日誌

学校の様子

ヒゴタイ苗の贈呈式

住友ゴム(株)という会社は、企業全体で環境保全に取り組んでいる会社ですが、その中で、絶滅危惧Ⅱ種になっている「ヒゴタイ」という植物の保護育成活動を進めています。

本校は、環境教育にも取り組んでいるので、今回この「ヒゴタイ」の保護育成活動に参加しました。

住友ゴム(株)の総務担当の方に連絡をして、準備をしてもらい、本日を迎えました。

都城より来ていただきましてので、贈呈式を全校児童と職員で行いました。

贈呈式の進行は、5年生の「若松君」が行いました。
まず、校長の私が、住友ゴム(株)について紹介を簡単にしました。



その後、総務担当の「丸山さん」から、住友ゴム(株)という会社がどんなことをしているのか、プレゼンを使い、説明がありました。



次に、ヒゴタイのことについて、説明をしてもらった後、5年の西岡さんが代表で、ヒゴタイの苗を頂きました。



生憎の雨で、すぐすぐ苗の植栽作業に移ることができず、急きょ、質問タイムを設けて移植のタイミングを計りました。贈呈式の最後は代表で工藤君がお礼の言葉を述べた後、児童みんなで感謝の言葉を言いました。



雨と雨の合間をぬって、代表で5年生のみ、5つの苗の植栽を行いました。全部で50苗を準備してもらいましたので、晴れた時を狙って、残りの苗は植栽することにしました。







住友ゴム(株)の総務担当の丸山さん、ほか緑化担当の皆さん。
本校のために貴重なヒゴタイを準備していただき、本当に感謝しております。今後はこのご縁をもとに保護育成のためのアドバイス等をよろしくお願いいたします。

スクールコンサート(秋山小学校との合同)

クラシック音楽に普段から接することが少ない児童たちに、今回、秋山小学校と合同で鑑賞教室を開き、音楽への理解や、演奏会のマナーについて考えてもらう機会としました。
また、秋山小学校の児童とは、今年になり、いろいろ交流を図っているので、給食や昼休みも交流し友情を深めるために行いました。

朝から雨が降り、移動に関しては悪い状況でしたが、マイクロバスとジャンボタクシーで校長を除く全児童、全職員で秋山小学校に行きました。

秋山小学校では、全児童が出迎えてくれました。

10時過ぎから、立派な体育館に入り、スクールコンサートを待ちました。

今回のコンサートは、ARUKUという3人グループのクラシック音楽が中心でした。



演奏者は、北村美保さん(フルート、オカリナ)  柏田ゆかりさん(ピアノ)  永野朱美さん(ソプラノ)の3人です。



演目はサウンド・オブ・ミュージックをスタートに、クラシックの音楽をはじめ、懐かしのメドレー曲、休憩を挟んで、リコーダー演奏やジブリメドレー、等が演奏されました。



アンコールとして、『鬼のパンツ』『となりのトトロ』『さんぽ』がありました。
最後に、本校5年生の若松君が、秋山小学校のお友だちとお礼の挨拶をしました。





お昼は、秋山小学校のお友だちと交流給食をとりました。
みんな、食事しながら楽しく会話をしていました。



お昼は、交流を深めるために昼休み時間にみんなで遊びました。


風水害を想定した非常時訓練

午前中は、県の土木事務所が土砂災害防止教室をあり、それを受けて、午後は早速風水害によって、下校時の安全が確保できないという想定で、保護者の方の協力を得ながら、緊急時の対応を訓練しました。

前々日より降り続いた雨が、川の水嵩を増やし、午後にはさらに雨が強くなったという想定で、実施しました。

午後13時半、校長と教頭は、市木川の支流、石原川、海北川に確認にいきました。危険水域を越す勢いでしたので、13時50分帰校後すぐに職員を招集、緊急の職員会を開きました。
そこで、結果を報告、すぐさま、生徒指導主事がそれぞれの係分担を確認、担任はすぐ教室に戻り下校の指導と準備、教頭は保護者に迎の依頼メールを送信。

14時5分には引き渡しの準備ができました。





しばらくすると、保護者が迎えにどんどん来られました。





最後の方が来られたのが、14時25分頃でしたので、スムーズな訓練でした。

その後に反省会を開いたときに、雨が降っているので、その時の誘導の仕方や確認、できるだけ時間をかけずに引き渡す事が必要だという声が出ました。

土砂災害防止教室

児童の防災意識を高めるために、6月の土砂災害防止月間にあわせて、本校の児童に土砂災害に関する教室を宮崎県串間土木事務所に開催してもらいました。

教室は、11時15分から12時の間に開かれ、 県串間土木事務所の職員、市危機管理課の職員の方が来校され、資料やプレゼンで土砂災害がどのように起こるのかを説明されました。

最初に、土砂災害についての解説、市木地区の避難場所について説明がありました。





質問タイムやスライドでは、市木川の氾濫の様子など紹介がありました。

その後、雨量計やホイッスルなどの記念品の贈呈があり、代表で5年の「工藤君」が、お礼の言葉として、代表で5年の「大下さん」がそれぞれ前に出て、役を務めました。




市木川の水質調査(海洋教育科)

朝から、少し曇り空だったのですが、本日は児童たちの思いが通じたのか、少しずつ晴れ間が出てきました。

朝、市木川に架かっている「古都橋」の近くに集合しました。

日南保健所から「野中さん」「黒木さん」「稲澤さん」「花田さん」の4人、全校児童、職員6人が参加しました。




最初に野中さんが、今日行う調査のことについて、簡単に説明をされた後、早速調査に入りました。現在、市木川は護岸工事が入っている関係で、川は黄土色に濁っていました。しかし、保健所の方が、事前に濁る前の水を採取されていましたので、本来の水に近い状態で透明度を調べることができました。



普段は50数センチ下のものが見えるという事でした。

その後、パックテストで汚れ具合を調べたところ、きれいな水質であることが分かりました。
これは、とてもきれいな水質の2番目にあたる水質です。

次に、水生生物を採取しました。








白いバットとル-ぺをもち、水生生物が載っている指標カードを見ながら、水質を判定しました。
どんな生物が、何匹いるのかをグループ別に調査しました。
サワガニ、ウナギの稚魚、ハゼ、エビ、などなど



調査した後は、日南保健所の方から、今回の調査の結果について、お話がありました。