学校の様子

学校の様子

1年生の心電図検査

 今日は、諸塚小で心電図検査が行われました。事前に給食時間に心電図検査について2~6年生に経験談を聞きました。どのような服装でするのか、立ってするのか、座ってするのか、どのようなものを身体につけるのか、痛いのか等です。また、心臓の動きを見る大切な検査であることをも伝えました。この心電図検査の対象は、村内の1年生で七ツ山小の1年生も諸塚小で行われる心電図検査を受けます。
 昼休みが終わるとタクシーで諸塚小まで行きました。車中では少し緊張しているのか口数が少なかったです。「何の勉強が好き?」と聞くと「算数」、「国語」などの答えが返ってきました。算数は、数を数えてそれを数字で書くという勉強をしているようです。

  【今から行ってきます】   【早くからタクシーの運転手さんが待っていてくれました】

 諸塚小に行くと、諸塚小の養護教諭の先生から検査の説明を受けました。そして、荒谷小の子どもたちが最初に検査を受けました。「○○です。よろしくお願いします」と元気な声で言えました。検査中も落ち着いていて、あっという間に検査が終わりました。終わった後も、「ありがとうございました。さようなら」としっかりあいさつをしていました。
 帰りの車中では、安堵したのか「○○商店にはアイスが売っちょるよ」とか「牛乳と混ぜて作るデザートよね、いちご味とメロン味食べたことがある」、「私はいちごバナナ味食べたよ」などと2人で楽しそうにはしゃいでいました。


【検査・あいさつ、とっても上手でしたよ】

 学校に帰ると、他の学年の子どもたちが「おかえり~!!」と教室から大きな声で言ってくれました。負けじと大きな声で「ただいま~!!」という1年生。校長先生も校長室から「おかえり~。楽しかった?」と声をかけてくださいました。
 初めての心電図検査、ドキドキしながらも礼儀正しく受けられました。さすがは荒谷小の1年生です。

外で音楽の授業

 今日の4校時、運動場からリコーダーの音色が聞こえてきました。運動場を見てみると、イチョウの木の下に3・4年生が座ってリコーダーの練習をしていました。


    【今日はポカポカ陽気】

 近付いてみると、リコーダーで「ソ」、「ラ」、「シ」、「ド」の練習をしていました。「『レ』が吹けるようになると『ゴジラ』が吹けるようになるよ」と担任の先生が言うと、一生懸命「レ」の練習もしていました。新緑の美しい山々を見ながらする音楽の学習は、とっても気持ちよかったと思います。運動場には和やかな時間が流れていました。


【教科書で「レ」を確認しながら練習しました】

音読発表会

 今日の1校時に1・2年生教室で全校の音読発表会が行われました。はじめに、「1~5年生は音読、6年生は朗読をします。その違いはなんでしょう?」と5・6年生の担任の先生から話がありました。音読、朗読、同じように思いますが、その違いを発見することができるでしょうか。
 音読発表会では、それぞれの学年で目標を決めており、1年生から発表しました。まずは1年生が自己紹介をしました。名前、好きな色、好きな食べ物、大きくなったら何になりたいかを発表しました。好きな色は「黄色」や「水色」、好きな食べ物は「いちご」や「メロン」、大きくなったら「ケーキ屋さん」、「お花屋さん」になりたいそうです。大きな声で元気よく発表していました。6年生からは「何も見らずに発表している。これからも大きな声で発表してください」との感想がありました。


【入学して間もないのにとても立派です】

 次に2年生の発表です。「風のゆうびんやさん」を読みました。始めに「こすずめたちが早く学校に行きたい気持ちと郵便屋さんのクモを起こさないような気持ちで発表します」などと音読する時に気を付けることを発表しました。音読の最中、頭を1回もしくは2回上下させながら間を取りながら音読をしている児童もいました。6年生の感想では「間の取り方や声の強弱があって聞きやすかったです」とありました。クモを起こさないようにそーっと郵便屋さんの場面は、こちらも静かにしておかなくちゃと思うくらい、その時の様子が伝わってきました。
 1・2年生の発表について5・6年生の担任の先生からは「1年生は大きな声で発表できました。2年生はこれまでの学習の積み重ねがしっかりと出ていましたね。登場人物の気持ちが伝わってきました」とお話がありました。


【スラスラと読むだけでなく、情景も伝わりました】【6年生もよく見てくれています】

 次に3年生です。3年生からは音読のめあてを見える化して発表しました。「カエルのセリフを気取った声で言おう」、「ウキウキする様子が伝わるように読むために、速さなどに気を付けて音読しよう」というめあてでした。3年生は1人ずつ読むのではなく、2人で一つの文章を読みました。「すいせんのラッパ」という物語です。一人一人読むところや2人で一緒に読むところがあり、元気でリズミカルな音読でした。6年生は「ウキウキしたところを楽しそうに読んでいた。会話文のところは大きな声で読んでいてとてもよかった」と感想を話していました。
 
 それから4年生の発表です。4年生は「こわれた千の楽器」を音読しました。「楽器たちが演奏をがんばろうとやる気を出している様子が伝わるように音読しよう」という目標を立てていました。静かに読むところや力強く声を出すところがこの物語の楽器たちの気持ちを表現していました。「しょんぼりした声や最後は一番大きな声を出していた。私はそこが山場だと思った」と鋭い意見が6年生から出ていました。
 5・6年生の担任の先生からは「3・4年生の音読は、地の文と会話文を区別して読んでいました。声の強弱には気持ちが入っていましたね」とお話がありました。


【3年生:息がぴったり!さすがです】【一人でも自信をもって音読できます】

 その後5年生の発表でした。5年生は「だいじょうぶ だいじょうぶ」という物語を音読しました。「『ぼく』のおじいちゃんに対するやさしさやおんがえしの気持ちが伝わるように音読する」、「『ぼく』のおじいちゃんに対する感謝の気持ちを想像して音読する」という目標を掲げて音読のスタートです。しっかりとした口調でスラスラと読む5年生、「ぼく」とおじいちゃんとの関係はどのようなものなんだろう、これまで何があったんだろうと物語の内容が気になるほど「ぼく」のおじいちゃんに対する優しさ・感謝の気持ちが伝わってきました。
 1・2年生の担任の先生は「音読と朗読の違いは何?」と子どもたちに問いかけられ、5・6年生はその違いを理解していました。「音読は音に出して読むこと、朗読は声高々に読むこと伝えようとすること」と話され、「この解釈から行くと2年生以上はみんな朗読をしているね。とてもすごいことです。また、『だいじょうぶ だいじょうぶ』というセリフを○○さんは優しく言いました。一方○○さんは2回目を強く言いました。どちらともいいよね」と1・2年生の先生は話してくださいました。
 
 最後は6年生です。6年生は2つのお話から自分たちが心に残った方を選んで朗読しました。まずは「サボテンの花」です。このお話を読んで子どもたちの中で解釈したことを発表し、朗読を始めました。「他人に対する優しさ、生きるということを教えてくれる」、「人間には必ず表と裏があり、それが繰り返して生きている」という捉え方をした2名が読みます。同じ文章でも読む人によって印象が変わってくるなぁと感じました。きっとそれぞれの思いをもって朗読しているからだと思います。
 次に「生きる」を読みました。「生きているといろんなことに出会える」、「生きている証、自分らしく生きればいい」、「美しい物との出会いは悪との出会い」と捉えた子どもたち。朗読を聞いていて、何気なく過ごしている日常はとても有難く尊いものなんだ、平和に暮らしているい一方命の危険にさらされている人たちもいるのだと、貴重な日々への感謝と忘れてはいけないことへの思いが混ざり合う気持ちになりました。
 3・4年生の先生からは「先生は6年生の朗読を聞いて見えるはずのないものが見えてきました。それは4人の気持ちとやなせさん(サボテンの花の作者)の気持ちです。同時に自分も頑張って生きていかないといけないと思いました。先生の頭と心を揺さぶった朗読でした。感動しました」と話されていました。


【5年生の優しさがにじみ出てくる読み方でした】【鬼気迫る旅人の様子、サボテンの決意が伝わりました】


 【人間の表と裏を表現しました】【遠くに響き渡るような声、生きることの喜びも伝わります】


  【「自分らしくいきればいい」】

 今回、音読発表会に参加し2つのことを思いました。1つ目は授業以外で接する子どもたちと今日の音読発表会で目にする子どもたちの違いです。いつもはほんわかした雰囲気の子どもも、小さめの声で話す子どもも、木の上に登るほど活発な子どもも、この時間はキリリとしていてとてもたくましく見えました。そのたくましさとは、自分で決めた目標を達成するために発表に臨む姿勢や実際に堂々と発表をする様子、自信に満ち溢れた様子です。そして、どの学年も物語の情景がうっすらと教室内に見えるような発表となっていました。きっとたくさん練習をしたことでしょう。
 2つ目は、同じ文章でも読む人によって印象が違ってくることです。2~5年生は物語の一部を読んでくれました。それらを聞いて、もっとその物語を読んでみたいなぁ、自分がそれを読んだらどのような感想をもつのかなぁと興味が出てきました。子どもたちの中にも音読発表会をきっかけに、他の物語や本に興味をもつ子どももでてきたことと思います。とても豊かな時間でした。ありがとうございました。



 

お誕生日給食

 荒谷小の子どもたちと職員のお誕生日を調べてみると4月が一番多く、子どもと職員合わせて5名が4月にお誕生日を迎えます。そして、今日もお誕生日を迎えた子どもがいました。保健体育給食委員会の部長の「かんぱーい!」という掛け声に合わせて、みんなが牛乳かんぱいをしました。


   【今日はポカポカの陽気でした。いいお誕生日になりましたね】

 
 今日の給食は豪華な手づくりのきのこソースをかけたハンバーグでした。また、食パンにつけるためのチョコ大豆もついていて、子どもたちの食べるスピードもいつもより早かったです。お誕生日の給食もお祝いをしてくれているようですね。これからもすくすくと成長していってくださいね。お誕生日おめでとう。

お誕生日給食

 今日の給食時間に、先日誕生日を迎えた1年生の児童のお祝いを行いました。今日は3人の先生方も一緒ですので、いつもよりも賑やかな「牛乳かんぱい」をしました。小学校に入学して初めての「牛乳かんぱい」、とっても嬉しそうにみんなとかんぱいをしていました。


        【みんながお祝いしてくれました。嬉しいね】

 また、今日は3人の先生と給食を食べられるとあって「○○先生の近くだ。やった!」と小声で話す子どももいました。給食時間中は「うちには犬がいます」とか「先生、じゃんけんしましょう!」などと話し、先生からも「何が一番好きなの?」と尋ねられ「テレビですか?ゲームですか?食べものですか?」などと話しながら楽しく過ごしました。


               【みんなもりもり食べました】

 昼休みも一緒に遊んでくださり、清掃まで一緒にしてくださいました。3人の先生方は、子どもたちとたくさん触れ合い、たくさん刺激をくださったと思います。色々な世界や考え方があることを知った子どもたちは、経験したことのないことへの憧れや興味が湧いてきたのではないでしょうか。
 今回は遠くからお越しくださりありがとうございました。子どもたちはまた再会できることを楽しみにしていると思います。また、諸塚・荒谷にお越しくださいね。

ナナメの交流

 今日、荒谷小に東京から3名の方々が来られました。3名とも20代の方でとっても元気で、子どもたちが大好きなようです。今回、教師と子どもという縦の関係でもなく、友達同士という横の関係でもない、若い方々と子どもというななめの関係をうまく活用して、子どもたちと交流をしてくださるようです。
 まず始めに、2時間目に子どもたちの授業の様子を参観されました。そこで、子どもたちの素晴らしい表現力や学習に対する姿勢などを見てくださったと思います。そして3時間目に校長先生から授業に関してのお話がありました。授業のポイントやアドバイスを受けて、4時間目、5・6年生に授業をしてくださいました。
 授業は「わたしのわくわく×諸塚を感じてみよう」という内容でした。「ナナメの関係でにっこりトークをしよう」というめあてで授業が始まりました。


  【どんな学習かわくわくだね】

 まずは諸塚のいいところをそれぞれ考えました。「しいたけやイノシシがおいしいところ」、「FSC認証を受けているところ」、「ジビエ料理」、「ハチが食べられる」、「春夏秋冬の森林がきれい」など自然豊かな諸塚ならではのいいところが出てきました。子どもたちは身の回りにある自然が特別なものだということをしっかり認識できているようです。
 その後、いくつかゲームをしました。瞬時に出てくる指の数を当てるゲームや人間知恵の輪などを行いました。これらのゲームで子どもたちと3人の先生たちの距離がぐぐっと近づき、子どもたちの心もほぐれたようでした。


 【人間知恵の輪 解けるかなぁ】

 その後、3人の先生方が写真を用いながらこれまで経験したことをお話くださいました。とても貴重な体験をされている先生方、子どもたちにとってはその言葉のひとつひとつが新鮮で目をキラキラさせながら聞いていたことでしょう。
 それから、わくわくする瞬間を話し合いました。(にっこりトーク)「図工の時間」、「体育の時間」、「誕生日」、「そろばんをしている時」、「『楽しみ』がある時、『すごい』と思った時」、などそれぞれの生活の中でわくわくする瞬間を見つけていました。また、感動した場面の発表もありました。「シカを3匹見た時」、「イノシシを見た時」、「図書室の本を読んだ時」など諸塚で住んでいるからこそ出会う感動の場面だったり、その子どもならではの感動の瞬間だったりすることを発表していました。
 その後、はじめに考えた「諸塚のよさ」と「わくわくする瞬間」を活かして諸塚を盛り上げる方法を話し合いました。


 【たくさんある「諸塚のよさ」と「わくわく」をかけると面白いことができそう】

 各グループに先生方も入ってくださり、子どもたちの意見をより深く聞いてくださったり、新しいアイディアを出してくださったりしていました。子どもたちも、普段話をするような雰囲気でざっくばらんに話合いができていました。
 そして、出てきた子どもたちの「諸塚を盛り上げる方法」の1つ目は、「外国人ツアーの開催」です。イノシシやしいたけを食べてもらい、森の中でキャンプをしてもらう。そして、木の絵本作りも行うというとっても魅力的なツアーを考えました。2つ目はハチをおつまみにお茶会をする、春にはたけのこ狩りをしてそのたけのこをバーベキューで食べるという斬新なものでした。どちらも、諸塚ならではのものがたくさん詰まった面白そうな内容でした。

 この授業で、子どもたちからは溢れんばかりに諸塚のよさが出てきました。他の場所にはない諸塚のよさを大切に思っている子どもたちの気持ちを嬉しく思えた授業の時間でした。

PTA総会

 昨日15時から学校説明・PTA総会が行われました。まず、
 校長先生が学校経営方針を話されました。「子どもたちの今を幸せに 将来を幸せに」というキーワードから重点実践事項を説明されました。昨年度はわくわく学習(ウッジョブ諸塚)でコミュニケーション力や相手意識の大切さ、表現力などを身に付けた子どもたち、将来の夢への希望も抱くことができました。昨年度はウッジョブ諸塚で「子どもと教育資源である森(ひと、もの、こと)との距離を近くする」という目標でした。今年度は「森(ひと、もの、こと)のかかわり合いからたくましさの創出」を目標としています。先日、宮日新聞に掲載された6年生の作文も紹介され、子どもたちの中にもウッジョブへの期待や展望があることを知らせてくださいました。低学年の子どもたちはウッジョブを学習して発表をするということに憧れもあるようです。きっとどの子どもたちも、今年度ウッジョブの学習を心待ちにしていることと思います。その他にも、教育課程の工夫改善についてもお話をしていただきました。


【「諸塚・荒谷でしかできない教育を目指す」】

 その後、PTA総会が行われました。昨年度の事業報告や会計報告、今年度の事業計画案や予算案等の審議が行われ、新旧役員方々からもあいさつをいただきました。総会が無事に終了し、PTA活動も本格的にスタートします。今年度も様々な場面でPTAの方々のお力をお借りすることと思います。どうぞよろしくお願いいたします。


【旧役員の皆様お疲れ様でした。新役員の皆さまどうぞよろしくお願いいたします。】

今年度初めての参観日

 今日は参観日です。3時間目には授業参観・4時間目には懇談が行われました。授業は1・2年生と3・4年生は道徳、5・6年生は算数を学習しました。
 1・2年生は、先週入学してきたばかりの1年生と一緒に道徳の授業です。姿勢よく、先生の話をしっかりと聞いていた1年生、何かを教えたくてしょうがない2年生、昨年度までの1・2年生の元気な雰囲気とは少し違う、ほんわかとした教室の雰囲気があるなぁと思いました。


 【習っていない漢字も読もうとする2年生、1年生のいいお手本ですね】

 3・4年生は3人ですが、3人とは思えないような賑やかさでした。担任の先生と楽しく学習をしていました。


      【3・4年生も自由な雰囲気で活発に意見を言います】

 5・6年生は算数の授業でした。複式の授業でしたが、昨年度複式で学ぶ学び方をしっかり習得している子どもたちですので、集中して授業に取り組んでいました。


【いつもは元気な5・6年生、授業の時の集中力は素晴らしいものがあります】

 授業参観が終わった後は、全校懇談・クラス懇談がありました。全校懇談では、立腰についてのお話がありました。5・6年生担任の先生が、立腰の方法や効果を保護者の方々に向けて話をされました。立腰が集中力を保つことにも運動にも関係していることを話され、立腰の重要性を改めて感じました。


【子どもたちにも時間をかけて淡々と指導していきます】

1年生の歓迎会

 今日の4時間目に5・6年生教室で1年生の歓迎会を行いました。歓迎会では、2~4年生と5・6年生でそれぞれ出し物をしました。
 2~6年生は鬼のお面をつけたり、しいたけ博士のかぶりものをかぶったり、ゆるキャラの帽子をかぶったりして楽しい雰囲気を演出していました。そして、1年生にクイズを出題しました。「荒谷小で育てているものはなんでしょう?①きんかん②ゴーヤ③しいたけ」、「荒谷小のシンボルであるイチョウの木は子ども何人で囲めるでしょう?①7人②4人③3人」、「イチョウの木は何歳でしょう?①100歳②82歳③72歳」など、荒谷小にちなんだクイズをたくさんだしてくれました。ちなみに、荒谷小で育てているものは③のしいたけ、イチョウの木は子ども3人で囲めるので③の3人、イチョウの木は今年72歳なので③が正解でした。

【荒谷小のハテナを教えてあげるね】

 そして、このクイズ正解すると折り紙がもらえます。2~4年生は、ペンギンやふね、紙ひこうき、棒等を折り紙で折っていました。どれでも好きなものを選べるとあって、嬉しそうに折り紙をもらっていました。

 その後、5・6年生が出し物をしました。まずはレクリエーションをしました。ゾンビゲーム・一本橋ゲームを全校児童で行い、とても賑やかで笑顔いっぱいの時間になりました。一本橋ゲームとは、ALTの先生が英語活動の時に教えてくださったもので、2~6年生は英語でそのゲームを行いました。上級生が「1年生は英語じゃなくてもいいよ」と言ってくれたり、じゃんけんをする時も「rock scissors paper」と言うのですが、「じゃんけんぽい!」と1年生に合わせてくれたりしていました。1年生と接することで、年下の子どもに対する優しさが随所にみられました。


    【じゃんけんぽい!】

 その後、みんなで円になって「にじ」を歌いました。最後には、2~6年生が1年生にエールを送りました。これからの1年生がのびのびと楽しく学校生活を送れるようみんなで助け合っていきましょう。


    【1年生にエール!!】

 入学後初めての給食では、配膳の仕方を練習しました。上級生がぴったりとくっついて、手取り足取り教えてくれたので、よ~く分かりましたね。給食を食べる時も「○○ちゃんは何が一番好き?」と聞き「いちご!」と答えていたり、上級生が「私はカロリーが高いものが大好き。例えばあげパンとか、マヨネーズパンとか、ポテトとか・・・」等と楽しく話をしながら給食時間を過ごしていました。


      【上級生と一緒に自分の席に給食を持っていきました】


          【1年生も残さずぺロリと食べました】

 1年生2人が入学してくれてとても嬉しい2~6年生です。これからもよろしくお願いしますね。

平成27年度第69回入学式

 今日は、平成27年度第69回入学式でした。今年度荒谷小に入学する子どもたちは2名です。あいにくの雨でしたが、真新しいランドセルを背負ってお家の方と嬉しそうに登校していました。3月まで隣の荒川保育所に通っていた1年生、保育所生として見ていた時は幼く可愛らしい姿でした。しかし、今日ランドセルを背負って歩く2人の姿は落ち着いていてそして、堂々としていました。すっかり1年生です。
 入学式が始まると、花のアーチの中を通り会場に入場してきました。2~6年生がにこやかに1年生を迎えると、2人の1年生は恥ずかしそうに、嬉しそうにしていました。


             【どっきどきの新入生入場】

 その後、新入生氏名点呼では2人とも大きな声で元気よく返事ができました。後ろで見ていらっしゃる保護者の方々にもしっかり2人の声は届いたことと思います。
 入学式では校長先生や教育委員会、来賓の方から新入生にお話があります。校長先生からは3つのお話がありました。キーワードは「あいさつ」、「うんどう」、「なかよし」です。お話の中で、5年生や6年生があいさつの見本を見せてくれました。さすがは5・6年生のあいさつ、体育館中にすがすがしいあいさつの声が響き渡りました。また、教育委員会の方からは2名の新入生をどうぞよろしくお願いしますとお言葉をいただきました。来賓のPTA会長さんからは、1年生では「しいたけのことを勉強するよ」とウッジョブに関わるお話もいただきました。


 【返事も礼もとっても上手でした】   【「あいさつ」明日からみんなで元気よくしようね】

 「在校生の歓迎のことば」では、1年生の入学を今か今かと待っていた2~6年生の心のこもった呼びかけがありました。そして、1年生を交えて踊りながら「1年生になったら」を歌いました。それまで緊張した面持ちの1年生もこの時ばかりは、笑顔で楽しそうに歌って踊っていました。


   【友達100人できるかな】

 そして、「新入生のことば」の時間になりました。1年生は今日のために、昨日学校に来て入学式の練習をしていました。この「新入生のことば」では、礼をすることや2人で声を合わせて言うところ、自分だけが言うところ等があり1年生には難しかったかもしれません。しかし、2人は練習の時よりももっと上手に大きな声で発表していました。とても立派な姿でした。

 
      【息もぴったり!】

 その後、担任の先生の紹介・あいさつがありました。担任の先生によると、2年生は1年生に学校のことで教えたいことがたくさんあって、とてもはりきっているそうです。だから安心してくださいねと話されていました。分からないことがあったら、どんどん2年生のおにいちゃんたちに聞いてくださいね。優しく教えてくれると思います。


    【明日が待ち遠しくなるね】

 そして、入学式が無事に終わりました。雨の入学式で少し寒かったのですが、1年生は始めから終わりまでお行儀よく座っていました。保育所にいる頃は、年長さんとして年下の子どもたちのお手本になっていたことでしょう。小学校では一番年下になりますが、その立派な態度は他の学年のおにいさん・おねさんのお手本にもなると思います。
 今日から13名での出発となった荒谷小学校、明日も元気に笑顔で学校に来てくださいね。今日はよくがんばりました。入学おめでとう。


  【ステキな入学式をありがとう】


      【たくさんのお花に囲まれた入学式でした】

中学生がきてくれた!

