1年生)、「団長さんの変わりをして、団長さんの仕事の大変さが分かりました。これからは副団長としてもっと団長さんを支えていきたいです。」(6年生)などの発表がありました。ふりかえりが具体的で、これからやるべきことが明確になっているので、今日より明日はもっといい練習ができると思います。

参観日・チョイガマカ

 先週の金曜日は参観日でした。今回は諸塚村が行っているI学習(幼保3年間、小学校6年間、中学校3年間の12年間を期間として、それぞれの段階的な教育の充実と同時に、発達性を加味した継続性のある教育による子どもの健全な成長を願う一貫教育)の中の、社会性育成に関する学級活動や道徳の授業を行いました。


【1・2年生と3・4年生は学級活動でソーシャルスキルトレーニングをしました】


 【5・6年生は道徳です】

 懇談の後、体育館で全校体育を行いました。今回は運動会に向けてチョイガマカという盆踊りの練習です。保護者の方が講師を引き受けてくださり、みんなで「み~ぎ チョン、ひだりチョン」等と声を出しながら練習しました。


【ご指導ありがとうございました】【急遽、太鼓も叩いていただきました】


  【振りを覚えたら・・・円になって本番通り踊りました】

 このチョイガマカは午前中最後のプログラムの予定です。また、オクラホマミキサーも踊ります。午前中の疲れに負けず楽しく踊って欲しいと思います。地域の皆様もご参加をお待ちしております。

ようこそ荒谷小へ

 7月に2年間一緒に学習をしたALTの先生とのお別れをしました。それから約2ヶ月、新しいALTの先生が荒谷小にお越しくださいました。

【ALTの先生の視線の先には子どもたちの笑顔がありました】

 子どもたちは、手作りの横断幕をもち、ALTの先生を拍手で迎えました。一人一人とタッチをして、いよいよ英語活動のスタートです。

 はじめに自己紹介で名前と好きな◯◯(食べ物やスポーツなど)を紹介しました。
「I like green.」と言う子どもには「Me too!」と嬉しそうに握手をしてくださる場面もありました。
  
【にこやかに接してくれるALTの先生、一気に距離が縮まりました】

 その後、ALTの先生からアメリカのことをたくさん教えていただきました。その中で、アメリカのお金を実際に見せてくださいました。「これは1円かなぁ」、「軽い」、「メダルみたいやね」等、初めて触るアメリカのお金に興味津々の子どもたちでした。


【日本のお金と違うところがいっぱい】

 これからALTの先生とたくさんの学習をして、楽しく英語を学んで欲しいです。ALTの先生、どうぞよろしくお願いいたします。

避難訓練

 今日の2校時に、保育所生と合同で地震の避難訓練を行いました。子どもたちは、頭をかばいながら「お・は・し・も」(押さない・走らない・しゃべらない・戻らない)を守りながら、運動場の真ん中まで避難しました。


     【毎年このような訓練を積み重ねます】

 昨日、今朝と地震が起こり、地震の怖さを再確認した子どももいたのではないでしょうか。いつ、どこで起きるか分からない地震、日頃から地震への備えをしておきたいと思いました。

今日は団技の練習

 今日の3校時、保育所生と小学生合同の全校体育を行いました。今日は、団技(荒谷道中膝栗毛・綱引き)の練習です。
 荒谷道中膝栗毛では、ハードルを跳んだり、タイヤ運びをしたり、ムカデ競走をしたりします。この競技は息を合わせるのが勝利のポイントのようで、後半の二人三脚やムカデ競走で逆転が狙える競技です。今回は、ムカデ競走でリードしていた赤が、ゴール直前でリズムが乱れて転んでしまい、白が逆転しました。

【ボールを落とさないように走ります】【ムカデ競走、声を出して進みます】

 その後、綱引きの練習をしました。綱引きには、小学生に加えて保育所の年長さんが参加します。今回、2回対戦しましたがどちらも赤団の圧勝でした。白団はこれからどのようにしたら勝てるか戦略を練ることと思います。


   【綱引き 赤団がぐいぐい引いていきました】

 明日から9月、ますます運動会の練習にも力が入ってくると思います。自分たちの力を精一杯出せるように、日々の体調管理もよろしくお願いいたします。

神楽の練習

 今日の1校時は、地域の方を講師にお招きして神楽の練習を行いました。久しぶりに神楽ですので、子どもたちは動きを思い出しながら確認するように舞っていました。講師の方からは「ちょっとスピードが速い」、「上学年が下学年の様子を見ながら舞ってみて」等とアドバイスをいただき、子どもたちは真剣に舞っていました。

    【太鼓を叩きながら子どもたちの舞を確認】


【1年生、はじめての神楽】【6年生が先生に動きを教える場面も】


【手を真っ直ぐにして舞います】【揃える、伸ばす等ポイントを確認】

 今回の神楽の練習で少しずつ動きを思い出した子どももいました。子どもたちのふりかえりでは「下級生に動きを教えることができました。」、「自分のできているところ、できていないところが明確になりました。」という発表があり、この学習で得たものをしっかりふりかえることができていました。
 朝早くから子どもたちの指導のためにお越しいただいた講師の先生、本当にありがとうございました。

2学期のスタート

 昨日は、心地よい風が吹き、秋の訪れを感じるような2学期のスタートとなりました。
 昨日の1校時には始業式を行いました。校長先生からは、目標を立てることの大切さや「心」についてのお話がありました。


【オリンピックでの感動も分かち合いました】

 その後、児童代表のことばです。代表は1年生です。「2がっきもがんばるぞ」という作文を読みました。その中で、運動会で披露する一輪車やかけっこをがんばりたいとありました。1年生は、4月から一輪車の練習を始めて毎日のように練習をしていました。その結果、今では運動場を1周できるようになったり、その場乗りに挑戦したりするようになりました。

【更なるレベルアップを目指します】

 その後、ひとこと発表です。1~6年生全員が、自分の目標を発表しました。1~3年生は一輪車の技をみがくことを目標の一つにしていました。4~6年生は、リーダーシップ、挑戦する、一流の5・6年生を目指す等、学校全体のことを考えて行動することを目標に掲げていた児童が多くいました。


