2018年度

2018年度

美郷北学園は次の時代へ

 例年になく桜の開花が早い春です。校庭の桜もほぼ満開です。
 美郷北学園は、この春創立5年目を迎えます。保護者や地域の皆様の温かくも力強いご支援に支えられ、少しずつではありますが確実な進歩を遂げてまいりました。キャリア教育を基盤に、幼小中一貫教育による切れ目ない「美郷北ならではの教育」が展開できたと自負しています。そしてまた、5年目を迎え新たな進化を目指して全教職員一丸となって取り組もうとしています。
 美郷町が教育を尊重し、学校を全面的にバックアップする町だということは、これまでもこのコーナーでお伝えしてきました。


 3年前にこの地に赴任してきた際、最初に無にしたのがこの標柱でした。胸に熱いものがこみ上げてきたのをよく覚えています。ここ美郷町で教育に従事できることを心から喜びました。 そして、3年間精一杯の取組をさせていただきました。十分な成果を上げられなかったものもあるかもしれませんが、一歩一歩歩みを進めることができました。改めて、子どもたちや保護者、関係各位に感謝申し上げます。この「校長のつぶやき」も本日をもって終了とさせていただきます。長い間お付き合いいただき、ありがとうございました。

ありがとうございました

 ウグイスの美しい鳴き声に、春の訪れを感じるようになりました。北郷のウグイスは、ことのほか上手です。
 春です。別れの季節がやってきました。今日27日(水)、この度の定期人事異動で美郷北学園を離れることになった10名の先生方との離任式が行われました。1年から3年と勤務した期間はまちまちですが、それぞれが北学園での生活に全力を尽くしてきました。
 ◇ 校長 末廣恭雄・・・延岡市立東小学校へ
 ◇ 教頭 岡崎裕也・・・門川町立門川中学校へ
 ◇ 教諭 日野希代子・・宮崎市立宮崎小学校へ
 ◇ 教諭 井上愛・・・・宮崎市立生目台東小学校へ
 ◇ 教諭 真方悟史・・・串間市立秋山小学校へ
 ◇ 教諭 井上敬康・・・宮崎市立宮崎中学校へ
 ◇ 教諭 井上理恵・・・美郷町立田代幼稚園へ
 ◇ 教諭 奈須千晶・・・美郷町立南郷幼稚園へ
 ◇ 副主幹 西智之・・・美郷町立西郷中学校へ
 ◇ 主任 田上修二郎・・退職
 美郷町で学ばせていただいたことを生かして、新任地でも精一杯力を尽くす所存です。本当にありがとうございました。

いよいよ本番

 18日(月)は、第4回北学園卒業式です。
 今日15日(金)が最後の練習日となりました。当日と同じ時間帯で、全体をとおした予行練習を行いました。


 しっかりとした9年生らしく、これまでの練習がよくできていて態度や歌などほぼ完璧に仕上がっていました。それに導かれてか、在校生の1年生から8年生までも本番とも思えるほど立派な練習ができました。多くの学校では、担当の先生が声をからしながら何度も何度も練習をするものですが、今日は1度だけで合格です。すばらしいことです。子どもたちの意識の高さと先生方のていねいなご指導に感心しきりの時間でした。

成長のあと

 今日12日(火)は、今年最後のブロック別集会でした。4・3・2のブロック制をとっている北学園では、4年生が前期ブロックのリーダーです。いろいろな集会やJRC活動、朝のあいさつ運動など、4年生は常に前期ブロックをリードしてきました。自ら進んで活動する姿に頼もしさを感じてきました。
 今日は、その4年生に1年間の感謝を伝える集会となりました。

 幼稚園生から3年生までが、メダルや色紙など手作りのプレゼントを一人一人に手渡しました。中には感謝の言葉を添え、「目標にしたい4年生でした」とその存在の大きさを讃える子もいました。こうした異学年間の関係がしっかりと育つのも一貫校ならではのメリットです。4年生はもちろん、前期ブロックの学園生の確かな成長を実感することができました。
 4年生の皆さん、1年間ありがとうございました。中期ブロック(5~7年)でも、がんばってくださいね。