 今日は諸塚中学校の入学式でした。お昼、子どもたちが給食を食べていると入学式を終えたばかりの中学生が荒谷小に来てくれました。わざわざ子どもたちや職員にあいさつにきてくれたのです。中学生が来てくれたことに子どもたちは大喜び!給食を食べながら「あ!○○くんだ」と言ったり、羨望の眼差しを送ったりしていました。3月31日までは14名いた荒谷小の子どもたちですが、今は11名です。子どもたちは顔には出しませんが、心の中でさびしさがあったのだと思います。どこからともなく子どもたちが集まり、中学生の周りには子どもたちがいっぱいでした。給食時間の思わぬプレゼントでしたね。

              【制服、とっても似合ってるね】

 明日は小学校の入学式です。今年度は2名の1年生が入学します。2~6年生、そして職員一同とても楽しみにしています。元気な1年生の入学を待っていますよ。

お誕生日給食

 昨日、4月7日は校長先生のお誕生日でした。いつもは検食をしてくださる校長先生をランチルームにお招きして、子どもたちと一緒に給食を食べていただきました。校長先生がランチルームに来られると、みんなで牛乳かんぱいをしました。「校長先生、○○歳のお誕生日おめでとうございます。かんぱーい」と掛け声がかかると、一斉に校長先生のもとに子どもたちが押し寄せました。

【みんなが笑顔で乾杯に来てくれるととても嬉しいです】

 いつも心に残るお話をしてくださる校長先生、校長先生の一言一言が子どもたちの行動を変え、やる気を起こします。学年が1つ上がってやる気満々の子どもたち、「なせばなる なさねばならぬ 何事も」という始業式の校長先生の言葉を胸に何事にも努力をすることと思います。今日は、校長先生と給食を食べる貴重な時間を賑やかに過ごした子どもたちでした。


【お誕生日の人だけがつけられるバッヂをつけられました】

平成27年度新任式・始業式

 今日から学校は子どもたちが登校し、平成27年度のスタートです。1校時には、新任式・始業式が行われました。今回荒谷小に異動された先生は教頭先生お1人です。子どもたちが桜の花のアーチを持って、教頭先生をお迎えしました。


【ようこそ 荒谷小へお越しくださいました】

 新任式では、教頭先生からごあいさつをいただきました。あいさつの中で、教頭先生はご自身の名字の一文字一文字を使いながら、子どもたちに会うまでの気持ちを話してくださいました。これから勉強や運動を一緒にしましょうという教頭先生のお言葉に、子どもたちはわくわくした表情でした。
 その後、児童を代表して5年生の児童が歓迎のことばを贈りました。荒谷小は今年度創立126周年であることや、読書は年間100冊目標にしていること、リゾート気分を味わえるプールがあること、常に目標を立ててチャレンジをしていること、わくわく学習のこと等荒谷小の紹介をしました。そして「一期一会」という言葉にも触れ、出会いの大切さを作文に表していました。さすがは5年生!という歓迎のことばでした。


   【わくわくが止まらないね】 【「荒谷の森・荒谷小が動き出しました」その通りだね】

 それから始業式が行われました。はじめに校長先生からお話をいただきました。まず、校長先生は昨年度お話された内容をふり返られました。それは、「千里の道も一歩から(努力の大切さ)」、「笑顔」、「当たり前の中に宝がある(当たり前を続けていけばそれは特別なものになる)」ということです。そして、今年度最初のお話は「なせばなる なさねばならぬ 何事も」というお話でした。「なす=やる」、「なる(成る)=できる」ことから、やればできる、やらなければできない、やる時の決意の強さが大切だとお話してくださいました。そして、目標を立て、達成するための努力をするように話してくださいました。


【子どもたちのやる気スイッチがonに!】

 その後、6年生の代表児童が作文を読みました。この児童は作文を読む時に手塚治虫の伝記を見せて、周りの人のことを一番に考える優しい人だと紹介しました。そして、昨年度卒業した3名の先輩たちは下級生のことを考える優しいリーダーシップがあったとふり返っていました。そのようなお手本となる人たちに近付くべく、下級生のことを一番に考える優しい6年生を目指すと発表してくれました。このように周りの友達のことを考えて行動する子どもたちが増えると荒谷小はもっともっと温かく、笑顔の絶えない学校になると思います。6年生になった意気込みが感じられる素晴らしい発表でした。


【6年生のそのリーダーシップに期待しています】

 その後、一言発表がありました。ここでは、1年間もしくは1学期に頑張ることを一人一人発表しました。2年生は「一輪車で大車輪に入りたい」、「漢字が多くなるから漢字の勉強をがんばりたい」、3年生は「読書をがんばりたい。そのために1週間に1回は本を借りる」、「なわとびで二重とびを5回以上できるようになりたい」と発表していました。次に上学年です。4年生は「笑顔でいることを心がけたい」、5年生は「最後まであきらめない」、「チャレンジが達成できるように続ける」、「6年生を目標にリーダーシップをとる」という目標が出ました。そして、6年生です。「1日1日を楽しく、大切に過ごしたい。そのためには1日1笑顔を目標にする」、「思いやりをもつ。勉強で分からない人がいたら絵や図を使って説明をする」、「1年間で100冊本を読む」という目標が出ました。どの目標も昨年度までだったら出てこないような内容です。昨年度の自分と向き合い、どこに課題があるかを考えて作った目標になっていました。自分に挑戦する子どもたちの姿は立派です。


              【全員、見える化をしていました】


       【荒谷小を引っ張っていく5・6年生、よろしくお願いします】

 始業の日も無事に終わり、子どもたちは元気よく帰っていきました。明日も元気に学校に登校してくださいね。6年生の一言発表でもありましたが、1日1日を大切に過ごしていきましょう。

満開の桜の木の下で

 今日の昼食は運動場にある満開の桜の木の下で、めんぱに入ったお弁当を食べました。ぽかぽか陽気の中、ウグイスが鳴く声が聞こえたり、ハチが一生懸命働いている音が聞こえたりして荒谷の春の訪れを五感で感じながらの昼食でした。


  【明日も外で食べるかな?】

 その後、教頭先生と3・4年生担任の先生がキャッチボールをしました。お2人とも野球が大好きでそれぞれグローブを学校に持ってきておられます。色々な思い出を語りながら汗をかくほどキャッチボールをしました。荒谷小で教頭先生と過ごす時間は残り少なくなりましたが、大切に大切に過ごしていきたいと思います。


         【また、いつの日かキャッチボールをしましょうね】

今日は離任式

 荒谷小学校の3年の勤務を終えられる教頭先生、本日教頭先生の離任式が行われました。子どもたちは全員登校し、卒業生は中学校の制服を着て来てくれました。また、たくさんの保護者の方々もお越しくださいました。
 離任式では、まず校長先生から教頭先生の紹介がありました。校長先生は毎朝教頭先生が使うクワを見せてくださり、そのクワの形が変形していることを教えてくださいました。それくらい毎日毎日草取りをしてくださっていたのです。「寒い日も、風の強い日も、暑い日も、曇りの日も、いつも朝、草取りをしてくださいました。その教頭先生の背中から教えられるものがありましたね」と話されました。また、教頭先生は清掃の時間もいつも外に出て草取りや落ち葉掃きをしてくださっていました。天気が悪い時は、職員室の掃除もしてくださっていました。億劫になりそうなことを率先して取り組んでくださる姿、子どもたちも職員もしっかり見ています。教頭先生のコツコツと努力する姿勢から学ぶもの、みんなの心にきっとあるはずです。


【日々の積み重ねの跡がクワに表れていました】

 次に教頭先生からのお話がありました。まず、荒谷小の子どもたちのよいところを3つ話してくださいました。1つ目は学校を休まないことでした。子どもたちは、インフルエンザが流行した冬も元気に登校しました。2つ目は仲がよいことでした。上級生が下級生に色々と教えたり、助けたりする子どもたち、全校児童が兄妹のように仲がいいのです。3つ目は前向きなところでした。一輪車の練習の際、全く乗れなくても、できない技があっても、めげることなく頑張りました。子どもたちは身体の面でも心の面でも大きく成長していることが改めて分かりました。

【いいところ、たくさん見つけていただきましたね】

 その後、一人一人に声をかけてくださいました。1年生には、この1年で色々なことができるようになったことを誉めてくださいました。そして、4月に入学する新1年生のお世話をお願いしますと話されました。2年生には国語の授業のお話、3年生には、学習に取り組む姿勢、4年生には仲間の大切さ、5年生には一輪車の技への期待、ウッジョブへの期待等を話してくださいました。教頭先生からの温かいメッセージ、子どもたちの胸に届いたことと思います。

 その後、卒業生から記念品の贈呈がありました。「昼休みに1人で野球の練習をしていると、教頭先生が外に出てきてくださり、一緒にキャッチボールをしてもらったことが嬉しかったです。教頭先生から教えていただいた野球の技術を中学校でも生かして活躍していきたいと思います」と話していました。また、1年間国語の授業をしてもらった2年生からは、お花の贈呈がありました。「楽しく国語の授業をしてくださってありがとうございました」と話していました。


 教頭先生がいらっしゃらなくなると考えるととても淋しいですが、教頭先生が残してくださったもの、学んだことを大切にしながら子どもたちは前を向いて一歩一歩歩んでいくと思います。3年間ありがとうございました。


       【一人一人と握手をして、別れのあいさつをされました】


【下校前子どもたちがあいさつにきました】【下校指導では全員で教頭先生にエール】

卒業制作完成+α

 卒業生が登校した今日、卒業生は大忙しの1日を過ごしました。まずは卒業制作です。一輪車小屋のリニューアルが終えたばかりですが、この一輪車小屋、更に進化をとげました。卒業式でも校長先生から紹介がありましたが、全員で一輪車に乗っている絵を壁に設置しました。この絵には今日、二スも塗ってくれたようです。これで、雨にさらされても大丈夫ですね。

  【一輪車小屋が華やぎました】

 また、校舎と体育館をつなぐ廊下の線もきれいに塗り直してくれました。鮮やかな黄色い線を見て、「お!きれいになってる!」と驚く児童もいました。6年生が残してくれたもの、大切に使わせていただきます。ありがとうございました。

【3年生もびっくり!!きれいな線が引いてあるね】


    【環境整備、ありがとう】

今日は修了式

 昨日、6年生3名が卒業し淋しくなった荒谷小。ところが、朝学校に行くといつものように6年生が運動場でボール投げをしていました。いつもと変わらない風景に「今日も身体を動かしてえらいなぁ」と思っていましたが、そこで違和感を覚えました。6年生は昨日卒業したんだったと。「卒業式の次の日も学校に来ます」と言っていましたが、朝早くから1~5年生と同じように活動をしている姿に驚きました。でも、いつもと変わらない当たり前の風景が本当に宝物だったんだなぁと改めて思いました。
 3校時には修了式が行われました。各学年の代表が修了証書を受け取り、全員がそれぞれの学年の課程を修了した証をいただきました。その後、校長先生のお話がありました。校長先生は「栄養」についてのお話をしてくださいました。この「栄養」、食べ物のことではなく頭の栄養のことです。頭の栄養には2つあるそうです。1つ目は読書、2つ目はチャレンジすることです。天才の脳は、ちょっとしたことで喜ぶことを繰り返しているそうです。「ちょっとしたことで喜ぶ」とは、もう少しがんばればできそうなこと(目標)にチャレンジすること、そしてその目標を達成することです。それを積み重ねることによって、脳には栄養が行きわたるそうです。あと少しで手が届きそうな目標であれば、今すぐにでも立てられそうです。春休み中、子どもたちには、早速実践してみて欲しいと思います。そして、これまで校長先生がお話くださった、「千里の道も一歩から」や「当たり前の中に宝がある」、「笑顔」も脳の栄養を送るヒントになっています。まずはやってみること、その一歩を踏み出せるといいですね。


  【まずは一歩踏み出してみよう】

 次に一言発表をしました。この時間では、1~5年生が1年間でがんばったことを発表したり、振り返りを発表したりしました。発表内容は以下のとおりです。
【1年生】
 ○ 長距離走大会をがんばった。(途中までは2年生の方が先を走っていたけれど、差を縮め、同時にゴールした) 
 ○ なわとびをがんばった。(腕を伸ばして跳んでいたので、伸ばさないように注意したら前跳びが5回できた)
 ○ 一輪車をがんばった。(手をつながずに上手に乗ることができた)
【2年生】
 ○ 「しいたけで元気」の劇をがんばった。(「自分たちでする」という目標を達成できた。笑顔で元気に堂々と発表できた)
【3年生】
 ○ 学習面: 国語が楽しかった。
 ○ 生活面: 時間を守ることができた。協力できた
 ○ 体育面: チャレンジをがんばった
【4年生】
 ○ 学習面: 相手が読みやすいように、また自分が後で見た時に分かりやすいように字をきれいに書きたい。今後は視写に加えて聞きながらメモすること(聴写)もがんばりたい。分かりやすく説明をすることが目標だった。指をさす、絵や図を使う等の工夫をすると分かりやすく説明ができた。
 ○ 生活面: 地域でのあいさつを目標にしていた。あいさつをすると相手とふれあうことができると感じた。大きな声であいさつをすることを目標にした。意識してあいさつをすることができた。
 ○ 体育面: 鉄棒をする時に音を立てずに降りるようにしたい。そうすることで、腕やお腹に力が入らずスムーズに降りられる。体力向上をがんばった。そのためにお手本を見たり、ロープを使ったりした。
【5年生】
 ○ 簡単なミスをすることが多かったため、問題を解いた後の見直しが必要だった。①時間をかけて②間違いがあると思って見直すことをしていきたい。
 ○ リーダーシップを発揮できたと思うが、6年生には及ばなかった。的確な指示をだしたり、率先して道具を出す等、卒業生のようなみんなを引っ張る頼れるリーダーになりたい。
 ○ みんなをまとめることがあまりできなかった。6年生に頼りすぎていたと感じた。みんなをまとめることができるような6年生を目指したい。
 ○ 本をあまり借りなかった。6年生になったら目標を100冊にする。そのために、1週間に1回は図書室で本を借りる。

 このように、子どもたちは自分たちの生活を振り返り、できていたことや課題をみつけたようです。また、上級生は課題解決のための手立てまで考えていました。具体的にどうすればいいかが分かっているので取り組みやすいですね。がんばってください。 

【4月からは6年生、頼りにしています】

 その後、2年生の代表児童が作文を読みました。その内容はあいさつについてでした。1年生の頃、あいさつの声が小さいと指導を受けていたことから、2年生になってからはあいさつをする時に「声を大きく」、「笑顔で」、「どこでも」するよう心がけたそうです。すると、先生から「あいさつがいいね」とほめられるようになり、地域の方に「笑顔がいいね、あいさつが気持ちいいね」とほめられることもあったそうです。笑顔であいさつをすると、嬉しそうにお返しをしてくれる、あいさつは人と人をつなぐリボンのようなものだと思ったと表現していました。そして、あいさつをして人とつながっていきたいとしめくくっていました。あいさつの大切さがよく分かる、そして2年生らしいとってもステキな作文でした。

【見える化するため、もう1人の2年生があいさつのボードをもちました】

 その後、生徒指導主事の先生から春休みの過ごし方についてのお話がありました。キーワードは「まじ」です。
 ま・・・ まとめ(新学年に向けて苦手なところを中心に学習する)
 じ・・・ じゅんび(次の学年の準備をする。例:ランドセルの中を整理する、絵具のチェック、筆箱の中身のチェック、勉強机の整理など)


     【「まじ」合言葉ね】

 新学期に向けての準備をする春休み、約1週間有意義に過ごしてくださいね。

 その後の給食では、卒業生も一緒に食べました。卒業生はしっかりお弁当を用意していて、昨日できなかった5・6年生の担任の先生の牛乳かんぱい、その前に誕生日を迎えた5年生児童の牛乳かんぱいも一緒にしました。今年度最後の給食はおめでたく、賑やかな時間になりました。


 【お誕生日おめでとうございます】

第68回卒業式

 本日、平成26年度第68回卒業式が行われました。この晴れの日を待っていたという気持ちと、まだこの日を迎えたくない、もう少し一緒にいたいという気持ちが入り混じった気持ちでした。
 昨日と比べると気温が低く、空気も冷たかったですが、保護者の方と登校する卒業生の表情は晴れ晴れとしていて、希望に満ち溢れているようでした。
 何度も何度も練習した成果もあり、卒業式では卒業生も在校生も落ち着き、堂々とした態度でした。卒業証書授与では、校長先生が一人一人ていねいに卒業証書を読んでくださいました。卒業証書を受け取る時、3人とも「ありがとうございました!」と大きな声でお礼を言って、とてもすがすがく頼もしかったです。
 来賓の方々やPTA会長さんからもお祝いの言葉をいただきました。その中で、卒業生それぞれの夢に触れていただきエールを送っていただきました。また、ウッジョブへの期待もお話いただきました。6年生が先頭に立って進めてきたウッジョブ諸塚、きっと後輩たちがまた更に学びを深めることと思います。


  【保護者の方々、たくさんの来賓の方々にお越しいただきました】


              【3人でよくがんばってくれました】


【PTA会長さんの心温まるお言葉】【真っすぐに子どもたちをみてくださった保護者の方々】

 別れのことばでは、卒業生も在校生も今までの思い出を振り返りながら声かけができたようでした。涙がポタポタこぼれ落ちる様子が遠くから見ても分かるくらいの大粒の涙、子どもたちの思いが痛いほど伝わってきました。とても感動的な別れのことばになりました。


      【みんな気持ちのこもった別れのことばが言えましたね】

 厳粛な雰囲気の中、第68回卒業式を終えることができました。退場する時には握手をしたり抱き合ったりして、別れを惜しんでいました。無事に卒業式を終え、卒業生の安堵した表情が印象的でした。


    【祝福のことば、感謝のことばをもらい、自然と笑顔が出ました】


【いつも楽しく明るい雰囲気を作ってくださった担任の先生】

 卒業式が終わり、6年生を送るため校門で1~5年生が待っていました。そこで、みんなで踊りながら歌を歌い、その後エール交換をしました。在校生は卒業生の健闘を祈り、卒業生は荒谷小の発展を祈りエールを送ってくれました。


             【思い出の曲をみんなで熱唱】


                   【エール交換】

 卒業式予行練習も感動的でしたが、今日の卒業式はとても心に残るものになりました。荒谷小の子どもたちは1年生から6年生までとっても仲がよく、笑顔であふれています。6年生が卒業した今、子どもたちの心には淋しさが渦巻いていると思います。小学校には卒業生はいなくなりましたが、いつでも会える距離にいます。この仲間を大切にして、これからも一歩一歩進んでいってくださいね。

さくら咲く 最後の給食

 今日は、6年生と食べる最後の給食でした。そこで、今日は外で全員で給食を食べました。運動場には桜の花が咲き、卒業式の花々にも囲まれ、とっても気持ちのいい時間でした。今日の献立は、6年生のリクエストメニューでむぎごはん、たまごスープ、チキン南蛮、牛乳でした。それに卒業のお祝いデザートがついて、とても豪華な給食となりました。
 「ごはんにマヨネーズをかけるとおいしいよ」、「それ、お父さんが小さい頃はやってたって聞いたよ」、「キャベツにタルタルソースかけるの忘れた!」、「タルタルソースはお肉にだけかけるんだよ」等と話しながら楽しく食べました。また、掛け時計を1・2年生の担任の先生がお腹のところにもち、上着を羽織り「時間が知りたい時は言ってね」と話すと、「それ、腹時計ですね」と5年生が言っていました。6年生と一緒に食べる最後の給食、色々な話をしながら思い出に残る給食の時間になりましたね。


            【笑い声が絶えない給食の時間です】


【色とりどりの花々が給食の時間を彩りました】【小さい桜ですが、一生懸命咲いています】

しいたけ横丁

 昨日から今日にかけて、1・2年生が大切に育てているしいたけの収穫をしました。しいたけは、たくさん生えていたようで、廊下にはところせましとしいたけが並べられていました。そして1・2年生が「欲しい人はしいたけを持って帰ってください。100個はあると思います」と嬉しいことを言ってくれました。早速、昼休みにみんなでしいたけのおすそ分けをいただきました。
 「しいたけの白いところが茶色くなっているのはよくないよ」と1・2年生が教えてくれたり、「あ、これは三つ子のしいたけだ!」と楽しく選んだりしていました。そして、このしいたけを置いている場所を1年生が「しいたけ横丁」と名付けたそうです。このしいたけ横丁は昼休み中大盛況でした。1・2年生がていねいに大切にお世話をした結果がみんなの笑顔に変わりましたね。おいしくいただきます。ありがとうございました。


【しいたけ横丁に遊びにきました】 【これは三つ子のしいたけ】


【ハートの形をしたしいたけも見つけたよ】

リクエスト給食

 今日は、6年生のリクエストした献立が給食として出てきました。その献立はむぎごはん、親子丼、ツナサラダ、牛乳です。今回のリクエスト献立について、中学校の栄養士の先生にコメントをいただきました。

「親子丼とツナサラダの組み合わせは、栄養的にも味のバランスでもとてもよいと思います。この献立は給食でも考える組み合わせです。偏りがなく、よく考えられているなと思います」

とのことでした。栄養士の先生からもお誉めの言葉をいただくほどの6年生が考えたリクエスト給食。卒業までにあと2回、リクエスト給食があります。どのような給食が出てくるでしょう。1~5年生はわくわくしていますよ。


 【今日はデザートもつきました】  【ふわふわの親子丼でした。リクエストありがとう】

今年度最後の諸塚学校給食の日

 今日は、諸塚学校給食の日でした。今日の献立はとうきびごはん、ほうれんそうのみそ汁、あじフライ、いんげん、ミニトマト、牛乳です。


   【色どりがきれいです】

 とうきびごはんは、細かくしたとうきびがごはん全体に混ざっていて、花が咲いたようにとてもきれいな春らしいごはんでした。また、いんげんの緑にミニトマトの赤と、バランスのよい色が目を引く今日の諸塚学校給食の日でした。
 今日は、毎月の諸塚学校給食の日はどうだったかを聞いてみました。子どもたちは口を揃えて「おいしかったです!」と言っていました。また、地元の野菜を仕入れることで、土を落とすために何度も何度も洗う手間がかかっていることを話し、時間をかけて給食を作ってくださっている調理員の先生にお礼をいいましょうと話しました。


【諸塚学校給食の日の献立は野菜がたくさんです。でもあっという間にぺロリ】

 今年度、諸塚学校給食の日の給食のおかげで、新たな食材を発見しその味に感動した子どももいます。特に、くろまいごはんは子どもたちから大好評でした。このような貴重なものがこの諸塚村で作られていることを知り、諸塚を思う心が育ったり、多様な味覚をもてるようになったりするのだと思います。給食を作ってくださっている調理員の先生、そして配達をしてくださる方、生産者の方々、毎日ほっぺたが落ちそうなくらいおいしい給食を私たちに提供してくださりありがとうございます。次年度もどうぞよろしくお願いいたします。

卒業制作 一輪車置き場の進化

 3月上旬に6年生と保護者の方々、そして校長先生、教頭先生、5・6年生担任の先生が卒業制作を行いました。その内容は一輪車小屋のリニューアルです。荒谷小は運動会で一輪車の技を披露することが伝統となっています。そのため、子どもたちは年間を通して一輪車に乗って技を磨いています。毎日のように通う一輪車小屋ですが、屋根も古くなり、一輪車を置く場所も使いづらくなっていました。今回、屋根を新しくとり替えてくださったり、一輪車置き場に板を張ってくださったりして、とってもきれいな、そして機能的な一輪車置き場になりました。


         【木の香りが漂う一輪車置き場になりました】


   【ありがとうございました】

 その一輪車置き場はまだ進化をとげています。その後校長先生と教頭先生が手前にも一輪車を立てかけられるようにしたくださったり、一輪車置き場の壁を作ってくださいました。


             【さらに使いやすくなりました】

 そして本日、5・6年生が一輪車置き場に貼る絵の制作を行いました。全校児童で一輪車に乗っている絵を書き、その絵にペンキで色を塗りました。


  【ハーフパンツの色薄過ぎない?などと話しながら進めました】

 一輪車小屋が子どもたちのカラーに染まり、オンリーワンの一輪車小屋ができそうです。とっても楽しみです。

記念樹を植えました!