【1・2年生 漢字やかけ算もがんばります】【3・4年生 やる気に満ちています】


【5・6年生 一流を目指します】

 どの子どもも具体的な目標がたっているので、それらの目標達成のために1日1日を積み重ねていって欲しいと思います。

 始業式の後は、夏休みに行われた水泳記録会の表彰を行いました。個人のがんばり、団体でのがんばりが賞状や記録賞という形に表れて返ってきました。


   【がんばりが認められると自信につながりますね】
 

手元房

 夏休み最後の金曜日、本校の体育主任が運動会で使用する校章旗と優勝旗の準備をしていました。箱の中を開けて見ると、それらの手元房(てもとふさ)がほどけていました。そこで、手元房の結び方である菊結びを調べ、午後からずっと菊結びに挑戦していました。「あれ?こんなだったかなぁ。」、「道具を駆使してみました。」、「間違っても戻れます。」等とつぶやいたり、教頭先生に相談したりしながら熱心に取り組んでいました。教頭先生は「いいねえ。」、「けっこうカッチリしてるっちゃね。」等と励ましながら見守ってくださっていました。
 運動会で、なくてはならない校章旗と優勝旗、お手製の手元房を揺らしながら立派に入場行進をしてくれる子どもたちの表情が目に浮かびました。


  【初めての菊結び】  【「納得いかないので、もう一回します。」】


【菊結びの手元房 完成!】

真夏の太陽の下 PTAバレーボール大会

 8月20日(土)、毎年恒例のPTAバレーボール大会を荒谷小学校で行いました。試合前には体育館で救急法講習会を行いました。今回は諸塚村の役場総務課の方や諸塚村消防団本部の方々が講師としてお越しくださいました。AEDを用いた心肺蘇生法に加え、窒息の時の応急処置や、やけどの時の応急処置、出血時の応急処置なども説明してくださいました。

 【お手本を見せていただき、その後実習をしました】

 この救急法講習会には、子どもたちも含めおよそ70名の方々が参加してくださいました。毎年救急法のことを学ぶことで、新しい情報に触れたり、知識の再確認をしたりする貴重な機会になっています。お休みの中、講師としてお越しくださった3名の方々、ありがとうございました。


【また、よろしくお願いします】

 その後、運動場で開会式を行い、試合がスタートしました。今年の暑さは、例年より厳しく午前中から吹き出すような汗が出てきました。それでも、勝利を目指してどのチームも真剣に炎天下の中ボールを追いかけました。


  【ラリーが続く好ゲームがたくさんありました】  


 【試合に出ている人も、審判も暑さに負けません】


 【ミニバレーの部でも熱戦が繰り広げられていました】


      【応援の声で元気をもらいました】


    【たくさんの方が参加してくださいました】

 お昼には、体育館でバザーを行いました。保護者の皆様、地域の皆様のご協力のおかげで、おもちゃや日用品、野菜などたくさんの品物が揃っていました。「孫に買ってやろうと思ってるっちゃけど何がいいかなぁ。」と話しながら吟味している方に「これ全部で10円、これがいいっちゃない?」と勧められる方がいたり、「脇目も振らずに見てしまうわ~。」と品定めをされている方がいたりして、大盛況のバザーでした。


 【どれにしようかな~】  【おすすめのおもちゃがあるよ】

 お昼休憩の後、残りの予選、そして決勝戦が行われました。じりじりと容赦なく太陽の日差しが体力を奪っていきましたが、優勝をかけた一戦はその暑さも忘れるようなさわやかな試合でした。


     【中学生も試合に応援に大活躍でした】

 決勝戦の結果、バレーボールは佐井山、ミニバレーは戸下・荒谷・黒原チームが優勝しました。
 閉会式では、校長先生が「本当に暑い中、けがも無く無事に終えることができ、元気いっぱい笑顔いっぱいの大会でした。」とお話しくださいました。このPTAバレーボール大会は、荒谷地区、南川地区が一緒に参加できる貴重な行事で、バレーを通してたくさんの方々と親睦を深めることができる大切なものです。バレーの後の懇親会は、普段お会いする機会が少ない方とも気兼ねなく話せる時間です。暑さを共にしたからこそ生まれる一体感があるなぁと感じました。


 【閉会式までたくさんの方々が参加してくださいました】

 中学生や大学生から寿会の方々までが参加してくださったPTAバレーボール大会、多くの方々がこの行事を楽しみにしてくださっていることを改めて感じました。荒谷地区、南川地区のお祭りのようなPTAバレーボール大会がこれからも末永く続いていくことを願います。


    【バレーボールの部 優勝 佐井山チーム】


  【ミニバレーの部 優勝 戸下・荒谷・黒原チーム】

PTA奉仕作業

 昨日は、荒谷小で奉仕作業を行いました。今回も保護者の方や地域の方にご参加いただき、草刈りを中心に作業を行っていただきました。

【土曜日にはPTAバレーが行われるため、すみずみまで刈ってくださいました】


   【黙々と作業】

 作業に参加されていた女性の方はヒモを装着した草刈りを使用されていて、「草刈りは楽しいよ~。このヒモはだんだん擦れていくとよ。ヒモが細くなったら替えんと切れんなるとよ。」と教えてくださいました。何本も替えのヒモをお持ちで、手際よく替えておられました。


【ていねいに刈ってくださいました】

 運動場が一段落つくと、次は外回りの草刈りです。通りかかった車の中から手を振ってくださる方がいたり、「今から六峰館に行ってくるわ」と話しかけてくださる方がいたりして、この地域の温かさや親しみやすさを感じました。また、外回りを作業中、「ハチがおるよ、気をつけて!」と周りの方に呼びかけておられる方がいました。すると、すぐに殺虫剤を持った地域の方が近くに来て、殺虫剤を噴霧してくださいました。また、車で通りかかった地域の方がハチのことを聞き、更に殺虫剤を噴霧してくださいました。


   【ハチ退治】     


        【車から降りてハチ退治】


 校舎玄関前では、チェンソーで2本のカイヅカイブキの木を切り、その後剪定を行ってくださっていました。


  【校舎2階まで達していた大きな木】


【あっという間に高さが半分に】

 うっそうとしていた2本の木は、背の高さが半分に、そしてスリムになり新しいカイヅカイブキの姿を見せてくれました。


    【すっきり】

 暑い中の作業で汗びっしょりになった今回の奉仕作業、お陰様で学校がきれいになりました。2学期に入ってすぐに運動会の練習が始まります。子どもたちがよい環境で練習に励めると思います。ありがとうございました。