先生たちのがんばり

 2月21日(木)、美郷町教育委員会主催の「教育研究論文」の表彰式が行われました。
 この一年間の取組を論文にまとめられた先生方のご苦労は、本当に並大抵のことではなかったでしょう。通常の業務に加えての執筆ですから、時間も労力も必要だったことと推察します。
 それでも、個々の課題改善に向け真摯に取り組まれた結果には、苦労に勝る大きな成果があったことでしょう。自分の歩んできた道を振り返り記録に残す・・・ただそれだけのことなのですが、先生方にはどうもハードルが高いようです。
 今年美郷北学園からは、次の4名の先生方が入賞されました。
 ◇ 奨励賞 宮本一郎教頭先生
   「学校・家庭・地域の連携・協働体制を構築するために」
 ◇ 奨励賞 岡崎裕也教頭先生
   「地域の環境保全に関心をもち、自然や郷土を大切にしようとする児童生徒の育成」
 ◇ 入選 井上敬康先生
   「幼・小中一貫校における中期ブロックの在り方」
 ◇ 入選 米澤実花先生
   「豊かな国際感覚とふるさとを愛する心をもった児童生徒の育成」


大坪教育長より表彰される宮本一郎教頭先生


同じく岡崎裕也教頭先生


井上先生(右)と米澤先生

2月が終わります

 昨日27日(水)から明日3月1日(金)までの3日間、北郷地区の最大のお祭りである「宇納間地蔵尊大祭」が盛大に開催されています。旧暦に則って行われるので、毎年開催日が異なり今年は平日となりました。県内外からたくさんの参拝客が訪れ、出店からの掛け声も大きくなります。新聞やテレビの取材も賑やかです。
 今日は、授業も午前中でカットし、子どもたちが祭りに参加できるようにします。また、明日は5年生から9年生までの学園生がお茶やお菓子のお接待や365段ある階段のサポートなどのボランティア活動をさせていただきます。地域の大切な祭りです。


 2月が終わります。
 今月は、県立高校の推薦入試が行われ、受験者全員がみごと希望校の内定をいただきました。100%合格内定は滅多にないことです。9年生のがんばりに拍手をおくります。また、校内では入園・入学説明会や今年度最後の参観日も実施され、次年度に向けての準備も本格的にスタートしました。
 3月になると、いよいよ卒業や修了となります。この1年間の取組をしっかりと振り返り、さらにステップアップする北学園を目指して新学期を迎えたいと思います。
 暖冬と言われていますが、まだまだ寒い日が続きます。皆様、お体ご自愛ください。

2月の全校朝会で

 ご報告が遅れました。大変申し訳ありません。
 18日(月)の朝に「全校朝会」を実施しました。通常の全校朝会では、校長講話や各指導部からの話、表彰等が行われるのですが、北学園では年間1回の「教頭講話」を行っています。校長は、全校児童生徒の前で話す機会が多いのですが、教頭先生は滅多にありません。学園生にもぜひ教頭先生の話を聞いてほしいという願いから、無理を承知でお願いしています。
 今回は、中学部の岡崎裕也教頭先生です。


 社会科がご専門の岡崎教頭先生は、今年度宮崎県の指定を受けて中学部を中心に取り組んだ地域に貢献する環境学習についてお話しされました。地域の竹を使った竹灯ろうやオリジナルのゴミ袋を製作したこと、夏祭りでの環境ボランティアへの取組などを紹介して、その成果を伝えてくださいました。子どもたちは真剣に話を聞き、環境問題への意識を高めたようでした。
 岡崎教頭先生、ありがとうございました。

4か月後に向けて

 今日26日(火)、西郷中学校において「平成31年度美郷町中学校合同修学旅行」の第1回合同学習会が開催されました。来年度の8年生が一堂に会して、どんな修学旅行にするかを話し合いました。

 今日現在の生徒数は、3校合わせても19名です。ずいぶんと少なくなりましたが、子どもたちは人数に関係なく意気揚々としていました。実は2年前に私も一緒に6年生で修学旅行を経験しており、みんな顔なじみです。気心の知れた仲間との2回目の修学旅行ですから、不安よりも楽しみの方が大きいでしょう。