  【在校生に囲まれて桃の花の記念樹を植えました】
 昨日は、春らしい陽気に包まれた過ごしやすい1日でした。そこで、6年生3人は、卒業式を約1週間後に控え、記念樹を植えることにしました。在校生11名も全員運動場に集結し、なんと!卒業式で歌う「記念樹」をBGMとして歌いながら、6年生が植樹するのを応援しました。6年生が植樹したのは桃の木です。数年後には、たくさんの花弁をつけることでしょう。3人の卒業生は、桃の花がたくさん咲き誇る頃、どんな生活を送っているのでしょう。卒業生の前途が、幸せいっぱいでありますように桃の木がしっかりと見守ってくれることでしょう。”がんばれ卒業生!”

             【記念樹、みんなの応援で無事に植樹完了です。】

春なのに福袋・子どもの詩表彰

 今日の朝の時間、校長先生から「春なのに福袋」という名の福袋が6年生にプレゼントされました。これは、今年度子どもたちが書いた作文が学校賞を受賞した際にいただいた図書券を使って購入したものです。子どもたちは1人1冊好きな本を選んで購入しました。6年生は卒業まであとわずかとなりましたので、先にプレゼントされました。その福袋の本の中には校長先生からの宿題も入っています。それは、本を読んだ後に他の子どもたちが読みたくなるような帯を書くことです。読まなければ書くことができない帯、今日をあわせて卒業式まであと8日です。6年生、よろしくお願いしますね。

【後から5年生が「福袋の中身なんやったー?」と聞いていました】

 その後、子どもの詩の表彰が行われました。子どもの詩とは、毎月諸塚村内の小中学生の詩を掲載し、諸塚村の村報とともに配付されるものです。たくさんあった詩の中で、最優秀賞と優秀賞をとった子どもがいました。最優秀賞に輝いた詩は「照れ屋さん」という詩です。いもほりの様子をリズミカルにまた面白い表現を織りまぜながら書いていました。読み終わった時には、「ふふっ」と笑ってしまうような心温まる詩です。優秀賞に入った詩は入学式のことを書いた詩でした。思い出に残るような入学式にできるよう、6年生らしい意気込みが伝わるような詩です。25日は卒業式、6年生の心に残る卒業式にできるよう、みんなで作り上げていきましょうね。


【プレゼンもでき、すてきな詩も書ける、色々な角度から表現する力がついていますね】

世界森林認証祭りでの発表

 昨日、諸塚村で世界森林認証祭りが行われました。その中で、荒谷小の6年生3人が発表をしました。その内容はわくわく学習発表会で発表をした林業の学習に関することです。林業のやりがいについて学習し、ポスター制作を行った児童、諸塚産材が医療的な面でどのような効果をもたらすかをリーフレットにまとめた児童、産直住宅をアピールするためのリーフレットを作った児童と内容は多岐にわたります。たくさんのお客さんが見てくださっている中、落ち着いて堂々と発表をしていました。子どもたちは、これらの学習を通してコミュニケーション能力が大切だと学んだり、人とのつながりが大切だと学んだりしています。今回、子どもたちの学習の成果を多くの方々に聞いてもらえる場を設定していただき、子どもたちはとても幸せだったと思います。学校という枠を越えて、地域の中で発表できたことが子どもたちの自信にもつながったことでしょう。本当にありがとうございました。


  【発表者の補助を他の2名が行い、3人で協力して発表しました】


  【表現力も備わりましたね】

あげパンだ!

 今日の給食にはあげパンが出ました!


【今日のこんだて:牛乳、あげパン、ごもくスープ、ハンバーグ、ケチャップ、みかんクレープ】

 それにハンバーグも出てきて、子どもたちの大好きなものばかりでした。その上みかんクレープのデザート付きです。とっても豪華な今日の給食、子どもたちはあげパンのおかわりの列に並びました。また、ハンバーグにケチャップをかける時にもそれぞれ楽しそうにデザインしていました。

 
     【とってもおいしそう】

 大好物なものばかりが出ていたので、その中でも一番楽しみにしているおかずを最後にとっておく子どももいたり、無心に食べている子どもがいたりしました。また、給食を食べながら、いつもよりも話に華がさいているように思いました。今日もごちそうさまでした。


【あげパンにはまんべんなくきな粉がまぶしてあって、甘くておいしかったね】

涙の卒業式予行練習

 今日の2・3校時に卒業式の予行練習が行われました。今まで、朝の時間を使って全校児童で練習をしたり、各クラスごとに練習の時間を作ったりして卒業式に向けての準備を進めてきました。本番と同じように行う予行練習は静かな空間で大変緊張感がありました。卒業生の卒業証書を受け取る姿やそれを見つめる在校生の姿、とても立派でした。どの子どもも立腰を崩さずにがんばりました。また、別れのことばでは感極まって涙がこぼれる子どももいました。卒業生との思い出が子どもたちの心の中から溢れ出てきたのかもしれません。予行練習とは思えないほどの感動的な卒業式予行練習でした。


        【握手をしたりハグをしたりして退場します】


【一人一人に別れのことばをかけます】 【本当に素敵な6年生です】

昨日の下校指導

 昨日で東日本大震災の発生から4年になりました。多くの方々がこの震災で亡くなり、今もまだ行方不明の方々がいらっしゃいます。また、被災された方々の中で、避難をされている方も多くいらっしゃいます。下校指導ではこの東日本大震災についての指導がありました。「今もこの震災により悲しんでいる人や苦しんでいる人がいます。今日は、その人たちのことを考える時間を作り、その方々の心に寄り添ってください」とお話がありました。この震災のことを風化させることがないよう、どんな小さなことでも一人一人が自分にできることを考え、行動にうつして欲しいと思います。


【地震から身を守る行動も振り返りましょう】

 次に、教頭先生のお話がありました。教頭先生はカレンダーの裏を使ってお手製のスケッチブックを作っておられました。これは、以前下校指導の際に6年生がスケッチブックに「大切にしたい名言」を書き、発表していたものをアレンジしたものだそうです。教頭先生が大切にしたい名言は「千里の道も一歩から」でした。そして、その後ある数字を見せてくださいました。「合計1239 平均88.5」です。これをなんの数字か子どもたちに聞いてみましたが、ピンとこない様子でしたが、考えた結果、読書をした本の冊数だということが分かりました。荒谷小では1人あたり年間本を100冊読むことを目標にしています。全校児童での目標は1400冊です。3月中旬に入りましたが、その目標はまだ達成できずにいます。一方でもう176冊も読んでいる児童もいます。
 さらに、教頭先生は「千里の先にあるものは?」と問われました。「成功」、「達成感」、「喜び」、「目標」などが子どもたちの口から出てきました。教頭先生が考えられる千里の先にあるものは「あなたの幸せ」だそうです。教頭先生は子どもたちの幸せを願って、このお話をしてくださいました。
 学年があがるにつれて、選ぶ本もページ数の多いものになったり、難しい本になったりして、なかなか冊数が増えないこともあるでしょう。それでも、この教頭先生のお話を聞いて、一人でも多くの児童が図書室で本を借りてみよう、1ページでも読んでみようと思ってくれると嬉しいです。


 【本の世界に飛び込んでみてね】

卒業式の練習

 今日、朝の時間に体育館で卒業式の練習を行いました。今日は別れのことばの練習と、椅子から立つタイミング、座るタイミングの練習をしました。6年生は、大きな声でゆっくり、はっきりと言葉を言っていて、とても聞き取りやすかったです。また、しっかりと前を向いて、微動だにしない姿勢も下級生のお手本になる姿でした。
 1~5年生も自分のことばを暗記し、それに気持ちを込めて言えるように練習をしています。「この声の大きさでは大きすぎるかな?このスピードでは遅すぎるかな?と思ったら、それよりももっと大きな声で言ったり、ゆっくり言ったりすることがポイントです」と1・2年生担任の先生が指導してくださいました。別れのことばの一つ一つが、6年生の人柄を表していて、聞いていると込み上げてくるものがあります。荒谷小の児童14名が一生懸命伝える感謝の気持ち、たくさんの方々に伝わるといいなと思います。


              【体育館中に響く声でした】


     【さすが6年生です】

中学校の音楽の先生と卒業式の歌の練習(最終日)

 今日の4時間目に中学校の音楽の先生が荒谷小にお越しくださり、子どもたちに歌唱指導をしてくださいました。2月24日に1回目の指導、3月4日に2回目の指導にきてくださり、本日が最終日です。今日は「記念樹」と「旅立ちの日に」の2曲を指導してくださいました。


【今日も身体に新鮮な空気をめいいっぱい入れます】 【空気が入った?】

 まずは、歌を歌うための準備をします。「ほっぺたもみもみ~、おでこももみもみ~、頭をとんとんしてね」と先生が見本を見せてくれました。空気が冷たく、雪がちらちら舞う寒さでしたが、この運動をすることで顔の筋肉がほぐれてきたようです。
 ①ほっぺたを上にあげて②口は縦に開ける(前歯をみせるように開ける)ということを意識して、運動場のイチョウの木に向かって発声練習をしました。それから「記念樹」の練習です。「ハーモニーがきれいだから自信をもって歌ってね」とか「目線はまっすぐね」などとアドバイスをもらいながら、とても元気な声で「記念樹」を歌っていました。

  【思いが届くように歌います】

 その後、1~4年生は1・2年生教室へ移動し、5・6年生は「旅立ちの日に」の歌の練習を音楽の先生と行いました。この時間、1~4年生は「6年生との思い出を思いえがきながら心をこめて歌おう」というめあてを立てていました。そして、まずは6年生との思い出を思い出す時間を作りました。


        【それぞれ好きな場所で思い出を振り返りました】

 それからみんなで集まり、にっこりトークを始めました。その中で、「○○くんは、もろっこクラブ(放課後子ども教室)で、分からないところを教えてくれた」、「下級生が騒いでいる時に、強く怒らずに優しく注意してくれた」、「順番を一緒に待ってくれたり、とびなわを貸してくれたりした」、「運動会の時、団長としてまとめてくれた」、「声が枯れるまで声を出してくれた」、「昼休みに1人でいる時に声をかけてくれた」・・・など、6年生との思い出が溢れるように出てきました。その思い出を頭の中で思い出しながら歌を歌ってみました。


 【ガイドは2年生が行いました】    【感情が入ると表情も変わってきます】


   【頭の中に思いえがいて】

 にっこりトークを行った後の子どもたちの歌声は、深まりのあるものになっていました。その後のふりかえりでは、「めったに泣かない6年生を泣かせたい」、「思い出を考えながら歌ったら優しい声が出た」、「卒業式までにもっともっと思い出を作りたい」、「歌う時の表情が自然と笑顔になった」などの発表をしていました。子どもたちの心の中に6年生と過ごした日々が描かれ、その気持ちを歌として表現できたのだと思います。3月25日の卒業式、感謝の気持ちを込めて6年生を送る、心のこもった式になるといいですね。

 中学校の音楽の先生、本日は寒い中お越しくださりありがとうございました。先生のご指導のおかげで、子どもたちは歌う時の姿勢や声の出し方等の技術を学びました。そして、歌を歌うことが楽しいと思えたと思います。本当にありがとうございました。

雨でも楽しい お別れ遠足

 先週の金曜日、お別れ遠足がありました。晴れていれば隣町の公園に行く予定でしたが、あいにくの雨。今年度のお別れ遠足は校内遠足となりました。雨で残念な気持ちだったのですが、子どもたちは校内遠足でもとても楽しみにしていました。この大切な1日を全校児童で楽しく過ごし最高の思い出を作るため、様々な企画が用意されていました。
 まずは1・2年生教室でお別れの会が行われました。ここでは、各クラスの発表がありました。1・2年生は6年生それぞれのクイズを出しました。「○○くん クイズ!○○くんが好きなスポーツは次のうちどれでしょう?①野球②サッカー③バスケット」というような内容です。そして、「正解は①野球です。それではその野球が好きな理由はなんでしょう?」とつながります。これも3択でクイズが出されました。

【ボールを投げることが好きなようです】  【好きな教科は社会!】


   【好きな花はペチュニア】

 子どもたちは、誰が何を好きなのかはよく知っていましたが、なぜそれが好きなのかまでは知りませんでした。好きな理由を聞くとその人のことをもっと知ることができて嬉しくなりますね。その後、けんばんハーモニカで「あの青い空のように」を演奏しました。フラットがある曲ですが、みんな上手に弾いていました。

 次に3・4年生です。3・4年生は6年生にありがとう賞という賞状を渡しました。そこには、短歌なども一緒に記されていました。「かがやくよ スーパースター ○○くん」、「花の世話 心が見える 優しさの 笑顔とともに 忘れません」、「優しいね 声大きいね 元気だね そのパワーは あなたの宝」このような素敵な表現で6年生に感謝を表しました。


 【心のこもったメッセージでした】

 次に5年生です。5年生はこの日のために、昼休み時間を使って一生懸命練習をしていました。心がほっこりするような歌に振り付けをつけ、曲の合間合間に6年生にプレゼントを渡していました。手紙やミニアルバム、そして指先を温めるためのカイロも歌詞に合わせてプレゼントし、教室の中は笑顔でいっぱいになりました。


 【とーっても可愛い振り付けでした】 【最後は1~5年生みんなで歌いました】

 最後に6年生から、1~5年生にプレゼントが贈られました。それは折り紙で作ったくす玉です。色鮮やかなくす玉、これにはしかけがありました。くす玉をもつと「ん?重い」と話す子どもたち。くす玉の中には消しゴムなどが入っていました。当たりの人(11名中4名)のくす玉には紙飛行機が入っており、その人たちには特別なプレゼントが用意されていました。このしかけに子どもたちはワクワクどきどきしていました。そして、くす玉を入れる袋も1人ずつ前に出て手渡しをしました。1~5年生にわざわざ前に出てきてもらい、ビニール袋を渡すという
ことにも理由がありました。そのビニール袋には6年生からのメッセージが添えられていたのです。一人一人と向き合い、自分の思いをしっかりと伝えた6年生でした。


 【くす玉の中に何が入ってた?】     【1年生コンビで当たりをゲット】

          【5年生も当たり~!】

 午前中だけでも盛りだくさんの内容の校内遠足でした。お昼は教室でみんなで食べて、午後からは体育館でレクリエーションをしました。社会福祉協議会からお借りしたわなげやフリスビー等で遊び、大満足の様子でした。


    【穴にはいるかな】             【的をねらって】

     【わなげ えいっ】

 この他にも、宝探しがあったり全力かくれんぼをしたり、映写会があったりした校内遠足でした。下校指導の際、教頭先生が「お別れ会の様子を見てみんな兄妹のように仲がよくて、心がぽかぽかになりました。」と話されていました。教頭先生のおっしゃった通り、とっても仲のよい荒谷小の子どもたち、これからも仲間を大切に1日1日過ごしていきましょう。

Peach Boy!

 今日は、今年度最後のALTの先生との英語活動が行われました。朝、5・6年生の担任の先生から「今日の12時から劇をするので、他のクラスのみんなもよかったら見に来てください」とお誘いがありました。英語活動の時間に劇をするようです。一体どんな劇なのか、わくわくしながら12時を待ちました。
 5分前に教室行くと、他の学年ももう5・6年生教室の前に来ていました。そして、5・6年生教室に入ると、ハッピを着た子や、てぬぐいをかぶった子、くちばしがある子たちが立っていました。

    【おや?1人足りない】
 5・6年生は7名いるはずなのに、なぜか6人しかいません。それでも、劇は始まりました。劇は「Peach boy」です。これは、古くから伝わるお話「ももたろう」のお話です。子どもたちは、おじいさんやおばあさん、犬、猿、キジ、そして桃太郎に扮していたのです。この劇はセリフが全て英語でした。


         【子どもたちの手づくりの劇がはじまりました】

 全て英語での劇ですが、「ももたろう」は誰もが知っているお話です。そのため、1~4年生は、誰がどんなことを言っているのかも分かっているようでした。


      【5・6年生の演出がとても工夫していました】

 Peach boyが犬や猿、キジを引き連れて鬼が島へやってきました。すると、突然用具入れの中から鬼役の子どもが現れました。あまりの勢いに、子どもたちはびっくりすると同時に「わあ!!」と歓声があがりました。


 【一瞬にして場面が変わりました】

 ALTの先生も鬼役になり、Peach boyたちと戦いました。5・6年生は英語のセリフをただ読むのではなく、自分の言葉として言っていました。そのため、見ている側は劇の世界に入り込むことができて、大変楽しく見させてもらいました。


    【鬼と戦うシーン:小道具にもしっかりと英語が書かれていました】

 「ももたろう」のお話のとおり、「Peach boy」でも鬼が降参をし、鬼が島を後にしました。しかしこのPeach boyでは、戦いの後、鬼たちも仲良くなり、みんなでおじいさん・おばあさんの住む村へと帰って行きました。5・6年生らしいお話だなぁと思いました。


        【どの子どもも英語のセリフで役を全うしました】

 この劇を見て、1~4年生からは「英語で話しているところと、日本語をまぜているところがよかった」、「動きがおもしろかった」等の感想が出てきました。先生たちからは「英語活動は英語に親しむことが目的です。この劇を通して英語に親しんだと思います。これからも、どんどん英語に触れてください」とのお話がありました。

 いつもは学級ごとに行う英語活動ですが、今回は少しの時間、全校児童で英語に触れることができました。5年生は「来年何を英語の劇でしようかな?」と話していたり、4年生は「次は私たちがする番だ!」とやる気満々でした。
 ALTの先生、毎回授業の中で、子どもたちが英語を話したいと思えるような工夫をしてくださりありがとうございました。次年度もどうぞよろしくお願いいたします。

3月の全校朝会

 今日の朝の時間に全校朝会がランチルームで行われました。まずは、校長先生からお話がありました。今年度最後の全校朝会でしたので、これまでの全校朝会で校長先生が話されたことをみんなでふりかえりました。「千里の道も一歩から」、「笑顔」、「当たり前の中に宝がある」等、校長先生のお話をきっかけに、今では子どもたちの生活に根付いているものが出てきました。そして、「当たり前を続けると(    )になる」ということを子どもたちに問われました。これは「当たり前を続けると(特別)になる」だそうです。これをしないと落ち着かない、自分ではないような気がするなど、当たり前のことを続けていると、それが自分自身の一つになり、性格・人柄の一部になるそうです。その「当たり前」はあいさつでも姿勢でも笑顔でもよいのです。当たり前のことを継続すること、それによって自分の宝になるものが一つでも多くあるといいなと思います。


  【当たり前の中に宝がある】

 次に生徒指導主事の先生からお話がありました。3月の目標は「最後まできまり正しい生活をしよう」です。その「きまり」についてのお話でした。
 まず、「『きまり』を別の言葉で表すと何でしょう?」と子どもたちに問いかけられました。「きまり」には①約束ごと②当たり前のことという2つの言い方があるそうです。「当たり前=宝」という考えが子どもたちにも浸透しています。その宝は守らなければならないものであると話され、「きまり」という言葉の強さが「宝」というかけがえのないものに変わり、子どもたちの胸にも響いたと思います。
 そして、これから卒業までに6年生は宝物(お手本)を伝えることを意識すること、1~5年生はそれを受け継ぐ(学ぶ)ことを意識して過ごすようお話をされました。残り約1ヶ月、6年生から色々なことを学んでくださいね。6年生、よろしくお願いします。


 【宝、伝え、受け継いでいってくださいね】

ひなまつり

 今日は3月3日、ひなまつりです。荒谷小には7段飾りのひな人形があります。そこで、今日の3時間目に1・2年生にも手伝ってもらいながら、ランチルームにひな人形を飾りました。
 「この刀はどこにさすんですか?」、「これはどこに置くんですか?」など、ひな人形の小道具の飾り方に四苦八苦しながらも、豪華で繊細なひな人形の放つ春の雰囲気を感じながら楽しく飾ることができました。


【一気に華やかな雰囲気になりました】

 今日は学級給食の日でしたので、給食を学級に持っていく前にみんなで「ひなまつり」の歌を歌いました。今日の天気は雨でしたが、子どもたちはポカポカとした気持ちになったのか、にこにこしながら学級に戻っていました。

             【灯りをつけましょ ぼんぼりに】

 そして、今日の学級給食は何かが違いました。1・2年生の教室にはなぜか6年生が1人入っていて、3・4年生の教室にも6年生が1人入っていました。その理由は・・・・。


                【スペシャルゲストの6年生】

卒業を控えた6年生が、学級給食の日には1人ずつ各クラスで給食を食べる計画のようです。一緒に給食を食べながら色々な話をして、6年生との時間を大切に過ごす時間です。卒業式まであと22日、6年生が学校に登校する日はあと16日です。残り少ない日数となりましたが、6年生といられる幸せをかみしめて、楽しく過ごしましょう。

ウッジョブ諸塚のふりかえり

 今日の1・2時間目に、今年度最後のわくわく学習(ウッジョブ諸塚)が行われました。今日は全校児童がランチルームに集まり、全員でふりかえりの時間をもちました。
 まず、1時間目は1・2年生、3・4年生、5年生、6年生の4グループに分かれ、わくわく学習を振り返るため、1年間どのようなことがあったかを月ごとに書き出し、その時のわくわく度(気持ち)やお世話になった方々、考えたことを書き、模造紙に貼りました。わくわく学習発表会で発表をする時に、1年間の学習の流れをまとめていたため、いつ何があったか、どのような気持ちだったか、そして考えたこと・学んだことをスムーズに書くことができていました。


   【自分たちで作業を進めていく力もしっかり身についています】


【1・2年生も、自分たちの言葉で1年間をふりかえりました】

 このように1枚の模造紙に1年間の活動の記録をまとめることで、自分たちが何をしてきたのか、どのような気持ちの変容があったのか、そしてどれくらいの方々にお世話になってきたのかを実感することができたようでした。

 2時間目はワークショップ型の授業でした。1年間のウッジョブ諸塚の学習を通して、①わくわくしたこと②もっと知りたいこと③もっとしたいこと④自分が成長したこと⑤役に立ったことの5つの項目を付箋に書き出し、別の模造紙に貼っていきました。その後、話合いをして、それらに見出しをつけ、最後にグループごとに発表をしました。それぞれの見出しは以下のとおりです。
 ① わくわくしたこと
  ○ 色々なことを知って(1・2年生)
  ○ 形、伝(3・4年生)
  ○ 出きあがった時より一番は作っている時(5年生)
  ○ 手づくりとプロのすご技(6年生)
 ② もっと知りたいこと
  ○ もっと知りたい(1・2年生)
  ○ つなげる(3・4年生)
  ○ もっと工夫して作りたい(5年生)
  ○ ウッジョブの続き(6年生)
 ③ もっとしたいこと
  ○ 未完成(3・4年生)
  ○ もっと作りたい、アピールしたい(5年生)
  ○ 林業PR(6年生)
 ④ 役に立ったこと
  ○ 学んだことが生かせた(1・2年生)
  ○ 目的の喜びを味わった(5年生)
 ⑤ 自分が成長したこと
  ○ それぞれ(5年生)・・・

 1・2年生の発表ではしいたけの学習を通して、しいたけの料理を家でも作ってみたり、作文にして新聞社に送ったりもしました。この学習を経て、2年生はしいたけから林業へという、更に広い世界を見てみたいと発表していました。
 3・4年生は、学習を始めた当初の林業への関心が、林業に携わる方々の命を守りたいという気持ちの変容があったこと、そしてまだ未完成の部分があるきけんおまもリュックへの思いを発表しました。
 5年生の発表では、「もっと、もっと」という言葉がよく出てきていました。もっとこんなことをしたい、もっと工夫したい等、6年生になってやってみたいことがたくさんあるようです。その理由として、今年度の活動で達成感を味わえたことや、周りの方々が喜んでくれたことが嬉しかった、製品を作る過程がわくわくして楽しかったなどの体験がこのような気持ちに表れたようです。子どもたちは、林業の貢献のために行った活動が自分のためにもなっていることを感じていました。
 6年生は、人とつながることは相手のことを考えるということ(相手意識をもつということ)、人前で発表をするという経験をするともっと伝えたいという思いが芽生えるということを学んだようでした。そして、発表をすることで、自分に自信がついた・夢とのつながりが感じられたと発表をしました。