【草や枝を軽トラで運んでくださり助かりました】【休憩でホッと一息】


【終了後は焼肉で体力を回復させました】 

今日は登校日

 今日は夏休み最後の登校日でした。11名の子どもたちは全員登校して、朝から草取りをしたり、一輪車の練習をしたりしました。
 全校朝会では、校長先生が子どもたちにオリンピックの話をされました。ブラジルは日本の反対側にあること、みんなが夜眠っている頃に競技が行われていることなどを話してくださいました。子どもたちに、現在のメダル獲得数やどの競技が印象に残ったかなどを尋ねられると、「メダルは29個です!」と最新の情報を知っている子どもや、「卓球の水谷選手のラリーがすごかったです。」「体操の内村選手がすごかったです。」「体操の白井選手が着地を決めてすごいと思いました。」等、オリンピック選手の活躍に心を動かされているようでした。また、宮崎県からオリンピックに出場している選手についても触れられ、オリンピックで頑張っている姿を見ることで、元気をもらえることを子どもたちと話されていました。2020年は東京でオリンピックが開かれます。4年後もとても楽しみです。
 夏休みは明日から数えて残り11日です。中だるみになってしまいがちな時期です。子どもたちの中にも、少しダラダラしてしまうと感じている子どももいるようです。「家に帰ったら、もう一度やるべきことを考えてください」とお話がありました。

【子どもたちは、オリンピックのことにとっても詳しかったです】

 その後、生徒指導主事の先生から水の事故のことや健康についてのお話がありました。まだまだ暑く、川や海にでかけることもあると思いますが、必ず大人の人と一緒に行って、十分に注意して楽しんで欲しいです。また、むし歯の治療、眼科の受診等も夏休み中に済ませておいて欲しいと思います。


【健康・安全のためのお話です】

諸塚学校給食の日

 諸塚村内の小・中学校には諸塚学校給食の日が設定されています。諸塚学校給食の日とは、毎月16日(宮崎県が推進する「ひむか地産地消の日」)を原則に、諸塚村内の食材を3~5品目または50%~60%使用するものです。なお、村産米は100%使用します。この諸塚学校給食の日には、「地元の食材を使った給食を実施することで、食を通した人とのつながりを深めるとともに、ふるさと諸塚を思う心を育てる」という目的があります。
 7月12日(火)には、「諸塚学校給食の日」のふれあい会食を行いました。今回は、諸塚村の食生活改善推進員の方2名と諸塚村議員の方1名、そして実行委員2名が荒谷小にお越しくださいました。この日の献立は「むぎごはん・夏野菜カレー・みそドレッシングサラダ・牛乳」です。諸塚産の食材は「米・にんじん・ズッキーニ・しいたけ・きゅうり・キャベツ・たまねぎ・みそ」を使用しました。諸塚産の食材は64%を占めました。これらの食材を確保するために、地元の商店や地域の方々にご協力をいただきました。ありがとうございました。


    【これらの食材が・・・・おいしい給食に大変身!】

 カレーは、子どもたちに人気の献立です。野菜がゴロゴロ入ったカレーですが、いつもよりも食べるペースが早く、ペロリと食べてしましました。また、ふれあい給食にお越しくださった方々と楽しくお話をしながら、和やかな時間を過ごしました。

       【食生活改善推進員の方々】


  【諸塚村議員の方】


         【実行委員の方々】

 会食の時間に、「諸塚村のすごいところ」というテーマから世界農業遺産についてのお話もしました。モザイク林相や神楽、自治公民館制度など諸塚村が誇る自然や伝統文化、暮らしについて知り、世界でも価値ある村だということが分かったようでした。
 会食後は、食生活改善推進員さんのご厚意で読み聞かせをしてくださいました。食事と健康についての大型の絵本に子どもたちの目は釘付けでした。

       【みんなで握手をしてお見送り】


【読み聞かせが印象に残った子どもが多かったです】

 「諸塚学校給食の日」ふれあい会食について子どもたちは次のような感想を書いていました。

◯ なつやさいカレーとみそドレッシングがおいしかったです。(1年生)
◯ カレーにおやさいがいっぱいはいってたのでおいしかったです。(1年生)
◯ 読み聞かせがおもしろかったからよかったです。(2年生)
◯ カレーライスとみそドレッシングサラダがおいしかったです。(2年生)
◯ ◯◯さんが農林水産大臣賞をとっていたことにすごいなぁと思いました。諸塚は世界から見てもすごいんじゃないかなぁとあらためて思うことができたのでよかったです。(3年生)
◯ 諸塚の食材は元気になる効果があるかもしれません。なぜなら、食べたぼくは元気になったからです。(3年生)
◯ 夏野菜カレーの野菜は、諸塚の食材がたくさん入っていました。その野菜がとてもおいしかったです。一つ一つの野菜の味を感じられました。(4年生)
◯ (読み聞かせを聞いて)バランスよく食べることと、よくかむことが大切だということが分かりました。ぼくは、朝よくかむことはできているけど、バランスよく食べないので、バランスよく食べたいです。(5年生)
◯ 「諸塚学校給食の日」は諸塚ならではだし、諸塚は食材が豊富だということを実感しました。これからも諸塚の食材を多く取り入れ、諸塚のよさを味わいたいです。(6年生)
◯ 山からの恵みがあることを実感しました。調理員の先生にも感謝したいです。(6年生)
◯ ◯◯さんは、しいたけの他にお米も作っているし、議員さんもしていらっしゃるので大変だなぁと思いました。また、絵本は、理科の復習にもなりました。食生活をふりかえってみようと思いました。(6年生)


   【お越しくださった皆様 ありがとうございました】

ピッカピカの消火栓

 先週の金曜日の夕方、第4部消防団の方がお越しくださいました。運動場に設置している消火栓が古くなっており、それを取り替えてくださったのです。新しい消火栓はピッカピカで、一目で消火栓の位置が分かります。火事等が起こった時に活躍する消火栓ですが、この消火栓をみて改めて火の始末には気をつけなければならないなぁと思いました。


    【消火栓は運動場の北側に設置しています】

水泳記録会

 先週の金曜日、村プールで水泳記録会が行われました。これまで、水泳学習や水泳特練で体力をつけ技術を磨いてきたので、緊張の表情の中にも自信が見えました。
 はじめの会では、校長先生から「今まで練習してきたことは身体が覚えています。それだけ練習をしてきたので、自信をもって泳いでください」とお話がありました。校長先生は、水泳学習や水泳特練を頻繁に見に来てくださり、子どもたちにアドバイスをしてくださったり、称賛してくださったりしていました。子どもたちの成長を間近で見てきてくださった校長先生のお言葉は子どもたちに確かな自信をもたせてくれたと思います。