 会のはじめには、3校の代表が務める実行委員の紹介がありました。しっかりとつとめを果たす決意が感じられました。よろしくお願いします。

 旅程や平和学習などの説明のあと、行動班ごとに分かれて班別自主研修の概要について話し合いました。自分たちで企画して、思い出に残る旅行にしてほしいものです。なお、主な内容は次のとおりです。
 ◇ 日にち:平成31年6月16日(日)~18日(火)2泊3日
 ◇ 第1日:美郷町~延岡駅~広島(平和学習)~京都
   第2日:京都(班別自主研修)~奈良(東大寺)~京都
   第3日:京都~大阪(USJ)~伊丹空港~宮崎空港~美郷町
 詳細につきましては、実施日が近づきましたらお知らせいたします。4か月をかけて、じっくりと準備を進めます。

夢と希望をもって

 今日22日(金)は、今年度最後の学園参観日でした。雨にもかかわらず、たくさんの保護者の皆様に足をお運びいただきました。1年間のまとめを授業でも学級懇談でもしていました。保護者の皆様のご理解とご協力に、心より感謝申し上げます。
 さて、そんな中、4年生は「二分の一成人式」を行いました。成人式は20歳ですが、その半分にあたる10歳の子どもたちが4年生です。保護者をお招きして、厳かさの中にも温かみのある式でした。

はじめの言葉のあと、早速「校長先生のお話」を求められましたので、手塚治虫さんの「夢を2つ以上はもちなさい」という言葉を紹介しました。一度や二度の挫折に負けない強い心をもち、10年後といわず、20年後、30年後も美郷町のみならず日本や世界に貢献できる人になってほしいという願いを込めました。
 式では、一人一人が保護者に感謝の言葉と将来の夢を語り、感謝の歌をプレゼントしました。感極まって、流れる涙を抑えきれない子どもたちを見ながら、思わず涙があふれてしまいました。毎年のことではありますが、4年生というのは「上学年」と「下学年」の大きな境目です。この一年の成長には、目を見張るものがあります。
 学級担任の黒木貴光先生とともに、大きく成長した4年生の子どもたちに、心から拍手を送ります。おめでとうございました。

待ち遠しい・・・

 今日15日(金)は、入園説明会(7日)、進級説明会(8日)に続く説明会のトリである「入学説明会」を行いました。保育園児の保護者、小学6年生の保護者、そして幼稚園児の保護者と、実に幅の広い世代の保護者の皆様とお会いすることができました。学校(園)経営についてのお話をさせていただくのですが、それぞれの発達の段階で求めるものが異なるので、話し下手にはなかなか苦心もあります。共通していることは、11年間かけて教育すること、多くの年齢層が一緒の敷地で学ぶこと、将来の自立に向けたキャリア教育を推進することです。

 子どもたちは、現1年生担任と一緒に体験授業を受けました。鉛筆の握り方や線描の仕方を学びました。1年生の教室を除くと、その姿に全く違和感を感じませんでした。そうですね、日頃北郷幼稚園に通っているので、よく分かっていて緊張感もさほどないのでしょう。落ち着いた学習の様子でした。

 そのあとは、お楽しみの給食です。1年生や保護者と一緒にふれあい教室で食べました。今日のメニューは、きんぴらごぼうと石狩汁です。ちょっと大人の味でしたが、みんなおいしそうに食べていました。結構な量のようでしたが、これもいつもと変わらないとのこと。安心して入学できそうです。
 入学式は4月11日(木)の予定です。それまでのおよそ2か月間、待ち遠しいでしょうがしっかりと準備をしてくださいね。おっと、その前に「卒園式」もありました。まずは、幼稚園をしっかりと締めくくって卒園しましょう。みんなの入学が楽しみです。

地域にかかわる

 10日(日)、長野地区恒例の「長野薬師尊祭相撲大会」が開催されました。歴史と伝統のある相撲大会で、町内外からたくさんの方がおいでになっていました。早朝8時くらいから土俵づくりが関係者総出で始まり、その後神事が執り行われました。
 相撲は、午前中に子ども相撲と奉納相撲が行われ、午後からは一般(中学生以上)の相撲が行われました。


 北学園の子どもたちも多数参加しました。学年や男女に配慮しながらも、できるだけたくさんの子どもたちを土俵に上がらせていただき、本当にありがたく感じました。3人抜きや5人抜きの取組もあり、会場は大盛り上がりでした。


 取組後のお菓子のご褒美もうれしかったようです。ちなみに、学園の原口朗先生もびしっとまわしを締めて出場していました。けが等がなかったことが何よりです。肌寒い一日でしたが、地域が一つになったすばらしい相撲大会でした。関係者の皆様、選手の皆様、本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。

多彩?