 どの学年もスラスラと発表をしていて、プレゼンテーションをする力が身に付いているなぁと感じました。


 【練習なしでの本番でしたが、話し合ったことがしっかりと伝えられました】


  【3・4年生も1・2年生も、学習のまとめを分かりやすく伝えられました】


  【さすがは6年生の発表でした】

 最後に、ふりかえりを行いました。今日は6年生がふりかえりを発表した後、先生たちも全員ふりかえりを発表しました。その中で、人前で発表することで自信がついたこと、建築士になりたいという思いが強くなったこと等のふりかえりがありました。林業の学習を通して、様々な体験・様々な疑問・問題を一つ一つクリアすることで、子どもたちが自分なりの学びが実感できることにつながっていることを感じました。それが、もっと林業に貢献したいという思いにつながったり、夢を実現するための足固めになったりしていることが、大変うれしく思いました。
 先生たちのふりかえりでは、本物に触れることの大切さや、できないことや分からないことから向き合うことで、協力してくださる方々と出会うことができたこと、プラスになることをたくさん言うと物事はそちらの方向に進んでいくことを実感した等の発表がありました。


       【職員もたくさんの学びを得ることができました】

 最後に、先日宮崎日日新聞に掲載されたウッジョブ諸塚の記事を校長先生が読んでくださり、今年度のわくわく学習(ウッジョブ諸塚)は終了しました。ウッジョブ諸塚を応援してくれるような内容の記事で、子どもたちも嬉しそうな表情で聞いていました。


【結びにgood job!という言葉、思わず笑みがこぼれました】

 今年度のウッジョブ諸塚は終了はしましたが、子どもたちの心の中には林業に対する熱い思いがしっかりと残っています。次年度、ウッジョブ諸塚でどのような学びが得られるのかとても楽しみです。今年度、多くの方々にウッジョブ諸塚を支えていただき、本当にありがとうございました。子どもたち自身が、年間を通して体験することによって初めて学べることがあったのではないかと思います。次年度もどうぞよろしくお願いいたします。

4ヶ月ぶりのお誕生日給食

 今年度の荒谷小では、11月~2月にお誕生日を迎える子どもがいませんでした。3月に入り、今日は4ヶ月ぶりのお誕生日給食です。「今日は○○さんがお誕生日なので、みんなので牛乳かんぱいをしましょう!」と担当の子どもが大きな声で言うと、お誕生日を迎えた子どもの周りにぞくぞくと子どもたちが集まってきました。久し振りの「牛乳かんぱい」に子どもたちはとっても嬉しそうでした。


   【お誕生日おめでとう!】

 あっという間に時が過ぎ、もう3月になりました。卒業式まであと3週間と少しになりました。このように14名みんなで誕生日を祝える日もあと少しです。3月、もう一度お誕生給食が実施されます。楽しみにしていてくださいね。

ALTの先生と英語の学習

 今日はALTの先生が来校されました。3時間目は1・2年生に英語を教えてくださいました。今日は「What  is day  today?」、「What  is  day  tomorrow?」という内容でした。英語で月曜日から日曜日までの発音の仕方を教わり、その後アルファベットの発音の仕方を学習して、ゲームをしました。これは以前5・6年生も英語活動の中で行っていたゲームで、両端から単語を読みながら、ぶつかったところでじゃんけんをして、端まで行った方の勝ちというものです。1・2年生はこのゲームでは単語ではなく、アルファベットを読みながら進むという形でした。

【ALTの先生の後に英語の発音をする1・2年生の声はとっても大きく、やる気を感じます】


【rock   scissors  paper  one two three!!】

 今年度、ALTの先生と英語の学習を行うのも残りわずかになりました。この英語の授業や一緒に給食を食べることを楽しみにしている子どもたち、色々なことを教えてもらったり、たくさんお話をしたりして、英語に親しんでくださいね。

事故やけがを予防しよう

 今日は、高学年の保健の授業に養護の先生が入りました。学校での子どものけがや病気の状況を熟知しているからです。

        【これは何の数字でしょう?つかみはOK!】
 初めに、本年度の交通死亡事故の件数やけがをした人の数で導入を図り、事故発生の理由や心の変化などに着目させました。
 次に、学校生活に目を向けさせ、自分自身のけがの状況についてまとめた個票をもとに気付いたことを発表しました。
 
   【事故やけがが起こる原因のまとめ】
 それから、学校のいちょうの木につりさげられているターザンロープで遊んでいてけがをした事例について個人で考え、グループで話し合う「にっこりトーク」を行いました。話し合いの内容は、遊んでいた人の行動の仕方やその時の気持ち、周りの環境の3つです。
 最後に、今日の授業の振り返りを行いました。「事故やけがは、人の行動の仕方とまわりの環境がかかわりあって起こることから、落ち着いて行動したいです。」など学習して分かったことを抑えながら、児童1人1人が振り返っていました。
 今日の授業を生かして、事故やけがのない楽しい生活を送ってもらいたいです。

中学校の音楽の先生来校

 今日は、諸塚中の音楽の先生が荒谷小にお越しくださいました。その理由は、子どもたちに卒業式の歌の指導をしていただくためです。
 まずは身体に空気を入れる準備をしました。手を挙げて、脇腹を伸ばして伸びた身体に空気を入れます。

          【真っすぐ手を挙げて、身体を伸ばしました】

 歌を歌う姿勢は、肩幅よりも少し狭いくらいに足を広げます。(にぎりこぶしが2つ入るくらい)そして、上から糸で頭を引っ張られているように身体を持ちあげ、その後ストンと身体を落とします。そうすると、姿勢もよく下半身がどっしりとして、歌を歌う姿勢ができあがるそうです。
 音楽の先生からは、
 ○ 口を縦に開けること
 ○ 高い音を出す時は上の奥歯に音をぶつけるような気持ちで出すこと
 ○ 音をそろえること
 ○ 低い音を出す時は、地を這うような出し方ではなく、気持ちは上向きに
  希望に向かって出すこと
 ○ 歌詞の一つ一つを大切に歌うこと
 ○ 伝えようと思って歌うこと
 などをご指導いただきました。歌を歌う時のポイントを、子どもたちの状態に応じて分かりやすく教えてくださったおかげで、歌声がみるみる変わってきました。6年生を送り出す祝福の歌を、心を込めてそして、心を一つにして歌えるように練習していきましょう。
 音楽の先生は来週も歌の指導に来てくださるそうです。それまでに、今日習ったことを復習しながら、歌の練習を続けていきましょう。来週が楽しみですね。


   【歌を歌う時に気持ちをいれると歌声が変わってくるそうです】

コンテンポラリーダンス教室


 先日、現代的な創作ダンス=コンテンポラリーダンス教室がありました。某ダンス主宰の方を含め4名の方々に参加をいただきました。
 本教室は、ダンスを通して児童の創造力や思考力を豊かにしたり、高めたりするとともに、創出した動きを相手に伝えるという目的をもたせることでコミュニケーションの素地つくりに役立てることをねらいとしています。児童が何とか伝えたいと動きや言葉をしぼりだす過程で体得できたことは、今後の体育科学習の表現活動や作文や考え方の説明など、相手意識を必要とする活動に生きて働くこととなりました。遠方より来校いただいた講師の先生方ありがとうございました。

しいたけ博士としいたけのこま打ち体験

 今日の5校時に、しいたけのこま打ち体験が行われました。今日はゲストティーチャーにしいたけ博士である本校の保護者の方がお越しくださいました。しいたけ博士は1学期にもゲストティーチャーとして来てくださっています。その時は、1・2年生にしいたけについて、色々と教えてくださいました。また、それからもずっと、1・2年生のしいたけのお世話を見守ってくださったり、アドバイスをくださったりしていました。


【お忙しい合間を縫ってお越しくださいました】

 本日、こま打ちで使用するクヌギの木は、保育所生のお家の方が持ってきてくだったものです。はじめに、しいたけ博士からしいたけのこま打ちについてのお話がありました。

【とっても分かりやすい説明をしてくださいました】

 まず、こま打ちに使うクヌギの木が25年育ったものだということを教えてくださいました。11月頃に伐採した木を葉っぱをつけたまま乾燥させます。このことを「葉枯らし乾燥」といいます。この言葉は子どもたちの中から出てきました。約2ヶ月葉枯らし乾燥させたものを使用するのですが、なぜ、秋に伐採したものを使用するのかを子どもたちに尋ねられました。子どもたちの頭の中にハテナ?が浮かび、答えがでてきませんでした。すると「紅葉の時期は木の中にある養分がちょうどいい状態です。木の枝から水分が地面にいく期間が約1週間ありますが、その1週間の間に切った木を使います」と教えてくださいました。そして、今日こま打ちをした木からしいたけが生えてくるのは、約1年7ヶ月後くらいだそうです。

 そして、いよいよこま打ち体験のスタートです。まずは、しいたけ博士がクヌギの木にドリルで穴を開けてくださいました。穴を開ける場所は上から約10㎝のところを目安に等間隔で5か所開けます。そして、面を変えて次は始めに開けた穴と穴の間を4か所開けます。次は始めと同じ5か所、そして4か所という方法で、全部で28か所の穴を開けました。


【穴を開けるスピードがとっても速かったです】

 次に、穴が開いたクヌギの木に子どもたちがペアに分かれてこまを入れて打っていきます。「うん!!うまい、うまい!○○ちゃんうまい!いいよ、もういっちょ!!」と励ましながら保育所生とこま打ちをする子ども、1つこまを入れてはかなづちで打ち、また1つ入れては打つという作業を繰り返し、「最初に1列ぜーんぶこまを入れてから打とう」と早く簡単にできる方法を自分で見つける子どももいました。


【保育所生にアドバイスしながら作業をしました】【6年生が1年生に教えます】

 6年生はドリルで穴を開ける体験もしました。穴を開ける間隔が難しかったり、ドリルの速さに驚いたりしているようでした。

              【しっかり穴が開きました】


【コツをつかんで、上手にできました】

 みんなで協力して、たくさんあったクヌギの木全てにこまを打つことができました。このこまは、ブナの木にしいたけの菌を培養したものだそうです。


【これがしいたけの「こま」です。】 

 その後、校舎裏にクヌギの木を持っていき、水で湿らせた地面の上に並べておきました。それからクヌギの木に「しいたけさん、大きくなあれ」と言いながらたっぷりと水をかけました。最後にブルーシートで覆いました。


【1本1本が重たく、流れ作業で運びました】   【たっぷりたっぷり】


【ブルーシートをかぶせてこの日の作業は終了】

 作業が終わって、しいたけ博士が「なぜ、クヌギの木にじょうろでたっぷり水をかけたと思う?」と聞かれました。それは、今日打ったたねごまにヒントがありました。たねごまは湿っていました。そのたねごまがクヌギの木にこま打ちされ、急に乾くと菌が弱るそうです。そのため、水をまいて地面を湿らせ、クヌギの木にも水をかけるそうです。保湿が一番大切だと教えていただきました。ブルーシートで覆ったのは保温のためだということも教わりました。
 このしいたけは、4月の終わりから5月の始めに菌がふきだして、白くなるそうです。その頃には、クヌギの木を組んでおく必要があるそうです。これからも、こまめに観察をしていく必要があります。

 最後に、2年生児童がお礼のあいさつをしました。「これまで、1年間しいたけのお世話をしてきたけれど、こま打ちをしたのは初めてだったので、とても楽しかったです。」とあいさつをしていました。これまで、しいたけの成長を見守り、観察をしてきて、しいたけができる過程がこの子どもの中でつながったのではないかと思います。それで喜びも倍増したのでしょう。2年生ならではの思いのこもったあいさつでした。


【これまでの体験が結ばれた貴重な時間でしたね】

 今日は、お忙しい中、子どもたちのためにお時間を作ってくださりありがとうございました。わくわく学習(ウッジョブ諸塚)でしいたけについて学習している1・2年生には、とてもよい学びがあったと思います。また、3~6年生も林業という面から、植え付けから25年もかけて育てられた木を使うことや、乾燥の方法など今までに学習してきたことが応用できるような内容もあったと思います。毎年行うこま打ち体験ですが、林業のことを学習した子どもたちにとっては、今日のこま打ち体験で林業に対する子どもたちのモチベーションがまた上がったと思います。本当にありがとうございました。

5・6年生からのサプライズ

 先日、家庭科室で何かを調理していた5・6年生。調理実習かなぁと思っていると、1時間目の休み時間に子どもたちが、お皿に白いものを乗せて持って来てくれました。お皿の中をのぞいてみると、そこには蒸しパンが乗っていました。その蒸しパンにはチョコチップも散りばめられていてとってもおいしそうです。そして、そのお皿にはたくさんの文字が書いてありました。

【子どもたちが蒸しパンを渡す先生は決まっています。どんな風に決めたのでしょうか】

 実は、わくわく学習で自分の担当をしてくれた先生に対してメッセージを書き、蒸しパンもプレゼントしてくれたのです。そこには感謝の言葉がたくさん記されていました。心のこもったこのサプライズに職員一同感激でした。蒸しパンもほんのり甘く、しっとりしていて、とってもおいしかったです。5・6年生、ありがとうございました。わくわく学習、1年間よくがんばりました。3月にしっかり反省・まとめをして次年度につないでいきましょう。


     【お皿に書かれたメッセージ】

たのしい給食

 今日の給食は背割りパン、さけフライ、キャベツ、タルタルソース、ポトフ、牛乳でした。背割りパンには、さけフライとキャベツをはさんでタルタルソースをかけます。このように、給食のおかずをはさんだりかけたりすることが子どもたちは大好きです。今日もあちらこちらで楽しそうな声が聞こえてきました。
 大きなさけのフライだったので背割りパンから飛び出てしまったり、タルタルソースをデザインするようにかけていたりして、1人ひとり違った給食ができていました。


   【口に入るかなぁ】           【とーってもおいしそう】


 【別々に食べる子どももいます】

 好きなようにおいしく食べた子どもたち。今日もおかわりにはたくさんの子どもが並び、みんな完食しました。ごちそうさまでした!

読み聞かせ

 今日は朝の時間に読み聞かせが行われました。今日は3冊の大きな絵本を用意してくださっていました。物語と絵を楽しんでもらいたいという思いから、このような絵本を選んでくださったようです。これらの本はやまびこ号(県立図書館の移動図書)や諸塚村の図書館から借りて来てくださいました。

 1冊目は「ちいさなくれよん」です。短くなった黄色いくれよんが、色々なものに出会います。色あせてしまったひよこが載っている靴や塗装が剥げてしまった自動車・・・。これらに黄色いくれよんは色を塗ってあげました。すると見違えるような鮮やかな黄色になり、靴や自動車は輝き始めます。しかし、黄色いくれよんはますます短くなってしまいました。それでも黄色いくれよんは出会ったものを輝かせようとします。誰かのために自分の身体や心を使う黄色いくれよんのちょっぴり切ないお話でした。


  【「ちいさなくれよん」:黄色いくれよん、今頃幸せに暮らしているかなぁ】

 2冊目は「くじらだ!」でした。ある日とりがくじらを発見しました。そして、「くじらだ!」と町の人たちに知らせます。くじらのことを知らない町の人々は、何の反応も示しません。そこに、くじらに詳しいおじさんが、くじらのことを説明しました。くじらは食べられるということを知った町の人たちは、くじらの捜索を始めました。しかし、どこにもくじらはいません。一体どこにいるのでしょう。とりの目で見ると見えるくじらの姿、見る場所・見方が変わると新たなものが見えるのですね。子どもたちもくじらを発見した時には、「あ~!!」と声が上がりました。


  【「くじらだ!」:とりの目、虫の目、色々な見方をすると風景が変わります】

 3冊目は「とべ バッタ」でした。この絵本は先ほどの2冊の本とは雰囲気の違う装丁でした。褐色がかった題名とバッタの絵がとても力強く、迫力のあるものでした。この絵本の中に出てくるバッタは毎日おびえながら生きていました。その理由は、他の昆虫や動物たちに襲われるかもしれないからです。しかし、バッタには「はね」があります。ヘビやカマキリに襲われそうになっても、このはねを使った身のこなしで難を逃れます。はねを駆使したバッタの生きる様が描かれていました。


【「とべ バッタ」:夏になったらバッタを観察してみたいですね】

 今日が保護者の方々や地域の方々の読み聞かせは最終日でした。この読み聞かせのために、前もって本を借りに行っていただいたり、ご自宅で練習をしていただいたりしました。子どもたちは、この1年で様々なジャンルの絵本に出会いました。お家で大切に読んでいた絵本を持ってきてくださったり、乳幼児が読むような絵本を持ってきてくださり、このような絵本を経て今があることを教えてくださったり、いのちの大切さを訴えるような絵本を読んでくださったりもしました。自分では手に取らないような絵本に出会えることで、子どもたちは本の魅力を再発見できる貴重な時間になったと思います。本当にありがとうございました。
 次年度もどうぞよろしくお願いいたします。

諸塚学校給食の日



 今日は、諸塚学校給食の日でした。今日の給食は黒米ごはん、わんたんスープ、ひじきとだいずのそぼろに、きんかんでした。今月も諸塚産の食材がたっぷり入っています。米、黒米、キャベツ、にんじん、だいこん、きんかん、干ししいたけです。その中でも、キャベツやにんじん、だいこん、きんかんは荒谷小校区の生産者の方が育てたものです。干ししいたけは1・2年生が育てたMade  in  荒谷小のしいたけです。
 今日は各クラスで給食を食べる学級給食の日です。それぞれの学級をのぞいてみると、「きんかん大好きです!」とか「きんかんは久しぶりに食べます」など、色々な反応がありました。「今日のきんかんはとても大きくて、給食で予定していたきんかんの大きさの2倍くらいあるんだよ~」と話すと、「じゃあ、おいしさも2倍かも!」と2年生の女の子が嬉しそうに言っていました。黒米ごはんは、12月の諸塚学校給食の日に出てとても大好評だったものです。今回また食べられることに子どもたちは喜んでいました。
 今日は諸塚産の食材が約70%使用されていました。


        【給食時間にはたくさんの笑顔がうまれます】


    【5・6年生ときんかん】

 おいしい給食をいただいて、子どもたちのエネルギーも補給されました。暖かい日差しが降り注いだ今日、お昼の気温は14℃もありました。昼休みは運動場にたくさんの子どもたちが出て身体をいっぱい動かして遊びました。半そでになって遊ぶ子どももいて、春がもうすぐそこまで来ているような陽気でした。


        【PK対決】           【保育所生と長縄で遊びました】


   【お山を作ったようです】

今年度最後のM2学習

 年間7回のM2学習(集合学習)も、今日が最終日となりました。荒谷小には今日もとびっきり元気な1・2年生がやってきました。
 今日は生活科でおもちゃまつりをしたり、5校時にはM2学習を振り返り作文を書いたりしました。写真をみんなで見ながら、「シャボン玉したね~」とか「これは玉入れの時の写真だ!」等と言いながら、楽しかったM2学習を振り返っていました。作文指導をする先生からは、「いつ」、「どこで」、「だれが」、「何をした」ということを書くことや、「心が動いた場面」を書くことを指導されていました。そして、一番大切なことは「楽しんで書くこと」だそうです。それを聞いて、子どもたちはどのM2学習のことを書くかを決めて早速書き始めていました。

【おもちゃまつり:1年生は興味しんしん】

 【1年生:M2学習を振り返ると楽しかった思い出が溢れだしてきましたね】


【2年生も思い出を文章に表現します】

 そして、今日もあっという間に終わったM2学習、バスを見送る4人は「バイバーイ」とバスが見えなくなるまで手を振っていました。いつもは別々の学校で勉強をがんばっている子どもたち、このようにM2学習で一緒に学べる時間は楽しい時間でもあるようです。また次年度もM2学習が計画されています。きっとみんな一回り成長した姿で会えることと思います。楽しみにしていましょうね。


【また会える日を楽しみにしています】

M2学習(村内の小学1・2年生が来ました)

 今日と明日は今年度最後のM2学習です。今回は荒谷小に1・2年生が集合しました。3つの小学校合わせて1年生は16名、2年生は13名です。とってもにぎやかな1日が始まりました。
 いつもは1・2年生教室として使用している教室に1年生が入り、5・6年生教室として使用している教室に2年生が入って勉強をしました。いつもは1・2年生教室は4つの机しかないのに、今日は教室いっぱいに机が並びました。荒谷小の4名の1・2年生だけでも明るくにぎやかですが、今日はまた違った賑やかさで、みんな楽しそうに学習していました。

  【どんな考え方があるかなぁ】

 給食の時間も、おいしい給食を食べながら「家から学校まで何キロある?」等と話しながら楽しい時間を過ごしていました。


        【2年生:荒谷小の給食の味はどうでしたか?】


【1年生:明日は班を作って食べるそうです】

 あっという間に5時間目までが終了し、帰る時間になりました。明日また会えると分かっていてもやっぱり少しさびしそうでした。たくさんの友達と学習したり遊んだり、お話したりできるこのM2学習を楽しみにしているんだなぁと思いました。
 また、明日も元気に荒谷小に来てくださいね。待っています。


【別れの時:お互いに大きな声であいさつをしました】【また明日ね!】

わくわく学習発表会

 午前中の学習発表会が終わり、昼食の時間になりました。学習発表会の日の昼食は毎年恒例で、PTAのお父さん方手作りの豚汁が振る舞われます。この豚汁は、学習発表会当日の朝、PTAのお母さん方の力を借りながら、家庭教育学級で男の料理教室を実施して作ってくださったものです。また、各家庭からおにぎりも持ってきてくださっていて、温かくて愛情こもった昼食をいただきました。豚汁は具がたくさん入っていて、みそで味付けをしているけれどクリーミーな味がして、とてもおいしかったです。

【湯気がもくもく、食欲をそそります】

 そして、午後からはわくわく学習発表会が始まりました。これは総合的な学習の時間(わくわく学習:ウッジョブ諸塚)で学習したことを1・2年生は「しいたけで元気」という劇、3~4年生はポスターセッションでの発表をしました。
 1・2年生はしいたけに関するクイズを会場の方々に出題し、しいたけの栽培方法を分かりやすく説明してくれました。時折イノシシやシカが出てきて、しいたけに関する知識を教えてくれるという演出もあり、楽しく学ぶことができました。毎日のように観察・お世話をしている1・2年生だからこそ発表できる内容でした。
 その後3~6年生のポスターセッションが行われました。1人10分(発表7分、質疑応答3分)で、これまで学習してきたことを4つのブースに分かれて発表しました。3年生はプロセッサーについて、4年生は苗木袋(きけんおまもリュック)について、5年生は木の製品開発班、絵本作り班、6年生はポスター作成班、リーフレット作成班とそれぞれの学習内容を発表しました。これまで、どのようにしたら自分たちの学習した成果を聞いている人に分かりやすく、興味をもって聞いてもらえるかを考え、何度も何度も練習を積み重ねてきました。その練習が子どもたちの自信となり、本番ではどの子どもたちも立派に発表していました。


【3年生:プロセッサーを段ボールで作り、その過程で学んだことを発表しました】

【4年生:きけんおまもリュックを作る過程で出てきた心情の変化がありました】


【5年生:製品開発班 工作にならないために・・・この課題に向き合いました】

【6年生:リーフレット作成班:どうしたら魅力を伝えられるリーフレットができるか考えました】

 それぞれ、学習を進める中で色々なハテナが出てきて、それを1つひとつ解決していきました。わくわく学習応援隊の方々や業者の方々の力も借りながら、自分たちの力でできるところは時間をかけて作成していきました。そのため、誰もが自分の発表には気持ちを込めることができ、その子どもにしかできないプレゼンテーションができたと思います。
 発表の後の質疑応答の時間では、「シーソーに神楽を彫った版木を使った理由は何ですか」とか「木の絵本の次は木で何を作ってみたいですか?」などの質問が出され、「戸下神楽をPRしたいし、有名にしたいからです。」とか「おもちゃを入れる箱を木で作ってみたい」等と答えていました。予想していなかった質問を受け、答えに窮する場面も見られましたが、きちんと受け止め、自分の意見を発表していました。