   【一つになって、水泳記録会に挑みます】

 開会式では、6年生児童が選手宣誓をしました。精一杯泳ぐこと、精一杯応援することを誓い、いよいよ記録会のスタートです。


【大きな声でゆっくり堂々と言えました】

 記録会では、子どもたちは自分の記録に挑戦をしました。もちろん、他の学校の子どもたちよりも速く泳ぎたいという気持ちもあります。いつもとは違うプールで、たくさんのお客さんがいる前で一生懸命泳ぐ姿はとってもかっこよかったです。
 3・4年生は、記録は測りませんが25mを泳ぎました。3年生も4年生もクロールで泳ぎ切りました。絶対に足を着かずに泳ぎ切るという気持ちが伝わってくるような泳ぎ、1秒でも速く泳ぐという気持ちが伝わってくるような泳ぎに感動しました。


  【どきどきのスタート】


 【返事も立派です】    【泳ぎ終わって安堵の表情】


【来年は記録を測る4年生】      【力一杯泳ぎました】


【25m泳ぎ切るぞ~】

 荒谷小の5・6年生は3名が水泳記録会で泳ぎ、その3名全員が50mで1位を取りました。これは、体力(持久力)がついていることや、あきらめない心が育っていることが分かる嬉しい結果でした。

 終わりの会では、一人一人が自分の泳ぎや態度をふりかえり、来年に向けての豊富も語っていました。水泳学習、特練、水泳記録会を通して、一回り成長した子どもたちをみることができました。
 保護者の皆様には、朝早くから応援に来ていただきありがとうございました。子どもたちを応援してくださる姿や、終わった後たくさん褒めてくださっている姿を見て、大変嬉しく思いました。

【保護者の皆様の応援が子どもたちの力になりました】

「計画」と「命」

 今日の3校時、終業式を行いました。まずは、子どもたちが1学期をふりかえる「一言発表」です。
【1年生】
◯ ソフトボール投げをがんばった。プールでは5m泳げるようになった。
◯ 算数の「20までの数」をがんばった。たし算やひき算ができるようになった。

【2年生】
◯ 一輪車でその場乗りができるようになった。
◯ 漢字をいっぱい練習して覚えられた。

【色々なことができるようになりました。】

【3年生】
◯ 漢字をがんばった。覚えきれていないところは、2学期がんばりたい。友達に声をかけるなど、優しい心をもつことができた。1学期は身体をたくさん動かしたので、夏休みも続けていきたい。
◯ 一輪車のアイドリングや水泳等で運動をがんばった。3年生から始まった理科では、実験が楽しかった。

 【切磋琢磨しました。】

【6年生】
◯ 学級目標の項目にそって、具体的な目標をたてた。一輪車や読書をがんばったり、立腰を意識したりした。また、リーダーシップを発揮したり、整理整頓を意識したりした。これらのことから、目標のために実行をすることが更に上の目標につながり、夢にもつながる。今年の夏休みは「実行」をテーマにしたい。
◯ 1学期を一言で言うと「努力」だった。友達や学校に慣れるための努力、一輪車でアイドリングやバックなどができるための努力等を続けた。これらの努力は、「良心」「真心」「強い心」があったからできたものだった。
◯ 楽しさを3つ発見した。1つ目は「努力の楽しさ」、2つ目は「助け合う楽しさ」、3つ目は「新しい私を発見する楽しさ」だ。「努力の楽しさ」は、算数や水泳などで練習を積み重ねることで、目標にどんどん近付いたことから楽しさを味わえた。「助け合う楽しさ」はむかばき等で友達を思い合うことで味わうことができた。「新しい私を発見する楽しさ」は、朝の草取りや窓開けなど、人のためにすることを意識した活動が個性の再発見につながった。


【ふりかえりの視点もさすが6年生】

 その後、4年生の代表児童が作文、「上級生らしくなった1学期」を発表しました。上学年の仲間入りをした4年生、上級生としてがんばった4つのことを作文に表現していました。1つ目は「漢字を覚えること」、2つ目は「あきらめない力」、3つ目は「50m走」、4つ目は「リーダーシップ」です。上級生としての自覚が、4年生児童を一回りも二回りも成長させたことが分かりました。


【上学年という意識をしっかりもっています。】

 終業式の最後は、校長先生のお話です。校長先生は「計画」と「命」というキーワードを子どもたちに話されました。
 「計画」では、やりたいことを見つけることや1日1日の計画を立てることで、充実した夏休みを過ごすことができると教えてくださいました。
 「命」では、人の命は事故や病気、災害などで命を落としてしまうこともあることや、命は一つしかないこと、十分に安全に過ごすことをお話しくださいました。
 また、「一言発表」で発表をした子どもたちをたくさん褒めてくださいました。特に6年生には「本当に大切なことが分かっています」と、嬉しいお言葉をかけてくださいました。太鼓判を押してもらった6年生は自信をもち、下級生は6年生の姿を追いかける気持ちが今まで以上に強くなったのではないでしょうか。


【毎日子どもたちの近くで、成長を見守ってくださいました。】

 それから、各部の先生方から夏休みの生活や学習、健康についてのお話がありました。色々なお話がありましたが、先生方は子どもたちが充実した夏休みを送り、2学期の始業式に全員元気に登校してくれることを望んでいます。


【1・2年生も最後まで真剣な眼差しで話を聞いていました】

 その後、多読賞の表彰をしました。本を読むことで、知らない世界を感じたり、色々な見方や考え方を知ることができます。「1日中本を読んで過ごす日もあってもいいかもしれないよ。」と校長先生がお話しくださったように、時間がたっぷりある夏休みは本に親しむいい機会だと思います。


【今日は本を5冊借りて帰ります。】

 1学期間、子どもたちは毎日元気に学校に登校しました。授業日が71日ありましたが、そのうち欠席があった日は9日だけです。子どもたちの体調管理をしていただいた保護者の皆様、また子どもたちの学習を応援してくださっているわくわく学習応援隊の皆様や地域の皆様、お陰様でいい学びができた1学期になりました。ありがとうございました。暑い夏がやってきましたが、皆様も体調に十分気をつけられてお過ごしください。