 校内を巡っていると、なにやら怪しい人影が・・・。「んんっ!」と腹に力を込めて近づいて見ると・・・

鬼でした。

 「そうか、節分か。」と合点がいきました。北学園では、恒例になっている鬼の出前サービスです。幼稚園から小学部まで、鬼役の職員が各学級を回って豆まきを演出します。昨年は中学部の数学科の教員と事務職員でしたが、今年は小学部の教務主任が大役を担ったようです。超がつくほど多忙な教務主任ですが、貴重な空き時間を割いて子どもたちのために一肌脱いでもらえたようです。3日(日)は「節分」。家庭にも学校にも、社会にもたくさんの福が訪れますように。真方先生、お疲れ様でした。

1月が終わります

 今日は久しぶりの雨。ずっと降っていなかったので、空気がカラカラに乾燥していただけに喉にはうれしい雨です。また、インフルエンザが心配されている時期なので、その点でも湿り気はありがたいところです。
 1月が終わります。18日間の授業日でした。月の初めに3人ほど出たインフルエンザの罹患も、ここしばらくはおとなしくしている状態です。今週から始まった高校入試を考えると、絶対に流行させたくはないものです。



 2月は、美郷町合同立志式(5日)、県立高校推薦入試(6日)、入園(7日)・入学(15日)・進級(8日)説明会、参観日(22日)などの行事が予定されています。次年度の準備も着々と進められています。計画をしっかりと確認し、遺漏のないようにしていきたいと考えています。

春の足音

 大寒を過ぎ、寒さもこのところ厳しい北郷地区です。今朝校長住宅の寒暖計が示した「室内の」気温は、-3℃でした。台所のシンクには、水道の蛇口からたれ落ちは水滴が氷になってたまっていました。外に出るとバケツにためてあった水が、1㎝ほどの厚さで凍っていました。外気はいったい何度だったのでしょうか。水道管の破裂が心配です。
 それでも、春は少しずつ近づいていることを実感します。学校周辺の梅の木には、今年も花が咲き始めました。毎年、1年生が生活科で梅の実をちぎり、ジュースをつくっているありがたい梅の木です。





「冬来たりなば春遠からじ」といいますが、季節は確実に進んでいるようです。そしてまた、学校も春に向けての準備が始まります。来週はいよいよ私立高校の入学試験。9年生にとっては、ここが正念場です。全学園生で応援したいと思います。うれしい15の春を目指して!

職人技に感謝

 学校施設の管理は当然校長の責任ですが、全てを完璧に行うことは予算等の関係もあってなかなか進みません。これまで気になっていたものの一つに「案内板」の取り替えがありました。この案内板は、国道から学校に入る場所に4か所ほど設置されていますが、旧北郷小学校と北郷中学校のものがそのまま残されていました。一貫校「美郷北学園」の開校から4年を終えようとしている中、「そろそろ・・・」と感じていました。
 それを新しいものに替えてくださったのが、学園スクールバスの運転手をお願いしている「甲斐信二さん」です。甲斐さんは、本業の運転はもちろん、運動場の整地作業や樹木の伐採、学校園の耕うんなどどんなことでもやりこなすスーパーマンです。今回の案内板の取り替えも、職人技を遺憾なく発揮してくださいました。おかげさまで、心配事が一つ減りました。感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。


古い案内板(左)と新しい案内板


甲斐信二さんです。笑顔のステキなスーパーマンです。

3学期スタート

 今日7日(月)、いよいよ3学期がスタートしました。16日ぶりに顔を見る子どもたちでしたが、皆元気そうでした。今朝の最低気温(あくまでも校長住宅内ですが)は-3℃でしたから、始業式を行った体育館もずいぶんと冷えていました。それにもかかわらず、子どもたちはしっかりとした姿勢で話を聞くことができました。「気持ちが入っているな!」という印象をもったうれしい始業式でした。
 式では、3人の子どもが「新年の抱負・3学期の目標」を発表しました。
◇阿部美利奈さん(3年生)
 「鉄棒・正しい姿勢・文字をていねいに書く」にがんばりたい。あきらめずに挑戦する。
◇日野雅斗さん(6年生)
 自立した6年生になりたい。そのために、「JRC活動・苦手教科の克服・早寝早起き」を目指す。
◇加藤龍侍さん(9年生)
 「健康と受験」に集中したい。特に高校入試は、9年生全員が合格できるよう「団体戦」を戦い抜きたい。