 その後、パネルディスカッションが行われました。この時間は、わくわく学習応援隊の方々や5~6年生、5・6年の担任の先生が「わくわく学習を通して学んだこと」を語り合い、大学の先生方にコメンテーターとして参加していただきまました。


  【林業のプロフェッショナルの方々の貴重なご意見をいただきました】

 その話合いの中で、林業の過程を学習していくことの大切さや人と人とのつながり、自分1人では作れないものに挑戦すること等のヒントをいただきました。この1年で林業について学習してきた子どもたちも、次年度学年が変わり新たなステージにたつと見え方も考え方も違ってきます。次年度以降も、子どもたちががむしゃらにわくわく学習に取り組めていけたらいいなと思います。
 9月のわくわく学習応援隊の発足式以前も様々な形でウッジョブ諸塚にご協力いただいていましたが、2学期以降更に様々な方にウッジョブ諸塚をご支援いただきました。おかげ様で、子どもたちも職員もとてもいい学びを得ることができました。子どもたちにとって、身近にあったけれど内容をよく知らなかった林業が、今回の学習を通して林業に携わる方々の思いに触れたり、実際に体験をしたりすることで、今では本当に身近なものになったと思います。そして、林業の大切さ、木の大切さ、人と人とのつながりを実感していることと思います。今年度のウッジョブ諸塚を支えてくださり、本当にありがとうございました。
 次年度もどうぞウッジョブ諸塚をよろしくお願いいたします。

学習発表会

 2月8日、学習発表会が行われました。この日は風が冷たく寒い日でしたが、保護者の方々をはじめ、地域の方々、大学の先生方や学生の方々、わくわく学習にご協力くださった関係者の方々がたくさんお越しくださいました。このような方々を前に発表をする子どもたちは、ドキドキしながらもいつも以上にやる気が出ていたと思います。
 はじめの言葉は3・4年生が担当しました。言葉に加えて大きな動作も交え、楽しく元気な発表が見られそうな予感のするはじめの言葉でした。
 学習発表会のトップバッターは保育所生でした。可愛い衣装を着て、飛び跳ねたりポーズを決めたりして体育館中を明るい雰囲気にしてくれました。男の子は消防車やパトカーに乗ってダンスをし、年中さん年長さんはあでやかな着物を着ておしとやかに舞いました。

【ピンクやブルーのドレスを着たプリンセスたち】

 その後、各学年の発表が続きました。1・2年生は「できるようになったこと」、3・4年生は「演奏します!詠みます!」、5・6年生は「笑顔がくれたおくりもの」です。
1・2年生はなわとびや跳び箱の演技を披露したり、国語の教科書を朗読したりしました。なわとびでは前とびやあやとび、こうさとび、二重とびを披露しました。朝の時間等に練習をしている成果がしっかりと出ていました。

【1年生:スラスラ読めました】    【2年生:なわとび上手でしたよ】


【2年生:ジャンプ力があります】

 3・4年生は俳句や短歌を詠んだり、理科の実験をしたりしました。「月の夜に シカのなく声 鳴りひびく」、「林業の 苗入りリュック よい工夫 横に穴あき 苗取れる」などの俳句や短歌を発表しました。

【幕が開くと同時に駄賃付け唄を歌うという演出でした】

 5・6年生は「笑顔」をテーマにした劇を発表しました。まず、1年間の思い出ランキングを発表しました。共通して出てくる言葉は「なんしよっとやー」でした。第3位は田植えです。田植えで尻もちをついて「なんしよっとやー」と言い合っていました。泥だらけになったことが楽しかったようでした。第2位は青島宿泊学習でのサイクリングでした。普段自転車に乗る機会がない子どもたちが、自転車に乗りぶつかったり転んだりしました。そこでも「なんしよっとやー」と口を揃えて言う子どもたち。そのようなアクシデントも思い出に残ったようです。そして第1位はおいもパーティーでした。大切に育てたさつまいもを収穫し、スイートポテトや蒸しパンを作りました。そこで男子が担当したスイートポテトを食べると、シャリシャリという食感が・・・。女子全員で「なんしよっとやー」と言っていました。このおいもにはしっかり火が通っていなかったようです。
 どれもみんなで真剣に取り組んだ結果でてきたアクシデントでした。みんなで同じ体験をしたことで、どの子どもにも深く心に残っていたのでしょうね。
 その後、「笑顔」にはどのような力があるかを発表しました。「知らない人でも仲良くなれる」、「友達が増える」、「相手が安心する」などの発表があり、「笑顔」の大切さをみんなに教えてくれました。

【楽しそうに劇に取り組む子どもたち】

 その後、伝統芸能「箕舞」(みいまい)の発表がありました。この日のために2回、地域の方が学校にお越しくださり、熱心にご指導くださいました。おかげさまで、とても上手に舞うことができていました。囃子もとても上手でした。


  【脈々と受け継がれる箕舞】

 その後も、保育所生の発表やミラクル(保護者の方々・地域の方々が中心となって行う合奏)の発表もありました。最後には全校児童と保育所生との群読・合奏・合唱「当たり前の中に宝がある」を発表しました。当たり前のようにある、自然、学校のイチョウ、祭り、消防団、通学路・・・それらを宝物と理解している子どもたち、荒谷の素晴らしさが凝縮されたような発表でした。


【保育所生も元気にカントリーロードを歌いました】

 閉会式では、6年生がふりかえりを発表しました。今回が小学校最後の学習発表会だった6年生、「みんなで学習発表会ができてよかった」、「午前中の発表では緊張して笑顔を忘れてしまっていたけれど、午後からのわくわく学習発表会では笑顔を忘れずに発表したい」などと発表していました。
 子どもたちは、これまで一生懸命練習をしてきた成果をお客さんの前で表現することができていました。堂々としていて、子どもたちの持ち味が発揮された発表でした。朝早くからお越しくださった皆様、子どもたちへの応援ありがとうございました。また、荒谷小OBの方々、先生方も学習発表会を見にきてくださっていました。たくさんの方々に来ていただいて、子どもたちもパワーをもらったと思います。ありがとうございました。


【たくさんの応援、ありがとうございました】

学習発表会の練習

 今日の2時間目~業間にかけて学習発表会の合同練習が行われました。全校児童で行う群読と保育所生も一緒に歌うカントリーロードの合唱の練習も行い、その様子をビデオで撮影しました。


   【保育所生と手をつなぎ、身体を揺らしながら歌いました】


   【元気な声が響きました】

 その後、合唱の様子を映したビデオをテレビに映して、よくなった所や課題を考えました。子どもたちからは、「口が大きく開いている」、「前を向いている」等、よくなったところが出てきました。
 もっとよくなるための方法を見つけるために、子どもたちに伏し目がちにして歌を歌った時と、目をパッチリ開けて歌を歌った時を比べて見ることにしました。これもビデオ撮影し、後でみんなで見比べてみました。すると、伏し目がちで歌った時は、声が小さく低い音程で歌っていました。反対に目をパッチリ開けて歌うと、声に伸びがあり、大きく、また高い音程で歌っていました。このことから、「目をパッチリ開けると大きな声が出る」ということを実感したようでした。
 本番では子どもたちの口と目にもご注目ください。


【目をパッチリ開けて歌った時の様子】

学習発表会リハーサル


                 【リハーサル前半は保育所生との発表会練習】
 学習発表会が4日後と迫りました。保育所生10名も本校の児童14名もインフルエンザにかかることなくみんな元気に発表会の練習に励んでいます。
 そこで、本日は本番前の最後のリハーサルということで、プログラムにそって一通り流れの確認をしました。出入りにかかる時間や用具の設置場所、立つ位置など入念にチェックを行いました。

                     【ポスターセッションのリハーサル】
 保育所生をまじえた発表会の練習が終了すると、次は小学生だけのわくわく学習(ウッジョブ諸塚)の発表の練習です。1・2先生は劇に取り組み、3年生以上は、これまで総合的な学習の時間で取り組んできた林業体験活動や製作活動などを一人約7分の持ち時間で発表し、3分間を質疑応答の時間と設定しました。各発表ブースには写真や製作物などを展示して分かりやすく発表する工夫がなされています。
 プログラムの最後はパネルディスカッションを行います。「ウッジョブ諸塚で学んだこと」をテーマに話合いをします。本番では、大学の先生や林業関係者の方にも話合いに参加していただきます。たくさんの方々に見ていただきたいと思います。
 後4日間、インフルエンザにかからないように手洗い、うがい、マスクの着用をしっかり行って、本番を元気に迎えましょう。

2月の全校朝会

 今朝、体育館で全校朝会が行われました。昨日学習発表会の会場設営を行った体育館、赤いじゅうたんが敷いてあったり、装飾がしてあったりしていつもとは違う雰囲気の体育館でした。
 今日は校長先生が「実行力」についてのお話をしてくださいました。今日は節分、明日は立春です。朝、校長先生に心の弱い鬼を追い出すと話していた子どももいたそうです。子どもたちの3学期の目標の中に「地域でもしっかりあいさつをしよう」というものがあります。これは、1学期からずっと目標として掲げられているものです。学校では大きな声であいさつができても、地域の行事等で会った時にはなかなか自分からあいさつができないという課題があります。とっても元気で気持ちのよいあいさつができる荒谷小の子どもたち。ぜひ、どのような場でも自分からあいさつができるようにしましょう。

 また、個人の目標もそれぞれ立てているのですが、その目標の立て方のヒントも教えていただきました。できそうな目標にすることや、目標ができたかできなかったか振り返られるようにする方法です。実際に子どもたちがこのような方法で目標を立てているそうです。


【目標が明確だと、行動に起こしやすいですね】

 最後に学習発表会についてのお話がありました。今回、新しい形での学習発表会が行われます。それは午後から行われるブースに分かれての発表(3~6年生)やパネルディスカッションです。これらの発表を通して①問題解決力②コミュニケーション力③表現力④郷土愛が子どもたちに身に付けられるよう指導をしているところです。パネルディスカッションで代表として参加する児童2名は「人見知りを直したい」、「滅多にできない経験だからやってみたい」という理由で手を挙げたそうです。とても前向きで、自分を変えようという思いが伝わってきます。

 2月8日の学習発表会まであと5日です。発表の練習をたくさんして、自分が伝えたいことが聞いている方々にしっかり伝わるよう最後までがんばりましょう。

けんこうによいかんきょう(3・4年生保健の授業)

 今日の2時間目、3・4年生の保健の授業が行われました。先々週に引き続き養護教諭の先生がこの授業を担当しました。
 今日は「けんこうによいかんきょう」という単元です。「けんこうによいかんきょう(空気)を作るためにできることを考えよう」というめあてで学習を進めていきました。3学期に入り、全国的にインフルエンザが流行しており、環境の中でも空気に焦点を当てた授業でした。まず、閉め切った室内でストーブをたいて1日過ごすと、どのような空気になるかを考えました。子どもたちは「暖かいからネズミがくる」、「ばい菌が増える」、「乾燥する」などと発表しました。そして、そのような環境ではかぜやインフルエンザにかかったり、頭痛がしたり、気分が悪くなることを確認しました。

【健康を守るためにできることをしっかり学んでね】

 次に、子どもたちでこのような環境をよくするためにはどうしたらよいかを考えました。そこでは、「空気の入れかえをする」とみんなが口を揃えて発表していました。どのような方法で、どのくらいの時間するのかを話し合わせると、「自分の近くの窓を開ける」、「全部開けると虫が入ったり、寒くてかぜをひくのでまどを半分だけ開ける」、「教室では10~15分開けて、家では20分開ける」など子どもらしい意見が次々と出てきました。
 その後、どのような空気の入れかえをしたらよいかを確認するために実験をしました。ペットボトルを教室に見立てて、その中に線香を立てて煙の流れを見ます。片方の窓を1か所開けた時や片方の窓を全て開けた時、両側開けた時など5種類の方法で煙を観察しました。
「煙が上に行ってる」とか「あ、①番の窓から煙が出てきた」、「まだ煙が残っている」等、実験の最中、煙の行方をしっかり見ていました。


  【どこから煙がでるかなぁ】

 そして最後に、効果的な空気の入れかえをみんなで確認しました。空気の通り道を作るような換気の仕方を実際教室でやってみたり、窓は全開にすることや1時間に5分程度窓を開けるとよいということを確認したりしました。

 本校の学習発表会は2月8日(日)です。今週、子どもたちは欠席をすることなく毎日元気に登校しています。このまま元気に学習発表会を迎えられるよう、自分でできるかぜ・インフルエンザの予防対策を継続的に指導していきたいと思います。
 そして、明日は南川神楽が行われます。子どもたちも夜中に出番があるので、不規則な生活リズムになってしまいますが、手洗い・うがい・マスク着用や、暖かい格好をしておくこと、眠れる時にしっかり身体を休めて睡眠をとること、栄養をしっかりとること等指導していきたいと思います。 

学習発表会に向け箕舞練習


 今日は、学習発表会(2月8日)で披露する箕舞(みいまい)の練習に保存会の方3名が指導に来てくださいました。この箕舞は南川地区に古くから伝わる伝統芸能で、地区の子どもたちは秋祭りや吉野宮神社大祭(3月28日)でも、毎年奉納しています。神楽と同様に、地区の方々が長年大切にされてきた伝統ある箕舞を子どもたちもしっかり受け継いでいこうと努力しています。舞手が6名、唄が5名、お囃子が3名と全校児童14名で取り組んでいます。本番では今日の練習の成果がしっかりと披露できるよう練習を積んで欲しいと思います。
 保存会の皆様、ご多用の中、指導の時間を割いてくださりありがとうございました。本番当日もどうぞよろしくお願いします。

給食の先生が読み聞かせ!!


             【楽しい本に子どもたちも夢中で聞き入っています!】
 今日の読み聞かせは、普段はおいしい給食をつくってくださっている先生が当番でした。わざわざ日向市の図書館まで出向いてくださり、3冊の本を選んで紹介してくださいました。
①「おたすけ こびと」~たくさんのこびとたちが自分の体の100倍くらいもある誕生日のケーキをクレーン車をつかったりして作るお話です。こんなこびとがいてくれると、随分と生活が楽になるなあと感心しながら聞きました。
②「ひゅるりとかぜがふくおかで」~食物連鎖が洋ナシから始まって、最後はわしを人間が銃でうって感謝しながらいただくというお話です。「いただきます」=「命をいただく」という意味がよく分かるお話でした。
③「おすしのさかな」~写真のおいしそうなすしに子どもたちが思わず身を乗り出しました。手を伸ばして食べようとする子もいました。すしと魚の関係がよく分かるお話でした。

 【おすしを見て思わず手が出てしまいました】
 給食調理の合間を縫って、読み聞かせの時間をつくってくださりありがとうございました。

新入学児童体験入学

 今日は、新入学児童体験入学が行われました。4時間目に、荒川保育所から2名の年長さんが体験入学に来てくれました。4時間目は3・4年生が案内役となり、学校の中を探検して、どこにどのような教室があるかを見て回りました。

【朝の学校へのあいさつも教えてもらいました】【校長先生の椅子に座らせてもらったよ】


【理科室の中も探検しました】

 4時間目が終わると給食の時間です。今日はチキンライス、たまごスープ、みかん、牛乳という献立でした。新入学児童の2名は給食が配膳される前に、自分の席に座りニコニコした表情で静かに給食を待っていました。給食当番は、1年生よりも少ない量を考え、「これくらいの量でいいかなぁ」と配膳をしていました。全部食べられるかなぁ、時間内に食べ終わるかなぁと心配でしたが、その心配をよそにパクパクと給食を全部食べていました。食器を持ってたべていましたし、スプーンの使い方もとても上手でした。

        【荒谷小の自慢の給食、おいしいでしょ】
 給食中、6年生が「○○ちゃんは何が一番すき?」と聞いて「カレー」と答えていたり、教頭先生が「○○ちゃんは、先生の名前知ってる?」と尋ねると「教頭先生!!」と答えていたりして、和やかな時間が流れていました。


【名札を見せて○○教頭先生だよと教えていました】


      【次年度から毎日このおいしい給食が食べられるよ】 

 その後、昼休みは外で元気に遊んでいました。昼休みが終わってからは清掃時間です。それぞれの清掃場所に分かれて掃除をしました。


【おにいちゃん、おねえちゃんから掃除の仕方を教えてもらいました】

5時間目は1・2年生教室で授業をうけました。楽しそうな声が1階まで聞こえてきましたよ。きっと、小学校の授業って面白いなぁと思ってくれたのではないでしょうか。


  【楽しみだね、学校の勉強】

 4月に入学してくる2名のお友達、2人のことを子どもたちも職員も心待ちにしています。元気に入学してきてね。

 本日お忙しい中、新入学児童体験入学・説明会にお越しくださいました保護者の皆さま、ありがとうございました。実際に小学校の授業や給食、清掃時間などを体験して、お子さまも小学校を楽しみにしてくれたのではないでしょうか。4月の入学を心から楽しみにしています。どうぞよろしくお願いいたします。

おむすびころんちょ

 今日の給食は、わかめごはん・さつまじる・しいたけなんばん・おむすびころんちょ・牛乳でした。この「おむすびころんちょ」とは、巻きずしを作る時に使う海苔くらいの大きさで、こののりでおむすびを作るというものです。自分でおむすびを作れるという非日常な給食に、子どもたちは大喜びでした。「どうやって作るんだろう?」、「半分はそのまま食べたいから半分だけ作ろう」等といいながら楽しくおむすびを作っていました。


【海苔の真ん中にごはんをのせます】【低学年には高学年がサポートに入りました】

 まんまるい大きなおむすびができたり、三角のおむすびができたりしていてとっても楽しい給食時間でした。おむすびだといつも以上にモリモリ食べられるようで、あっという間に食べてしまっていました。途中、「あ!!これ合う!!」という声が背後から聞こえてきました。後ろを振り返ってみると、今日のしいたけなんばんをおむすびの具として入れて食べている6年生の男の子がいました。早速試してみると、しいたけなんばんの甘辛い味とわかめごはんのほんのりしょっぱい味がマッチして、とってもおいしかったです。しいたけの香りもよく、おいしくいただきました。ごちそうさまでした。


【まあるいおにぎりの完成!】

戸下神楽

 1月24日~25日にかけて、戸下神楽が奉納され、本校の子どもたちも参加をしました。この神楽に向けて毎日のように練習を重ねてきた子どもたち、出番は夜中の3時頃です。眠たくないかなぁ、寒くないかなぁと心配はありましたが、4人とも堂々の舞を見せてくれました。途中、外で焚いている火の煙が目にしみて、目をしばたかせることもありましたが、それにも負けずに一生懸命がんばりました。

    【みんな真剣です】       【舞い終えた後、安堵の表情です】

 また、この神楽には荒谷小に勤務されていた先生方もお越しくださっていて、神楽を舞われたり、朝まで見ていてくださったりしていました。荒谷小を離れても、諸塚とつながっている先生方がいらっしゃることに子どもたちも職員も嬉しく思います。また、地域の方も喜ばれたのではないでしょうか。


【久しぶりの再会に子どもも大喜び】【遠いところ、ありがとうございました】

 神楽の演目は33番ありますが、その中で本校の職員も神楽を舞わせてもらいました。地域の方々に見守られ、そして助けていただき、無事に舞い終えることができました。


【貴重な経験をさせていただきました】

 古くから伝わる戸下神楽、演目が色々とあり神楽を舞う方々の真剣な表情、熱気あふれる舞い、力いっぱい取り組まれているお姿、それら全てが美しく、神秘的でした。また、夜にはおじやを振るまっていただいたり、朝食も準備してくださっていました。「神楽の朝ごはんはどうしてこんなにおいしいっちゃろうね~」と話す方もいらっしゃいました。
 戸下神楽保存会の皆さま、色々とお世話をしてくださった婦人会の皆さま、大変お世話になりました。

 今週の土曜日は南川神楽が行われます。南川の皆さま、よろしくお願いいたします。

食に関する指導(歯と食べ物について)

 本日、1校時は中学校の栄養士の先生に食に関する指導をしていただきました。今日は歯と食べ物について学習しました。今日のめあては「歯によいおやつのとり方について考えよう」でした。

【今日はどんな新発見があるのか、ワクワク】

 まず、子どもたちに普段どのようなおやつを食べているかを尋ねられました。子どもたちは「チョコレート」、「アイス」、「ガム」、「せんべい」、「グミ」、「スナック菓子」等と答えていました。そして、おやつを食べる時に気を付けていることも発表しました。「歯みがきをする」、「手洗い・うがいをする」、「食べすぎない」等、普段気を付けていることをそれぞれ発表しました。
 その後、グループに分かれて、いくつかのおやつを①歯によいおやつ②歯に悪いおやつに分ける作業をしました。「ヨーグルトは牛乳からできているから歯にいいかなぁ」とか「せんべいでもざらめせんべいはどうなのかなぁ」、「ガムは顎を鍛えるよ」など、高学年を中心に話し合いながら進めていました。

     【すぐに分かるものもあれば悩むものもありました】

 その後、グループごとに発表をしました。チョコレートやキャラメル、りんご、せんべいなどはすぐに、どちらが歯によいか歯に悪いかを分けられたようでしたが、チーズとガムについては悩んでいたグループがありました。

【このグループはガムで悩みました】

 そこで、栄養士の先生が歯によいおやつの特徴を教えてくださいました。それは・・・
○ よくかむもの
○ 砂糖を多く含まないもの
○ 口の中にずっとないもの
だそうです。
 これをもとにおやつを歯によいもの・悪いものに分けていきました。そして、チーズとガムについても説明をしてくださいました。チーズについては、「最近では、チーズは世界的に歯によい食べ物として注目されています。」と教えてくださったり、「ガムはずっと口の中にあって歯によくないと思うかもしれませんが、種類によっては歯にいいものもあります。キシリトールが入っているものは歯によいものですので、選ぶ時の参考にしてください。」と教えてくださいました。

 また、おやつの食べ方についても教えていただきました。おやつをだらだら食べる時と、時間を決めて食べる時の歯の状態を図で見せてくださり、だらだら食べる時はむし歯になりやすいことが分かりました。

 子どもたちが日常的に食べているおやつ、これを気を付けたり工夫したりすることで、今以上に歯によい生活ができるということを学んだ子どもたち、「家にあるおやつを適当に選ぶのではなく糖分が少ないものを選ぼうと思います」とか「チーズは歯によくないと思っていたけど歯によいと聞いてびっくりしました」、「歯に悪い食べ物を食べる時は、短い時間で食べてとりすぎないように注意したい」などと感想を発表していました。

 【1年生もしっかり学べましたね】

 歯によいおやつのとり方は①おやつの内容を考える②おやつの時間を決めるということでした。今日から早速実践してみましょう!