プール納会

 昨日の3校時、プール納会を行いました。6月7日(火)のプール開きから7月19日(火)までの間、みっちりと水泳学習を行いました。今年度は、気温・水温とも高い日が多く、17回も水泳学習(特練を含む)を行うことができました。その成果をプール納会で発表しました。
 1~4年生は泳げる距離をそれぞれ目標設定し、5・6年生はタイムを目標設定して泳ぎました。はじめは顔をつけるのも難しかった1年生は、しっかりと泳げるようになっていました。2年生は、自分の目標の距離を目指して、そして目標以上の距離を泳げるよう頑張りました。


 【成長著しい1年生。】 【2年生、ていねいな泳ぎでした。】


【25mを折り返しました。】

 3年生も距離に挑戦しました。息継ぎが上手になり、体力もついているため、長い距離を泳ぐことができました。「おーせ!おーせ!◯◯!」、「ファイト!ファイト!◯◯!」等、水泳記録会を思わせるような熱気あふれる応援が、記録に挑む子どもたちの力を後押ししました。


    【最後まであきらめずに、力を出し切りました。】


【大きな声で応援しました。】

 次に4年生が泳ぎました。練習を積み重ねて、力強い泳ぎができるようになってきました。4年生児童は、水泳記録会でリレーに出場する予定です。

  【目標達成できました。】

 その後、5・6年生がタイムに挑戦しました。5年生は平泳ぎ50mを1分20秒台前半、6年生は平泳ぎ50mを1分10秒台、自由形50mを50秒台とそれぞれ目標がありました。


      【それぞれが、自分に挑戦しました。】

 5・6年生も目標設定したタイムを上回り、また自信をつけたようです。
 最後にふりかえりをしました。「けのびができるようになった。」「去年より息継ぎがうまくなって、163mも泳げた。水泳記録会では25mをしっかり泳ぎたい。」「ばた足や手のかきがうまくなった。プールにも感謝したい」「はじめは25m泳げなかったけど、練習をしていくうちに『ああしたい。』、『こうしたい。』と挑戦する気持ちが生まれてきた。この2ヶ月は努力、挑戦して目標を達成した時間だった。」等の発表がありました。
 子どもたちは、水泳学習を通して泳ぐ楽しさを感じ、努力することの大切さを知ったようです。今年度も大きな事故がなく、プール納会を迎えることができて本当によかったと思います。


  【1年生も6年生も、しっかりとふりかえりができました】

またいつか会いましょう

 今日はALTの先生の最後の授業が行われました。約2年前、諸塚村のALTとしてお越しくださった先生、気さくで子どもたちともすぐに仲良くなりました。日々の授業では、元気よく子どもたちに英語を教えてくださいました。ハロウィンパーティーでは、仮装をして子どもたちにハロウィンの由来を教えてくださったり、運動会を見に来てくださったりしたこともありました。
 今日は、一人ずつALTの先生に別れの言葉を言いました。「英語をたくさん教えてくださってありがとうございました。英語が好きになりました。」「◯◯先生の口の動きを見ながら発音することができるようになりました。」「これからもたくさん英語を学習して、大きくなったらカナダに行きます。」等、一人一人気持ちを込めて言葉を贈りました。中には目に涙を浮かべる子どももいて、ALTの先生との別れを淋しく思っているようでした。


 【思い出が甦りました。】

 ALTの先生からは「僕はあまり日本語がうまくないから、気持ちを伝えることがができませんでしたが、今日は伝えます。荒谷小のみんなのことが大好きです。」とお話しくださいました。ALTの先生の真っ直ぐな言葉のプレゼントが嬉しくもあり、別れを考えると淋しくもありました。ALTの先生との英語活動を通して、英語の面白さや外国の方と触れ合う楽しさ、そして気持ちが通じ合う喜びなどを学習したと思います。

   【ALTの先生の一つ一つの言葉をかみしめました。】

 まじめに子どもたちと向き合ってくださったALTの先生、諸塚を離れても元気でいてください。そして、またいつかお会いしましょう。ありがとうございました。

       【みんなALTの先生が大好き!】

わくわく学習応援隊発足式

 昨日、午後からわくわく学習応援隊発足式を行いました。今年度、現時点での応援隊の方々は7名(地元の林業会社の方々や、耳川広域森林組合の方々、諸塚村役場の方々)です。

【林業のプロたちと学習できる貴重な時間です】

 まず、子どもたちが5月24日の森林体験学習やその後の学習を通してまとめた内容を発表しました。
 はじめに3・4年生です。3年生は「林業が作る生活の豊かさ」を学習したい子どもと、「林業と機械」を学習したい子どもがいました。「林業と機械」では、林業界で機械化が進む中、大変な作業の一つである植林は機械化に至っていません。そのため、苗木を簡単に植えられる機械を発明したいと発表しました。応援隊の方々からは、「林業が作る生活の豊かさ」では、「林業の中身を具体的に見ていくといいのでは。」とか「集落の成り立ちを学習してみては。」等のアドバイスをいただきました。「林業と機械」では、「植林のための機械ができればすごい発明だ。」「コンテナ苗というものあるから見てみては。」等のアドバイスをいただきました。

【「キャラクターの活用も考えてみては」とのアドバイスもありました。】

 次に4年生です。4年生は「林業と人」というテーマです。具体的には、諸塚の人々が木と語らっている様子や、木へのこだわりを見たり聞いたりしたいと発表していました。応援隊の方々からは「林業関係者以外からも意見を聞いてみた方がいい。」「家や木工など木を使ってできるものにも注目してみては。」等のアドバイスをいただきました。


【3年生が学習しようとしている内容につながるものがあるようです】

 それから5年生の発表です。5年生はまず、諸塚の文化を受け継ぐものは何かを考え、「神楽」が浮かんだそうです。「神楽」の歴史を調べたり、「神楽」と木との関わりを調べたりして、「南川神楽ニュース」(VTR)を作成しようと考えています。また、昨年度5・6年生が学習発表会で「弓の唱経(しょうきょう)」を朗読しました。今年度の学習発表会ではその「弓の唱経」を神楽で舞いたいとの思いがあるようです。応援隊の方々からは「おじいちゃんに話を聞いたり、観光協会の方に話を聞くのもいい。」「神楽のことが詳しく載っている雑誌もあるので参考にしてみるといい。」等のアドバイスをいただきました。