 全学園生が、それぞれにしっかりとした目標を立て、その実現に向けて努力を続けてほしいものです。1年間のまとめと同時に、次の学年に向けての「ゼロ学期」のスタートです。

あけましておめでとうございます

 あけましておめでとうございます。2019(平成31)年が幕を開けました。
 残り数か月の「平成」ですが、これまで歩んできた30年間の教訓を生かし、新しい元号のもとで日本のみならず世界中の全ての人々が平和で幸福に満ちた年になりますよう、心からお祈り申し上げます。
 美郷北学園も創立5年の節目を迎えます。これまでの成果と課題をしっかりと分析し、次のステップに向け準備をしてまいりたいと存じます。今朝、職員には「現状維持ばかりの進歩のない組織は衰退する。どうか思い切ってチャレンジしてほしい。うまくいかないときには、全員で知恵を出し合って別の手立てを工夫していこう。」という旨の話をいたしました。
 保護者の皆様、地域の皆様、そして全国にいらっしゃるOBの皆様、北学園のますますの進歩にどうぞご期待ください。

平成30年が終わります。

 冬休みに入りました。来年1月6日まで16日間の休みです。
 子どもたちのいない学校は、とても静かで淋しい場所です。28日の仕事納めまで、先生方のみとなります。普段できない研修や残務整理等を行い、3学期に備えます。
 2学期は、運動会や北郷フェスティバル、ロードレース大会といった大きな学校行事がありました。先生方の綿密な計画と子どもたちのがんばりが、どの行事も大成功に導きました。行事をとおして子どもたちの成長が見られ、とてもうれしい思いです。応援に来てくださった保護者の皆様、地域の皆様、本当にありがとうございました。
 さて年が明けますと、平成もいよいよ最後となります。次の元号が気になるところですが、今はしっかりと3学期を迎えることを意識したいと思います。亥の年。全学園生と教職員で、目標に向かって突き進んでいきたいと存じます。2学期間、本当にありがとうございました。
 全国のOBの皆様も、どうぞよい年をお迎えください。


【休み中は「温室」となる校長室の棚です】

幼稚園集会・お誕生会

 18日(火)は、幼稚園の集会とお誕生会を開催しました。始業式などの儀式や中体連推戴式などには全学園生と一緒に集会に参加している幼稚園ですが、早朝の全校朝会は登園の関係で参加が難しいため、別の日に「幼稚園集会」として実施しています。今月は学期末で時間がなかなかとれないことから、「お誕生会」とあわせて開催しました。

【幼稚園集会 井上主任のお話です】
 集会では、主任の井上理恵先生が、2学期を振り返って子どもたちのがんばりをほめ、冬休みやクリスマス、お正月などの楽しみな行事を解説されました。子どもたちは、この2週間をワクワクして迎えることでしょう。お話を聞く姿勢がとてもすばらしく、成長のあとを実感できました。

【お誕生会 12月生まれのお友達】
 お誕生会では、12月生まれの「はやたたけるさん(ほし)、ひびのこはるさん(ほし)、かいそうしさん(そら)」の3人をお祝いしました。お家の方からのお手紙や写真をほし組担任の杉本祐樹先生が紹介しました。一人一人にお祝いカードを手渡すと、とてもうれしそうでした。お誕生日おめでとうございます。

ロードレース大会

 8年生の修学旅行の様子を「美郷北学園ニュース」でお知らせしていますので、別のニュースはこちらからお伝えします。
 15日(土)、校内「ロードレース大会」を実施しました。気温がかなり下がって寒い朝でしたが、天気は快晴。けがと体調不良による見学者2名以外は、全員みごとに完走しました。


 幼稚園ほし組から順に、そら組、小学部、中学部とこれまでの練習の成果を発揮しようと、力一杯の力走を見せました。苦しいながらも最後まで粘り強く走りきった幼稚園生、上級生に負けて悔し涙を流した小学生、勝って雄叫びを上げた中学生・・・それぞれに思いがこもったレースでした。
 応援に来てくださった保護者の皆様、ご家族の皆様、地域の皆様からの温かい声援と拍手が、子どもたちの大きな励みになりました。本当にありがとうございました。
 ロードレース大会が終わると、一気に学期末です。21日(金)は「終業の日」です。