 本日は、とても分かりやすく、子どもたちの興味・関心を高めるような授業をしてくださりありがとうございました。先生が教えてくださったおやつのとり方は、子どもたちが自分で取り組めるものばかりでした。これから、子どもたちのおやつに対する意識が変容していくことと思います。本当にありがとうございました。

給食感謝集会

 日本で初めての学校給食は1889(明治22)年、山形県鶴岡市の私立忠愛小学校で貧しい子どもたちを救済するために行われました。その当時の給食は、おにぎりと焼き魚、漬け物だったそうです。現在では、生きた教材であると学校給食をとおして健康教育を行っています。その給食に携わる方々に感謝の気持ちを伝える、年に一度の給食感謝集会が行われました。今日は、毎日野菜を届けてくださる地元の商店の方と献立を作ってくださる中学校の栄養士の先生、そして本校の給食調理員の先生をお招きしました。


【お忙しい中、朝早くからお越しいただきました】

 まずはじめに校長先生からお話がありました。「給食が始まった頃は栄養を確保するために行われていた給食です。みなさんは日々『いただきます』、『ごちそうさまでした』と給食をいただけることへの感謝の気持ちを言葉で表しています。給食が食べられることへの感謝について今日は考えてみてください」とお話がありました。

【当たり前のように食べられる給食は当たり前ではないのです】

 それから、ほたきゅう(保健体育給食委員会)の発表がありました。その中で好きな給食とあったらいいなこんな給食のランキングを発表しました。好きな給食、あったらいいなこんな給食のランキングは以下のとおりです。

【好きな給食】
 1 カレー スパゲティ
 2 チキン南蛮
 3 れいとうみかん  ハヤシライス

 その他・・・ マヨネーズパン、きのこハンバーグ、フルーツポンチ、サラダ

【あったらいいなこんな給食】
 1 チャーハン
 2 パフェ・すし・うどん

 その他・・・ うめごはん、さけごはん、ポテト、スイートポテト、じゃがバター、ピーマンの肉  
       づめ、レバさし、ライチなど

 このようなランキングとなりました。

【メニューをみているだけで楽しいですね】

 その後、感謝のことばとプレゼント贈呈です。感謝のことばでは、給食への思い、携わる方々への思いを言葉に込めて伝えました。プレゼントは子どもたちからのメッセージを1冊の本にしてプレゼントしました。また1・2年生の担任の先生が育てたパンジーのお花も一緒にプレゼントしました。

【日頃、直接お礼を言う機会がないので、貴重な時間となりました】

 最後に先生方から一言ずついただきました。「野菜を配達することで、子どもたちと会える機会になることが嬉しいです」とのお言葉や「どんな表情で給食を食べているのかなぁと考えます。今日の『あったらいいなこんな給食』を参考に献立を考えてみたいです」、「みんなの笑顔が輝くような給食を作りたいです」など、心のこもったお言葉をいただきました。


 【毎朝、ありがとうございます】  【元気のでる献立をありがとうございます】

【毎日おいしくなる給食、ありがとうございます】

 今日は、給食に携わる先生方にお越しいただき、子どもたちもとても喜びました。お忙しい中、わざわざお越しくださりありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

【「荒谷小の給食はおいし~!」のかけ言葉でいい笑顔が出ました】

今年初めてのALTの先生との英語活動

 今日は子どもたちが楽しみにしているALTの先生が荒谷小へ来られる日です。3学期に入って初めての英語活動とあって、子どもたちが職員室にALTの先生を呼びに来た時には「ミスやったっけ?ミスターやったっけ?」と相談していました。そこにALTの先生が「Missじゃないよ~」と助け舟を出してくれました。
 4時間目は5・6年生の英語活動でした。「What day is today?  What day is  tomorrow?」という学習をしました。子どもたちに月曜日~日曜日までの英語を教えてくださり、それを使ってゲームをしました。そのゲームとは床に月曜日~日曜日までの札をならべ、その両端から曜日を英語で言いながら進んでいくものです。途中で友達とぶつかったらじゃんけんをします。この時も日本語は使わず、「rock  scissors  paper  one  two  three!」と言ってじゃんけんをします。楽しみながら英語を覚える子どもたち、5・6年生教室は活気で満ち溢れていました。

【ランダムに並べられた曜日の札】【ついつい「じゃんけん・・・」と言ってしまいそう】


    【よーし、負けないぞ】      【待っている人は曜日の言い方を復習中】

保育所生と学習発表会の練習

 今日の業間の時間に、体育館で学習発表会の練習を行いました。いつもは小学生だけで行う学習発表会の練習ですが、今日は保育所生も参加しました。今日のめあては「楽しく歌おう」でした。学習発表会では「カントリーロード」を合奏したり合唱したりします。この歌詞に子どもたちの気持ちも乗せて、聞いている方々に伝わるよう楽しく歌います。楽しさが伝わる方法として、歌を歌う時に身体を揺らしたり、笑顔で歌ったりすることを指導されました。小学生と保育所生が一緒の舞台に立ち、歌っている姿はほほえましく、自然と笑顔がこぼれてきました。また、「カントリーロード」は、心が落ち着くようなメロディーで、聞いていると不思議と懐かしい気持ちになるとても素敵な歌です。当日の子どもたちの群読・合唱・歌声にもご期待ください。

 【保育所生と手をつないで歌います】  【これは昨日の練習の様子です】

心強いゲストティーチャー登場

 
     【模型作りに熱が入ります】
 今日もわくわく学習に力強いゲストティーチャーが登場しました。
 先日は印刷会社の方から大きな後押しをいただいた6年生。今回は3年生です。
 林業の学習を進める中で、プロセッサーという重機に心を奪われた3年生ですが、どんな仕組みになっているのか、どんな作業をするのかを明らかにすることが課題です。
 そこで、実際に模型をつくってみることにしましたが、なかなかアームの部分が再現できません。そこで、林業会社の方にお願いして、2回目の見学に出かけました。また、そこで働く保護者の方をゲストティーチャーとして学校におよびし、模型作りを手伝っていただきました。アームが伸び縮みするために竹でっぽうの仕組みを取り入れるようアドバイスをうけ、やってみると見事スムーズに動くようになりました。
段ボールで作った小さい模型ですが、実物にまた一歩近づきました。3年生の児童もますます創作意欲が出てきました。 2月8日(日)の発表会では、この模型を使って説明をします。どんな発表になるのか大変楽しみです。今日はご多用の中、来校いただきありがとうございました。

今年度最後のやまびこ号来校

 今日は、子どもたちにとっても職員にとってもうれしい日です。
 それは、学期1回のやまびこ号(移動図書館)が学校に来るからです。
 始めの会では、図書館の方から、「たくさん食べて体が大きくなるばかりではなく、読書を通して心も豊かにしてください。」とお話がありました。1回に7冊まで借りることができるので、みんな本選びに一生懸命でした。
 校長先生との約束で、3学期は30冊以上の本を読むことが目標です。テレビやゲームの時間を少しけずって、本を読む習慣付けができると、簡単に目標達成できると思います。心を豊かにするためにも、校長先生との約束を果たすためにも、計画的に本を読むようにしましょう。

期待高まるわくわく学習


         【リーフレットやポスターについて自分の思いを伝えています。】
わくわく学習”ウッジョブ諸塚”も終盤に差し掛かっています。2月8日(日)の学習発表会に向けて、6年生の児童3名は印刷会社の方と打ち合わせを行いました。自分たちの手作りのリーフレットとポスターの印刷方法についてです。印刷会社の方からは、「できるだけ写真データを活用して仕上げをよくしましょう。」「写真のレイアウトはこうしましょう。」など専門的なご意見をいただきました。予算面の制約はありますが、印刷会社の方のお心遣いもありそれぞれ200枚の印刷をしていただくことになりました。写真がより鮮明になることで仕上がり具合もずっとよくなることでしょう。学習発表会には、披露できますので、是非、地域の皆様学校へお越しください。それから、印刷会社の方々、予算面でのご配慮やアドバイスをいただきありがとうございました。仕上がりを楽しみにしています。

消防団による火災避難訓練

今日の5校時に火災の避難訓練を行いました。例年のことですが、この訓練には地元の消防団の協力をいただいています。今回はご多用の中8名の団員の方に参加していただきました。この消防団(第4部)は1月6日の消防出初式の際、諸塚村消防操法大会で優勝されており、村民の生命と財産を守るために日頃から練習を熱心に取り組んでおられます。
このように実績のある消防団の方々をお招きして、保育所生や小学生のために消火訓練や放水体験、操法訓練の実演などを行っていただきました。操法でのきびきびとした態度や真剣に取り組まれている様子に子どもたちも職員もすっかり心を奪われてしまいました。さすが、優勝チーム、子どもたちにとっても、あこがれの存在となっている様子です。5年生のある男の子は、将来消防士になると夢を語っていました。
寒い時期がまだまだ続きます。山林火災の大変さを身をもって学ました。「森は宝」火事を起こさないようにみなさんくれぐれも気をつけましょう。消防団員のみなさん今日はありがとうございました。神楽の練習もがんばってください。
             【風の方向が変わって、消火活動が大変でした】
 
  【水圧の大変さがよくわかりました。消防団のみなさん、ありがとうございました。】

中3生によるあいさつ運動

     【中3生によるあいさつ運動を受けて、いつも以上に元気なあいさつができましたね】
 
村内の4校は「めざせ あいさつ日本一」をスローガンに掲げ、あいさつ運動に力を入れています。
本日は、年間の計画により、本校出身の諸塚中学校の3年生3人が正門前であいさつ運動を行ってくれました。
あいさつの手本となっている中学生から元気をもらい、小学生もいつも以上に明るく、元気な声であいさつを交わしていました。毎日、このような光景が見られるといいのですが、小中学校間の距離があるために、なかなか実施が困難です。本日は、教育委員会の方や中学校の先生、中3生の保護者の方々の協力をいただいてあいさつ運動が行えました。
先輩である中学生の後ろ姿をみて、後輩である小学生は成長しています。中3生や関係のみなさん、今日はありがとうございました。次回もよろしくお願いします。
 

初めての読み聞かせ

2週間に1回程度の割合で行われている本校の読み聞かせ、16名のお母さん方がそのメンバーです。今日は、今年度1年生として入学した息子さんをもつお母さんが当番でした。今回が初めての読み聞かせです。朝の約15分の時間を使って3冊の本を読んでいただきました。①「んふんふ なめこ絵本」②「それからのおにがしま」③「つながっている いのちのまつり」の3冊です。
①は、たくさんのキャラクターなめこが登場します。岩なめこ、光なめこ、まめなめこなどそれぞれの持ち味を発揮して、みんなで協力して大きな家をつくるお話です。
②は、もも太郎の鬼退治のその後のお話です。鬼と人間がなかよく暮らしている様子がつづられています。
③は、命の大切さや命が永遠に引き継がれていることを感じさせるお話です。へそのおの実物や出産時に足にまいてあった名札まで準備してくださり、感謝の気持ちをもつことの大切さを訴えられました。
楽しい内容のお話だけはなく、命について考える機会にもなる本を選んでくださりありがとうございました。
     【小さいサイズの本ですが、紙面を広げるとこんなに大きくなります。】
 

体の清潔と健康

今日は、3・4年生の担任の先生が出張だったので、保健室の先生が3校時に保健の授業を行いました。「毎日の生活を振り返り、清潔は健康と大きな関わりがあることを理解し、清潔を意識した生活をおくろうとする実践的な態度を育てること」がねらいです。
問題解決的な学習の流れを組み、話合い活動(にっこりトーク)も取り入れた大変わかりやすい授業でした。①「日頃、自分の体を清潔に保つためにしていること」②「その理由」③「その時の気持ちを考える」ことで日常の生活を振り返ります。清潔に保たないとどうなるのかを表した資料や写真など具体的に提示し、清潔な生活の大切さを指導されました。
 
  【授業風景~ワークシートに3つの問題に対する自分の考えをまとめます】
 【紙吹雪でほこりがつく様子を再現、授業の最後は今日の振り返りの発表です】
今日は、保健室の先生から清潔の大切さに関する専門的な話を聞いたり、模擬体験したり、写真をみたりして学びの度合いが大きかったようです。まだまだ寒い日が続きます。病気にならないよう、今日の学びをこれからの生活に生かしてくださいね。

新年のお楽しみ 福袋登場

 今朝、校長室の前にあったのはずらりと並んだ福袋。
 
   【何が入っているのかなぁ】
 登校後、校長室に入って校長先生にあいさつをする子どもたちは、この福袋が気になって仕方ない様子でした。一体何の福袋が誰のためなのか、何が入っているのか分からないまま給食を食べていると、校長先生がランチルームにいらっしゃいました。そして、子どもたちに福袋のことを説明してくださいました。
 
 この福袋には本が2冊入っています。これらの本は、昨日職員が図書室で、子どもたちに読んで欲しい本を選び、校長先生が福袋の中に入れてくださったものです。何の本が入っているのかは見た目だけでは分かりません。学年部ごとに分類されたこの福袋を自由にとってよいこと、中に入っている本を持って帰って読んでもよいことを聞くと、子どもたちの目はキラキラと輝いていました。一体何の本が入っているのか、そのワクワク感が子どもたちの様子から伝わってきました。
 
 昼休み、校長室前のろうかには子どもたちであふれかえっていました。選んだ福袋を開けて、「この本平成17年だって。読んだことある?」とか「これ変えて」とか「15少年漂流記だって」などと思い思いに福袋の感想を言い合い、嬉しそうに教室に持って帰りました。
 また、この福袋には大学の先生からいただいていた木の製品(貯金箱など)も入っていました。これにも子どもたちは興味津津で、早速手にとっていました。
 
【各先生からおすすめのメッセージも入っています】【これは木の紙で包まれた貯金箱】
 
 この福袋には、様々なジャンルの本に触れて欲しいという校長先生の思いが詰まっています。この福袋の本とも一期一会です。今日出会った本との出会いを大切にして、ぜひ読んでみてください。今まで知らなかった世界を体感できるのではないでしょうか。
 

荒谷小14名から16名に!?

 昨日の下校指導の時、生徒指導主事の先生から「荒谷小に2名のお友達がやってきました。これで荒谷小は16名です。」とお話がありました。この言葉に子どもたちは目をまん丸くしていました。
 実は、昨日交通安全協会の方が荒谷小にお越しくださり、交通安全を啓発するための看板を持って来てくださったのです。早速、校門と体育館に上がる坂道と道路の分岐点に設置をしました。
 【校門にはこちらの女の子】     【分岐点にはこちらの男の子】
 
 この2名の子どもたちにはちゃんと名前もあるそうです。子どもたちが教頭先生に尋ねてみると、女の子が「あいさつじょうずちゃん」、男の子が「あんぜんまもるくん」だそうです。この2人には「とびだし注意」と書かれています。この2人を見て、子どもたちが飛び出しをしないようにしたり、交通安全を意識させたりすることが目的です。
 
 本校の通学路には歩道がありません。また、山も近くにあり登下校での安全対策はとても重要です。子どもたち自身が、自分の身は自分で守る行動ができるよう、「あいさつじょうずちゃん」、「あんぜんまもるくん」が一役担ってくれそうです。
 
 立派な看板をありがとうございました。

第3学期 始業式

 冬休みが終わり、今日は第3学期の始業式です。子どもたちは手袋やネックウォーマーなどの防寒対策をして、朝から元気に登校していました。「お年玉は何に使った?」と話をしたり、向かい側にある山に光が射している光景を見て、「あれは池の窪だぁ」と話をしたりしながら登校しました。
【新春初めての学校へのあいさつ。高らかな声が響き渡りました】
 
 1校時は体育館で始業式が行われました。
 はじめに、校長先生のお話をいただきました。3学期に登校する日は1~5年生で54日、6年生は53日だそうです。3ヶ月あるとおもっていた3学期も、日数を聞くととても早く過ぎていってしまいそうです。
 校長先生はまず3つのお話をしてくださいました。それは①目標をたてること②地域でもしっかりあいさつをすること③本をたくさん読むことです。目標をたてたらそれを達成するために努力をすることや、目標の内容等のお話をされました。「目標を立てる力」、「目標をやり抜く力」備わるよう努力していきましょう。また、あいさつでは「あいさつは自分のため」、「あいさつは自分づくり」というキーワードを子どもたちにお話されました。読書については3学期は目標30冊です。1月いっとき、2月逃げ月、3月さらさらというように、あっという間に過ぎてしまう3学期、図書室に足を向けてたくさんの本との出会いを楽しんでください。
 最後に校長先生は魔法をかけてくださいました。その魔法とは「笑顔」です。子どもたちに自分の中で笑顔を意識する時を考えさせ、笑顔でいると前向きになれたり、心の安定がはかれたり、元気になれたりすることを教えてくださいました。子どもたちは「あいさつをする時」、「行事などでおじいちゃん・おばあちゃんと会う時」、「話をする時」など笑顔を意識する時を発表していました。今日は全員が鏡で自分の笑顔もチェックし、笑顔のよさを再認識したと思います。緊張・不安などで笑顔がなくなる時こそ笑顔を意識していきましょう。
 
【朝、玄関での笑顔チェック、習慣にしてみてくださいね】
 
 次に代表児童の作文発表がありました。今回は4年生でした。昨年の反省から今年がんばることを2つ考えたようでした。それは読書をすることと、字をていねいに書くことです。図書室で本を借りて読み終えたけれど、返却をしていなくて次の本が借りられなかったとか、雑な字を書いたり習った漢字を使って字を書いたりしなかったなどとしっかりと反省がされていたので、今年はその反省をもとに頑張ってくれることと思います。先生たちも一緒に読書をする時間を設けていきたいです。
 
    【堂々とした発表でした】
 
 次に、一言発表がありました。これは代表で作文を発表した児童以外の児童が今年がんばることを発表するものです。
 1・2年生は「学習発表会の劇や演奏をがんばる」、「一輪車でスラロームが完璧にできるようになるまでがんばる」などと発表をしていました。
 3・4年生は学習・生活・運動の項目に分けて発表をしていました。その中で、「あいさつをいつでもどこでもできるようになる」、「4年生の勉強を5年生につながるようにする」などの発表がありました。
 5・6年生は年間を通した目標を掲げていました。「人に言われる前に行動する」、「苦手な部分を克服してオール100点を目指す」、「目標達成のための努力をし続ける」、「みんなをまとめる」など高学年らしい目標がたくさん出てきました。
 それぞれに立てた目標が達成できるよう、時には目標の内容が自分に合ったものだったのかを見直したり、達成したら新たな目標をたてられるようにしていきましょう。
 
【大きな声で元気よく発表できました】 【3つの目標、分かりやすかったです】
 
【一段とたくましくみえた5・6年生】
 
 県内でもインフルエンザが流行しているようです。生活リズムを整えて、かぜやインフルエンザに負けないようにしていきましょう。
 

こぶとこじぃばぁスクールに行ってきました

22日(月)諸塚ウッジョブ「製品班」は5年生3人ですが、当日は男の子が欠席でしたので、2人の女の子と行ってきました。諸塚村地域支援センター「ふれあい」の係の方のお世話で4人のおばあちゃんと1人のおじいちゃんとしゃもじ作りに挑戦しました。まず自己紹介。そして、係の方からじぃばぁスクールの説明、女の子2人はそれぞれ木で松葉杖や装飾品を創っていましたので、そのパッケージに工夫をして売り出す工夫をお聞きしました。係の方が丁寧に教えて下さるのでありがたかったです。その後しゃもじ作りをしてました。途中お茶タイムもあり、嬉しそうにお茶やお菓子をいただいていました。2時間でしたが、仲の良い5人のおじいちゃんおばあちゃんに囲まれあっという間に過ぎました。こぶとこの5人の皆様、そしてお世話して下さった地域の方、「ふれあい」の係の方にお礼を申し上げます。どうぞ、2月8日の学習発表会にいらして下さい。

第2学期の終業式

 12月24日は2学期終業の日した。子どもたちは雨の日も雪の日も78日間元気に登校しました。養護教諭の先生の調べでは、欠席の状況も保健室来室状況も大変少なく、荒っ子の元気のよさがうかがえます。
 さて、この日、2校時は終業式です。まず、子どもたちが2学期にがんばったことを一人ずつ発表しました。1・2年生は「かん字をがんばりました」とか「えしゃくを自分からできるようになった」と話していました。3・4年生は「相手に伝わるような話し方ができるようになった」、5・6年生は「米とぎをがんばった」など、それぞれに自分なりにがんばったことを大きな声で発表しました。
 
      【がんばったことを発表する1・2年児童】 
 
 そして、児童代表で5年生の児童が作文を発表しました。6年生の背中を見て自分の意識が変わったことをていねいに表現していました。
 
         【児童代表の5年生の発表】

 その後、校長先生からお話がありました。1つは2学期の目標のふりかえりと、クリスマスについてです。目標については、目標をたてたらそれに向って一生懸命努力することの大切さを教えてくださいました。また、日本では当たり前のようにあるクリスマスですが、世界中を見てみると今日食べるものにも困っている人たちがいます。家族への感謝、平和への感謝を教えてくださいました。
 
    【校長先生のお話のキーワードは感謝です!】

 14名全員そろった終業式を無事に終え一安心です。25日からいよいよ冬休みです。①家族と一緒に、家族のために過ごす冬休み②安全・健康に留意して過ごす冬休み③伝統文化に触れる冬休みを送って、1月8日には元気に学校に登校して来てくださいね。

3・4年生の理科パーティー

 今日、給食の時間にこのようなくじが配られました。
 
昼休みに3・4年生の理科パーティーが行われました。これは理科の学習したことを生かして、みんなが楽しめるようなゲームを企画したものです。その中には「星や星座クイズコーナー」や「スピードアタックコーナー」、「つりくじコーナー」等がありました。
教室の出入り口には担任の先生がいて、チケットの半券を切ります。その後、各コーナーのゲームに参加します。
磁石の性質を利用した魚つりや自動車レース、星座のクイズなどアイディアいっぱいです。ゲームをしながら理科の学習ができます。来場者には手作りのプレゼントまで準備してありました。
3・4年生のみなさん、理科パーティーの楽しい企画から運営までありがとうございました。

今年最後のウッジョブ諸塚

 今日の1~3校時はウッジョブが行われました。製品開発班は、小布所(こぶとこ)のじいばあスクールに行ってしゃもじ作りをしました。その他の子どもたちは、学校で自分の作業を進めました。学校に残った子どもの中で、昨日福岡のスープストックに行き、諸塚産材がどのように店内に生かされているかを見てきた子どもたがいました。店内の壁に使われていたり、鏡のふちに使われていたりしていました。圧迫感が出ないように、木と木の間にすき間を作っていたり、随所に工夫がみられました。これをパンフレットに活用できそうですね。
 
     【諸塚の木材がとってもおしゃれな空間に変身していました】
 
 
 今年度、9月にわくわく学習応援隊の発足式があり、多くの方々に子どもたちの学習のご支援・ご協力をいただきありがとうございました。おかげ様で子どもたちは順調に活動を進めていき、諸塚の木材のよさ、自然の大切さを再認識しています。そして、自分たちの活動がどのようにしたら林業を発展させることにつながるかと考えながら学習を進めています。この学習は3学期も継続して行われ、2月の学習発表会では1年間のウッジョブの学習をまとめ、発表をします。その時にはぜひお越しいただき、子どもたちの発表をお聞きいただけると有難いです。
 これからも、子どもたちのウッジョブ諸塚へのご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。
 

「かさこじぞう」をペープサートで表現

 2年生は教頭先生と国語を学習しています。今は「かさこじぞう」を学習しているそうですが、今日はその「かさこじぞう」をペープサートの劇で表現する時間です。他の学年の子どもたちもペープサートの劇を見に集まってきました。
   【ろうか側には「かさこじぞう」の学習の足跡が掲示されていました】
 
【今日のめあては「ペープサートげきをしよう」】
 
 2年生は2名しかいないので、2名でじいさま役、ばあさま役、おじぞうさん役、ナレーター役などを担いました。気を付けることは「読むはやさ、間の取り方」、「声の強弱」、「ペープサートのもち方」の3つです。たくさんの練習をしてきた2年生、どのようなペープサート劇を見せてくれるのでしょうか。
 【机を新聞紙で覆った手作りの舞台】
 
 
【ペープサートの後ろにちょこんと見えるのは2年生の頭です】
 
 物語がはじまると、手作りのペープサートが出てきたり、ドンドンと足音が聞こえてきたり、登場人物になりきったセリフの言い回しをしていたりして、一気に「かさこじぞう」の世界が広がりました。物語の時期も今とぴったりでした。
 
【見に来てくれた子どもたち、どんな感想をもったかな?】【2年生、一生懸命です】
 
 物語が終わると、ほっとした表情の2年生が現れました。そして、見に来てくれた友達に「質問や感想はありませんか?」と投げかけました。
 
 【2人で最後までやり遂げました】
 
 質問では「『かさこじぞう』の役は誰ですか?」とか「一番難しかったところはどこですか?」、「ペープサートを作ったのは誰ですか?」等が出ました。一番難しかったところは、セリフに夢中になってペープサートが下がってしまうところだそうです。また、ペープサート作りには4年生もお手伝いをしてくれたそうです。
 感想では、「ペープサートを動かしたり、足踏みをして足で音を出したりして伝わりやすかった」、「声のはやさや間の取り方を気を付けていて分かりやすかった」等が出ました。
 