【林業からスタートした学習に広がりが見えてきました】

 最後に6年生の発表です。6年生は、自分の夢との関わりから、おじいちゃんおばあちゃんに焦点を当てた学習をしたいと考えている児童がいます。今の諸塚村があるのは、おじいちゃんやおばあちゃんのおかげであると考え、お年寄りの活躍を知ってもらうために、「林業に関わるじいちゃん・ばあちゃん」を発信したいそうです。取組の一つには、3世代家族に取材をして、受け継がれているものを見つけたいとのことでした。それらを「じいちゃんばあちゃんはヒーロー」というCMにまとめるという計画です。このCMを村内の方々に見ていただくことで誇りをもって欲しいという思いと、村外の方々に見ていただき諸塚村に関心をもって欲しいという思いがありました。応援隊の方々からは「夢がでてきていることや、今でもおじいちゃん・おばあちゃんのために何か貢献したいという思いに感動しました。」「敬老会に行ってみると色々なお話しがきけると思う。」等のご意見やアドバイスをいただきました。


【自分の計画に自信アップ!】

 続いては、「人と人、人と自然のつながりを持続する諸塚村」をテーマに、「この村が未来を支える」という内容でポスター製作をしようと計画している児童の発表です。この児童は青年団に注目し「つながり」を学習していくようです。青年団に着目した理由は、青年団と自治公民館とのつながり、そこから派生する人と人とのつながりがあると考えたからだそうです。また、婦人会の方にも話を聞いて、山の恵みを生かした料理等も知りたいと発表していました。応援隊の方々からは、「青年団の取材はいつでもできます。」「この村は人と人とのつながりで成り立っています。」等のお言葉をいただきました。


【力強い言葉をいただいてやる気アップ!】

 最後の児童は「女性の活躍を村の魅力として発信し、人材確保」というテーマでリーフレットを作成する計画です。その名も「女性が輝く村 諸塚村」です。森林体験学習での女性作業員の方々との出会いがこの児童に刺激を与えたようです。応援隊の方々からは「婦人会があるのは諸塚村くらいです。この組織があるから、主張や意見を出すことができます。」「女性作業員がいる他の班にも声をかけてみましょう。」「林業について学習をしているグループがあります。」等のアドバイスをいただきました。


【女性の世界が広がりわくわくアップ!】

 子どもたちが考えた計画に対して、応援隊の方々が専門的な立場からご意見やアドバイスをくださったので、今後どのような方法で学習を進めていけばよいかが分かったと思います。子どもたちの意見に真剣に耳を傾けていただき、子どもたちの考えを生かした方法を考えていただき、本当にありがとうございました。その真っ直ぐな姿勢を見て、子どもたちも職員も身の引き締まる思いでした。これからも、ご指導よろしくお願いいたします。


【子どもたちが下校後、応援隊の方々と職員でこれからのわくわく学習の在り方について話し合いました。】

ARATANIサマーキャンプ

 先週の金曜日と土曜日に、荒谷小でARATANIサマーキャンプが行われました。このキャンプはPTAの方々が主体となって実施していただくもので、子どもたちはとっても楽しみにしていました。前日の水泳特練の時間にも「特練が終わって、この後剣道を頑張れば、明日はキャンプや」と言っている子どもがいました。
 夕方から5・6年生は夕食作りをしました。夕食のメニューは、カレーライス、サラダ、フルーツ白玉です。保護者の方々にも手伝っていただきながら、手際よく作っていました。
 また、あいにくの雨だったため、体育館の中にテントを張りました。テントがあると一気にキャンプの雰囲気が出てきました。


【カレーは甘口と中辛の2種類作りました】【もりもり食べました】


【テントの中にはマットを敷いて寝床づくり】

 夕食が終わったら、きもだめしや花火をしました。きもだめしでは、まず図書室で先生から怖い話を聞きました。その時点で怖くなった子どもたち(保育所生)は、図書室から出て体育館で遊びました。小学生は、グループごとに学校の中できもだめしです。途中で涙が出る子どもや、あっけらかんとした表情で帰って来る子どもなど様々でしたが、みんな無事に帰ってきました。
 夕方降っていた雨はやみ、外で花火をしました。赤や黄色に変わる花火を見て「きれいだな~」と言ったり、「線香花火が最後にぼわっと広がりました!」と驚いた表情をしていたりして、夏ならではの楽しみを満喫していました。最後は打ち上げ花火を見ました。ヒューンヒューンと飛んでいく花火をキラキラした目で追い続けていました。

 2日目は宝探しや水泳特練を行った後、子どもたちが楽しみにしているそうめん流しを行いました。そうめん流しに使う竹は、保護者の方々が朝取ってきてくださって組み立ててくださいました。気持ちよさそうに流れてくるそうめんを箸でつかみ、ツルツルと食べる子どもたち、あっという間にそうめんが無くなりました。また、子どもたちが持っている竹の器も手作りで、口元がまるくしてあります。「まるくした方が食べやすいかなぁと思ってやってみました」と保護者の方が話されていました。


    【ときどきウインナーも流れてきました】

【竹の器づくり、小学生全員分作ってくださいました】


   【保護者の方々もそうめん流しを楽しみました】

 お腹いっぱいになったら、最後の楽しみスイカ割りです。保育所生は目隠しをせずにスイカ割りに挑戦しました。小学生は、目隠しをして友達の言葉を頼りにスイカのところまでたどり着いていました。しかし、子どもたちだけではスイカ割ることができず、保護者の方にも加勢をお願いしました。すると、ラストを務めた保護者の方が見事スイカを割ってくださいました。

【そのスイカを思いっきりたたいてね】【こっちじゃないよ~】


 【こっちでもないよ~】  【この後、スイカが割れました】

 その後、みんなで割ったスイカを外で食べました。種飛ばし競争をしたり、無心にスイカを頬張ったりして、とってもおいしくいただきました。


【いくらでも食べられそうです】

 終わりの会では、子どもたちがふりかえりを発表しました。「このメンバーでしかできないキャンプができました」、「規律・協働・友愛・奉仕を意識してキャンプに参加できました」、「中学生になったら、きもだめしでみんなを全力で驚かせたいです」等、子どもたちの胸の中に大切な思い出としてARATANIサマーキャンプが刻まれたことが分かる発表でした。
 保護者の皆様には1学期のはじめから計画を立てていただき、当日の運営もスムーズにしていただきました。本当にありがとうございました。


