学校の様子
火災を想定した避難訓練
今日6日(水)の3校時に「理科室での火災発生」を想定した避難訓練を実施しました。都城北消防署の方に御指導をいただきました。
災害は、いつ、何時起こるかわかりません。地震、火災、風水害、不審者等、様々なケースで、迅速な避難が求められます。校長先生からは「火事はいつ、どこで起こるか分からないので、備えておくこと。「おはしも」の約束を守ること、そして、いつも放送や先生の話をしっかり聞くこと。ライターやマッチなどで絶対に遊ばないこと。自分の命は自分で守ることが大切で、そのためには、まず、火事を起こさないこと、そして、火事にあったら、知らせる、そして、今日の訓練のように逃げることが大切」と話がありました。
北消防署の方からは、「火事のときは慌てて、パニックになるので、避難する時に特に気を付けてほしい場所が「階段」。転倒して、数十人が一度に転倒することもあるので、「はしらない、押さない」の約束を守ること。火事は煙がでます。煙を吸い込むと倒れます。姿勢を低くして、ハンカチなどで鼻と口を覆って防いでください。ストーブに灯油を入れることは、子どもはしません。ストーブの上やファンヒーターの温風の出口に燃えやすい物(洗濯物など)をお かないでください。」と御指導がありました。
避難訓練の最後には、北消防署の方が「煙体験」を準備してくださり、実際に煙(訓練用)で充満した部屋を通過する体験をしました。まずは、前が見えないので、ゆっくり、壁に沿って、姿勢を低くして歩きました。そして、煙(訓練用:バニラ系の匂い)を吸わないようにハンカチで鼻と口を覆って、どきどきしながら進みました。
学校として、本日、北消防署の方から御指導を受けたことを改善し、安全・安心な学校づくりに努めてまいります。ありがとうございました。
発表集会 1年生と4年生
今日5日(火)の朝の活動の時間に発表集会があり、1年生と4年生が発表しました。
1年生は、「きらきらぼし」と「あわてんぼうのサンタクロース」の歌と合奏をしました。
「きらきらぼし」は、一つ一つの音を丁寧につなげて歌を歌ったり、楽器を演奏したりできました。鍵盤ハーモニカの演奏では指を上手に動かせるようなっていました。「あわてんぼうのサンタクロース」では、体を動かしたり、足踏みをしたり、タンブリンやすずを鳴らしたりしながら楽しんで歌いました。1年生の「サンタさん、来てください!」のお願いは、お星様やサンタさんにきっと届いたと思います。
4年生は、「もみじ」の合唱、短歌や俳句の群読、「茶色の小瓶」の歌と合奏をしました。
「もみじ」は2部合唱にチャレンジしました。少ない人数ですが、互いの歌声や副次的な旋律,伴奏を聴いて声を合わせて歌おうとしている姿はすばらしかったです。「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」(正岡子規)等の自分たちのお気に入りの短歌や俳句の群読をしました。聞き手に伝わるようにはっきりした声で、心を一つにして読み上げました。「茶色の小瓶」では、リコーダーの音色がとてもすばらしかったです。指使いが上達していて感心しました。
プレゼンコンテスト校内予選会
今日4日(月)は4年生から6年生までが参加して、都城市プレゼンコンテストの校内予選会を行いました。4年生は来年度に向けて勉強するために参加しました。
校内予選会では、5年生・6年生の学年予選会で選考された各学年3チーム計6チームが、これまで総合的な学習の時間で学んだことをプレゼンしました。
どのチームも素晴らしい発表で、参加している全員が発表に聴き入っていました。
今回の学年・校内予選会の主な目的は、子どもたち一人一人が「表現力や情報活用能力を高めること」「友達のよさを学ぶこと」です。子どもたちは、これまでの総合的な学習の時間で、発表原稿やスライドを作成したり、発表をしたりすることを通して、自分たちの思いや考えを伝える方法を学んだり、「人に伝える」ことの難しさに気付いたりできたのではないかと思います。
乙房自治公民館 準優勝!! 庄内川一周YOU遊駅伝大会
12月3日(日)に庄内川一周YOU遊駅伝大会が4年ぶりに開催されました。乙房自治公民館チームも参加し、本校の子どもたちも出場しました。
乙房自治公民館チームは準優勝でした。選手の皆様が一本のたすきに熱い思いを込めて、最後まで諦めない姿、歓喜の表情は、沿道で応援する私たちにさわやかな感動と勇気を与えてくださいました。選手の皆様、スタッフやボランティアの皆様、応援やサポートの皆様、すばらしい大会をありがとうございました。
南九州大学による学習支援
5年生の器械運動(マット運動)の指導を、南九州大学人間発達学部子ども教育学科の先生と学生、本校5年担任で1単元5時間行いました。
5年生は39名ですが、大学の先生と5名の学生、5年生の担任の7名の指導者に教えてもらえるのですから、マット運動が得意な子はもちろん、「ちょっと苦手だな」、「やりたくないな」、「できないもんな」と思っていた子どもたちの意欲と技能も、1時間ごとに高まっていくのがよく分かりました。工夫された多様な場に、タブレットを活用した個々へのフィードバックと、指導と支援が充実していて、子どもたちだけでなく本校の職員も「場作り」や「児童への言葉かけ」などを学ぶことができました。
また、学生も「器械運動の指導法」について研究しているので、実際に子どもたちと接する中で、研究も深まったのではないかと思います。
12月全校朝会 ~人権の話、表彰、選手紹介~
毎年12月4日から10日までの1週間は「人権週間」です。この週間に、全国各地で様々な人権啓発活動が行われます。