  【たくさんの感想や質問を出すことが、2年生へのお礼ですね】
 
 「かさこじぞう」の学習をして、学習したことをペープサート劇で表現した2年生、劇の中で相手を意識した様々な工夫が見られて見ていてとっても面白かったです。 教頭先生と楽しく学習しているんだなぁということがよく分かりました。ありがとうございました。
 
 

ほくほく やきいも

 5時間目の休み時間に「こんこん」と職員室のドアをノックする音が聞こえました。「どうぞ」と声をかけると、1・2年生がほかほかのやきいもを持ってきてくれました。このやきいも、ぬれた新聞紙で包んで、その上からアルミホイルを巻いて焼いたものだそうです。「火が弱くてちょっと失敗しました」と言っていましたが、おいもを半分にわるときれいな黄金色。とってもおいしそうです。食べてみると甘みがあり、ほくほくしていてすごくおいしかったです。私たちがおいもを食べるのを不安そうにみていた1・2年生、「おいしい!!」と感想を言うと満面の笑みに変わりました。そして、職員室を出て外にいる担任の先生の所へ駆け寄ると「先生!!おいしいって言ってくれましたよ!!」と嬉しそうに話していました。
 
 1・2年生が大事に育てたおいも、おすそ分けしてくれてありがとうございました。いい焼き加減で、とってもおいしかったです。ごちそうさまでした。
 
【教頭先生にもおいものおすそ分け】 【こんなにきれいなおいもでした】

ほたきゅうの歯みがき指導

 給食後の歯みがき指導、今までは養護教諭が毎日行っていました。しかし、12月に入ってからはほたきゅう(保健体育給食委員会)が行っています。その時間に養護教諭は、個別に歯のみがき方の指導を行います。みんなの前で歯みがきの指導をするのは恥ずかしかったり、緊張したりするようですが、正しい歯みがきを伝えるためにがんばっています。
 
 歯科検診で治療が必要な歯があった児童は、全員歯医者さんに行きました。来年の歯科検診ではむし歯のない歯を先生に見せられるよう、歯みがきや食事などの生活習慣に気をつけていきたいですね。
【ていねいに歯みがき指導を行いました】【鏡でチェックしながらシャカシャカ】
 
【高学年は歯のみがき方もお手本になります】

授業公開(1・2年生)

 今日の2校時に授業づくり視点を基に1・2年生の算数の授業公開がありました。1年生は「あるかずを ほかのものにおきかえて かんがえよう」、2年生は「九九の表のきまりをみつけることができる」をめあてに複式の授業が行われました。
         【1年生もずいぶんとしっかりしてきました】
 
 本校では、授業の中で必ず話合い活動を取り入れています。もちろん1・2年生も1時間の授業の中で子どもたちだけで話合いをして問題解決をしていく場面があります。どのように話を進めていくのかは、今、練習中の1・2年生です。
 
  【身を乗り出して真剣です】
 
 放課後、今回の授業研の事後研を行いました。そこで、職員間で指導改善の工夫を考えました。それは、子どもたちが発表をする前に、考えを書かせてそれを見せながら(見ながら)発表することです。(可視化すること)
 早速明日から実行です。
 

諸塚学校給食の日

 今日は、諸塚学校給食の日でした。計画では生産者の方をお招きして、実行委員の方々も交え会食をする予定でしたが、雪のため今日の会食は中止となりました。
 
 会食はできませんでしたが、今日もしっかり地元の食材をいただきました。今日は、黒米ごはん、すきやきにこみ、ようふうしらあえ、牛乳でした。黒米ごはんは初めて給食にでたそうです。子どもたちも食べたことがない子がほとんどでした。紫色にそまったごはんはインパクトがありますが、香りもよくとってもおいしいごはんでした。
  
 「洋風白和えには何が入っているんですか?」と聞いてきた子どもがいました。とてもおいしかったようです。この洋風白和えには、ハムやマヨネーズが入っていて今までに食べたことがない白和えの味がしました。とってもおいしかったです。
 
 今日は、地元で作られているとうふについて、養護教諭の先生からお話がありました。「畑の肉」と呼ばれるほどの栄養があるとうふ、外国でも食べられるようになっているそうです。動脈硬化を予防したり、がんの予防になったり、記憶力や集中力のアップしたりするとうふ、こんなとうふが手作りで作られて、給食で食べられるなんて幸せです。
 
        【すきやきにこみの野菜も甘くておいしかったです】
 
 
   【今日は雪で下校時刻が早くなったため、少し早い給食となりました】
 
  【今日もごちそうさまでした】
 
 
 

雪が積もったよ

 昨夜から降り続いていた雪が今朝も降っており、一面は銀世界でした。
 運動場にはつかめるほどの雪が積もっていて、登校後子どもたちは元気よく外に出て雪遊びをしました。滑り台に積っている雪を上から転がして雪だるまを作ろうとしていたり、運動場の雪をつかみ雪合戦をしたりしていました。「冷たーい」と言いながらもまた雪を触る子どもたち、今日の雪はふわふわして柔らかかったです。
 

     【雪だるまできるかなぁ】    【雪に覆われた滑り台をすべってみました】
 
    【大きな雪のおだんご】
 
 2~3校時はわくわく学習(ウッジョブ諸塚)が行われました。時折ふぶくような雪を見て「スノードームみたい」と素敵な表現をしている子どももいました。また、この雪を自分の制作しているものの中に取り入れようとしている子どももいて、学習にも役立ちました。
 
【二宮尊徳像にも雪がつもり寒そうです】【学校も雪化粧しました】
 
【3時間目、地面の雪はすっかり溶けてしまいました】

午後はもちつき

 午前中の長距離走大会が終わると、午後からはもちつきです。もちつきで使うお米は、5・6年生が地域の方にお借りした田んぼで収穫したもち米です。このもちつきのために、前日からもち米を洗いに保護者の方々が来てくださいました。また、子どもたちは前日の5時間目にもちつきで使う道具を出したり洗ったりして、準備をしてきました。待ちに待ったもちつきの時間がやってきました。
 
【教頭先生はささくれ立った杵を削ってくださいました】
 
 お昼頃から火を起こし、お父さん方が火の番をしてくださいました。そして、もちつきの時間にはしっかりともち米が蒸しあがっていました。この段取りのよさには脱帽です。もちをつく前に、家庭教育学級の学級長である保護者の方からお話がありました。それはおもちをつくことの意味についてです。今まで深く考えることがなかったもちつきの意味、とてもありがたいものだったんだと気付かされました。
 
【意味を考えながらもちをつけば、気持ちの入り方も違ってきます】
 
 かまどに乗せていたはがまから白い湯気がたち、その中にあるもち米を臼に入れて、いよいよもちつきのスタートです。まずは、しっかり杵でもち米を潰します。その後、掛け声をかけながらぺったんぺったんともちつきが始まりました。
 
              【もち米を つぶして つぶして】
 
      【息を合わせて】           【先生と一緒にぺったん】
 
     【3人でリズムよく】         【剣道の技が発揮できるかな】
 
 【保育所生は校長先生と一緒に】   【お父さんたちにも負けない6年生】
 
 剣道を習っている子どもが多いからか、もちつきの時にどこからともなく「面!面!!」と声がして、その声とともに杵が振り落とされていました。そのおかげか、時間がかかるかもしれないと思っていたもちつきはスムーズに流れていきました。
 
【ふかしたお芋をいれていももちを作ります】   【これはよもぎもち】
 
  【粒あんをまぜたあんこもち】       【桃色にそまったピンクもち】
 
 
 色とりどりのもちが出来ると、次はおもちを丸めます。始めは、ついたもちを臼から出すのにも一苦労でした。
 
【どこまでも伸びるもち。なかなかとれませんでした。】【臼に残ったもちをいただきまーす】
 
 もちを丸めるのは、体育館の中で行いました。お母さん方がもちを丸める方法を子どもたちに教えてくださり、その教えを忠実に守り一生懸命もちを丸めていました。
 【もちの丸め方】
 ① もちを左右に伸ばしてきれいな面を外側にする。
 ② 端のほうのもちは下のほうに集める。
 ③ 表面がきれいになったら丸める。
 ④ 丸め方は片方の手にもちを置き、もう片方の手で丸める。その時、親指とその他の指
  でCを作るような形にして、もちを回しながら丸める。
 
 このような丸め方を教わり、早速やってみるとなかなか難しいものでした。まず、もちを左右に伸ばす時に、こんなに伸ばしていいのだろうかとためらってしまいました。でもそこで、しっかりのばさないと、しわしわのままのもちになってしまします。子どもたちはコツを押さえ、次から次にもちを丸めていきました。
 
 
【このあんこは家庭教育学級長さん手作りのあんこです】 【よもぎの香りがいいね】
 
   【保護者の方が子どもたちに手取り足取り教えてくださいました】
 
              【たくさんのおもちができました】
 
 もちを丸め終わると、楽しみにしていたおもちを食べる時間です。自分の好きなおもちを選び、みんなで輪になって「いただきます」をしました。5・6年生が田植えや稲刈りをしてできたおもち、その間、地域の方が丁寧に管理をしてくださったからできたおもち、前日から保護者の方々が協力してできたおもち、このたくさんの方々の愛情のおかげでできた、温かいおもちの味は格別だったと思います。
 
        【みんなで食べるおもち、おいしいね】
 
                 【笑顔が広がります】
 
             【保育所生も1日がんばりました】
 
               【どのおもちが好みだったかな】
 
                【いくらでも入りそうだね】
 
 保護者の方が用意してくださった手作りのきゅうりの漬物も、子どもたちが「おいしいおいしい」と言ってあっという間に無くなってしまいました。
 
    【きゅうりの漬物の方だけなくなりました。大人気でした。】
 
 お腹も満たされて、おいしい漬物までいただいて大満足の子どもたちでした。
 最後に閉会行事がありました。そこでは6年生の代表児童が「今日のもちつきで446個のおもちと3個の鏡もちができました。こんなにたくさんできるとは思いもしませんでした。これらができたのも保護者の方々のおかげです」とあいさつをしていました。
 
【たくさんの方々のおかげでできました】
 
 この日は、朝から長距離走大会、午後からもちつき大会と充実した日となりました。これらの行事がスムーズに進められたのも、保護者の皆さまがそれぞれにこの日のために準備をしてくださったおかげです。本当にありがとうございました。今日のことは子どもたちの胸に刻まれ、楽しかった思い出として残っていくのではないかと思います。
 本当にありがとうございました。
 
 
 

長距離走大会

 先週の金曜日、長距離走大会ともちつきが行われました。この日は参観日で、たくさんの保護者の方々に学校にお越しくださいました。また、これらの行事は保育所生も一緒に行います。にぎやかな雰囲気の中、長距離走大会の開会式が始まりました。
 
【寒い中、ありがとうございました】  【6年生の児童代表あいさつ】
 
 開会式の中では、校長先生が「自分自身に挑戦し、自分に勝ってください。保育所生は手をよく振って、一人でも前のお友達を抜くように頑張ってください」と話されました。そして、児童代表のあいさつでは、「今まで諦めずに全力で走ってきました。今までの記録に勝って精一杯走れるといいと思います。声援にこたえるよう、いい走りをしたいです。」と力強いあいさつをしました。その後、競技場の注意がありました。内容は3つです。1つ目は、最後まで走りぬくこと(転んでもすぐに立ち上がる)、2つ目は作戦を立てて走ること、3つ目は応援を武器にすること(応援はがんばる力になる)でした。これらの内容はこれまでの長距離走大会の練習で繰り返し指導されたものです。きっと子どもたちは、この3つの注意を頭に置き精一杯走るのだと思います。
 次に準備運動がありました。運動会のダンスで踊った曲を流し、子どもたちは楽しく元気におもいっきり身体を動かしました。
 
【ようかい体操は小学生も大好き】  【保育所生は小学生が踊ったダンスにも挑戦】
 
【スタートまでの間、子どもたちの今までの記録を眺めるお父さん方】
 
 
 それから、いつものようにサッカーボールを使って身体を慣らしました。普段行っている授業の流れと同じなので、子どもたちも少しずつ気持ちがほぐれていったのではないでしょうか。
 そして、いよいよスタートです。まずは保育所生が走ります。保育所生は年長さんでは5周も走るのです。しかし、途中で何周走ったかが分からなくなるので、そこは小学生がしっかりと数えてあげました。
 
     【懸命の走りでした】        【ペースを崩さず走り切りました】
 
         【大きな声と拍手で保育所生を応援しました】
 
 長距離走に参加した保育所生全員が、決められた距離をしっかりと走り切りました。途中涙がみられる子どももいましたが、あきらめずにゴールまで辿り着きましたね。よくがんばりました。
 
 次に小学生の番です。スタートの位置に立ち、気合いの入った表情でスタートの合図を待ちました。合図が鳴ると、一斉に走りだしました。いつもよりも速く力強く走っている姿が印象的でした。
 
 【目指すは自分の記録更新】      【6年生が引っ張ります】
 
      【1秒でも速い記録を目指しました】
 
     【5年生も必死に前を追いかけました】
 
 保護者の方々の大きな声援や温かい拍手のおかげで、子どもたちはいつも以上の力を発揮できたと思います。全員が走り切り、そして今までの自分の記録を更新することができて、満足のいく長距離走大会になったと思います。最後まで応援ありがとうございました。
 
 
 その後、閉会式が行われました。まずは保育所生には、保育所の園長先生である小学校のPTA会長さんからごほうびが配られました。この時、一人ひとりに声をかけられていました。「最後まであきらめずによく走りました」、「真剣な表情で走っていたのが印象的でした」、「マイペースに走っていました」、「作戦勝ちですね。最後のラストスパートがききました」、「今日は走ることが出来なかったけど、今日参加できなかった2人の分まで大きな声で応援をしていました」など、それぞれの保育所生の走りの特徴や様子を感想に交えながら、がんばりを称えていらっしゃしました。保育所生たちの走る姿をつぶさに見ておられ、それを言葉のプレゼントとして子どもたちに伝えられ、保育所生も嬉しかったと思います。聞いている私たちも、一人ひとりの走りを思い出し、温かい気持ちになりました。
 
 【保育所生も今まで一生懸命練習してきました。その成果が出ましたね。】
 
 次に小学生です。ます、全員の成績が発表されました。名前と記録を呼ばれると、校長先生と握手をしました。今までのがんばりを称えてもらい、とても嬉しそうな表情をしていました。
 
            【校長先生との握手、貴重ですね】
 
 その後、表彰がありました。これは学年部(1・2年生、3・4年生、5・6年生)で一番タイムが速かった人を表彰するものです。なんと1・2年生では同タイムが2名いました。 これから、この子どもたちの走り方を参考に、他の子どもたちもどうしたらもっと速く走ることができるか学んでいくことと思います。優勝おめでとう!
 
【練習の時も長い距離を走って努力していました。その成果が表れましたね。】
 
 最後に、5年生児童が保護者の方々に向けて児童代表の言葉を言いました。「みんなが記録を更新できました」と達成感一杯の表情で話していました。
 
【みんな本当によくがんばりました】
 
 保護者の皆さまには、寒い中、熱い応援をして子どもたちに力を与えていただきました。本当にありがとうございました。
 午後からは、もちつきでお世話になります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

教頭先生のあいさつ日本一

 昨日は水曜日。水曜日の下校指導の際には輪番で先生方のお話があります。昨日は教頭先生の番でした。教頭先生が子どもたちに話した内容は・・・。
 
【大きく掲げられている「めざせあいさつ日本一」】
 
 諸塚村内の小中学校には、この「めざせあいさつ日本一」というスローガンが掲げられています。このことについて教頭先生がお話をされました。
 
 今回は、あいさつ日本一になるための秘訣を4つ教えてくださいました。
 
【いつも手作りのものを準備して、子どもたちが可視化できるようにお話をしてくださいます】
 
 子どもたちに、この「あいさつ」という字を使って秘訣を考えさせました。すると子どもたちの口からはスラスラとこれらの秘訣が出てきました。
 
 あ・・・明るく
 い・・・いつでも
 さ・・・さきに
 つ・・・つづけて
 
 人と関わる上での基本となるあいさつ、同じようにするならばこのようなことに気を付けてすると、相手も気持ちいいし自分の気持ちもすがすがしいものになると思います。学校でも地域でも、家でもこのあいさつ日本一の秘訣を参考に、気持ちのよいあいさつをしましょうね。
 
【帰りのあいさつも、4つの秘訣+笑顔までついて最高のあいさつでしたよ】

朝の読みきかせ

 今日の朝の時間に、読み聞かせが行われました。今日は荒谷小の保護者の方が来てくださいました。ストーブに乗せているやかんからポコポコと音が鳴り、じんわりと暖かくなった1・2年生の教室で読み聞かせスタートです。
 まずは、「あたたかいおくりもの」という絵本です。もうすぐクリスマス、森に住むいのししやうさぎ、ねずみやたぬきに葉っぱのお手紙が届きました。それには「あたたかいセーターをおねがいします」と書いてあります。セーターを編むために古いセーターをほどいたり、短い毛糸しかないところは、毛糸をつなぎ合わせてセーターを編んだりしていました。それぞれ、できあがったセーターを持って森の中に行く動物たち。このセーターは誰のために編んだものだったのでしょうか。ぽっと心が温かくなるようなお話でした。
 
【この本はご自宅から持って来てくださいました】
 
 2冊目は「いもほりコロッケ」でした。まきおくんという男の子がじゃがいものいもほりをしました。収穫したじゃがいもはとっても大きくたくさんです。これを持ってお家に帰り、お母さんと妹とコロッケを作ることにしました。ドーナツ型のコロッケや三角コロッケ、星型コロッケなど形は様々です。いもほりで掘ったじゃがいもの味はどうだったのでしょうか。
 
           【揚げたてのコロッケ、食べたくなるね】
 
 3冊目は「いちにちぶんぼうぐ」でした。これは、賢そうに見える文房具に1日なってしまおうというお話です。1日クリップや1日じしゃく、1日ホッチキスなど、身の周りにある文房具になって、その役割を果たします。賢そうに見える文房具も実は大変なんだと分かったようでした。ユーモアたっぷりで楽しく見られた絵本であったと同時に、手元にある文房具を大切に使わなくちゃと思わせるような内容でした。
 
 最後は「きのみのケーキ」という絵本でした。たぬきが木の実のケーキを作ることにしました。たくさんの木の実を乗せて作ったケーキですが、いつのまにか無くなっていました。おかしいなと思ってたぬきはケーキを探します。すると、ケーキに乗せたはずの木の実がおちていました。その木の実をたどっていくと・・・。
 
 今回はこの季節にぴったりの絵本ばかりでした。1・2年生は「木の実のケーキを作ってみたいね」とも話していました。
 
       【和やかな気持ちになる絵本と和やかな時間でした】
 
 寒さの厳しい中、そしてお忙しい中、子どもたちのために朝早くからお越しくださりありがとうございました。時間を見つけてケーキを作ってみようかなと思いました。

わくわくリース作り

 今日の1・2校時に全校児童でリース作りをしました。材料となる松ぼっくりには、あらかじめ1・2年生の担任の先生と子どもたちが緑と銀のスプレーをかけてくれていました。その他の材料(ビーズやリボンなど)は、各自持ち寄りました。また、1・2年生は前もってリース作りをしていて、今日は1・2年生が先生になって作り方を教えてくれました。今日は、朝から1・2年生が「ぼくたちがみんなに作り方を教えてあげるんです!!」と意気込んでいました。普段はお世話をしてもらったり、教えてもらったりすることが多い1・2年生だから、今日の先生役はとっても嬉しいのだと思います。
 
  【何色のリボンにしようかな】       【デザイン、悩みますね】
 
                   【熱中しています】
 
 リースには、緑色と銀色の松ぼっくりを交互にしてみたり、緑一色だったり、銀一色だったり
して、飾り付けをする前から個性豊かなリースになっていました。男の子はあまり多くを飾らないシンプルな作品が多く、女の子はキラキラしたものをふんだんに使ったり、可愛く仕上げたりしていました。中には今にも飛びそうなチョウチョが飾られていたり、立体的なお花が飾られていたりしているものもあります。子どもたちの感性はすごいなぁと改めて思いました。
 また、作業をする中で他の学年の作品を見て「わーすごい、やってみよう」とか「これどうやってしたと?」等と話している姿がありました。お互いのよい所を感じながら、また新たに自分の作品に取り入れていき、いいものが出来上がりました。
 
 【こんな素敵なリースができました】    【教頭先生にリースのプレゼント】
 
  
【事務の先生にも心を込めて作りました】
 
 
      【出来上がったリースは、職員室前に飾っています。】
 
           【金曜日の参観日の時にぜひご覧くださいね】
 
 荒谷小のクリスマスの準備は万端です。みんなにサンタさんが来てくれるといいですね。

みんなの力を借りて

 昨日、わくわく学習(ウッジョブ諸塚)が行われました。この学習では4つの班に分かれて作業を行っていますが、今回はその枠を取り払っての作業となりました。その作業とは、木の絵本の色ぬりです。この木の絵本、印刷をしてくれる会社に送る期限が今週の金曜日(必着)と間近に迫っています。そこで、他の作業をしている子どもたちが急遽応援にきてくれたのです。
 
【わくわく学習も今年はのこりわずか】【5・6年の担任の先生も色ぬりをしてくださいました】
 
 作業が始まると、「編集長!これは何色ですか?」、「枠は色をぬるんですか?」、「背景はどうしますか?」等と質問が飛び交い、編集長である木の絵本担当の子どもはその都度指示を出していました。おかげで、色ぬりははかどり15枚ある絵本のページで、全く色を塗っていないのは2枚だけになりました。
 
【見本を見せて、参考にしてもらいます】【クレヨンで塗りますが、細かいところは色鉛筆で】
 
 楽しみながら色ぬりをする子どもたちを見ていると、このクラスのチームワークは素晴らしいなぁと思いました。始めは一人で作ると思っていた木の絵本も、様々な人たちや友達の力を借りてここにしかないものができそうです。
 明日は5時間目にウッジョブがあります。明日は製品づくりの3名は自分たちの作業をします。以前から手伝いをしてくれていた、やりがいポスター作りの6年生は明日も手伝ってくれるようです。ありがたいですね。
 明日で色ぬりが完成できるように頑張りましょう。
 
 
 
 

雪がちらちら

 今朝、学校から見える遠くの山は雪化粧をしていました。そして、荒谷小にも雪がちらちらと降っていました。今年初めて見る雪に嬉しさを感じる反面、これからもっと寒くなる諸塚の冬を覚悟しなくてはと思う光景でした。この凍えるような寒さの中、子どもたちは朝の「のびのび」の時間に身体を動かしました。
 
【モザイク林相も今日は雪でおめかし】
 
 まずは、サッカーボールを使って身体をほぐしていきます。サッカーボールを蹴っている子どもたちに、体育主任の先生が「1!」と言うと子どもたちはサッカーボールを右足で止めます。「2」は左足で止め、「3」は右ひざ、「4」は左ひざ、「5」はお尻でサッカーボールを止めます。そして最近「6」も追加されました。「6」は頭でボールを止めます。しかも、ストレートに「3」などと数字を言うのではなく、「5-3は」などと頭を使わせながら身体も使うトレーニングをしています。(この場合「2」なので、左足でボールを止めます)
 
    【これは「2」左足で止める】       【これは「6」頭で止める】
 
 その後、ボールを上に高く投げて、その間に頭・膝・足を手でタッチして、落ちてきたボールをつかむトレーニングをしました。うまくできる人、もう少しでできそうな人、なかなか難しい人等、難易度の高いこのトレーニングにできるようになるヒントが出されました。まず、ボールをうまくつかめない動きを体育主任の先生が再現しました。その後、うまくできる人がお手本を見せてくれました。その違いは何か、全員で考えました。
 