 【今年も夏の始まりにステキな思い出ができました】

七夕の給食

 今日は七夕、給食は七夕にちなみ、星形のコロッケや天の川に見立てたそうめん汁、七夕ゼリーが出ました。子どもたちは初めて見る星形のコロッケに釘付けでした。「いただきます」をすると、早速コロッケをパクリ。「おいしい~」、「ごはんが進む~」等と言って喜んで食べていました。また、2層になっている七夕ゼリーを上から見たり下から見たりして、「何の味かなぁ」、「黄色いのも見えるよ!」と食べるのを楽しみにしていました。ゼリーを食べている子どもは「上が桃で下がぶどうかなぁ。あ、みかんが入ってる。パイナップルも出てきました!」と興奮気味でした。子どもたちの中には、ゼリーを食べ終わった後、星形の容器を持って帰る子どももいました。今日はいつもに増して、わくわくがいっぱいの給食でした。


   【星形コロッケ、サクサクでおいしかったです】

 荒谷小には、1・2年生が作った七夕飾りもあります。「じかたびをかってもらえますように」、「家族ともっとなかよくくらしていきます」、「いちりんしゃにのれるようにがんばります」等様々な願い事、意気込みが書いてありました。みんなの願いが届きますように。

ふせこみ

 今日の5時間目、1・2年生はふせこみをしていたしいたけの原木を組む作業をしました。ブルーシートを外して、原木を一本一本運び風通しがいいように組んでいきました。試行錯誤しながら組んでいきましたが、「太い原木を下にした方がいいかもしれないね」と先生が話すと、「そういえば、去年は太い原木が下だった」と2年生が答えていました。そこからもう一度組み直しました。「僕はお山のお仕事をするから一人でも原木が持てる!」と言いながら原木を運ぶ子ども、「負けないぞ~!」と言いながら運ぶ子ども、「あ、原木の下にありがいる。ねえねえ、ありのお引っ越しじゃない?」と言いながら原木を運ぶ子どもなど、それぞれ楽しみながら椎茸の原木を運び組んでいきました。原木の切り口に白いものが見えると「しいたけ菌が出てきてる」、「しいたけのにおいがする」と色々な発見をしたようでした。

    【軽快に運びました】【崩れないように組みました】

 できあがった後、「原木に水をかけたーい!」と言う子どもがいました。この原木に水をかけてもいいのかどうか、明日しいたけ博士に聞いてみようと話していました。しいたけ博士、これからもご指導よろしくお願いいたします。


 【全部で4つ組みました】

学校保健委員会で歯みがき

 昨日は参観日で、2校時に学校保健委員会を行いました。今年度は、学校歯科医の先生と歯科衛生士さん2名、そして村役場の保健師さんにお越しいただき、子どもたちへの歯みがき指導を行っていただきました。
 まず、校長先生が今年は去年よりもむし歯になっている人が少ないようですが、今日正しい歯みがきの仕方を学んで、健康な歯を保っていってください。」と話されました。


【子どもたちが保護者の方と一緒に学べる貴重な時間です】

 次に、村の保健師さんから諸塚村の「歯科保健統計」の説明がありました。それには、幼児でも年齢とともにむし歯になる子どもが増えていることや、小学生でむし歯がある児童が他の地域と比べて多いことなどがありました。「わ!多い」と子どもたちもビックリした表情をしていました。
 学校歯科医の先生のお話では、むし歯を放っておくと身体全体に影響が出てくることや、仕上げみがきの必要性をお話しくださいました。小学生までは、保護者の方が仕上げみがきや歯みがき後のチェックが必要とのアドバイスもいただきました。


【永久歯のむし歯も学年があがるごとに増えていっていました】

 その後、カラーテスターを使ってみがき残しをチェックしました。歯と歯の間が赤く染まっている子どもや、第一大臼歯が赤く染まっている子ども、全体的に赤く染まっている子ども、あまり赤く染まっていない子どもなど様々でした。みがき残しが多い部分が分かったら、歯科衛生士さんに歯みがきの方法を教えていただき、歯みがきのスタートです。


  【鏡を見ながら、どこに汚れが残っているか確認】


 【一本一本ていねいに】  【きれいにみがけているかなぁ】

 子どもたちがみがいた後、保護者の方がチェックをしてくださったり、みがき残しがあるところをみがいてくださったりして、みんなきれいな歯になりました。全部の汚れを落とすにはかなり時間がかかりましたが、みがいた後は「あーすっきりした!」と爽快感を感じている子どももいました。

【力を入れすぎないようにみがきます】

 最後に、歯科衛生士さんから第一大臼歯のみがき方を指導していただきました。第一大臼歯は、「一番ぼこぼこしていて、みがきにくく、歯の溝も深いから、歯ブラシを色々な方向から当ててみがいてください。」と教えていただきました。また、歯ブラシを必ず濡らして使うことや、舌で歯を触ってツルツルしているか確認する方法も教えていただきました。


【むし歯になりやすい第一大臼歯、大切にして欲しいです】

 子どもたちのふりかえりには、「きょう、みがきのこしがあったからもっとしっかりみがきたいです。」(1年生)、「カラーテスターを使うと、奥歯や前歯などみがき残しの多い歯がたくさんありました。でも、歯ブラシの向きなどを気をつけてみがくと、色が取れました。だから家などでも歯ブラシの向きに気をつけて歯みがきをしたいです。」(4年生)、「一番みがき残しが多いと思った第一大臼歯がきれいでした。でも、前歯がよごれていたので、これから前歯を意識してみがきたいです。また、赤いところが多かったので、これから念をいれてみがきたいです。」(6年生)などがありました。それぞれ、自分の歯みがきのいいところや課題が分かり、正しいみがき方を学びました。
 昨日はお忙しい中お越しいただき、ありがとうございました。これからも毎日の歯みがき指導の時間を大切にして、健康な歯を保てるようにしていきたいです。

むし歯がないで賞

 6月3日に歯科検診があり、その結果健全歯だった児童(今までむし歯の治療をした歯がなく、今回もむし歯がない児童)の表彰を昨日行いました。(むし歯がないで賞)
 また、保健体育給食委員会(通称:ほたきゅう)が、健全歯の児童に「むし歯0のひみつ」を取材していました。今回その結果を発表しました。


【これからも健康な歯を保ってください】

〈むし歯0のひみつ〉
◯ おやつの回数を1週間に1回にしている。
◯ 仕上げみがきをしてもらっている。
◯ 幼稚園の頃から、歯科医院に通院して歯みがきの方法を教えてもらったり、歯を強くする薬を塗って貰もらったりしている。