今日の全校朝会では校長先生から人権について、「私たちは、だれでもみんな、一人の人間として、いのちが守られ、明るく、楽しく、しあわせに生活する権利をもっていること」、「悪口や無視、仲間はずれ、たたく、ける、ものをかくことは、絶対にしてはいけないこと」「今週は『心のプレゼント週間』で、12月も続けて、乙房小のみんなが、しあわせな気持ちになれるように、自分や友達のよいところを見つけて、それぞれが大切な人であることを知ってほしいこと。」などの話がありました。そして、最後に「ええところ」(作:くすのき しげのり 絵:ふるしょう ようこ)の読み聞かせがありました。
続いて、表彰がありました。
4年生児童の稻留禾虎さんの作品「発電用パンタレイ風車」が都城市学校発明くふう展で、特別賞の都城商工会議所会頭賞を受賞し、第82回宮崎県学校発明くふう展においても入選しました。おめでとうございます。
~作品出品票より~
台風で何時間も停電したらどうしようと思い、羽のない不思議なしくみのパンタレイ風車を自作しました。円盤に風が当たると前に空気の渦ができて、その力で風車が回ります。風車が回ると、そこにつながっているモーターが回り電気が発生するしくみです。
12月3日(日)に行われます第29回庄内川一周YOU遊駅伝大会(10時スタート)の乙房自治公民館チームの選手を紹介し、全校で激励の拍手をしました。
競技は庄内地区市民広場を10時にスタートします。乙房地区内の中継所の通過予定時刻(あくまでも目安です)は、下平田営農研修館10:26、あざめキャンバン前10:32、乙房小学校正門前10:36です。
応援よろしくお願いします。
側方倒立回転~3年マット運動~
3年生は体育科の学習でマット運動を行っています。今日は、回転系の「側方倒立回転」の技に取り組んでいました。
壁登り逆立ちや川跳びなど、それぞれの技能の段階に応じた練習の場が作られていました。そして、1人1台端末のカメラアプリ「タイムシフトカメラ」を活用して自分の体の動きを確認していました。このアプリは優れもので、Webカメラで撮影した画像を遅れて表示(遅延時間を設定できる)できるため、技を終えて、確認に行くと、自分の体の動きをすぐに見ることができます。撮影→再生が自動的にできるので、タイムラグなく、確認→練習→確認→練習ができます。
今日の子どもたちの様子をみると、技ができるようになることだけでなく、練習する過程に喜びや楽しさを感じているようでした。
みやざき小中学校学習状況調査
今日29日(水)は、県内の小学校4年生と中学校1年生を対象に、令和5年度みやざき小中学校学習状況調査が行われました。児童生徒の学習の定着状況を把握・分析し、その結果をもとに、学校における学習指導の充実・改善等に役立てることが目的です。
2校時が国語、3校時が算数でした。各教科40分です。普段のテストとは違い、問題量が多くぎりぎりまで問題を解いていました。集中して真剣に取り組んでいて、2教科終わると、ぐったりでした。第一声は「つかれた!」でした。
学校では、結果を基に、定着していないところを再度復習させて、5年生に引き継いでいきます。
朝ボラ
学校の銀杏もやっと色づき、校庭の木々の落葉も少しずつ増えてきました。
ここ最近、立番を終えて運動場をみると、6年生の子どもたちがほうきや熊手を手に掃除をしてくれています。登校後、ランドセル等を置き、学習の準備を終えて、校庭に出てきてくれているようです。
他の学年にも階段や廊下の掃除を進んでしてくれている子どもたちもいます。
朝のボランティアに取り組んでいる姿を見て、とてもすばらしいと思いました。この取組が、全校に広がってくれるといいです。
「犯罪から我が子を守る」
4年ぶりに庄内地区のPTA研究大会が開催されました。本年度は乙房小学校が登番校で、本校体育館で行われました。たくさんの庄内地区のPTAの皆様や学校運営協議会の皆様に御参加いただきました。
講演会は、講師にNPOみんなのくらしターミナル代表の初鹿野 聡 様をお迎えし、「犯罪から我が子を守る」を演題に行われました。
初鹿野様は、県から「安心なまちづくりアドバイザー」派遣事業の委託を受け、学校や地域の集まりなどで安全教室や講話などを行ったり、多彩な地域づくりに熱心に取り組まれたりしています。また、MRTラジオの毎週日曜の「おやこ応援ラジオ」のパーソナリティーや宮崎日日新聞の客論でも定期的に執筆されるなど、多方面で御活躍されています。
講演の中では、「起こってから何かをするのではなく、事が起こらないようにする、子どもたちが悲しまないように、楽しく過ごせるように、根っこの部分に働きかけることが大人(保護者)や地域の責任であること
「保護者は、我が子を守るためには『忙しい』を言い訳にしない。みんなで!と言わず、まずは、自分一人でも自分でできることをする、それが次第に大きな流れとなる、その親の姿を子どもたちは見ているし、感じている、人は変えられないけれど、人は変わる」
「SNS等のインターネット社会での犯罪が問題となっている。ネット社会は、そもそも、犯罪に巻き込まれる危険性が高い世界である。スマホはその世界に入る「鍵」であるので、親が「鍵」を渡すからには、その社会を生きていくために必要な力「判断する力、コミュニケーション力、自分の気持ちを言葉にする力、誰かに相談する力など」を身に付けさせておくことが親の責任である。
「どんなところで犯罪は起こるのか。3つの要素があり、①犯意のある行為者、②(ふさわしい)ターゲット、③(抑止力のある)監視者の不在、この3つの要素が揃うと起こりやすい、場所で言えば「入りやすくて、見えにくい場所」、これが自分の住んでいる地域にないか確認することも必要である。」
参加してくださった皆様にとって学びの多い講演会となりました。初鹿野様、ありがとうございました。
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