                  【何が違うかなぁ】
 
 そして、その違いは「ボールを投げた瞬間次の動きをしている」ということでした。ボール投げてすばやく動くことで、落下するボールをつかむための余裕が生まれました。
 
 そして、最後に長距離走の練習をしました。子どもたちは冷たい空気を吹き飛ばすような熱い走りをしていました。自分のペースが分かってきた子どもたち、呼吸の仕方も上手になりました。
 
 【長距離走大会まであと1週間!】
 
 

読み聞かせ

 今日、朝の時間に地域の方がお越しくださり読み聞かせを行っていただきました。毎回どんな絵本に出会えるのか、いつも子どもたちは楽しみにしています。
 今日は、「おめんです」と「やきざかなののろい」と「妖怪横丁」という3冊の本を用意してくださっていました。どれも子どもたちがとっても喜びそうな題名・装丁で、子どもたちの心がわくわくしている様子が伝わってきました。
 まずは「おめんです」を読んでくださいました。これは仕かけ絵本で、ぶたやかえる、うし、たこなどが様々なお面をかぶっています。お面からはみ出している頭や身体から、お面をかぶっている生き物を想像しながら聞いていました。
 
      【動きのある絵本に、次に何がでるかなぁとわくわくしました】
 
 2冊目は「やきざかなののろい」でした。この題名と黒っぽい装丁から、「こわーい」、「やきざかなが食べられなくなるかも」という声も聞かれました。そのような中話が始まりました。
 やきざかなが嫌いな男の子、食べたくないのでやきざかなを箸でツンツンしていました。ようやく食べ終えたものの、その男の子が食べたやきざかなには身がいっぱいついていて、とても雑な食べ方をしていました。その後、お風呂に入ると、さっき食べて骨になったやきざかなが一緒にお風呂に入ってきました。その後お布団にまで入ってきて一緒に寝ました。男の子は、一緒にお風呂に入ったり、寝たりしてもやきざかなは好きにならないとかたくなです。でもやきざかなは「きらわないでくれー、ちゃんとたべてくれー」と言って男の子を追いかけ、とうとう男の子を食べてしまいました。でも、骨しかないやきざかな、男の子はやきざかなの身体から落ちてきました。その後出会ったネコ、このネコのおかげで男の子はひとつ成長します。おもしろおかしく描いているこの絵本、食べられる側の心がストレートに伝わってきました。毎日の食事で命をいただいていることを忘れないよう、食べ物への感謝の気持ちを大切にしていきたいです。
 
 【食べ物を粗末に扱わないでね】
 
 3冊目は「妖怪横丁」でした。「妖怪」というだけで嬉しそうな反応をする下学年の子どもたち。今日はどんな妖怪に出会えるかな。
 ある日、「豆腐をおねがい」とおつかいを頼まれた男の子が買い物にでかけました。商店街を歩いていると、「ひとつ目めがね・時計店」や「ぬりかべハウジング」、「ざしきわらし不動産」、「がいこつラーメン」、「いったんもめんとうふ店」など、妖怪が営んでいるお店がたくさんあります。商店街の店には妖怪にちなんだ店名ばかりがつけられていて、子どもたちも職員もとても楽しく見させていただきました。さて、この男の子は頼まれたとうふを買ってくることができたのでしょうか。
 
 今回の読み聞かせではユーモアあふれる絵本ばかりで、笑い声がたくさん聞こえてきました。朝の時間、この読み聞かせのおかげで不思議な世界に連れて行ってもらい、楽しく1日が過ごせそうです。
 最後に、地域の方が今回読み聞かせをしてくださった楽しい3冊の絵本を学校に寄贈してくださるとおっしゃってくださいました。子どもたちの反応がよかった3冊の本、またすぐに読めるなんて嬉しいですね。
 
 本日は、お忙しい中お越しくださりありがとうございました。今日の読み聞かせは活気に満ちた時間となりました。また、大切な絵本を子どもたちのために寄贈してくださり、本当にありがとうございました。大切に読ませていただきます。
 
 【早速絵本を手に取る1・2年生】

クリスマスツリーの登場

  今日の昼休み、1・2年生の担任の先生が「昼休みに1・2年生がクリスマスツリーの飾り付けをするから、したい人はおいでね」と3~6年生に話していました。その後すぐに、玄関前のツリーには多くの児童が集まり、飾り付けをしていました。4人いるサンタさんの飾りをどうやってバランスよく飾るかを男子が考え、ああでもないこうでもないと話しながら楽しそうに飾っていました。
 クリスマスツリーが飾られると、一気にクリスマスの雰囲気になりました。見ているだけで胸がわくわくするものですね。
 
       【ビフォー】             【アフター】
 
【最後まで飾りのために残っていたのは男子児童でした】

12月の全校朝会

 今朝はこの冬一番の寒さだったそうです。それでも、子どもたちはにこにこしながら「朝、うちの近くで雪?が降っていました」と言ったり、「さむーい!野川谷はあんまり風が吹かないんですよ。中の又と荒谷は風が強いんですよ」と言ったりして元気に登校していました。
 
 今日の朝の時間は、全校朝会が行われました。
 まず、校長先生が表彰の紹介をしてくださいました。それは宮崎日日新聞からいただいた「学校賞」です。本校は若い目やみんなの作文等にたくさん投稿し、新聞にも多く掲載していただいています。その取組が認められ「学校賞」をいただきました。新聞に掲載された作文等は、校長先生が感想を書いてろうかに掲示してくださっています。それが子どもたちも嬉しい様子で、お客さんが来られると、よくそれらの作文のことを話しています。
 
 【賞状と盾もいただきました】                【掲示版いっぱいに貼られています】
 
                 【まだまだあります】
 
 今回の「学校賞」受賞、子どもたちの励みにもなりますし、職員も大変嬉しく思っています。それらの作文を読むと、子どもたちは色々な体験をする中で様々なことを考え、心が動かされたんだなぁと分かります。子どもたちの表現力の豊かさには目を見張るものがあります。
 
 その後、人権についてのお話がありました。今回は、荒谷小出身の中学生が書いた作文を読んで考えました。この中学生は、小学生のころから自分の課題である部分を認識していました。しかし、なかなか克服できなかったようです。今でも完全に克服したわけではないようですが、自分のそばには温かく見守ってくれる人がいて、サポートしてくれる人がいると気づいたそうです。そして「みんなが自分の存在を認めてくれたように思えた。自分の気持ちに寄り添ってくれることが嬉しかった」と書いていました。この中学生は、自分の課題から逃げることなく正面から向き合い、その課題を乗り越えています。今では、小学生が憧れる先輩の一人です。
 その後、自分に自信がもてなくなる時に、どのような考え方をすればよいか3つの考え方を教えてくださいました。
 
 ① ありのままを認める(受け入れる)
  ・ 目線を上げて、肩を開き、口角を上げる
 
 ② 好きな単純作業に没頭する
  ・ 好きな作業(そうじ・草取り・キャッチボール等)にのめりこむことで自分に力が戻ってく  
   る
 
 ③ 未来の自分から語りかけてみる
  ・ わたしたちを取りまく出来事、それ自体に「良い」、「悪い」もなく、意味づけしているの
   はわたしたち自身。全てを乗り越えた10年後の未来のあなたは、悩んでいる今の自分
   にどんな笑顔でなんと励ますでしょうか。
 
 この話を聞いて、自分が悩むこと、落ち込むこと、途方に暮れること等は当然誰にでもあることなんだと思い、そのような自分でもきちんと受け入れ、未来に向かって進めるよう少しずつ努力していこうという気持ちになりました。
 
       【みんなも知っている中学生の先輩。かっこいいですね】
 
 次に、養護教諭の先生からかぜの予防についてのお話がありました。「耳にあって、鼻にあって、口にないものは?」というクイズから始まり、耳や鼻には毛があり、ほこりやばい菌を体内に入れさせないようにするが、口には毛がなく、口を開けておくとたくさんのばい菌やほこりが入ってくることを説明しました。そして、かぜをひかないようにするためには口と鼻がポイントであり、すぐにできるかぜの予防として「鼻呼吸」が効果的であることを話しました。ぜひ、お子さまの普段の様子を見ていただき、無意識のうちに口が開いているようであれば声をかけていただけると有難いです。どうぞよろしくお願いいたします。
 
【口を閉じて、口角を上げるともっといいですね】

給食にグラタン

 今日は、気温はそんなに低くありませんが風の強い日でした。そんな日の給食は、チキンライス、たまごスープ、グラタン、牛乳でした。この身体が温まりそうな献立には、おかわりにたくさんの子どもが並びました。
 そのような中、子どもたちの興味はグラタンにありました。今年度初めて出るグラタン。アルミの容器に入っていて、焼き目がついてとってもおいしそうでした。グラタンを一口食べた5年生の児童が「ん、なんだかアルミの味がする!」と言っていました。「えー、うそー、そんな味せんよ」という友達に、「スプーンでアルミのところをぐるーっとしてん、アルミの味になるよ!」と新たな発見をしたような嬉しそうな表情で話していました。そして、あっという間にグラタンを食べ終えていました。その後、牛乳を飲んで「うーん、母の味がする。グラタンを食べて牛乳を飲むと母の味です」とも言っていました。他の児童が「おふくろの味やろ」とも言っており、和やかな時が流れていました。12月もおいしい給食・そして地元のおいしい食材をいただいて、子どもたちは生き生きとしています。いつもありがとうございます。
 
【食欲をそそるこの色どり、おいしかったです】【楽しい会話が生まれますね】

諸塚村青少年育成村民大会・諸塚村PTA研究大会

 11月29日(土)に、諸塚村中央公民館で、平成26年度諸塚村青少年育成村民大会・諸塚村PTA研究大会が行われました。
 その大会では、6年生の児童が青少年意見発表の場で自分の夢について発表しました。お花屋さんになりたい児童が、花に興味をもつきっかけとなったことや、花に対しての思い、諸塚村に咲いている花を生かしてやってみたいこと等を気持ちを込めて発表していました。
 
【大勢の前での発表、「緊張しました」と話していました】
 
 この女子児童は、昼休みに自主的に花壇の花々に水をあげたり、草取りをしたりしてくれます。本当に花が好きなんだなぁと思います。
 
 その後、「子ほめ表彰」が行われました。本校からは6年生3名が表彰されました。奉仕賞やリーダー賞、あいさつ賞、体育賞をいただいていました。3人しかいない6年生ですが、それぞれのカラーがあり、その3人が自分の持ち味を十分に発揮してくれています。おかげで、荒谷小は6年生のリーダーシップのもと、まとまりのある学校になっていると思います。
 
          【いいところがいっぱいある6年生!いつもありがとう】
 
 その後、本校の研究主任の先生が発表をしました。その内容は、本校が進めている研究についてでした。この研究は「ふるさとに誇りをもち 自ら学び、豊かな人間性をもった、たくましい子ども」を育てるために行っているもので、その中心となるものの1つとしてわくわく学習(ウッジョブ諸塚)が位置づけられています。そのウッジョブ諸塚について、教師が放った3本の矢、そして4本目の矢を紹介し、子どもたちのわくわく曲線と照らし合わせながら、効果を検証していったものです。現段階は学習の途中でありますが、これから学習の終盤に入り、2月にはこれらの学習をまとめたものを学習発表会で発表します。本校の目指す子ども像に近付けるよう、これからも教職員が一丸となって指導にあたっていきたいと考えています。
 
  【教師もわくわく】

3・4年生公開授業

 今日の2時間めに3・4年生の公開授業が行われました。これは「いじめ防止のための年間計画(行動計画)」に位置づけられているもので、授業づくり視点を基に授業公開するものです。
 今日は算数の授業でした。3年生は「二等辺三角形の角の大きさをくらべよう」、4年生は「平行な直線を書こう」というめあてを立てて授業が行われました。そして、今日は3・4年生の授業を5・6年生も授業参観しました。その理由は、複式指導の中で行われるにっこりトーク(話合い活動)をより充実させたいからのようです。3・4年生のにっこりトークの方法やガイドの役割を学び、自分たちの学習に生かそうと一生懸命メモをとっていました。
 

【授業の前には枠が板書され、授業の流れが分かります】【5・6年生も真剣です】
 
【3年生は1人なので、いつもは先生とににっこりトークをします】【4年生も集中しています】
 
 普段、子どもたちは別のクラスの授業を見ることはありません。そのため、授業中の3・4年生のしっかりとした姿に驚いていたようです。5・6年生は、自分たちの授業のヒントになるものを学ぶ時間にもなったと思います。教師と同じように、授業をよりよいものにしようとする5・6年生の姿、とても嬉しく思います。
 
【この日は5・6年生も参加したにっこりトークでした】
 
 
 

しいたけで元気!

 昨日、表現集会が行われました。表現集会では、1・2年生が生活科で学んだことを劇「しいたけで元気」にして、しいたけのことを楽しく分かりやすく発表しました。この日は、学校評議員の方々、学校評価推進委員の方々が荒谷小にお越しくださっていて、1・2年生の発表も見てくださいました。
 
       【お客さんが多ければ多いほどパワーが出る1・2年生】
 
 「しいたけで元気」では、「お仕事で疲れている校長先生を元気にしたい」と子どもたちが考え、しいたけが大きく育つための方法をクイズ形式で紹介しました。
 「しいたけを大きくするにはどのようにしたらいいでしょう?」という問題では①日光に当てる②水をやる③なば木の上と下を入れかえるという3択でした。3~6年生はさすがによく知っていて、③なば木の上と下を入れかえるに手を挙げていました。
 第2問は「なぜ、なば木の上と下を入れかえるのでしょう」という問題でした。これも3択で、①下の方に水がたまっているから②下の方は日光があたっていないから③下の方に虫がたくさんいるからの中から選びます。正解は②下の方に水がたまっているからでした。
 
【2問目は難問でした】【ALTの先生や保育所の先生も授業参観してくださいました】
 
 そして、しいたけを収穫する時のコツも教えてくれました。それは「しいたけさ~ん、もう取っていいですか~?」としいたけに尋ねるのだそうです。すると小さな声で「まだですよ~」とか「いいですよ~」と聞こえるそうです。いつかしいたけを収穫する時に試してみたいと思います。
 
 最後にふりかえりをしました。今日発表した内容は、これまで1・2年生が学習してきた内容のほんの一部だそうです。しいたけはの原木はクヌギからできていること、日光を当ててはいけないこと、水のやりすぎもよくないこと、江戸時代からしいたけが栽培されていること等、たくさんのことを学んできたようでした。そして、お世話をした分だけ、大きくておいしいしいたけが育つこと、しいたけを栽培されている方々の苦労や収穫の喜びが分かったことなどを発表していました。
 結びの言葉では、「ぼくたち・私たちが諸塚を支えるビッグな大人になります!!」と力強く言っていました。頼もしく嬉しい言葉です。
 
 今回、1・2年生が楽しそうに発表している姿を見て、この学習に意欲的に取り組んだのだろうと感じました。毎日欠かさず校舎の裏にあるしいたけの観察をして、しいたけの成長を見守り、お世話をしていた1・2年生。その1・2年生のしいたけへの愛がよく伝わってきた発表でした。
 
 給食時間は、学校評議員さん・学校評価委員さんも一緒に給食を食べました。日頃お世話になっている顔見知りの方々ばかりですので、色々な話をしながら給食を食べていました。
 
        【今日は秋の香りがする「きのこごはん」でした】
 
               【楽しい時間になりました】
 
          【学校を支えてくださって、ありがとうございます】
 
     【また来てくださいね】
 
 学校評議員さん、学校評価推進委員さん、ご多用の中、朝から子どもたちの様子を参観してくださりありがとうございました。

5・6年生のいない日

 今日は、NHKの出前講座が行われるため、5・6年生は1日諸塚小にお世話になっています。そのため、朝の放送では「5・6年生がいないので4年生がリーダーシップをとりましょう」と4年生が元気に言っていました。10月にもこのような状況がありました。それは5・6年生が青島青少年自然の家に宿泊学習に行っていた時です。その時も4年生が中心となり、下級生のお世話もしてくれていました。その経験があるせいか、子どもたちは5・6年生がいない1日でも落ち着いて行動していました。そして、給食も1~4年生だけの給食です。2~4年生が給食当番をして、1年生が台ふきや配膳をしました。荒谷小の子どもたちは1年生から給食当番を経験しているので、このような時でも臨機応変に対応できます。テキパキと配膳を終わらせ、いつもより早い時間に「いただきます」をすることができました。
 
【今日は窓際に集まって食べました】【5年生の代わりに献立紹介をしました】
 
 5・6年生だけで児童の半分がいるので、1~4年生7名だけの給食は淋しいだろうなぁと思っていたのですが、和気あいあいと給食を食べていていつもよりも賑やかなのではないかと思うくらいでした。会話の中には、1・2年生がしいたけの料理をしたことや、明日の1・2年生の表現集会の話、「今日の献立のにくだんごの甘酢あんかけはハンバーグの味がします」などと、話題が尽きない給食時間でした。その中でも、「明日、子ども対先生でサッカーをするとしたら、5・6年生にはエースが4人もいるから先生には負けないかもしれません」とここにはいない5・6年生の話も出てきていました。やっぱりみんな一緒が一番いいですね。
 
【ろうか側の席はガラーンとしていました】【今日もおかわり!!もりもり食べてね】
 
        【とっても元気がいい1~4年生です】
 
 給食の途中、雨が強くなってきて運動場のイチョウの木がたくさん落ち始めました。それを見て「掃きたーい」という2年生の女の子。このイチョウの木の葉っぱが一斉に落ちてしまったらいよいよ冬の到来ですね。
 
【5・6年生、担任の先生、気を付けて帰ってきてくださいね。待っています。】

読書集会

 今日の朝、体育館で読書集会が行われました。まずはじめに、図書委員会全員で紙芝居を読みました。その紙芝居は「ゆっくり ゆっくり」というお話でした。
 
 身体に障がいがある女の子のことを、始めはよく分からなかった周りの子どもたち。でも、実際にその女の子と話したり、遊んだりすることで、女の子の大変さを知ることとなります。そして、その女の子と一緒に遊ぶためにはどのような工夫をすればよいかを考えるようになります。十人十色という言葉があるように、人それぞれ個性・特性があります。それらを知り、認め、寄り添うことで、他者との関わりを大切にでき、相手を思いやることができるようになるのではないかと思います。
  【紙芝居を見る時、子どもたちは一言も口を開かず見入っていました】
 
 その後、おすすめの本の紹介がありました。今回は病気等で身体が不自由な方の本の紹介でした。「ヘレン・ケラー」や「さっちゃんのまほうのて」、「暗やみのなかのきらめき」、「禎子の千羽鶴」、「野口英世」を委員会の児童がそれぞれ紹介しました。本の内容を大まかに話したり、「漫画で見やすいです」等と、低学年でも手に取ってみたくなるような紹介でした。
 
【図書室にはいい本がたくさんありますね】
 
 読書集会では、図書委員会の児童が本の魅力を十分に伝えてくれました。1人でも多くの子どもが、図書室に足を運び新たな本との出会えるといいなと思います。
 
 その後、先日全校児童会で話し合った赤十字活動の内容の発表がありました。今回、自分以外の人のためにできることを考え①ゴミ拾い②プルタブ・ペットボトルキャップ集め③募金活動の3つを行っていくそうです。
 ①ゴミ拾いは登校中に通学路のゴミを拾う計画です。荒谷・野谷川・中の又それぞれの班にゴミ袋を渡し、ゴミを拾ってその袋に入れます。そして、そのゴミを学校に持っていき、燃やせるゴミと燃やせないゴミに分別します。
 ②プルタブ・ペットボトルキャップ集めは、各家庭から持って来てもらう計画です。ペットボトルキャップをリサイクルすることにより、世界の子どもたちに届けるワクチンの購入に充てられます。
 ③募金活動は各家庭から募金をお願いし、集まった募金は社会福祉協議会へ提出します。
 
【ゴミを拾ってピカピカにしましょう】  【プルタブ・ペットボトルキャップお家を探してね】
 
 【募金、よろしくお願いします】
 
 担当の先生から「この活動を通して、自分にできることを考えるきっかけになるといいと思います」とお話がありました。この期間だけ活動をするのではなく、日常的にこれらの活動ができれば、とっても素敵な学校になると思いました。
 それから、「子どもの詩」の表彰がありました。今回は3年生と4年生が表彰されました。賞状をもらった3年生は、自分の座る場所に戻った後もニコニコしてとても嬉しそうな表情でした。
 
        【とってもすてきな詩が書けていましたね】
 
 今日は、朝の時間には雨がザーザー降っていて、体育館での子どもたちの声は少し聞こえにくかったです。最後に教務主任に先生から「相手に伝わらない声は失礼にあたります。相手意識をもって、大きな声で発表しましょう!」と元気よく指導されました。晴れた日なら聞こえる声でも、雨の日には聞こえないこともあります。その時々に合わせて声の大きさを変える工夫をしていけるようになるといいと思います。

ウッジョブ諸塚 チームワークも備えて

 今日は3~4校時にわくわく学習(ウッジョブ諸塚)を行いました。まず始めに校長先生が、何のために今の学習を行っているのかという確認をされました。今、子どもたちは色々な製品づくりをしたり、リーフレットやポスター、絵本の作成を行っています。それらを「完成させること」が目的なのではなく、「林業のことを発信し、林業に貢献すること」が目的であり、その過程で苦労したことや困ったこと、工夫したことを大切にしていくださいとお話がありました。そして、どのように課題をクリアしていったかということも振り返っていけるとよいとお話されました。また、C学習発表会のリハーサルでも指導をしていただいたチームプレイについても子どもたちに指導されました。自分のことだけではなく、周りの友達の作業を手伝ったり協力したりすることの大切さを子どもたちも再確認したと思います。
 
 
 
                  【初心に返りました】
 
 
 今日のめあては「今日の課題は何かを考え、解決方法、今後の見通しをもって活動に取り組もう」です。めあてを頭に入れ、それぞれのグループに分かれて作業を始めました。
 リーフレット作りをしている子どもたちは、リーフレットのレイアウトや内容を考えていました。「村の文化祭で掲示してあった産直住宅の資料が欲しいとよね~。役場にあるかなぁ。」
等と2人で話しながら取り組んでいました。
 
【相手に思いを伝えるために最良の資料が欲しい】
 
 製品づくりのグループは、木の定規にデザインを書いていたり、シーソーにプリントする神楽の絵を書いていたりしました。オンリーワンの作品を作るために真剣でした。
 
【ペンが滲まないか試し書きをしてデザイン中】【神楽の写真を見ながらデザイン中】
 
 絵本を作成する児童には、今日は強力な助っ人が登場しました。それは、林業やりがいポスターを制作中の6年生の女子児童です。12月12日必着で絵本のデータを、大分県の会社にお送りすることになっています。そのため、下書きを絵本担当の児童が書き、色ぬりを絵本担当の児童はもちろん、他の5・6年生や職員で一緒に取り組むことになりました。今日は、下書きをした絵本の文字をなぞってもらったり、色ぬりをしてもらったりして、ずいぶんとはかどりました。
 
【絵本のプランを説明します。これからは司令塔の役割も担います】
 
 あっという間に2時間が終わり、ふりかえりの時間になりました。リーフレット作りの子どもは、「インパクトのある題名を考えたい」、「見る人を惹きつける内容を考えたい」と発表していました。また、シーソーを作っている児童は「木にねじが刺さらず難しかった。けがをしそうになったので、校長先生に教えていただいた方法で次回は安全にやりたい」と発表していました。絵本作りの児童は「この3連休で下書きを完成させたい」とやる気満々でした。
 
 
 制作の時間が長くなると、それを完成させることばかりが頭にあるかもしれませんが、常に何のために作るのか、これを見て、使って、相手がどのように思うのか等考えながら取り組むと、自分たちの思いが真っすぐに表れたものができると思います。
 ウッジョブ諸塚、これからも林業発展・貢献のために邁進します!