 荒谷小の児童は、年々むし歯保有の人数が減ってきています。毎日の歯みがきに友達の工夫も参考にして、健康な歯を保てるようにしていって欲しいです。

【「むし歯0のひみつ」、今日からすぐに始められそうなものもあります】

読み聞かせ

 今日は、朝の時間に給食調理員の先生が読み聞かせをしてくださいました。「今日は4冊挑戦します!」と話され、「だるまさんの」、「あつい」、「ぼく あぶらぜみ」、「だるまさんが」の4冊を読んでくださいました。
 「ぼく あぶらぜみ」では、あぶらぜみが卵から土の中で何年も過ごし、ようやく大人のあぶらぜみになるまでの様子が描かれていました。かなぶんやカブトムシは土の中に1年いたら大きくなるのですが、あぶらぜみは土の中で5年もの月日をかけて大きくなります。そして、地上に出たら2週間くらいしか生きられません。その2週間の間に、子孫を残すために一生懸命鳴いています。あぶらぜみの長いようで短い一生です。今日も聞こえるセミの鳴き声、いつもとは少し違う鳴き声に聞こえるような気がします。


【「だるまさん」シリーズも子どもたちに大好評でした】

 「今日も1日にっこり笑顔でがんばりましょう」と給食調理員の先生から言葉をいただき、みんな笑顔で教室に帰って行きました。本日はありがとうございました。

FSC認証を通して村の未来を考えよう

 今日の3校時に、5・6年生のウッジョブの講師として、役場産業課の方と森林組合の方がお越しくださいました。今日のめあては「FSC認証を通して村の未来を考えよう」です。
 FSC(Forest  Stewardship  Council:森林管理協議会)は、木材を生産する世界の森林と、その森林から切り出された木材の流通や加工のプロセスを認証する国際機関です。その認証は、森林の環境保全に配慮し、地域社会の利益にかない、経済的にも継続可能な形で生産された木材に与えられます。(WWFジャパンHPより)
 この世界規準のFSCの認証を自治体としては初めてFSCを認証されました。子どもたちは、「FSC認証のための10の原則」があることを学習しています。しかし、その内容を理解することが難しいため、今日の学習で一つ一つの原則を分かりやすい言葉に置き換えていきました。


【事前に既習事項を生かして自分なりにFSC認証を解釈して、今日、講師の方々に質問をしました】

 「FSC認証のための10の原則」の中の、「3 昔から森に暮らす人々の伝統的な権利を尊重している」では、伝統を残し、昔ながらの生活を守るということと解釈をしました。そして、伝統には神楽やモザイク林なども含まれるということを学びました。「7 調査されたデータに基づき、森林管理を行っているかどうか定期的にチェックしている」は、この言葉がどのようなことを指しているのか分からなかったようでした。そこで、産業課の方や森林組合の方が実際の管理についてお話しくださいました。諸塚村には、スギが植えられている所にモニタリングポイント(村内で10箇所)があるそうです。そのモニタリングポイントを1年に2箇所をチェックし、どれだけ木が成長したか、いつ間伐をしたらよいか等を継続的にチェックしているそうです。また、森林経営計画というものもあり、これらの森林管理が違法伐採を防ぐことにつながるとお話しくださいました。
 今回子どもたちは、FSC認証を通して諸塚村の森林への取組を学ぶことで、諸塚のすごさを感じたようでした。生物を守る保護活動、FSC認証に沿った作業、天然林を残す取組等、新たに学ぶことがたくさんありました。お話を聞けば聞くほど諸塚村の方々の山に対する愛情が伝わってきました。

 本日は、お忙しい中お越しくださりありがとうございました。


 【FSC認証って面白い!】【持ってきていただいた積み木に夢中】

【4校時は3・4年生の質問にも答えてくださいました】

めざせしいたけはかせ!(ウッジョブ:1・2年生)

 昨日の5校時、しいたけ博士である本校の卒業生の保護者の方がお越しくださいました。しいたけ博士は、昨年も一昨年も子どもたちにしいたけのことを教えてくださっています。
 この時間のめあては「しいたけのはなしをきいて、ぎもんをかいけつしよう」です。まずは、しいたけ博士からしいたけの作り方を教えていただきました。紅葉したモザイク林相の写真を見せてくださり、緑色の木はスギやヒノキで、茶色い木はクヌギであることを教えてくださいました。あらかじめ子どもたちは13個の質問を考えていました。
 それから、葉枯らし乾燥のことや、「ふせこみ」の仕方や「ふせこみ」をする理由、しいたけの原木を置く「ほた場」のこと、「散水・浸水」等を教えてくださいました。その中で、荒谷小の子どもたちが、去年と一昨年にこまうちをした原木2種類を見せてくださいました。去年の原木は、菌が木の半分くらいまで回っているのが分かりました。一昨年の原木は木全体に菌が回っているのがよく分かりました。それぞれの原木を臭ってみると、「なばのにおいがする!」とビックリした様子でした。


【木からしいたけの臭いがするなんて不思議ですね】

 また、菌床しいたけの話をしてくださいました。菌床を使えばどのようなきのこでも作ることができるそうです。そして、今大人気の乾燥きくらげを持ってきてくださり、子どもたちにプレゼントしてくださいました。

 しいたけの作り方を聞いた子どもたちは、その後事前に考えた質問をしいたけ博士に聞いてみました。
Q なぜこまを打った後、ねかせるのですか?
A しいたけ菌を原木全体にのばすため。2年くらい経たないと菌が全体にまわらない。また、地面の近くに「ふせこみ」をするのは、地面には適度な水分があり、それをしいたけは喜ぶ。しいたけはジメジメしたところが好き。

Q なぜ原木をたたくのですか?
A 原木をたたくと、しいたけがびっくりしてたくさんはえるから。

Q なぜしいたけの茶色いところにひびが入るのですか?
A しいたけの肉が盛り上がってきてひびのようになる。見た目がきれいだから、ひびが入ったものは高い値段がつく。

 最後にしいたけ博士からアドバイスをいただきました。昨年度こまうちをしたしいたけの原木についてです。その原木は「ふせこみ」をして、ブルーシートで覆っています。そのブルーシートを取ってあげて欲しいとのことでした。気温が高くなり、しいたけにとっては苦しい環境だそうです。ブルーシートを取って、雨に当てることでしいたけの原木は喜ぶのだそうです。
 次の日、早速子どもたちはブルーシートを取って、じょうろで水をあげていました。この原木は今の1年生が3年生になったころにしいたけがニョキニョキでてくると思います。これからもしいたけ博士に色々と教えていただきながら、しいたけのお世話を楽しんでして欲しいです。


【たくさんの原木がでてきました】【お水をちょろちょろ】

 昨日は大変お世話になりました。ありがとうございました。